QJYつうしん号外
休日は山にいます 発行 QJY通信社
頑張ってるよ 150号
web
便利な世の中になったものだ。インターネットのこと。人並みに私もホームページを作っている。広島自然観察会の日程などを載せているのでご覧になった人も多いだろう。
中心になるのが「QJYつうしん」。インターネットだと写真付きでこのつうしんが見られる。
内容も豊富で(自分で言うのもどうかと思うが)、沖縄旅行の話、沖縄の植物の写真、緑花試験のオリジナル模擬問題集、「山で出合った三人娘」の写真集、山・花のクイズなど。お陰さまで10月初旬、一年間で5000件のアクセス回数に達した。
全国の知らない人からメールで感想などが舞い込む。もちろん、そんな環境を皆さんが持っているわけでは無いのでQJYつうしんは今までどおり紙面にて発行している。
中でも一番反響が多いのが「QJYつうしん」であることは間違いない。山歩きの情報誌として、時期を明確にしているのでそれに合わせて出かける人が多いようだ。
ただ、この一年間は発行の機会が極端に減った。これは皆さんからも指摘されるのだが、山に出かけていない訳では無い。一度紹介した山の重複を避けているだけで好きな山は何度でも出かけているのだ。
それでも初めて見る花はたくさんあった。意外な群生地、いつも出かける山で時期をずらすとこんな花があったのかと驚くこともある。
だから自然は素晴らしい。
だから自然を大切にしなければ。
会社員として
私は普通の会社員、勤続30年の技術屋さんだ。ただし、コンピュータの会社なのでホームページなどの環境は社員価格でまかなえる。
先日も許容量がいっぱいになってしまい会社の担当者に相談すると、すぐに規定を変更して、容量を倍にしてくれたのだから涙が出るほど嬉しい。
それほどメジャーな会社で無いのがいいのかな。
転勤はいつでも有り得る怖いお話。
いつまでこうして広島にいられるのか、と思うと辛いものがあるが会社員は当然転勤がつきもの。
東京に呼ばれようものなら見知らぬ土地の山歩きが出来ることを期待すればいいのだが。
ところで、会社も面白い企画の講習を受けさせてくれる。
満50歳を越えると年金や退職金、自分を見つめなおすためのいろんな心理テストを行い、定年後の人生を豊かに送る為の施策を考えさせてくれる。
定年まであと10年。正直言って早く退職して自由な生活がしたい、反面もっと遊ぶ金を稼がなくちゃとも思う。「孝行したい時、親は居ず」と同じで、時間がある時は金が無いのか。
とにかく趣味を持っていなければ、つまらない老後になることは見えている。私はたくさん趣味があるのだが、では老後は安心かというとそうでもない。何故ならおよそ趣味というものは、どんどんエスカレートするもので、近所の山歩きからいつしか百名山を目指すようなものだから、それが老後だとちょっぴり辛い思いをするようになるのだ。
財布の中身もしかり、体力もしかり。
【編集後記】
年齢のせい、とは考えたくないが、昔は高い所は怖くなかった。なのに今は足が震える。
夜ランニングしていて、信号無視して道路を渡ることがある。前なら平気で渡っていたのに、今は大丈夫と分かっていても不安いっぱいな気持ちで渡っている自分に気付いてしまう。
「大丈夫?本当に大丈夫?」と自問自答しているのだ。それともやっと大人になったのかな。