XML WWWページコンテスト応募作品

多面相XMLXML(マルチルックス)は,1つのXMLファイルと それに対応する複数のスタイルシートを, Webブラウザで切り替えながら(多くの面相を)表示させるための ツールとして利用できるものである。

その多面相XML(マルチルックス)を具体的に利用したサンプルとして, XMLファイルのソースや構造をいろいろな形式(面相)で表示させるための スタイルシート(XSLTファイル)を具体的化し提示もしている。

面相の例として,XMLファイルのソースを少し編集して表示したり, タグの親子関係などの構造を示したり, そのXMLの基になるスキーマの情報を編集して表示させたりしている。

• XMLファイル(*.xml)とスタイルファイル(*.xsl)とを使用し, クライアント側でWebブラウザで表示させる方式である。

• スタイルシートには,HTMLへの変換をするコーディングがされており, JavaスクリプトによるダイナミックHTMLを使用している。 IE 5.0が持つMSXMLを使用している。

• スタイル変換の言語としてのXSLTについては,名前空間として 「"http://www.w3.org/TR/WD-xsl"」を使用しているため, IE専用(ただしバージョン5.0以上)になっている。

3つの主要なポイントがある。

1. 1つのXMLドキュメントを複数のスタイルシートを使って, 多面的な表示に簡単に切り替えられる方法を示すこと。

2. XMLドキュメントのソースを色々なスタイルで示す具体的な例を 提示していること。

3. XMLスキーマに関し提案されている仕様のイメージを掴むために, XMLドキュメントから各種のスキーマ表現を例示すること。

複数のスタイルシートを作成し活用するに便利である。