『足腰が弱って歩けなくなった子、神経痛に苦しむ子、心臓の弱った子、目が見えなくなった子、痴呆で徘徊や夜鳴きを繰り返す子、寝たきりになった子……。
 そんな老犬たちを介護している、十五組のご家族に出逢いました。
 そこには、最後の最後まで与えられた『生』をまっとうし続けようとする、老犬たちのひたむきな姿がありました。
 そして、そんな健気な老犬たちを愛おしく思い、「この子の命ある限り、自分にできる精一杯の介護を──」と力を尽くす、家族の姿がありました。
 犬が私たちに与えてくれるもの──純粋で一途な愛情、揺るぎない信頼、心からの安らぎ、そしてたくさんの思い出……。
 「これまでこの子は私たちに、数えきれないほどの贈り物をくれました。今度は私が、この子に恩返しをする番です」 
 本書の中には、そんな家族から老犬への、そして老犬から家族への、心からの「ありがとう」の想いが詰まっています。』(明るい老犬介護「はじめに」より)  
                              

 ……2001年5月まで、月刊「Title」(文藝春秋刊)で連載していたフォトエッセイ「明るい老犬介護」(児玉小枝著)を、2002年6月下旬、単行本として桜桃(おうとう)書房より出版させていただきました(定価1500円+税)。「飼い犬が年老いたから」「病気になったから」と保健所に持ち込み、殺処分してしまう飼い主があとを絶たない中、家族の一員として最期まで愛情を注ぎ、共に支えあって生きておられる飼い主さんとワンちゃんとの暮らしぶりをご紹介することで「どうぶつと暮らす」ことの意味を伝えられたらと考えています。老犬を介護されている15組のご家族のエピソードを写真と文で紹介するほか、「犬の老化現象とは?」「老犬介護のポイント」など実際に老犬と暮らす際に役立つ情報も掲載しています。犬と暮らしておられる方も、そうでない方も、ぜひご一読下さい。★本書のご購入、ご注文は、最寄りの書店までお願いします(オンラインショップ…Amazon.co.jp でも取り扱っています)。

★7月2日〜9月8日まで出版記念写真展やります!←詳細はこちら

▼本書に登場して下さった門田マトさんとこちび(16歳)です。

お母ちゃんの腕の中が一番安心。

ごはんは柔らかくしたドッグフード。

犬たちも、「こちび〜、最近元気ないねぇ」

「こちびが天国に行ったら、この南天の木の下に埋めてあげたい」