今、私たちには何が必要か?


     
 「命」を守ってくれる日本国憲法ではないでしょうか?
長崎で被爆  被団協代表理事・千葉県被爆者団体友愛会事務局長
歴任・度重なる原爆症で入退院の人生  
                    市原憲二郎

 終戦後70年間、日本の歴史で初めて、こんなにも長い間、我が国は何れの国とも戦火を交えることなく「日本人は平和ボケしている!」と、悪口さえ聞かれる「平和」と言える時間を送ってきました。

本性的に曖昧・情緒な日本人が、終戦翌年11月3日に公布された日本国憲法を諸政策に照らし、(憲法98条1項)違憲な法令・条約に対して国民運動を展開し、破棄して来なかったことが現在、反動的な諸政策の諸々に現れているように思います。
平和的生存権を保障する憲法を守って行こう、と言う人たちが圧倒的な多数派の日本なのに、現政権の政治姿勢の行方は首筋が寒く なる思いです。
「核兵器の人道的影響に関する国際会議」に於いての我が国政府の姿勢には、世界の155か国を超える核兵器廃絶を目指す政府に、 被爆国政府が何故?と言われる非積極的な姿を見せているのです。
立憲主義を無視する政府です、本来、教育の過程で国民全員へ憲法の基本理念を教えてくれるのが筋でしょうが、これを期待できない
以上、平和運動の場で*憲法第12条を具現して行く必要を感じています。

日本の外交には本質的に「建前と本音」が基本か?と思えてならぬ、安倍首相の大叔父の佐藤栄作首相は、非核三原則(作らず・持たず・持ち込まぬ)が我が国の国是と主張し、ノーベル平和賞を受賞しましたが、核持ち込みの密約を交わしていたのです。
特定秘密保護法が施行されて、集団的自衛権が実行された暁の日本には、憲法は時の政権が如何様にも解釈が許されると言う、危険極まりない世の中が出現するでしょう!
今、私たちには何が必要か?「命」を守ってくれる日本国憲法ではないでしょうか?
国民すべてが「憲法を守れ」と、声を上げる時だと思います。

長崎で被爆  被団協代表理事・千葉県被爆者団体友愛会事務局長歴任・度重なる原爆症で入退院の人生を送る   市原憲二郎

(ちばになじみの市原さんは現在病床に伏しておられますTH)




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