仙台東宝劇場

住所:	仙台市青葉区中央2-1-1,東宝ビル 6F
電話:	022-223-7490
FAX:	022-223-7491
E-mail:	info@tohosendai.com
客席数:	588
音響:	DOLBY DIGITAL DTS DOLBY SpectralRecording

通常料金

一般:	1800円
大学生・高校生:	1500円
3歳～中学生・シニア(60歳以上):	1000円
身障者および同伴の方:	1000円

割引サービス

毎月1日:	1000円均一
金曜の1回目スタート時の一般・学生(祝日・学校休日は除く):	1300円
女性は毎週火曜日:	1000円
男性は毎週木曜日:	1000円
21時以降の上映作品:	1200円

東宝劇場はJR仙台駅西口，青葉通りと愛宕上杉通り(東五番丁)の交差点角の東宝ビル6階にあります．東宝ビルの目印としては，一階が DoCoMo ショップになってるところです．JR仙台駅側から来る場合は，青葉通り出口をでてペデストリアンデッキをまっすぐアイエ書店の方に歩いてくると視界に入っているはずです．角のビル，コカコーラの広告が一番目立つのかな．

角にあたる一階の入口のところには，現在上映中の作品のポスターが「東宝2」のとならんで掲げてあります．一年くらい前から音響システムについての情報も出すようになり，東宝劇場では「Dolby Digital」と「dts」に対応していることがわかります．残念ながら「Dolby Digital Surround EX」には対応しておりません．実は，仙台駅周辺では「SRD-EX」に対応した映画館はないのです． MOVIX仙台まで行かないといけません．それより以前は「ワーナーマイカル石巻」までいかないといけませんでした．嘆かわしいことです．なお，東宝劇場では「Dolby Digital」による上映が多いです．

さて，劇場は6階になります．エレベータを利用して下さい．最近，このエレベータが新しくなりました．何が変わったかと言われるとよくわからないのですけども・・・．劇場には階段で行くことも可能です．健康のためにも，てくてくと階段を上がっていってください．しかし，せっかく階段で6階まできたのに，階段側の扉が開いていないということがありますのでご注意を．そんな時は慌てず騒がず，5階からエレベータに乗って下さい．

劇場が大変混雑している場合や，試写会などの前でお客さんをまだ入場させられない場合などは階段に並んで待つということになります．もし，きちんと係員が出て整理を行っている場合，だいたい3階ぐらいまでだったら座れるような気がします．それより下になってしまった場合は立見を覚悟した方がいいかもしれません．ごく稀に，一階の出口の外までならんでしまうことがあります．この場合は一回では収容できないと思われますのでさらなる覚悟をしてください．

6階でエレベータを降りると，正面にカウンターがあります．ちなみに，階段で上がってきた場合はエレベータを降りた左側から入って来ることになります．カウンターには割引サービスが受けられるものの一覧が表示してありますので，一度チェックしてみて下さい．(多分，文字で説明されるより分かりやすいでしょう)．結構いろいろな割引サービスがあるのです．

いままでレディスデーが火曜日にあったのにメンズデーはなかったのですが，最近やって木曜日がメンズデーになりました．さらに21時以降の上映は1200円均一ということです．しかし，普段の日は21時以降の上映なんてないので，なんのための割引なんだかよくわかりません．初日や先行のレイトショーの時にもこれが適用されるのかどうか？

中に入ってすぐはロビーになっています．喫煙は吸殻入れのある場所で行って下さい．左側の通路奥に喫煙所があります．劇場内は禁煙です．カウンターの裏側が売店になります．ここの前を通っての左側の通路には喫煙所の他に自動販売機があります．反対側の右側の通路に行くとトイレがあります．階段を登ると7階になりますが，2階席はないので最後部の座席になります． 7階にも喫煙所，自動販売機があります．

以前，7階にはテレビゲームがおいてありましたが，無くなったようです．ゲームのあった場所にはガラスケースがおかれており，中にこれから上映する作品のチラシが展示してあります．椅子と灰皿の位置も動いたようです．なお，7階にはエレベータは止まりません．

混雑している時は，左側から入場，右側から退場，というようになる場合がありますので係員の指示に従って下さい．このような場合は，右側通路正面にある階段の出口が開かれ，そこから5階に抜けれるようになります．

さて，内部です．座席数は仙台市内最大の588席．左右の入口からの通路を境に後ろの方は階段状になっており，最後部は7階の高さに位置します．横の方は2本の通路で3ブロックに分かれています．

椅子の背もたれはあまり高くありません．前後の間隔は広い・・・とはいえませんが，狭苦しいということもありません．スクリーンの位置が高いことと，座席が階段状になっているので前の人の頭が邪魔になるということはほとんどありません．安心して映画に集中できます．ただ，最近の椅子と比較すると座り心地がいいかと言われると背もたれが堅いかも知れません．

スクリーンサイズは縦7.20m×横16.32m．東北地方で最大という話だったのですが，今度利府にできるMOVIXのスクリーンの方が大きいようです． 70mm用の映写機もあるらしいですが，滅多に使われないようです．スクリーンのサイズはやっぱりここくらいはあって欲しいというのが本音です．

スクリーンが大きいので，ステージ部分も結構あります．舞台挨拶なども余裕でこなせるでしょう，が，試写会の時に司会者が登るくらいしか使われている所を見たことがありません．というか，東宝劇場では邦画が上映されることは少ないので，舞台挨拶の機会も少ないのです．それ以前に仙台で舞台挨拶があること自体が滅多にありませんが．

ステージ両脇にはスピーカがあります．多分，場内放送用と思われます．以前は右スピーカの上に時計がありましたが，現在はなくなってしまいました．時計が気になってしまうような内容の映画というのもなんですからいいんですが．

実際の音響の方のスピーカはこれといったものが目にはつきません．空間がある分，空気の震えがズンズン伝わってきます．しかし，低音がビリビリするところもあります．響くんだけどキレが無い．ここんとこがちょっとマイナス．

スクリーンにはカーテンがついていて，左右に開くタイプです．上映開始時はCM から始まるのでどうでもいいのですが，終了時はまだエンドクレジットが流れている間にカーテンが閉まりはじめてしまいます．これもちょっと邪魔です．さらに，カーテンを閉めるスイッチは映写機と連動しているらしくて，閉まり始める瞬間ノイズが入ります．これもまた余計なとこです．

ついでに，照明がつくのも早いです．まだカーテンが閉まり切っておらず，フィルムも終っていないのに完全に明るくなってしまいます．たまに，まだ音楽が流れているのにブチッと切られてしまうこともあります．いただけません．

ここで上映するならとりあえずどんな作品でも見に行くかもしれません．東京の日劇で上映される作品がここで上映されると考えてよいらしいです．

仙台東宝劇場TOHO