絵葉書に込めた思い


     
    あの日 私たちは故郷を失いました。
    原発事故からもうすぐ3年。
    夜 目をつぶる時 何度願っただろうか。
    「すべてが夢であればいいのに・・・」
    朝 目が覚めた時 何度思っただろうか。
    「もう元には戻れないかもしれない」
    避難先での生活も3年。
    ふと気持ちの緊張が途切れてしまった時に
    懐かしい故郷の 匂い 風 光 空 を思い出すと
    涙があふれてくる。
    それでも前を向いて歩こう。今は前を向いて。
    そうして再び自分を奮い立たせる毎日。

    私はこの3年間多くの方に応援していただきました。
    この絵手紙を通して知り合った方にも沢山の心温まる
    励ましの言葉を頂きました。
    私は多くの人に支えてもらっています。その方達の
    お気持ちに応えるためにも 今私に出来ることは、
    原発事故の本当の恐ろしさを伝え続けていくことだと思います。

    絶対に希望は捨てない。いつか故郷に戻れる日を信じて。


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