(^o^)このコーナーでは、このホームページを訪れて下さった方、写真集「どうぶつたちへのレクイエム」「明るい老犬介護」をご覧いただいた方、写真展に来て下さった方から寄せられたお便りやメールの一部をご紹介させていただきます。みなさんからのメッセージを読んでいると、「にっぽんの未来はきっと明るいぞぉ〜」という気にさせられます。本当にありがとうございます。これからもお便り待ってま〜す。また、ここにご紹介した方へのメッセージもお待ちしています。差し支えなければ年齢、ご職業なども合わせてご記入下さい。尚、いただいたメールは、このコーナーでご紹介させていただく場合がありますので、匿名またはペンネームを希望される方はその旨もお書き添えください。また、公表はしてほしくないという場合は、お申し付け下さい。また児玉へのご意見やメッセージがありましたら、お気軽にメール下さい。お待ちしてま〜す。by 児玉小枝 (^_^)/~ メールはこちらへ→ s-kodama@dp.u-netsurf.ne.jp  ※いただいたメールへの返信には時間がかかる場合がございますので、その旨予めご了承ください。


428)たとえどんな理由があっても許されないと思います(2006.7.15.)

こんばんは。はじめまして
『どうぶつたちへのレクイエム』の写真集を買ってなんどもなんどもみました。
私は今パピオンのメス2匹飼ってます。
本当は飼う気なかったんです。最初は飼うなら殺されてると聞いていた犬をひきとりたいと思って保健所に電話したんですけど、譲渡のこと聞いたのですがよく説明わからなくて、里親とか探してるとこをネットでさがして救えないものかと…
結局、ペットショップでひとめぼれしてしまった子をかいましたが…
この写真集みるたびにうちの子たちにはこんなめにあわせたくない!
お金があって自分に力があったら里親探しとかして保護してあげたい。とおもいました。
ボランティアでできることがあればと、何かのやくにたてればとドッグトレーナーの資格とります。
写真集もよかったですが写真展もみたいです。真実をひろめて一人でも救えるように…
私には犬は人とかわらないです。だいじな命です。
だから、保健所とかにもっつて行く人捨てる人の気持ちわかりません!
私にとっては娘たちだから自分の子供を殺すみたいでいやです。わかってほしいですと強くおもいました。
捨て犬猫の罰則知らなかったです。どんどん適用されるといいです。保健所にもってくる人にも…
ながながとくだらないことをメールしてすみません。
かわいい猫犬を保健所に今も持ち込む人がいるかと思うとくやしいです。
人間のわがままです。たとえどんな理由があってもゆるされないとおもいます。
ではながながと失礼しました。

                    (派遣社員 41歳
                     ペンネーム 島いさむさん)


427)小さくても、私も一歩を踏み出す事に決めました(2006.7.13.)

児玉さん。こんばんわ、そしてはじめまして
動物病院で働いている松岡といいます
いきなりメールをしてすみません・・
「どうぶつたちへのレクイエム」見せていただきました。

児玉さんにお聞きしたい事があり、メールをさせていただきました。

実はある方のHPでどうぶつたちのレクイエムラストポートレイトのURLを発見したんです。
ぜひ私のHPにもリンクさせていただきたいのです。

この本を開いた時、写真に写っている子の目を見る事ができませんでした。
そして本を見て泣く事しかできない自分が情けなくて情けなくて。
そんな時にかわいそうな動物たちを救うために頑張っている人たちがいる事を知り、
小さくても何か私も一歩踏み出す事に決めました。
そのためにいま、勉強や活動している人のお話を聞かせていただくところです。

私は、せめてこの本に載っている子達、誰にも知られずに冷たいガス室でなくなた子
達がいる、虐待されて死んでいる不幸な子達がいたという事を知ってほしい。そして
その事を忘れないで欲しいのです。
それならきっと沢山の人ができると思うのです。

私はこの本や写真をしっかりと見て忘れないでいる事がこの子達への償いと思って
いましたが、もっと何かできる事があると思うのです。
まずは一人でも多くの人に知ってもらうために
どうかよろしくお願いします。

一方的に長いメールを送ってしまいすみませんでした


426)少しずつですが、行動していきたいと思います(2006.7.13.)

はじめまして、神奈川県横浜市在住の小林と申します。
突然のメールで失礼致します。
先週の土曜日、美容院で猫の雑誌を読んでいて、児玉さんの特集記事に目が止まりました。かわいそう、を感じるのがいやだったので流し読みでページを閉じようとしましたが、これも何かのタイミングだと思い読んでみました。知らなかった方が良かったとも少しは思いますが、逆に、勇気をもって現実を見ることが出来るような自分に出会えて、そのきっかけをくださり、とても感謝しております。
 記事の内容はとてもつらいことが書いてありました、私にとって一番つらかったのが・・・
 私は今まで、保健所で処分される動物は安楽死だと思ってました。ガスで苦しみながら死ぬなんて・・・・とてもショックでした。
 今日、やっと児玉さんのHPを開くことが出来ました。自分の無力さを感じ、見て見ぬふりをするより、小さな出来ることからやってみようと思いはじめました。出来ることから、と思い、知り合いが、動物病院から子猫をもらってきたばかりなので、保健所での動物処理の話を伝えました。
 今日は、ネットで児玉さんの本を中古も含めて数冊購入しました。本が届いたら、友人に読んでもらおうと思います。そして、読んだらまたその友達へと、まわして一人でも多くの人に現実を知ってもらおうと思っています。
そして・・・・
 私の目標は、児玉さんに横浜で写真展と、講演をしていただくこと。いきなりこんなことを書くのは大げさで現実的ではないかもしれませんが、保健所では安楽死の処置をしてもらうようになることです。
 長い活動が出来るよう、息切れしないよう少しづつですが行動していきたいと思います。行動すれば、色んなことがあると思います。そんな時、児玉さんのHPをみてあきらめないでやっていけたらと思っています。
 長くなりましたが、児玉さんをはじめ多くの動物を、命ある物を大切にする人たちに感謝を伝えたくて、メールいたしました。これからも、HP楽しみに拝見させていただきます。
                                  (小林 初江さん)


425)人間が犯した罪は、人間が償わなければいけないと思います(2006.7.13.)

はじめまして!!私は中3の綾といいます。
私がこのホームページの存在を知ったのは、Yoshi さんの「パオの物語」のあとがきのページに児玉小枝さんのアドレスがのっていて、とても興味をもちアクセスしました。
私は「どうぶつたちへのレクイエム」と「パオの物語」を読み、今まで経験したこともないような感情が生まれました。
それは、人間への怒りです。自分の欲望を満たすためにペットを飼い、自分の欲望を満たすために動物たちを捨てる。動物たちの命をもてあそぶ権利なんか、誰にもないと思います。
私は今、社会の授業で公民を勉強しています。「生存権」・・・。この権利は人間が人間らしく生きていくための権利です。
「動物は・・・・・?」
私がまっさきに思った言葉でした。人は「人権侵害だ!」「人を殺すなんて最低だ」なんて言うくせに、動物のことは平気で捨てる。捨てるということは、殺すということと同じだと私は思っています。ガス室のスイッチを押すのは自分じゃないかもしれない。だけど、捨てたりなんかしなければ1つの命がたすかった。でも、今まで・現在も何万という動物たちが、死んでいる。汚い人間は平気でのうのうと生き続けているのに、どうしてあんなにきれいなこころをもった動物が、わけもなく殺されなければならないんだろう・・・
私は泣きました。「どうぶうたちへのレクイエム」を読んで、体中の水分がなくなったんじゃないかというくらい泣きました。でも、泣けば動物たちが救われるわけじゃない。人間が犯した罪は、人間が償わなければならないんだと思いました。そこで私は作文を書きました。
私の通う中学校には、「少年の主張作文」というものがあります。1〜3年までの生徒全員が、日ごろ思っていること、何かに影響されて思い始めたこと、みんなに主張したい自分の気持ち を、書くものです。私はそれに、「捨てられた動物たちについて」という題で動物たちの現状を書きました。この作文は、6人で1組の班になって発表しあい代表を1人決め、その代表になった人たち同士(6つの班があるので6人)で発表しあいクラス代表を1人決め、クラス代表になった人たち同士(6組まであるので6人)で発表しあい学年代表を決め、学年代表になった人たち同士(1〜3年までなので3人)で発表しあい、学校代表を決めるものです。私はそれで学年代表までいったのですが、学校代表にはなれませんでした・・・。だけど、学校代表は先生たちが決めるけど、学年代表までは生徒たちの前で発表して、生徒たちによる投票によって決めます。つまり、動物たちの現状、私達人間がしてしまっている許せない罪の重さがみんなに伝わったんじゃないかと想い、この作文を書いてよかったと思いました。
最後になりますが、私は心の底から児玉さんを尊敬しています。私がこうやってみんなに動物のことについて知ってもらおうと思うことが出来たのは、児玉さんの書いた「どうぶつたちへのレクイエム」を読んだからです。これからも、いまもどこかで罪もない動物たちが死んでいる。そんななかで、私達「人間」は生きている。「人間」がおかした罪は、「人間」が償わなければならない。
そのことを絶対に忘れず、少しでも動物たちの命が助かるよう生きていこうと思います。長い文章になってしまいました。。読みづらかったらすみません(_ _*;)

ありがとうございました!!!

                       (中学校3年 伊藤 綾さん)


425)この子たちを助けるために自分に出来ることは何か?(2006.7.13.)

こんにちは!「どうぶつたちへのレクイエム」の本を見てこのHPに来た者です。
私はこの本を何度も何度も見て、涙し、絶対今飼ってる犬を不幸にはしたくないし
この施設にいる子たちも不幸にしたくないと思いました。
この本を読み、この子達を助けるために自分に出来ることは何かを考えました。
いろいろ調べた結果、こういう施設から犬達を助け出す人達がいることを知りました。
まだ大したことは出来ませんが、協力できたらいいなぁ〜と思っています。
それから質問なんですが、どうぶつたちへのレクイエムの本の第2弾は出ないのでしょうか?
多くの人たちにこの本を見てもらえたら
きっと殺処分される動物たちも減ると思います。
私はこの本に出合えて本当に良かったと思います。有難うございました!!


424)我々のニーズがもたらした結果だということを忘れずに…(2006.7.5.)

はじめまして、服部と申します。

出版されてから1年半近く経った今日、近所のスーパーの
書籍コーナーで見つけ、購入致しました。

たった2日しか猶予が与えられないこと、麻袋に詰められて
炭酸ガスで窒息死させられること...これまで知らなかった
(拒絶していたのかも知れない)ことも沢山ありました。

犬や猫たちの表情を見ていると、本当に辛くて涙が溢れそうに
なります。理不尽な理由で置いていかれる動物達の実体に心が痛みます。

声高に誰かを非難するのではなく、静かに淡々と綴られているのが
冷静に現状を見つめるのに役立ったと思います。
処分される動物達、たった2日しか猶予がないことも知らずに
戻ってくるのを待っている家族、日々心の葛藤を抱えながら
処分している職員の方々...。どの命も心も幸せにはなれない、
このような状況が少しでも減るように、実体を知らせ、ひとりひとりが
考える材料を与えることが大切だと思いました。
「野良犬が歩き回ってて怖い。」「糞をして臭い。」
「鳴き声がうるさい。」...そういった我々のニーズがもたらした
結果だということを忘れずに、自分に何ができるか考えたいです。

手始めとして、自分のホームページで児玉さんのホームページを
紹介したいと思います。

http://homepage.mac.com/han_zou/

これからもがんばってください!応援致します。

                  (服部さん)


423)子どもたちに、ぜひ読ませたいです(2006.7.4.)

最後の写真のわんちゃん、
その瞳が忘れられません。

我が家の犬も、
海辺に捨てられた母犬から生まれた、
生まれながらの捨て犬でした。

それでも、今は人間である私に全幅の信頼を寄せてくれています。

遅ればせながら、本を購入させていただきたいと思います。
子供たちにぜひ読ませたいです。

わんちゃんの写真を一枚だけ、ブログに掲載させてください。
こちらのアドレスも写真提供先として載せさせていただきます。
一人でも多くの方に、見ていただけたらと思います。
ありがとうございました。


422)今、目の前にいるこの子を大切にすること…(2006.7.3.)

このHPを見て、最初の写真を見て、涙が止まらなくなりました。

どうして犬ってあんなに表情があるんでしょうね。
それは助けて―と言っている様で、それでいて諦めているようで。
胸がぎゅうっと押しつぶされたような気持ちになりました。

今飼っている子を抱いてごめんね、ごめんね、と言わずにはいられませんでした。
キョトンとした顔で私の涙を舐めてくれるその姿を見ると
どうしてこんなに可愛くて愛しい存在を手放すことが出来るんだろう、と涙が溢れました。

何も出来ない私ですが、現実から目を離さず、みんなに伝えていく事くらいはできると思います。
今目の前にいるこの子を大切にすることくらいはできると思います。

考えたくないですがこの子が死んでいく時、幸せだったと笑ってくれますように―。
そしてどの子もそんな感情を抱いてくれますように―。

                     (美波さん)


421)今では穏やかに毎日を過ごしてくれています(2006.6.26.)

始めまして・・・・H,Pをみさせていただきました。。。。。。
埼玉県在住 五十嵐といいます。。
ここのH.Pを見てから、ズーット涙が出て、止まりません・・・・・・
私も実家に居る時から、動物を絶やした事はありません。・・・
実は・・・動物拒否のマンション住まいですが・・・・内緒で飼っています・・・
私は自営を営んでいまして、去年の10月末に、暗くなりかけの夕方フッと・・・・・・・
お店のシャッターの前で、ズーットこっちを眺めていたのです。
誰が、どう見ても、捨て猫ちゃん;;;シロなんだけど・・・耳と尻尾がクロシマの模様・・・・・
汚れて全体が黒く・・・・・ズーット・・・見てるんです。
私は動物大好きなので・・・・・・この後呼びかけた事で、どうなるかは解っていました。。。。。
でも、あの瞳を見ちゃったら・・・・・・少し悩みました。
でも、感情が我慢できなくなり、「ミィーちゃん!!」って呼んでしまいました。。。
私は小さい頃から犬は・・タローかクマ。 
猫は・・ミー子かミィーちゃんなんです。。。。他の犬ちゃんや猫ちゃんでも、、、、ついーー;;;;
したら、ミーちゃんは・・・・・思いっきり細い声を出して、ミャーーー!!って泣きながら、
10M程めがけて走って飛びついてきたんです。。。。。
私は、呼び掛けたと同時に・・・・この子とこれから、一生っだ!!って・・・・・・・・
”ミャー”じゃなくて、わたしにしてみれば”おギャー・・!”なんです、
今は、ホントに子供みたいに可愛く・・・でも、躾はシッカリとやっているつもりです。。。。
女の子なので、これも又悩んだのですが・・・・避妊もしてあげました。。。。
(でも、これも人間の我儘・・なんですよね。。。。なんとも、やり切れず自分を責めました。。。。)
今では、穏やかに、毎日を過ごしてくれてるみたいです^−^
ほんとに・・・・動物を捨ててしまう人間の神経を疑います!!
わたしも、イッパイたくさんの人にこの事実を知ってもらい。
一人ひとり・・・・もっとこの事に関して考えて欲しいと思っています。。。。
児玉さんもこれからも頑張って下さい^−^。
いつまでも、応援しています。。
                 (埼玉県 五十嵐さん)


420)殺処分される動物達がゼロになる日がくるよう…(2006.6.23.)

はじめまして。
私は、「ありがとう!愛しのペット達」というサイトの管理人「のんの」と申します。
児玉様の「どうぶつたちへのレクイエム」を拝見し、メールをさせて頂きました。

貴サイトを開いた時、TOPページの写真を見てすぐに胸がつまる想いでした。
私も現在、犬と猫との飼い主です。
猫は、大雨の日に捨てられていた仔でした。
犬は、ペットショップで既に病気に感染していた仔でした。
私は、日頃からこの愛し子達に、「この世での最後の一呼吸まで、ずっと私が守ってあげるからね」と、約束しています。
TOPページの写真は、まるで、まだ来ていないその時を連想させる写真で、涙が止まらなくなりました。

それでも、可哀想な動物を助ける為に、1人暮らしの私が直接的、物理的に出来ますのは、たったこの程度のことです。
何万頭もの命が、ゴミ扱いされて処理されて逝くと言うのに・・・です。

幼い頃、大人になってお金持ちになったら、山を1つ手に入れて、捨て犬や捨て猫をみんな飼おうと、思っていました。
でも、きっと山が1つくらいでは全然足りないでしょう。
誰か1人が、全ての動物を救う事は無理でも、1人1人の動物の命に対するモラルが少しでも変われば、それを社会全体に広げていくことは可能だと思います。

私は、わが子同然の動物が、もし理不尽に殺されても、「器物損壊罪」にしかならないこの日本の社会が、
豊かな国の証として、もっと動物の命を、生きる権利を尊重する国になって欲しいと願ってやみません。
その為にも、貴サイトの内容のように訴えていく色々な存在が、もっともっと万人の目に止るようになってほしいと思います。
時間はかかるかも知れませんが、捨てられたり、殺傷処分される動物達が、ゼロになる日が早く来て欲しいと心からそう願います。
末筆ではありますが、貴サイトの益々のご発展をお祈り申し上げます。


419)最後のお別れがくるまで精一杯愛していこう(2006.6.17.)

初めまして。光佳というものです。
「どうぶつたちへのレクイエム」を最近購入いたしました。ページをめくるごとに涙があ
ふれて止まりませんでした。
私も犬と猫と一緒に暮らしています。最近猫が神経の病気で足の先が動かなくなって
しまいました。
最初の頃は状態が良くならないのであれば『安楽死』という事も考えました。しかし
その心配もよそにチャオ(猫)は
元気になっていきました。相変わらず足は動かないけど弟分のリヒト(犬)にちょっか
いを出したりと以前と変わりのない
生活を送っています。
そんな時にこの本に出会い改めて命の尊さを実感しました。
動物達は私たちに愛され、愛すために生まれてきたのであって殺されるために生まれ
てきたのではないのですよね。
一部の心無い人間によって捨てられ殺されていく多数の命。
そのことを考えるだけで胸がいっぱいになりました。
私は無力だけれども、チャオとリヒトは最後のお別れが来るまで精一杯愛して行こう
と思いました。
彼らは私にとってかけがえのない存在なのですから。
なんだか変な文章ですみません。
児玉さん、ありがとうございました。


418)実際、犬を強く強く抱きしめてみるといいと思います(2006.6.13.)

お久しぶりです。前回404番に乗せていただいたものです。

あれから久しぶりに涙があふれてきました。なんというか、凄く今まで以上に「生きて欲しい」と感じるようになっていました。
犬に限らず、命とはすごくすごくすごく尊いものだと思います。この本を読んで、私を含め何かを感じた読者の方は、どのぐらい尊くてどのぐらい愛しくてどのぐらい、大切なものか、分かった人だと思います。遠くを見つめる犬の瞳がすごく純粋で澄んでいて、一点の曇りも無いものなのか。それがあの本を読んでも分からないのであれば、実際、犬を強く強く抱きしめてみるといいと思います。温かいんです。絶対捨てようなんて思えなくなると思います。


417)一人でも多くの人に訴えかける発表を…(2006.6.12.)

こんばんは。初めまして。
私は現在、神奈川の高校に通っている、3年のY.M.と申します。
私は犬を飼い始めてから「この子達を救いたい」という本に出会い、幸せな犬ばかりではなく、人間のせいで辛い思いをしている犬がとてもたくさんいるという現実を知りました。
それから、これは隠されてはいけない事実だと思い、中学校の課題追求学習の課題として2年間扱い、学校で動物実験払い下げ撤廃を訴える署名活動や、研究内容を全校生徒の前で発表したりして、自分なりにこの事実を周りの人に伝えてきました。
高校に入ってからは、恥ずかしいことながら、環境が変わった自分の生活のことだけで一杯一杯になってしまい、このような活動からは離れていました。
しかし、去年、悲しい運命をたどる犬をなくしたいという、同じ意思を持った友達に出会い、改めて活動を始めることにしました。
夏休みには、実際に顧問の先生と共に、神奈川県動物保護センターにも見学に行こうと思っています。
私の高校は、2つの高校が同じ敷地内にあり、同じ校舎で学ぶという他にあまりない双子校という形をとっていて、秋に開かれる文化祭では、2校分の大変な人数が学校を訪れるので、この機会を活かさなくては!!と思い、最終的に文化祭で自分達の活動を発表することにしました。
そこで、その文化祭での発表のメインに、パネル展をしたいと、強く希望しております。
高校生としてできることをし尽くして、一人でも多くの人の心に訴えかける発表にすることを目指しております。
どうか、ご協力お願いいたします。


416)理解してくれる人がたくさんいることに驚いています(2006.6.9.)

児玉様、こんにちは。
私が、人間の犯す本当に恐ろしい罪に気づいたのは去年。
毛皮・屠殺場・保健所・ペットショップ・動物実験・・・本当に、目の前が真っ暗になった気がしました。
出口のない恐怖を感じ、ショックで泣いてばかりの毎日でした。

ところが、ボランティアをするたくさんの先輩方に出会い、私の人生は変わっていきました。
自分が何かしなければ!無力と思ってはいけない、国を世界を動かす力を、
ひとりひとりが持っているのだ、と気づいたのです。
自分は無力、他人事と思って真実を知っても行動をしない人はたくさんいるはずです。

また、真実を知らないだけで、知ったら動いてくれる人もたくさんいるはず。

私は、保護活動はできないのですが、まずは一人でも多くの方に
動物達の悲鳴を知ってもらうべく、啓蒙活動をしています。
無神経な人もいますが、理解してくれる人が案外たくさんいることに驚いています。

先日は、私の通っていた高校の図書室に、「どうぶつたちへのレクイエム」「Dearこげんた」「どうして?」
の三冊を置いていただきました。
生徒が、チラシを描いて校内に貼ってくれています。

人間のエゴで殺される動物が、着実に減ることを願って、これからも頑張っていきます。

                     (HN:ゆんさん/19歳/女性)



415)自分にできることは…(2006.6.5.)

はじめまして。
お忙しいところ、失礼いたします。
以前に、保健所で殺処分を待つ動物たちを撮影した写真集があると
知り、昨日、ようやく注文いたしました。

私には、殺処分される動物たちを引き取って育ててあげることはできません。
引き取っていただける方を探すことも現実的には厳しいです。
ではいったい何ができるのでしょう。
できることは、この現実に目を背けずに生きていくことです。
そして、多くの人たちに知ってほしい。
いえ、知っている人も多いはずです。目を背けているだけかもしれません。
究極的には国民全員がこの現実に直視し、動物を飼うということに対しての
意識が変われば、きっと、先は明るくなっていくはずです。
そのためには、貴著の写真集を知っていただくことが一番かと思いました。
しかし、私は自分のHPを持っておりませんので、勝手ではございますが
携帯電話やPCのメール送信時に、
「どうぶつたちへのレクイエム」の写真集の紹介、HPのURLを文末に入力されるよう
設定させていただきました。
これにより、私からのメールを受信した人たちから、さらに他の人たちへ
「どうぶつたちへのレクイエム」の写真集やHPの存在を知っていただけると思っています。

最後になりますが、過熱する動物の商品化・ブランド化。
高価なお金を出して動物を購入する前に、年間数十万匹の
動物たちが殺処分されていることを考えてほしいです。
高価なお金を出して動物を購入することは何も悪いことではありません。
ただ、これ以上、死を待つ悲しい目をした動物たちを増やさないでほしい。
責任を持って最期まで大切にしてほしいと思います。

稚拙な文章失礼いたしました。
これからのご活躍を応援しています。

               (27歳/男性)


414)本当に同感できるサイトです(2006.5.14.)

どうもこんばんは!「えな」と申します。

犬好きな私にとって,「どうぶつたちへのレクイエム」は本当に同感できる良いサイトさまだと思いま
す。毎日のように行っています。.+:。((((o・ω・)o))) ゚.+:。
写真集,今度お母さんに買ってもらおうと思います。お母さんも動物好きなので,きっと買ってくれる
と思います。大切に大切にします゚.+:。(*≧∇≦*)゚.+:。
私が買おうと思ったのですがお金がぜんぜんないので(汗

サイトの更新も頑張ってくださいね!

それではまた。


413)私も、できることから始めます(2006.5.14.)

はじめまして。
「どうぶつたちへのレクイエム」を、読みました。

私も、いずれは保健所へ行って、犬を引き取りたい・・・と考えていたのですが
いずれではなく、今すぐに、そうしなければ・・・・と、考えてしまいました。
現実には、無理なことなのですが・・・。

 そうすることができるときが来ても、1匹だけを引き取りに行くのが、とても辛い
・・・。
しかし、毎日殺処分されているなんて・・・なんとかしたい・・・・しかし、保護の
手が追いつかない・・。
悲しいです。
悲しんでいるだけではいけない、と思うけれど、やりきれないです。

現在、うちには生後3週間の子猫がいます。
家の前に生まれてすぐに放置されていました。母猫が産み落としたままにしていたよ
うです。
人に捨てられたのではないけれど、猫を捨てた人が、このこのような、
母親から引き離される子猫をつくったのです。

先日も、インターネット掲示板で、子猫が殺害される事件がおこったようです・・。

通報はしましたが、警察に任せるしかないのがもどかしいです・・・。

動物も、人間も、同じ命。
子供たちはそのことを当たり前に知っているのに、大人はなぜ、保健所へ家族を連れ
て行くことができるのか。
子供に絶望させる大人には、ならないでおこう・・・・。

私も、出来ることからはじめます。

つくって間もないブログに、リンクさせていただきました。
大勢の方が事実を知ってくださり、受け止めてくださるよう、
サポートしていけるようになりたいです。

http://storyofkeiko.blog63.fc2.com/

                  (清水恵子さん)


412)一緒に夢に向かって頑張ろう!(2006.5.9.)

こんにちわ。私は動物大好きの中学2年生です。
皆さんの「動物を一匹でも多く救いたい」という気持ちに心が惹かれました。
私の家では猫を飼っています。その猫たちが、死んでいってしまうのを見てすごく耐えられず押さえきれない悲しみに覆われてしまいます。
日本では年間30万匹以上の犬や猫の小動物がガス室送りとなり犠牲になっています。
そんな動物たちが一匹でも助かれば・・・と周りに呼びかけ犠牲を少なくすることが今の社会を生きる人間の役目でもあると思います。
決して、私たちが子供だからといって、出来ないなんてことはないとおもいます。
きっといまの社会の大人達だからこそ私たち子供にも耳を傾けてくれると私は信じたいです。
だから、これからも私たちと共に共存していける社会にするために夢に向かって、ともに頑張りましょう!!
私は必ず獣医になり動物たちの大切さ命の大切さを伝えて行きたいです。
一匹でも多く私たちと共にこの自然を味わっていける様な社会にしていきます!!


411)その時の目を私は今でも忘れていません(2006.5.9.)

はじめまして。
私も動物が好きで、インコ、犬、猫を飼っています。前はうさぎもいましたが、病気で死んでしまいました。
近頃、ニュースを見ていても、動物を虐待したり死に至らしめたりといった事件を多くみかけます。
そんな中、本屋さんでこの本を見つけました。動物好きなもので、動物の悲しい一面も知っておきたいと思い、購入しました。
悲しくて悲しくて、涙なくしては見られませんでした。
もう20年以上も前、飼っていた犬が病気になり、お医者様に「この犬はもう助からない。このまま生かしておくほうが犬にとっては不幸なんだよ」と言われ、泣く泣く「安楽死」を選択したことがあります。そのとき飼っていた犬はとても臆病で、ちょっといつもと違うコースを散歩しただけで嫌がって、遠くへ連れて行くなんてもってのほかでした。その犬が、自分の死を悟り、獣医さんに檻に入れられ連れて行かれるとき、あばれもせず、あきらめたような目で私を見つめていました。そのときの目を私は今でも忘れていません。その目をこの本の中の犬たちはしているのです。
動物を飼うなら、最初から最後を看取るまでが飼い主の責任だと私は考えています。元気なときはいい。でも最期を看取るのはとても悲しい。しかし、それが出来ない人は動物を飼うべきではありません。人間の勝手な都合で動物を飼ったり捨てたりなんていうのはもってのほかです。本を読んでいて、「えっ?そんな理由で捨てるの?!」と驚かされました。動物を愛しているから飼うのではないの?動物は物じゃないしおもちゃじゃないのに!ととても怒りを覚えました。
実はうちの猫も迷い猫でした。手のひらに乗るくらいの大きさしかなかったのです。うちは賃貸マンションで、動物は1匹まで、と決められていましたがほおっておけませんでした。ほどなくして、2匹飼える所に引越しをして、今ではチワワと同じくらいの大きさになり、おっかけっこなどして仲良く遊んでいます。
人間の都合で飼ったり捨てたりする人達は、この本を見て感じてくれるのでしょうか。同じ命。人間はそんなに偉いの?動物をの命を自由に決められるほど偉いの?人間にひとつの大事な命を決める権利などないと私は思うのです。
ただ飼う以上、責任は生まれてきます。責任が果たせない人は動物を飼わないで!と声を大にして言いたい気持ちです。
この本に載っているような悲しい運命の動物たちが少しでも減ることを願ってやみません。
かわいそうな動物たち。同じ命なのに・・・。
捨てていった飼い主たちには、自分が同じことをされたら、と考えてみてほしいです。動物の気持ちになって考えてみてほしいです。
動物は世話をしてくれている人がすべてです。何も疑わず、信じきった目で飼い主を見ているはずです。その目を裏切らないでほしいです。
この本を見ながら泣いていたら、うちの犬が涙をぺろぺろなめて慰めてくれました。それがまた悲しくてよけい泣けてしまいました。犬たちを粗末にしている人間がもたらした不幸をみながら泣いている私を、当の犬が慰めてくれるなんて・・・。
長くなりましたが、この本を見て感じたことをどうしても伝えたいと思いメールしました。
たくさんの人に、この本を見て知ってほしいですね。

                        (埼玉県 りえさん)


410)パネル展をきっかけに始めた、里親探し活動(2006.4.26.)

こんにちは。
以前、熊本にてパネル展をさせて頂いた工藤と申します。

その節は大変お世話になりました!
実は児玉様。
今日メールさせて頂きましたのは、あのパネル展を
切っ掛けに素晴らしい出会いがあり、今活動をさせて
頂いております。

是非!児玉様にも見て頂きたくメールさせていただきました。
今、私は毎日愛護センターに行き処分が決まってる仔の
中から選び、里親募集をしております。
まだ愛護センターにいる状態で里親募集をブログにて
紹介させてもらってます。
異例中の異例の事で、普通は出してあげないと里親募集
かけられないのですが、熊本市動物愛護センターの職員の
方々の姿勢は素晴らしく、ブログでの里親探し投稿の許可を
頂き、ブログにて熊本市動物愛護センターのドキュメンタリーと
里親を募集しております!

「選ぶ」という過酷で身を裂かれるような行動ですが
絶たれてはならない命!必死でやっております。
全てブログにて公開しておりますので、是非、児玉様に
お忙しいと思いますが見て頂きたくメールしました!

ブログ【自分に気合い!!】
http://coexists.exblog.jp/i0

全てが「どうぶつたちへのレクイエム・パネル展」が切っ掛けです。
言葉なく無念の死を迎えてしまった数え切れない命・・・
この仔達の思いが今回の行動に結びついたのだ!と感じでなりません。
正直・・・
辛いです。泣かない!!泣きたいのは私ではない!!!
どんなに言い聞かせても気になっていた仔がいなくなった檻の中を
見ると全身の血が逆流してしまうような気持ちになり
帰りの車の中で号泣してしまいます。
「せめて…今日は…今日だけはあの仔の為に思いっきり泣いてあげよう...」
ごめんね・・・ごめんね・・・
頭の中にはこの言葉しか出てきません。
助けてあげれなかった…。悔しい!悔しい!

頑張って全ての仔を里親募集かけれるよう前に向かって頑張ります!!

お忙しい中お時間頂いてしまいました。
お暇なときでも是非ブログを見てみてくださいませ。

季節の変わり目で体調を崩し易い時です。
どうぞご自愛くださいませ。

                    (工藤明美さん)


409)本当に恐ろしいものは私たち人間では?(2006.4.25.)

児玉さん、はじめまして。今日本屋に行ったところたまたまこの本が目に止まり読ませていただきました。1ページ、また1ページと写真と文章を読んでくうちに涙がとめどなく溢れてきました。こんな酷いことがあっていいものかと。この子たちには何の罪もないのに・・・。この子たちを捨てた飼い主に言いたい 「尊い命何だと思ってるんだ?ふざけるな!どんな事情があるにせよ飼った以上は最期まで責任をもって飼い続けろ」と。私自身、こういった動物たちが保健所で処分される事はなんとなくは知ってはいましたがこの本を拝読させてもらって日々このような殺処分がされているのかと残酷な現状を知って絶句し言葉が見つかりませんでした。この本を読んで感じた事 それはこの世に生を受けた者は皆平等ではないのか?それが人間と動物、姿形は違えどそこには命というぬくもりがあるのに。世の中には地震や火事など恐ろしい災害がありますがそれよりも本当に恐ろしいものは私たち人間ではないでしょうか?


408)自分の行ったことと、やらなければいけないことに気付けました(2006.4.21.)

はじめまして。今年春高校を卒業し、晴れて大学生になった男です。
ある日バイトまでの時間がかなり余っていたため「マンガでも買おうかな」と
フラッとTUTAYAに立ちより、2冊マンガを手にとってレジへと向いました。
そのとき、「どうぶつたちへのレクイエム」を見つけたのです。
僕もかなり動物好きなため、何か可愛い動物の写真でも載ってるのかな?と思いつつ
レクイエム…という言葉が引っ掛かり、手にとって立ち読みしました。
涙を堪えきれませんでした。
殺処分、持ち込む人間、スイッチを押さなくてはならない人の気持ち、そして檻の中
から写真を通してでもわかる彼らの瞳。
改めて、いえ、初めてでしょうか。人間にとって命とは平等ではないと、
人間にとって、人間以外の命は軽いのだと、自分自身でさえそう思っていた事に気付きました。
僕にも猫がいます。僕にはちっともなつかなくて、いつもケンカばかりですが
やはりそこにいないと寂しくて、どこかにいなくなったら家族友達のように泣いてしまうでしょう。
ですがその子を生んだ親と生まれた兄弟達を捨ててしまいました。もう何年も前の話です。
最近は思い出していなかったのですが、あなたの本を読んで、彼らの事を思い、
本当に償えない罪を背負ったのだと気付きました。
捨てる時は何も考えていませんでした。野良として生きていくだろう。謝罪の言葉さえでませんでした。
今現在、このメールを打っているときもどんなに考えても陳腐な言葉しか浮かばなくて、
ただただ「すまない」としか浮かんできません。そのことにさえ、気付いたのは最近です。
TUTAYAで立ち読みをしたその日、マンガ2冊を戻し「どうぶつたちへのレクイエム」
を手にレジへと向いました。

近いうち、動物収容施設へ行こうと思います。
そこで彼らに会い、施設の人に会い、話を聞き、真実をこの目と耳で知ろうと思っています。
そして大学の論文発表会でこのことを話し、大学の、自分の身近な人達から動物達の
声なき声を僕を通して知ってもらおう…。
それが償いきれない罪を負った俺の、俺が出来る事、彼らへ近づく為の第一歩だと、そう信じて。

長くなりましたが、最後にどうぶつたちへのレクイエムを出版して下さいまして本当
にありがとうございます。
もしこの本と出会う事が出来なければ、自分の行った事と、やらなければいけないこ
とに気付けませんでした。
ただの自己満足かもしれないし、偽善かもしれません。でもやらなければいけない
と、18歳のガキが気付けました。
ありがとうございます。
これからも頑張って下さい。
俺も、内の愛猫チャイと目を逸らさずに生きていく為に、身近な所から戦って行こうと思います。

                         (立松 玲央さん)


407)祈りを込めて、絵をささげたい…(2006.4.18.)

「どうぶつたちへのレクイエム」を読み、涙があふれ、最後には慟哭していました。私も3頭の柴犬を飼っています。自分の犬たちには決してこんな悲しい目をさせたくないと思いました。私に何が出来るだうか考えました。自分の無力さに腹立たしさまで感じました。私は職業として日本画をかいています。花鳥風月や動物たちの美しい毛並、かわいい仕草などは、私の大好きなテーマです。依頼で仏画なども制作し、仏教芸術にも関心があります。私に出来る事で、無碍にもぎとられた何の穢れもない命たちのために、心からの祈りを込め、絵をささげたいと思います。いろとりどりのお花畑で犬たちがじゃれあい、それをお釈迦様が微笑んで見守っている絵にしたいと思っています。出来れば実際にそういう犬たちに逢うべきだと思います。個展の際、児玉さんの作品をお借りして少しでも多くの方に現実を伝えたいと思います。絵はかなり大きくなりますが、てごろなサイズにして児玉さんにもお送りします。これからも頑張ってください。


406)愛されるために産まれてきたのに…(2006.4.13.)

罪もない犬や猫達が殺処分されている現実、耳にしたことはあっても、実際写真等で目にする機会はありませんでした。犬猫達の、まっすぐな瞳は、捨てられてもまだ大好きな飼い主の姿を探しているように感じられました。
我が家にも、猫が16匹(妊婦がいるのでもうすぐ増えます)います。
なかには病気をし、きっともうすぐ旅立ってしまうコもいます。私は、『飼い主の責任として』ではなく、『家族として』最期を看取りたい。病気をしたから、望んでないのに生まれてしまったからといって、『家族』を見捨てることは出来ないし、軽々しく捨ててしまう人達を許せません。
人も動物も同じ命。今は殺処分されている動物達が、いつの日か人と仲良く、愛し愛されて共存できる日が来ることを願ってやみません。
愛されるために産まれてきたのに、それすら叶わなかった愛すべき、愛されるべき動物達の冥福を心より祈ります。

                      (岡山県 23歳 女)


405)人としての感情を取り戻し、思い出してもらう機会に…(2006.3.29.)

はじめまして。「どうぶつたちへのレクイエム」、拝読させていただきました。
写真の犬たちの瞳を見ると、涙が出て止まりませんでした。
わたくしも、以前から動物保護活動をしたいと思っていたのですが
今の状況で何が出来るのか、行動に移すのに時間が掛かっていました。

我が家でも犬を5匹飼っているのですが、数ヶ月前、同じ犬種の迷い犬が
保護されているとの事で市役所から連絡があり、我が家の犬ではなかったのですが、
飼い主が見つかるまでの間ということで保護しています。
全身重い皮膚病で、膿と血だらけでした。
(今はとても回復し元気でやんちゃで我が家で一番のおてんばです)
そして、数日前、鎖を付けたままの迷い犬が自宅の木の幹に鎖を絡ませていました。

チラシを作って配っても、近所を探しても、警察や市役所に頼んでも飼い主は現れません。

そして、児玉さんの本を思い出し、写真展を開催したいと強く想いお便りさせていただいてます。

展示作品を貸し出していただき近くの市民センターなどの一室を借り
出来る限り命の大切さ、私たち人間の責任や身勝手さのためにたどる動物たちの
運命を写真を通して多くの方へ見ていただければと思っています。

最初から捨てるつもりで動物を飼う方などいらっしゃらないはずです。
日常の生活の中で、最期を知らないために軽率な事をされる方がいるのであれば、
人としての感情を取り戻していただける、思い出していただける機会になるのでは
と思い、また、私自身、そういう方たちを非難する心があるならば自分でできることから
行動し保護を訴え続けようと思っています。
写真の動物たちを見ると涙が止まりません。頭の片隅にいつも動物たちの瞳があります。
もし、貸し出しをしていただけるのであれば、わたくしも写真展の開催というところから
動物保護の発信を始めて行きたいと思います。

貸し出しについての規則や方法などご返答をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

<2通目>

本日、保護していた2匹のうち、一匹の犬の飼い主の方が見つかりました。
ご近所の方の犬でした。飼い主の方も一所懸命探していたとの事
本当に嬉しい出来事でした。

今回の出来事で本当に救われたのは私と母かもしれません。
一緒に探してくださる方や、保護活動をされている方へ
連絡してくださる方。たくさんの方の暖かな気持ちに触れることが出来ました。
 飼い主の方は、連日探していたものの登録をしていなかったので
保健所などに連絡することが出来なかったと言われてました。

児玉様がおっしゃるように一人一人の意識が変われば確実に
かわいそうな動物たちは減っていくと感じました。

児玉様の呼びかけが、保護活動をされている方の想いがたくさんの方に
伝わりますようお祈りします。そして私も出来ることから携わりたく思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

                      (成冨 由紀さん)


404)優しい瞳に答えてあげられる人になりたい(2006.3.29.)

お久しぶりです。前回393番に載せて頂いた者です。あれから、毎日のように本を読み返しています。

見る度、一番最後の「もうこの子たちはこの世にはいません。」という言葉で泣いてしまいます。「助けて欲しい。」と願うどうぶつはもうどれだけ探しても、どんなに頑張っても、もう見つけられない、今じゃ助けてあげられない、そうおもって涙がこぼれ落ちます。優しい目をして、どのどうぶつも懸命に生きてきたはずです。なぜ、殺されるのかわけがわかりません。近所の犬も、野良犬も私は見ているだけで優しい気持ちに慣れます。笑顔になれます。流行とかちょっと、気になったからとか、そういうり理由じゃ命を育てる権利は無いとおもいます。小さな体で懸命に生きてる動物がたくさんいます。

その小さな体には愛情がとか幸せな気持ちがいっぱい詰まっているものであってほしいと思います。私は、優しい瞳に答えてあげられる、ひとになりたいです。いまからでも遅くないとおもいます。児玉さんの本を読んで共感できる人がたくさん、たくさんふえるといいなぁっておもいます。


403)テトを救うことが出来て、とても良かった(2006.3.21.)

こんにちは。
私は、お父さんのすすめで「どうぶつたちへのレクイエム」を読みました。
読んでいるとき、涙があふれました。
人間が、自分勝手に命を奪って良いわけがありません。
なぜそういうことをするのか。

私は以前、捨て犬を拾ったことがあります。
うちの犬のレオン(アラスカンマラミュート46kg)が見つけました。
その子は「先天性皮膚疾患」という病気のチワワで、
見つけたとき、体中が血だらけで、獣医にも「助からないでしょう。」と言われたほどでした。
しかし、私はあきらめずに看病し、1ヶ月後にまた病院へ連れて行きました。
すると、「信じられないほど回復しています。」と言われました。助かったのです。
そのときとてもうれしかったです。私にも命を救うことができると思えるようになれました。
獣医によると、その子は前の飼い主に看病をされていないだろうとのことでした。
もし、保健所へ連れて行かれていたらと思うと・・

CMなどで人気が出ると、その動物はたくさんの人に飼われるようになります。
そうなると、悪質なペットショップなどは、病気を持ったどうぶつも子供を産ませるので、
先天性の病気を持った子が売られてしまうそうです。
そして、人気だからという理由だけで知らずに飼った人は、症状がでると捨ててしまう・・。
私が拾った子は、それが理由で捨てられたのだと思います。

今、その子(名前はテトです)は私のおばあちゃんの元で、
あの頃からは考えられないくらい元気に過ごしています。
私は、テトを救うことができてとても良かったです。

これらのことから、私は、「どうぶつたちへのレクイエム」に出てきた子達のような子を、
ずっと助けていきたいと思います。
長くなりましたが、真実を教えてくださってありがとうございました。

                       (めいさん 15歳)


402)この本に出逢えたことに感謝を…(2006.3.19.)

はじめまして。

現在、私はアメリカに住んでおります。

実家の母が児玉様の「どうぶつたちへのレクイエム」を送ってく
れ、最初から最後まで涙を流しながら読みました。
今でも思い出すだけで涙があふれてきます。

本当に悲しく辛い現実を知り、切ないですが、この本に出会え
たことを本当に感謝します。

私は動物が大好きで、小さな頃から動物がいない生活なんて考
えられないくらい、動物と日々を過ごしてきました。
そんなふうにして育ててくれ、この本を送ってくれた両親にと
ても感謝してます。

この本を手にとって、こんな現実は間違っていると感じてくれ
る方がますます増え、動物達がこんなに切ない運命を背負わず
にすむ世の中になっていってくれればいいなぁと願っています
。私もずっと考えていた「動物を守る」ことを少しずつはじめ
たいと思い、見てくれている人は本当に少数ですが、私のブロ
グで本を紹介させていただきました。
そして、児玉さまのHPのリンクも貼らせていただきました。

HPはコチラです→http://evergreensky.blog18.fc2.com/
本の紹介がはいっているエントリはコチラです↓
http://evergreensky.blog18.fc2.com/blog-entry-80.html

私自身の感想なども書いてあるので、お忙しいとは思いますが
よければご覧になってみてください。

最後になりましたが、この本をつくってくださり、本当にどう
もありがとうございました。

               (HN:うさぎさん)


401)とても大事なことに気づかせてもらって…(2006.3.18.)

初めまして。
私は大分に住む者です。
今日、久しぶりに近くの本屋さんに行きました。
ココの本屋さんは新作だけを並べるのではなく、本を読んでいるのではないだろう
か、と思う並べ方をしてくれるので、少し前の本でも知らなかったと思うものがあ
り、助かります。

そこで、白黒写真のワンコを見ました・・・。
児玉さまの「動物たちへのレクイエム」です。
役所での処分の話は知っていました。
でも「窒息死」とは知りませんでした。
いろんな知ることがたくさんありました。
めくるたびに、うちの子を思い出させる瞳を持った子たちの写真が出てきます。
でも、檻の中で・・・
檻に噛み付いている姿の子もいましたね。
檻の間からカメラを見ているこの瞳が忘れられません。
お店で立ち読みをしていたのですが、ぼろぼろと涙がこぼれました。
この本をもっとたくさんの人に知ってもらいたい、と思いました。
今の子供達に、そして今の子供を育てる親にもみてもらいたいと思いました。
今日、10代の子がホームレスをいじめ、最終的には火炎瓶で殺した事件が取り上げら
れていました。
こんなことをたやすくしてしまう世の中・・・
とても悲しくなりました。
もっと、他のものを愛するということは出来ないのかなって・・・。

私は中学の時に前のわん子がいました。
ワクチンを打つお金がなくて、引越し先の河川敷きで病気をもらい、最後は意識朦朧
とした状態で、夏に亡くなりました。
お金がないからと、とても可愛そうなことをしました・・。
避妊もしていませんでした。
近くのオス犬がきて、交尾をしようと二匹とも必死でした。
避妊がかわいそう、なんて勝手なことを言っていました。
当たり前のことだったのに・・・。
今の子はワクチンも打ち、避妊もしています。
かわいそう、と手術をしたときは思いました。
今でも「この子に子供を産ませてあげたかったな」なんてぼやいたこともありました
が、とても無責任な発言だったと反省しました。
そして、ワクチンを打ったのも、避妊手術をさせたのも、母です。

・・・私は何もしていない・・。

ただ泣くことしか出来ないのかと思います。
今ブログをつくって、毎日100名ちょっとですが閲覧者がいます。
まずはリンクをさせていただけないでしょうか。

少しでも、殺される子を減らしたいです。
母はよく音楽コンサートとかイベントをやっているので、つてがあるかと思い、相談
すると
写真はみたくないとの返事でした。
殺される子を見たくない、との事です。
でも、死ぬのを見たくないから捨てる、といった中年女性とはまったく違います。
母なりのやり方だと思います。
盲導犬の募金や、里親を探している団体に募金をしたりをしています。

私にできることを少しずつ、したいと思います。
ブログのリンクの次は。。。と考えていきたいと思います。
たくさん気付かせてくださってありがとうございます。

家に帰って、うちの子(ラブちゃんといいます)を見た途端涙がこぼれました。
病気になっても、ちゃんとみるよって話し掛けて。
私の母も高齢なので、母がいなくなっても責任はちゃんととるよって伝えました。
かまない優しい子です。
泣いたら寄り添ってくれる子です。
私はこの子に感謝と、この子をちゃんと育ててくれた母にも感謝しました。
とても大事なことを気付かせていただきました。
本当に、本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

・・友だちにペットショップから血統書つきのネコを買った子がいます。
メス、メス、オスで購入し、7匹の赤ちゃんが出来ました。
里親を無事見つけられました。
そしてガンなどもあるし、里親が見つけにくいからと全員を避妊させました。
部屋の中での完全隔離。
私は最初、部屋の中でしか動けないのか、とかわいそうに思っていましたが、違うのですね。
間違いに気付けてよかったと思います。

                   (真実さん)


400)悲しい現実が1日も早くなくなるよう…(2006.3.15.)

はじめまして。
ネットで「どうぶつたちへのレクイエム」を知り、昨日やっと見つけました。正直、私にとってはこの本を開くことはとても勇気のいることです。絶対泣くまいと覚悟を決めて読みましたが、だめでした…。
私は昨年10年飼っていた猫を癌で亡くしました。息を引き取るまでの最後の2日間苦しみようは見ていられないほどでした。何もしてあげられず、体をさすりながら「ごめんね、ごめんね」とただただ泣くばかりで…。その姿と苦しんだであろう本の中の子達の最期の姿が重なり、「辛かったね、苦しかったね」と思うと涙が止まりませんでした。どの子の目も「もっと生きていたかったな…」と言っているようで…。同じ地球上に生まれた命にいらない命などあるのでしょうか?助けてあげられなかったあの命がもし生まれ変わってまたこの地球上に生を受けることが出来たなら、今度は他の誰よりも何よりも幸せになってほしいと思います。私の家には今、ネットの里親募集で譲り受けた猫が2匹居ます。もしこの子達があの写真の中の誰かの生まれ変わりであったら嬉しく思います。
全ての命が幸せになれるよう、またこんな悲しい現実が1日も早くなくなるように、ただただ願うばかりです。


399)私の将来の夢は獣医看護婦です(2006.3.14.)

初めまして。私は大学一年です。友人が犬を里親募集のサイトから飼っ
たをきっかけに今の日本の動物に関する姿勢に興味を持ちました。「ど
うぶつたちへのレクイエム」に保健所の写真が載っていてだんだん今の
日本が不安になりました。また、私が入る学部はバイオサイエンス学科
なのでし動物実験はすぐ身近になってしまうのかと思うと先が暗い気が
します。しかし私の将来の夢は獣医看護婦です。
私にも動物達に何か出来るはずだと思う。早く見つけて出来るだけ早く
その『何か』を見つけて取り組みたいと思っています。
その前に入学式の前に保健所に行こうと思います。自分の目で見て自分
の頭で考えるべきだと思うからです。
今からでも遅くない事を願うのみです。


398)同じ人間として、申し訳ないです(2006.3.10.)

はじめまして。
「どうぶつたちへのレクイエム」を読み、ペンをとらせていただきました。
私は今、18歳で、家の事を手伝っています。
児玉さんの本を、TSUTAYAで見たとき、表紙の子犬を見て
買わずにはいられなくなり、手にとりました。
「はじめに」の部分を読み、表紙を見直した時、涙があふれてきました。
私の家は、家族で犬や動物が大好きで、メスのヨポという犬を飼っています。
今、住んでいるところに引っ越して来た時、ヨポは捨てられていました。
前からオスのハチという犬を飼っていたのですが、ヨポを見て家に連れて帰りました。
人間を怖がり、震えていました。たくさんいじめられたのかな?
捨てられたショックが大きかったのかな? など、いろいろ考えました。
私が幼い頃に拾って、一緒に成長してきました。
今ではハチは16年で死んでしまい、ヨポは14年、生きています。
ヨボヨボだけど、私にとっては、いつまでも子犬で、
いつまでも甘えてくる、大事な妹です。
1月末ぐらいから、一番上の姉の家の犬を昼間だけ預かっています。
その犬はまだ3〜4カ月で、名は「イチ」です。
表紙のワンちゃんに似ています。
イチを見ていると、「どうして生きている命を捨てたり、いじめたり
できるんだろう。心が病んでいるとしか思えない」と強く感じます。
表紙のワンちゃんや、本の中の犬たちの瞳を見ていると、
涙があふれてきます。捨てたのは人間です。
同じ人間として、申し訳ないです。
動物を責任をもって飼えないのであれば、飼う資格はないと思います。
迷っている犬や、捨てられた犬・ネコたちを殺さずにすむ方法はないのでしょうか…。
見つめていると、すいこまれそうなほど、澄んできれいな瞳をしている動物達。
人間の勝手で生きる道を閉ざされる事は決して許されません。
これからも、世の人々に伝えて下さい。
生きたくても、生きられない命があることを…。
今日、買ったこの本を、ずっとずっと大切にします。
犬や猫、動物達が生きた証(あかし)として…。
              (篠塚 里美さん)


397)周りの人や将来、自分の子どもに伝えたい(2006.3.10.)

私は現在大学3年生のハルナという者です。
今日、会社説明会の後に寄った本屋で、『どうぶつたちへのレクイエム』を発見し、座ってずっと見ていました。
ほんとにことばに表せない程、胸がいっぱいになり、涙が出ました。
本屋で泣いてしまったのははじめてです。でも抑えきれなかった。
なんて表情してるんだろう。こんなにかわいい子たちばかり。
最後を看取ることができないから、収容所に入れる。めんどうみれないから収容所へ・・・

私は実家にゴールデン・レトリーバーがいます。
小学校5年の頃に我が家へやってきました。いろんなことがありました。
散歩の途中逃げたら先に家に帰っていたこと、庭でビニールプールで遊んだこと、すごい遠くまで散歩したこと、
手術したこと、熱を出したこと、深夜雷がなると二階まで上がってきていたこと、お父さんが怒るとすぐ私の後ろに隠れること、パンが大好物なこと、家族の中で私だけの顔をなめること、座る時肩を包んでもらうことが大好きなこと。。。
とてもとてもかけがえのない存在になりました。
つらいときもたくさんたくさん支えてくれました。本気でたくさんけんかもしました。

彼はいつも私の心の中にいます。
今は老犬で、失うのが怖くてたまりません。

私は彼にとってベストな飼い主ではなかったでしょう。
思春期の頃、世話をする事がつらい時もありました。
厳しくしつけをすることもありました。
自分のことばかりを優先させてしまうこともありました。
けれど、いつも彼はしっぽを振って、笑って、甘えて、いたずらして、
私にたくさん愛情をくれました。私も彼に愛情をたくさんぶつけていきました。
今、自分が大人になって、彼にしてあげたいことがたくさんあります。
とてもとても深く愛しているから。

犬は非常に純粋で、感受性が強いです。
人間の言葉はもちろんわかりますし、表情やしぐさや声で伝えてきてくれます。
人と何も変わらない。命に重い、軽いは存在しません。

それを人間の都合で、残酷に殺してしまう。
『どうぶつたちへのレクイエム』を見て、私にできることはないかと考えました。
まず浮かんだのは収容所に行くことです。
そして里親探しを手伝うことです。
何かできるはずだから!

この本に出会えてよかったです。
周りの人や将来、自分の子どもに伝えたいです。
ありがとうございました。
                  (ハルナさん)


396)家族や周りの人たちに、伝えます(2006.3.7.)

初めてメールさせていただきますm(_ _)m
こういうメールを送ったことも初めてで、ちょっと緊張していますが。。。
先日たまたま待ち合わせまでの時間調整のために近所の
TSUTAYA(神戸市北区の西鈴蘭台店)で本をいろいろ見ていたのですが、
そこで「どうぶつたちへのレクイエム」という本に目がいきました。
普段はいわゆる「どうぶつもの」というのはすぐ涙が出るので
極力見ないようにしてしまうのですが、その日はたまたま手にとりました。
世の中にはフツウでは考えられないようなことが平気でできたり、
それが当たり前のように行われているんですね。
うちにもマルチーズがいますが、最期を看取れないからと手放す気持ちも理解できないです。
とにかく衝撃でした。
私自身、どこにでもいる一般家庭のひとりですので、
だからどうできるかっていうことがなにも思いつかなく、
ただ家族や周りの人たちに「こんな本があるんだよ」
「私たちが知ってることとは違うんだよ」ということぐらいしかできませんが。。。
最後に「写真にうつっている子たちは もうこの世にはいません」
という文に胸がしめつけられる思いでした。
こういうメールも初めてで、なにを書いていいのかわからず申し訳ないですが、
児玉さんの本を知ることができ、本当によかったと思います。
今後ともご活躍を期待しています(*^-^*)

<2通目>

先日、本の購入に踏み切りました。そして、まず、私に何が出来るかを考えてみました。
現在、私の勤めている会社で私と同じ部署の子に回覧しています。
現時点で4名が読んでおり、泣いていました。

次に出来ることを考えてみました。
私が13年前に卒業した小学校に「どうぶつたちへのレクイエム」を寄付したいとメールを昨日送りました。
まだ返信はありませんが、問題なく受けてくれると思います。

今後どうなって行くかを再度ご連絡申し上げます。

                    (みらいさん)


395)命の大切さを改めて真剣に学び…(2006.3.4.)

はじめまして。こんにちは。
瑞稀と申します。
急なメール、申し訳ございません。
動物関係のブログの中で
「どうぶつたちのレクイエム」のサイトを知りました。
私は以前、トリマーの専門学校に行ってました。
その時、「どうぶつたちのレクイエム」の写真展
のことを知り、拝見させていただきました。
命の大切さを改めて真剣に学び、写真展に行ったことを
一生、忘れないと誓いました。
今はトリマーはしてませんが、命の大切さについて
多くの人に知ってもらいたいと思い、リンクさせていただきたいと思いました。
まだ、訪問者は少ないですが、いろんな人に伝わってくれるよう願ってます。


394)飼い主がいても虐待され続け、死を待つ犬も…(2006.3.3.)

こんばんは。
先日、TUTAYAで偶然児玉さまの本を見かけ読まさせていただきました。
(すみません、立ち読みです)
私には、この本を買う勇気がありませんでした。
あまりにも悲しすぎて、本を所有する勇気が持てませんでした。

本の中の動物たちの表情を見て、とても驚きました。
飼い主に裏切られ、自分たちの運命を分かっており
言葉では言い表しようの無い、悲しい目をしていました。

私の家には柴犬を1匹飼っております。
それはそれは、愛情をいっぱい注がれており、今年で13歳になる元気な老犬です。
私の家の近所に、いつも日陰でつながれっぱなしで、水も置いておらず
周りはフンだらけ。そんな犬の存在を数匹知っています。
近くを通るたびに、「何かしてあげたいな」と思いますが
あくまでも「飼われている犬」なので、下手に手出しができません。

飼い主の居ない死を待つ動物もいますが、
飼い主がいても虐待され続け死を待つ動物もいます。

今回、前者の動物たちの運命をこの本を通して知ることができました。

命の大切さを改めて知ることができました。

今後も愛護活動を頑張ってください。

                    (匿名希望さん)


393)目が綺麗に澄んでいるのは動物なのかも…(2006.3.1.)

「どうぶつたちへのレクイエム」を読みました。
深く、児玉さんの言うことに共感させられたような気がします。私はまだ小学六年生で、現実とかあんまり分かんないけど、1ページ、1ページ読んでいくごとに悲しさが湧き上がってきます。
その中でも、一番共感したのは、一年生の男の子の意見で、なんで捨てられて死ぬのは動物だけなのか、ということです。いのちのおもみなんて全部一緒だと思います。近所のおばさんが飼っている犬も、猫も。そりゃ、犬も殺したから人間も殺すなんて感じには行かないと思います。だから逆を考えるんです。捨てられた人間を殺さないなら、犬も猫も殺さない。私がガスのスイッチを押せといわれたら、きっとスイッチを押すのに泣いて一日かかってしまいます。犬や猫の魂が抜けた体にあとで100回謝っても1000回謝っても、済まされないことだと思います。きっといまこういう仕事をしている人もすごくつらい人もいると思います。

人間はどんな目覚しい発展を遂げてもいまのいのちに対する気持ちが変わらなければ、そんなのいらないと思う。世界には生身の人間がいるように、世界には生身の動物がいる。もしかしたら、目が綺麗に澄んでいるのは動物なのかもしれません。


392)皆さん熱心に私の話を聞いてくれました(2006.3.1.)

はじめまして。私は熊本に住んでいます。
熊本の動物愛護のHPの中の投稿掲示板より、どうぶつたちへのレクイエムについて知りました。
私も、動物達のために何らかのお手伝いをしたいと思っている一人です。
今、自分なりに出来ることと思い、少しずつボランティア活動を始めています。
インターネットの通販でお手頃な値段の迷子札を見つけたので、試しに自分と自分の身の回りの飼っている犬、猫の迷子札を注文しました。
それを今日お渡ししたのですが、かなり喜んでいただけたと思います。
その時に「どうぶつたちへのレクイエム」の中の、ラストポートレートと私達に出来ることの部分をコピーして
一緒に渡しました。
私は、ピアノ講師をしているので保護者の方とお話をする機会がたくさんあります。
今日、迷子札をお渡ししたのも保護者の方だったのですが、皆さん熱心に私の話を聞いてくれました。
皆さんが、口をそろえて言われたのは、迷子札の事も動物の実態も知らなかったという事です。
しかし、そういう話をしてみると、皆さんちゃんと聞いてくれますし、「知り合いの○○さんも動物が頬っておけない人で・・・」とか、
「あそこの獣医さんなら力になってくれるかもしれません」など、いろいろ情報や、れからのヒントをくれました。
ちゃんと話をすれば、解ってくれる人もいるということが改めてわかったので、これからも自分なりにいろんな情報を集めて皆さんに
伝えていこうと思います。
ボランティアの登録をお願いします。
一匹でも多くの動物達が幸せになれますように・・・。
               (M.S.さん)


391)出来ることがあるなら手伝わせて下さい(2006.3.1.)

今日 ふと,本屋さんにチビと立ち寄ったところ この本(どうぶつたちへのレクイ
エム)が目に飛び込んできた。
ページをめくるたびに目から・・・涙があふれてきた^^; 
 
以前クイールの本を読んだことがありその時のことをふと思い出した。
「盲導犬クイールの一生」・・・これは発売と同時に本屋で見つけ,早速家に帰り 
最後まで一気に読んでしまった本だった。途中涙で文字が見えず鼻水をすすりながら
読んだ想い出があり,これはチビに是非読ませたいと思った本だった。
それから少したってから映画が上映されそれを見せてやりました。一緒に見ていて隣
をみると目を真っ赤にして一生懸命観ていました。
きっと私が実家飼っていたマルチーズの”エル”が亡くなってしまった時のことを想
いだしていたのでしょう。エルのために花を買って備えてくれたり,実家に帰ると写
真に話しかけてくれたりします。
子供にとっても動物の死は人間以上に身近なものなのかもしれません。
 今日も本屋さんでこの本をみつけ,これ読んでみる?っと聞くと,うん(^_^),う
いちゃんも読みたいっと返事が返ってきたので早速購入,家路を急ぎました。
 家でじっくり見ていて同じ人間のすることを恥じた,幸せな犬たちとこの写真の中
にいる犬たちとは同じ動物なのに何故手を差し伸べてあげられなかったの
か・・・・・何も出来ない自分が悔しかった。同じ想いの方はたくさん居られるはず
です,何をしてあげられるか分からないけどなんとか助けたい!!
その方法があるならば教えてほしいはずです。もし出来ることがあったら,,,助け
ることが出来るなら協力させて下さい。出来ることがあれば手伝わせてください。
                     (tora3さん)


390)殺処分されるモモの運命の大逆転でした(2006.3.1.)

長野県長野市の高松と申します

児玉さんの「どうぶつたちへのレクイエム」は出版されたころに本の紹介で目にはしていましたが、実際ちゃんと向き合うことができたのは長野県伊那市のボランティア「マオネット」さんの「レクイエム」のパネル展をお手伝いした昨年の秋のでした。その後もうひとつのボランティアグループ「ハッピーテール」の方と「管理所」の視察に同行させていただきました。覚悟をして同行させてもらったのですが、薄暗い工場のような建物の檻の中の犬を見たら涙が止まらず保健所、施設の職員の説明の途中で退出する結果となり、最後まで戻ることはできませんでした。そこしか見ていなくともそれほど悲痛な現場でした。檻の中の犬は、その日は1頭だけでしたがボランティアの方が最後まで「ごめんね、ごめんね」とかける声にもきょとんとした顔でこちらを見ていました。時計を手にしてのボランティアの方は絶命するまでの過程をキチンと記録して、県内各施設の管理状態の改善等を保健所の方に伝えていました。この2つのボランティアの方たちは伊那の保健所に働きかけ「管理所」で職員が休みの日の犬の世話をしています。今年の1月2日に私も何かお手伝いをと申し出て1頭の犬の散歩をしました。数十分でもかかわり、また10日後に殺処分されてしまうためか長野に帰ってからも気になってしかたなく里親探しを長野ですることに。最初はネットの「里親探し」のサイトに載せましたが、反応がなく、次は知り合いにメール。これもダメ。処分の日が5日後と迫ってきていても立ってもいられずポスターを40枚ほど長野市と須坂市のスーパー等に貼らせてもらい、ようやく反応が。でも犬がいるのが伊那と伝えると(長野と高速で往復3時間)さすがにそこまで行こうという人はいなく、私が連れて行くということでようやく一人の方を伊那へ。結局は話はまとまらず、気持ちばかりが焦る中、ポスターを貼ってもらった酒屋さんから「お客さんで飼いたいって人が」と連絡。犬を実際に見ることなく「伊那までは行けないけど連れてきてくれるなら飼うよ」のご本人からの連絡に、どうゆうつもりで飼ってくれるのだろう?可哀想だから飼ってやるよという飼い殺し状態だったら…あの子は幸せになれるのだろうか?。もし返されたらその時はどうしよう?最初は里親が見つかったことで飛び上がるほどの嬉しさが、どんどん不安に変わっていき話を断りボランティアの方に安楽死を頼もうかとも考えましたが、最終的に「あの子にチャンスを与えよう。」と、里親さん(Oさん)に連絡をしました。
「よろしくお願いします」との連絡に、Oさんからは、なんと良きパートナーとして家の中で飼いたい。きちんと訓練をして飼いたいので訓練所を探して欲しい、家族みんなが犬が来るのを楽しみにしているとのこと。(Oさんは300坪の豪邸に住む裕福な方だったのです)。Oさん宅に探した訓練士の方と犬を連れて行くと家族全員で車まで迎えに来てくれ、管理所からきたままで汚れていると言っても犬を玄関からそのままリビングへ、なんと用意しておいてくれた首輪にはモモという名前と生年月日(伺った日)、電話番号がOさんの手で書かれていました。
10日後に殺処分されるモモの運命の大逆転でした。Oさんは飼おうと思えばどんな純血種の犬でも飼うことができるのに、MIXのモモを飼うことを選んで半年間の訓練に出してくれました。Oさん、Oさんの家族(奥様と年頃のお嬢さん2人)にとって犬はブランドではない姿勢にとても感激しました。Oさんを中心に明るく暖かい素晴らしいご家族でした。
今回モモと一緒に収容されていた繁殖犬だったらしいラブの老犬も話を聞いた須坂の方が引き取ってくださいました。もう一匹の猟犬(首に発信機を付けていたそう)は引き取りてではないけれど置き場所が見つかったそうです。ボランティアの方に「良かったですね」と言ったところ「でもまた今日3匹入ってきました」とのこと。休む暇、ほっとする間もない伊那の彼女たちの熱意と献身的な行動は本当に頭の下がる気持ちでいっぱいです。ですが今のきりのない状態の中での活動は精神的にも肉体的にも負担が大きくなる一方ではと思います。もっと現状を知ってもらうことは彼女たち活動の手助けにもなるし、知らない人がほとんどです。知ることによって少しでも殺処分される動物を少なくするために、須坂のラブを引き取ってくださった方と2人で啓蒙活動として「どうぶつたちへのレクイエム」のパネル展を長野で行っていきたいのでパネルの貸し出しをお願いしたいのです。
明日中学へパネル展を開催してもらえないか話しに行ってきます。
長々とお書きしましたが、お忙しい中最後まで読んでいただきありがとうございました。
どうぞよろしくお願いします。

管理所からモモを引き取ってくる際に首輪がついていたので返そうとしたら「ここでは首輪はたくさん出るから」の一言。こんな現状もたくさんの人が知って、考えて欲しい。と思います。


389)怖い本、悲しい本ではないことがわかりました(2006.2.22.)

こんにちわ
今年の初めに、児玉さんとメールをさせていただいたことをきっかけに
ブログをはじめました(下記アドレス)

http://blog.goo.ne.jp/hitsuzikoubou/

19日に、「どうぶつたちへのレクイエム」のパネル展にいってきました
そのことを、このメールでも、書いてもいいのですが
照れくさいので19日と20日のブログに気持ちを書きました
見ていただけたら幸いです
1月30日のブログにも、「どうぶつたちへの…」のこと書きました
それを読んでくれた人のコメントで「怖くて見れない」という人もいましたが
今回パネル展を見させていただいて怖い本、悲しい本ではないことがわかりました
 
私も「どうぶつたちへのレクイエム」の写真展を開催したいと思っていますが
児玉さんの写真の迫力とあふれる愛情に
安易な気持ちではこの写真展をお願いしてはだめだと、気をひきしめました。
時と場所と見せ方を、もう一度、よーく考えてみます
                    (桑原さん)


388)立場を変えてみたら、よくわかるはずです(2006.2.22.)

優希です(No.383に掲載)。昔、お母さんが子どもの頃、ペキニーズを飼っていたそうで、とても可愛がってたそうです。その犬は、しんすけと名付けられ、しつけも正しく、偉い子になりました。ですが、亡くなってしまいました。(享年16歳)それから、おばあちゃんやおじいちゃんは、もう犬を飼うのは嫌になったそうです。亡くなった理由は、老衰だったのですが、もう亡くなって悲しむ事はしたくないんだと思います。ですが、お母さんは犬を買ってくれました。
それが、前回メールで言った、【りゅう】です。
お母さんは、おばあちゃんやおじいちゃんに、『また悲しい思いをする事になるよ。それでも良いのなら飼いなさい。』と言われていました。それでもお母さんは買ってくれました。どんなに悲しくても、それはしょうがない事で、ただ一生懸命に大事に育てれば同じ結果であろうが、愛した証拠もあれば、家族の一員と考えられます。なのに、何も知らないで動物を飼い、飽きたら捨てるなどという行為は考えられません。立場を変えてみたら良く分かるはずです。犬を大事に死ぬまで育てる、というのは、飼主の義務です。というか、それが基本なのです。それを出来ないようじゃ、飼う資格はないと思います。

お父さんが、【猿の惑星】(でしたっけ?;)の犬や猫版をやってみたらどうだ、と言っていました。反対の立場になると、犬や猫に見下され、暴力を振るわれる。そんな事を私達人間はしているのです。私はそんなの考えられないし、第一許せません。

長々と意味不明な文をすみませんでした。
では。


387)子どもたちに社会科見学で見せるのも…(2006.2.19.)

はじめまして。現在新潟市で開催されている展覧会に行ってきました。
前々から殺処分される動物に関して興味を持っていたので
感慨深く拝観させていただきました。

おそらく、このような事実を知っている人の方が少ないのでしょうね。
きちんと棄てられた動物たちの運命を多くの人が知れば
殺処分される動物の数は減るのでしょうが
それにしては現在の人間は命を軽視しすぎなのかもしれないと
思いながら、写真を一枚一枚見ていきました。

子どもたちに、保健所や屠殺場を社会科見学で見せるのも
未来可哀想な動物を減らすための手段となるかもしれないと
思ったりもしました。

どうもありがとうございました。

自分のサイトで展覧会のことを載せようと思っています。
記事に何か問題がありましたら、ご連絡ください。
http://arted.littlestar.jp

          (新潟県 Y.M.さん 大学院生)


386)…その声が、今も忘れられません(2006.2.17.)

こんにちは、初めてメールします。由美です   
児玉さんの本「どうぶつたちへのレクイエム」を読みました。
途中で、涙があふれてきました。
数ヶ月前、私が働いていた会社の前に犬を飼っている家がありました。
そこの旦那さんが 可愛がっていましたが、数年前に旦那さんが亡くなってしまいました。
その後 奥さんが飼っていたのですが、散歩も行かず ただ、餌をあげているだけでした。
その家の人が、引越すと聞いて もちろん 犬も連れて行くものだと思っていました。
しかし、違いました  その犬は、保健所にやると言われました 
保健所の人が来て 連れて行こうとした時 その犬は、寂しそうに 
ワオーンと鳴きそのまま連れていかれました
その声が、今でも忘れられません 
うちにも 猫がいたので、 助けられなかったです。
そんな自分も情けなくなりました。
飼い主は、なんとも思っていない感じでした
人間の勝手で捨てられ 殺され 私には、そういう人の気持ちがわかりません
今、なるべく多くの野良猫達を避妊しようと思っています 
なかなか治療費も高いので、まだ、2匹しかできていません  
でも、少しづつでもやって1匹でも殺されていく子達を助けていきたいです
 野良達の避妊、去勢 を安くやってくれる病院が 
増えればいいなぁ と思っています


385)この本を通じて少しでも広めていけたら…(2006.2.17.)

こんにちわ。
中学二年生の水月と申します。
昨夜、塾帰りによった本屋さんで「どうぶつたちへのレクイエム」を見かけ、
表紙の犬の寂しげな瞳に惹かれてぱらぱらとめくっているうちに、自分でも驚くくらい
涙がこみ上げてきて、店内なのにも関わらず、ぽろぽろ泣いてしまいました。
ページをめくるたびに、犬や猫たちが悲しそうな、何かを訴えるような目で見ていて
どうしてこんな…という憤りと、また、深い悲しみにおそわれました。
今の私には、まだ何も出来ないかもしれないけれど、せめてこういうことがあるんだ
ってことを、この本を通じて少しでも広めていけたらな…と思います。
また、将来ペットを飼うときには必ず、必ず、この子たちのような子の里親になって、
二度と悲しい想いなんかさせないように、たくさん愛してあげたいと心から思います。


384)なんにも悪くない犬や猫がかわいそうです(2006.2.10.)

とてもかわいそうな犬、猫たち今思ってみると、そういう犬、猫はたくさんいます。すて犬、すて猫たちがほごできるなら、ほごしたいです。

世界中で、できるもんなら犬や猫その他の動物を捨てるのをやめましょう活動というのをしたいです。人間だって犬や猫だってみんな生きてるんです。

だってみんな一人一人が一つの命をもっているのですから なんにも悪くない犬や猫をもうはやりじゃないからといって捨てたり大きくなりすぎたからといってすてたり、子供が生まれたからと言ってすてるのはよくないです。それなら最初かわないでください

なんにも悪くない犬や猫がかわいそうです。

                (岩田彩奈さん 小学校3年生 )


383)しつけをちゃんとすれば…(2006.2.9.)

No.381に掲載された小学5年生です。
これからはHN:優希(ユウキ)でいきます。
私は、学校の友達に【どうぶつたちへのレクイエム】を
紹介しました。どの子もとても感動しており、
共感してくれた子も居ました。今度は校長先生や、
担任の先生などにも紹介します。
もっともっと、こういう子たちの事を知ってもらうために頑張ります!
話が変わりますが、私一匹犬を飼っています。
トイ・プードルの♂のりゅうです。まだ0歳で、
今年の4月10日で1歳です。私は、りゅうにしつけを教えたり
しています。本に書いてあったように、しつけをちゃんと
させればどうぶつが嫌いな人が少なくなりますよね?
これからも私は頑張ります(^v^)では。


382)本に掲載されていた子と、ごんたの違いは?(2006.2.9.)

以前から拝見させていただいて、昨日やっと通販で本を手に入れて見る事ができました。
今日、私のHPでリンクさせて戴いたので報告です。

『姫と姫ママのおきらく生活』http://rie1880m.web.fc2.com/

私は今、姫といううさぎと一緒に暮らしています“姫ママ”です。
『どうぶつたちへのレクイエム』を見て以前飼っていた犬の“ごんた”にそっくりな子に出会いました
P100〜の子です。

ごんたが亡くなって(享年16歳)から6年ほどの今まで、ごんたは幸せだったのかな?と思っていましたが
その本の子を見て(他の子たちも)ごんたはきっと幸せだったんだ!と思うことができました
うちの ごんたは母が拾ってきた捨て犬です。
生後1ヶ月くらいで兄妹で捨てられていた子をごんたは母が、女の子は農家の方が それぞれ連れてかえったそうです。

本に掲載されていた子と、ごんたの違いは?と考えると胸が苦しくなってしまいます。
骨と皮しかないような足をした子・・・うちのごんたは自分のご飯を野生のキツネが食べていても小屋の中で見てるだけでした。
生後間もなく捨てられた、ごんたは他の犬よりもスタート地点は不幸だったと思います
生きてるうえでの分岐点で、幸・不幸が決まってしまう・・・でも動物たちの分岐点には必ず人間が関わっているんですよね。

うさ飼いさんの間ではお月様に帰ったうさぎさんは他の動物たちと一緒に“虹の橋”というところで飼い主さんを待ってるといいます。
ただ、飼い主さんの居なかった動物たちは待つ人が居ない・・・
私が死んだときには、ごんたと一緒に よく似たあの子も向かえたい。

それまでの長い人生、今はペット禁止マンションにいますが私が出来る全てのことを少しでも多くの動物たちにしてあげたいと
思っています。
動物は、一般の人が思っているよりも賢くてとても優しい生き物です(人間なんか、かなわないくらい)
陰ながら応援していますので、頑張って下さい。

                       (北海道より 姫ママさん)


381)子どもにだって、夢はあります(2006.2.7.)

 私は小学五年生です。
今日、「学校で読書タイムに読むから」と母親に、
【どうぶつたちへのレクイエム】を買ってもらいました。
早速全部読みました。途中で私は泣き崩れました。
こんな人間が居るから、こんな罪のなきどうぶつ達が
殺されていくなんて、私は考えられません。
私は小型犬を飼っています。この本を読んでから、
これからもこの子を大事にしていきたいなと思いました。
この本を読んで、沢山学べたし、現実を知りました。
最後の方のページに書いてあった言葉が心に残ります。
写真に載っていた可愛らしいどうぶつ達が…
皆 皆この世に居ないと知って私は決心しました。
まだ私は子供です。ですが、子供にだって夢はあります。
私は将来。こういうどうぶつ達を助けて行きたいと思いました。
私達人間がこういう活動をしなければまた犠牲者が増えます。
私一人だけで助けられるとは思えません。ですが私は、
どうぶつ達を助けたいのです。一匹でも辛い所から抜け
出させたい。今はそんな思いでいっぱいです。
友達にもこの本を紹介します。もっと沢山の人に知ってもらいたい
です。それでは。


380)もし私が、捨てられた動物だったら…(2006.2.7.)

 私はこの本を見てどうして罪の無い動物が殺されるのか。悪いのは、動物を捨てた人間なのに。なのにどうして人間は、何もなかったことのようにいられるのだろうか。もし、私が、捨てられた動物だったら心の中で泣きながら「助けて!」といつまでも言ってると思います。きっと捨てられた動物たちも喋れないけど人間と同じことを考えたり、思ってるかと思います。


379)この本と出逢えたことに感謝します(2006.2.7.)

 私は、介護職員をめざしている25歳の女性です。本関係のバイトをしていてこの本と出会い、すぐに購入しました。開いたその1ページ目から涙がとまりませんでした。児玉さんの文、様々な人の意見、そして何より写真に写っているどうぶつたちにです。まんまるい目、主人を待つ純粋な目、自分の運命を察した目・・などなど。なぜ、この子達がここにいるのか、なぜ殺されなければならないのか。全ては人間の身勝手な行動からの事なんですよね。どうぶつ達にだってそれぞれの人生があります。それを奪う権利は私達にはないはずです。
 私の家には、1匹のオス猫がいます。子猫の時にもらってきて12年になります。ケガや病気などもしましたが、今でも元気です(かなりでかいですが・・(笑))。それまでどうぶつが苦手だった私も、彼のおかげで今は大好きになれました!私は彼からたくさんのことを学びました。そんな彼と、私はこれからも仲良く生きていきたいと思います。
 私は、どうぶつ達と一緒に住むと決めたときの最初の気持ちを決して忘れてはいけないんだ、ということを児玉さんの本で改めて感じました。人もどうぶつも同じ地球上に生きている生物です。人間の勝手で、これ以上どうぶつ達が殺されないためにはどうしたらいいのか、私は考えていきたいと思います。そして介護の仕事が決まったら、ボランティアなどにも参加しようと思っています。
 最後に、この本と出会えたことに感謝します。


378)社会のために役立ちたい(2006.2.7.)

先日、「どうぶつたちへのレクイエム」を拝読させていただきました。
非常にショックを受け、何も行動を起こせていない自分に非常に腹が立ちました。

今、私は就職活動中で、どこか自分の行きたい企業を探している最中です。
企業に入って仕事をするということは自分のステップアップにもつながりますが、お金を稼ぐということも大きな目的の一つとなります。今、私は行きたい企業は数社あり、そこに向けてアプローチをしてはいますが、本当に自分は何をしたいのだろうかと考えたとき、無残に殺されていく動物たちや、貧困に苦しむ発展途上国の難民たち、地球が危険に直面している環境破壊などの、深刻な社会問題の解決に、私はもっとも興味があります。企業に入り、経済発展の貢献のために働くことへの憧れももちろんありますが、それよりも私は社会のために役立ちたいです。

まず、自分ができる身近な協力として、動物収容所で殺されていく動物たちを自分の手で少しでも少なくできるように、ぜひぜひ何かできることをさせてください。
まだ私自身不勉強で、何から行動を起こせばよいかも分からないし、恥ずかしい話、現場、つまり動物収容所へ足を運ぶ勇気がありません。本当なら現実を見据えるために必ず目で見なければいけないとは思っているのですが、まだできません。

こんな私ですが、なにかできることがありましたらぜひ協力させてください。
お忙しい中、長く乱文をお読みいただきありがとうございます。
お返事いただけたらうれしく思います。
これからもお体にお気をつけて、活躍されてください。

                (加倉井 絢さん)


377)あの仔に起きた不幸な出来事を知ってほしい…(2006.2.4.)

こんにちは、貴サイトをリンクさせていただいている岡田と申します。
先日は、リンクのご返事ありがとうございました。
大変不躾なのですが本日はお願いがあってメールをさせていただきました。

実は、わたしのブログのトップページに児玉さんの写真集にあった老犬のポメラニアンの写真を貼らせていただきたいと切実に思っています。
このような不幸な仔を救いたいと願うのですが、わたしは本当に微力です。日々のくらしに追われボランティアらしいこともなかなかできません。
ただ、唯一今すぐできることは自分のブログであの仔に起きた不幸な出来事をより多くの人に知ってもらうことだと思いました。
あの仔をずっと覚えていてあげたい。
あの仔がこの世にいたことをできるだけ多くの人に知ってもらいたい。
あの仔が飼い主に裏切られ、それでもひたすらその飼い主を待っていたことをみんなに感じてもらいたい。
そして、罪のないあの仔がなぜ殺されなければならなかったのか、みんなに考えてもらいたい。
わたしの稚拙な文章ではなにも伝わりませんが、あの仔のあの瞳を見ればすべての人があの仔の心を悟ることができると思います。
そのため、ぜひ児玉さんの写真をブログに貼らせていただければと思いました。宣伝や営利目的ではございません。
著作権など難しい問題もあると思いますが、
もし可能であればご許可いただきたいと思います。
わたしのブログのURLは下記のとおりです。
http://liverty.seesaa.net/
できれば、ブログの内容もご確認いただいてご判断いただければと思います。
以上、お忙しいところ大変申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いいたします。


376)ブログに紹介させていただきました(2006.2.2.)

はじめまして。
ふと、立ち寄った行きつけの書店で貴書を何気に手にしました。
2歳になるダルメシアンの愛犬のお蔭ですっかり愛犬家の1員を自負するようになり、
ついつい表紙の柴ちゃんの切ない瞳にひきつけられました。
私の愛犬はダルメシアン。恐らく、何年か前(映画のヒット後何年かだと思われます)には
もしかしたらそこに同じ犬種もあったかと思うと、思わず我が子を抱きしめずにはおられませんでした。
貴書に残された大切な命。こんな切ない最後を迎える命たちが少しでも少なくなるように・・・・
そして、いつかはゼロになるように
私にできることは、まずは自分の身近な大切な命を愛おしく思うこと・・・・
そして、その思いを伝えること。
そして、貴書の存在をすこしでも知ってもらうこと・・・と、思いました。
で、その一手段として我がブログに紹介させていただきました。
http://sun.ap.teacup.com/soleil/
2/1付けのものです。もし、差しさわりがあるようでしたら削除しますが、できればしたくなく思います。
因みに、私山梨で在宅での訪問看護をしております。
で、筋萎縮性そくさく硬化症 (ALS)の患者さん宅でかわいがられている
1歳のゴールデンレトリバーの雄の里親をさがしています。
介護の為、彼のお世話が十分に出来ないことを可哀想に思っての決断ですので、
もし協力してもらえればと思います。が、これは本当に余談です。
本当に貴書及びこの思いへの賛同をおつたえできればとメールさせてもらいました。
また、貴HPにはよらせていただきたいと思います。
今は、こんなことしか自分にはできることはありませんが、
更にパワーアップした何か・・・が見つかればな〜っと思います。
継続は力なり・・・・是非、この活動が更に根付くことを祈っています。
・・・ありがとうございました。


375)他人事のように考えていた自分の考えがむなしい…(2006.1.31.)

私は、今年高校2年生になる女子高生です。
私が児玉さんに手紙を書いた理由は、「どうぶつたちへのレクイエム」
という本を見たからです。この本を買った理由は、ただ私は、
犬が好きだったからです。私の家には、犬2匹と鳥1匹を飼っています。
この本の中にも、ポメラニアンの写真がありました。
っていうか、私は、この本を読んで涙が止まりませんでした。
私は、かわいそうというか、人間の心が憎いというか。
とにかく、いっぱいいっぱいだったので、何と言えばいいかわからないのですが、
とても腹が立ちました。とにかく、涙が止まりませんでした。
このような本を見るのは初めてでしたし、保健所について
深く考えることもありませんでした。というのも、考えることを
避けていました。なので、とても衝撃的でした。
他人事のように考えていた私の今までの考えにもむなしくてむなしくて。
こんなに苦しんでいた犬や猫が日本だけでもたくさんいたと考えると、
かわいそうすぎて、私からも死んでいった犬たちに謝りたい気分です。
この本の中に、小学生の一言が書いてありました。
この清い心が、大人になっても汚れないままでいてほしいと思いました。
これから、私も大人になり、自分の夢が叶う頃になっても
この心を忘れず、犬とともに生きていきたいと思いました。
きっと、犬が殺されない年がくるのを願いながら。
というか、犬が1匹でも助かるように、私も何かしたいと思っています。
本当に、この本を読んで良かったと思いました。
私の夢は、獣医師です。とにかく頑張って勉強したいと思っています。
犬や猫が殺されない日がくるように、私ができることはやりたいと思います。
                 (林ゆりえさん)


374)本を読んでいると、心がザワザワっとします(2006.1.31.)

こんにちは。「どうぶつたちへのレクイエム」読みました。
図書館で借りてですけど…。
児玉さんの本、とってもすばらしいなぁ〜と思います。
あ、こんなとこでなんですけど、かるい自己紹介を。
私は東京都に住んでいる、田中媛子といいます。
今、小学校5年生です。では、感想へもどります。
私は、犬、その他の動物が大好きなんです。特に犬が…。
保健所って、特に、犬・ネコ中心なんですよね…。悲惨です。
うちでは、犬を飼いたいんですけど、私がしっかりしていないので、
親は反対します。保健所の犬、助けてあげたいです。
ひどいですよね、犬や猫が年をとったからとか、病気になったから
とか、引っ越すから、とか…。自分が飼い主なら、しっかりと
最後まで責任をもって飼ってほしいです。
あ、ごめんなさい。本の話しにもどります。
児玉さんの本、とっても素敵です。読んでいると、
じわ〜っとなってきて、心がザワザワッとします。
保健所の犬の写真とか見るの、初めてなんです…。
でも、児玉さんの思っていることは正しいし、私も大大賛成です。
                 (田中媛子さん)


373)大切な家族を、人間の手によって奪われました…(2006.1.31.)

初めまして、福島県に住んでいる横田早紀と申します。
私は何気なくTSUTAYAで本を見ていた時にこの“どうぶつたちへのレクイエム”を見つけました。
ただその場で立ち読みするだけのつもりで本に手を伸ばし、ページをめくっていました。
でも読んでいくうちにそこに写ってる動物達の目を見て買わずにはいられなくなりました。
“どうして動物達にこんなに悲しい目をさせなきゃいけないんだろう??” “なぜこの動物達に自分は何もしてやれないんだろう??”
という気持ちでいっぱいになってしまいました…。

実は私も小学4年生から6年生まで(マメ)柴犬を飼っていました。名前は「リュウ」と名付けました。
弟が出来たみたいですごく嬉しくて、散歩にも行ったし、一緒にいっぱい遊びました。
ですが、私が小学6年生の8月25日にリュウは死にました…それも人間の手によって殺されました。
私はその日、2学期の始業式だったので学校が早く終わり、友達の家に遊びに行っていました…。
近所に診察に来ていた整骨院の医師に向かってリュウが吠えていたらしいのです。その人は身長の高い体格のいい人でした。
吠えられたことに腹を立てた医師が、車庫に繋がれていたリュウを自分の身長より高い所から地面に叩きつけていたんです。
その後両親と、離れた所の高校に行っていた兄と合流して一緒に動物病院に行きましたが、リュウは助かりませんでした。
その後警察に行きました。でも容疑は「器物損害」…大事な家族が「器物」??幼かった私ですが納得いきませんでした…。
それからその医師は精神科のある病院に入院して、その後のことはまったくわかりません…。
ただ今でも大切な家族を人間の手によって奪われたことはどうしても許せません…。

そういうことを経験してるので、出来る限り動物達を助けてあげたいと思っています。
こういう真実を知るということだけでも何か協力できてるんじゃないかななんて思っています。
保健所に連れて行かれる、処分されてしまう動物達が減っていくことを望みます。     

              (福島県・高校2年生・横田早紀さん)


372)ささやかなアクションの一環として…(2006.1.31.)

突然のメール失礼します。

先日、犬の特集を組んでいた雑誌で殺処分の記事を読み、
他の皆様と同様、自分の無知さと無力さに悔しい思いをしている者です。
家族にも写真集を見せて話し合ったりしましたが、今の状況ではうちは
今いるワンコで精一杯という結論に達しました。

今でも、あのコたちの目が忘れられなくて。あのコたちがもう死んでしまったのが信
じられなくて…。
あんなに澄んだ瞳をしているのに、どうして捨てることなぞできるのでしょうか?

今すぐ里親になるのは無理ですが、自分が将来、自立しワンコを幸せに出来る自信が
できたなら、
私はあのコたちを迎えにいきます。今はボランティア団体さんに寄付をしたりするこ
とが精一杯で
申し訳ない気持ちでいっぱいです。将来的には何らかのアクションをおこし、死を待
つしかないワンコの
一匹でも多く救い出したいと思います。

今すぐ迎えに行けずにごめんね。
生まれ変わったら、私のところに来てね。
絶対に幸せにするからね。

ささやかなアクションの一環としてリンクを貼らせてください。
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/ginga_ainu/

これからも頑張ってください。応援しています。

                  (匿名希望さん)


371)ぜひ、この写真展をさせていただきたく…(2006.1.26.)

初めまして。
私は熊本県に在住しております、工藤明美と申します。
写真展の事に付いて問い合わせさせて頂きました。
お忙しいと思いますが、宜しくお願い致します。
私は特別に愛護団体などには入っておりません。
一般人である事にコダワリをもっております。
里親探しにはある団体のお手伝いさせ頂いておりますが、
愛護団体に入ってしまうと、やって当たり前…
という悲しい見方をされてしまいます。
私は動物が好き…嫌い関係なく、今の極悪な環境・状況を
一般常識として皆さんに知って頂きたい!と強く思っております。
捨て犬を保護した時は里親に出来る状況にまでして探してあげる…。
決して楽な事ではありませんし、私は母子家庭でこれから
高校に行く娘が一人おります。
お金もかかる事は重々承知済みなのですが、いくらでも辛抱出来ます。
今我が家にいる9匹の犬達の姿を見る度に、
この捨てられた犬や猫と何が違うのか…。生きていく事に
精一杯な姿は人間様気取りになってるこの世の中で
逆に尊敬出来る存在でもあるんではないか…と思わずにはいられません。
私の住んでる熊本市は毎年動物愛護センターで
殺処分されていく犬や猫は少なくなりつつありますが、
たとえ1年に1匹になっても、あのような処分をされ無念の最後を
迎えるなくてはいけないなんてあり得ない事だと強く思っております。
悲しい事にあまりにも「保健所での殺処分方法=安楽死」と
安易に一般常識として思っていられる方が多過ぎます。
この熊本県は年間殺処分される犬や猫の数ワースト5位に入る程の数…。
保健所の前に行くと、おの吠え泣く声は身を裂かれる思いになり
息が出来ない程苦しく悲しく辛くなってしまいます。
どうにか出来ないものか!なぜ助けてあげられないのか!
無力な自分を攻め続け悔しくて…悔しくて…
今私はインターネットショップをしております。
なので一点一点商品の詳細を付けるすぐ下に
殺処分についてとアニマルポリスの事など記載し
好き嫌い関係なく全国の皆さんに知って頂きたく文面を載せております。
微力ですが少しでも、一匹でも.の思いでしております。
是非!この写真展をさせて頂きたく思いました!
場所は最近中心街に出来た1日貸して頂けるイベントホール。
何日貸し出してくれるのか分かりませんので押さえる日にちなど分かりませんが、
お返事頂き次第検討させて頂く方向です。
あと、人気のあるカフェ。お友達のカフェでとても人気のあるカフェです。
毎回、頑張ってる素人さんの写真展や絵画など
イベントとして活動も兼ねてカフェを営業してある所です。
ドックカフェも兼ねてありますので、お話しすれば好意的に協力してくれると思います。
随分長くなってしまいました。申し訳ございません!!
写真貸し出しに付き、お幾ら程かかるのかなど詳しい詳細をお知らせ下さいませ。
宜敷くご検討の程お願い致します。
                  (工藤明美さん)


370)哀れむだけでは何もかわらないから…(2006.1.25.)

「どうぶつたちへのレクイエム」・・・私はツタヤで何気なく見た本でした。すぐに最後まで読めましたが、写真の子達の目を見る事が出来ませんでした。買う事が出来ませんでした。ツタヤへ足を運ぶ度に見るのですが、買う事がどうしても出来なかった。 写真の子達を直視することも出来なかった。でも常に頭をよぎりつづけたのは、「私に何か出来ることは?!命の重さは人も犬も猫も同じなのに。」でした。
私の家は、捨て猫を保護し、里親捜しをしてきました。今は猫が6匹、犬が7匹いる状態です。これまで十匹程は里親さんが見つかったのですが、見つからなかった子達は全員手放さず、今では我が家の大事な家族です。
後日、私の妹が何気なく入った本屋で「どうぶつたちへのレクイエム」を買ってきました。家族皆で、その本や殺されていく動物達への事で話しました。父は「血統書も雑種もかわいさも命の重さも同じ」だといっていました。本当にその通りです。それから私と妹で何か出来る事はないかと話し合い、今は二人で少しずつではありますが、お金をためています。そして、ペットフード等を買い、動物保護団体に寄付しようと。そして、ペットショップへ行く前にまず、保健所へ足えお運ぶよう友達へ勧め、ポスターを作り、保健所や区役所等へ貼ってもらおうという事でした。
毎日いくつもの命が、人のエゴだけで今日も明日も明後日も失われていく。こんな不条理な事、あってはいけない。この子達には生まれてきた意味もあり、生きる権利もあるはずなのに。なので、ほかにも何かできることがあったら、教えてください。お願いします。
こういった事は目を背けていたら、知らない振りをしていたら楽かもしれません。でも、こういった事実を知っているだけでは、哀れむだけでは何も変わらないと思います。
この本やサイトが良い出会いになりました。ありがとうございました。がんばります!
                 (東京都・会社員・27歳)


369)写っている子たちに「ごめんね」と…(2006.1.9.)

「どうぶつたちへのレクイエム」をツタヤさんで見つけ、
タイトルと表紙に惹かれて立ち読みをしました。
読みながら泣いてしまい、周りに人が居ましたが、涙を拭いながら最後まで読みました。
そして、少しでも何かの役に立てればと思い、著書を買わせて頂きました。

何度読んでも泣かずにはいられません。
保健所で殺処分される動物達の事、処分は安楽死ではない事、
途方もない数の動物達の命が絶たれている事は、
今まで何冊かの動物関係の本を読んで知っていました。
知っていても、涙を流さずには読めません。
特に「どうぶつたちへのレクイエム」は写真が多く、
写っている子たちに「ごめんね」と言わずにいられません。
人間のワガママで飼われ、捨てられ、殺されていく動物達から目を背けていてはいけませんよね。
保健所の職員さん達が悪いわけではなく、
飼い主の責任を放棄してしまっている人たち、
そして何も出来ない私達にも非があると思います。

私の家では昔から、何かしら動物を飼っていました。
犬、猫、鳥、魚・・・動物に囲まれて育って、
最期まで看取ってお墓を作ってあげるのが当然だと思っていました。
けれど、そうではない現実もたくさんあるんだと、歳を重ねていくほど痛感しています。
私の家族全員が動物好きだったので、飼っていた猫が他界してしまってから
しばらく後、保健所に飼う子を探しに行こうという話になりました。
何の罪もない動物が毎日たくさん保健所で息絶えている事を初めて知ったのはその時です。
ほんの少しでも、罪のない子たちを救えるなら、と話し合っての事でした。
ですが結局、里親を探していた人から仔猫を譲り受け、保健所には行きませんでした。

それから数年後、数冊の本と出会い、保健所で行われている事、動物達の現実を詳しく知りました。
最期を看取るのが可哀相だから、と言って保健所に犬や猫を持ち込む人たちは、
最期を看取るのは耐えられないのに、ガスで殺されるのは耐えられるんでしょうか?
去勢が可哀相で耐えられないという人は、愛犬(愛猫)の
生まれたばかりの仔猫たちがガスで殺されるのは耐えられるんでしょうか?
自分がその場にいなければ、目を背けていられると思っているのでしょうか。。。?

死んでしまった飼い猫を見て、「この子は動かなくなったから
電池を入れ替えてよ」と言った子どもがいたという話を聞きました。
親の意識が子どもに与える影響というのは恐ろしいものです。
ペットブームに流され、次々と動物を買い替え、
要らなくなった子を保健所に持ち込む親を見て育った子どもは、何を思うんでしょうか?
テレビや雑誌で、ペットブームの華やかさだけを
前面に出しているのにも原因があるのでしょうね。。。
動物だって人間だって、同じ「命」なのに、動物の死は「処分」と言う。。。
そんなふうに命に優劣をつける事を、とても悲しく思います。

私が立ち寄ったツタヤは新潟の中越地方で3件ほどですが、
どのツタヤでも「どうぶつたちへのレクイエム」がオススメの本コーナーに置かれていました。
中越地震で被災した地域ですが、取り残された動物達の保護に尽力して下さった方々が居ました。
人間と動物の絆に焦点を当てた番組も放送されました。
そういった事からでも少しずつ、人々の意識が変わってくれたら、と思います。
自分の地域の保健所の現状を知らずに言うのもどうかと思いますが、
ペットを保健所に持ち込んだ事のある人、保健所に捕獲を依頼した人、
動物を捨てる人。。。そんな人たちが読んでくれる事を願っています。

うまく言葉には出来ませんが、人間の都合で生死を
決められてしまう子が少しでも減るよう祈らずにはいられません。
私に出来る事はほとんどないのかもしれませんが、
きっとこれからも動物たちを題材にした本は買い続けると思います。
誰にも届かなくても、動物たちを責任をもって飼う事を訴え続けたいと思います。

県外にはいけませんが、新潟県内で写真展が開かれる事があれば足を運びたいと思います。
最後になりましたが、「どうぶつたちへのレクイエム」に出会えて良かったと思っています。
この本が、たくさんの人の心に響くように願っております。

突然のメール失礼致しました。  (匿名希望さん)


368)私たちに「殺されている」話しでした…(2006.1.8.)

今日、本屋に何気なく立ち寄って「どうぶつたちへのレクイエム」を見つけました。
元来、動物が好きな私なので表紙がワンコだったので立ち読みを始めました。
『レクイエム』と言うからには、動物が死ぬ内容なのかな。と思っていたけど…
全然違いましたね。
『死ぬ』話じゃなくて、私たちに『殺されている』話でした。

動物収容施設などで、処分される動物は、安楽死などではないことは知っていました。
でも、処分される動物たちは野良たちばかりと思い込んでいました。
自ら収容施設につれて来る人達が居るなんて、今日まで知りませんでした。
そして、誤解していることもありました。
動物収容施設で、動物を処分している人たちは、悲しくもなんともないと…何故か思い込んでいました。
どうしてなのかは、解りません。でも、この本を読んで…全てがわかりました。

どうして、処分するときは窒息死なんでしょうか…
せめて最期くらいは、安楽死にしてあげたいと思います。
でも、そんなことは関係ないんですよね。
この世から、捨て犬や捨て猫などをいないようにしなければ意味がない

私が死ぬまでには、処分される動物たちが居なくなっていることを
願わずにはおれません………


367)ともに生きている仲間として…(2006.1.7.)

今日、tsutayaにてこの本を手にし、何気なく立ち読みしているうちに
涙が溢れてきました。
我が家には、家族の一員として犬が居るのが当たり前で
私が、心の病になり他人に会うのが億劫になり外出するのが
怖かった時期にも、ただいつも側にいてくれました。
言葉がうまく出なくなってしまった時も、彼らは何1つ戸惑うことなく
いつもと変わらないコミュニケーションをとってくれました。
うまく言えませんが、そんな時間を大切にしているうちに
私は自分らしさを取り戻せた気がします。
人と人とはまた違った心の繋がりを実感していた矢先の
ことでしたので、全国で殺処分されている小さな命の現実
は、あまりにも衝撃的でした。
こんな私でも、何かができるはず・・・
じっとしていられない気持ちでいっぱいです。
中途半端な偽善や哀れみでなく、共に生きている
仲間として。


366)今度は、目をそらさず、本を読みます(2005.12.28.)

沖縄、石垣島に住むものです。
今日、TSUTAYA 石垣店(島にTSUTAYAは一軒です)で
「どうぶつたちへのレクイエム」を見つけ、ページをめくってみました。
・・・すみません・・・あまりに泣けてしまい、買うことができませんでした・・・。

私は、この10月からチワワと暮らし始めました。
このコにとって、とても良い飼い主とは言えない私ですが、
幸せな気持ちにさせてくれるこのコをもっともっと幸せにしたい、
一緒に幸せになりたいと思い、日々暮らしています。

この本で、わんこやにゃんこたちの、あんな悲しい目を
生まれて初めて見ました・・・。
あの目が、ずっと頭から離れません!

自分が何をできるか、すべきかををよく考たいと思いました。
こんどは、目をそらさず、本を読みます。

きっかけを、ありがとうございました。
頑張りましょう。

         (石垣市 オクラねーねー こと高橋裕子さん)


365)本の中の「事実」との出会いは衝撃でした(2005.12.21.)

はじめまして。
宮城県立拓桃養護学校で中学部1年A組の担当をしています、
柏谷雄輝と申します。
このたびツタヤで表紙の瞳に見つめられ、
「どうぶつたちへのレクイエム」を
見つけました。その晩に一気に読みましたが
ボロボロと涙がこぼれて止まりませんでした。
自分自身,普通中学校から養護学校に転勤し、
「知らない」ということは「悪」ですらある、と感じていたことが多く、
この本の中の「事実」との出会いは衝撃的でした。
次の日、中3の生徒が「読みたい」と言うので本を貸すと
「みんなにも知ってもらいたい、多くの人に知ってもらいたい」と言われました。
もともと道徳の授業で扱おうと思っていましたが、
展示写真の貸し出しを行っていることを思い出しました。
来年度の文化祭で展示を、とも思いましたが、
本校は諸事情により生徒の転出入が激しいので、
来年度には全く別の顔ぶれになってしまいます。
今の生徒にも知らせたい、と思い、展示写真の貸し出しを希望いたします。
また、今週中に私のクラスの生徒が転出します。
その前にこの本を用いた道徳を行いたいと思っています。
つきましては、「どうぶつたちへのレクイエム」の中の
写真と文章を使わせて頂くことを、どうぞご承諾下さい。
生きた資料には、それだけで「力」があると思っています。
よろしくお願いいたします。


364)ホームページにリンクをはらせていただきました(2005.12.20.)

こんにちは、秋夜と申します。16歳です。
この度私は児玉さんの書かれた「どうぶつたちへのレクイエム」を読ませていただきました。これに私は大変心を打たれ、早速ホームページにリンクを張らせていただきました。趣味のホームページですが、集まってきてくださる方は沢山いらっしゃるので、少しでも私の様に心を打たれる方がいてくれれば…と思います。
私は、今犬一匹と猫二匹飼っています。犬も猫も大好きなので、こんな風に命を簡単に捨ててしまう人が許せません。
今の私にはこの様なかわいそうな動物たちを救ってあげることができません。でも何か少しでもできることがあれば、教えて下さいませんでしょうか?お願いします。
読んでくださってありがとうございました。長々とすみませんでした。
失礼します。


363)小さなうねりも、集まれば大きな波に…(2005.12.20.)

はじめまして、こんにちは。白井と申します。

サイト拝見させてもらいました。少しだけわたしの意見を述べます。
私も動物大好きです。なぜ殺せる、なぜ捨てれるのでしょう。
私には理解できません。単純に人間に置き換えて考えればわかること
だと思います。人間を殺したり、捨てたり、、、しません。なぜ動物達はいいの?
って思います。彼らを命と見ていないのでしょう、残念ながら。情けないです。
ここまで人間のエゴがきてしまうともう末期症状を通り越して、異常事態だと
感じます。危機ですね。最近知らない病気なども発見されてきていますが、
警告でしょうね、そう感じます。やれることをやるしかないですね。そうしなければ
守ってあげられませんからね、同じ命を。

このような機会を得て、いろいろな方と知り逢えたらなと思っております。
少しずつでも輪が広がれば、必ずいつかは変えられるはずです。
まだ小さなうねりですが、小さなうねりでも
集まれば大きな波にだってなりますからね。

サイト名:旅のことだま http://www.somw1.com


362)職場の人たちにも、この本を薦めています(2005.12.16.)

初めまして☆彡
私は、岐阜県に住んでいる21歳で名前は、マリアです☆彡
「動物たちへのレクイエム」を読みました!
私も動物好きで三匹の犬を飼っています!時々、日当たりがいい場所で
ゴロ(((((;___▲___))(((((;___▲___))ゴロ(( ̄▼ ̄ ;)))))野口五郎(笑)
あっ、すいません・・・・日当たりがいい場所で
ゴロゴロするのが好きな三匹と私なのですが
この子たちの世話もしつけも大変だけどこの子達がいるから、
毎日頑張れるんだと家族で語り合いました!
悲しい現実もあるけれど、だからこそ私たちが頑張っていかないと
星になった子達は、無駄に死んだことになる!
ガンジーが残した言葉は、意味深くて
今の悲しい日本の事を言っているような気がしました・・・・(悲)
職場の人たちにも、この本を薦めています!
本を読んでいて、言葉はいらないなって思いました・・・
写真の子たちの瞳を見たら胸の突き刺さるほどの
悲しさが伝わるはずだと思いました!
児玉さん!家族共々、応援しています!!


361)生あるものには全てに価値がある(2005.12.13.)

はじめまして、東京に住むeiji(男性)です
児玉さんのHPはもうずいぶん前から知っていましたが
ツタヤに「どうぶつたちへのレクイエム」を販売していると
HPで知って、たまに利用している「ツタヤ浜田山店」に
電話で確認したところ取り扱ってるとの事でした

もうずいぶん前からご活動の事を知っていながら恥ずかしいことに
まだちゃんと本を読ませていただいてなかったので
この機会にと思い、取り置きをしてもらい今日買ってきました。

感想、この本は撮られた写真以上にその横に添えられた
文章にその重みを感じました、涙が止まりません。
生あるものは全てに価値がある、それを再認識させていただきました。
ご活動大変かと思われますががんばってくださいね、
私もどこかで機会がある度にこの現実を知らせさせていただきます、1人からでも。

なお、ツタヤ浜田山(杉並区)ではレジ横ではありませんが、見えやすい高さの棚に
表紙が見えるように堂々と横2列、奥に4冊づつで合計8冊並んでましたよ。

寒くなりますので風邪などひきませぬ様、お気をつけくださいませ、それでは。


360)現実を知り、涙が出ました(2005.12.8.)

「どうぶつたちへのレクイエム」読みました。
私は今まで保健所へ連れていかれた動物達は
楽に死ぬ事ができるのかと思っていました。
現実を知りこの本を読み涙が出ました。
私は動物が大好きなのでお金がかかる・
歳とったから・飼えなくなったから
と言う理由で捨てるのは許せません。
飼う前から生きているんだから歳をとる事わかっているはずです。
私は犬・猫とも飼っているのでこれからも大事に一緒に暮らします。
命の大切さを教えていただきありがとうございました。


359)私のHPで写真を紹介したい(2005.11.29.)


こんばんは、はじめまして。
宇治田玲子と申します。

今日、初めて「どうぶつたちへのレクイエム」を読みました。
ずっと手元に合ったのにも拘らず、どうしてもページが開けなかったのです。
生まれたときから祖母の家では犬をずっと飼っていて、年に何度も触れ合っていたし、私自身も犬を4年前から飼い始め、それから犬について色々調べてみたりもしました。
犬を飼い始めて、自分でもできることを・・・と思いHPも作ってみました。
少しでも多くの人に今の現状を知ってもらいたいと思ったのです。
開設して3年たった今でもまだまだ拙いサイトですし、最近では自身の忙しさにかまけて更新もままなっていませんが、たまにメールで感想をいただけると、頑張ろうと思います。

今回、やっとページを開いて本を読んでみて、改めて、自分にも出来ることを・・・を思いました。
写真展のことも書いてあったので、私も、と思うのですが、今はそこまで大きなことができないので、サイトの方で少しずつでも紹介していければいいな、と考えています。
URL:http://www.jtw.zaq.ne.jp/kazuhi/

もし、ご迷惑でなければ私のHPでも写真など紹介したいのですが、よろしいでしょうか?
メールマガジンも発行しているので、少しでも多くの人に知ってもらえたら・・・・と思います。

それでは、用件のみですが失礼致します。
突然のメール、失礼致しました。

                          (宇治田玲子さん)


358)命の大切さを考えてもらうきっかけに…(2005.11.29.)

はじめまして。私はT公民館に勤務する浦野と申します。突然のメールすみません。今年の4月から採用され、公民館に配属されたのですが、今回ご連絡させていただいたのは、ぜひ、公民館でパネル展をしたいと思ったからです。欲を言わせて頂いたら、春の公民館主催講座で動物に関する講座を企画中で、補助犬についてや、警察犬といったテーマを組み合わせて考えているのですが、児玉さんの保健所で殺処分される動物たちのお話も盛り込みたい!と思ったからです。(まだ具体的に、日程等は決まっていませんが、子どもやたくさんの方たちに来て頂きたいので、土曜日の午後にでも出来たら・・・とは考えています。)

私がこの『どうぶつたちへのレクイエム』に出会ったのは、公民館利用者の方からの、チラシをおいてほしいと言う事がきっかけで知りました。早速、パネル展に行かせて頂きました。なんとも言いようのない寂しそうな瞳をしたい犬の写真が忘れられませんでした。保健所で処分される動物たちの存在は知っていましたが、まさか炭酸ガスによる窒息死とは思いもしなかったし、子犬・子猫でも容赦なく処分されていると、どれも衝撃的な事ばかりでした。また、捨てられる動物の中で、飼い犬・飼い猫が多いという事もとてもショックでした。

私事になりますが、最近犬(ミニチュアピンシャー)を飼い始めました。最近というのは、2年前までもずっと犬を飼っていたのですが、2匹の犬が相次いで亡くなってしまい、それ以来両親はもう二度と飼わないと堅く言い続けていたからです。動物を飼っていたら、死というものが否応でもつきものですが・・・ しかし、私は生まれてからこの23年間、ずっと犬がいる生活をしていたから、犬がいない生活というものが考えられませんでした。犬がいなくなってからも、家族とよく、「ファニィーはやんちゃやったな〜」「ボブは甘えたやったよな〜」と、今でも話をしても尽きないぐらいたくさんの思い出があり、ことあるごとに、犬飼いたい!!ばかり2年間もの間言い続けてきました。

小学生の時の話になりますが、当時、3匹の犬を飼っていた時があって、たまたま近所の竹やぶまで犬の散歩をしていたとき、犬がぐいぐいとやぶの中にひっぱっていくので、何やろ?と思ってもぐりこんでみると、そこにはダンボールの箱がありました。箱を開けてみると、柴犬の子犬が入っていました。思わず、家に連れて帰って、両親に「この犬飼ったらあかん?」と聞くと、「3匹も犬飼ってるから家ではもう飼われへんから、もとの場所に戻しておいで」の返事だけでした。泣く泣くもとの竹やぶに戻しに行ったときはとてもくやしくて泣きながら行ったのを覚えています。その後もやはり気がかりで、パンのヘタを持っていきました。そしたら、小学生ぐらいの男の子2人がその子犬を抱いているのをみかけたので、そのまま帰って来ました。その後、その子犬がどうなったかは分かりませんが、今でもはっきりと覚えている出来事です。その捨てられていた犬も、いかにもペットショップで買ってきて、都合が悪くなったからか、捨てられたという感じでした。

最近飼い始めた犬の話になりますが、今までは犬をかわいがるというだけで、犬の世話は、親任せそのものでした。しかし、今回犬を飼うことになったのは、きちんと責任を持って、世話からしつけ、金銭面のことから全てをするという条件で、ついに念願のペットを飼うこととなりました。私も仕事をしているので、その間は、親のサポートを受けていますが、朝出かける前に、トイレやエサの世話をしています。夜には、小屋の掃除、エサやり、もちろん犬と毎日遊んでコミュニケーションをとっています。家に帰るのが楽しみで楽しみで、仕事が終わる前にはソワソワしてしまいます。

だから、私には動物を捨てるという感覚がとても理解できません。事情があるのかも知れませんが、それは人間の勝手だと思います。最初から飼えないと分かっているのなら、かわいいから、というおもちゃ感覚で生き物を飼ってはダメだと思います。私が親からもよく言われていることですが、ペットを飼う時は、それなりの覚悟がないなら飼う資格はないときつく言われ続けています。人間の子どもも、動物の子どもも同じで、かわいいけど、それと同時に手がかかるのです。その事を決して忘れてはいけないと思いました。

こういったこともあり、今回公民館で、ロビー展示をしようと思い、連絡させていただきました。そしてたくさんの方たちにこの現状を伝えれればと思いました。最近少年犯罪による事件がとても多く報道されていますが、その子達は命の大切さを分かっていないとても悲しい子達だと思います。生き物を通じて、命の大切さを少しでも真剣に考えてもらえるきっかけにでもなればと思っています。

長くになりましたが、ご連絡いただければ幸いです。お忙しいと思いますが、どうぞ、ご検討の方よろしくお願い致します。

                           (浦野 早紀さん)


357)命が無駄にならないために…(2005.11.29.)

あなたの本、拝見させていただきました。
とても切なく、悲しくなりました。
人間はなんて勝手な生き物なんだろうと思いました。
また、どうして何の罪もない動物達が殺されなければいけないのでしょうか。
動物の命だって一つの大切な命なのに・・・。
今後、このような命が無駄にならないために、私達になにができるのでしょうか。
とても考えさせられました。

児玉さんの活動や、本の出版、応援しています。
これからも命の尊さや、人が忘れかけている何かを伝えていってください。


356)早速、行動を起こしました(2005.11.29.)

以前にメールをしました堀木です。
児玉さんの著書を読んだ後、早速、行動を起こしました。
何人かの知人に児玉さんの著書を差し上げました。
そして皆、自分と同じ様に共感し沢山、泣いてくれました。
今回は、その中の1人の方のメールを児玉さん読んで貰いたく、メールしました。
以下、知人が自分宛に送ったメールです。

<知人のメール>
堀木さん、お疲れさま。
本は貰った日にお家に帰ってすぐ読んだよ。
凄く切なく成ってボロボロ、涙が止まらなかったよ。
可哀相って思うと同時に捨てたり持ち込んだりする飼い主に腹が立っちゃって
色々な事を考えたよ。
堀木さんの次に犬を飼うときは施設の犬を飼うっていう言葉にも凄く共感したよ。
私は本に載ってた施設にいて引取先が決まった犬の写真が忘れられない。
本当に自分にできる事を今すぐにでもしたいって思った。
でも根本的な事を変えないと同じ事の繰り返しで何か大きな活動とかしたくなった。
一つでも多くのいのちを救いたい。

…自分が、このメールを貰った時、心から本当に本当に嬉しかったのと
自分の周りに、こんなに優しい心を持った人達が沢山、居る事に喜びを感じました。
今後、自分なりにではありますが知人と一緒に
小さな活動をして行きたいと思って居ります。
又、これからも児玉さんの活動を応援して行きたいと思って居ります。
児玉さんの活動が1日も早く実を結ぶ事を切に願います。
これからも頑張って下さい。


355)自分の無知さ加減にショックを受けました(2005.11.21.)

長野県に住む主婦です。
今日、娘が一冊の本を買ってきてくれました。
それが児玉さんの本、「どうぶつたちへのレクイエム」でした。

ページをめくるたび、涙がこみあげてきて仕方がありませんでした。
今も止まりません。
犬の目、尻尾、怯えている姿がせつなくて、悲しくて、
しかしどうしてやることもできない無力な自分がここにいる…。

保健所の存在は知ってはいましたが、
もがき、苦しまずに天国にいっているものだと思っていました。
自分の無知さ加減に、ショックを受けました。

我が家にも犬が二匹いますが、一匹は捨てられていた犬でした。
でも最期まで責任を持って面倒をみていきます。

動物たちの幸せを願ってやみません。
書きたいことはたくさんあるのですが、胸がいっぱいで言葉になりません。

ただ、このような動物たちがいなくなることは難しいことかもしれませんが、
せめて、人間の身勝手さによって尊い命が奪われることだけは、
なくなるように祈るばかりです。


354)子犬の保護にご協力ください(2005.11.11.)

突然のメール失礼致します。

私は大分県在住のものです。
9月まで福岡市内の病院に入院してました。
そこで3匹の子犬に出会いました。
野良犬です。
その子達を保護したく、餌付けを3ヶ月近くしていたのですが
人間に虐待されていて、なかなか触れる距離までは
懐いてはくれません。
でも、すぐそばまで来てくれるまでにはなりました。
とてもおとなしくかわいい子達です。
その子達のいる敷地の施設管理の方や管理センターに保護したいという事を
お話してその為に餌付けをしている事、協力のお願いなどの
話をしましたが、一個人のいう事をいちいち聞いてはいられない。と
いう事で相手にはしてもらえませんでした。
そうこうしていると施設管理の方が、管理センターへ依頼し、
捕獲器が設置されてしまいました。
保護をしたいのですが、一人では力不足です。
それで、ご協力のお願いでご連絡させていただきました。
この子達と出会ってからの事を日記にして綴ったものを公開してます。
それを読んでいただいた方の中で、署名を集めるのに協力します。と
いう方も出てきています。
この秋、又同じ場所で子犬が産まれています。
ここでは毎年小さな命が葬れさられています。
早くこの悲しい出来事に終止符を打ってあげたいと思ってます。
とにかくいろんな人に知っていただいて、協力していただける人を
集められたらと思っています。
どうか、お力をお貸しくださいます様よろしくお願いいたします。
この子達を救うために何をしたらいいか、どう行動すればいいか
いろいろご意見などもお聞かせください。

我が家にも2匹のワンコ達がいます。
なので、最初は「里親探し」をするつもりでした。
でも、なかなか理解してくれる人を探すのは難しいだろうと
考え、3匹は取りあえず、私が引き取ろうと決めました。
傷が癒えたら、里親に出すかを考えようと思ってます。
今の状態で里親に出すのはかなり難しいと思ってます。

問題は、どう捕獲するかという問題なのです。
触らせてくれるまでの距離までは来てくれないので、難しくて・・・
保護の為の捕獲をしたいのですが、私一人ではどうする事も出来ずに・・・
それが問題なのです。
この秋に新たに又子犬も産まれている様です。

あと、新聞社の方などにお知り合いはいらっしゃいませんでしょうか?
一人でも多く協力していただける方を集いたいのです。
私の公開している日記を見て、署名集めますよ!!という方も
福岡市内の方よりご連絡いただいてます。
とにかく、沢山の方に知っていただく事だと思ってます。
私一人では微力ですが、賛同していただける人の一人一人の力が
集まれば大きな力となります。

この子達と出会ってからの事を下記に綴ってあります。
私は、目に障害があり、目の調子のいい時にメモしたものを起こし
更新をしていますので遅れ遅れの日付になっています。
よろしければ読んでいただければ・・・
http://members.goo.ne.jp/home/happydog-wanwan

※メールはこちらへお願いします→happydog-waanwan@mail.goo.ne.jp


353)人と犬との関係がより良くなるために…(2005.11.10.)

この度は、麻布大学21世紀シンポジウム
「人と犬との共生・ワンだふるライフ」に
「どうぶつたちのレクイエム」より
写真を活用させていただきありがとうございました。
麻布大学21世紀シンポジウム
「人と犬との共生・ワンだふるライフ」は
参加者が100人を超え大盛況に幕を閉じました。
現実問題として、犬の殺処分の現状を知ってもらうため、
児玉さんの写真は参加者の心に強く残ったことと思います。
シンポジウムのアンケートの中に、犬の殺処分の問題を
どうにかしたいとう声もありました。
人と犬とがより良く暮らすには
、目の前の犬との楽しい暮らしだけではなく、
8分に1頭(年間16万4000頭を時間で割った値)
日本のどこかで殺されている現実があるということを
知る必要があると思います。

人と犬との関係がより良くなるために一人一人が
意識を高め、尊い命を大切にしていくことが大事だと思います。

私たちの研究室では、人と犬との関係が
より良くなるために「犬の社会化」を目指して
研究・活動を進めています。
人の意識の改革はとても難しいですが、
一人でも多くの人の理解が深まるよう、
一生懸命取り組んでいきたいと思います。

この度は本当にありがとうございました。

  (麻布大学大学院獣医学研究科動物応用科学専攻
     動物人間関係学研究室 
            伊澤 都さん)


352)なにもせずにいたら、今日も失われる命は止まらないから…(2005.11.9.)

私は高校3年生の女子です、学校の図書館で何か良い本はないかとふとめをやると、
目に入ったのは、何か物言いたげな犬の写真でした、小さい頃から動物が好きな私
は、中学生で動物虐待・動物実験を知りました…人間はなんて汚いんだろう。そう思
うことが多くなりました、犬にだって動物だって心があるのに、高校卒業後わたし
は、犬の専門学校にはいります、そこは、愛護センターから犬を連れてきて、里親を
探すというカリキュラムもあり、気に入りました、でも動物を殺すシーンを見なくて
はいけないと思うと、今から憂鬱です。私にできること…考えても何も浮かばない、
私は捨てる側の気持ちが理解できないから、しかたなかったから捨てたなんて思えな
いし思いたくない、児玉小枝さんのように本を出したりして、この現状を多くの人に
伝えて沢山の命が救えたらどれだけいいか。私は盲導犬訓練士になるか、このような
動物達を救う仕事につこうか考えています、私に何かできるか考えながら、一つ頭に
あるのは、アメリカなどのペットしじょう!ペットショップには犬は売ってなく、み
な、愛護センターにいる動物を飼うそうです、日本もそんな国になってほしい、だか
らアメリカや海外にも研修に行きたいです、それで何ができるか分からないし、簡単
なことではないけれど、何もしずに居たら、今日も失われる命は止まらないから

僕らの命はただ時を見つめ
『かわいい、大好き』と言ってくれた声を思い起こすだけ
周りの犬の叫びが僕の心へと届く
やっと理解した
僕は殺されるんだと…
僕の心は僕の言葉はどこにやればいい?
あの部屋に向かう
『死』という一文字に向かって
隣のケージがまた一つまた一つ減って
僕への死を知らせる
誰か僕を助けて
飼い主さん僕は前よりいい子にするから
酸素が消える前にむかえに来て
どうか どうか


351)あまりにも矛盾な社会に疑問を…(2005.11.8.)

 初めまして…。私は東京在住の堀木と申します。
 実は今日(11月6日)に児玉さんの著書『どうぶつたちへのレクイエム』を購入しました。この本の存在は以前、家に有ったスポーツ新聞の片隅に小さく小さく紹介されて居たのを偶然、見かけたので知って居ました。何と無く興味が有ったので書店に出掛けた時は購入しようと思って居たのですが中々、見付かりませんでした。ですが今日、偶然にも、その本を見付けたので書店で立ち読みをして居ましたら余りにも、ショッキングな内容に驚かされました。正直、私は処分される犬や猫は大半は野良犬、野良猫だと思って居たからです。処分される大半が子犬、子猫だとは…。恥ずかしいですが立ち読みしながら泣きました。自分の家にも犬が2匹居ます(チワワ、♂、6歳、3歳)。帰宅してから自問自答してしまいました。我が家の犬は幸せなんだろうか…?今の環境で満足なんだろうか…?生まれても殺される命が有る一方で大事に育てられる命も有る…。余りにも矛盾な社会に疑問を感じてしまいました。私は児玉さんの著書を読んで居ても立っても居られず直ぐにHPを拝見し、メールをした次第です。私の知人達にも、この本の存在を教えて上げ様と思ってます。又、この本の存在が、もっともっと世間に知れ渡る事…、又、処分される犬、猫が無くなる事を切に願います。今後とも児玉さんの活動を応援したいと思って居ります。突然のメールにて大変、失礼しました。


350)本当に偶然の出会いでした…(2005.10.26.)

初めまして。
私は今度短期のボランティア留学に参加しようと思っています。
場所は多分ご存知でしょうが、ニュージーランドのSPCAという施設です。
私は小さいころから家族で犬を飼っていたし、
プレゼントにもらったのがきっかけで、
自分ひとりで鳥のお世話をし続けた経験があります。
なので、動物はとても身近な存在です。
もし今回ボランティアを計画していなかったら、
ただ動物が好きという一言で終わっていたと思います。
けど、行くと決めた以上は、目を背けてはいけない現実があるんだと思い、
図書館で本を調べ始めました。
まず手にした本が、渡辺眞子さんの『捨て犬を救う街』でした。
本当に偶然の出会いでした。
1ページ目にかわいらしい柴犬の写真が載っていたので、
『かわい〜』と軽い気持ちで見ながら、
次の文を読んだら涙が溢れていました。
まさか、保健所で撮られた写真だとは・・・・。
すぐさま本を持って帰り、泣いて泣いて泣きまくりました。
今、私が唯一彼らにしてあげられることだと思っています。
つらいけど、最後まで読む勇気も必要なんだと思い、
止めたくありませんでした。今の私には何もできませんが、
ボランティアに参加し多くの経験を積んで、
児玉さんのように多くの日本人に影響を与えられるような、
捨て犬・捨て猫がいない世界に少しでも近づけるよう、
人々の心を動かせるような人間に私はなりたいです。
本当に感動しました。
こんな気持ちにしてくれた児玉さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、つらいことばかりかもしれませんが、がんばってください。
心から応援しています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
              (根本 美奈子さん)


349)赤ちゃんが来たと思ってほしいと思います(2005.10.25.)

初めてメ−ルをお送りします。
私は、都内に住む犬や猫が大好きな、おばさんです。
今日、初めて「どうぶつたちへのレクイエム」を書店で見つけました。
澄んだ瞳をした、でもどこか悲しげな犬の表情が忘れられません。
実は、昨年10月に15年一緒に暮らした三毛猫を、老衰で亡くしました。

十五年前子猫で迷い込んできた彼女に最初にご飯を上げたのは父でした
家で死なれたら困る、そんな気持ちの父に、安易な気持ちでご飯を上げないでと反対したのは私でした。
父が旅行に行った時に私がご飯をあげて・・あの子は、家で面倒をみる。そう決めました。
本来動物が苦手な父も、文句は言えません。

人も命も、動物の命も命の重さに変わりはありません。
犬や猫を他の動物をペットに飼うのなら、赤ちゃんが来たと思って欲しいと思います。

ペットを大切に慈しめば、言葉は話せないけど沢山の贈り物をしてくれます。
それは、愛情、思いやり、信頼。生きていくために大切なもの。
この地球に住んでいる大切な仲間。大事にしたいですね。


348)母親犬を助けてあげられなかった悔しさで…(2005.10.19.)

「どうぶつたちへのレクイエム」を拝見させて頂きました。人間という生き物がこの世で一番残酷であり、醜い生き物であると認識しております。自分たちの勝手な都合、身勝手な判断で数多くの尊い命が絶たれている現実を果たしてどれくらいの人間という生き物が知っているのでしょう? 「可愛いから…」 「今、流行っているから…」と軽い感情で命を買う(飼う)事は絶対に許されない現実です。17年前、近所で子犬が産まれました。子犬の母親犬の飼い主は世話を全く行わず、一日中短いリードでつなぎっぱなしにしているという悲惨な状況でした。見かねた近所の方々が食事や排泄の世話を行っておりました。私達家族はその子犬を引取りましたが、母親犬は私が学校から帰宅すると姿が無く、後で聞いた話ではありますが飼い主が保健所へ引き取りに来てもらったとの事でした。飼い主に対しての怒りと当時13歳の私には母親犬を助けてあげられなかった悔しさで今でも決して忘れる事が出来ない悲しい現実であります。引き取った犬も今では17歳を過ぎ老犬にはなりましたが、大きな病気等もする事は無く大変元気に過ごしております。母親犬の分以上に今後、何が起きても最後まで一緒に楽しく幸せに暮らしていきたいと願っております。
                           (匿名希望さん)


347)本を手にするまで時間がかかってしまいました(2005.10.14.)

こんにちは。私は都内に住んでいる者です。
以前から児玉さんのお名前は存じておりました。
本日、とある書店で一冊の本を見かけました。
でもタイトルを見て視線を背けてしまい、
その本を手にするまで時間がかかってしまいました。
3回読み返しました。涙が出ました。
かわいそうな感情と、あまりに勝手な行動をとっている
人間として恥ずかしいという憤りで。
私も田舎で柴犬を飼っていました。
彼は3年前に15年という寿命を全うしましたが…。 
今は色んな生き物をペットにする人が多いですが、
愛情が無くなれば人間のエゴで簡単に捨ててしまう時代です。
微弱ではありますが、お手伝いをさせていただきたいと思っています。 
それでは、失礼いたします。


346)6月に、犬の里親になりました(2005.10.4.)

はじめまして。
私はこの「どうぶつたちへのレクイエム」を読み、本屋で号泣し、
早速家に帰って読み直し、また泣いて・・・

その後、自分にもなにかできないか、と思い
6月に犬の里親になりました。

現在その犬のブログを書いているのですが
今回、こちらのHPを紹介させていただくとともに
私のブログにリンクさせて頂きました。

私のブログは、自分の犬の話ばかりですが
お暇なときにでも覗いてみてください。

http://senri626.blog14.fc2.com/

これからもがんばってください。

                (匿名希望さん)


345)動物を助ける仕事につきたいと思いました(2005.10.4.)

はじめまして。わたしは石川県に住んでいる中学三年生のさおりです。
この「どうぶつたちへのレクイエム」のを見て考えさせられました。
わたしは、犬や猫などの動物達が殺されるのは本当に許せません。
だけど、動物達が殺されるのは、わたし達人間のせいでもあり、本当に本当に
罪悪感でいっぱいです。私は、あるサイトで、保健所で犬が殺される動画を見ました。
今の現実に目をそむけてはいけないような気がしたからです。
犬は本当に苦しんでいて、凄い自分が許せないです。今の間にも動物達は
殺されているかもしれないのに、わたしは何にもしてあげれなくて…
写真の犬達の表情は、もう全てをわかりきっているような顔に見えました。
もう、あの犬達はこの世にはいないし、あの犬達を助けてあげる事は出来なかったけど
わたしは、このような現実を見て、動物を助けてあげる仕事につきたいと思いました。
そして、わたしはこの世界にいる人の多くに、そういう事を伝えたいです。
このような事があってはいけないのだと。本当に、「どうぶつたちへのレクイエム」を見て
よかったと思うし、わたしは今まで以上に考えさせられました。
本当にありがとうございます


344)私たちにとっては「天使の子ども」です(2005.10.4.)

はじめまして!ネットで「ボランティア」を検索したらたどり着きました・・・
現在一才半の男の子の猫と同居してます。
彼は去年の6月に知り合いの者が道端で雨にぬれて歩いているところを見つけ自宅に持ち帰ってのですが、先住猫との相性がよくなっかたようで、我が家の一員になりました。

ところが彼がやってきて、3ヶ月後私は「癌告知」を受けました・・・
毎週のように病院に通いながら、入院が決まるまでの日々を
猫のなつめと過ごしていると、自然と彼に癒され、病気の恐怖や悲しみは殆ど感じることなく過ごす事ができました。
これが「アニマルセラピー」というものでしょうか・・(笑)
入院中も携帯に彼の写真を待ち受けに、朝晩眺めては、主人が見舞いに来ると会話は彼のことばかりです(笑)
入院中は主人も随分彼に癒されたと思います。
子供がいない私たちには、「天使の子供」です。

時々彼と遊びながら、「貴方はここに来なかったら今頃どうしていたのかな?なつめ、幸せかい??」って彼に語りかけます(笑)
当時彼がいた近くにはダンボールの箱が放置されてたので、多分心無い飼い主が彼を含め数匹の子猫を捨てたのだと思いますが、私たち夫婦は彼に出会って、すっかり彼中心の生活に幸せを感じてます。
そして現在野良猫として生きてる猫たちに私たちがして上げられることは・・・そんなことを色々考えたりします。

退院祝いに今年の春、東京に遊びに行ったのですが、
その時江ノ島に訪れた時、「猫基金」の箱の側で昼寝している猫を見て、彼らを「江ノ島猫」とも言う事を知りました。
心無い人たちが、江ノ島に猫を捨てに来るので、島の人たちが、不幸な猫を増やさないように、避妊手術をしてあげているとのことでした。

今パソコンを打つそばで我が家の息子が夢を見ています(^^)
彼の寝顔を見ながら、不幸な猫が増えないよう祈るばかりです・・・

長々と書き綴り失礼いたしました。


343)テレビやCMを使って訴えることができたら…(2005.9.26.)

はじめまして。私は7月号の「猫びより」を見て
児玉さんの「どうぶつたちへのレクイエム」を知り、
こうしてお手紙を書きました。
何げなく手に取って開いたのが児玉さんのページ。
可愛い子犬だなぁ、と思ったと同時に、何とも言えない
胸騒ぎが始まりました。“目を背けないで、私たちを見て”
この言葉で私は何を意味しているのかが分かりました。
何で見てしまったんだろう、何も見てない、何も見てない、
早く閉じてしまえ…そう思いました。
隣から、凍りついた表情で、末の妹が見ていました。
「お姉ちゃん、それって…見ない方がいいよ…」
その時、私は、「ちゃんと見た方がいいよ。たとえ見なくても
これが現実なんだから、知っていないと…」と
次々にページをめくりました。ちゃんと妹も見ていました。
麻袋に入れられた子猫たち…無邪気な子犬や子猫たち…
まっすぐにオリの中から見つめる眼は一体何を言っているのだろう…
助けて? 生きたい? 怖い? いいえ、きっともう
悟っているのだと思いました。
私は以前から「死」に対して異常な程考えたり、恐ろしく思ったり、
その苦しみや痛みを考えると、夜も寝れないということがよくあります。
それは、私には難病で人工呼吸器をつけなくては生きられない妹がいるからです。
彼女は次女で、良枝といいます。良枝は現在22才ですが、これまでの間、
息ができず死ぬ程苦しいという思いを、数多くしてきました。
児玉さんの本のことを良枝にも話しましたが、「人間の勝手で
殺されていく動物達の苦しみが非常によくわかる」と言っていました。
私も時折、自分の鼻をつまんで口を閉じてどんなに苦しいのか
試してみたりしますが、あの苦しみが30分も続くなんて
恐ろしくて恐ろしくて…どうして何の罪もない動物達が
苦しんで苦しんで、もがいてもがいて、死んでいかねばならないのか、
私には分かりません。せめて楽に死なせることはできないのでしょうか?
私もこれまで、捨てられた動物を拾ってはもらってくれる人を探したり、
自分の家で飼ったりしてきました。つい数日前には、近所をウロウロ
している犬を保護しました。もしかしたら捨てられたのかもしれないとも
思いましたが、こんなに可愛い犬を捨てるなんて、どうしても信じられず、
近所のスーパーにチラシを貼ったり、保健所に届け出は出てないか、
必死に飼い主さんを探しました。2日間も飼い主さんは現れず、
人間の愚かさを実感しました。3日目に保健所から、
「ぴったりの届け出がある」と電話がかかってきて、家族皆で大喜びでした。
捨てられたんじゃなかったことが本当に嬉しかったです。
その犬の飼い主さんから聞いた話なのですが、その方がまだ
学生だった頃、虐待されて迷い込んできた犬を飼い始めたそうです。
その犬が子どもを生んで、もらい手を探し、全ての子犬が
もらわれていったそうです。それから親犬は、来る人、来る人に
噛みつくようになり、どうしようもなく、保健所へ…
人間はどうしてこんなにも勝手なのでしょうか?
犬だって、猫だって、皆、生きているのです。命があるのです。
感情だってあるし、痛みも苦しみも感じるのです。
保健所はむやみに動物を殺しているのではなく、野良犬や野良猫を
増やさない為、病気のが蔓延するのを防ぐ為に、必要な所だと考えますが、
増える動物、いらなくなった動物を殺すだけでは、何にも解決しないと思います。
現在、多くの動物愛護団体があり、虐待された動物の里親を探す為に
駅などで人々に呼びかけをしたり、保健所の動物をネットで公開し、
里親を募集したり、保健所から月々数十匹ずつもらって、
里親を希望する人々に公開したり…など様々な活動を聞きます。
1匹でも多くの命を救おうと皆、本当に一生懸命なんだと、
私もそのような活動に参加できればと思います。
見たり、触れたりすることで、心に安らぎを得たり、
励まされたりしているのに、どうして動物が人間より下の目線で
考えられるのが常識なのでしょうか? 動物に与えて貰っている
ものは、はかりしれないのに…。
そこで、私は私なりに考えました。児玉さんは、本の出版以外にも
展示会や講演会を開き、人々に動物達のの悲惨な現実を知ってもらう
活動をしておられるそうですね。そのおかげで、動物達への意識が
変わった人はたくさんいると思いますし、救われた命もあることと思います。
もっともっと広い地域で展示会や講演会が行われれば……。
それで多くの人々に知らせる方法を考えました。
児玉さんの出版された本は売り切れ状態ですし
(サイト管理人注:↑現在は書店にて予約入手可能です)
きっと感心を寄せている人が多いのだと思いますが、
私は「猫びより」を見るまで全く知りませんでした。
私の周りも皆、知らない人ばかりです。
人々に知ってもらう一番の方法は、テレビで放送することと考えます。
今は動物の番組が増えていますし、人々に飼われ、幸せで
かわいらしい動物の姿を見て楽しんでいる人が多いと思います。
ですが、そのような事よりも、皆、悲惨な現実を見るべきなのです。
番組の中の5分でも10分でもいいのです。
それを毎週放送するのです。そして、もっと良い方法はCMです。
簡単に言っていますが、私は私なりに真剣に考えました。
テレビという方法はとれませんか?
とにかく、私も多くの人々に知ってほしいのです。
皆が現実を知らない限り、一部の愛護団体が活動をしても、
何も変わらないと思います。正すべきは、人々の根本的な心だと思います。
私たち姉妹は、将来、トリミング店を開こうと計画しています。
そして店に児玉さんの本を置き、お客様に現実を知って頂くのです。
一人でも多くの人に考えていただきたいのです。
これは夢ですので、実現することができるか分かりませんが、
人間の勝手で殺されていく動物達が減り、いなくなるよう、
私たちも皆に訴えていこうと思っています。
児玉さんにおかれましては、実際にその目で、死に直面する動物達を
見ているわけですから、私などが考えるよりも計り知れない
精神的打撃を受けていることと察します。
でも、児玉さんの訴えは確実に人々に伝わっていることと思います。
今度も心身ともに気をつけ、頑張って下さいね。

                  (栗原由美子さん)


342)人間はもちろん殺処分はされませんが…(2005.9.20.)

はじめまして。神奈川県で医療に従事している者です。
昨日、初めて「どうぶつたちへのレクイエム」を読み涙が止まりませんでした。
施設に収容された動物たちの写真を思い出すたびに
涙がでてきます。昨日から泣きっぱなしです。
また、写真を撮られた児玉さん自身も死にゆくどうぶつたちを目の前にして、さぞつらかっただろうと思います。
この本で私は、人間の愚かさと身勝手さをまざまざと思い知りました。
人間とおなじように動物たちも生命の期限や生死の決定を他者に決められていいはずがありません。
処分をお願いしに来る飼い主は、どういう気持ちで保健所にやってくるのでしょうか。
昨日まで、いや、保健所にやってくる直前まで自分たちの家族として接していたはずの動物たちです。
 思えば、以前勤務していた老人保健施設や特別養護老人ホームでも、
家族が介護をするのに困難になった高齢の方が多数入所しています。
そのかたがたの家族のほんの一部ですが、「(ご老人が)亡くなったら連絡をくれ」と言い、
一切面会にも来ない、老健施設を言葉は悪いですが「姥捨て山」のように見ている、という人もいます。
(もちろん遠方のためになかなか面会にこれなくても熱心に接しているという人もたくさんいらっしゃいます)
人間はもちろん殺処分はされませんが、意識としては処分を依頼することと大して違いはないと思いました。

現在は自分はなかなか休みが取れず、写真展の開催や里親探しなどの活動は残念ながら参加できない
状況です。でも、こんな自分でも何かしたい、と思っています。
そこで、本に書かれていた「里親さがしをしているボランティア」の方々にわずかばかりですが援助をしたいと思っております。
児玉さんが知っている、信用できる愛護団体がありましたら教えていただけませんか。
(なかには援助のお金を本来の目的に使ってない団体もある、ということを聞いたので)
県の動物愛護協会には寄付をしたいと思っています。(そこは安楽死は1988年から行っていないとのことです)

私も、あと数年して時間的余裕ができたら、人間から捨てられてしまった子達の里親探しの活動をしたいと考えています。
児玉さんも精神的、体力的にきつい部分もあるでしょうが、どうかくれぐれもご自愛ください。
長文、乱文で申し訳ありませんでした。
                          (匿名希望さん)


341)まずは、はじめの一歩(2005.9.19.)

<1通目>
初めまして。たった今、「どうぶつたちへのレクイエム」
を読ませて頂きました。写真の、愛くるしい犬や猫達の
健気な瞳を見ていると、涙が止まりませんでした。
世の中は複雑で、難しい理屈は色々あるでしょうが、
ただシンプルに、すべての命は尊い、他者(人も動物も環境も)を
傷つけたり苦しめるのは間違った事、どの命も幸せになるべきで、
それが踏み躙られていい道理なんかない、と思います。
それは理想なのかもしれませんが…。
理想は現実にすべく目指すもの。
私も、自分にできる事をやってみます!

<2通目>
こんにちわ。昨日メールさせて頂いたTOMOです。
自分に何ができるか、考えてみました。
行動力のない自分にできるだろうか…
開催の準備はどうやったらいいんだろうか…
とても不安ですが、児玉さんの写真展を開きたい、と思いました。
この自分に、本当にやれるかわかりません。
でも、まずは、はじめの一歩。要項を送って下さい。

<3通目>
返信ありがとうございます(^-^)。
白い犬との出会いをきっかけに、動物たちのための活動を
始められた児玉さんの勇気と真心、すばらしいと思います。
児玉さんは、どうぶつ、とひらがなで表現されるのですね。
ここにも、児玉さんの、どうぶつたちへの深い愛情を感じます。
写真展を開く事は、正直言って、めちゃくちゃ不安なんです。
でも、収容施設に閉じ込められているどの子も、
愛情あふれる眼差しと優しい手に包まれるべき命ですもんね。
要項の到着、待ってます。よろしくお願いします。

               (東京都 TOMOさん)


340)子どもの頃の気持ちを、大人になるまで持っていられれば…(2005.9.14.)

名古屋在住の浅井美帆と申します。
今回、「どうぶつたちへのレクイエム」を拝見させていただき、
何回も何回も読み、涙が止まりませんでした。
仕事をしていても、この本のこと、この本に写っている犬や猫の目が
思い出されて、涙が出てきます。
私は、犬は、昔から飼いたいと思っていましたが、飼うことができず、
うさぎを飼っています。名前はみるくといいますが、
みるくが死んだら自分も死ぬと決めているぐらい、大事な家族です。
私も動物が大好きで、動物の番組や事件などは、
いつもやるせない思いで、何もしてあげられない力のなさを感じます。
虐待など、決して許すことなどできません。
保健所の存在は知っていましたが、改めて、目を背けることのできない
現実があるのだと実感しました。私に力があれば、この子たち全てを
引き取って上げたいです。
私の周りにも、「うさぎ、可愛い!!飼いたい!」と言う人は
たくさんいますが、安易に飼ってほしくないので、
飼うのは大変だよと難しさを教えます。
私もこの本の子たちの目をまっすぐ見れる人間でいたいと思います。
街で犬を散歩している人とすれ違うと、いつも
微笑ましく見ていますが、いつも、最後まで大事にしてあげてね、
と思いながら横を通っています。
この本の中の子たちのコメントは、とても素直で、心打たれる言葉ばかりでした。
この気持ちが、ずっと大人になるまでもっていれば、捨てられる動物達は
いないはずなのに、どこで狂ってしまったのか…。
自分にできる事は、周りの人に伝える事、他にも出来る事は
していきたいと思っています。
これからも、真実をたくさん伝えていってほしいと思います。
たくさんの子どもたち、もちろん大人にも伝えていってほしいです。


339)人間は、まちがえた生き方をしている(2005.9.14.)

 はじめまして、私は東京に住んでいる6年生です。
 私の家族は全員、犬が好きです。
 ある日、お父さんが、捨て犬に関する本を買って来ました。その本が、「どうぶつたちへのレクイエム」という本でした。
 最初はあまり読みたくありませんでした。自分たちと同じ“人間”が、犬・猫を殺している。動物たちがたくさん死んでいる。そんな現実に向き合いたくなかったからです。
 でも、私の家にもシェルティーがいるのですが、そのシェルティーを見て、「もし、ほかの家に飼われていて、捨てられてしまったら…」と思うと、「私も捨て犬を救いたい。そのためには、現実と向き合おう」。そう思いました。
 そうして、この本を読む決心がついたのです。
 「どうぶつたちへのレクイエム」に載っている写真の犬・猫たちの目を見ているだけで胸がいっぱいになってしまいました。別に「悲しい」と言っているわけでもないのに、一枚の写真から、悲しみ、孤独の苦しさが、ひしひしと伝わってきました。「この世から必要とされなくなり、大好きだった飼い主から裏切られた犬や猫の気持ちはどんなに苦しいものだろう」と思います。
 私は、人間が好きです。けれど、どんなにすごい事を発想しても、命をムダにするというみにくい行いをする人間は大嫌いです。“人間は、まちがえた生き方をしている”…「どうぶつたちへのレクイエム」という本で、そういう事を学びました。
 私は今、HPを作っています。もちろん、捨て犬についてです。その時には、児玉小枝さんのHPをぜひリンクさせてください。お願いします。そして将来、私はイラストレーターになりたいので、捨て犬の事を絵本にしたいなぁと思います。
 この本を読んで、世界の何人もの人が、「捨て犬を助けたい」と思ったと思います。これからもお仕事がんばって下さい。応えんしています。
                           (M.N.さん)


(338) 悲しみを、救うエネルギーに換えて…(2005.8.25.)

先日、「どうぶつたちへのレクイエム」を購入させていただきました。
私は愛玩動物飼養管理士1級というものを取り、動物たちの
ために何かしたい思いつつ、実際、何をしたらよいのか・・・
どのようにはじめたらよいのか!?どういう風に周りの方に
正しい飼養、不幸な犬、猫がいるということを伝えていけば
よいのか!?日々迷い、悩んでおりました。
そんな時、児玉さんの本と出合いました。
最近、特に動物の命というものを身近に感じておりました。
というのも、私は三匹の猫を飼っているのですが、そのうち
の1匹が6月に2ヶ月の闘病生活の末、亡くなったからです。
結婚して子供に恵まれなかった私を、いつも励ましてくれた
私にとってわが子のような存在でした。
うちの三匹もみんな捨てられたり、野良だったりしていた子 たちです。
闘病生活は奇跡が起きて、少しでも長く生きられるように
必死でした。もちろん、労力、資金力とても大変でしたが
私たちにとっては家族にしてあげることと同じことだったです。
すこしでも元気に生きてほしいと願っても逝ってしまった・・・
でもある意味幸せだったのでしょうか!?
ペット霊園の火葬場の方が「この子は幸せですよ・・・門の前
に亡くなった犬猫の遺体を置いて行く人がいますよ。あれは
ほんとうに哀れですよ。最期まで一緒にいたはずなのにね・・・」
と言っていたのがとても印象に残りました。
猫を亡くした悲しみの中で、この本に出会い、現実はわかっていた
つもりでも目を背けていたと思います。
必死に生きようとした命・・・一方で元気で健康で幸せに
生きていける、いっていいはずなのに
飼い主がいない、放棄されたために殺傷されてしまうなんて
強い憤りを感じました。
微力かもしれないけど、何かしていかないと・・・と思いました。
管理士会の仲間の人のところにも、愛護センターの方から
よく相談や保護の話が来るそうです。
学校に行ったりする活動もしますが、教育委員に通したりなかなか
受け入れてくれる学校も少なく、地道な活動ですが、少しでも
こういった事が、不幸な犬猫を減らせるよう私もまだまだ
これからがんばっていかなければと、猫を亡くした悲しみを
救うエネルギーに変えようと思いました。
本当に児玉さんの本に出会ったおかげで、迷っていた気持ちに
ほんの少し道筋ができたように思います。

P.S サンフランシスコでは動物シェルターの犬猫を一頭も殺さない
そうですね。日本でも殺すのではなく、しつけしてそれぞれ新しい
生活を送れるシステムができることを望んでいます。

                (T.K.さん)


(337) いつか日本にチャリティーの施設を…(2005.8.24.)

はじめまして。スコットランドはエージンバラに住むものです。動物愛護に目覚めてから、動物 に対する強い思いを持ち続けていますが、今回、「猫びより」を通して児玉さんの「どうぶつたちへのレクイエム」を知りました。何度勇気を出してページを開いたり、 ちゃんと記事を読もうと思っても、途中で泣き出してそれ以上読めない、という状況 でした。サイトも伺わせて頂きましたが、その、児玉さんの勇気と優しさ、最初の一 歩が真実を知る!というしっかりとした信念に、かなり心を打たれております。これからもご活動、本当にがんばってください。私も私に出来ること、いつか日本にチャリティーの動物保護施設(犬猫ハウス)を作ることを夢見て、前に進んでい くつもりです。深い感動を本当にどうもありがとうございました。

                      (田中弥生さん)


(336) 赤ちゃん猫の後押しで…(2005.8.24.)

はじめまして。
以前からこちらのHPはおじゃましてました。
皆さんの真剣なご意見にいつも力をいただいてます。

イナカに引っ越してから、6年くらいなりますが
その間に14匹もの猫を保護しました。
(息を引き取った猫は3匹います)
なんでこんなにも・・・と思いますが
このことで、保健所のする仕事
動物実験の事を知り、私の生活はかなり変わりました。

パネル展ができたらいいなとは、以前から思っていたのですが
ひとりじゃ出来ないし、と理想を持つだけでした。
今年保護した赤ちゃん猫が(亡くなりましたが)
後押ししてくれたような気がします。
やれるかどうかは、まだわかりませんが
とりあえず、写真貸し出しの条件等をお伺いして計画を立てようと
メールしました。
場所探しなどはまだこれからです。
平日は会社に勤めていますので
無人でのパネル展か、土日だけなど
小さな物になると思いますが、心に響く方が少しでも
いらっしゃればと思っています。
               (M.H.さん)


(335) やりたい事・やらなければならない事が見つかりました(2005.8.18.)

児玉さんはじめまして。8月13日、岡山でパネル展を拝見させていただきました。すごいショックを受けました。涙がでました。収容施設があることは知っていましたが、こんな悲しい事が行われているなんて・・・殺されてしまうということは知ってましたが、安楽死ではなく、苦しみながらだということも、初めてしりました。人間の勝手な理由で尊い命を奪ってしまうのに、それを『処分』だなんて・・・信じられません。見るのがつらくて、最初、このパネル展を知らなければ良かったのにとも思いましたが、次第に、この現実を受け止め、自分にできることをしなければ!と思い直しました。パネル展は15日で終わってしまいましたが、3日間通わせていただき、本も買わせていただきました。児玉さんの写真、問いかける言葉、苦しくなるくらい、胸に突き刺さりました。僕の実家にも、猫が4匹居ます。みんな捨て猫でした。今では大切な家族です。でも、もしも拾ってくるのが1日遅かったら、これから迷子になって、捕獲されてしまったら・・考えただけで怖くなりました。児玉さんの写真に出会えて、本当によかったです!言葉では分かっていたつもりの『命の尊さ』を強く実感しました!これから自分にできることを考え、弱い立場の動物たちの命を、守っていきたいです!まずは周りの人に現状を訴える・動物保護のボランティアに寄付をする、などをしていきます。将来的には、僕もボランティアに参加したいです。今までやりたい事・目標もなくダラダラ生きてきましたが、やりたいこと・やらなければならない事が見つかりました! 本当にありがとうございました。そして、これからも、頑張ってください!  
                             (峰尾 棋一郎さん)


(334) 今度は、勇気を出して…(2005.7.29.)

はじめまして。 大阪府在住の清水と申します。
39歳の会社員主婦です。

困りました。苦しくて、涙が止まりません。
昼休みに、この所忙しくて買い忘れていた『猫びより』を買い、
事務所に戻って、パラパラと頁を繰り、あの肖像と目があってしまいました。

意気地なしの私は、『どうぶつたちへのレクイエム』を知りながらも
手を出せずにいた一人です。
ごめんなさい。
うちには、2匹の猫が居ます。5歳です。
産んでませんが、【私が産んだ気】の子供たちです。
ずっと室内飼いで、避妊去勢手術も、悩んだ末、受けてもらいました。
病院から帰って、点滴のために剃られた腕(前足)の毛。
針のあと・・・酷い事をしたかと・・・泣きました。
でも、あの子達は、私と夫・・・我が家を訪ねる人間を信じてくれています。
世の中の恐ろしい事など知らないから・・・。

あの子たちがウチに来たのは生後50日と55日の時でした。
それと同じ位や、もっと幼い子たちが、ワケも解らぬままに、殺されるなんて・・・。
そして、それを止める事の出来ない自分が、情けなく苦しいです。

人間より短い天寿をまっとうさせて、少しでも長生きさせてやりたいと日々思っています。
夫 『お前、ミントとハーブ、死んだらどうする?』
私 『考えたくない。化けても良いから長生きして欲しい〜』
夫 『あと10年くらいしたら、覚悟出来てくるわ。
   この子らが、「うちの子で良かった」って思うようにしてやればええねん』
・・・よくこんな会話を交わします。

今は、うちの子を出来る限り愛し守っていきます。
そして、何か少しでも、命を救う手伝いが出来るように、
考え向き合っていきたいと思います。

私は、動物と暮らして居る人は、皆『親バカ』だと思い込んでいました。
・・・飼い主が連れてくる事もある・・・そうなんですね。
私は、死ぬまで『親バカ』でいます。 そして、ミントとハーブを見送ったあとも
ずっと、せめて少しの数でも命を守って愛して生きたいです。

今まで以上に、強く感じます。
殺められてしまった、助けられなかった命の分も、愛情を注ぎます。

小枝さま。今度は、勇気を出して、HPも見せて頂きます。
ありがとうございました。

長々と、乱筆乱文乱心・・・失礼しました。

                (清水 尚見さん)


(333) どうして罪のないどうぶつたちが…(2005.7.25.)

わたしは鈴木優という者で小学6年生です。
どうぶつたちへのレクイエムを読んでどうして罪の無いどうぶつたちが
殺されるのかな、罪があるのは人間だと思います。
私の家にも、今、捨てられていたいぬが6匹います。
飼い主を噛んだので、保健所にいくところを、保護しました。
ほかにも、色々な理由で捨てられて、このいえにきました。
私は、この本にであえて本当に、よかたです。


(332) いまだに自分のした事が許せなくて…(2005.7.24.)

私、中一の時、愛犬を保健所に送った経験者です。
一人っ子だった私は、幼稚園の時に犬を飼い、
その犬が亡くなった後、小4の時もう一度犬が
欲しくて、根気強く両親にねだり雑種の(多分里親
募集とかで父がもらってきました)犬を飼うことに
なりました。前回の犬は、すでに成犬で、躾済み
だったので、ただ世話をするだけで良かったのですが、
その時は、まだ小さい子犬で私が全面的な責任者として
躾・世話等全てを行うことが条件でした。とにかく
可愛くて、ツイツイ甘やかしたと思います。

当時(現在41歳の私です)は、躾方法も確立して
おらず、年老いた両親曰く、「犬畜生は言葉がわからない
から、言っても無駄。いけないことは体で教えるんだ」
とのことで、いつも竹箒で殴るのが躾方法でした。
幼い私には、可愛い子犬が殴れず、よく両親に
叱られました。お蔭様をもちまして、近所でも評判の
バカ犬に成長しました。拾い食いは勿論、無駄吠えが
日常、オスだったので、誰彼構わずマウンティング・・
でも、いつも私達のことをグルグルの瞳で見るんです。
愛されてるって、ちっとも疑ってないんです。

ところが、人間の都合です。いきなり、引っ越すことに
なりました。って、マイホームからマイホームなので、
動物の飼育に特に問題はなかったはずなんです。
ただ、母としては、折角グレードアップした
新居にこのバカ犬は近所迷惑だ・・と思ったのでしょう、
引越しが決まると、私に犬を保健所に持っていくよう
指示しました。責任者として、最後まで携わるのが
義務だとのことです。で、小遣いから日頃食べたことの
ないような高級ドッグフードを食べさせて、私が
保健所にもって行きました。

別れ際、いつものグルグルマナコで、必死に泣く犬に
涙が止まりませんでした。辛かった・・・・
でも、その時は仕方の無いことと、思っていました。
私も竹箒で育てられたので・・・。でも、時々
自責の念に苦しみました。
友人に話しても、「立場上仕方の無いことだったんだ」と
慰めてくれます。
でも、私の中でもう一人の私が責め立てます。
「犬が欲しい!と訴えた時ほど、必死になって、
保健所行きを阻止しようとしたか?」
「自分の中に、中学に入って勉強が忙しくなって、
犬の散歩を面倒臭く思っていなかったか?」
もう一人の自分に反論する自信がありません・・
その時以来、犬は苦手になりました。可愛いと
思います。でも、あのグルグルマナコが心に
痛いんです。私なんていい人じゃないのに
なんでそんなに全幅の信頼を向けた目で見るの?
なんでそんなにシッポ振るの?私悪い人だよ・・
そんなに簡単に信じちゃダメだよって・・・
同時に子供を作る自信がなくなりました。
今も結婚はしましたが、子供はいません。
とゆうか、作れません。未だに自分のしたことが
許せなくて、こんな人間が人の親になっちゃいけない!
と思ってしまうのです。

それでも動物は好きで好きでたまらず、
今、猫を2匹飼っています。
私に全幅の信頼を寄せてくれています。
私も溺愛しています。そして3日に1度は
猫達に「お前達ママの所にいて幸せ?」と
聞いてしまいます。猫が喋るわけないのに。
今、いくらこの子(猫達)を幸せにしたところで
あの子(保健所に送った犬)が幸せになる訳じゃない
ことはわかっています。もうとっくに死んでるし・・

今でも時折、フラッシュバックのように
あの子(犬)の泣き叫ぶ姿がよぎります。
きっと一生背負う十字架なのでしょう・・
願わくば、親となる皆様、いくら子供に責任を
持たせると言っても、保健所送りだけは
見逃してやってください。20数年経っても
悲しいトラウマになります。
もともと、一生飼う自信がないなら、子供に
せがまれても、安易に動物を飼わないで下さい!!

動物愛護運動とか、したいんです。でも
「オマエにそんな資格あるのか?」と
もう一人の自分に責められます。
多分私にそんな資格ないんですね。

母の友達の話を聞いていて思うのですが、
70歳以上の世代の人って、結構動物に対して
冷酷です。去勢手術は面倒だからとの理由で
毎年2回づつ、子猫を保健所に持ってゆくおばさん
とか、スキンシップと称してイヌを殴るおじさんとか
母の周りにはそんなお友達が大勢います。
出来れば老人クラブとかでも、写真の展示会を
行って頂きたいと思います。孫が真似をしないように
早めに予防措置をしないと、第2第3の私が
出来そうで心配です。

いきなり長いメールでゴメンナサイ。
保健所送りにした奴のコメントとか、
もしかしたら参考になるかしら・・?と
思い、長々と書いてしまいました。

そう言いながら、どこか懺悔できるところを
探していただけかもしれません・・・。

           (匿名希望さん)


(331) 無責任に野良猫に餌を与えることによる悲劇…(2005.7.21..)

広島で野良猫の保護活動に取り組んでいるMと申します。
先日、久しぶりに野良猫の不妊手術を依頼され二カ所に出向きました。
西区○○団地と東区××団地です。合計4匹メス猫の不妊手術を手伝ったのですが、
内3匹が妊娠しており、それぞれ臨月の子5匹、
同じく2匹、約一ヶ月の子5匹…なんと 計12匹の中絶です。
覚悟の上で行っているT.N.R.活動(※文末に筆者注)とはいえ、
さすがに気が重くなりますね。不幸を広げないための活動が、
まだ生まれていないとはいえ、命を奪うという矛盾・・・。
私は手術に立ち会う必然性はないのだけど、
先生1人におっ被せるのも罪だと思い、7匹を看取りました。
さらに気が重いことに、その二カ所には猫がうようよ…
10匹以上が日中というのにたむろしているのです。
「この猫達は手術済んでいるのですか?」
「いいえ、ほとんどオスだから大丈夫なのよ」 
理想はオスも全て去勢手術をするべきですが、
これ以上増えてもらっては困ると、手術を頼んできた人にきつい事も言えず、
「出来る限りのメス猫を手術すれば月日の経過とともに
徐々に猫が減るはずですから、それでよろしいですね?」
と納得してもらいました。
外にいる猫に無責任に餌を与えることが引き起こす悲劇を、
もっとしっかりと伝えていかねばと、意を新たにした次第です。 

※筆者注「T.N.R.活動」:TがTrap=捕まえる、
NがNeuter=不妊、去勢手術する、RがRelease=放す
以上の頭文字を並べたもので、先進国では野良猫を増やさない
ベストの方法と認識されています。


(330) 私にできる、小さなことからやっていきたい(2005.7.12.)

児玉さんこんにちは。高校一年生の植木と申します。
「どうぶつたちへのレクイエム」一気に読ませていただきました。
犬や猫たちの瞳があまりにも綺麗でなんて美しいのだろうと思いました。
同時にいのちを粗末にする人間がいるんだろうと腹立たしく涙が止まりませんでした。
どうして最後まで看取ることができないんだろう・・
どうして放棄してしまうんだろう・・
疑問でいっぱいになりました。
私は去年里親探しのHPで可愛い白猫ちゃんを見つけました。
今はこの子と一緒に暮らしています。
いつもこの子に励まされて幸せなのにどうして
捨てたりしてしまうんだろう・・。
理由はどうであれ飼育放棄は絶対にいけないことだと思うんです。
もっといのちを育てていることに責任を感じてほしいです。
お願いだから粗末にしないでほしいです。
私にできることをみつけて小さなことからやっていきたいです。
そして職につけるようになったら
ある島の猫ちゃんたちの避妊・去勢をして保護しようと考えています。
口だけなら何でも言えるけど行動にうつさないと
意味がありませんよね!!

児玉さんの本を見てわたしがずっと抱いていたモヤモヤが取れた気がしました。ありがとうございます。

文章にまとまりがなくてすみません。

それでは失礼しました、児玉さんのがんばり継いでいきます!


(329) フタを開けてみる勇気こそ本当の“知性”(2005.7.12.)

「どうぶつたちへのレクイエム」を読まさせていただきました。
ページをめくる度、涙が止まりませんでした。子供みたいに声をあげて泣きました。犬や猫がかわいそうだと思う一方、捨てた飼い主のことが憎くて憎くてたまりません。どうして、みんなくだらない理由で、神様が授けてくださった大切な命を簡単に捨ててしまうのでしょうか。動物達からたたられなかったとしても、神様から天罰が下ると思います。
わたしの家にも、一匹の猫がいます。その猫は虐待されていたので我が家が引き取りました。虐待されていたせいか、うちに来た当初は愛想がないどころかひっかいたりかみついたり、ちゃんとトイレを置いているのにおもらしをしたりでとても大変でした。でも、ちゃんと根気良く育てていけば、動物達は応えてくれるのです。噛まれた傷だって、動物達の笑顔を見れば痛くも何ともないと思えるのです。噛んだりひっかいたりする動物達が悪いのではなく、中途半端な気持ちで育てようとする飼い主が、すべて悪いと思います。私は、自分の猫を捨てたいなんて思ったことは一度もありません。
「汚いものにはフタを」というのは、現代人を最もよく表現した言葉だと思います。自分の身の回りだけを整備して、キレイなことばかり勉強しているよりも、フタを開けてみる勇気こそが、本当の“知性”なんじゃないかと思います。
私はまだ、児玉さんの本を読んでフタを開けただけの状態なので、これから自分が何をできるか考えていきたいです。近くの公民館、大学の展示場に写真展開催の交渉をしてみます。

                       (有原真代さん 18歳 大学生)


(328) 出来る時に、出来る限り(2005.7.11.)

7月10日、ドッグフェスティバルにて、
ペット情報誌「わんにゃん」を頂いて児玉さんのページを読みました。
わたしも幼い頃から動物が大好きで、
野良猫や里親募集の猫を飼ったりしながら自然についた程度ですが、
知識を持ち、自分なりの考えを持っていたつもりでした。
大学生の頃にディスカッションのテーマが「動物愛護」で、
動物実験などについて少し調べたので、たくさんの命が毎日消されているのに、
日本はばかげた法規制などのせいで、動物実験の為には
新たに別の動物を殺す為に育てているなどの矛盾もあることなどは知っていましたが、
保健所での処分が安楽死ではないことは知りませんでした。
じゃあ安楽死だったらいいのかっていう話ではありませんが、
動物をテーマにするとあまりにも多くの問題がありすぎて一度に全てを最良方法で解決できないですよね。
上手に自分の考えを言葉にできませんが、
児玉さんのH.Pにて色々な方達が意見を書
き込んでいるのを見て、代弁してもらっているような感じがしました。
また感動する意見もありました。
そして、一時的な中途半端な優しさとかではなく一生懸命戦っている、
動物想いの児玉さんの心の中を考えると目頭が熱くなりました。
まずは児玉さんが定義されていた
「どうぶつたちの命を守る為に、私たちができること」
(※管理人注 ↑写真集「どうぶつたちへのレクイエム」に掲載)
を実行できたらと思います。既に全て実行していたつもりですが、
12)を今回のことをきっかけに力を入れていきたいです。
あと、無理をしない程度になのですが、動物愛護団体などで賛同できるところに
寄付をしたいなって思ったり、よく街角で見かける募金活動に募金しても、
これらにについてあまり良い話を聞かないので色々また考えてしまいます。
(友達の知りあいの人が募金のアルバイトをしたことがあるそうですが
その時はみんな募金の中からお金をとっていたそうです。
とある愛護団体の幹部も着服して贅沢していて週刊誌に
取り上げられていました。脱税とかもありましたよね)
寄付自体、人任せだと言う人もいるでしょうね。
ただ「出来る時にだけでも出来る限り・・・」と思うのですが不安が残ります。
これからも何も形にできないかもしれませんが応援しています。
ありがとうございました。

                    (匿名希望さん)


(327)今の私にできることはコレだと思い(2005.6.12.)

初めてメールさせていただきます。現在、大学卒業して1年経ち、
ただいま就職活動中の根岸美保と申します。
突然のメールで申し訳ありませんが、どうしてもご本人に
連絡させていただきたく、メールすることにしました。

私が高校2・3年の頃(1999年頃でしょうか)読売新聞の
「顔」というコーナーに載っていたことがなかったでしょうか・・・?
その時は、写真展を行っているというような内容だったと思うのですが。
記事を読んで、児玉さんの活動に心を動かされ、切り抜いて
ずっととっておいていましたが、先日本をお見かけした際に
あの時の記事を思い出し、探したところ、悲しいことに紛失して
しまったようで、確認させていただこうとも思い、メールしました。

当時、私も捨てられていた現在の飼い犬を拾った頃で、
記事を読んで、私に出来ることはないのか・・・と考えさせられました。
そして、自分の力のなさに涙したこともありました。
こうしている今現在も、苦しい思いをし、人間のエゴで痛い思いを
している犬がいることを思うと、自分もその人間であることが悲しくなるほどでした。

しかし、実際に私に出来ることはなく、ずっとくすぶったままでした。

その後、『この子達を救いたい』という本を通じて、『地球生物会議』
(『ALIVE』)に入会し、動物愛護法の改正についての署名を集めたり、
小さなことだけしか手伝えておりませんが、活動させてもらっています。
その会に入る時も、児玉さんの記事を思い出し、今の私に出来ることは
コレだと思い、入会しました。

先日、児玉さんの『どうぶつたちへのレクイエム』をお見かけし、
本の内容はもちろんのこと、児玉さんが、ずっと活動をしていらっしゃったこと、
それを形として知ることが出来、とてもうれしく思いました。同時に、
大変感激しました。

私がしてきたことは、本当に小さな小さな力でしたが、児玉さんは、
私のようにたくさんの人の心を動かし、たくさんの人に考えるきっかけを
与えたのだと思います。それがまた、なんとも言えない感動でした。

突然のメールで、このような身の上話を、長々と語り、申し訳ありません。
また、文にまとまりもなく、申し訳ありありません。
ですが、どうしても本を見つけた時の気持ちと、
今の私があることを児玉さんに伝えておきたい!と強く思い、
その思いを果たさずにはいられませんでした。
その思いだけなのに、お読みいただき、本当にありがとうございます。

これからの活動も、陰ながらではありますが、応援しておりますので、
続けていってほしいと思っております。私も、自分に出来ることを、
たとえ小さくても続けていきたいと思っています。本のことも、
私なりに広めていき、一人でも多くの人に知ってもらえるようにと
思っています。それでは、失礼いたします。

                     (根岸美保さん)


(326) この猫たちを最期までしっかり…(2005.6.7.)

「どうぶつたちへのレクイエム」、新聞で本の紹介があったので、
書店で手に取り泣いてしまいました。
動物達の哀しい表情・・胸が痛くなり、最期までは見てません、見れませんでした。
 家には1年半前に公園で拾った猫がいます。
この猫を最期までしっかり面倒を見ていこう・・
そんな当然な事を、改めて強く強く思いました。


(325) 『トラウマ』…保健所勤務回想(2005.6.3.)

 はじめまして。私は昔、地方公務員をしていた薬剤師です。

 動物関係のHPを閲覧していたところ、ここにたどり着きました。元保健所勤務の獣医さんの投稿(2005.4.20)を拝読し、職種は違いますが似たような経験を持つ者として、当時のことを想い出し大変胸が痛みました。

 私の場合、保健所を辞職してから長い年月が経過していますので、その記憶の断片をうまく文章化できるかどうかは甚だ疑問です。さらに、昔と今では業務実態もかなり変わってきているようですので、その辺りを差し引いてお読みください。

 また、勤務していた地方や年代などに触れると、個人名やその勤務地が特定される恐れがありますので詳しくは言えません。ある薬剤師の個人的体験として取り扱ってください。

 私は大学卒業後、某地方自治体の採用試験を受け、病院薬剤師として採用され30代半ばまで普通に勤務していました。あのまま何もなければ定年まで勤務していたと思います。あの異動があるまでは…。

 ある年、人事交流という名目で保健所に配置替えになりました。辞令を見ると「食品衛生監視員、環境衛生監視員」とありましたが、上司から渡された保健所発行の身分証明書に、もうひとつの業務内容が書かれていました。それが「狂犬病予防員」でした。

 ここで、当時、私が在籍していた保健所の業務体系について少し補足しておきます。一般に大都市の保健所では「食品、環境、犬」の三部門を独立した「係」として区分けをしているようですが、私の職場では予算人員の制約があり明確な区分けをしていませんでした。わかりやすく言うと「なんでも屋」です。さらに「犬」の業務範囲については、獣医さんが述べられたように、各自治体ごとに微妙に違いがありました。私がいた保健所では犬の登録、苦情処理、狂犬病予防注射の立会いのほかに、世間一般で言う「野犬狩り」、つまり犬の捕獲業務も含まれていました。当然、業務としての「殺処分」にも立ち会うこともありました。

 保健所に異動直後の私は完全にパニック状態だったと思います。

 病院で調剤過誤や対人トラブルを起こした覚えもないのに、「何故、畑違いの保健所勤務?」「何故、三部門を一緒にやらせるの?無理だよ。」「何故、薬剤師が狂犬病予防員?」

 人事に不満はあっても、任命権者(地方公務員の場合は知事や市長)の業務命令は絶対です。最初のうちは保健所薬剤師に成り切ろうと努力を続けました。しかし実際に現場を体験していくと、理想と現実のギャップに悩むことになります。

 例えば犬の場合、迷い犬の通報があれば保健所には捕獲の義務があります。首輪の鑑札などで確認できれば飼い主に連絡して引き取ってもらえますが、現実には首輪もしていないような場合が殆どです。その場合、行政機関の掲示板などに公示した上で、所定日数経過後に「殺処分」することになります。また諸般の事情により不要犬を持ち込む人に対しては、保健所としては新規の飼い主を探すように説得するなどの方策しか取れません。法的には引き取り義務がありますから…。猫に関して言えば、いわゆる野良猫の捕獲義務はありませんが、幼猫などが持ち込まれた場合は、犬の場合と同様に扱います。

 人間というのは醜いものです。保健所にかかってくる苦情電話でそれを嫌というほど知りました。食品関係、環境関係の現場も酷いものでしたが、犬関係については獣医さんの投稿内容と同じようなものが多かったですね。最終的には全て行政側で何とかしろの論理です。

例えばこんな電話のやり取り。

「近所のゴミ収集所にダンボールに入った捨て猫(幼猫)がいるからなんとかしてくれ!」

「あの…保健所としては持ち込み以外には猫の引き取りはしていないのです。」

「何!この野郎!お前ら税金で飯を喰わせてもらっている公僕だろ!上司に替われ!しっかり取り締まらないから、こんなことになるんだろーが!この野犬狩りが!」

上司に取り次ごうとすると、またかという感じで、直接受話器を取らずこう言いました。

「ゴミ収集所は公道だから、公共機関からの申し出と拡大解釈して、特例で受け取りに行ってよ。法律に疎い議員にタレこまれると面倒なことになるからさ…しょーがないんだよ。」

「……」

「だけど業務日誌には負傷動物収容と書いといてね。書類上、引っかかるからさ。」

 おわかりいただけますでしょうか?一事が万事こんな調子でした。このような状況で職員の中には心因性の病になる人もいました。私が在職していた当時でも、まだ20代の獣医が次々に辞めていきました。多くを語らずに…。

また、ある時はこんな電話がありました。

「犬を飼いたいのですが、保健所にいる子犬を譲っていただけませんか?」

「はい。上司に聞いてみます。少々お待ちください。」

上司の答は…。

「うちでは犬の譲渡はしていないと答えて。」

「それは…でも…昨日持ち込まれた子犬がいたでしょ?」

「キミの気持ちはわかるけど…そう答えなさい。これは業務命令だよ。」

 このような日々を送るうちに、ストレスにより体重は激減し不眠や消化器系の症状が出始めました。毎日の通勤電車の中で自問自答。薬学部を卒業し病院で働きたくて母校の大学病院に残り研修もしてきたのに、ずっと「どうぞお大事に」の世界にいたのに。何でこんなことになってしまったのか。動物愛護っていったい何?実際の仕事は捕獲と殺処分じゃないか。どこが動物愛護だよ?確かにこの仕事は誰かがやらなければいけないかも知れないが、よりによって何故俺なんだ?

 以上のような経緯があり、ある日、とうとう精神的限界を超えてしまい、上司に退職する旨を告げました。上司は「また退職者か」という感じでした。

「何か不満でもあるのか?あったら言ってみろ。」

「辞める人間が不満を言ってもどうにもなりません。それに残っている他の職員に失礼になります。あえて理由は言いたくありません。」

「およその察しはつくが、これからは薬剤師と言えども何でもやらなきゃいけない時代なんだ。考え直せ!せっかく公務員になったのに勿体無いぞ!最初からずっと保健所勤務の薬剤師だっているじゃないか!自分だけ特別扱いするのか?」

「仰ることはわかりますが、考え抜いて決めたことです。社会人失格と言われてもかまいません。卑怯者呼ばわりされてもかまいません。もう限界です。辞めさせていただきます。」

お世話になったある先輩からはこう言われました。

「キミが羨ましい。薬剤師としてのキャリアがあるからな。俺も辞めたいんだよ…。」

 歳月は流れ、現在、私は郷里に帰り某所で勤務しています。給与水準も下がりました。窓口では患者さんからの理不尽な暴言を浴びることもあります。しかしそれなりに充実した生活をしています。これが天職ですから。

 ただ、街を歩いていて、狂犬病予防注射のポスターを見かけたり、近所の飼い犬の鳴き声を耳にすると、当時の記憶が一種のトラウマとしてよみがえることがあります。そして考えます。あの時、もう少し自分に忍耐力があったら、行政組織の末端職員として譲渡制度の実現などを内部から働きかけたりできたのではないか…などと。しかし、人生は過去に遡れません。長い駄文を書き連ねてしまいました。どうか御容赦ください。                        

<追伸 >
最近、某自治体のHPを覗いたら、「保健所での犬猫の譲渡」についての案内がありました。一部では改善の動きがあるようです。仄聞によると、マスコミ関係や動物愛護団体への投書が発端だったという話もあります。その発信源には、なんとなく思い当たる方が複数いらっしゃいますが、これ以上言及しません。仮に知っていたとしても、その事実は墓場まで持っていきます。

卑怯者の戯言でした。それでは失礼いたします。

               (匿名希望・元保健所勤務薬剤師さん)


324)飼い主さえちゃんとしていれば・・・(2005.5.26.)

香川恵理子と言います。我が家には、2匹目となる子犬がいます。1匹目は、昨年病気で家族皆に、見守られ天国に旅立ちました。今は、新しい家族が増え、楽しい毎日を送っています。この子犬は、捨て犬や捨て猫を、無くすための会みたいなところから、我が家に来ました。いわゆる、里親です。少しでも、辛い思いをしないようにと、犬の為に活動する姿に感動しました。
先日、児玉さんの写真集を拝見し、保健所の実態を少しだけ知ることができました。不安そうな犬の顔、そして何より自分勝手な無責任な人間に、涙が止まりませんでした。殺処分・・・犬の気持ちを考えると、辛いです。
近所にも、飼い主がきちんと世話をせず、凶暴で周りの住民を困らせている犬がいます。私も含め、皆は、「保健所に・・・」と言う位、困り果てています。でも、写真集をみて、そんな言葉を簡単に発していた自分が情けなく思えました。悪いのは犬じゃない、人間ですね。飼い主がきちんとしていれば、他人に迷惑をかけることもないと改めて思いました。
殺処分される、動物たちがいなくなることを、ただただ祈ることしかできませんが・・・いなくなってほしい。強く思いました。


323)社会に向けてアクションをしてみよう(2005.5.25.)

はじめまして。清水千賀子と申します。

児玉さんの活動を地元新聞の記事で知りまして、その趣旨や活動内容にいたく感動しました。
そこでさっそく写真集を購入し読ませていただきました。
私も犬を飼っています。11年程前に動物保護センターから2匹いる子犬のうち1匹をもらってきました。
先日児玉さんの写真を見て、その時保護センターにいた、何匹かの成犬のすがるような鳴き声と檻の中で騒いでいたことを思い出しました。
そして2匹のうち私が選ばなかった、もう1匹はどうなったのか。あの犬たちはどうなったんだろう??
そんなことを考えると、すごい罪悪感を感じてしまいます。
でも、たった1匹だったけれど助けられてよかったと思いました。
(一緒に暮らしてみると、私たち家族のほうがわんこに助けられていると思います。)

私は現在公務員をしています。
今の勤務地の建物内に市民活動などの展示スペースがあります。
もしかしたら、児玉さんの活動を広報できる可能性があるのでは?と思い、思い切ってメールをしました。
お忙しい中恐縮ですが、写真貸し出しの資料を一式送付お願いいたします。
資料を拝見してみて、実施に向けて動いてみようと思います。
よろしくお願いします。

今後の活動を期待しています。お身体には気をつけてください。
私にとって児玉さんの存在はすごく励みになりました。
私も今から社会に向けてアクションをしてみようと思います。


322)殺処分に300億もの税金を使うのであれば…(2005.5.13.)

人間の自分勝手な無責任の行動の為に動物が殺される
しかも、殺処分のために年間300億円もの大金が私達が納税している税金から出されていることを今日知り、激怒しました。
日本の法律は本当にいい加減なものがあり、先進国のアメリカや海外の事例などがニュースで連日取り上げられる今日、政府はニュースをみているのだろうか?という思い出一杯です。

私達が義務教育で授かった、この課題は明日までに提出するように。今日の宿題は明日かならず忘れないようにやってくること。

これが当たり前に教育され皆その通り実行する時期を過ごすのに、大人になると一つの対応に何年、何十年と何をしていたんだと言いたくなる程、法の改定に時間を掛けすぎるのが今の日本の政府の現状ではないでしょうか?

私も捨て犬や捨て猫などの殺処分に300億もの大金を使うのならば殺す為の無駄金にするのではなく、生かす為の資金に当てて欲しいと思いました。

それ以前に、ペットブームに波乗りするかの如く、物を生産するかの如くペットの増殖を中止し、今の動物実験を含めた問題をはじめ、動物を飼う飼い主に対する法の改定を急ぐと共に、生命の尊さや動物を飼う時に生じる飼い主の生命への責任の重大さと、命あるものに対しての思いやりを一人一人持つようにして欲しいと改めて考えさせられました。
政府が動かない今、私達一般市民が動き出さなければならない時がもう来ているのだと思います。
それには署名運動が一番活発的で、一人一人に対して考えさせる機会を設けてくれる最選の方法だと思います。

HPを作り、書名を集めようとも考えましたが、署名は電子署名では法律てきに無効なのでは?と思いました。法にあまり詳しくないのでわかりませんが。
署名活動なら私はやります!
私一人では活動が限られていますので、同じく活動して頂ける
メンバーを付近で募集し、そして拡大していくのもいいかと思いました。


321)少しはあの子たちの救いになっているかも…(2005.5.13.)

今晩たまたま、ケーブルのヒストリーチャンネルを見て、児玉さんの活動を知りました。
とても共感を覚えました。
今我が家には、捨て猫迷い猫が四匹、迷い犬が一匹同居しています。
私は昔から動物が好きだったのでたまたま、保健所に行った子達の運命を知っていました。
でも一人の人間が救える(というのはおこがましいのかもしれないけど)命には限りがあるし
私が、そんな子達にできることといえば、せめて縁のあった子達を大切に育てていくことぐらいです。
だから、児玉さんのように活動されてる人を見るととてもうれしくおもいます。
人になんと言われても、自分のしてきたことは少しはあの子達の救いになってるかもしれない・・・
そんな気持ちにさせられます。
これからも、いろいろ大変だとは思いますががんばってください。


320)私のクラスで思いがけずに…(2005.5.6.)

小枝ちゃん、久しぶり〜♪

忙しいかい?? 最近、また新聞やテレビで小枝ちゃんの姿をよく見るので
会っていない感じはしないけど・・・・。

そうそう、先日、私のクラスで思いがけずに
小枝ちゃんの本のことで盛り上がりました。

そこで、子どもたちから「先生、直接、お話聞きたいよ〜」と、言われました。
本当にそんな機会ができれば、嬉しいよね〜。
とにかく、それ以来、本の購入者が続出です。

やっぱ、最近はペット飼っている子どもが多いのよね〜。
しかも、聞いたことのない種類の犬の名前が出てくるし〜。
興味はあるみたいだよ〜。

また、メールででも、お話聞かせてね〜。   

           (短大時代の友人(小学校教諭)より)


319)人間は弱い者いじめをする、弱い動物(2005.5.5.)

突然ごめんなさい。
「どうぶつたちへのレクイエム」を読みました。
心が痛くなりました。
人間は弱い者いじめをする、弱い動物だと思いました。
私も犬と暮らしているので、“犬”とは身近な関係です。
収容施設での生々しい苦しむ犬を、
こんなにたくさんの犬を初めて見ました。
犬ってこんな顔するんだ・・・。
こんな顔をする犬を、人は見て見ないフリしているのか・・・。
もっと現実をしっかり見ていきたいです。
              (小山内優綺さん)


318)このサイトにたどりついてよかった(2005.5.5.)

初めまして。
自宅で10ヶ月のコーギーを飼っています。
偶然ネットサーフィンをしていてこちらに伺いました。
皆さんの感想と同じく、涙が止まりませんでした。
私の横で安らかに昼寝をしている愛犬を見ながら
必ず最後まで一緒だよ、と改めて思いました。

今の私にできることは、こちらを紹介させてもらうことしか
考え付きませんが、少しずつでも考えていこうと思いました。

都内で写真展がありましたら伺いたいと思っています。
今日このサイトにたどりついて本当によかったです。
ありがとうございました。

HP・・・http://blog.livedoor.jp/nobiko999/


317)ここUSAでも…(2005.5.4.)

突然のメールをお許しください。
ある新聞で記事を拝読し児玉さんのご活躍に大変興味を持ちました。
無垢で無防備な動物たちが殺されるのを見聞きするのはつらいことです。
日本であれ、ここUSAであれ動物への虐待、虐殺は日常茶飯事に起きており
緊急の社会的対策が必要です。環境作りですね。
写真を通して心で訴えるのもすばらしいことと思います。
今後ご益々のご活躍を期待いたします。応援します。

動物とのふれあいのきっかけはなんであれ、一度飼うとコミットしたら
生涯責任を持つべきですね。また不幸な野良犬たちが増えないよう去勢
を推進する、非課税団体の動物レスキュー会、ボランティア団体を
作り市・町をあげて動物に優しい環境をつくること。このような団体への
寄付金は寄付をした本人にも100%税金上Deductibleになるなど税法を改善して
欲しいですね。また動物を虐待した人へはそれなりの処罰が下るよう
立法化する。ペット可のアパートメントや不動産を奨励しもっと気軽に
飼えるようにする。 など、
www.peta.org <http://www.peta.org/   
www.aspcaa.org <http://www.aspca.com
からのヒントでした。
                  (たばた さん)


316)自分ができることを少しずつ…(2005.5.4.)

先日、児玉さんの写真集を購入しました。
以前から、児玉さんの活動を知っていて、写真展の事もテレビなどで知ってはいたのですが、なかなか見る勇気がなくて現在に至りました。
でも、最近捨て犬や捨て猫のたどる運命にようやく目を向けるようになり、それと同時に悲しい事件もたくさんあるのを知って、自分は今までなんと世間知らずだったんだろうと恥ずかしくなりました。
昔から動物が大好きで、特に猫は私の心の糧になってくれています。
でも、そんな可愛い子達が、殺処分されていっているのを知りつつ見ないフリをしていました。
でも、目をそらしてはいけない・・・そう教えてくれたのが、児玉さんです。
辛くても、この現実を受け止め、自分に何が出来るかを考えています。
そして、今は去年の秋に川原で拾った3匹の子猫と、10年近く一緒にいる先住猫5匹の計8匹を、幸せにしてあげること。それから、ひとつでも多くの子がうちの子に負けないくらい幸せにまれるように自分が出来る事を少しずつしていこうと、思っています。
これからも、児玉さんのご活躍を楽しみにしております。無力な私たちの目標です。どうぞ、児玉さんの想いが一人でも多くの方の心に響きますように・・・
                 (大阪府羽曳野市 梶永礼子さん)


315)うちの子だけじゃなく、全ての犬に幸せになってほしい(2005.5.3.)

こんばんは。ひとりでも多くの人にこの現状を知ってもらいたいと思い、勝手ながらブログで
リンクさせていただきました。

わたしのブログのアドレスです。

http://loglog1118xxx.blog.ocn.ne.jp/loghousexxx/

わたしの実家にも犬がいます。山に捨てられていた子犬を父が気まぐれで拾ってきました。
いまではかけがえのない家族の一員で、わたしの弟です。
一歩間違えれば保健所に連れて行かれてたかと思うとおそろしいです・・・

サイトのトップにある白い犬の何かを訴えかけるような目が忘れられません。

うちの子だけじゃなく、全ての犬に幸せになって欲しい。

わたしにも何かできる事があれば・・・
今のマンション住まいでは、転勤を繰り返す生活では・・・

自分の無力さに腹が立ちます。

                     (HN ろぐ。さん)


314)これから、自分のできることでやっていきたい(2005.4.30.)

はじめまして自分は京都の美術大学に今年から通っているものです。先日テレビで児玉さんのニュースを見て涙が止まりませんでした。あまり自分自身たいしたことがないかぎり泣くほうでは、ないのですが自然と涙がでていました。それから今このときまで自分はなんて恵まれていて、こんなにものほほんと生きてきたと思い返して、ほんとうの命の重み、価値を実感しました。児玉さんは、写真でこういったメッセージで伝えていて自分にはなにができなにが伝えられるのかと考えていくにつれて、自分のやっている芸術がほんとうにやらなければいけないのは、命ではないかと思いました。何をやっても犬のことや猫が苦しい苦しいとあたまの中で繰り返されてまた涙がでそうになります。同級生の話し声、笑い声そして、無力な自分ほんとうに腹立つし嫌悪さえ感じます。僕自身今まで上をただめざして頑張ってきました。しかし今この現実に一日何百匹もの命がガスで苦しみ死んでいくのは、どうにもこうにも堪りません。もし自分が何でもかなえられるのであれば助けたい、冷たい監獄からだしたい、自由にしてやりたい。犬も猫も人間も一つの命なのになぜ人間は自分勝手に殺すことができるのでしょうか?もし道端で人が死んでいたら大騒ぎなのに犬がひき殺されてもなんにもしないで、あ犬が死んでると汚いごみを見るよとおりすぎる。そんなにも人のこころはだめになってしまているのかと悲しくなります。僕自身よく捨て猫を拾ってきては、いましたが、あるとき親にまた捨てられました。そのころは、なんとか生きていけるとおもったんだけど、もしもこの捨てたねこがガスで殺されていたら、自分は最低なことをしていて殺したことになります。。どうかこのようなこと、こんなにも悲しいことがおきないように僕はこれから考えて自分のできることでやっていきたいです。どうか児玉さん返事をください。ただ聞いてほしかったんです。ほんとうの命とは? 

                           (Y.S.さん)


313)健気に一生懸命生きてくれた家族の一員(2005.4.26.)

米国イリノイ州在住のK.K.です。(No.293で紹介)

実は私、現在でも風邪をひいております。数日改善したかな、と思いきや、今度はア
レルギー性の後鼻漏という症状で、喉に何か詰まったような感じがするものです。か
なり多くの方々がこの症状で悩んでいる様子ですが。

という訳なので、金曜、土曜と寮の部屋で大人しくしておりました。実はその間、児
玉さんのHPのリンクを伝って他の方々のサイトを訪問していました。その中でも特
にある二つのHPに長居しておりました。ひとつは熊本でシェルティと暮らしている
方のHPですが、骨肉腫により3本脚になってしまったシェルティ君との毎日を写真
と日記で綴ったところです。ここのシェルティ君は我が家のジョンの生き写しのよう
に似ています(特にキョトンとした横顔は私でも見分けがつかないほどです)。脚が
不自由になってもずっと飼い主の方に大事にされている様子が伝わってきました。

もうひとつは、数年前に真っ白な紀州犬を亡くされた方のHPです。こちらは児玉さ
んの「明るい老犬介護」に掲載されている方のHPだったようです。最後の更新は
2003年になっていましたが、ずっと溺愛しておられた様子が伝わってきました。
ここまで愛されて生きたのであれば犬冥利に尽きる、でしょう。ただ日記を読ませて
いただいて、飼い主のお母さんが愛娘が去った後、無理に立ち直ろうとしている様子
が痛々しかったです。私はいわゆる「良識、常識」というものに反抗する性質なの
で、辛いときは無理して頑張らないで、気が済むまで泣いてしまえばいいといつも
思っています。泣いた分だけ大事にしていたのでしょうから、2年、3年経っても辛
いときは泣いていてもいいんじゃないかと思います。私の好きなゲーテの格言集の中
に次のような部分があります

「われわれが不幸または自分の誤りによって陥る心の悩みを知性はまったく癒すこと
ができない。理性もほとんどできない。時間がかなり癒してくれる。これにひきか
え、固い決意の活動は一切を癒すことができる。」(新潮文庫、高橋健二氏 編訳)

実は私、以前大学を終え、帰国してしばらくして鬱病にかかりました。いわゆる逆カ
ルチャーショックもあったのでしょうか。現在は投薬によりほぼ完治していますが、
ピーク当時は本当に苦しい時がありました。鬱病に対する偏見もそうですが、時々な
ぜ日本人は他人に必要以上に厳しく接するのか、と思うことがあります(日本人でな
くともそう思うことはありますが・・・)。当時一番苦しかったのが「頑張って」と
言われることでした。そのとき気づいたのですが、「頑張って」と言われる人はもう
すでに頑張っていて、それ以上頑張れないものです。それ以来私は人に対して「頑
張って」とは言わなくなりました。でも「よく頑張った」は好きですよ。

他の方々のHPを見ていると、ほとんどの動物が苦しまず眠るように逝ってしまった
様子ですが、私はそれだけでも動物にとっては幸せだったんじゃないかと思います。
残念ながら我が家のジョンは初夏の蒸し暑い夜に苦しそうに喘ぎながら死んでしまい
ました。朝見ると鼻にシワを寄せて「苦しかったよ」といわんばかりの表情です。上
記の紀州犬の娘さんのときよりひどく、動物病院では普通の動物達と同じ部屋にある
檻に入れられ、体の上に無造作に花が置かれていたことを思い出します。私が檻から
運び出すとき他の動物達が静まり、黙ってこちらを見つめていました。焼却炉に入れ
る瞬間が一番辛かったけど、骨になってしまったら「もう苦しむこともないだろう」
と思いほっとしました。健気に一生懸命生きてくれた家族の一員です。



312)ブログでリンクしました(2005.4.26.)

どうも初めまして。

僕は今獣医大を目指して勉強してる受験生です。児玉さんのホームページを見てから、「どうぶつたちへのレクイエム」を買って読みました。

今思い出しても、犬の寂しそうな瞳を思い出すと、もう涙は出てきませんが、本当に苦しくなります。

僕は今まで安楽死だと思っていたのに、ガス室、さらには子犬、子猫までもがガス室で窒息死というなんとも苦しい死に方をしてることを知りとても愕然としました。涙というより悔しくてとても腹がたって混乱状態でした。

それで僕も「ブログ」で日記を書いてるのですが、多くの人に児玉さんのホームページを見てもらいたいと思ってリンクさせていただきました。

僕のブログのアドレスはhttp://yaplog.jp/kimura1107/です。

またメールを送らせてもらうことがあるかもしれません。では失礼します。


311)人間なんて人間なんて…でも自分も同じ人間…(2005.4.21.)

気付けば涙がボロボロとこぼれて止まりませんでした。
知らず知らずのうちに目を背けていたことでしたが、この本に出会い、これが現実…胸が押しつぶされるくらいつらいけど、目を背けてはいけない現実なんだと痛感しました。

私は23歳のD.M、福島県在住で現在ペットショップで働いています。様々な人が来ます。正直、ペットを飼う資格がないだろうと感じずにはいられない人もたくさんいます。そんな人たちに必死に説明したところで何も分かってくれない…聞く耳すらもっていないよう…そんなとき、何よりも無力な自分が不甲斐なく、苛立ちを感じます。
店内に子猫を投げ捨てられたり、店先に捨てられたりする事もこれまで多々ありました。小さな小さな生命…同じ生命なのになんでそんな事が出来るのか分かりません。
私がこの職場に勤務してから約1年半が経ちましたが、正直、人間不信になりそうなこともありました。ペットはモノじゃないのに何で?どうして?人間の何がそんなに偉いの?何がすごいの?ただ全てを破壊しつくしているだけじゃないの?人間なんて人間なんて…でも自分も同じ人間…なんかすごく悔しくてたまりません。

私は現在、拾ってきたにゃんこ2匹、もらってきたワンコ(もう爺ちゃんですが)、それから最近店で買ったハスキーの計4匹のペットを飼っています。でも私にとって彼らはペットではなく息子です。たとえ親バカといわれようが、大事な大事な息子たちに変わりはありません。誰もがそう思ってくれればいいのにと願わずにはいられません。
だけど、現実は全てがそうとは限らないんですよね。
考えれば考える程嫌になってきますが、それではダメだから、私も自分に出来ることを少しでもやっていきたい。そう思います。とりあえずはやはり、負けずに伝えつづけます!店員皆がこの本を読んで、今まで以上に深く考えさせられてるので、今後皆でもさらに力を合わせて頑張りたいです。可愛い子たちのためにやれることを少しでも多く実現できるよう負けてられませんね!?精一杯頑張ります!!

最後になりましたが、、、児玉さん、つらいけれども現実に向き合わせてくださった事感謝しています。目を背けたままでは何も始まらないですものね。本当にありがとうございます。
これからも応援しますので、頑張って下さい!!
それでは。乱文にて申し訳ありませんが、失礼致します。


311)少しでも多くの方に知ってもらいたい(2005.4.21.)

児玉様、はじめまして。
HNあんころりんと申します
主人の付き添いで本屋に寄ったとき『どうぶつたちへのレクイエム』を見つけ
以前テレビで流れてたのを思い出し手に取りました
主人の用事が終わったため チラッとしか見れなかったのですが
その場で涙がでそうになりました

帰って来てからも気になり もう一度調べてみようと
今、ネットで探したらココを見つけリンクもできる事をしり
まだ、サイト全部を拝見していない段階なのですが
是非、私のサイトにもリンクさせてもらいたいと思いメールさせてもらいました

http://ankororin.fc2web.com/
動物のサイトではなく 来られる方は不妊の方が多いサイトですが
動物を愛されてる方が沢山います
少しでも多くの方に知ってもらいたく思いお願い致しました。

実は我が家の犬が同じ境遇にあったため 当時を思い出し心が締め付けられます。
未完成ですが、隠し部屋で家の犬を紹介しています
タイトルバナー横 カップル天使 下のハートから入れます



310)泣いてばかりいても、はじまらない…(2005.4.21.)

“どうぶつたちへのレクイエム”見せていただきました。
事実を知らせていただき、どうぶつたちの写真を撮ってくださって、本当に有り難うございます。
私も今、猫と一緒に暮らしています。前々から動物の殺処分の事を知っていて、
その話を聞くたびになんともいえない気持ちに陥ってました。
だから書店で、児玉さん本を見つけたとき、私はこの本の子達をまともに見ることが出来るのか、
買うのをためらっていましたが、目をそむけることはこの子たちのような子を
もっと増やすことに繋がると思い、買いました。
やはり、ページをめくるたびに戸惑いの目、恐怖の目、怒りの目、切ない目、あきらめの目、あどけない目に見つめられて、
涙が溢れてきました。
でも、泣いてばかりいても何事も始まらないと思い、わたしでも出来る事があればと思いご連絡差し上げました。
写真展の要綱をお送りください。よろしくお願いします。

                      (和歌山県 Y.Tさん)


309)一番嫌な仕事…「犬」の仕事です(2005.4.20.)

初めまして。私はかつて東日本で公務員獣医師として勤務していた者です。
現在も、その地域では同僚が多数勤務していますし、
その一人は動物指導のトップになってしまいました。
ですから、具体的な地名や氏名などは公表できません。ご了承願います。
さて、私が公務員勤務の結果、よくわかったことがあります。
まず、「人の話はあてにならない」。
実際に自分の目と耳で確認しなければ全く信用できません。
これは動物でも、衛生(食品や環境)でも同じことです。
人間不信なのか、と言われればそれまでですが、
残念ながら痛い思いをするとこうなります。
「息子が飼ってた犬を出したい。息子の仕事が忙しく世話できなくなったか」
と言う電話に思いとどまるように言えば「税金払ってるのに、何だその態度は」
と言われる、なんてのは序の口。
「畑の番犬で飼ってたけど、冬になったから用が無いので連れていってくれ」
だのあげくには「野良犬捕まえたから、連れていってくれ」
ということで収容したら、自分の飼い犬。
しかも、子供には「保健所が留守中に勝手に連れていった」と嘘。
(子供達が泣きながら保健所に来ましたね。)
自分の所在地の自治体が「タダで犬を引き取らなくなったから」と、
隣の自治体まで越境して老犬を棄てに行く。何頭もいました。
正月明け直前に保健所の門に犬をつないで飼養放棄していった飼い主。
運良く(?)綱が解け、犬は自力でどこかへ帰宅しました。
犬の飼い主がこんななら、衛生関係も似たようなものでした。
生協に納入してる食品製造業社や有名な「自然食品メーカー」
が違反してたなんてこともありました。
今だったら、マスコミが黙ってないだろうという
一部上場企業の工場ぐるみの違反現場に踏み込んだこともあります。
と言う経験がものをいい(?)自分で確かめなければ信じなくなりました。
都会の人は冷たく、田舎の人は心が温かいと言うのも嘘。
堂々と「無許可製造」(法律による許可が要る業種)をしていて、
こちらに摘発されると議員を使って圧力をかける。
犬をいとも簡単に野山に棄てまくるのは田舎方面でした。
犬屋敷も田舎方面に多かったです。
などということは、ごく日常的な事柄でした。
先日も、自然食や地球に優しい製品をこよなく愛する友人に
「一般メーカーは信じられない」と言われ、「だったら、自分で自給自足しろ」と答えました。
この友人、農学科出身で今は造園農家にいるのです。
でも「食えるもの」にはノータッチ。鶏を裁くのも怖いそうです。
「余ってる土地があるのになぜやらない。
文句があるなら自分の食い扶持ぐらい自分で作れ」と答えたら、沈黙してしまいました。
(その以前にも、「食肉がどうの」と言い出したので、「食肉処理場に連れていったるから、
自分の目で良く見ろ」と言いました。「血が怖い。臭いが」と拒否。)
はっきりいって「頭でっかち」なのですね。文句を言うくせに自分では
「怖い。汚れる。面倒。血を見たくない」と動かない。
保健所時代、よく見かけた人々に似ています。似て欲しくはないんですが。
私は学生時代、自然農法で有名な団体に4週間お世話になったことがありました。
そこでは、その団体の会誌でも否定しているはずの薬や肥料を使用してましたね。
(うかつに信じないことをはじめに教えられたような気がします)
という保健所勤務が嫌で同僚(といってもこの場合は衛生部のみ)
の中には食肉処理場(いわゆると畜場)検査員を希望するものもいます。
毎日、血まみれになります。毎日、殺されて肉になっていく家畜を眺めるのです。
でも、保健所にいるよりも気が楽だそうです。
家畜を連れてくる業者は危ないかもしれません。
虚偽の申請とやらをするかもしれない。
でも、その死体は嘘を付けない。だから・・・
現在、私は「お気楽な」公務員を止め、自営業になりました。
収入は減ったけど、休みも無いけど、ある意味幸せです。
元の同僚達も同じことをしたいようですが、いろんな事情で無理。
したがって、「嬉しくないが、保健所勤務でも
一番嫌な仕事が無ければ我慢する」と言っています。無論、「犬」の仕事です。
(例えば東京都特別区では犬の業務は苦情処理と集合注射の立会いだけ。
捕獲も引き取りも無い。皆羨ましがっています。)
いろいろと取り止めの無いことを書いてしまいました。
私が勤務していた部署は同じ獣医師の中でも一番過酷、と言うか好かれない部署です。
おかげで、物事の裏側をたくさん知ってしまいました。
本当は知らないほうが良かったかもしれない。
今は、多少の波風があっても辞めて良かったと思います。
あのままでは、精神的におかしくなっていたような気がします。

            (元は「気楽な公務員」だった獣医師より)


308)もう二度と、逃げることはしたくない(2005.4.17.)

はじめまして。
私のようなものがメールしてもいいものかと
思いましたが、思い余ってメールしてしまいました。
文章能力が低いので読みにくいとは思いますがお許し下さい。

写真展を初めてしったのはニュースです。
ほんのわずかな時間しか流れませんでしたが
犬と生活していた深く考えるところがありました。
そう知っていたにもかかわらず、私は事故にあった猫を見捨てました。
夜道でした、自転車の前を走っていた車がかるく跳ねて走り去ったので
何事かなぁ?とおもって通りざまに横目でちらりとみたら、
白い猫が足をばたつかせて仰向けに倒れていました。
私はそれを見たにもかかわらず怖くて逃げ出しました。
私は最低です、帰って泣きました。
ないたところで猫は帰ってきません、
いくら後悔しても、泣いても、反省しても、考えても、
私のしたことには変わりがありません。
動物の処分の問題は私は何もせずとも誰かがどうにかしてくれる、
思っていました。
でもそれは目をそむける行為で本当に恥ずかしくて情け無くて
最低な行為だと思います。
実際に自分に問題がふりかかってきたら逃げるなんてもう2度と
したくないです。今私は動物の看護の学校に通っています。
そうするで自分のしたことが償えるとか
そんなこと思っていません。
ただ同じ気持ちを違う人に繰り返してほしくはありません。
誰かがどうにかしてくれるなんて考えはきっとたくさんの人が
おもっていることだと思います。それは違うんだ、ということを
一人でもいいからしってほしいです。経験してからじゃ遅いんです。。
こんな不幸な子達が少しでも減るように私も微力ながら
お手伝いしています。本当に最低な私からのメールに不快に思われたら
本当に申し訳ございません。
お体には気をつけて、これからも頑張ってください。
         
乱文失礼致しました。
                  (Y.M.さん)


307)精一杯生きて天国へいった茶々…(2005.4.15.)

はじめまして!大阪在住の長谷 真一と申します。
僕は仕事場が本屋なのですが、何気に本の整理をしているときに、「どうぶつたちへの
レクイエム」を見つけました。
その場で少し読んですぐに買いました。
家に帰って読み、読んでいるうちにどんどん涙が出てきて止まりませんでした。
正直この本を見るまでは、収容施設に入れられた動物たちがどうなるか・・・詳しくは知りませんでした。
もっと早くに知らなければいけなかった事実を知ることができて、大変うれしくもあり、大変悲しくもありました。
ここまで人間の身勝手で捨てられる子犬・子猫がこんなにもいたなんて・・・。
でもこの事実を知ることで、自分自身なにか大きなものを得たような気がしました。
僕は動物が大好きです!人間の言葉は話せないけど、心は通じ合うと思っています。

実は最近までウサギを飼っていました。でも先月3月20日に天国へ逝きました。
生後10日ほどのときに家にきました。でもその半年後に「テンカン」という生まれつきの
病気を持っていることを知り、病院へ行きましたがこの病気は治せないとのことでした。
苦しんでる間は何もしてあげられない自分がただ悔しくて仕方ありませんでした。
でも茶々(ウサギの名前/左写真)は一年半も頑張って、僕のそばにいてくれました。
そして最後の日、深夜一時半に逝ったのですがなぜか朝から僕のそばを離れようとしませんでした。
だからかもしれません。なぜか今日が最後かもしれないと感じていました。
最後は苦しみながら僕の膝の上で最後を遂げました。涙が止まりませんでした。
なぜかこのメールを書いてる今も涙が溢れています。
そのときに心の底から思いました。なんて自分は無力なんだろう、こんな小さな命一つ救えない自分が
情けなくて仕方ありませんでした。
茶々は僕に飼われて幸せだったのでしょうか?正直未だにその答えが出せずにいます・・・。
 
話がそれてしまって申し訳ありません。
ただ「どうぶつたちへのレクイエム」を見てて、なぜか茶々の姿が思い浮かび上がりました。
僕は今まで、犬・猫を飼った経験はありませんが、動物はみんな大好きです。
どの子にも幸せに生きてほしい、そう願わずにはいられません。
長々と申し訳ありませんでした。
これからも動物たちのために頑張ってください。心より応援しております。


306)今まで、目を背けていました(2005.4.15.)

初めまして。現在大学4回生の、若林と申します。
ムページで、動物達の殺処分について
詳しく知るようになりました。
児玉さんの本を読み、ホームページを拝見し、
私も何かできることはないのかと思っています。
もはや「かわいそう」と言っている段階ではないですよね。
保護団体のような、ボランティア活動を募集しているところは
あるのでしょうか?いてもたってもいられません。
あと、卒業論文のテーマとして、海外と日本の動物愛語法の
比較、殺処分についての意識などを英文で書く予定です。
管理センターなどを取材しに行きたいのですが、
大学生が行けるものなんでしょうか?
私も児玉さんと同じく、今まで殺処分というものに
目を背けていました。心のどこかでは知っていた事実
なのに・・・今は一人でも多くこの事実を理解し、殺処分
ゼロの日本になっていくことを、ただただ願います。

               (匿名希望さん)


305)悲しい犬の心を思うと…(2005.4.14.)

はじめて、お便り申し上げます。
現在、青梅市に在住しており、福生市の西友の本屋で
何げなく「ふっ」と目に入った本が「どうぶつたちへのレクイエム」でした。
我が家にも10歳になる子(犬)が、家の中で一緒に生活しています。
幼い頃から、犬と暮らさない時はない程、家族じゅう犬好きの一家です。
児玉様の御本を買い求め、家に帰り、1ページ1ページ読む内に、
涙が止まらず、我が家のユキという柴犬(写真)は、寝るのも一緒で、
家と庭とを行ったり来たりして、ブリーダーからもらってきた時が
2カ月近くで、玄関に置いて寝かせていましたが、夜中に「クークー」と
泣くため、3時から早朝6時まで、時計が心臓の音と似ているため
抱っこをしながら、時計と一緒に、「おかあさん」の歌を唄って
1カ月過ごしました。そのためか、私を母親と思っているようで、
色々と言うことを聞き、最近では10歳となり、年のせいか、
動作も少し鈍くなり、いつまでも長生きをしてほしいと願う毎日です。
こんなに一心同体でそばにいる犬は初めてなので、いなくなってしまったら
生きていけない位の思いでいっぱいです。
児玉様のレクイエムを読み、昔は1週間で少しずつ保健所の部屋を移り、
亡くなっていくと聞いていましたが、1日で亡くなっている事を知り、
大変ショックでした。
私は生まれ変わったら犬になりたいと思う位、犬のいない生活は
考えられません。色々な事情があり、仕方ない選択だったとは思いますが
悲しい犬のこころを思うと、とてもいたたまれない想いで一杯です。
一度、子どもと一緒に保健所へ行き、万が一、柴犬の我が子同然の犬が
亡くなってしまった時は、保健所でまた犬を飼いたいと想います。
本当に心の底から、児玉様の思いが私の心に染みわたりました。
「どうぶつたちへのレクイエム」を、これからもずっと大切に本棚へ置き、
時々取りだしては、涙するであろうと感じます。
大変、心に残る、悲しいけれど、人としての心のあり方を、
伝えきれないほど、感じました。
児玉小枝様、これからも、心に残る御本を出版してください。
大切に大切にいたします。
                 (青梅市 川崎洋美さん)


304)写真展を見て、何かが変わりました(2005.4.11.)

以前、図書館で見かけ借りて読んだ「どうぶつたちへのレクイエム」、
ぽろぽろ涙が流れて止まりませんでした。
今日も写真展会場で1冊いただいて帰り、夜にゆっくりもう一度見ます。
姉は帰りの電車の中で、家に帰って、怒ったような、泣き出しそうな表情で見ていました。
下の小4になる子どもも見たいと言っています。
写真に添えられた言葉は物言えぬ彼らの、心の叫びでしょう。
私に向かって言われているようでとても辛かったです。
でも、目を背けてはいけないと思います。
こんな子たちが1匹でも減るように、将来は1匹もいなくなることを心から願います。
お忙しいお体、ご自愛下さい。

       (大阪府豊能郡   森廣 純子さん)

<2通目>
写真展を見に行かせて頂いて、10日が過ぎましたが、
私の中で、写真展に展示してあった写真とあの日にいただいて帰った
「どうぶつたちへのレクイエム」の写真の子たちの存在が大きくなってきています。
以前図書館で「どうぶつたちへのレクイエム」をみつけて見た時と気持ちが全然違っているのです。
ひどいことをする人間の犠牲になってもがき苦しみながら命を絶たれた子たち。
本だけではなく写真展を見せて頂いたあの日から、「今の私に何が出来るか?」
私の頭から離れなくなりました。私には「これが出来る!」と言うものが見つかりません。
でも、まず、今うちにいる子たちを愛情を持って育てることをしよう!と思いました。
あの日にいただいた1枚のハガキに「この子たちの分まで大切に!大切に!」と一言添え、
冷蔵庫に貼りました。ハガキの子は、毎日、悲しい眼をして私を見つめています。
1日に何度もハガキを見ます。
そしてこの気持ちは絶対に忘れてはならないと念を押すために何度も見ます。
写真に向かって「おはよう!」と声をかけ、今度生まれ変わるなら、
もう一度犬に生まれておいで、そしてうちにおいで!と、ハガキに声をかけています。
感傷的だと、そんな軽いものじゃないと思われるかもしれないけれど、
犬なんかに生まれたことが不幸だなんて思って欲しくないのです。
犬はすばらしい生き物です。私はうちの子たちにどんなに助けられ励まされたか…。
だから今度こそは幸せな一生を送れるようにと、祈っています。
子どもたちともずいぶん話しました。
うちは2匹とも雄ですが…。もし子供が生まれたらその子たちを
引き取ってもらうところを探して5匹なら5軒のおうちに引き取ってもらうことになる。
新しい命を生み出して5件に引き取ってもらうなら、
不幸な子の中から5匹を引き取ってもらう方が良いね。などと話をしました。
話したいことがいっぱいでまとまりのない内容でスミマセン。

写真展を直接見たことで、本では感じなかった衝撃がありました。
この気持ちはいろんなところでたくさんの人に感じてもらいたいです。
お忙しいでしょうがこれからも活動頑張って下さい。心より応援しています。
お身体、大切になさって下さい。


303)私のような無知な人間がまだまだ多いから…(2005.4.10.)

児玉小枝さん、はじめましてm(__)m 私は大田芙美世といいます。
「どうぶつたちへのレクイエム」読ませていただきました。どうしても今の気持ちを伝えたくてメールをしました。
本を読んで私は、動物達のたくさんの命が失われていく悲しみと、今まで何も知らずにいた自分への情けなさから大泣きしました。
また、疑問も生まれました。何故このような現状を、もっとメディアで取り上げないのか。しかしその答えは私がよく知っていました。
私のような無知な人間がまだまだ多いからか…と。

私はこの春から動物看護士の専門学校に入学します。
無知なままで入学するのと、今日もたくさんの動物の命が失われているんだ、と胸に刻んで入学するのでは違います。
今、この本に出会って本当に良かったです。児玉先生にはとても感謝しています。
私にはまだまだ知らないことが多いです。でも、この本を知りました。
これからは、多くの人に知ってもらうために、出来る限りのことをしたい。動物看護士になってからも出来ることはきっとあるはずだと思います。
長くなってしまいました。ここまで読んでいただいてありがとうございました。
辛い仕事だと思いますが、くじけず頑張ってください。私も頑張ります。
お体に気をつけて。           (大田芙美世さん)



302)里子にでた子犬ちゃんは幸せいっぱいです(2005.4.9.)

こんにちは。はじめまして。みさきと申します。
『どうぶつたつへのレクイエム』を読ませていただきました。
涙が出てきました。(この表紙の写真前に毎日新聞の広告欄にでていたような・・・。)

私は、昨年の9月にある捨て犬と出会い(今では我が家の愛犬)、彼女を保護した時にはすでにお腹に4匹の赤ちゃんが宿っていました。
これから始まる犬との生活、2ヶ月後にひかえた未だ経験したことのない(犬の)出産。
手当たりしだいに本を買い集めたり、図書館で借りたり、雑誌を読んだり、インターネットで調べたり・・・。

そうしている間に、動物達のいろいろな問題について知ることになりました。
私にも何か出来るはず!と思い、ある日、今活動をしているボランティアグループ(創立まだ8ヶ月目、30歳位までの若者を中心にやっています)
に出会いました(福井ではこのようなグループが無かったのです)。さっそく入会し、2月に県の図書館で動物達のパネル展(ALIVEさんと)を行いました。
たくさんの反響があり、「やってよかた」、そう思いました。私は「一人でも多くの人に命の大切さ知ってもらいたい、そして一匹でも多くの命を救いたい」
また、この現状を知ってもらいたいという気持ちで活動しています。

来月5月(日時未定)に第三回目のパネル展を図書館で開く予定です。(ALIVEさんと)
このとき『レクイエム』と『老犬介護』を展示させて頂きたいのですがお借りすることはできますか?連絡を下さい。よろしくおねがいします。

11月に生まれた3匹の(1匹は死産)子犬ちゃん達は里親さんの家で幸せに暮らしています。
最近、「うちの子が一番かわいいのよ〜」というご自慢の電話があり(笑)、大変うれしく思いました。

                       (みさきさん 24歳)


301)できることを少しでもやっていけたら…(2005.4.6.)

今日は、写真展を拝見させていただき、
ありがとうございました。

これまで、写真展の案内を新聞などで見つけては、
行こうかどうか迷ってしまい、結局は「悲しくなるから」と、
足を運ぶことができませんでした。
今回は、現実から目をそむけていてはいけないと、
勇気を振り絞って、出向いたしだいです。

うちの愛犬をよく写真に撮るのですが、
「あ、笑ってる」と思うような表情があります。
動物たちは、とても表情豊かだと思います。
ですから、写真のような収容所の犬や猫たちの目は、
どんなにか悲しい思いをしているのだろうと、察せられます。

新潟の地震の時は、山古志村に残された犬や猫のことを
とても心配しましたが、行政やNPOの働きで、大切に救助・保護され、
日本社会の動物への意識が、かなり高まってきていると感じました。
でも、まだまだ、動物たちの命を軽視し、モノ扱いをしている
風潮も強いように感じます。

新しく、犬や猫を家族に迎えようと考えている人たちが、
ころころと変わる人気の犬種にとらわれるのではなく、
行政やNPOの里親制度を利用し、1匹でも多く、殺処分される
動物が減るようになればいいですね。
私自身も、できることを少しでもやっていけたらと、思っています。

今後も、ますますご活躍されますように。

                (高槻市 若森収子さん)


300)常に問題に向き合っていたい(2005.4.6.)

昨日まで大阪で開催されていた写真展、昨日の最終日になってからでしたが、念願かなって夫婦で行くことができました。展示されていた写真だけでなく、閲覧用の資料もいくつか見せていただくことができ、更に私もこれから自分での資料集めや問題意識を高めていくことへ前進できたかなと思っています。

私が児玉さんのことを知ったのはリニューアル版の前の「どうぶつたちへのレクイエム」でした。
その本はすでに書店にはなく、友人に貸してもらいました。
その友人が、実は以前児玉さんに取材していただいたことがあり、その内容の載った雑誌も見せてもらいました。
大阪市動物管理センターで処分寸前だったワンコをボランティアの方が引き取り、縁あってそのワンコが友人宅で今も幸せに暮らしています。我が家のワンコともとても仲良くしてもらっています。
また、昨年大阪で開催されたJDA主催のフォーラムでも児玉さんの講演を聴きました。
犬や猫の置かれている現状・・・家庭犬、猫として幸せに暮らしている子たちばかりではないという現実が強く印象に残りました。そして、このことをきっかけに私ももっと現実を知りたい、勉強したい、自分にも出来ることを見つけたいと思うようになりました。

今私が小さいことながら自分で取り組んでいることは、里親さがしのお手伝いです。
これは私自身のホームページ http://homepage3.nifty.com/northvillage が土壌になっていますが、このようなネットワークを地域でのつながりに生かせていけたらいいなと思っています。
それから、まだ始めて間もないのですが、神戸市の動物管理センターで里親待機中のワンコのお世話をするボランティアをしています。ボランティアをするに当たっては最初に施設を見学させていただきました。
初めはボランティアをしたいというより、ただ現実をこの目で確かめたい、知りたいという思いしかありませんでした。
でも、収容舎を実際に見せていただいたことで、「ここにいる子たちをこのままにしたくない」という思いが強くなり、ボランティアをする決心がつきました。
収容された子全てを救えるわけではありません。実際に、ボランティアの初日には、私の目の前で旅立っていった子がいました。体はボロボロで骨と皮だけ、自力で食べることも飲むこともできず、ダニも体についていました。きれいごとは言ってられないように思いました。
救ってあげたくても、私だって自分の生活を全部犠牲にはできないし、その子にだけ力を注ぐ余裕はなく・・・
まだまだ次から次へと犬猫は収容されていきます。
飼い主による持ち込み、迷子になった子たち・・・
現実を目の当たりにすると後ろを振り返っている余裕がないことに気づきました。
無責任な飼い方をした飼い主を責めるのは簡単です、批判するのは簡単です、動物たちにかわいそうと同情するのは簡単です、
同情するだけなら・・・。

ボランティアとして関わってみてまだ間もないのですが、辛いことばかりではありませんでした。
行くたびに誰かがいなくなっていて(里親さん宅に引き取られたあとでした)、里親さん宅に引き取られていく場面にも立ち会うことができました。
児玉さんが撮影された写真のワンコのように、安心したような、嬉しそうな、ちょっと得意げな、そんな顔をして新しい飼い主さんに抱っこされていった子犬。
里親さん宅に行く前に最後にシャンプーしてもらって、とってもにこやかな表情を見せてくれた成犬。
そんな子たちを見ていると、前向きに頑張っていこうと思えるのです。
残念ながら、犬の10倍近くの数の猫(やはり子猫が多いようです)は現在のところは処分の対象になっています。
この数を減らしていくためにも、不妊去勢手術の徹底を呼びかけることなど、水際でできる予防にも力を出していきたいと思っています。そして自分が生きている限りは常にこういった問題に向き合っていきたいと思います。

写真展に行く前に、出版されてすぐに購入した「どうぶつたちへのレクイエム」、何度も見て読みました。
それでもやっぱり泣けてしまいました。
淋しそうな顔をしている子の写真もつらいけれど、誇り高く最後まで人を見つめる子の写真もつらかったです。
でも、やっぱり「つらい」で終わらせてはいけない・・・
今自分が取り組んでいることにも引き続き力を出しながら、他にも出来ることがあればやってみたいなと思います。
ボランティアでも何でもそうだと思いますが、細くとも「長く続ける」ことが大事なんだと最近思うようになりました。

写真展の帰りに書店で「明るい老犬介護」を見つけました。即買いました。
我が家には9歳のワンコがいます。
まだ元気でいてくれてるので老犬だという気はしませんが、近いうちに必ず老いを実感するときがやってきます。
老いに向き合うのが決してつらいことばかりではないということ・・・
この子との生活にいつも笑いがあふれているような、そんな老犬生活を送らせてあげたいと思っています。

長々と書きましたが、読んでいただいてありがとうございました。
また次の写真展や講演会など楽しみにしています。

追伸:先月、兵庫県動物愛護センターで児玉さんの講演があったと思うのですが・・・申し込んでいたのに、当日風邪で寝込んでいたため参加できませんでした。残念です・・・。

                         (M・Kさん)


299)小さいからこそ、できることがある!(2005.4.6.)

「どうぶつたちへのレクイエム」を最近読みました。
母が、なにげなく図書館でかりてきたこの本で私は、
どれだけの涙を流したのかわかりません。
本の中に、「小さな命を守るために私たちにできることがあります」
と書いてあるのをみて、私は
「世界中からみればどれくらい私は小さいんだろう?
この本に載っている動物たちのような命を救うために、いったい私は何ができるんだろう?」
と思いました。
その時、「自分が小さい」というがとても良い事のように思えました。
小さいからまわりにいる友達から理解をしてもらえればいい。
小さいから大きい人よりも、小さいところからはじめる事ができる!

命の炎が消えるときも、動物(ペット)は、飼い主がそばにいてくれた方が、
嬉しいと思います。私も、猫を2匹飼っていました。そのうちの1匹が死んでしまいました。
とてもつらくて泣くというよりも、あまりのショックで声もでませんでした。
命の最後を見るのが嫌だからという理由で動物たちを捨てないでほしいです。
最後まで、大切にしてほしいです。命の器はみんな大きさが違います。
でも、命の重さはみんな同じです。それを、世界中の人にわかってほしいです。

                        北海道・中2(女)さん


298)そうだ!町でビラ配りができる!(2005.4.6.)

初めまして。兵庫県に住む11歳の小学5年生です。
3月29日火曜日。私は母とフジテレビ系「救命病棟24時」を見ていました。すると母は、「ちょっとトイレに行って来る。」と云って、母はトイレに行きました。母が帰ってきたと思いきや「近くの公園で犬が可愛そうに泣いてたわ。若い子に虐められてんのかなぁ・・・」その2・3秒後、私は涙が溢れてきました。今までこんな気持ちになった事は一度もなかった。何故か私は、「そんな動物達を助けたい。」と心の底から思った。でも私はまだ小学生。できる事といえば・・・と少し考えた。「そうだ!町でビラ配りができる!」なんて思った。いつも何やっても中途半端な私がここまで強く思った事は無かった。ここでやらなきゃ気がすまなかった。だから、このメールを読んだ偉いさん方にお願いです。私にできる事は何でもします。だからお願いだから、犬達を殺さないで下さい。保健所の事を悟った本に書いてあった事だけれど、
男:「この猫達、安楽死させようと思うんだ。」男は猫達が入った袋を持ちながら言った。
女子高生:「これの何処が安楽死ですか?この子達は無理やり有毒ガスの入った袋にいれられて、それで死にきれなかったら裏の焼却炉で生きたまま箱に入れて殺す。これの何処が安楽死ですか?」女子高生は言った。実はこの子、小さい頃に大切な猫達を捨てられて、、しかも親はドクターだと聞かされていたのに、実は殺す方のドクターだったのだ。彼女はとてもショックを受けた。
私はこのマンガでも同じ気持ちだった。だから偉いさん方にお願いです!お願いだから、猫や犬を殺さないで。
殺したって貴方達が得する訳でも無く、周りの人達が、得をする訳でも無い!動物が悲しい思いをするだけ。殺さなくったってそういう施設を作れば良い。私も協力します。色んな人にも手伝ってもらって。貴方達は「小学生の単純な思いだ。相手にする事はない」なんて思ってらっしゃるであろう。でも、一度猫達犬達の気持ちを考えて下さい。「自分は、異性との遺伝子を繋ぎ、新しい子を作って幸せに暮らしていたら近所のおばさんが保健所に連絡して、僕達は連れて行かれた」・・・それと同じじゃないですか?だから一度真剣に考えて下さい。


297)未来の獣医さんに広く知ってほしい(2005.4.6.)

はじめまして。
私は獣医学科で学ぶ者です。
児玉さんのことは随分前に渡辺眞子さんのホームページで知り、
「どうぶつたちのレクイエム」を拝見させて頂いておりました。
リニューアル版、とても良かったです。
二冊買ってしまいました(笑)
一冊は知り合いにプレゼントする予定です。

本日、とうとう勇気を出して
千葉の愛護センターさんへ見学に行ってきました。
私にとって、現状はいろんな文献などで知ってはいましたが
実際に見学をさせて頂くことには
なかなか足を運ぶ勇気が出ずにいたのです。
そして、とうとう行くことが出来ました。
案内してくれた担当の方が
とても優しく、そして詳しく説明してくれて、
また簡単なディスカッションも出来て
二時間半におよぶとても有意義な時間を過ごせました。

私は社会人を経験してから大学に入ったので
他の学生さんたちとは年齢層が一回り近く違います。
ですので、考えていることも大分違い、
獣医=臨床、というような
華やかな部分に眼を向けている学生さんが多いのも事実です。
同じクラスの人でも、センターの現実を知らない人も多いと思います。
センターで働く方々は半数以上が獣医師だというのに。

そこで、前々から考えてはいたのですが、
毎年11月に開催される学祭で写真展をさせて頂けないでしょうか?
しかし、まだ、まったく先の話で日時も決定していないし、
個人的に写真展を開催できるのかも分からない状態です。
おそらく予算も個人もちになると考えられ、
私はあまりそういった「まつりごと」には参加しない性質なので
一度もやったことのないことなのですが、
将来、獣医になる人達には広く知ってもらいたいのです。

もしよろしければ写真展に関する詳しいことを教えて頂けないでしょうか。
お暇な時で結構です。
お返事をお待ちしております。
宜しくお願い致します。

突然のメールで失礼致しました。

日本獣医畜産大学
獣医学部 獣医学科 二年
      M.M.さん


296)犬とは何と愛しい存在なのか…(2005.4.6.)

 広島市に住むM(52歳)と申します。捨て犬だったコロ(雑種、メス)との生活
も、もう13年目を迎えます。私も動物が大好き。幼い頃、家業の関係で動物が飼え
ず、平成4年コロとの出会いで、初めて念願の犬を飼う事ができたわけです。
犬(動物全て)とはなんと愛しい存在なのか、それまで以上に思うようになりまし
た。
 このHPを見ただけで辛くて胸が痛くて、そんな状態でメールしています。
だから「どうぶつたちへのレクイエム」も「カタカナの墓碑名」も読む気になりませ
ん。読めば多分、数日は何も手に付かず、おかしくなってしまうでしょう。でも毎日
多くの犬、猫が殺されているのを何とかできないものかと思わない日はない人間で
す。
 今日初めて児玉さんのHPを拝見してよかったなあと思いました。「明るい老犬介
護」は読んでみるつもりです。毎日忙しいのですが、動物たちのために広島に住んで
いてもできる事をこれからも捜して、実行して行こうと思っています。またゆっくり
と見させて頂きますね。


295)たとえゆっくりでも続けていかなくては…(2005.3.28.)

こんにちは、M・Kと申します。
「どうぶつたちへのレクイエム」前著は
友人・知人にも見てもらおうと貸し出したことろ、
回りまわって行方不明になってしまいました(T‐T)
仕方がないのでもう1冊..と思っていたら
売り切れ続出でなかなか手に入らず...。
なので、今回のリニューアル版の出版は
とてもうれしかったです。
早速購入し、拝読致しました。
ここ数年、捨て犬・捨て猫の里親探しを知人達
と続けてきましたが、
自宅にはすでに飼っていた犬・猫に加え、
里親にめぐり会えずに居残った子達であふれかえり、
とうとう犬4匹、猫8匹の大所帯になってしまい、
これ以上保護もできず、資金も底をつき、
それでも次々に出会う捨て犬・猫の数に
くじけそうになっていました。
でも、改めて「レクイエム」の写真を見て
たとえゆっくりでも、1頭ずつでも続けて行かなくては…と
気持ちを新たにすることが出来ました。
私の住んでいる地域では犬・猫の飼育に関する
知識が行き届いておらず、
病気の予防、避妊・去勢手術はおろか
犬は未だに離し飼い、食事は残飯という状態です。
猫は数年で交通事故で死に、
犬はフィラリアで死んで行きます。
以前、近所の方と話していたら、
「犬なんかなぁ、まぁ5〜6年やなぁ。早いもんやで。」
「あんたのところは犬や猫を病院に連れて
行くんやって?一体ごこの病院が診てくれるん?」
などと言われ気絶しそうになりました。
機会があるごとに「ワクチン打ってください」
「フィラリアの予防薬を飲ませてください」
「避妊去勢手術してあげてください」と
話し続けています。
この地域の方達に犬・猫の正確な知識を
持ってもらうことも私の今後の課題です。
道は果てなく、問題山済みですが、
これからも少しずつできることから
取り組んでいきたいと思います。



294)私の、一生の誓いです(2005.3.26.)

こんにちは。博記と申します。
昨日『どうぶつたちへのレクイエム』を購入し、何度も何度も読み返し、どうしてもお伝えしたいことがあってメールしました。

私は現在高校を卒業して、獣医師を目指して勉強しています。
私が獣医師になろうと固く決心したのは、一昨年の夏のあることがきっかけなんです。

その年、私は高校2年でした。
我が家は決して裕福な方ではなく、その上、不器用で無計画な父親のお陰で、家庭は少々荒れていました。
家族一緒にいても心はばらばらで、腹を割って話の出来る家族なんて一人もいませんでした。
もちろん、進路についてもです。
そんな我が家で飼われていた子が、アイリッシュ・セッターのリチャードでした。
リチャードは、私達4姉妹のうち私を含む下3人が、“子供の日だから”と調子にのって父にねだって買ってもらった子でした。
その時私は10歳。
よく考えれば、あんな大型犬が、6人の人間が暮らす小さなマンションで生活できるわけがないことも、もう考えられる年齢でした。
けれど、ペットショップにいたリチャードは、ほっそりした愛らしい子犬だったのです。
よく言われる、『こんなに大きくなるとは思ってもみなかった。』まさにそんな状態でした。
こんな事が、理由にも言い訳にもならないことはわかっています。
でも、リチャードは2004年の夏、保健所で殺処分されたのです。

リチャードがいなくなったその年、私達家族は、“リチャードが居るから”といって引っ越した戸建てから引っ越さなければならない事態に陥りました。
その時に、リチャードが大きな問題となったのです。
戸建てに住んでいた頃は、そう広くもない庭から、リチャードはいつも道行く人に愛想を振りまいていました。
けれど、私達家族が引っ越す先は、リチャードを買った当初よりも、更に小さなマンションだったのです。
『リチャードはどうするの?』と、誰もが考えていたはずです。
姉2人は知人にあたり、私はインターネットやポスターで、必死にリチャードの新しい飼い主を探しました。
私達子供には、それ位のことしか出来なかったのです。
お金の問題に口を出すわけには行かない。
険悪な両親に余計なおせっかいをして、口論になるのが面倒くさかった。
姉2人も、きっと同じことを考えていたのでしょう。
誰も何も言わず、それぞれが、地道に、リチャードを飼い続ける方法や、それが無理なら新しい飼い主を、と懸命でした。
そう信じています。
それなのに、リチャードは我が家からある日突然姿を消しました。
父が、何も言わずに、リチャードを保健所に連れて行ってしまったのです。
きっと、父にとってはそれが最善の方法だったのでしょう。
それをはっきりと知ったのはリチャードがいなくなった3日後。もう処分されてしまっていましたス。
保健所に問い合わせた電話口で泣く姉と、その様子を見て泣く私。私から伝え聞いて泣く妹。
でも、私達はそれだけでした。
それ以降、誰もそのことに触れようとしませんでした。リチャードの存在を知った人には、“もらわれた”と嘘をつきました。
今、私は、“それではいけない”と思っていますキ。
リチャードを死なせてしまったという罪を明確に意識の中に持ち、もう2度と同じことはしないこと。
ただの罪悪感で終わらせてはならないこと。リチャードを忘れないこと。
私の一生の誓いです。
今、保健所にこそ必要な獣医師が足りていないと聞きました。
私は、保健所に連れられてきてしまったペット達に、少しでも安心を。そう思い、今獣医師を目指しています。
長くなりましたが、ここまで読んでいただけたこと、本当に本当に感謝いたします。
これからも、頑張ってください。応援しています。


293)自分が得をすること以外念頭にない人が増えている…(2005.3.26.)

児玉さんのホームページにてたくさんの方々の意見を拝見させていただいておりまし
た。動物実験に関するご意見、人間として動物に対する反省の念等、またリンク先で
は7年前の蒸し暑い夏の夜に苦しみながら死んでしまった我が家のジョンとそっくり
なシェルティーを溺愛する方のホームページなどを見つけたりと、現在ではあまりに
も少なくなってしまった心の温かい人達の存在を知り、少しほっとしております。

私は長年アメリカにて過ごして参りましたが、我が国に帰国するたびに人間が冷た
く、あまりにも自分が得をすること以外念頭にない人が増えていることに不安を抱い
ておりました。これは私の友人も例外ではなく、2年ほど前にとうとうこれら小学校
時代以来の友人とも意思の疎通が全く図れなくなり、現在では仕事で出会った2人の
方を除いて日本で付き合いのある人はおりません。そんなことが背景にあったため、
児玉さんのホームページで久しぶりにまっとうな考え方をする人達の存在を知り、少
しほっとしました。

動物実験に関していろいろな意見を拝見させていただきましたが、私は頭から動物実
験に反対している人はそんなに間違っていないんじゃないかなあと思います。私自身
は医療面や健康面、自分の命を支えるという点で知らず知らずに動物実験の恩恵を受
けているでしょうから、一概に「いい・悪い」とは言えません。実験により消えて
いった命のおかげでこちらの命が支えられているのでしょう。ただ、野良になってし
まった動物をゴミと同じく処分することについては二重に罪が重いといわざるを得ま
せん(仕事として仕方なく処理にあたっている方々ではなく、捨てる馬鹿者を指して
います。私は無宗教なので来世という概念は持っておりませんが、もしあるとすれば
こういう人間は間違いなく永久楽園追放でしょう)。

私がなぜ動物実験を真っ向から否定する人がまともであるかと考える理由について
は、それらの方々はまだ問題意識を持っているから、ということがあります。こうい
う人達はきちんと話し合えば動物実験の是非、両面について理解してくれると思いま
す。

というのは、現在の我が国は無関心層が多数派を占めており、「別にいいじゃん、そ
んなこと考えても仕方ないよ」というように考えている人が圧倒的に多いからです。
これは動物実験に限ったことではなく、何かに真剣に取り組む、真面目であるという
ことが馬鹿にされている現代日本を象徴しています。結局自分の事しか頭にない、自
分さえ良ければそれでいいというのはどこにいようが誰といようが携帯電話を優先す
るマナーのかけらもない行動や、他人の迷惑も考えず煙草に火を点ける、というよう
なごく小さなことに表れていると思います。そこには他の人に対する配慮は微塵も存
在しない、いい大人がこのざまですから、「現代の若者は」などと言う権利は誰にも
ないでしょう。

一人ひとりが考えを変えなければ、この日本という恐ろしい国の現実は変わりませ
ん。そんな中、児玉さんのホームページで少ないながらも人間らしい人達の存在を知
り、まだ我が国は腐りきってはいないと分かり、少し安心しました。

                       (米国在住 K・Kさん)


292)人と安全に心豊かに共存できる犬に育てたい(2005.3.25.)

はじめまして。
「WEB上仮想学校考えるASI」
http://www.kangaeruasi.com/
というサイトを主宰・管理しております阿部あつこと申します。

私のサイト内の
「面白くてマジメな活動をサポートするリンク集」
http://www.kangaeruasi.com/cgi-bin/cruiser1_12/cruiser.cgi
「What's New―たまには書くべし」
http://www.kangaeruasi.com/shu1_diary/
の2箇所より、貴サイトへのリンクを貼らせていただきました。どうぞご了承くださいませ。

我が家にも保健所の収容犬を救出しているボランティア団体からやってきたワンコがいます。
児玉さまの書籍は購入し手元にあるのですが、サイトの写真、何度みてもジ〜ンときてしまいます。
この犬に、ニ度とこのような思いをさせたくないと固く思います。
出自は気の毒なのですが、それは出発点に過ぎません。
私は、人と安全に心豊かに共存できる犬に育てたいと思っています。
夫との二人暮らしですが、何かの拍子に二人ともポックリ…、な〜んてことがないとは言い切れません。
純血種ならば次の引き取り手も見つかるかもしれませんが、雑種の成犬だからこそ、愛情をもって厳しく育てたいと思っております。

今後のご活動、陰ながら応援しております。


291)この状況をなんとかするために…(2005.3.25.)

はじめまして。大阪府在住のTと申します。
私も以前から人間に生まれて人間として他の生命に対する接し方、考え方などを一人
もんもんと考えていました。

他の生き物より人間が最も脳が発達し、強くなった。その強くなった人間は自分の力で他の生き物を犠牲にし、
自分の幸せを確保し、ふんぞり返ってきました。
勿論、生きいていく限り、犠牲はあります。ただ、本当に無駄ではない価値のある犠牲なのか?
強い人間だからこそ、力を振りかざすのではなく守るべきではないでしょうか?

なぜ、他の生き物を安易に犠牲できるか?結局、下等動物だから・・・人間のように感じない・・・そう思い込んで、いえそう思ったほうが楽だから、見てみないフリをしてきたんでしょう。。。

ただただ、言葉がしゃべれないだけなんです。人間との違いは!
嬉しい、悲しい、悔しい、怖い、寂しい、反省の気持ち、・・・・・・・etc同じ
感情をもっています。

人間は悲しいかな、言葉を持ったことによって言葉だけに頼り相手の心の中を想像
し、相手の表情や行動を観察することを忘れてしまったような気がしてなりません。

今、とても重犯罪が多くなりました。相手の立場になって考えることが出来ない親か
ら育てられた子供達がどうやって相手の立場を思いやることができるでしょうか?

人間に都合の悪いものは排除・・・この考え方は自分が環境に合わせるのではなく、
環境が自分に合わせてくれる、またそうしてくれないと困る。
常にまわりが自分に合わせてくれる環境に育ったものは当然、思い通りにいかないこ
とが耐えたれないので殺人にまでいってしまう。。。

動物を保健所で殺処分していることはとても深いことに繋がっていると感じています。
勿論、あのものを言えず力もない動物達の心の悲しみや恐怖を考えると息ができない
くらい苦しく辛い気持ちでいっぱいです。

大阪で写真展を開かれるのも知っています。でも、とてもいけません。。。悲しく辛
いばかりではなく、怒りに震える自分が想像できます。

とにかく、この状況を何とかするために色々考えます。

今、私ができること・・・活動できること・・・何があるでしょう・・・?

本当にこの状況を何とかしたいです。

私も仕事をもっており、子供もいます。犬も3匹いてます。
微力ですが、児玉さんの行動に感謝し、少しでもお手伝いが出来たらと感じております。


290)人間以外の生き物にもかけがえのない命がある…(2005.3.19.)

はじめまして、こんにちは。私は高校1年の女です!
私は2/27の中日新聞の読書のページで
「どうぶつたちへのレクイエム」という本があると知り、
とても興味をもち、即、読みたいと思って本屋へ行き、買いました。
私は小さい頃から必ず自分の近くに動物がいるという環境で過ごしてきました。
なので、動物がすごく信頼できる存在だし、大好きです。
今、家でもウサギを家族として一緒に生活しています。
私が動物達が年間に何十万匹という単位で処分されていると知ったのは
中学に入った頃くらいでした。
それまでは捨て猫を公演や森林で見ていて、かわいそうと思っていた事、
捨てる人を許せない、許してはいけないと思っていた事を覚えています。
でも、私のように、中途半端な知識でしか保健所の実態や処分方法を
知らないという人は世の中にたくさんいると思います。
それっておかしいと思うんです!
動物や他の生き物だって、かけがえのない一つの命を持っていて
同じように生きていく権利があるのに
虐待の対象になったり、商売道具にし。不必要になったら
身勝手すぎるけど殺すという行為をするのは人間だけ。
でも私もそんな行為を行う人たちと同じ人間…
そう思うと淋しくなる時があります。
今、我が家にいるウサギも誰も家にいない時は小屋の中。
そういうのも虐待なのかな、とも思います。
どこからが虐待なのか、一生ペットショップの狭い小屋の中で
生活し、死んでいく動物達、卵を生むためにあんな狭すぎる網の中にいるニワトリ…
そう考えると、身近なものが多いですよね。
虐待だって近くに住んでいる人でいるかもしれないし。
本の中にあった「人類はすばらしい発展をとげてきた」という言葉。
そのすばらしい発展の中にも、人間より身分の低いものたちの
犠牲があったと思います。私は、それを責めてもしょうがないので、
その犠牲となった命への敬意を示す事が大事だと思います。
そして一つでも多くの命がムダになる事がないように。
私は、人生の中で一度は犬を家族の一員として生活を共に過ごす事があると思います!
その時は、保健所からもらい、一つの命を救いたいと思っています。
あと、新聞の「発言」という意見を書くところに何回か応募して
載せていただいています。内容は動物の事が多いです。
新聞で多くの人に読んでもらって、みんなの考えが少しでもいい方向へ
向かえば、と思っています。あと、パソコンで「動物虐待」と
検索すると、書き込みなどあるので、一度やってみてください。
嫌なニュースが多いけど、いい人たちもいるなぁって思うし、元気が出ます!
ぜひ皆さんも、意見をのせてみてください。
長くなってスミマセン。最後まで読んでくれて嬉しいです。
あの本、一生大切にします♪
                   (静岡県 S・Tさん)
<2通目>
前、私が自転車で細い道を通ろうとしたら、か弱そうな小型犬をつれて
散歩している夫婦がいて旦那が「邪魔になるだろ」って言って
その犬を足で蹴ってどかすんです!
奥さんは何も言わず当たり前の様な顔してました…
私は自転車から降りて何か言ってやりたかったけど言えませんでした。
それから頭から離れなくて後ろばかり振り向いてしまって…
そういう人に動物は飼ってほしくないです。
あと、私は今まで虫が道や教室にいると花壇まで運んだりしてたんです。
その度に友達から「よく持てるね」とか「変だよ」って言われた時が何回もありました。
私も素手ではもてないので紙などでやってたからそう言われるのって少し苦痛になってました。
だから見て見ぬふりしたりした時もありました。
でも児玉さんの本を読んで本当に勇気づけられたし
私も児玉さんのような活動をしてみたいと思うようになりました。
だから学校である盲導犬訓練などにも参加してます。
だから児玉さんをすごく尊敬してます。
いろんな面であの本に救われたような気がしました。


289)自分なりに出来ることを考えたい(2005.3.17.)

こんばんわ 先日本屋さんへ行き「どうぶつたちのレクイエム」
を見ました。1年前に初めて犬を飼い始めてからそれまであまり
興味が無かった動物のことに興味を持ち始め犬にまつわる
ことを書いた本 感動的な本などを読むようになりました。
少し前に「すていぬのココロ」と言う本を手にして子犬が
公園で捨てられ収容所に入れられ檻の中から遠くを見つめてる
とても切ないこれも言葉を添えた写真集を読みました。
それまで、保健所に捨てられた犬、野良犬を収容されたら処分されると頭の奥そこに有り知っていましたが どうゆう方法で処分されるか、そんことを考えもしませんでした。その本に出てくる子犬たちは 
皆、里親が見つかって処分を免れたと書いていて少しほっとして
でも心にズシッと来る物があり涙が流れましたが 
「どうぶつたちのレクイエム」を本屋さんで見かけ開いたとき
あまりにもショッキングな写真だったので涙が止まらずその日は落ち込みました。
こうやってる間にも罪のない犬猫たちが殺されている
と思うといてもたってもいられず 日本のこれから殺処分され
ようとしている動物を皆引き取りたい気持ちでいっぱいになりました。 人間という動物は同じ人間をも残虐な方法で殺したり
子供への虐待をしたり人間以外の動物の耳を切り落としたり
矢をさしたりとんでもないことが出きる動物んだと 自分が
人間でありながら嫌悪感を感じます。
また動物を捨てる人達の理由が年をとったから飽きたから
身ごもったから引越しをするから吠えるからなどとあまりにも身勝手過ぎる理由に驚くのとこんな考えの人がいるのかと疑いました。それ以来このことばかり頭について私には何かしてあげる事
は出来ないのかと思うようになりましたあまり性格的に行動力がなく、何でも率先して物事をしたりスル性格では無いので踏み出す事ができずにいますがあまりにショックを受けた事なので
自分なりに出来る事を考えたいと思います。
                       (Yさん)
                  


288)人間って愚かで自己中だと思う(2005.3.17.)

初めまして、私は獣医師志望の中学生です
獣医師を志望している理由は、「1匹でも多くの動物を助けたい」
って思いからきました。って言ってももともと動物が好きで、犬を2匹飼っている
ので、たまたま買ったある獣医の漫画を読んで、獣医のすばらしさや、動物の尊さを
実感し、獣医師が夢になりました。今回保健所の現状や、野良犬の運命などを知ったのも、
ある漫画でした。それを見て、「人」に失望しました。いらないものは捨てる
「金がかかる」「世話がめんどう」「新しい子犬を買ったから」
「近所から苦情がひどい」「噛むから」
そういう理由で保健所に連れて行くのは正な理由とは思えません。
綺麗事を言って簡単に飼ってた動物を捨てる。
『動物を飼う以上その動物の命は飼い主が責任持って最後まで面倒を見る』
ペットを飼う以上あたり前のことだと思います。
ちゃんと死ぬところまでを見届けるべきだと思いました。
保健所で死ぬ動物達は飼い主に見届けられることもなく、
人間に最後まで忠誠心を持って信じ続け、
ガス室というとても安楽死とは言えないところで、
もがき苦しみながら死んでいく。
保健所に動物を捨てに来た飼い主に言いたいです
『自分がもしその動物として生まれていたらいったいどんな気持ちなんでしょうね
あなたはその動物の命の重さをどれくらいだと思ってるんですか?
あなたは飼い主失格です』
保健所の動物は実験にも使われるし、
手術の練習もされている。
どこも悪くない動物が手術の練習台
人間って愚かで自己中と思います
脱走した動物園の動物や野生の動物を見たら射殺
ストレス解消に動物の虐待
私はそんな愚かな人間がいなくなってほしいです
保健所というものがなくなる時代が来ればいいと思います


287)バイト中に偶然、この本に出会いました(2005.3.17.)

はじめまして。私は大学生のタケコといいます。
「どうぶつたちへのレクイエム」を読んで、衝撃的だったので
メールをさせていただきました。
私は本屋でアルバイトをしていて、偶然この本に会いました。
仕事が終わって、立ち読みでもしようかな…と思い、読み始めた
のですが、人間の矛盾さに怒りを感じ、本にある瞳を見るたびに
本屋にいることも忘れて泣いてしまいました。
一緒にいた妹にも勧めたところ、結果的に姉妹揃って…号泣でした。

我が家には、猫が2人(私は人間と同じ命を持つものには“人”と
つけています。)います。1人は近所から妹が連れてきたコ、もう
1人は施設から貰ってきました。
1人目が我が家に来る前に、もう1人我が家には猫がいました。
妹が学校帰りに拾ってきた子猫でした。さっそく地元でも名の知れた
動物病院に連れて行き、子猫で免疫力が無いということで注射を
してもらいました。しかしその夜、子猫は苦しみながら死んでしまったのです。
そのことを母が動物病院に報告しに行くと、「それなら治療費をお返しします」
と言われたそうです。母は治療費を返金してほしくて行ったわけではありません。
ただ死んでしまったことを報告に行っただけです。こんな病院は病院ではありません。

人間はこんなにも身勝手な生き物なのですね。私もこの子達に会わなければ、
児玉さんの本に出会わなければ、知らずに生きていた世の中なのだろうと思うと、
恐ろしくなります。

写真展をぜひ地元で行いたいと思っています。貸し出し方法など、教えていただけ
ますでしょうか?よろしくお願いいたします。


286)チリも積もれば山となる…(2005.3.17.)

 こんばんは、Kです。
 注文しておいた「どうぶつたちへのレクイエム」の本が今日届き、読ませていただきました。
 児玉さん 自分はこのあいだまで処分施設にたいしてあまりにも怒りや感情的になりすぎていたように感じました。
 愛護センタ−で働く職員の方たちもたくさん協力されてる方もいらっしゃるのに・・・
 ほんとうに申し訳ありませんでした。
 
 本の中に出てくるすべての犬や猫たちの瞳はさみしそうだけど とてもきれいでした。
 忠実に、最後まで飼い主を信じ希望をもちながら処分室へはいっていったんですね。
 なんと言葉で表現したらいいのかわからない気持ちで、今も胸がしめつけられる思いでいっぱいです。
 
 誰が悪いのか?去年のあの白い犬に出会って以来ずっと考えています。
 たぶん僕たちすべての人間に責任があるんでしょう。
 この世界のすべての自然、生き物を人間が支配してる以上 僕たちがこの地球を、動物たちを守っていかなければいけないと感じました。
 人間はそのために神様から知恵というものを与えてもらったんですから。
 動物たちは丸裸で どうどうと生きています。立派です。動物たちから学ばされるものはたくさんあります。
 
 現実から目を背け、自分勝手な人間の方がほんとうは臆病じゃないかと感じ情けなくなります。
 
 きょう昼間に愛護センタ−に電話しました。午後からいらしてくれれば仕事も落ち着きますから今の現状をお話ししますとの
 ことでした。 勇気を出して行ってみようと思ってます。この目で確かめてきます。捕獲された子たちの目を見れるかとても不安ですが..
 
 つい先日、動物愛護地方議員の会のメンバ−の1人である市議会議員の方にもメ−ルを送りました。
 いろいろとアドバイスもいただきました。
 小さいことから自分にできることを、コツコツとやっていきます。1人でも多くの方に伝え、いっしょに問題を考え、案を出し 合い、チリも積もれば山となるように大きな力になればいいなと思っています。
 これからもよろしくおねがいします。


285)写真をポスターにして、図書館にはりたい(2005.3.10.)

はじめまして。
私は現在、3頭のワン子達と暮らしています。
ペットショップでバーゲンセール中だったワン子。
近所で劣悪な環境のなか、首に食い込んだ首輪のまま短い鎖に繋がれていたワン子。
そして人間に殴られ下半身不随になってしまい、飼い主に飼養を放棄されてしまったワン子。
みんな、大事な大事なワン子達です。
救ったはずが、今となっては、自分のほうがこの子達に救われてるなぁと痛感してます。

本日、待望の『どうぶつたちへのレクイエム』が届きました。
図書館への寄贈分と自分用、2冊購入しました。
実はまだ全部拝見していません。
今、仕事中で、ページをめくってしまったら、涙でぐしょぐしょになってしまい仕事
どころではなくなるからです。
帰宅して犬達の世話を全部済ませてから、拝読させていただきます。

実は、児玉さんにお願いがあります。
図書館を訪れる人達、1人でも多くの人に手にとってもらえるよう、ご婦人に抱かれ
ているわんちゃん、収容所の鉄格子ごしのわんちゃん、そして里親と出会い救われた
わんちゃん、このワンちゃん達と児玉さんの心にしみる文章が載っているページを大
きく引き延ばし、図書館の目に止まる場所に貼りたいと考えております。(ポスター
のような感じで)
勝手なお願いで申し訳ありません。
どうか、ご配慮の程宜しくお願いします。
ご返事お待ちしております。
                       (N.I.さん)


284)いつまでも目をそむけてはいけない衝動にかられ…(2005.3.6.)

はじめまして。私は自宅で犬を2匹飼っており、犬大好き人間です。
書店に立ち寄った時に「どうぶつたちのレクイエム」が目に入りました。「レクイエム・・・」、今までの私ならばその時点で「動物のかわいそうな姿は見たくない」と目をつぶっていました。ところがどうしても気になって・・・いつまでも目をそむけていてはいけない衝動に駆られました。即購入させていただきました。
もう1ページ目から涙があふれて辛かったです。本当に辛かったです。こんな純粋な目をしている動物達が人間の勝手な都合で殺されるなんて、悲しさと悔しさがこみ上げてきました。
 
 児玉さんは素晴らしい試みをされていると思います。これには相当な決心と勇気がいったと思います。
この写真、本を少しでも多くの人に読んで頂きたいと思います。この本を読んですごく考えさせられました。
いっそのこと、絶滅をしたほうが幸せなのかな…などと考えてしまったり頭が変になりそうでした。

出来ることならば里親の協力もさせていただきたいのですが、本当は一匹しか飼ってはいけない家で内緒で二匹飼っている状況です。でも私はこの二匹(二匹とも高齢になってきましたので)のあと、もしも犬を飼うなら保健所に保護されている犬を引き取ろうと決心致しました。一匹でも多く救いたいです。

これからもさまざまな所で少しでも多くの方に見ていただきたいですね。私も応援させて頂きます!

                (ペンネーム みっきー&チェリーさん)



283)一人でも多くの人に知ってもらいたい現実(2005.3.4.)

私はテレビ局で番組制作をしてますNと申します。
先だって「どうぶつたちへのレクイエム」拝見しました。
写された動物の訴えるものに心が震える思いでした。
処分されている動物の事は知っていても、動物の生身の表情を知ったのは最初のことでした。
高齢犬などが持ち込まれる現実は、何かねじれている気がします。

本当に1人でも多くに人に知ってもらいたい現実だと感じました。
児玉様の写真には、その事を的確に伝える力があると思います。
どうぞまた応援させて下さい。
                  (K.N.さん)


282)動物の置かれた現状と命の尊さを伝える本を作りたい(2005.3.4.)

千葉に住むKです。2回目のメールです。リニューアル出版された「どうぶつたちへのレクイエム」
購入しました。前回出版された「どうぶつたちへのレクイエム」は図書館で借りて読んだの
ですが、今回リニューアル出版されるという事を聞いて、手元に置いていつでも見たかったので
購入しました。この本を見ると、これが日本の現実なんだと痛感し、胸が痛みます。
動物たちの悲しい目。動物達にも感情があるという事を保健所に持ち込む人達は忘れているんじゃないでしょうか?
私もいつか保健所に見学に行き現実を自分の目で見なければと思っているのですが、勇気がなくてまだ
見に行けてません。
私は、ずっと動物に携わる仕事を模索してきました。はじめは、動物福祉が進んでいるアメリカやイギリスに行って
動物の事を勉強したいと考えていたのですが、2年前から突然動物アレルギーになり、去年の夏頃からますます
アレルギーがひどくなってしまったので、直接動物に触れ合う仕事は断念しました。
それでも私は、動物に関わる仕事がしたかったので何かないかとずっと考えていましたが、やっと見つけました。
それは、動物の本を作る仕事です。私が日本の悲惨な動物達の現状を知ったのも児玉さんの本がきっかけでした。
動物の命の尊さを伝え、そして本を見た人が動物の置かれている現状に目を向けてくれるそんな本
を作りたいです。
これからもっと動物に関する様々な事を勉強して、いつか自分で書いた本を出版できたらと思っています。


281)NYでアニマルケアの勉強をしています(2005.3.1.)

 初めまして、児玉さん。私は嶋田珠己、24歳。現在、NYにアニマルケアに関して
の勉強をしにきて2年が経ちました。児玉さんの著書との出会いは約4年前、実家が
ある大阪の紀伊国屋で『どうぶつたちのレクイエム』を見かけたことでした。捨てら
れた動物達が最後、保健所で殺されるというのは薄らと認識してましたが、具体的な
事は全く知らず。そこ頃、私はシャチの調教師に成りたいと思ってました。その本購
入後、すぐに渡辺眞子さんの本を購入し、より、具体的な事を知ることができて、渡
米する事にしました。現在はアニマルテクニシャンの学科がある大学に通っていま
す。
 渡米直前、『明るい老犬介護』を見かけ購入。高校のとき、うちの秋田犬のトキが
もう寿で目も耳もほとんどダメ、お漏らしするからオムツ。私も母もその子の介護に
四苦八苦していました。その子はもう亡くなったのですが、それを思い出して、泣い
てしまいました。去年、老衰でなくなったヨーキーの子の世話は主に母がしてたので
すが(私がNYなので)、老犬介護というのは本当に大変だと思います。
 児玉さんの写真は本当に好きです。見るのは痛いですが自分を奮い立たせてくれま
す。「かわいそうで見れない」ていうのは簡単。それをあえてみて自分が出来る事を
する、それが無ければ何も前進しないと思います。それでは、これからも活動がん
ばってください。私も微力ですが出来る事をやっていつか児玉さん、ほかに頑張って
らっしゃる人に追いつくようにがんばります。


280)この本を見て、今すぐ実行したいと思いました(2005.2.22.)

初めまして。私は愛知県名古屋市内に住む21歳のK.S.と申します。私は去年の秋頃、動物実験・動物殺処分という事実を知って以来、不幸な動物を救おうと思っています。今、トリマーの専門学校へ通っており、その他にもあらゆる動物関係の本を読んだりして日々勉強しています。
そんな中、児玉さん著の「どうぶつたちへのレクイエム」を本屋で見つけました。
児玉さんのことも、この本のことも知っていたのですが、手にとって見るのは今日が初めてでした。
こんなに物語ってる写真を見たのは初めてです。涙が溢れずにはいられなくなりました。
友達にすぐこの中の写真を見せました。「かわいそうで見られない!!」といいました。私はそう思ってる人にも、否定的な人にもこの事実を見てほしいです。
私は殺処分される全ての動物を引き取りたいと思っています。
それには飼う土地がいるし、お金もいる。でも私は自分を犠牲にしてでも
不幸な動物たちを救いたいんです。
この本を見て、今すぐ実行したいと思いました。


279)この本に出会えてなかったら…(2005.2.21.)

はじめまして。私は中1の美咲と申します。今日「どうぶつたちへのレクイエム」を読みました。写真の中のどうぶつ達の目はきれいなのにすごく悲しそうで・・・3秒以上見ることができない自分にいらつきました。私の家族は私も含めてほとんどがぜん息もちです。そのため動物を飼うことができません。そんな私に動物を飼うことのたいへんさはわかりません。でも、だからといって捨てたり、その動物たちを殺すのはおかしいと思います。だって、同じ地球に生まれた、同じ命じゃないですか。なぜ?動物だから?そんなの人間のわがままとしか思えません。私なんかがこんなこと言える立場じゃないけど、でも同じように命を与えられたものとして、その命を人間の勝手で消してしまうのはゆるせないんです。今私は、盲導犬のボランティア活動をしています。
それ以外にも、不幸な動物たちを増やさないように私に出来ることをさがしたいと思っています。この本に出会えてなかったら、捨てられた動物たちの現実を知ることができませんでした。この本に出会えたことを感謝しつつ、もっとこのことをいろんな人に知ってもらえるように、そして不幸な動物たちを少しでも増やさないために努力したいと思います。ありがとうございました。

<2通目> 今、テスト勉強をしつつ私に出来ることを考えていました。まずはたくさんの人に知ってもらおうと思いました。私は学校で図書委員をしています。一年生ですが、前期・後期と2回やっているので先生とも良く話します。その先生に「どうぶつたちへのレクイエム」のことを話そうと思っています。ぜひ図書室に置いて、同級生や先輩、先生方にも読んでいただきたいからです。今、新しい本が入ってきたばかりなので無理かもしれませんが、次の機会に入れてもらえないかダメもとで話してみるつもりです。今はこれくらいしか思いつかないけど少しずつやってみようとおもいます。では、失礼しました。


278)もっともっといろんな人に、この現実を知ってほしい(2005.2.21.)

写真集を買いました。(ネットで注文しました)
泣けて泣けて仕方がありませんでした。
写真も言葉も犬や猫たちの気持ちを切々と伝えていました。
写真と言葉が相乗効果となって胸に迫ってきました。
もっともっといろんな方にこの本を読んでもらい、この現実を知ってほしいと思いました。

本は4冊購入しました。
1冊は自分用。
1冊は自分のクラスの学級文庫に。
2冊は学校図書館用です。
早速生徒が借りていきました。

            (S中学校 I先生)


277)今までは、光の中にいる犬たちを見てきました…(2005.2.21.)

はじめまして。

「どうぶつたちへのレクイエム」読みました。たまたま、子犬の図鑑という本を買いに行って、お会計が終わり、帰ろうとしたところ、入口の付近に「どうぶつたちへのレクイエム」という本があるのを見つけました。表紙の犬のなんとも言えない表情を見ていると、手に取らずにはいれませんでした。中を覗いてみてからは、言葉がでなくなるほどのショック…。私自身が犬が大好きなものでいつも、イヌの本を買うのですが、今までは光の中にいる犬たちを見てきました。でも、どうぶつたちのレクイエムの中の犬や猫たちは…。

私は今はペットの飼えないマンションで暮らしていますが、実家には2匹犬がいます(正式には1匹ですが)私が小学生のころ、福岡市にある動物愛護センターというところで1匹をもらってきました。茶色の雑種で、本当に可愛くて…メグという名前をつけました。5年後メグは4匹の赤ちゃんを産みました。3匹はすぐに里親が見つかったのですが、1匹だけ見つからなかったので家で飼うことにしました。その犬は白くてマリンという名前です。

うちのこの2匹の犬に関してお話していると、きっと何日あっても足りないくらい話してしまうと思うので大きかったエピソードだけ、お話します。

メグという犬は本当に頭がよかったので、家を脱走して、近所を徘徊するのがクセになっていました。その結果、ある日、保健所のパトロールのクルマにつかまってしまったのです。なぜ、つかまったと気づいたかというと、マリンがいつもと違う鳴き方で教えてくれたからです。母がすぐに気づき、外に出たところ、保健所のクルマが去っていくのを見たそうです。

もちろん、私たち家族は犬も同じ家族として見ていましたから、すぐに会社に行っている父に連絡して、母と、父と保健所にメグを連れ戻しに行ってくれました。父から聞いたのですが、メグは大きな柵の中にたくさんの犬たちと一緒に入れられて、隅っこの方でうなだれるように丸くなっていたそうです。父はそのたくさんの犬の中からメグを見つけ出し、大きな声で「メグ!」と叫んだそうです。隅のほうで小さくなっていた、メグは父と母を見るなり飛ぶように近づいてきて、ずっと鳴いていたそうです。父はそのときの光景を「まるで死んだものが生き返ったような感じだった」と言っていました。父も母も私も、そこにいた動物たちのその後がどうなるか、知りませんでした。私はそこにいた犬たちはメグと同じように迎えが来るんだと思っていました。

でも、違ったんですね。恥ずかしいことですが、この事実は「どうぶつたちへのレクイエム」を読むまでしりませんでした。本当に恥ずかしいです。

うちのメグはその後17年の大往生の後、去年の夏に老衰でこの世を去りました。最期は母にも父にも気づかれないように、もう1匹の犬マリンに見守られて死んだそうです。私は涙が止まりませんでした。

「どうぶつたちへのレクイエム」を読んで、なにか少しでも役に立ちたいと思っています。ボランティアを探して、私もひとつでも多くの命を救いたいと思います。私は今までこんなに、自分で何かやらなくては…と思ったことがありませんでした。ですから、この本は私にすごく多くのことを教えてくれました。

ひとつでも多くの命が救われるよう、尊厳されるよう、私も私なりに活動していこうと思います。

長くなってしまいましたが、本当にありがとうございました。


276)以前、ペットショップで働いていたことがあります(2005.2.21.)

ものすごく胸がつまりました。人間として信じられない、腹立たしい、情けない、悔しい、そして悲しすぎる現実です。私は以前ペットショップで働いていたことがあります。仔犬、仔猫の販売もありました。新しい家族に出会って、お家に連れて行ってもらうすばらしい光景を何度も見ました。その時はやはりうれしかったです。でも反面、いろんな飼い主さんも見ました。明らかに流行り廃りで飼っているような人たちも中にはいます。私はいつも思っていました。ペットショップなんかなくなればいいのに、と。本当に犬、猫と暮らしたいのであれば、それこそ保健所などから引き取ればいいのです。そもそも日本の法律からしておかしなモノだと思います。どうして命ある、しかも一番人間と近くにいる犬、猫たちが物扱いなのでしょうか?テレビなどでもほとんど良い事しかとりあげません。お揃いが好きで右に習えの日本人には最も不向きな情報だと思います。この“どうぶつたちへのレクイエム”こそ、もっとテレビなどで伝えていかなければと心の底から思います。殺処分される仔がいなくなるような世の中になれば、単純に、殺伐とした世の中の事件なども減っていくような気がします。「小さき者、弱き者を思いやり守る」と言う事がそんなに難しいことなのでしょうか?今、私の傍で愛犬のポメラニアンがスヤスヤと昼寝をしています。とても幸せな気分になります。この仔の命と保健所にいる仔達の命が同じなのは辛すぎます。
最後に、すばらしい本を読ませて頂いてありがとうございました。児玉小枝さんの勇気ある行動が、決して無駄にならないように願ってやみません。


275)私は小3の頃、ひとつの命を失いました(2005.2.18.)

児玉さん、こんにちは。私は中1の女子です。
先日、「どうぶつたちのレクイエム」買いました。
動物達の気持ちが痛い程、心に伝わりました。
・・私は小3の頃、ひとつの命を失いました。

雨の日。私は友達と待ち合わせをしていたら、
一匹の猫を見つけました。その猫は怪我をしていました。
その後、友達が来てどうしようか考えていた所、
私は公園に連れて行く方がいいと言ったんですけど、
友達は動物病院に行くのがいいと言うので連れて行ったんです。
・・・そこの先生は嫌がってる猫に無理矢理注射を刺しました・・。
あの光景は今でも頭にあります。
それから、その猫が目覚める事は二度とありませんでした。
私は憎みました。友達、動物病院の先生、そして・・自分を。
もし、公園に連れて行ってたら、あの猫はまだいたのかもしれない、と
ふと思います。ちなみにその猫に「リッチ」という名前を付けました。
時々その猫と出会った場所に行きます。
すると、またあの時を思い出します・・・。

私は、もう不幸な動物を増やしたくないと心から思います。
署名活動や使用済み切手集めなど今色々しています。
これからも色々な活動をして下さいね。頑張って下さい。

                  (Shihomiさん)


274)せめて、少しでもたくさんの人に知ってほしい(2005.2.18.)

はじめてメールさせていただきます。

書店の店頭にて偶然手にしました。
「どうぶつたちへのレクイエム」

その犬たちの表情、目。
すがるような、訴えるような。
家の犬種と同じ犬の写真は特にせつないものがありました。

わたしにできることはあるのでしょうか。
「飼い始めるなら、捨て犬・猫の里親になり、一つでも多くの命を救ってください」
家には3匹の犬がいます。
1匹はペットショップから、1匹は一般家庭から、1匹は家で生まれた子です。
1匹目の時は動物管理センターや保健所の存在すら知らずにいまし
たが、2匹目以降もやはり保健所や動物管理センターに問い合わせ
ることはしなかったです。
もし、2匹目を飼う前にこの本に出会っていたら、どうだったでしょう?
わかりません。

正直言って、この本を見たことで殺されていく多くの犬・猫の存在
を知り、涙している自分が偽善のような気さえします。

そんなわたしなのですが、
せめて、この本を少しでもたくさんの人に知ってほしく、自分の
blogで紹介しました。http://Blog.goo.ne.jp/panrakku/
本の中の一枚の写真も使わせていただきました。
もし、ご迷惑、不本意なら削除いたしますので、ご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

☆わが家のペットのHPです
http://www10.plala.or.jp/raisumm/


273)出来るだけ多くの方に、この悲惨な現実を伝えたい(2005.2.18.)

初めまして、千葉に住むFと申します。「どうぶつたちへのレクイエム」拝見させていただきました。
私は、保健所の存在も前から知っていたし、保健所に収容された
動物達が殺処分されることも知っていました。が、想像以上の頭数の多さと、飼っていた
ペットを保健所に連れてきた人達の身勝手な考え方に愕然としました。
飽きたから、母犬が妊娠してしまったから、子犬が生まれたから、大きくなって可愛くなくなったから・・
など、あげてみたらきりがありません。
人間の勝手な都合や我儘で簡単に殺されてしまう動物たちの写真を見て、とても辛い気持ちになりました。
そもそも、今の世の中どんどんと人間だけが住みやすいように作り上げられていき、
その反面、動物達が安心して暮していける場所がなくなっていく状態です。
私が普通に生活している今日も、殺されてゆく犬や猫がいることも事実なのですね。

今回は、「どうぶつたちへのレクイエム」のHPを私が制作しているHPでリンクさせていただきたく
メールを送らせていただきました。もしよろしければ、書籍の事もHPにのせたいのですが。
お忙しい事と思いますが、ご返答のほどよろしくお願い致します。

今、私ができることは出来るだけ多くの方にこの悲惨な現実を伝える事だと思います。
私が本やHPを見て怒りや悲しみを感じたように、もっとたくさんの人達が何かを感じ、自分に出来ることを
やり始めてくれたらと、心から思いました。


272)私も、地域猫活動をはじめました(2005.2.18.)

初めまして、HNあつこと申します。
突然のメール失礼します。

私がそちらのHPを拝見したのは数年前でした。
ネットでの動物虐待事件で有名になりました、こげんたちゃんの裁判が始まる頃でした。
トップ画像の檻のむこうのワンちゃんを見て、涙と嗚咽が止まりませんでした。。。
その後どうぶつたちへのレクイエムの本を読み、それから少しずつ行政の実態、動物
実験の現実、そして全国各地でいろいろな形で動物たちのために行動を起こしている
人たちの姿を知りました。

私も無類の動物好きです。
何か出来ないものかと、ずっと悩んできました。
けれど私は精神的にもろく、自分のことで精一杯なのも現実でした。
ですが、ある方の力をお借りしてホームレス猫の避妊や餌やり・・・いわゆる地域猫
活動を始めることが出来ました。

児玉さんの写真との出会い・・・それがここに繋がるとは、あの時思ってもいませんでした。
今の目標は、児玉さんの写真をお借りして展示会を開くことです。
まだまだ時間がかかりますが、頑張ります!

そして私のHPに勝手ながらリンクを貼らさせて頂きました。
お時間のあるときにご確認くださいませ。
http://mintokorone.hp.infoseek.co.jp/

それでは簡単ではありますが失礼します。
寒い日が続きますのでお体を壊されませんように。
お互い頑張りましょうね。


271)迷い子になったら、警察署、愛護センターに連絡を(2005.2.18.)

ガメジを保護して早5ヶ月になりました(No.253 に掲載)
1月10日滋賀県守山署より電話が有り、「福島さんちにヨークシャは居ませんか?」から始まりました。
ヨークシャの迷い子でした。
またまた老犬。
晩酌をしていた主人が「タクシーを呼べ」との事で、タクシーで守山署に向かいました。
守山署のいい加減な対応に腹を立て警察職員と大口論となりました。
翌日守山署から電話が入りヨークシャの面倒をお願いしたいとの事です。
犬に罪は無いので引き受けましたが、あの警察職員の対応には腹立たしく思いました。
嘘とでまかせの対応でした。
最近、毎日の様に殺人事件が報道されていますが、
犬一匹の命も大事に出来ないのに人の命の尊さを守れるわけがないと痛感させられました。

飼い主からの電話も無く、ヨークシャは吉兵衛と名付けられ近江富士ハウスで福島吉兵衛となり、
毎晩義父のベッドですやすやと眠っております。

かなり人なれしているのですが、吉兵衛のもとの飼い主は我が愛犬ガ居なくなってるのに、
何とも思わないもかなぁとおもいます。

せめて警察署、愛護センターに連絡を入れてくれれば、吉兵衛は無事に飼い主の元に帰れるのに・・・・


270)悲しい目の子を増やさないために避妊去勢手術を…(2005.2.12.)

はじめまして。
児玉さんのホームページを拝見して、
改めて、うちのはな(雑種2歳メス)がいとおしくてなりません。
はなの母親は迷子になり、保護されたときには妊娠していたそうです。
オス3匹、メス3匹生まれたので、飼い主さんは里親を探されていました。
私の上司はオスを譲り受けました。かわいくて私も欲しかったけど
小学生の頃、親に頼み込んで飼うことを許してもらった捨て犬を、
結局十分面倒みなかったことが、ずっと心に重く残っていました。
飼うからには一生面倒みる決心がついた頃には、メス2匹になっていました。
日曜日に連絡したところ木曜日に保健所の方が引き取りに来るとのこと。
すぐに見せてもらいに行きましたが、とてもどちらか選ぶことなんか
できません・・・残った子がかわいそうで。
迷う私に、飼い主さんが、「残った子はうちに残します。2匹は飼えないので、
保健所に連絡しました。」とおっしゃったので、はなを譲り受けました。
主人や息子たちは反対しましたが、説得して避妊手術も受けました。
はなの兄弟たちは、悲しい目に遭わずにすみましたが、
果たして、今度里親が見つかるとは限りません。
写真のような悲しい目の子を増やさないために
メス以上にオスの去勢も当たり前になってほしいと思います。

はなは自動車が大好き、お出かけ大好きで
キャンプ三昧の我が家に来る運命だったのかもしれません。
一日でも永く一緒に過ごせるよう、出来る限りのことをしてやりたいと思います。

                 (奈良市 はなの保護者さん)


269)パネル展「不幸な猫を減らそう」を開催(2005.2.12.)

初めまして。
昨日、「どうぶつたちへのレクイエム」をやっと購入することができました。
何度も何度も、開いては涙があふれます。

私は厚木市で猫のボランティアをやっておりますIと申します。
4年ほど前から、地元の飼い主のいない猫たちやホームレスさんの飼い猫に
不妊・去勢手術をして毎日ご飯をあげに通ったり、里親探しなどをしています。

我が家にもニャンコが6匹おります。里親さんが見つかる前に、どうにも手放せ
なくなってしまった宝物達です。
昨日から、本を開いては泣きながら猫たちを抱きしめてばかりなので、猫たちは
いい加減、迷惑そうな顔をしています。

厚木市では今年度初めて、「猫に関する連絡会議」というものが設けられて、
県、市、獣医師会、市民ボランティアで構成されました。
厚木市でも、市民からの猫に関する苦情が大変多く、でも対策については
大変に遅れた街なもので、どうしたらいいのか、という話し合いからの始まりでした。

市民ボランティアは獣医師から推薦された5名で、私も参加することができました。
せっかく知り合えた私たち5名で、まずは不妊・去勢の大切さを大勢の人たちに
知ってもらおうと、3月6日に「不幸なねこを減らそう」というタイトルで
パネル展を開く事にしました。
初めてなことなので手探り状態なのですが、いくつかの項目に分けて、
・猫は野生動物ではなく愛護動物 (動物の愛護及び管理に関する法律)
・動官法が守られていない為ノラネコが増える
・望まれずに産まれてきた命はどうなるのか (捨てられる、殺される、ノラネコになる、
 虐待、動物実験、など)
・気ままにのんびり暮らせるのら猫なんてほんの一握りしかいない、
・そんな不幸なな猫たちを減らすためには不妊・去勢手術が一番大切

このような内容(予定)の中で絵や写真を多く入れて、子供にも分かりやすく
作りたいと考えております。

この時に「どうぶつたちへのレクイエム」のパネル展を同時に開催させて
いただく事はできないでしょうか。
急なお願いなのでご無理かとは思うのですが、是非実現できればと思います。

                        (I.H.さん)


268)命の重さや感情は人間と違わないのに…(2005.1.30.)

児玉さん、はじめまして。
札幌に住んでいるA.Y.です。

私は、昨年ある本屋さんで「どうぶつたちへのレクイエム」を
見つけ、表紙のワンちゃんの目に引き込まれてしまいました。

写真もとても静かな感じ・・・でも、命のはかなさや人間の身
勝手であの場所にいる子達の目がとても、キレイに見えました。
あの写真集の子達はもういない・・・そう考えるととってもや
りきれない気持ちでいっぱいです。

どうして、動物達だけが人間とは違うと言うだけで悲しい運命
に合わなければいけないのでしょうか。。。
違うのは見かけや言葉だけで、命の重さや感情は人間とは違わ
ないのに。

今回、HPも拝見させて頂き、是非、リンクをさせて頂きたい
と思い、メールをさせて頂きました。

未熟ですが、自分の経験から自分なりに考える動物愛護・飼い
主の責任等について書いたHPです。

後、児玉さんは講演会も行なっていらっしゃるのですね。
パネル展も、見に行きたいのですが、2005年は北海道は帯
広でしたので行けませんでした。

次の機会に講演会やパネル展が札幌であった時は、是非、行き
たいと思います。

☆★☆アヤ&ダック&ケリー&妃奈☆★☆
wan dream wan peace!
http://www.geocities.jp/kerii42/ 


267)動物は飼いたいけれど…(2005.1.30.)

こんにちは。「どうぶつたちへのレクイエム」を拝見させて頂き、涙が止まらなくなりましたので、メールを送らせて頂きます。

私は、小学校6年生で、HNは癒季乃といいます。

私は、小学校2年生の時に、ハムスターを初めて飼いました。
最初は可愛くて、いつも世話をしていたのですが、だんだん世話が面倒になってきて、ほとんど世話をしていませんでした。
ある日、ハムスターがケージの中で倒れていました。息はあったのですが、次の日に亡くなりました。
死因は、「餓死」です。生命を扱う者にとって、もっともやってはいけない殺し方です。
自分への憎さ・悔しさが込み上げてきました。私は最悪な飼い主です。

小学校4年生頃になって、2代目のハムスターを飼いました。自分なりに、とても大切に育てました。
しかしー・・飼い始めて1年少したったある日、口のまわりに黒いできものができはじめました。
動物病院に行ったところ、「ガン」と診断されました。
薬を頂き、いつも飲ませていましたが、一月の寒い日、ケージの中で倒れていました。
家族皆で泣いていたところ、ハムスターが震えながら、立って、「大丈夫だよ、心配しないで」と言うかのようにガタガタ震える足で動き回りました。そして、動かなくなり、皆の見守る中で息を引き取りました。

私は、2匹とも満足に生きさせられなかったんです。罪悪感だけが残りました。
今でも、動物を飼いたいなー。と思いますが、反面、怖さが有ります。
私話をダラダラと済みませんでした。

追伸
このサイトは素晴らしいので、ホームページにリンクさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか・・?
お返事待っています。


266)オーストラリアでも捨て犬猫が後を絶ちません(2005.1.27.)

貴サイトを拝見させて頂き、何も言えずに涙が止まりませんでした。
当方、豪在住で、2ヶ月前、こちらの犬猫収容所から里親になりました。
その施設を訪れた時の、犬たちの目がやはり忘れられません。
どの子も連れて帰ってやりたい思いでいっぱいでした。もし、別の子を選んでいたら、今うちにいる子は、もうこの世にいない可能性が強い、そう思うとやりきれない気持ちになります。
動物保護を訴えるオーストラリアでも捨て犬猫があとをたちません。マイクロチップの挿入や避妊去勢をどんなに訴えても、子供を産ませて儲ける飼い主の広告が後をたちませんし、クリスマスの後は、プレゼントとして数多くの子犬や子猫たちが買われ、捨てられるのが現状です。
RSPCAなどの動物保護団体が里親になるよう呼びかけていますが、なかなか追いつかないようです。
今現在、自分で、うちの子のサイトを製作中です。その中に、こちらでの実態や、お願いを書いています。できるだけ早く完成したいと思っています。(日本語です)
貴サイトにリンクをさせて頂きたく、メール致しました。宜しくお願いいたします。
                         (H.K.さん)

<2通目>
お返事そしてリンクの許可ありがとうございます。 サイトの立ち上げにはもう少し時間がかかると思いますが、なるべく早く完成し、立ち上げの際には、ご連絡致します。今、半分以上は出来上がっています。

オーストラリアの事情も、野生動物の保護には日本より力が入っているようですが、それについても、ある場所では、コアラの保護といって、ある場所ではコアラが増えすぎたから何千頭も殺すというような矛盾する活動があります。

ペットに関しましてはRSPCA(動物保護団体)や私がうちの子の里親になった機関の方々もがんばっておられますが、悲しいことに悲しい運命をたどる子達が後を絶ちません。3日ほど前、シドニーでも子猫に火を放った事件がニュースでも取り上げられたり、先月の新聞の写真で、RSPCAの前に子猫たちを入れたダンボールが捨てられていて、それだけでなく、ダンボールにわざわざRubbish(ごみ)と大きくマジックで書いてあったのです。その写真をみたとたんに涙がぼろぼろでました。どうしてそんなことができるのか。信じられません。

昨日息子とうちのわんちゃんの散歩をしているとき、息子が“動物たちがどんなに人をかんだり、人を殺すことがあっても、絶対動物たちはどの子も天国にいけるよ。だって何があっても動物たちが悪いんじゃなくて、人間がそうさせてるんだから。原因はいつも人間が作ってるんだから”って。ほんとうにそう思います。

うちの子も昨年クリスマス前に避妊手術をして手術後も問題なくすごしています。

お体に気をつけて、こちらこそ末永く宜しくお願い致します。

どうか一匹でも多くの子が救われますように、どうか、一匹でも不幸な子が生まれませんように。


265)動物を救いたいと思って、猫の里親になりました(2005.1.26.)

初めまして、現在中学2年生のNです。

このHPを知ったのはYoshiさんの
「Deep love〜パオの物語〜」の
あとがきを見て知りました。
この本はいつ見ても悲しくて泣いてしまいます。
私も、皆さんと同じで動物が大好きで、一匹でも多くの
動物を救いたいと思って
親に相談して「Deep love パオの物語」のあとがきに書いてある
HAS様に猫を二匹、預かりました。
本当は動物を飼っていけないマンション
なのですが、うちのマンションでは犬を飼っている人も
いたし、猫も飼っている人もいるので大丈夫だろうと思いました。
でも、もし注意されたとしても、絶対に猫は捨てないつもりです。
もう猫を飼い始めて一年が経ちますが
二匹とも元気に過ごしています。

何の罪もない動物達が様々な方法で
殺されている、と知ったときは友達と一緒に涙を流したくらいです。
中には生きているまま危険な液体をかけられて、火傷して、傷ついて、
どれぐらい傷ついたかを見るのに、何匹もの動物を使います。
自分が今使っている化粧品もシャンプーも、せっけんも。
酷い殺され方をして尊い命をなくした動物のおかげで出来ていると聞きました。
けれど、動物実験をしていない会社もあると聞いて、
私は今後その会社のメーカーを使用する事にしました。
詳しくはココにのっています。
http://homepage2.nifty.com/happy-hamham/hogo/d-top.htm
私達に出来ること、動物実験反対の人に出来ること。

多少面倒くさいかもしれませんが、動物の命には変えられない。
私はそう思います。


264)私も(262)(263)の人と同意見です(2005.1.25.)

周りに理解してくれる人がいないって言ってますけど、私は262)と263)の人と同じ意見ですよ!!私も犬は見た事ありませんが、猫がひかれているのは何回も見ました。その度、私に出来る事をしています。家からダンボールを持って来て、道路の脇に寝そべって、息をひきとっているネコちゃんをダンボールに入れて、(入れてっていうのは合わないけど)誰も使ってない様な原っぱの隅に埋めてあげたり、(それはあんまり誰のか分かんない所だから、ダメかもしんないけど)そういう所がなければ、仕方なく、業者の人を呼びます。私の地域では、そういう事は残念ながら、ゴミと同じ扱いになります。だから、ゴミ屋を呼ばなければなりません。(ホントはそんな扱いなら呼びたくないんですが。。。)でもほっとくと次々と車にはねられて、ぐちゃぐちゃになってしまいます。実際そういうネコちゃんもいました。だから、どんな時でも見つけたら、手を合わせます。心ない人間がごめんね。痛かったね。ホントにごめんね。って。それで、業者が来るまで車にひかれないように、端っこまでよせて、業者が来るまでそばにいます。時にはタヌキもそんな事がありました。ひき逃げと一緒で犯罪です。それがたまたま人間じゃなかっただけで。どんな神経してんだか!!腹がたちます!!私達だけでも、出来る限りの事をして、少しの事でも、頑張っていきましょうって感じです。これが、私の気持ちです。

                         (Oさん)


263)投稿(262)を読んで…(2005.1.25.)

「お便り紹介」のところで最新の(262)投稿を拝読しました。この方の
意見には間違っているところはひとつもないと思いますよ。これが本来まっとうな心
を持った人間が考えることだと思いますが、残念ながら我が国ではこういうまっとう
な意見ほど煙たがられるのは今に始まったことではありませんね。

>人間はそんなに偉いのか!と怒りがこみあげてしまうのです。
>なかなか こんな私の気持ちを分かってくれる人が周りにはいません。

特に上記の部分には共感を覚えます。結局、みんな自分の事しか考えてないんですよ。
「自分が良ければそれでいい」、大多数の無関心、無神経な大人達が若者に見本を示
してこなかった結果でしょう。私の場合は小学校時代に、たまたま運良くまっとうな
心を持った恩師2人に(一人は北海道の小学校、もう一人は横浜の小学校)「他人の
立場になって考えろ」ということを叩き込まれたからこの方の意見がわかるのでしょ
う。

ふと考えてみると、私自身車に轢かれた猫(犬は見たことがありません)を拾うとい
うことは今までしてきませんでした。数日のうちに市の担当が処理してゆくからで
しょうが、気がついたら実行しようかなと思います。ただ、気持ち悪いと言う人の意
見もわからないでもありませんし、実際には気をつけないといけない点もあるんじゃ
ないかなと思います。例えば車の往来の激しい道路では危険が伴うこと、また何かの
病気の感染を防ぐためにビニール手袋等をつけて行う、などでしょうか。

                 (米国イリノイ州在住 K.Kさん)


262)車にひかれた犬や猫に出逢った時…(2005.1.23.)

こんにちは。初めてメールさせていただきます。

児玉さんのホームページに出会い、張り裂けそうな私の胸のうちをメールしました。

私はいつも思います・・・。

車にひかれた猫達や犬達を人間はなぜ素通りするのか・・。

誰でも一度はあると思います。
何度も何度も繰り返し自動車にひかれ、ついには皮だけになってしまって
アスファルトに張り付いた 猫の姿を目にしたことが・・・。

なぜでしょう?人間だったらどうなんでしょう?
同じ命です。

人間の運転する車にはねられ、無残にそこに置き去りにされ、
人目にさらされた彼等の亡き骸。
その上「うわっ!気持ち悪い!」と
人間達に罵声まで浴びせられて・・・。

捨てられ野良猫として精一杯生きてきて、はねられて苦しみもがき亡くなってまで、気持ち悪がられて・・・。
あの子達が一体何をしたのでしょう?
このことを考えると私は人間が大嫌いになります。

本当に悲しくなります・・。

私は車にダンボールやビニールを積んでおいて
はねられた猫や犬の亡き骸を 運転中に見つけると、
可能なかぎり拾います。(ごめんなさい、拾うと言う言い方は適切ではないかも知れませんね)

普通の人には出来ないと思います。ひとつの特技なのかも・・・。
我が家にも猫と犬がいます。そのせいか、
どうしても素通りできないのです。

不思議と、たとえどんな 無残な形に変わっていても、
その子達を拾う時気持ち悪いとは思えません。
生きている彼等と同じ様に感じられます。
 
亡き骸を そっと白い真新しいタオルにくるみ、
ダンボールの中に納め、餌と花と手紙を入れます。
時にはお菓子なども入れます。

彼らの亡き骸には飼い主が判るような 手がかりはありません。
首輪に電話番号でもあれば、飼い主さんにご連絡をしてあげられるの
ですが、今まで一度もそういったケースはありません。

その子に可愛らしい名前をつけて、
私の子として天国に送っています。

もしその子が野良猫、野良犬として人間に一度も愛されること無く
お腹を空かせ、何も分からず道路を横切り
はねられたのだととしたら・・・

そう考えると悲しくて悲しくて胸が張り裂けそうになります。

だから、せめて亡き骸になってしまっていても
私の子として 私の腕の中で
「ママは君を愛しているよ。生まれてきた意味はあったんだよ。」
と言ってあげたいのです。

ひとりよがりなのでしょう。
そうしないと、そういう彼等の存在が、私には
悲しすぎて自分が辛くて仕方が無いから
そうやって、自分に言い聞かせているのでしょう・・・。

このことに触れると涙が止まらなくなります。

その後、市町村の清掃プラントに搬入しますが、
先進の都市では、きちんと小動物専用の炉があり、

お線香などもあげられる様になっています。
しかし、まだまだ遅れている市などは
生ごみと一緒に燃えるごみとして 焼却処分です。
資源のリサイクル、ゴミの分別と
各市町村はえらそうなことを言っていますが、

もちろんそれも大切なことですが
彼らを生ゴミと一緒に焼却処分している日本の現状。
命に対する考え方に、憤りを感じます。

そんな日本が子供達に
心の教育、命の教育ができるのでしょうか?
疑問に思います。

路上の亡き骸の撤去は 通常清掃局の方がやって下さいます。
難無く出来る私は特別です。

出来る人が やればいいのです。
気持ち悪がる人がいるのも 仕方ありません。
よく分かっているつもりです。

ただ、精一杯生きている あの子達があまりにも 可愛そうで

人間はそんなに偉いのか!と怒りがこみあげてしまうのです。
なかなか こんな私の気持ちを分かってくれる人が周りにはいません。

児玉さんにメールしたのは
ただ 聞いていただきたかったのです。
児玉さんならきっと私の 気持ちを分かって下さると思ったからです。

これからも 私は続けて行きます。
うれしいことに、小さい頃から私の
行動を見てきた娘が、今一緒に協力してくれています。

「生まれてきた意味があったんだよ」
その言葉を 多くの生き物達に 送りたいです。

                  (匿名希望さん)

<2通目>
メールの掲載ありがとうございました。
一人でも多くの「私も出来るかもしれない!」という方が
協力して下さるきっかけになればと思っています。

なかなか亡き骸の撤去は出来る方が少ないと思います。
私は以前、動物病院で看護婦をしていたので出来るのだと思っています。
24時間体制の病院では無かったために、朝私が出勤すると
断末魔の苦しみの表情で、ひとり淋しく亡くなっている入院中の犬や猫達をたくさん見てきました。
「もう助からないのであれば、家族のもとで最期をむかえさせてあげたかった・・・。」
とどんなにか思ったことでしょう。
しかし、動物医療の現場では医師の考え方の違いで、最期まで入院を余儀なくされ
その結果、大好きな飼い主さんにも看取られず、暗い冷たい病院で ひとりぼっちで息をひきとっていった
たくさんの子達・・・。営利を追及しなければならない 病院の経営・・・
私の様に、深く考えすぎる看護婦は、自分自身の中の疑問ばかりが膨れ上がり
職業をして続けていく事が出来なくなり、挫折しました。情けないです。
でも、こうして動物達の亡き骸をも愛することの出きる何かを神様が授けて下さったとのだと信じています。
これは私の使命です。いつもいつもはっきりとそう思います。

私が5歳の頃、野犬狩りに捉えられた我が家の「チビ」を父と一緒に保健所に連れ戻しに行った経験があります。
昭和40年頃の事です。
たくさんの犬達が「キャンキャン!!」と吼える檻のところに、係員の人に案内され「チビ」を父が探し、
「あ、あの犬です。」と言って返してもらい、連れて帰って来ました。
あの時の多くの犬達の叫び声が「僕も連れてって!!」と言っている様に聞こえ
今でも忘れることが出来ません。あれから44歳になる今まで、脳裏に焼きついて離れない光景になりました。

動物達の「この世に生まれてきてた意味」これを追求するのが
私にとって一生のテーマだと思っています。

児玉さんのホームページには私と同じ考えの方が
たくさんいらして、心が救われます。

何十年もの間、日本の経済は急成長をとげ、物は有り余り、人間は豊か過ぎるほど豊かになり、
科学技術はめざましく進歩したのに・・・。
悲惨な殺処分の現状が、まったく改善されない日本。

何故なのでしょう?
悲しいです・・・。

でも悲しんでばかりはいられません。

自分に出来る可能性から逃避せず
小さなことでもいいから、勇気を出すことですよね。

誰かがやってくれると逃避せず
まず動いてみることですよね。

本当にすばらしいホームページをありがとうございました。

これからもずっとずっと、同じ気持ちの方達が
たくさん集まる場所として 大切にしていきたいと思います。


261)イリノイ州の動物愛護事情は…(2005.1.23.)

米国イリノイ州に留学中のKです。(No.250でも紹介)

些細な報告ですが、お知らせします。私は毎週土曜日の朝に近くのスーパーへ買い物
に行くのですが、そのスーパーにはペットを飼い続けられなくなった飼い主が「うち
のペットをもらってください」という広告を出している掲示板があります。いつもは
そこに貼られているペットの写真だけ見ている私ですが、今日はその掲示板に書いて
ある文章を読んでみたので、その内容の報告です。

残念ながら、ここイリノイ州の一端のアニマルシェルターにも限界があるようで、も
らわれなかった動物は殺傷処分となると書いてありました。具体的な殺傷処分方法に
ついては書いてありませんでしたが、我が国のような惨殺処分ではないと思われます
(惨殺処分が発覚すると一般市民が大騒ぎするでしょうから、この点は我が国とは明
らかに違うと思います。残念ながら我が国では例え正しい意見、良識ある意見であっ
てもそれが”多数の意見”でなければ黙殺されるでしょうから。ただ、先日現職の警
察官が内部の汚職を、我が身を挺してマスコミに伝えていたのには良い意味で驚きま
した。あのような良心・勇気を持った大人が増えてゆくと若者や子供達にもいい影響
を及ぼすと思います。結果的に我が国も”金満大国”から”良心大国”になってくれ
るんじゃないかなあと思います。)

さて、アニマルシェルターから動物をもらう場合、犬は50ドル、猫は40ドルをア
ニマルシェルターに支払うと書いてありました。そのお金はペットにつけるマイクロ
チップ代、グルーミング代、ワクチン代等に充てられるとのことです。また、その他
獣医にて別途支払う料金があるとも書かれていました。アメリカは州により法律が場
合によっては千差万別のため、これはあくまでここイリノイ州のローカルな街での状
況です。

                    (K.Kさん)


260)小さかったとはいえ、私には何もできなかった…(2005.1.21.)

児玉さんはじめまして、Oと申します。
去年からずっと児玉さんのHPを見ていました。
すみません、長くなりますがよかったら読んでください。
私はHPを見て私が5歳くらいの時にあった出来事を思い出しま
した。
我が家にはシェパードが二匹いました。
一匹は私が生まれる前くらいに、誰かに毒だんごを食べさせら
れて死にました。
もう一匹のギザというメスのシェパードとは生まれたときから
一緒に居て、写真で見るとよく一緒に居て話(?)をしていた
ようです。
まだ19の今もうっすらと私が5歳だった当時の彼女の優しい
目を覚えています。
でもある日、珍しくギザが外に出ておじいちゃんも遠くから来
てみんなで沢山のソーセージとハムをあげました。
どうして?と聞けば「ギザはね、よそのお家へ行くんだよ」と
言われ、とても悲しかったです。
でもきっと近くで、また私が大きくなったら会えると思い普段
檻で近寄れなかった彼女にいっぱいご飯をあげていっぱいいっ
ぱいなでて、おじいちゃんの車に乗って行く彼女に手を振って
いたのを覚えています。

でもお父さんは怒って、お母さんは泣いてました。

その理由が分からず、年月が過ぎた頃。
ギザに会いたい、どこへいったの?と母に聞きました。

「ギザはね、保健所にいったんだよ」

ショックでした。
何年もたっていたので私は犬が保健所に行くとどうなるかは知
っていました。
悲しみとともに怒りが訪れました。
しかしお母さんから理由を聞くと、驚きました。

ギザはお父さんのきまぐれで我が家にきました。
でも散歩はほとんどしない。
散歩をしないから父はお腹が空いていないと思い、餌はお皿に
さらっと少しだけ。
お水も一日に一回貰えるか貰えないか。
散歩に行かないから檻の中はうんちとおしっこだらけ。
だからお母さんも中々近寄れず、とんでくるうんちを恐れず近
寄って行ったのは子供の私でした(それでも再三近づくなと怒
られていました)

ご飯は凄く大きい袋のしけたドッグフード。
シャンプーだってした事無いようなぼさぼさでした。

散歩をしたくてもしつけをされていないシェパードを私や母が
散歩できる訳も無く、しかしそれでも父は一切世話をしません
でした。

おじいちゃんはこれを見て「生き地獄」といいました。
今では私もそう思います。
だから保健所に連れて行ったそうです。

その話を聞いた時、涙が止まりませんでした。
小さかったとはいえ私には何も出来なかった。
仲良しだったのに裏切ってしまった。
彼女がお腹をすかせて鳴いている時に、私は暖かい部屋でご飯
を食べて眠っていた。
それさえ気づかずにいた自分に今更ながら無力感を感じていま
す。

今でもあの優しい目が忘れられません、人間なんか信じないと
いう目をしていても…私を見ているあたたかな彼女の姿が。

そして今児玉さんのHPを見て、私にも何か出来ないか。私の持
っている技術で何か出来ないかと思っています。
実は私は今、新潟で写真の勉強をしています。
児玉さんの様に動物保護センターで写真を撮ってみたいなと思
っています。
でも出来る事なら私が撮ったものと児玉さんの貸し出ししてい
ただけるパネルを借りて同じ場所で写真展がしたいんです。

今新潟はペットの無料情報誌や専門学校まで出来ています。
それだけペットへの関心が高まっているんですが、街には野良
猫が沢山います。
もっと違う視点で動物を見て欲しいと切実に思っています。か
わいいだけじゃないんだよ、と。

本当に長々とすみませんでした、これからもHP見に行きます。
頑張ってください。

                   (0・Aさん)


259)こんな社会で良いはずはない…(2005.1.20.)

こんにちは。
児玉さんのHPにメールを寄せて来られる皆さんの存在に、
ほっとする気持ちになれます。
ただ、すぐに現実の非情さが思い起こされます。

1回目のメールNo.242で紹介)で、私はほぼ毎日、札幌動物愛護管理センターのHPの
収容犬情報を見ている旨をお話しましたが、それを続けていて、
どうしようもなく沈んだ時、児玉さんのHPの皆さんのメールを見ています。

今日もまた色々な犬が収容されていますが、
3頭の姉妹の子犬で、少し野良として生活していたかと
思われるような雰囲気があります。
大きさも、多少成長しているようです。
1頭は少し気の弱そうな犬。
もう2頭は、自分達を脅かそうとしている人間に対して、
小さな体で、必死に虚勢を張っているような様子です。
(良かったら、写真が載っていますので、検索して皆さんも見てみて下さい)

きっと自分達以外は、皆、敵だと分かっているんですね。
そうとしか思えないような想いをしてきたのかと思い、
小さい体で反抗的に写っている様子が痛々しいです。
きっと野良として生命を授かったのか、生まれて間もなく、
人間に捨てられたのか・・・・。
この子達を迷い犬として、引取りに来る飼い主など、
いるんでしょうか。
譲渡の希望者が、今、この雪深い冬の季節に、
そうたくさんあるとは思えません。

こんな社会で、良いはずはないですよね。
人間社会。
人間中心社会。

「アニマルプラネット」というケーブルの番組の中で、
人間の言葉を理解するチンパンジーが、
時々出ていますが、
そのチンパンジーは、共に生活をしている人間(研究者Aさん)の
言葉を相当理解しています。
ジェスチャーを一切せず、言葉だけで通じています。

一緒にキャンプに行って、
「さあ、食事をしましょう。(ソーセージを渡す)
まだ食べちゃダメよ。(ソーセージを手に取りながら、食べない)
リュックの中からマッチを取って。(リュックの中からマッチを探している)
それで枝に火をつけて頂戴。(マッチを摺って火をつける)
じゃあ、ソーセージを焼いて食べましょうね。(ソーセージを火にかざす)」

そういう事は当たり前にやっているし、
日常生活でも、殆どの言葉だけでの命令を理解して行動しているようでした。
Aさんは、
『人間には、チンパンジーや他の動物を理解しようとして欲しい。
もし、我々の世界に宇宙人がやってきて、タイムマシーンも作れない地球人は、
我々よりも能力が劣っていて、役にも立たないから、
殺してしまおうかと言われたら、悲しくないですか?
我々を理解して欲しいと思いませんか?
これからも生きさせて欲しいと思いませんか?
優れた宇宙人には適わないところは多々あったとしても、
優れている部分もあるのかもしれない、殺すのは止めにしようと
思ってもらいたくないですか?』

ご承知の通り、人間以外の動物は、力でも大きさでも走る力でも、
天から与えられた様々な素晴らしい能力を持っています。
弱肉強食ですから、弱い者が負けてしまうという、
仕方ない部分があるのは解っていますが・・・。

犬や猫は、野生ではありませんよね。
人間社会の管理動物なら、中途半端に管理するのではなく、
その管理に、人間が責任を持っていかなければならないのではと思います。

どうして、彼らは、こうやって殺されなきゃならないんだろう。
毎日、毎日、次々と・・・。
この子達は、殺される程、生命を絶たれる程の極悪なことを
人間にしてきたんでしょうか。
せっかく生まれてきたのに、生きていてはダメなんでしょうか?
本当に、役に立っていませんか?
傲慢な人間の役に立たなければ、
生きていては本当にダメなんでしょうか。

                (円山桜子さん)


258)私たち人間一人一人が考えて行かなくては…(2005.1.12.)

はじめまして。私は、田中里奈16さいの女の子です。今はマレーシアにいます。少し長くなりますがどうか聞いてください。児玉さんのホームページをしったのが、DEEP LOVEパオの物語を読み終えて最後のYOSHIさんの後書きを見ているときでした。私にも犬を飼っているんですが(ゆう ミニチュア ダックスフント  オス  2歳)父の仕事の都合で今はマレーシアに私たち家族はいますが、ゆうは名古屋の母の実家にいます。私は、ゆうにもうしわけなかったと思っています。学校でうまくいかずについ八つ当たりしていました。

でも、きずいたら私が泣いていたときそばにいてくれていたのはいつもゆうでした。そんなことにきずかなかった事を情けないといまは感じています。

パオの物語を読んでいて私は何度も泣きました。

子犬たちには罪が無いのになぜ・・・・

私たち人間の勝手が事をしているだけなのに・・・・でも、実際にありえる話なんだな〜とつくずく思いました。

私がゆうをかった時梅田のあるペットショップでかいました。でも、そこのペットショップは犬だけではありませんでした。猫は当たり前ですけど、猿、亀(しかもかなり大きい)時には小さなトラまでいました。すべて同じフロアにいました。しかも、きれいに掃除がしてあるわけではありません。しかも、ゆうには血統書が無いのです。

ゆうは、私たちの家に来て少したって、様子がおかしくなりました。ふんに粘膜みたいなものが混ざっていて、体が痩せてしまって、私と母はあわてて病院に連れて行きました。いろんな種類の病気にかかっていました。私はその話を聞いていたときの事をいまでもハッキリ覚えています。先生にもしかすると死んでしまうかもしれないといわれました。まだ生後7ヶ月でした。でも、先生の懸命な治療のおかげでいまは、いたずらしてばかりのおてんばものです。

中には幸せでこの世を去っていく犬もいるのに保健所にいる子犬や老犬は殺されなければならないのでしょうか??ガス室なんか使わなくてもいいように、この先、殺される犬がいなくなることはないんでしょうか??

私たち人間1人1人考えていかなくてはならない問題だと思います。

今、私に出来ることはなんなんでしょうか???どうか教えてください。



257)お互いの命を大事にしてください…(2005.1.12.)

初めてメールする太田です。みなさんのメール読ませて頂きました。ホントにそうなんですよね。どんな理由があるにせよ、
どんな小さな命でも、誰にも消す権利はないです。どんなときでも、相手の立場にたってみれば、いじめも虐待も、物じゃないのに捨てるのだって、できないはずです。たとえ相手が、動物でも、人間でも、植物でも、物であってもやってはいけないのです。どうかみんながみんなを愛してほしいです。人類みんなに優しい世の中であるのが、普通だと思いいます。理想論ではなく、みんなでみんなを愛していきませんか?自分が変われば、世の中も変わると思いませんか?少しずつでもやっていきませんか?私は動物達のレクイエムの本を持ってます。お互いの命を大事にして下さい。どうか。。。


256)命を持ってる生き物は皆、平等のはずなのに…(2005.1.5.)

はじめまして。小学6年生のHN・川畑 春と申します。
私は、こげんたちゃんの事件を知り色々調べていて、児玉さんのサイトに
辿り着きました。今まで私は、あまり動物の事に関して興味を持っていませんでした。
でも、児玉さんのサイトや他の動物実験や虐待や保健所に関することが
かいてあるサイトなどを回っているうちに、私は
「命を持っている生き物は皆、平等なんだなぁ・・・」とすごく思えるようになりました。児玉さんのサイトは、
保健所で命を絶つ動物も居て、飼い主さんに愛をいっぱいもらいながら命を絶つ動物も居る。
その命が絶ち方が全然違う動物達の現実がすごく分かるサイトでした。
どんな生き方をできるのかは、その動物を飼う人間の手に懸かってるのではないかと思います。
私も、捨てられた犬や猫が居たら、拾ってあげたいなぁ・・・と思うんですが、
自分は犬は苦手で、母は毛動物が苦手で、姉はアレルギーで、自分も猫アレルギーで
家もマンションで飼えなかったりするのがとても悲しいです・・・泣
将来、犬や猫を飼うことになった時は保健所や里親になったりして、頑張りたいです。
動物達が幸せな生活を送るには、人間の手に懸かっているんだと思います。
1匹でも多くの動物達が幸せになりますように!私にできることは全力で頑張りたいです!

            (川畑 春さん)


255)私にも何か出来たらと思い…(2005.1.5.)

私は北海道に住んでいるHといいます☆
児玉さんのホームページ「どうぶつたちへのレクイエム」
見させていただきました・・・
私には三匹の愛犬がいますが
その中の一匹ビーグルが子供のころ前の飼い主に
ひどい虐待を受け保健所に持ち込まれた子です・・・
だから児玉さんのホームページを見て涙が止まりませんでした・・
虐待は大嫌いです・・する人はもっと嫌いです・・・

今この世の中に助けてあげたい子達がたくさんいるけれど
今の私には何もしてあげれませんが何かできたらと思い考えたけれど・
・・・・私は最近ホームページを作りました・・
その中のビーグルの子のページによろしかったら
児玉さんのホームページをリンクさせていただきたいのです・・・
http://open.sesames.jp/771114

お忙しい所変なメールして申し訳ありませんでした・・・
ホームページの方に記帳しましたが
リンクの件よろしくお願いします☆


254)動物は決して人を裏切らないのに…(2005.1.5.)

 はじめまして、神奈川に住んでおりますHと申します。
どうぶつたちのレクイエムをリンクさせて頂きたく思いまして
、メールをさせて頂きました。

動物は決して、裏切らないのに
人は平気で動物を裏切る・・・本当に酷いお話です。
私のHP、まだまだ未熟ですが、動物愛護について
少しでも訴えていければ、と思っています。

良いお返事お待ちしています。
よろしくお願い致します。

HP:ぼくらはみんないきている http://www.geocities.jp/djpnt476/


253)老犬ガメジは、我が家の家族になりました(2005.1.5.)

 初めまして。滋賀県から福島 44歳です。 9月10日の夕方 ご近所の犬好きの奥さんが「福島さんちのシーズーは皆居ますか?」の一言から始まりました。聞くと我が家の裏に5メートル位下に川があり、そこにシーズーが居るとの事でした。嘘でしょう?と半信半疑に川を覗いて見ると、草がはえた水の無いほんのわずかな場所にシーズーがうずくまっていました。通りがかりのリフォーム業者の車を止め、積んであった梯子を借りて川に降り保護しました。痩せ細り、人間を警戒し、牙をむいていました。家に連れて帰り風呂に入れ、食事を与え、翌日獣医に連れて行き見てもらうと、かなりの老犬で目も見えてないとの事でした。我流でカットされていましたので飼い主がいると信じポスターを作り、警察、保健所、愛護センターに届けましたが、飼い主は現れてはくれませんでした。とにかく我が家で飼い主が現れる迄、面倒を見ることにしました。尿道からの不正出血で何度も医者通いしました。ガメジは痛さと不安でいつしか私にしがみつくようになり、その姿を見て私は一大決心をしました。年老いたら犬も人間も穏やかに生きたいと願うのは同じ事。ガメジは飼い主に裏切られ、尚且つ痛い思いまで・・・ 今ガメジは福島ガメジになりまして、我が家(近江富士ハウス)にて穏やかに余生を生きております。クリスマスにはケーキを食べ、お正月もお雑煮も食べ賑やかな年を迎えました。昨年11月末には家族3人と他の犬達5匹も一緒に関東へ旅行に行きました。老犬との暮らしは本当に大変なことです。小犬で可愛いときはちやほやされて、手間がかかる様になるといとも簡単に捨てる人間のエゴさを恨みました。我が家には今6匹の愛犬が居ます。展覧会でトライ中の子、ペット屋さんでなかなか売れず、何ヶ月も降りの中にいた子、皆さまざまですが我が家に居る限り、我が家の子である限り万全を尽くして共に暮らして生きたいと願っております。


252)命の重さをもっともっと考えるべき(2005.1.5.)

 こんにちは。はじめまして。ねぷといいます。
 犬を検索してこのページにたどり着きました。

 ページを見て保健所での現実を知り悲しい思いでいっぱいです。
 HPに載っている処分される前のあの犬の表情がどうしても忘れられません。
 優しい表情だけどもうあきらめている悲しい顔。
 あんなに優しい目をしているのに何で殺されないといけないのか、腹立ちと
悲しみを感じます。
 犬や猫、他の動物たちも口はきけないけど命があるのに
我侭な人間の理由で処分される。しかも、苦しませて死なせる。
犬だから猫だからってどのように扱ってもいいという人間の驕り、
傲慢が許せません。
 自分がそんな目にあったらどう思うか、そういうことを考えれない
人があまりにも多いと思います。命の重さをもっともっと考えるべきだと
思いました。
 私も犬と暮らしています。色々と手もかかるし大変だけど、だけど家族
なんです。
 家族を保健所に連れて行って殺処分するという発想…
 ニュースなどで人間も親殺し子殺しがある時代だから余計に命の重みや
言葉を喋れない犬や猫も大切な命だとまず認識することからはじめる必要がある
と思いました。
 私も一つでも動物の命が救えることがないか考えて行動にうつしていきたいと
思います。
 また、一つでも動物の命が救われることを願います。
 児玉さんの今後の活躍を期待しています。
 では、失礼します。


251)もっともっと知りたい(2004.12.13.)

はじめまして。武田と申します。23歳女です。
涙が止まりませんでした。
5年前、13年飼っていた犬が私の不注意で行方不明になり、
広報紙に捜索願を載せたり保健所に問い合わせたりしましたが、結局見つけられませんでした。
写真の犬があまりにそっくりで、涙が止まりませんでした。
私は現在フリーターですが、動物に携わる仕事がしたくて
ペットショップ等動物関連の仕事を探しています。
一方で、犬にオシャレ(服・染毛・マニキュア)をさせたりする事に疑問を抱いています。
飼い主が抱いて歩いているのもよく見かけます。犬はおもちゃではありません。
私は本当に犬が大好きで、本当に犬の為にできる仕事は何だろうと考えていました。
ショップに勤め飼い主やこれから飼おうという人に「最後まで犬を犬らしく世話して欲しい」
と説いて回るのもアリだと思っていました。
ですがそれ以上に今私はHPに載っているような不幸な犬猫達を何とかしてあげたい。
私がずっと探していた事を見つけたかもしれない。
このHPを見て強く思いました。
もっといろいろ知りたいと思います。


250)我が国を直せるのは若い人だけかも…(2004.12.10.)

現在、アメリカに留学中のKです(No.231で紹介)。

先日電話にて母親と話しました。近所のデパートのペットショップで仔犬を抱かせて
もらったらピターっと抱きついて離れなかったそうです。狭いショーウィンドウに入
れられ、多くの人間の目に晒されていては疲れるのでしょうか、恐らく「ここから連
れ出してくれー!」と思っていたのでしょう。

ジョンが死んで以来、動物は飼わないと言っていた両親ですが、横浜市の保健所で時
折捨てられたペットを無料で譲ることがあるそうなので、そういうところから仔犬が
いたらもらってくると言っていました。私の母親はテレビで保健所の実態を知ったと
言っていましたが、少しずつ保健所の実態が表に出始めたようですね。これも児玉さ
んをはじめ、言葉や考えだけではなく実際に汗水流して行動している人たちの成果で
しょう。もう現在の日本社会は国民の目から見たらあちこち腐り果てているので、こ
の際すべて膿を出し切ってクリーンな社会にしてしまいたいものですね。でもそうな
ると今いる政治家さんや官僚さん、警察の幹部さんは過半数が失職かなあ。

先日、愛媛で火事になった家から逃げ出した兄弟の6歳の弟が「まだ犬が2階にい
る」と言って燃えている家の中へ戻って無念ながら命を落としたというニュースをヤ
フーで見ました。心が優しい少年だったのでしょう、現在では珍しいですよ。これに
ついて私自身だったらどうしただろうかと考えてみたのですが、やはり同じ行動をし
たんじゃないかと思います。犬、といっても一緒に暮らしていれば家族ですからね。
赤の他人より自分の家族である犬のほうが大事だ、と断言できます。極論かもしれま
せんが、これが私の正直な気持ちです。

「お便りのご紹介」のNo.248)の方の投書を拝読させていただきました。この方の意
見は100%正しいです。この元同僚の女性は考え方に問題があったようですね。自
分で責任を持たずにエサだけあげるなら誰でもできます。でもこういう人って、残念
ながらいるところにはいるんですよね。実は私の実家(マンションですが)の向かい
のマンションにも「鳩おばさん」がいるそうです。鳩にエサをあげまくり、周辺地域
は鳩によるじゅうたん爆撃により相当の被害を被っている模様です(それでなくとも
カラスのじゅうたん爆撃で周囲は汚物まみれなのに・・・)。呆れるばかりですが、
自分自身が被害にあってみないと物事わからない人がいるのも実情です。これからの
(一部勝手な大人の振る舞いによりめちゃくちゃにされてしまった)日本を背負って
いかなければならない子供たちの模範にならないような行動は止めてほしいですね。
もう我が国を直せるのは若い人だけかもしれません。私は外側から少しずつ突っ込み
を入れていきたいと思います。

                      (横浜 K.Kさん)


249)犬、猫の避妊・去勢手術の普及について(2004.12.10.)

野良猫の悲惨な状況を救うには欧米では普及している避妊、
去勢をして数を減らす事だと思います!
個人ボランティアとしてホームレス猫に避妊、去勢を施し、元居た場所へ戻して
地域猫として住民に受け入れて貰え安心して餌やりが出来る
ように願って止みません。
これまで何匹と避妊、去勢してきたけれどその地域だけでも、増えて無いので助かっています。
雄猫だからと言って去勢をせず野良猫の雌に外で毎年、毎年
何匹と仔猫を産ませ野良猫へとして行く飼い主も多く本当に
困っています!!あちこちで増え過ぎた野良猫への虐待へと発展して行きます!!どうすれば避妊、去勢が普及するか考えています。
一つは野良猫に限り行政の取り組みとして普及するまで
避妊、去勢は無料化にする事。または、獣医が野良猫価格を
設定する事!!そうすれば、誰でも持って行く事が出来ます!!
そうしなければシェルターが満杯に成るそうです!!
日本では獣医は五万といるが余り避妊、去勢する事を進めて無い
ように思います!!昨日他の地域の家のフェンスの所にネコに餌を
上げないで下さい。と張り紙がしてあった!!増えたら困ると言う気持ちはよく分かるがその餌やりさんは到底避妊、去勢を施さないと
思う。費用が掛かるので、ただ可哀相で餌だけやっていると本当に
何十匹へと増えてしまう!!避妊、去勢が普及するように本当に
祈っています。


248)私たちがモラルを守り正しい考え方をしなければ…(2004.11.22.)

白い犬の目を見たら自然に涙が出てきました。
どうしてこんなに可愛い子達を捨てるのか解りません
処分にかかる費用を見てびっくりしました。
本当に無駄な税金ですね

前にも主人と話した事がありますが、
処分せずに、里親を迎えるための施設を作ればいいのにと、
ですが結局施設を作れば、「施設があるからいいか」
と考える人が犬や猫を施設の前に置いてくでしょう。

結局私たちがモラルを守り正しい考えをしなければ
この世から、悲しい動物はいなくならないでしょうね。

以前勤めていた会社にこんな人が居ました。
「猫が大好きで、野良猫を飼っているんだ、餌も毎日あげてるの」
始めはいい話だと思ったんですが
「猫が死んじゃって・・・」 なぜか尋ねると
「寒くて車のエンジンに入っちゃって、車の持ち主が知らないで
エンジンかけたから、中で・・・・」
言葉失いました・・・

彼女に聞くと
「だって猫のウンチは臭いし、壁紙破かれるのも嫌だから」
何て勝手な考えなんでしょうか。
飼っているといっても、ただ餌をあげているだけだったんです。
家で飼わずにただ餌だけ・・・
結果猫たちは餌をもらえるので家へ行きます
当然そのうち猫たちは増えます、ましてや避妊などしてませんから子供が増えます。

当然近所から苦情が来て、それでも彼女は自分はいい事をしてると思い止めなかったみたいです。
それから近所の人が保健所に連絡をしたみたいで、猫たちは
殆ど保健所に連れて行かれたそうです・・・・

それでも彼女は自分のした事は間違いじゃないと言ってます。
「だって餌あげてたんだよ、近所の人なんて餌なんてあげたことないのに!! ほんとにひどいよ!!」

ひどいのは彼女だと思います。
彼女の行動で猫たちは、少しでも人間になれ 甘える事を知り
人間に対して少し信頼してたかもしれないのに
その人間によって命を絶たなければならないのですから
こんなひどい事はありません。

私にも何か出来たらと毎日考えています。
一日でも早く、幸せな動物が増えますように。


247)動物関連のページを作成し、リンクしました(2004.11.17.)

初めまして、Cocoroと申します。
私は四柱推命のサイトを運営している者です。

偶然に訪問した動物愛護関連のサイトで動物実験や殺処分・動物虐待
等の現状や実態を知り、胸が押しつぶされそうになりました。
そして、もっと動物たちの現状を知りたいと思い、色々な動物関連のサイトを
巡っているうちに貴サイトに辿り着きました。

動物管理施設で収容されている子達の姿や表情そして目が、私の心に深く深く刺さりました。
動物関連のサイトを巡ってきて散々涙を流し涸れ果てていたはずなのに、
この子達の姿を見るとまた止めども無く涙が流れてきました。
人間にそして私に、「これでいいの?」 「人は何をしても許されるの?」
「人の命だけが大切な命なの?」 「僕達も人と同じ生き物だよ・・・」と
犬や猫ちゃんに問い掛けられ訴えられているようでした。
この動物たちの問いかけに、人はどう答え、どう償えばいいのか、
私には言葉がみつかりません。
もう人間はこの世の中に必要のない存在なのではとさえ思えてきます。

私は収容された動物たちが殺されていく事も動物実験が存在する事も
漠然とですが知っておりました。
しかし、動物たちの現状や実態がこれほど悲惨なものとは知りませんでした。
いえ、知らなかったというよりも嫌な事から目を背けてきたように思います。 
人として恥ずかしい思いでいっぱいです。

私は神戸在住で阪神大震災を体験しました。
阪神大震災では多くの人達が亡くなったり家を失ったりと大きな被害が出ましたが、
大きな被害を受けたのは人だけではなく多くの動物たちも不幸な思いをしていたのですねー。

当サイトは動物とは無関係のサイトではございますが、急きょ動物関連のページを作成し
「どうぶつたちのレクイエム」へのリンクも張らせて頂きました。
私に何が出来るかはわかりませんが、まずは少しでも多くの方々に
動物たちの現状や実態を知って頂きたいと思っております。
児玉さん、これからも「人間の犠牲になってゆく悲惨な動物たちの実態」を
どんどん取材して社会へ訴えかけてくださいね。
大変なご苦労とご心痛があると存じますが、陰ながら応援させていただきます。
私も自分に出来る事から、やってゆきたいと思います。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
では、リンクご報告まで。。。
「CoCoRo」の四柱推命 http://www.cocoro-unsei.com/


246)大学校内で写真展を開いてみたい(2004.11.9.)

はじめまして。僕は今大学生のHNクロといいます。環境サークルに所属しています。
僕が動物問題について真剣に考え出したのは、浪人時代に児玉さんのHPを見たときが最初でした。
人間と触れ合って、愛に包まれて幸せそうに暮らしてる犬と、飼い主の横暴さやわが
ままに付き合わされて苦しんで生活している犬。悪ければ暴力の対象にさえなってし
まいます。
同じ命なのになぜこんなに違う生き方になってしまうのか色々考えました。
そこで以前サークル活動の一環として、東京都動物愛護センター多摩支所を見学させ
てもらいました。動物たちの今の現状を少しでも自分の目で見ようと思ったからで
す。色々説明も受けて自分の持っていた考え方が変わったり、人それぞれ違う考え方
を持ってるんだなと思いました。やはり現場の人の意見は現実をみて言ってる意見が
多いです。もう少し理想を持った意見であってもいいのではないかと思いました。
実際自分の目で見てきた光景は愛護センターの一部の顔でしかないことは分かってい
ます。でも世の中にはその一部の顔も見たことがない人がたくさんいます。
自分なりに出来ることを考えた結果、写真展を大学構内で開いて、これから社会に出
て行く人たちに動物の現状を少しでも自分の目で見てもらいたく思います。まだ許可
も取っていないことなので、実行可能かどうかはわかりません。
一応こういうふうに考えたので、写真展の貸し出し要項を頂きたいです。お願いしま
す。
小さい活動ですが最終目標の殺処分のなくなる世の中になればいいなと思います。


245)石垣島にも捨て犬や迷い犬が多く…(2004.11.8.)

はじめまして、ナガさんと申します。
リンクさせていただいたので、ご報告します。
http://kia.ath.bz/
ナガさんときあの徒然日記です。

ナガさんは、以前沖縄県の石垣島で働いており、そこで里親としてMIXの女の子を譲っていただきました。名前を「きあ」といいます。
現在は実家のある大阪に戻っていますが、家族みんなの癒しのような存在になってくれています。
先日、児玉さんの書かれた「どうぶつたちへのレクイエム」を読み、胸を突かれるような痛みを覚えました。
とても愛され、かわいがられている動物たちがいる一方で、ごみのように捨てられ、殺される動物がいる。同じ命のはずなのに、なぜ?と考えずにはいられません。
石垣島も、捨て犬や迷い犬が多く、殺されてしまう犬があとを断たない、ときあを譲ってくださった方も嘆いておられました。本当に、悲しいことです。
これからも、活動を応援しています。

いろいろなことを考えさせてくださった児玉さんに、感謝します。
ありがとうございました。



244)学級新聞に掲載したいのですが…(2004.10.30.)

はじめまして。いきなりのメールすみません。
私は小学6年のHN「りな」といいます。
以後よろしくお願いします。

このHPを読んで、
いかに人間が無責任なのかが分かりました。
人間の勝手で何頭も何頭も動物たちが死んでいくのは
衝撃的すぎて信じられませんでした。
そして、自分がつい一昨日、
譲渡会やセンターに行かずに
ペットショップで「かわいいから」という
一時的な理由で犬を高いお金を出して飼った事を
恥ずかしく思います。
譲渡会やセンターに行けば今にも殺されそうな
犬を助けることができたのにと思うと
とてもとても悔しいです。
でもこの犬も大事な家族の一員として、
何があっても捨てたりしないように、
大事に大事に飼って行きます。

それで本題ですが、
もっとこの事を多くの人に知ってもらうため、
学級新聞にこの事を掲載したいのですが、
よろしいでしょうか?
載せたいのは
トップの二枚の写真と、一部の文です。
勝手なお願いですが、許可してくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。


243)皆さん、何か指導をお願いします(2004.10.23.)

こんにちは。私は現在、中学3年です。
「Deep love」eの「パオの物語」のYoshiさんのあとがきを読み、このHPを知りました。

今も「死」を待つ犬たちがいること。そして、その犬たちは何も知らず「死」の順番を待っていること。考えるだけでとても悲しくなって来ます・・・。人間の都合で生まれ死ぬ犬たち・・・。私はその子たちを助けたいと思います。しかし、私1人ではどうすることもできないし、どうすればイイかも分かりません。みなさん、何か指導をお願いします。

私は、今まで犬を飼ったことがありません。今、大阪に住んでいる私の弟が1匹飼っています。たまに「弟がこの子を飼っていなかったら・・・」と考えます。「もしこの子が野良犬だったら」

「動物愛護管理センタ−」のことを知りすごく悲しい気持ちになりました。近所でみる野良犬・・・。この子たちの未来が見えた気がしました・・・。「里親が見つかる!!」・・・そう思いたいのですが「死」が頭をよぎります。後ろ向きな考えと思う方もいると思います。しかし、このHPや本をみる限りそう思うしかないのです・・・。
今すごく自分の無力さを痛感しています。

児玉さんやその他の方の手伝いをできればと考えています。
名前が分からないので高校1年生の方(No.241で紹介)・・・。私もあなたの意見に賛成です。協力させていただけないでしょうか?
お返事を待っております。

皆様のご意見とても良かったです。
差し出がましいようですが、私のメールを読んだ感想などいただけたら嬉しいです。

児玉さん、私はカメラにも興味があります。犬たちの暮らしなどを撮りたいとこのごろ思っています。もし良かったら、ご指導の方お願いします・・・。

                  (★心さん☆)


242)収容期限の切れる子たちが……(2004.10.15)

初めてメール致しますが、児玉さんの「どうぶつたちのレクイエム」を
半年前に読ませて頂きました。

私は今38歳です。
今から30年程前の幼い頃、迷い犬を見ると「動物愛護管理センター」に
連絡していました。
子供心に、迷い犬を助けてくれる場所だと思っていたからです。
お腹の空いた犬にゴハンを与え、雨や風から守り、
幸せにしてくれる場所だと、大人達から教えられていたからです。
家では飼えなかったからです。

そうして引き渡した犬達が、私のせいで、その後どうなったのかと
いう本当の事を知った時、犬達になんてことをしたのかと
後悔の気持ちでいっぱいでした。

その後のある日、学校のグラウンドで鉄棒をしている私の下に、
白い子犬が来て、じゃれてきました。
その犬と離れるのがイヤで、夕方になって辺りが暗くなっても家に帰れなかった私は、
ずっとグラウンドにいました。
暗くなって、迎えに来た父に、この犬を飼ってほしいと頼んでみましたが、
すぐには許してくれませんでしたが、
当時、一緒に暮らしていた祖母が、「白い犬は人間の生まれ変わり。
御祖父さんかもしれない」などと言ってくれて、
飼う事を許してくれました。
それから15年、事故で亡くなってしまうまで一緒にいました。
私にとっての初めての犬です。
性格の穏やかな、優しいコでした。
もう一度、生まれ変わってきてほしいと思っています。

現在、6歳と3歳のプードルを一人暮らしで飼っています。
犬と暮らし初めてから、しばらく薄れていた気持ちがよみがえってきました。

札幌市動物管理センターのHPをほぼ、毎日見ています。
そこには、収容犬の情報があります。
(よろしかったら、”札幌市動物管理センター”で検索をして頂いて、是非ご覧頂きたいです)
捕獲日、捕獲場所、収容期限日、そして、犬達の写真です。
どの犬も、尾を下げています。
ハスキーも、とうとう捕まったかというような大きな雑種の犬も、恐怖感を抱えたり、
何がなんだか分からないという感じだったり。

今日は、また増えていました。
捕獲場所が同じ住所で、(そこは辺りは田畑です)2頭のヨーキーと
1頭のシーズー(いずれも♀)がいます。毛は伸び切っています。
首輪はなし。3頭が散歩の途中でもないのに、住宅街でもないところに、
迷い込むでしょうか。
これと似たケースはよくあります。
ミニチュアダックス、シーズー等の人気の高い犬のメスが、まとめて捕獲されています。
散々、繁殖に利用されて捨てられたのではないかと思っています。

明日で収容期限の切れる小犬達が7頭、みんなで固まって座っています。
外見からすると、5頭と2頭は違う兄弟のようです。
まだ、生後3ヶ月位でしょうか。
本当に何の罪もない、3ヶ月程しか生きていない子犬達を、どうして人間は殺せるのでしょうか。

今朝、ヘアスプレーの缶の蓋でじゃれて遊んでいるウチの犬達を見ながら、
今この時も、冷たいコンクリートの上に、何もおもちゃに出来そうなものもない檻の中に
(兄弟達と一緒というだけで少しは救いがありますが)入れられている子犬達の事を想いました。

私は一度も、管理センターに行った事がありません。
勇気がありません。
行って、彼らに会って、何もしてやれない自分を思い知らされるからです。
仕事を持っている私、マンションに住んでいる私、2頭の犬達と暮らしているだけで
精一杯です。現在の私には、”怒り”や”同情”だけでは、犬を引き取ることはできません。

全国には、地域地域で、犬を保護している方がたくさんいらっしゃいます。
ネットや本で、そういった事を知ることが出来て、自分の力に替えていきたいと思っています。

まとまりのない長文でしたが、今、会社にいます。
仕事中でした。
また落ち着いてメール書かせて頂きます。

           (円山桜子さん)


241)HPやNPOを立ち上げようと思っています(2004.10.7.)

初めまして、急なメールどうかお許しください。
このたび、ホームページを拝見させていただきました。
私は今高校1年です。
私は、動物が大好きで、小さいころから犬と猫を飼ってきました。
今では、猫三匹、犬一匹(二代目)がいます。
僕も、前から保健所の犬たちや猫とたちの事をどうにかして救いたいと考えていました。
そして、高校1年になった今、僕は自分の力とみんなの力で、一匹でも多い犬たちを救いたいと考えました。
中学の時は、どうすればいいかわからず、動物愛護の掲示板で書き込むぐらいしかできませんでした。
しかし、今趣味のパソコンで動物たちの命が救えればという気持ちで、私もHPを立ち上げることにしました。
HPの題名は「動物たちの冤罪(仮)」(検討中)
HPでは、署名、募金、今の現状を詳しく教えるようなものにしようと思っています。
そして、犬たち猫たちの限りない才能で、もっと、みんなにアピールしようと思います。
アメリカでは、保健所の犬たちを刑務所・少年刑務所であずかり、犯罪者の更正に動物たちの力が大きく貢献しているいう事実もあります。日本でも、こういうことができないでしょうか?
また、聴導犬など、様々な能力を、言葉が伝えれる生き物である私たちがしなければいけないことではないかと思っています。
それで、動物たちの保護を訴えておられる方々と協力してやっていきたいと思っているのですが?どうでしょうか?
リンクの登録や、写真の登録など、また、署名、募金、政府への文書など、多い方がいいとおもいます。
協力してできないでしょうか?
私自身では、もうすぐでHPが完成します。
いかがでしょうか?
検討していただいてもよろしいでしょうか?
お返事を待っております。
急なメール大変申し訳ございません。

<2通目> 佐賀で活動しようと思います。NPOを立ち上げようと考えています。(兄貴と一緒に!)HP完成まで少し時間がかかりそうです。でも、必ず地元の殺処分0にして見せます。


240)自分にできることは何だろう?(2004.10.7.)

 児玉さん、はじめまして。 僕は熊本に住む38歳のS.K.というものです。はじめてパソコンでメールします。 
 児玉さんのホームページを今日はじめてみさせてもらいました。 見終わった後、言葉には表現できない感情が込みあがり、胸がしめつけられる思いになりました。
 保健所、最終処分設置での犬や猫の様子、僕が前から薄々感じていたことと同じだっただけにショックでした。  
 半年くらい前になるでしょうか、仕事の通り道にまだ幼い白い子犬3匹に親犬が2匹の5匹家族が、熊本の観光名所の天草1号橋という場所の駐車場でよく見かけていたんですよ。なんとも言えない 微笑ましい気持ちになる光景で 犬たちも人間と同じで家族はいつもいっしょなんだな〜 と こっちまで幸せを感じるようになりました。行きも帰りも必ず5匹の親子を確認するようになり、今日も元気だな!今日も無事でよかった!と思う日々が半年くらい続いたんですね。子犬たちもだいぶん大きくなり もうここの場所は危ないから他の場所に行ってくれないかな〜と思ってた矢先でした。地元の町人が何匹か捕まえに来たそうで 今は子供と思われる1匹になったんです・・・ 悔しかったです とても。 怒りも込み上がりました!でもどこに怒りをぶつけていいのかわかりません。  
 今日、県の動物管理センターに電話して聞いてみたんです、職員の方はひじょうに丁寧な方でしたが、犬についてはあまり詳しいことはおしえてもらえませんでした。ただ、2週間前なら殺処分された可能性はありますね と言う返事でした。 悲しかったです・・・とても。涙も溢れでました。僕はおもわず感情的になって国や県が法を改めなきゃだめですよ!それじゃ悲しすぎます!と大声で言ってしまったんですね。県の方に責任はないんですが。保健所の仕事を心痛めてやられてるんだろうと思います。
 今日家に帰ってパソコンでいろいろ調べていたところ 児玉さんのホームページにたどりついたわけなんです。 まず自分にできることは何だろう?何からはじめればいいのか?いろいろ考えます。ただ近い将来に殺処分禁止ということは実現させたい気持ちでいっぱいです。捨てられた犬猫たちが最後まで生涯を終えられる施設もできるように願いたいです。いや実現させたいです。僕が生きてるうちに・・・。 1号橋の犬は雨の日もずっと雨にうたれ体を丸くして駐車場のスミで家族の帰りを待ってるんですよ。今も・・・  
 児玉さんお体に気をつけてがんばってください。いやお互いがんばりましょうね。
 それと児玉さん 何か行動するにあたってもしよければ何かアドバイスをおしえていただけないでしょうか?それと写真の展示会は熊本では行われたんでしょうか?お忙しいかと思いますがお返事の方よろしくおねがいします。


239)リンクページに掲載させてください(2004.10.6)

初めまして。
突然のメールで申し訳ありません。

私が初めて「どうぶつたちへのレクイエム」の写真展を見に行ったのは
恐らく、1999年のギャラリースペース「Too」だったと思います。
大きなショックを受け、泣きながら帰ったのを覚えています。
2匹の元野良猫と暮らして2年目になりますが、
この写真展を見ていなかったら、今の猫たちとの生活は無かったように思います。

私1人の力では、大したことは何も出来ませんが、
拙い私のホームページを見てくれる知人達に
「ペットを飼う」ということの責任の重さ、命の重さを感じてもらいたいのです。
ショップに行ってお金を出せば、「ペットを買う」ことは簡単に出来ます。
その前に、児玉様のサイトを見てもらい、
保健所に収容されてしまった子の里親になることを考えてもらいたいのです。
血統書があっても無くても、犬であり、猫であることには変わりないのですから…

http://fallenangel.nce.buttobi.net/  (T.Yさん)


238)何か出来ることをしたい…(2004.10.5)

はじめまして
私は奈良に住むMといいます。
本日10月2日の読売新聞で初めて児玉さんの撮られた写真を見ました。
見たとたんに言葉も出ない位、胸が苦しくなり、涙が出てしまいました。
それは悲しいとかっていう気持ちじゃなくて、言葉に出来ない気持ちでいっぱいになりました。

私は動物はとっても好きです、でも好きで何も出来ません。
『人に関するボランティア』・・・現地をたずねて。
とかは、あるのに、『動物に対する』っていう事って全くないですよね。
飢えとかで苦しむ人達を助けるのはもっともだけど、それと同じ位同じ生き物として、動物達にも目をむけてほしいと思います。

メールをおくったのは、私は何も出来ないかもしれないけど、少しでもお手伝いが出来たらと思ってメールしました。
普段は普通のOLをしています。最近、友達が自分の生き方を見直す意味で仕事をやめることにしたのをきっかけに
私も自分の生き方を見直したいと思っています、動物が好きなんだから、何か出来ることしたいと思いました
そうすることで何か見つめなおす事も出来るかもしれないし。

児玉さんのされている事は決して楽しいことでもないし出来たら、目を背けたい事だと思います、けどそれを自ら向かってされている(誰かがしないと何も始まらないのだけど)事に対して、本当に応援しています。
長くなってしまってすいません。絶対メールでいわなきゃと思って、、、笑 機会があれば一度お会いしてみたいです(^0^)
                     (H.Mさん)


237)少しでもお手伝いできたら…(2004.10.5)

今日、初めてこちらのサイトに来ました。
あまりにもショッキングな内容だったので、思わずメールさせて頂いた次第です。
自分の無知さを恥じるとともに、激しく憤りを感じ、そして悲しくなりました。

私の家では犬を飼っています。川上犬、現在絶滅が危惧されている犬種です。
非常に数が少ないので他の犬よりも血が濃く、家の子は生まれつき肝臓病を患っています。
何とか子孫を残してやりたいとは思いますが、体が弱いためその願いも叶いません。
ですが、それとは逆に過剰に増やされ、そして処分されてしまう犬や猫がこんなにもたくさんいるとは…やるせない気持ちでいっぱいです。

大学に通っていた頃、校内にはたくさんの猫がいました。
誰が飼っているというわけではありませんでしたが、みんなで餌を持ち寄ったりして可愛がり、
きちんと去勢手術もしていました。
そういう野良を見て来ているので、ここまで悲惨な動物が、数えきれない程いる事に
気付けませんでした。本当に情けないです。

罪のない動物の命が、いとも簡単に消されてしまっていいわけがありません。
自分に出来る事は何か考え、少しでもお手伝い出来たらと思っています。
事実を知ったショックは大きかったものの、それを改善しようと努力なさってる方々が
こんなにもたくさんいらっしゃる事に救われました。
これからも頑張って下さい!

とりとめのない文章になりましたが、読んで下さってありがとうございました。

        (神奈川県横浜市 飯島梓さん 24才)


236)動物達のおかげで乗り越えられたことも…(2004.9.15.)

HP(どうぶつたちのレクイエム)をヤフーからみつけました。
私の家ではいぬ4匹、猫1匹おります。
みんな拾われっこですが、器量良しのかわいい奴らです。(^−^)
寂しそうな目で見つめられると、ついつい抱きしめてやりたくなり、
抱きしめていると離れられなくなって、ついつい連れて帰ってしまう。
そのたびに、「まーた、連れてきて!まったくもう!しょーがないなー!。」
と妻は怒りますが、顔はほころびながら、体をふいてエサを与えてくれます。
私達には子供がいません。だからなおさら動物に意識がいってしまうのかもしれない。
でも、動物達の存在のおかげでいろいろ乗り越えられたこともたくさんあります。
彼らへの思いを何かに残したいと思い、HPをつくりました。
素人作でみずらいし、おこずかい稼ぎの広告や、自分の職場や友人の会社のHPのリンクもはってあり ゴチャゴチャしてあります。
まずは、目を通していただき、問題なければリンク貼らせていただきたいと考えてます。
よろしくお願いいたします。
http://happytown.orahoo.com/iyasinomori/


235)自分に出来ることを探していきます(2004.9.11.)

「どうぶつたちへのレクイエム」、少し読みました。少し、というのは、つらい内容のところが多くて、とてもひといきに全部は読めなかったのです。子供のときから、保健所で殺される犬や猫のこととか、動物実験のことは気になっていたのに目をそむけていました。どうして今まで目をそむけつづけることができたのか・・・。おそまきながら、自分にできることを探していこうと思っています。 

                      (西山 尚子さん(岡山県在住))


234)“ポスターを作る”ことから始めました(2004.9.5.)

『DeepLove』の『パオの物語』よませていただきまいした☆
もうメッチャ感動しました!!!ズット泣きまくりでした・・・・。
わんちゃん達は、目の見えない人を盲導犬になって助けてあげているのに
なぜ人間は、自分の事しか考えて無い理由でわんちゃんの命を
簡単に粗末にするのか・・・。人と同じ命を持った生き物なのに・・・。
飼い主は、今まで自分のわんちゃんと暮らしてきてわんちゃんから
『愛情』や『癒し』、言葉が通じなくても『心の繋がり』などわんちゃんから
イロイロな物を貰ったはずなのに・・・・。それでも、人に愛されようとする
わんちゃん達を見ているとスッゴク胸が痛いです。。。苦しくてしょうがないです・・。
そんな健気なわんちゃんの役にたちたいです!!!!
でも、今私は中学生で自分の力じゃどうにもなりません。。。でも、諦めないで
今自分にできる、小さなことでもいいからやっています!それは、ポスターを作る事です。
そのポスターを見て一人でもいいから、『命の大切さ』やわんちゃん達を助けてくれる人たちが
増えるといいです!!私は大人になったら、保険所にいるワンちゃん達の里親になって、
また、この子達の里親になってくれる人達を探す仕事をやります!!これは、私の夢です☆
あと、ワンちゃんを飼いたがってる人がいたら保健所に行ってもらうように言いたいと思います!
これからマジ本気で頑張るんで、児玉さんも一緒にがんばりましょう♪♪それじゃ♪
                      (まつざき ともみさん(14歳))


233)将来の夢は「不幸な命を減らす」コト(2004.8.20.)

リンク貼らせて頂いてもよろしいでしょうか…?
私は少し前にあるHPでの動物救済企画から、
動物実験・虐待の真実を知りました。
本当に、涙が枯れるほど泣きました。
私は動物が大好きです。どんな動物でも、
じっと見てると自然と癒されます。
それは動物たちの生まれた『意味』だと思うんです。
人を癒し、愛される。
なのに、どうして.…
児玉さんのコトは、いろんな意味で尊敬します。
動物たちのためにできることは何かと考える人はたくさんいます。
でも、それを大きな実行に移せるコトは、凄いコトだと思います。
私も、今はまだ中学生という子供だけど、
将来の夢は、『不幸になる命を減らす』コトでありたいです。

本当に長々とスイマセン。
でも、どうしても伝えたいコトだったんです。
ココまで読んでくださりありがとうございます。
尊敬と感謝の気持ちを、送ります。
                 (HN:めぐもさん)
HP名 A friend's ring
HPURL http://id4.fm-p.jp/66/34pease/


232)「見える情報」として訴えかけねば…(2004.8.17.)

突然のメールで大変失礼致します。
はじめまして。
私は清家 武士と申します。
現在、私は2匹の犬(ヨークシャー・テリアとシーズー)と
生活しており、児玉様のページを拝見した時、とても
普段に観覧しているホームページとして、見て流す事が
できなかったので、メールさせて頂きました。
やはり、我々が一番に認識すべきなのは児玉様のページ
でもご紹介されている「動物達の殺処分が行われている現状」
を理解し、認識し、そしてそういった犠牲の上に我々人間が
生きているという事だと深く感じました。
私は現在24歳ですが、近代、映像技術が進歩し、映画やゲーム
といった方面で、我々のような若い世代に視覚効果による刺激を
大きく与える様になってきています。
それに比例し、我々の世代は「会話や文章」のように、目に見えない
情報から、感じ取る能力が弱くなってきていると感じます。
そういった時代の中で、我々が訴え、より多くの人々に理解を求めていく
必要がある事柄は、児玉様の「動物達へのレクイエム」にある「フォトギャラリー」
のように、「見える情報」として訴えかけていかなければならないと感じました。
児玉様が各地で行われている「写真展」、私は心から応援しております。
命を大切に思う心は世界共通ですが、特に我々日本人は太平洋戦争を通し
そして、原爆の投下による多くの犠牲を通して、
より命の重みや尊重する心を強く持っているはずです。
訴えかけて、わからない人がいるはずがありません。
私は児玉様のページを見て、自分達人間は、自分達の生活を豊かにするが
故の犠牲があるからこそ、生きているのだと感じました。
しかし、我々人間は、自分達の暮らしを豊かにする事ではなく、
地球に生きるもの達すべての豊かさを求めてこそ、
人としての価値があると思うのです。
その為に、我々には知恵が与えられているのだと思う。
長文になり、大変失礼しました。
最後になりましたが、現在まだ準備段階ではありますが、
私もホームページを作成しています。
開設の際にはぜひ、リンク登録させて頂けませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


231)イギリスの動物保護団体からメールが届きました(2004.8.16.)

こんにちは、このコーナーの(220)に紹介されたK.K.です。

本日イギリスの動物保護機関のひとつ (www.dogpages.org.uk) から大変丁寧な返信
がありました。その内容を要約してお伝えします。

ます、イギリスでは野良犬の保護に関しては自治体の責任となっており、7日間保留
したのち慈善団体或いは保護機関のひとつ(Battersea Dogs Home)が援助している
団体に里親を探すために委ねられます。里親に出す前に躾けを行いますが、どうして
も躾けがきかない犬は、安全のために残念ながら殺処分せざるを得ないそうです。

里親に出される犬は全て去勢されるようですが、一般の飼い主で去勢にかかる費用の
負担が重い場合には無料或いは特別に低料金で去勢を行うそうです。また、このあた
りの事情はイギリス国内でも地域により差があるとの事。特に問題になっているの
は、レース競技目的に繁殖させられたグレイハウンド種の老いた犬の扱いだそうです
が、老いたグレイハウンド種の保護を専門としている機関もあるとの事。

迷い猫に関しては飼い主または里親が見つかるまで管轄の自治体で保護され、野生の
猫に関してはそのまま自然に戻すものの、場合によっては去勢してから戻すそうで
す。

イギリスでは過去約100年間にわたり動物に対して不要な苦痛を与えさせない法律
が施行されているようですが、まだまだ改善の余地はあるとの事。現在は狩猟犬を
使った狐の猟が問題となっているようです。また、無責任な飼い主に対する罰則は強
化された様子です。更に、毛皮の生産目的に動物を繁殖させるのは違法、食肉用の鶏
および豚の繁殖に関しては現在争議中。動物実験に関しても、多くの人が不要である
と思っており、あまりにも頻繁に行われ過ぎているため、これも現在争議中。

<2通目>

本日、前回のメールについて回答をいただいたイギリス「Dog Page」の「Ray
Barnes」氏より再度丁寧な返信がありましたのでお伝えします。日本における、炭酸
ガスによる殺傷処分についてはいつも海外に送信するメールには欠かさず記しており
ます。

では本日いただいた返信の要約から:

調査によると、イギリス(イギリス領である北アイルランドを含む)では一年間にお
よそ1万匹の犬が殺傷処分されており、これは捕獲された野良犬の約1割にあたりま
す。このうち約4千匹については北アイルランドにおいて処分されている数です。イ
ギリスにおける殺傷処分の方法としては麻酔薬の注射による安楽死となっています。

現代のイギリスではガスによる殺傷処分は聞いたことがありませんが、以前毛皮の生
産目的で繁殖されたミンク(?)についてはガスによる殺傷処分があったようです
が、使われたガスの種類についてはわかりません。毛皮の生産を目的とした動物の繁
殖は数年前に違法となり、私の考えでは、ガスによる動物の殺傷は裁判所にて犯罪行
為とみなされるものと思います。またイギリスにおいては、動物に不要な苦痛を与え
ることは一般的には受け容れがたい行為とみなされます(罰則の対象)。また、動物
保護法により、動物が必要とする治療等を(飼い主が)受けさせないような怠慢も罰
則の対象となります。

多くの場合において、殺傷処分される犬は病気であるか、または躾けがきかないほど
危険であるといわれていますが、これらの事実を証明するのは難しいと思われます。
また、動物保護機関や地域により、里親を見つけられる成功率にも違いはあります。
これらの諸問題は特にウェールズ地方、イギリス北部(スコットランドでしょうか)
および北アイルランドにおいてひどいようです。里親探しの成功率はロンドン周辺が
もっとも高いようです。また、不要となった犬、特にグレイハウンド種や「Galgos」
種(?)はスペインや北部アイルランドからイギリスに持ち込まれるケースが多いよう
です。

私自身の考えでは、実際に殺傷処分されている犬の数は調査結果よりも多いものと
思っています。グレイハウンド種のうち、多くはアイルランドにて繁殖され、ドッグ
レース産業用にイギリス国内に輸入されています。アイルランドとの交流はそれほど
支障がないため、どれだけのグレイハウンドがイギリス国内に持ち込まれているのか
正確な数字はわかりません。また、調査結果よりも遥かに多くのグレイハウンドが飼
い主によって殺傷されているのではないか、との疑いもあります。

以前はフォックスハウンド(狐狩り用のハウンド種でしょうか)による狐狩りが問題
となっていましたが、現在ではあまり行われていないようです。フォックスハウンド
は8歳前後になると、もう狩猟用としては歳を取りすぎているとみなされ殺傷される
ようですが、これらの殺傷処分数は調査結果には載っていません。現在イギリス政府
は犬を使った狩猟活動を違法とする旨表明しております。

まだまだ我々の活動も及び至らない部分もありますが、いずれはこういった問題を全
て解決できればと思い、活動を続けています。児玉様にも宜しく。

以上が本日の返信内容です。アイルランドについては両国の歴史上の因縁があるた
め、私自身は事情がわかりませんが、少なくともイギリス政府や裁判所は日本政府よ
り遥かに国民に近い存在のように思われました。私の知識不足もあり、また英和辞書
はイリノイの友人宅に預けているため、一部正確な犬の種類等わかりませんでした、
お詫び申し上げます。また、「Dog Page」では猫や他のペットについては対象外のよ
うです。

また、BBCおよびTIMEにも為念メールを送信済みですが、あまり規模が大きい
機関になると個人のメールには構っていられないかもしれません。あとはアメリカの
動物雑誌にもコンタクトしようと思ったのですが、グーグルで検索した結果、約
400万件出てきてしまったため、こちらはしばらくお待ちください。

                      (横浜市 K.Kさん)


230)にゃん太がくれたメッセージ…(2004.7.29.)

初めまして。
私は栃木県に家族と住む27歳です。
先週末、1年程前に河原で保護した子猫が(にゃん太)が突然死んでしまいました。
(うちでは祖母が猫が苦手なので引き取ってあげることが出来ず、一時預かり、後に妹の彼氏の家に引き取られました。
保護した時はあまりに小さく、痩せていて一人でトイレもミルクも飲めない状態。でもとても人懐っこい子でした。)
ショックと悲しみとにゃん太との元気だった頃の思い出に浸りながら、発作のような、呼吸困難のような症状を出して虹の橋に旅立っていってしまったにゃん太に私は何をしてやればよかったんだろう、どうしたら助けてあげることが出来たのだろうと、(もう、手遅れなのですが・・・・)ペット関連のHPをサーフィンしていてこちらの児玉さんのHPにたどり着きました。

そしてこちらで見た2枚の写真。
家族に看取られながら穏やかな表情でこれから死を迎えようとしている子。
ガス室の前で悲しい目で訴えかけている数分先の死を迎えようとしている子。
非常にショックでした。保健所=不用犬不用猫と言われてしまったペットを殺すところ。漠然と判っていましたが、現状がこんな酷いとは・・・・。「不用」ってどういう事?そう思いながら、悲しくて涙が止まりませんでした。
そして2匹とも同じ犬、どうしてこんな境遇が違うのだろう。後者の子は何の罪があって
こんな最期を迎えなければならないんだろう。何度も思います。
罪なのは人間ですね。事情で飼えなくなった、飽きた、懐かない、病気だ、怪我をしてもう治らない、
繁殖に適さない、子供が生まれたけどいっぱいで子供まで飼えないetc・・・。
全部人間の勝手な都合ですよね。彼らはそれでも飼い主さんを家族だと思っているのに!!

ここ数日、本当に悲しみ、悩み、考えました。眠れないくらい・・・・・。
そして同時に27にもなりますが多少勉強もしました。ペットブームのとても悲惨な裏側を。
私も泣いてばかりじゃダメですね。この悲しい現実を何とかしなくては!
ちょっとずつですが何かできることから始めていこうと思っています。
本当にささやかですが、今は寄付や支援物資、署名など少しでも力になれれば・・・・。
出来たらいつか、不幸な子たちの里親に名乗り出たいですね。今まで不幸な暮らしをしていた分、彼らには
天寿を全うするまで出来る限りの幸せを与えてあげたい・・・・・・・・心からそう思います。

いつか全ての子が幸せに生きられますように・・・・・・。

PS・天国のにゃん太へ(私の独り言だと思ってくださいね)

突然旅立ってしまって本当にびっくりしたよ。苦しんでいたのに何もしてあげられなくて本当にごめんね。産まれてすぐ捨てられて辛い思いしたのに、私の後ろをちょこちょことついて来たにゃん太。人間を嫌いにならないでくれてありがとう。
素直ないい子だったね。1年という短い間だったけど、にゃん太は楽しかったかな? 幸せだったかな?今はそれだけが気がかりだよ。いつも妹の彼氏が弾くアコースティックギターの音色でうとうとしていたにゃん太。飼い主君は、聞いてくれるにゃん太が居なくなっちゃってすごく寂しいって。妹もいつも遊んでいた弟分が居なくなっちゃって辛いって。私もすごく寂しいよ。
私がそっちにいくまで、当分月日がかかるけど、そのあいだにゃん太の仲間が幸せに暮らせるように少しずつがんばってみるよ。
にゃん太がくれたメッセージ、ちゃんと伝わったよ。私たち、何かしなくちゃいけないね。悲しんでいる2人にも伝えとくから。
だから、そのときまで待っててね。また会えたら、にゃん太を抱っこしてみんなでお散歩でもしようよ。

<2通目>
あれから色々HPを検索しまして・・・お腹空かせた子たちのに餌の1袋分にでもなればと
地元のボランティアの方にささやかですが寄付をしてみたり。。本当は里親や一時預かり役など
かって出てあげたいけれど、恐らく変化するであろう自分の生活を考えると今はその時ではないのかなと
(近いうち転職して新しい仕事に就くし・・・一人暮らしの予定もあるし・・・あとはいつかは結婚??)
今は影ながらの応援になります。。いつか生活が落ち着いたらぜひそういう子たちの里親になってあげたいなぁ・・・。

実は昨日ネットで注文していた「明るい老犬介護」が届いたばかりなんです。(笑
(残念ながらやはり「どうぶつたちへのレクイエム」は入手不可・・・・・非常に残念・・・・・)
わんちゃんも飼い主さんも苦労はあるんだけど、なんだか笑顔が素敵で幸せそう。
心の温まる1冊ありがとうございました。いつか私も所帯をもったら家族やペットたちとあんな家庭を築きたいものですね。

あとちょっと変わったことといえば、動物実験をしているメーカーの化粧品からしていないメーカーのものに変えてみたり。。
あとは署名。探せばペットを飼えない私にもできること結構ありますね。にゃん太が死んでしまって落ち込んでいたけれど、
ちょっとだけでも力になれる事ができてすこしずつ元気が戻ってきました。これからもできること、続けていこうと思います。

PS>やっぱりまだ激しく落ち込んでいた妹と彼氏君。死んでいく姿をみたくないと、もう動物は飼いたくないんだと言っていたけれど、
「でもまた目の前に困っている子がいたら?」と聞いたら「それでも、また引き取っちゃうかも(笑 駄目なら意地でも里親探しちゃうかも!」と答えてくれました。
・・・・よかった。私と一緒だ。


229)保健所にはたくさんの犬猫がいるはずなのに…(2004.7.29.)

今現在私は犬を飼っています。この犬は動物病院で貰い手を募集しているポスターを見てその家に行って貰いに行きました。私と弟は大の犬好きです。だから本当に飼いたくて仕方がぁりませんでした…けど両親が飼えない、世話を出来ないと怒られましたが本当に飼いたいのですごく説得し飼える事になりました。母が保健所の方に譲ってもらえる犬がいないか連絡をしたら『いない』と言われたらしく…とても残念になりましたが…動物病院に募集してぁると言う事を知れて飼えました。本を読んで保健所に沢山の犬・猫が居るのに、何で「いない」って言われたんだろぅ…ってとても驚きました。


228)シロに車椅子をプレゼントしたい(2004.7.14.)

はじめまして
わたしは長野県で主人と2匹の猫とくらしています。
2匹の猫のほかに実家に1匹預かっていますが、この子は歩けない寝たっきりの猫です。
この子の名前はジロウです。ジロウと出会ったのは去年の11月の寒い日でした。私の家の近くに捨てられていたのです。近くにはもう一回り大きい子が事故でしんでいました。この子たちを最初に見つけたのは私の母でした。(このことは後に重要な意味のあることとなりました。)いったんはそのまま帰ったのですが、夕方雨が降り出したので、気になって見に行くとまだ3匹でふるえていたので、家につれて帰ったのです。でも、うちには2匹もいたし、家庭の事情でこれ以上は飼えません。そこで里親さがしをはじめました。知り合いに片っ端から連絡したり、タウン誌に掲載したりしました。知り合いからはよい返事はもらえなかったのですが、タウン誌に掲載したら、幸いにも里親さんがみつかりました。ところがです。里親が決まると前後して、3匹のうち2匹が元気がなくなり、歩けなくなったのです
あわてて獣医さんに連れて行くと、回虫の毒が脳を侵しているとのこと、体温も下がっているとのことでした。懸命の看病の甲斐もなく1匹(女の子でハナコちゃんというなまえでした。)亡くなりました。
いま、ハナコは我が家の庭で眠っています。のこったもう1匹がジロウです。ジロウはこの病気で歩けなくなり、獣医さんから安楽死をすすめられました。しかもこの獣医さんジロウがあまりに小さい(当時
体重は375g)ので、自分ではむごくてできない、保健所につれていってくれというのです。私は「どうしても安楽死させなくちゃならないですか。ジロウはどこか痛くて苦しいのですか。」とたずねました。
すると「そういうことはない。飼いたければ飼ってもいいよ。でも、もう歩けないよ」という返事でした。わたしは暗澹とした気持ちで、病院を後にして、母に電話しました。仕事をしている私は、具合が悪くなったジロウを母に2日ほど預けていたのです。事情を説明したわたしは母から「そんな子は仕事を続けながら育てるのは大変だから、獣医さんの指示にしたがうべきだ」と言われるだろうと思っていました。そうでも言ってもらわないと、とても保健所に連れて行けなかったからです。・・・・・しばらくの沈黙のあと母はこういったのです。「つれていらっしゃい。母さんが面倒見てあげるから」私は涙か止まりませんでした。小さくて危篤状態だったジロウは母の懸命の看病の結果、元気になりました。ただ体重が増えたせてか自分の体を支えきれずお座りもできない状態です。食事・排泄と母に大変な負担をかけています。(私の実家は専業農家で農繁期には目の回るような忙しさです)そんな状態で母に申し訳なく、又、寝たっきりのジロウが幸せなのかわからなくなった私は一度だけ母にジロウの処分を母に申し出たことがありました。母はとても悲しそうな顔をして「どうしてまた突然、そんなことをいうの?」と私に尋ねました。わたしは母に負担をかけて申し訳なく思っていること、そしてこの状態がジロウにとって幸せなのかわからなくなってしまったと話しました。もちろん私だって、ジロウを生かしてあげたい、でもそれは私のわがままで周りに迷惑をあまりにもかけているのではないかと・・・・・。
私のはなしを聞いた母はこういいました。ちっとも迷惑ではないよ。いまやジロウは母さんの生きがいだし、かわいくてしょうがない。それにジロウだって実家にいる猫ともなかよしだし、第一、ジロウが幸せか不幸かなんてだれもわからない、ジロウの命ある限り、みんなで面倒みてあげようよ、と・・・・母には頭があがりません。
今日、児玉さんのサイトで保健所でなにが行われているかを知り、ジロウをあんなところに連れて行かなくてよかったと思いました。私も休日にはジロウの面倒を見に行っています。あと、ジロウに車椅子をプレゼントしようと計画しています。これがあれば食事の世話が少し楽になるかもしれませんね。
長々メールをしてしまってすみません。またジロウのことをメールしてもいいですか。いつかこの子のことでHP作りたい。それが私の夢です。
ありがとうございました。

<2通目>実は先日のメール送信前インターネットで調べたとこ仙台市
の方で猫用の車椅子を作ってくださる方がいて、注文したところ、昨日届きました。早速今日、実家で試したところ、最初は怖がっていたのですが、乗ってエサを目の前に置いたら、一人
(というか一匹)で前足でふんばって食事をするようになりました。母と二人大喜びしました。まだまだ食べ方もへたですが、
様子をみながら、車椅子を改良していきたいとおもいます。
当分ジロウには車椅子に乗るとゴハンを食べられるということを覚えさせて、車椅子に慣れさせるつもりです。最終的には車椅子でおさんぽができるようになればと思います。
目下のジロウの楽しみは夜、涼しい時間に母に抱っこされながら、星空の下、さんぽをすることだそうです。こうするとごきげんよくねむるそうです。母がつかれてサボろうとするとベットのなかで足をバタつかせてさんぽをねだるそうです。(ジロウは病気の
後遺症か鳴かないのです)「ヘンなくせをつけちゃった」と母は
笑っていましたが、このさんぽが車椅子の散歩になる日が来るかも知れませんね。
では又、メールします。


227)胸が痛くなるのはわかっているけど…(2004.7.7.)

こんばんわ。私はちぃと言います。
このホームページに来たきっかけはyoshiさんが書いている
「Deep Love」を読んだからです。
1部、2部、3部全部読み終わった後に、パオの物語を
読みました。
その物語には私の知らなかったことがたくさん有りすぎました。
かなり衝撃的でした。収容施設のこと。動物の殺しかた。
ホントに涙が止まりませんでした。
物語に載っていた犬たちの写真を見て、言葉に表せない
ぐらい、すごくすごく胸が痛くなりました。
これ以上収容施設の事や里親を待っている動物たちの事を
知るのはとても怖かったけど、でも、自分も猫を飼っている以上
知っておくべきだと思い、児玉さんのホームページに来ました。
失礼なのですが、案の定、見るんじゃなかったと思いました。
写真展を開いたりなど凄いなって思うページもたくさん
ありました。でも、里親を捜してる方々もたくさんいることに
また、涙が出てきました。年老いたら捨てる、飼えないから捨てる、
人によって理由はさまざまで、捨てる人も悩んだ結果なのかもしれないけど、
命を捨てる理由に悩んだ悩まないなんてまったく関係ない。
動物たちにとっては全て同じ事。結局は処分される。
このメールを打っている時も私の隣には大好きな猫がいてくれてます。
膝の上に乗ってきたり、私の顔を見て「にゃぁ」ってないたり、
何も分からないこの子を見てると、余計に辛くなります。
児玉さんが出版された、どうぶつたちへのレクイエム
見るのがとても怖いけど、見てみようと思います。
凄く胸が痛くなるのはわかっているけど、今の動物たちの状況を知っておかなければ
いけないと思いました。


226)2匹の犬と息子と、一生一緒に…(2004.7.7.)

はじめまして。HN星です。

リンクさせて頂いてもよろしいですか??

私は4年前から7歳の息子と2人暮らしをしているシングルママ(32歳)です。
私は物心ついたときから、家に当たり前のように犬がいる生活を
送っていました。
結婚生活中は借家暮らしということもあり、犬との生活は出来ず・・・
1年半くらいまえに、ネットサーフィンをしていたときに、
何気に東京の保健所のサイトへ。
そこには、保護されたり、飼い主に捨てられた犬がたくさんいました。
そして、どの犬たちの写真も目がすごく悲しそうで・・・
色々見ていると、数日たつと処分されてしまうということ。
希望者には犬を譲っていることを知りました。
私は田舎育ちのせいか、保健所のこういうシステムのようなものを
30歳を過ぎるまで詳しくは知りませんでした。
ネットを使って、私なりにたくさん調べまくりました。
(そのときに児玉さんのサイトを知りました)
そのときに、私でも救える命があるのなら・・・と強く思いました。
そこで、我が家の経済状態や、犬を迎えられるかを息子と何度も
話して、今の我が家の状況からだと、小型〜中型犬なら一緒に
生活していけると思い、東京の保健所へ電話をしました。
ダックス系MIXとテリア系MIXの犬がいたので、どちらかを
我が家へ迎えたいと思ったのですが、私の知識不足のため、
東京の保健所の犬は都内もしくは、近郊でないと駄目との返事。
当時、私は東京以外の地に住んでいました。
担当の職員さんに、東京に住所を移すことも可能です。
(従姉妹の家に住民票を移そうと考えていたのですが・・・)
と話したのですが、考える様子もなく「無理ですね」の一言。
私が「あさってまでに、飼い主が見つからなければ処分されてしまうんですよね?」
と聞くと、「そうですね」との返事。
処分されてしまうなら、住んでる場所なんて関係なく、
我が家へ・・・と何度もお願いしたのですが、結局「規則なので」と
取り合ってもらえなかったんです。
当時6歳だった息子に話すと、大泣きでした。
規則は大事だと思いますが、人間の勝手で、処分されてしまうのに
どうして人間の手で救ってあげることが出来ないんだろうって
ものすごく腹がたちました。
そして自分の力のなさを痛感しました。

それから数ヵ月後、とある動物病院のサイトで里親募集をしていまして
そこへ応募したところ、我が家に新しい家族が増えました。
ミニチュアダックスとコーギーのMIX の ラッキー(♂)です。
昨年7月20日に我が家へ来ました。

今年4月に私の地元である長野へ戻ってきました。
犬が飼える一軒家を探し、入居して1ヶ月がたった頃、
買い物を終えて、ラッキーが待ってる車に戻ったときに
見知らぬ女性から声をかけられました。
「子犬の貰い手がなく困っているから、良ければ見に来てほしい」と。
突然の事で状況が把握できなかったんですが、色々と話を聞くと
子犬が産まれたんだけど、どうしても1匹だけもらい手がなく
2〜3日中に飼い主さんが見つからなければ保健所へ・・・と
言い出したので、息子が学校から帰ってくるのを待って、その女性の家へ。
立派な犬小屋があって、中にはラブラドールの成犬2匹と、まだ生まれて
2ヶ月くらいの子犬がいました。
正直、こんな立派な犬小屋があるなら、なんで自分で育てていかないの??と
思ったのも事実です。
そこで、また色々話を聞くと、ブリーダーではないけれど、
東京まで高いお金を払って繁殖に行っているとの事。
他の子犬は15万くらいで売れたとの事。
犬は女性の趣味で、犬に狂っているから旦那さんはあきれているとの事。
それをとても自慢気に話していました。
そして、子犬は東京のペットショップに売るか、保健所か・・・と。
自分の趣味で繁殖させておいて、それはないんじゃない?と
思いましたが・・・
色々と話をしているうちに、最後はお金はいらないから、
なんとか引き取ってもらえないだろうか・・・と言い出して。
もともと大型犬は好きだったけれど、引っ越したばかりで
経済的に余裕があるわけでもなく、ラブラドール=盲導犬くらいの
知識しかない私はものすごく悩みました。
子犬は鼻の頭と、口の下にピンクのぶちのようなものがあって、
それがあるせいで引き取り手がいないのかもしれないといわれ、
このままだと保健所??と思った私は、引き取ります!と、
子犬を連れて帰ってきました。
家に帰ってきてから、ネットでラブラドールについて調べました。
股関節が弱いとか、アレルギー体質だとか・・・
これから先の不安もかなりあったのですが、家族となったら
大丈夫!!みたいな自信があったのかもしれないですね。
翌日、病院へつれていき、検診をしてもらい、ラブラドールに
関する色々なことを指導して頂き、現在に至っています。
名前もハッピーときめ、先住犬のラッキーとも、仲良くしています。
ようやく、ハッピーを交えた生活に慣れてきた頃、女性から電話があり
お金を払ってくれとの事。
私に渡した後に、2人ほど、ハッピーを売ってほしいと電話があったそうで
そちらに渡せば15万円もらえたとか・・・
さすがに私も頭にきて、思わず怒鳴ってしまいました。
でも、女性もひきません。「じゃぁ返してくれ」と。
「MIXと一緒じゃ、ラブラドールが可哀想だしね」とも。
愛情が入ってしまってる上に、ようやく我が家にも慣れてきた
ハッピーを私が手放せなくなってしまっていたので、お返しはできませんと
言うと、じゃぁ、5万でいいから払ってほしいと。
「5万じゃ繁殖代にもならないけど、我慢するよ。血統書もあるしさ。」と。
確かに、血統書がついていて、ラブラドールともなれば、
無料でというのは、女性には納得できないのかもしれませんが
私はあれだけ困っていたようだったのに・・・と思いましたが
ハッピーの事でもめたくもなかったし、無理やり連れていかれても・・・と
思ったので、5万円支払いました。
血統書は私には必要のないものなので、断りました。
このことは大事にしたくなかったので、誰にも話していません。
でも、私には納得できない話だったので、悩んだ末、児玉さんに
メールしてしまいました。
どうして、犬でお金を稼ごうとかするんでしょうか・・・
「おばちゃんはお金なんてどうでもいいんだよ。
 犬が幸せなら・・・」って言っていた女性は、何を考えているんでしょう?
結局、お金じゃんと思ってしまいます。
貰い手がなかったら、自分で育てようって思ってないのに
どうして繁殖させるんでしょう?
私には疑問と怒りだけが残っています。
お金を支払って以来、女性から何度か電話がありましたが、
電話には出ていません。
まだ私にはその女性と冷静に話が出来るほど、気持ちが落ち着いてないんです。
私はいいように、女性に騙されたのかしら?と思ったりもします。
でも、ハッピーには罪はないですし、ハッピーもラッキーも私のかわいい息子です。

私は、血統書がついてる犬だからとか、血筋がいいからとそれだけで
犬を選んだり、MIXだからと馬鹿にしたりする人間に息子には
なってほしくないと強く願っています。
同じ命ですからね。
私はこれからも、2匹の犬と息子と一緒に色んな事を教えて教わりながら
一生一緒に生活していくつもりです。

長々と支離滅裂なメールを最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました。
今回のハッピーの裏事情は誰にも話してなかったので、
メールで聞いていただけて少し、スッキリしました。
本当にありがとうございました。

          (管理人注:ワンちゃんの名前は仮名です)


225)どんな子でも無条件の愛で幸せを与えたい(2004.7.7.)

はじめまして、こんにちは。
私は、現在高校生の美穂と申します。
私は、昔から動物が大好きで見てるだけで沢山の幸せを与えら
れた気がします。
小さい時からの願いがかない、引越しを機会に我家にも子犬が
来る事が決まりました。
新しく来る家族の事を少しでも多く知っておきたい!!と思う気
持ちから、私は犬の事を調べはじめました。
はじめは、病気の事やしつけの仕方などのサイトを見てまわっ
ていましたが何かの縁でこのような人間の無責任な考えによっ
て多くの命が失われている事を深く知りました。
そして、児玉さんの話しを読ませていただいて多くの事を考え
さえられました。
私は、多くの犬や猫が殺されている事を知らなかった訳ではあ
りません。むしろ、先輩の論文発表会に出席した時に先輩が論
文のテーマにしていた事がまさにこの事で、テレビでも何度か
見ていました。そして、私は今でもテレビで見た殺される直前
の犬の顔を忘れられません。
なのに、私は今考えると犬を飼いたいと親に言った時、携帯を
ねだった時の様に「みんなも飼ってるんだよ!!」と言ったのを
はっきり覚えています。
それに、私達が求める種類を無理矢理生まされている犬が多く
居ると聞いた時も悲しく思ったにも関わらず、私は「ウェステ
ィの女の子がいい!!」と言って現在ペットショップが探しまわ
っている最中です。
そして、極めつけは犬だって生き物なのだから糞の始末もしな
いといけないし、噛んだり吠えたりするかもしれません。なの
に考える事は良い事ばかりで「子供を生ませたいな!!」とか「
名前を呼んだら来てくれるんだろうな!!」など考えて、きっと
理想と少し違うと「あんまり可愛くないなぁ」「あの犬にしと
けばよかったー」と思ってたかもしれないと思うと自分の愛の
無さには動揺を隠せません。
今回、このような時期にこのような犬達、動物の苦しみや悲し
みを知れて良かったと思っています。
今年の夏頃に来るかもしれない我家の新しい家族を一生心から
可愛がって、いくら小さくても私と同じ命の重みがある事を忘
れないでいくら頑固な子でも元気な子でもどんな子でも無条件
の愛で幸せを今度は私が与えたいと思います。
そして、子供を生ませる事も考えていましたが、それもまだま
だ生めるようになるまでは1年ほどあるので考え直したいと思
います。
とりあえず、今はもう時期来る新しい家族を心から愛す事が私
の責任で義務です。そこからまた、少しでも多くの事を学び共
に成長していけたらいいな…と思います。
そしていつの日か無責任な人間が居なくなり、動物が幸せに何
の苦もなく生きれる世界ができれば…と思います。
大変、長い文になってしまいましたがこれからもこのような現
状を多くの人に知ってもらいたいです。
失礼な言葉だったとは思いますが、わざわざ読んでいただいて
本当にありがとうございました。


224)皆にこの事実を知ってもらうこと…(2004.6.26.)

はじめまして。憂菜と申します。
たまたま他のサイトからこのHPを見つけ、やって来ました。
保健所の話に驚き、話を読み、写真を見ては、
複雑な気持ちになり、涙が溢れ出してくる。
私が知らないことばかりで、
あんな動物たちの目を見るのがはじめてで、
他にもこんな方はたくさんおられるのではないかと思い、
リンクを貼らしていただきたいな、と思いました。

私は猫を飼っています。その猫も実は、溝に捨てられているところを保護しました。
はじめ見たときはありえないと思いました。
なぜ、こんなところに猫がいるのだろう。
どうしてここまで痩せ細っているのだろう。
そして、今もそんな過去を背負いつつ暮らしていることを考えると、心が痛みます。
癒せない。一時なら癒せる事はできても
心の傷は癒せない。
そして、保護していなかったら・・・・・
私の猫もそんな目にあっていたのかと考えると。
そして、私がのうのうと過ごしている今でも、
恐怖に怯え、死が迫っている動物たちの事を考えると。

皆にこの事実を知ってもらうことがいいんですよね。
そして、少しでも動物達の痛みがわかってくれる方達が増えれば。。。

リンクの件。よろしくおねがいします。
http://www.geocities.jp/peach1016jp/


223)高校でパネル展を開いてみたい!(2004.6.4.)

こんにちは♪けっこう前の話になりますが、
テレビのニュースで児玉さんを見ました!!
たしか、「ニュース ゆう」だったような。。。??
チャンネル回していたら、ワンコのことをしていて、
しばらく見ていると、見たことのある写真が。。。!?
すると、児玉さんがぁぁぁ〜〜〜!!!
ビックリでした!!

私のように、チャンネルを回していて、
偶然見た方もいることでしょう。
その中から、このままではダメだ!!
何かをしよう、今を変えよう!
って意識を持つ人が現れてくると思います。
児玉さんがおっしゃった言葉は、
私の気持ちそのものでした。
私はうまく言葉にできなくて、伝えるのが下手ですが、
児玉さんを通して、テレビを見ている人に伝わったような気がします。

話が変わってしまいますが、
以前、写真のパネルをお借しできると
おっしゃってくださいましたが、
それを学校の生徒会顧問に言って見たところ、
この先、文化祭や体育祭を控えているので
すぐにはできないが、お借りできるのであれば、
開いてみたい。と言ってくれました。
私の学校(私立高校)の中なのですが、
生徒も600人くらいで、教師も結構います。
(ちなみに私、生徒会副会長をしています。
 この先、生徒会会議でこのことを出すときは、はりきりますよ〜!)


それで、顧問によると、料金や期間等、その他詳しく把握した上で、
生徒会会議、続いて職員会議にだしたいとのことだそうです。
開けるのであれば、数ヶ月先になってしまいますが、
よれしければ、またお返事いただけるとうれしいです。



222)何とかしなければ!と強く思い…(2004.5.31.)

初めまして。
Hem Hem Homeという、弱小個人サイトを運営している
ハンドルネームをあこちと言います。

「どうぶつたちへのレクイエム」は
2年前に知り、本も購入しました。
当時は動物愛護センターからワンコを引取ろうと思って
色々と調べていた所でした。
とても衝撃を受け、何とかしなければ!
と強く思い、その気持ちは今でも変わっていません。
住環境の問題から小型犬でないと飼えないため、
結局、家族に迎えたワンコは里親募集の貼り紙を見て
出会ったシーズー犬のヘムでした。

そして、死を待つ動物達が多いこと、
人間の勝手に振り回されている動物達の多い事を
もっと知ってもらいたい!と思いHPをオープンしましたが
内容は本当にお恥ずかしい中途半端なHPのまま
1年が経ってしまいました…。
以前から「どうぶつたちへのレクイエム」を
リンクさせて頂きたいと思っていたのですが
自分のHPが恥ずかしくてお願いする事ができませんでした。
でも、また別のHPで動物実験の残虐性を読み
あまりの酷い状況に、初心に返らなければ!と
思い切って児玉様にメールをさせて頂く事にしました。

残虐な写真を載せなくても伝える方法ってないんだろうか。
そんなにも私達は心も想像力も腐ってしまったんだろうか。
そう思っていた所、児玉さんの写真は残虐性よりも
何か救いを求めている印象を受けました。
これなら、私の思う残虐な写真を載せなくても
十分に伝わると考えました。
そして、写真も文章もとても温かい優しい目線を感じます。

私ではとても表現できない内容が詰め込まれている
「どうぶつたちのレクイエム」をぜひ、リンクさせて下さい。
よろしくお願いいたします。

**************************************
  あこち (Hem Hem Home)
  http://www11.ocn.ne.jp/~hemhem/
**************************************


221)動物も人間と同じ心を持っているから(2004.5.25.)

私の名前は真帆です。今年で高校生になります。二日前に私の犬のパピヨン(めいちゃ
ん)が3才になりました。無理な事だと思いますが・・・ずっと一緒にいたいと思い
ます。少し話が変わりますが、私はドラマや映画などを見て感動し、泣いた事があり
ませんでした。でもたまたま見たニュースで犬の話をやっていて、児玉さんが撮った
写真に感動し初めて泣きました・・・。そしてもっと動物達のことが気になりこのHP
に来てみました。児玉さんが撮った写真の犬たちの目が忘れられません・・・。
人間を恨むのではなく・・・助けを求めるような目・・・。どうして?というあの目。
私はその時「人間がこんなことして・・・ごめんな。苦しいやろ?」と心のどこかで
思っていました。「人間は勝手すぎる!!」と・・・。
なぜ一部の人間は動物を捨てたり、虐待したりするのだろうか・・・。
動物も人間と同じ心を持っているのだから・・・その心が傷ついてしまう・・・。


220)子どもたちや若者に、この現実を知ってほしい(2004.5.18.)

現在私は一時帰国して横浜の実家に8月中旬までおります。3日ほど前、近くのデ
パートにペットショップができた、と親から聞いたので行ってみました。嫌な予感の
通り、例のサラ金の人や犬を馬鹿にしたCMの影響で不幸にも人気が出てしまったチ
ワワが半分近くを占めていました。値段は一匹あたり大体30〜40万円くらいで
しょうか。果たしてあのチワワのうち何匹が最後まで面倒を見てもらえるのだろう、
と思っていました。

また、売り場には一匹のメスの柴犬もいました。ミッキーマウスのぬいぐるみにアゴ
を乗せて安らかに眠るその子犬を見ながら、その一方で保健所にて惨殺され(悪いの
は惨殺処理をしている人ではなくて、捨てた人間ですが)、煙突から煙となって散っ
てゆく犬や猫もいるのか、と思いました。

以前児玉さんのHPを見つけた頃思い出したことなのですが、私が高校生の頃、所十
三さんという方の描かれた「名門!多古西応援団」という漫画がありました。題名通
り、応援団の硬派な漫画なのですが、その中で保健所の人が街で犬を捕獲する場面が
あり、応援団の高校生が止めに入ります。「人のやることじゃないだろう」と応援団
のお兄さんが言うと、保健所の人ははじめは悪態をつくのですが、次に涙を流しなが
ら「俺達に犬や猫の悲しそうな鳴き声が聞こえないとでも思っているのかよ!」と言
います。漫画だったとはいえ、これがほぼ現実だったのでしょう。

私は保健所にて実際の処理現場を見たいと思っています。興味本位からではなく、児
玉さんのHPに辿りついてから、犬の悲しみや絶望に満ちた表情を見ているうちに、
我々は無力な小動物に対して一体今まで何をしてきたのか、今何をしているのか、こ
れから何を続けていくのか、ということを考えるようになり、綺麗事や説教はどうで
もいいから現実を自分の目で見ておきたい、と思ったからです。社会のためなどとい
う立派な目標のためではありません。あくまで自分のためです。

また、児玉さんにちょっとしたご提案があります。児玉さんのHPを海外に向けても
う少し発信できないものかということです。日本という国は外圧、特にアメリカから
の圧力に大変弱いという現実があります。こんな現実を知ったら黙っていない人間が
アメリカのみならず海外には何十万人(もしくはそれ以上)いると思います。騒ぎが
大きくなり、海外のメディアにでも嗅ぎつけられようものなら日本政府も重い腰(鉛
でも入ってるかのような重さですね)を上げざるをえないでしょう。いわゆる先進国
といわれる国家の中でここまで異常なことをしているのは日本くらいのものでしょう
から。私自身ご協力できればいいのですが、残念ながら現在は学業で手一杯につき、
申し訳ありません。

あとは、子供達や若者にもっとこういう現実を知ってもらえるといいですね。大人は
生活や立場があるからアテになりません。余談ですが、今年放映された映画「ドラえ
もん」は児玉さんが発信なさっているような、動物が平気で捨てられている現実を描
いた内容だったということで、子供達から相当な反響があったようです。私自身もい
い歳をして見たいと思っていたのですが、帰国直前に放映が終了していました。

それでは、これからも児玉さんのHPを頻繁に訪れようと思います。

<以下、2通目>

ドラえもんは劇場での映画公開でした。毎年公開されているようですが、3月
より4月まで、たった一ヶ月間の公開だったため、先週の火曜日に帰国した私は残念
ながら見に行くことができませんでした。私もいずれレンタルで見ようと思います。
今年の映画のタイトルは「ドラえもん・のび太のワンニャン時空伝」というもので、
現在動物が捨てられている事実をベースに製作された映画だったようで、関連のHP
には子供達からの感想のメールが多数寄せられており、かなりの反響があったようで
す。為念関連のURLをこちらに記しておきます:

www.dora-movie.com/movie_25/index.html

上記のHPでは初めダウンロードに若干時間がかかりますが、表示されたトップペー
ジの右側のコラムに「IMPRESSION」というところがあり、そちらをクリックしていた
だくと次のページへ出て「みんなの感想を読む」というバーがありますので、そちら
をクリックしていただくと子供達や保護者の方々の感想を読むことができます(何故
か保護者の方々の意見よりも子供達の意見のほうがまっとうに思えてしまいます
が)。

くだんの所十三さんの漫画ですが、私が高校生の時でしたからもう14、5年ほど前
のものです。ただ、描写に迫るものがあり、今でも鮮明に覚えております。保健所の
人が捕まえようとしていた犬を応援団のお兄さんが止め、最後は保健所の人が折れ、
「そいつ(その犬)の飼い主、必ず見つけてくれよ」と言い、応援団のお兄さんは頭
を下げます。その次のページには悲しそうな表情をした動物たちの描写があるのです
が、その中の一匹の犬の表情が児玉さんのHPのトップページの柴犬(?)に酷似し
ており、それで思い出したというわけです。恐らく著者の方も現場を取材なさったの
でしょう。

海外へ向けて発信する点ですが、私の浅はかな頭ではあまり名案は浮かびませんが、
海外の動物愛護団体や動物関連の雑誌等のHPにリンクを貼る、などでしょうか。ア
メリカにはペット関連の雑誌が数冊ありますが、日本のこのような状況を知ったら向
こうからコンタクトしてくるのでは、と思います。私もアメリカに滞在している間は
なるべく我が国の恥部を伝えています(笑)。不本意は不本意ですが、そうして事実
を伝えていかなければ何も変わらないと思って敢えてそのようにしています。私は8
月中旬にまた大学に戻りますが、勉強の合間をぬって私自身でそういうところへメー
ルを書いてみようかとも思います。また、私の大学に獣医学部があるかは存じません
が(生物学部と農学部はあるようです)、アメリカの大学で獣医学部があるところに
もメールを送りつけてみようか(笑)とも思います。アメリカの動物愛好家は過激で
すから、こんな現実を知ったら黙っていないでしょう。その際に児玉さんのHPを紹
介して、画像を見てもらえれば何らかの反応はあると思います。

                        (横浜市 K・Kさん)


219)読んでて罪悪感や悲しみが溢れますが…(2004.5.18.)

初めまして、こんにちはo(^−^)o
HN『こばち』という者です。

「どうぶつたちへのレクイエム」を数年前に児玉さんのHPで知って購入しました。
動物たちが保健所でどの様な最期を遂げるのか、
話では知っていましたが実際に保健所にいる動物を見るのは
この本でが初めてでした・・・
ただ生まれてきただけで何の罪もないどうぶつたち、
何故殺されなくてはいけないのか・・・
写真を見てると涙があふれてきます。
読んでて罪悪感や悲しみばかりおぼえますが
この本を買って本当によかったと思ってます。

ここから本題ですヾ(´▽`;)ゝ
実は今日愛犬愛猫の写真を載せたHPを作りまして、
児玉さんのHPのリンクを勝手に張ってしまいました(><)
連絡が後になってしまって本当にすいません;
アドレスは→http://kobachi.edap.jp/
もし場違いでしたら外しますので遠慮なく言ってください!

ではでは(@^^)/~~~
                (こばちさん)


218)私が動くことで、変化が起こるでしょう(2004.5.14.)

こんにちは!!
「一人の意識が変われば、ひとつの命が救われることにつながります。」
という、児玉さんのお言葉。まさにその通りだと思います。
命の重さと尊さを唱えていくことで、
より内容の濃い思いが広がっていくと思います。

動物達は言葉を持たないが為に、
人間の勝手で命を奪われたり、酷い目にあったりしています。。。
それでも私達を見つめる瞳は、とても澄んでいて、
希望と、優しさにあふれているように私には見えます。

初めから私達を憎んでいる動物はいないと思います。
人間社会で生きていくうちに、人間の醜さや、
汚い部分が彼らを染めていっているのではないのでしょうか。
その結果、彼らは牙をむいたり、吠えたり。。。
言葉をもたない以上、私達は彼らの気持ちを察しなければならなでしょう。

話がとびますが、ワンコにしても、
擬人化して育ててしまってはワンコとしての生き方に反してしまいます。
ちゃんとしつけをし、人間との主従関係を明らかにすることで、
ワンコは安心して生きることができます。
ワンコの生態を理解することで、ワンコと人間、
お互いにとってこれほどないパートナーになれ、
尊重しあって生きていけるのではないでしょうか。

写真展、機会があれば、ぜひお願いしたいと思います。
私が動くことで、今まで何も知らなかった人や、
知ってはいたけど、何もすることができなかった。という人の心に、
変化が起こることでしょう。

それから、児玉さんのHPをリンクさせていただきました。
ひとりでも多くの方に、気持ちが届いて欲しいです!!

何やら、ものすごぉぉぉ〜〜く長くなってしまいました。Σ(゜□゜)
表現力と文章力がなくてすみません。(内容レベルが高校生丸出し。。。)

こちらこそ、今後とも末永く、お付き合いお願いします!!

<2通目>
こんにちは♪
ミニチュアダックスのクッキーは、12月で7歳になり、
豆柴のギンは7月で6歳になります★

しつけ、しています♪
ギンは、たまぁ〜〜に嫌な顔して、
わざと吠えていたりしますが。。。(オイオイ。)
ニャンコちゃん、お手の練習なさっているんですねっ!!
ニャンの肉球!あの手でお手されたら、もぅたまりません!!(笑)

話が飛びますが。。。クッキーは、以前の家で虐待をされて育ったワンコです。
昔は、ちやほやされていたみたいですが、その家でお子さんが生まれてからは、
雨が降ろうと、嵐が来ようとも、
外で繋ぎっぱなしにされていたらしいです。
必死に逃げ出そうとしたのか、それとも、
心配で、たまに様子を見に来てくれる親切な知り合いのところに
行こうとしているのかは分かりませんが、
鎖にからまったのでしょう。
背中には、今でもはっきりと、すさまじい傷跡があります。
皮膚の組織が壊れていて、毛が生えてきません。
親切な知り合いが見かねて、私の家に話をもちかけ、
私は、クッキーを引き取りました。
ほったらかしにされていたわけですから、
しつけは何もされてなかったみたいです。

ウチにきたとき年齢が3歳をすぎていたので、
今から教えるのは難しいだろうと思っていました。
ですが、何度か教えるだけですぐに
おすわり、待て、おいで、チュー、GO!などができました。
今では、牛乳、行こか?、ごろぉ〜ん、遊ぼ!ご飯、おやつ、散歩、
などの単語はすべて理解しているようです。
「後でご飯たべようか?」「オヤツと牛乳とどっちがいい?」「お父さん帰ってくるで!」「今忙しいから、そこで待ってて。後で遊ぼうな。」
なんて言葉も理解しているような顔をし、ちゃんと考えて行動しています。
よくここまで、育ってくれました。

我が家に来た当事は、
ガリガリに痩せ、肋骨や背骨が浮き出て、
毛ヅヤも悪く、目に輝きがなく、
最悪の状態でした。
今となっては、あの時ひどかったなぁ〜〜なんて普通に話せますが、
当事は、気が気でありませんでした。
私の持っている、すべての知識と愛情で、何とか生きてもらおうと、
必死でしたねぇ。。。

私はクッキーの以前の飼い主さんのことを何も知りません。
会ったことも、お話したこともないのです。
知っているのは、クッキーが外でほったらかしにされていたということと、
昔、死ぬほどの大きな病気になったらしいということだけです。
クッキーは左手が四六時中、寝ているときも
ピクピクとチックみたいな状態で動いています。
昔の大きな病気の後遺症(多分ジステンパー??)
のせいだろうと獣医さんが言っていました。
ですが、そのピクピクが最近、なくなってきたのです!!
獣医さんに手術しても一生治らない。無駄です。
と言われていたのに!
何故だか、医学的には分かりませんが、
もしかすると、愛情のおかげかもしれないねっ!て思っています。

クッキーが来て3年程ですが、
お互いにいなくてはならない存在になりました。
昔、命にかかわる病気になり、ほっておかれていたのにもかかわらず
生き抜いたのは、きっと私達に会うためなんだと思っています。
うぬぼれているのかもしれませんが、
見えない糸で結ばれ、出会うために
今という時代に、同じ時間に生きているのでは…と考えてしまいます。


217)次から次へと涙が出てきて…(2004.5.7.)

はじめまして、こんにちは!poohchanです★
数年前、どうぶつたちへのレクイエムを
読ませていただきました。
次から次へと涙が出てきて、私自身驚きました。
普段から、動物が大好きで、物心ついたときから、
そばにワンコがいました。
彼らの純粋無垢な瞳をみていると、
人間の汚い部分がより一層見えるような気がして、
なんとも表現しがたい気持ちになります。
今、ペットブームで、障害を持った子が生まれたり、
兄弟で繁殖させられる、など、
いろいろな問題がありますよね。   
私は将来、AHTになって、動物看護士の仕事をしつつ、
週に何回かは、動物のボランティアをする。
というようなことがしたいです。
虐待するのも人間。ですが、動物との絆を結び、
お互いによい伴侶になれるのも人間だと思います。
なにやら長くなってしまいました。(反省)
高校生なので、文章力がなくてすみません。。。
最後になりましたが、私のHPに
リンクをはらせていただいてもよろしいでしょうか??


216)保健所では安楽死だと思っていました(2004.4.29.)

はじめまして。にゃんこのワルツというH.N.でにゃんこサイトに遊びに行っています。
今まで知識不足で、保健所では安楽死だと思っていました。動物を捨てるのが犯罪だと知りませんでした。
我が家にも2にゃんいますので、自戒の意味も込めて「最後まで一緒に暮らそう」という意識を広めたいと思います。

私はわんこは苦手ですが、にゃんこが大好きです。「明るい老犬介護」のにゃんこバージョンのような写真を撮りたいです。足腰が弱くなっても、痴呆になっても、カリカリが食べられなくなっても、ずっといっしょに・・・。

              (にゃんこのワルツさん)


215)犬や猫を愛護する気持ちが大きくなりました(2004.4.29.)

あなた方のその行いにすごく感動いたしました。その反面、殺される犬や猫が大量にいるという現実・・・非常にショックでした・・・
僕にもできることがあれば是非とも参加したいです。が、今の僕には応援の声をかけることしかできません。
僕にも今、1匹の犬と猫を飼っています。猫の方は三代目で、初代は野良猫でした。
飼ったばかりでも、もうおじいちゃんで飼って半年で死んでしまいました。はたしてその猫自身は幸せであったかどうかはわかりませんが、
野良猫でも汚い猫であろうが、それはかわいいペットです。
犬や動物は僕ら人間よりも全然生きられない動物です。そんなか弱い生き物なのに。私情で殺してしまうのはあんまりです!
そういう大人は大嫌いですが、貴方がたのような人達には非常に敬服いたします。
これからもがんばってください。
僕は大人になってもおじいちゃんになっても犬や猫と生きていきます。
それになにより、愛犬や愛猫を愛護する気持ちがより大きくなりました。
                             (き〜ちゃんさん)

<2通目>

犬や猫が殺されている現実を知ってからあなた方にメールを送ったのち、
僕はさまざまな人にこの現実を伝えました。
返ってくる反応は「かわいそう」。
やはり、みんなは驚いていました。
対して、「私たちではどうすることもできないから」「どうでもいい」
と心ない言葉を聞き、軽く言葉を流したつもりでも心底怒りを覚えました。
なんだか僕だけが驚いて、現実を知った途端涙が止まらなかった自分がまるでバカだったかのように。
目の前が崩れ去るような感覚に陥りました。
人は犬や猫に限らず、いろんな動物や魚を殺して食料にし、邪魔な生き物は殺します。
そんな感覚なんでしょうか?
ただ、犬や猫はペットとして最も愛される動物だから、みんなその現実が悲観する。
そうなんでしょうか?
ただ、僕は全国の犬や猫に死んでほしくない。
理屈じゃないんです。
不公平ですか?こんな考えは。
でも、意味もなく生き物を殺しちゃいけないんだ。
犬や猫があんな無残に殺されて、黙ってられないからあなた方のような団体ができたのですよね?
だから、まちがっちゃいないと僕は思います。

                         (き〜ちゃんさん)


213)命のとうとさを知ってもらえたら…(2004.4.29.)

初めまして!こんにちは!
私は、11歳です。夢は動物保護団体に入って、動物を保護し、絶滅寸前の動物達を増やす事です!
やっぱり、保護するんだから、手術の仕方や手当の仕方など勉強しなきゃいけないんですよね?勉強が苦手なので、不安です。(笑)
ドラマで見たんですけど、動物、患者のために、1匹の動物が、死ぬということを・・・。
私はそのシーンを見て大泣きしてしまいました。たまに思うんです。「私がみんなと遊んでるこの時間に何匹動物が死んでるのだろう?私がこうして楽しい時間を過ごしているとき、何匹動物が悲しんでるのだろう?」と、思うんです。みなさんそう思った事1度でも思ったことありませんか?私がこうやってメールしている間に何匹動物が死んでいるのだろう?貴方が今私のメールを読んでくださってる間に、何匹動物が死んでいるのでしょう?と、思ってしまうのです。保健所に居る猫、犬はなんのために生まれてきたんだろう?とか・・・。
みなさんはそう思ったことありますか?1度動物と向き合ってみて下さい動物が何を言ってるか、貴方にもわかるはずです・・・。
このメールを見て命のとうとさを知ってもらえたら、すごく嬉しいです。
最後にこのメールを読んでくださってありがとうございました!


212)「しのぶ、天国で見守っていてね…」(2004.4.7.)

初めまして。こういうのに投稿するのって初めてなのでなんて書いていいのかわから
ないですけど…思ってること正直に言いたいと思います。私は21歳亜美といいま
す。今年22歳になります。…二年前に愛猫しのぶを亡くしてしまいました…私達家族
の…注意不足です…その時しのぶ(茶色キジ・メス)は盛りの時期だったんですけど…
夜中…きっと早朝だったと思います…居間にあるカーテンのフックに首輪をひっかけ
…首を吊った状態で朝…私の母に見つけられました…。首輪を今までつけていなかっ
たんですけど引っ越ししたばかりで前の家よりも広くなるということで鈴付きの真っ
赤な可愛い首輪をつけてあげていたんです…それがまさかこんなことになるなんて
…。私は今でもそのことを悔やんでなりません。自分をすごく責めました…最後に見
ていたのが飼い主の私なんです…いつものようにニャーといいドア開けての合図をし
たので…ドアをあけたんです…下の階で普通にいつも通りないているので…夜私は安
心して布団に入りました。朝になったらしのぶがいつものように…布団の中に入って
きて起こしてくれると…ですが…それを最後にしのぶの動く姿はもう見れなくなって
しまいました…朝待っていたのは…母の悲痛な叫び声と…腰を抜かし…私と妹の名前
を呼ぶ母の姿でした…苦しそうな顔をして冷たくなってるしのぶを見て私と妹は泣き
叫びました。何度も冷たくなったしのぶの頭をなで…ほおずりし…友達までもがかけ
つけてきてくれ…私たち家族はしのぶを庭にみんなで少しずつ…埋めました…死んで
からも私は自分を許すことができず…責めつづけ…しのぶに謝りつづけました…。泣
いて…仕事もその日だけは休みました…。しのぶを忘れることはできません。当たり
前のことです。家族なんですから…。できないししようとも思ってはいません。です
が…家族全員がしのぶの鈴の音が聞こえる…階段をのぼっていたら一緒に登って先に
ついて待っててくれるしのぶのことを思い出す…みんな…泣いて暮らしました…。こ
ういうと大げさだと思う人も中にはいるかもしれませんが…本当に毎日泣いて私達姉
妹は暮らしました…父親がそれを見て…もう一度猫を飼おうといいました。私はしの
ぶが死んだばかりだというのにと思いましたが…いつまでもこんなにメソメソして自
分ばかりを飼い主である私が責めていたらしのぶが気にして天国には進めないと思っ
たんです…だから私は言いました「しのぶ…お前の事は忘れないしずっとこれからも
一番愛してる子供だよ。これから妹ができるけど見守っててくれるかな?ママも頑
張って立ち直るから…お前が心配とかして天国にいけなかったら大変だからね。しの
ぶ…天国で見守っててね…ママとパパのこと…」そう言って手を合わせました。私達
家族に一人新しい子供が増えました…シリア…。私の名前亜美と妹の名前の最初の部
分である…り、と…しのぶの名前の最初の部分をとって…シリア…全体的にグレーで
体にはキジ猫模様の入った日本猫?雑種です。目がクリクリして本当に小さい頃のし
のぶにそっくりでした…。本当に妹のようでした。ですが…しのぶと違ってヤンチャ
でオテンバさんです…イタズラばかりででも甘えん坊でした…。よくしゃべる子で…
なんでも文句を言います。シリアを飼いだして少したって…一匹じゃ寂しいだろうか
ら…二匹飼おうということになり…探してる途中…スーパーで里親募集の紙を見まし
た…。すぐに連絡し…四匹の中で一匹だけ入れられてるオリの中から手を出してア
ピールする元気のいい白い靴下をはいた体が黒くあごの白いところに黒の大きいブチ
のある…シリアよりも一回り大きい子にすること決めました。目がまん丸で可愛い子
です。メスと聞いて決めたのもあるんですが…また家族が一人増えることになりまし
た…名前は飛鳥…。シリアよりもおっとりした心の優しい子です。のんびりやさんで
いつもシリアにいたずらされても我慢してシリアのことを舐めてあげる…そんな子で
す。しのぶにも見せに庭に行き…この子達が妹達だよと紹介しました…。しのぶはお
姉さんになったんだよって…。見守ってねといいました。あとあと大変な事が発覚し
たのですが…飛鳥がオスだったんです。ですがもうそれを聞いても私達家族は去勢は
しませんでした…しのぶが子供を産まずに死んでしまった…シリアは母親に一度はさ
せてあげたいし責任もって子供も飼うつもりでしたから。シリア飛鳥の二匹の血の繋
がった子がほしかったんです…それはもうシリアが妊娠した時には…家族総出で喜び
ました。出産を無事に済んだときだってうちの両親もひ孫ができたと本当に喜んでく
れました。名前は北斗。飛鳥そっくりの靴下はいた猫ちゃんです。ですが…可愛いこ
とに飛鳥のアゴのブチが鼻に…。チョビヒゲみたいになって産まれてきました。その
オスだと思ってた北斗が今度はメスで…。成長して今度はシリアと北斗が飛鳥の子を
身ごもってしまい…今回ばかりはさすがに最後にして飛鳥を去勢手術させねばと思っ
ているとこです。シリアと北斗の赤ちゃんが最近になって産まれて今二匹で子育て奮
闘中です。シリアが3匹…北斗が4匹と計7匹の10匹家族に今はなっていますが…
すでに一匹は里親が決まっています。大家族になってしまいましたけど今私はしのぶ
が死んでシリア飛鳥を飼いだしてもうすぐ二年になりますけど…しのぶにも見守られ
て…すごく幸せです。飛鳥はもう子供は作れない体にしてしまいますが…子猫の里親
が見つからない場合は責任もって育てていきます。だって家族ですから…私の孫でも
あります…家から一歩も出してないしこれからも出すつもりはないですし里親も信用
できる人にしか渡しません…。だって大事な命ですから。私はこの子たちのことを責
任もって…育てていきます。じゃないと天国にいるしのぶに顔向けできませんから。
それにしのぶが見守っててくれるから心強いです。しのぶ…これからも見守っていて
ね。しのぶの鈴のついた真っ赤な首輪…ベットのところにいつも見えるように写真と
一緒においています。みんな私の愛する子供と孫・ひ孫達です…。長くなりました…
申し訳ございません。一人・一匹でも多く…尊い命を当たり前のように大事にできる
社会に…。保健所につれていかれる猫・犬が一匹でもいい…少なくなるよう…祈りを
最後にして終わります。失礼しました。

<2通目>

今ではマジックテープの首輪も販売されてるみたいで…
それにしておけばよかったと悔やんで仕方ありませんが…でもきっと後悔だけしてい
てもしのぶは喜んではくれないでしょうから…今はしのぶと他の子供たちの為に死に
物狂いで働いている毎日です。もちろんシリア・北斗・飛鳥・その子供たちは室内で
飼っていますし外に出したことなどないです。安心してくださいね。今子猫の里親探
しをしている最中なのですけど…もし見つかったとしてもきちんと説明して伝えるつ
もりでいます。室内で飼うことは絶対ですし…手術だってしてもらうなり無理だとい
うのであれば…私達がしようと思っています。子供たちすごく可愛いんですよ(*^^)v
でも何か寂しい感じもしているので…見つかってくれたらいいかなくらいに私は思っ
ています。全員飼うことは並大抵のものではないことは承知していますが…私は全員
飼いたいと思っています。彼氏と私と妹と妹の彼氏と今四人で住んでるんですが…み
んなもちろん動物好きですし…世話もみんなでしています。シリアの子お方が一週間
早く生まれているのと生まれた時に大きかったのもあるんですけど…もう三匹で飛び
回って最近は大変です(笑)何か私にできることがあったらなんでも言ってください。
できることだったら力になりたいし…協力したいです。


211)私がもしミルクを助けなかったら…(2004.3.29)

初めまして☆パオの物語、そして、このホームページを読んで、投稿させていただいています。

私は、犬が大好きです。だから、一匹でも多くの犬を助けたいと、思っています。
私は、今飼っている犬がいます。その犬は私が助けたいと思って飼ってもらった犬でした。
親には、そんなこと言えませんでしたが、心の中では、そう思っていました。
私の愛犬ミルクは生まれたときに病気をもって生まれた犬でした。
なので、動物病院からもらった犬です。
どうやって、治療や手術をされたのかはわかりませんが、ミルクは今でも足や手を、さわられるのをいやがります。
私が思うに、ミルクの足や手にたくさんの点滴や注射をされて、今でも怖いのだと思いました。
お手やおかわりはできるのですが、やるのをとてもいやがります。
でも、愛情いっぱいに育てているせいか、最近はなれて、あまりいやがんなくなりました。
でも、今思うと、私がもしミルクを助けなかったら、けして楽ではない安楽死をしていたかもしれないのです。
そう思うと、ぞっとします・・・

今、この書き込みを読んでくださっているみなさん。一匹でも助けましょう・・・
大切な命を無駄にしないために。それが、今私の思うことです・・・


210)どうして命を無駄にできるの…?(2004.3.20)

初めまして。小学6年生の、粋と申します。
このサイトを見て、色々な事を考えました。
色々な人のメッセージを見ていたら、私の思う事もどんどん溢れ出してきて、メールさせて頂きました。

どうして、日本人はこんなにも冷たくなってしまったのでしょうか?
どうして、命をそんなに簡単に無駄に出来るのでしょうか?
どうして・・・。

犬や猫はしゃべらないから、口ごたえしないから。
人間の方が偉いから、力があるから。
だから、殴っても、蹴っても大丈夫。

こういう考えの人が、きっと何万人といるのでしょう。
本当に、私はその人達の心がとてもじゃないけど理解出来ないです。

【飽きたから】 【可愛くなくなったから】 【言う事をきかないから】
そういう理由で簡単に捨ててしまうなら、最初から飼わないでほしい。
もっと、責任感を持って、犬や猫を飼ってほしい。
全ての動物が、寿命をまっとうし、気持ち良く、安らかに逝ってほしい。

動物を【飼う】という事は、ありきたりな気持ちじゃいけない事だと思います。
本当に動物が大好きで、大切にしたい。そういう気持ちで、愛情をそそげる人。
心が綺麗で、あったかい人。
そういう人に大切に飼ってもらうのが、動物は1番幸せだと思います。

【なんとなく】 【今流行ってるから】
こういう気持ちで、動物を飼ってはいけないと思います。
捨てたりしていなくても、【動物が大好き。大切にしたい。】という人の方が、愛情をそそいでいると思います。

動物だって、遊んでくれなかったり、ほっぽられたりしたらさみしいはずです。

私は、猫を飼っています。
とても大事にしているし、愛情を持って育てている。と言い張れます。
本当に、大好きだからです。

もう一度、色んな人達に、色々な事を、動物の気持ちになって考えてほしいです。
動物達が、どんな思いをしているか、どんなに辛いか・・・。

ではでは、長々と失礼しました。



209)インドでも野犬狩りが始まりました(2004.3.17)

初めまして、インドのバンガロールに住んでいます、主人の仕事の関係でもうすぐ3年になります、気候もよく住みやすいところですが、何処にでも日中、野良犬が寝そべっているのとその多さに初めおどろきました、そのほとんどの野良犬達は人懐っこく、インドの人びとも寝ている犬を邪魔にすることなく、共存していることに対して不思議に思ったものです。
私も小犬を3匹一ヶ月餌を運んで育てたり、瀕死の小犬を拾って手当てしたり、拾った小犬を腕の中であの世に送ったりいろいろしました、動物愛護団体もあったりして犬の保護施設もありますが、英会話が得意ではないのと、日本に置いてきた愛犬のケアーもあって、インドの犬にたいして深入りしないよう気をつけています。
しかし、余りに多すぎるせいか、最近登録していない犬は処分する法律ができ、野良犬狩が始まっています。

野良犬が多いことで不快に思っている日本人も多く、野犬狩には賛成みたいですが、私は悲しい気持ちで一杯でした、そんな時この「動物たちへのレクイエム」を拝見しました。
日本にもまだ可愛そうな犬たちがたくさんいることに対して本当に悲しくなりました。

私ことですが、大事にしている8歳のシーズ−がいるのです、インドから戻るときの検疫が厳しくケージに入れたことがなく、尿路結石の手術をしたこともあって連れてきていません、いつもそばに愛犬がいたらと思うことがしばしばです、そのかわり主人に頼んで、二ヶ月に一度は日本に戻り愛犬のチェックをしています、三年の間に娘は就職で家を出て、今は息子が見ていますが、その息子も就職したら面倒みてくれる人がいなくなってしまうので、思案中です。
他所の人から見るとおかしいかもしれませんが、犬の寿命は短く、主人も飼う前は犬なんてと言っていましたが、今は家族の一員と認めています。

児玉さんの活動にたいして深く感銘しました、これからもお体に気をつけて頑張ってください、私もインドの犬たちが一度でもお腹一杯ご飯がたべれたら幸せだと勝手に思い、周りからおかしく見られても野良犬たちと付き合って行こうと思います。
勝手にメール送らせていただきました。            
                             (インドの犬大好きおばさん)


208)処分されるはずのハムスターの里親になりました(2004.3.17)

初めまして。
動物(特に猫・犬)が好きなコロネ(ネットネーム・現在15歳)です

先日放送した『動物奇想天外(TBS)』に猫100匹が住む島が紹介していました
野良猫(というより、飼い主が居ない猫)なのに、
島の人々は家族の様に接している所がカメラに写っていました
彼等はきっと、いたって『自然体』で接しているのでしょう
猫達も怯えた仕草などせず、自分から人々に近寄ったりしていました
その映像を見ていると
『これが本当の「ヒトと動物達の在り方」じゃないのか?』と思います

しかし、現状としては「動物は物扱い」としか見られていないようです
法律でも「物扱い」されている所を見ると、何とも言えません
早い話、『国が「動物は物だ」と認めてしまっている』のです
物だから壊してもいい、物だから捨ててもいい
別に法律でそうだからと言って、その様な事をしているヒトの思考が判りません

そういえば、ちょうど私が中学1年の夏頃ですが、クラスメートが話を聞きました
『カブト虫飼ってたんだけど、飽きたからほっといたら死んだ』
その人は、その後ヘラヘラ笑いながら話をしていました
……何を言ったのか、その発言の内容の重さが判らないのですか?
そう、心の中で思いました
それと同時に、近くにあったカッターで『首筋切ってやろうか?』とも思いました
虫であっても、同じ「命」には変わりありません
(単に「ヒト嫌い・虫好き」という私の偏見も一部ありますが)
そしてその「命」を管理する側として、「飽きたから」の理由はあまりにも惨いです

仮にヒトがやられたらどうしますか?

例えば国が『お前は必要ないから死ね』とか『お前は気に入らないから死ね』とか
そんな事言われて「はいそうですか」って死ぬヒトはいますか?
…まず居ませんね
ヒトは言葉を話せるから、「○○だ」とか自分の意思を伝えられます
しかし動物は話せません。「ニャ〜」とか「ワン」とかしか『言え』ないのです
『言え』ないというより、ヒトにはそうしか聞こえないのです
でもヒトには考える事ができます
「もし自分が○○だったら……だろうな」とか、誰にでもできる筈です
何をされると嬉しいのかは判りづらいですが、されると嫌な事はスグに判ります
そんな「簡単な事」ぐらいは、やる心を持って欲しいです

まだまだ、世間に向かって言いたい事は山ほどありますが、この辺で
話は変わりますが、我が家には3匹のハムスターがいます
ジャンガリアンが一匹に、白い(名前わかりません(^^;)が2匹います
この3匹は買った訳ではありません
ジャンガリアンは処分される所を引き取りました
白いハムスターは、仲間同士の喧嘩で傷つき、
『価値が無くなった』ので里親募集されていた所を引き取りました
こんな小さな命でも、救えるのであれば救いたい
別にそう決めていた訳ではなく、ただ「本能的に」行動に移しました
本能的…ていうのも可笑しな話ですが、何も考えてなかったのは事実です

家に連れて来られた当初は怯えていましたが、次第に慣れてくれました
手を出したら噛まれたりしましたが、今となっては自分から手の平に乗ってきます
しばらくすると手の平で飯食ったりするようになりました
最近では一緒にコタツに入ったり、たまに中で寝ていたり(^^;)
今思えば、引き取って本当に良かったと、心底思います

ジャンガリアンは今年でもう3歳+数ヶ月になり、もう余命僅かです
それでも短い間、彼(彼女?)を幸せに過ごしたいと思います
あくまで「自分的に考えた」幸せです
それでもこの子が「幸せだった」と思えるように過ごさせてあげたい
極力、努力しようと思います

なんか言いたい事適当に書いただけみたいですが、というより正にそれ(‐‐;)
文章が無茶苦茶なのは気にしないでください。国語苦手です(関係無い)

自分的には、(本当の)心の内を人の初めて曝け出した感じがします
まだ経済面等・色々な事から、こまださんみたいな活動は出来ません
それでも「動物が好きな」一人の人として、影で支えさせて頂きたいと思います


207)小さな力もきっと大きな力にかわる(2004.2.18.)

こんにちは。私は広島に住む27歳の主婦です。
去年愛する犬を珍しい病気で失い、このような病気があるのだと言う事を残しておきたくHPを開設しました。
もちろん、寂しさを紛らわす・・・と理由もあったかと思います。その通りに沢山のワンちゃんや猫ちゃんと、顔の見えない世界ではありますが知り合う事が出来、同じような境遇にあった方とも色々お話が出来、少し肩の荷が下り、今はまた新しい一歩を踏み出せているところです。
しかしそれと同時に、沢山の目を瞑っていたいような現実を知る事になりました。
最近、すごく考えさせられるのです。いつも無償の愛を私たち人間に向けてくれる犬たち。しかしペットブームの影に泣くわんちゃんたちの多さ。
今の状況を変えなければならない時代がやってきていると痛感しています。
私はこのネットと言うもので目の当たりにした現実を変えていきたい。明るく無邪気に笑う子供を見ていると、このままじゃいけない・・・そう感じるのです。
弱いものを守れるような強い人間になって欲しいと、私はいつも子供に願います。
しかし、今の大人たちは残念ながらそうではないようです。
動物たちも安心して暮らせる世の中を作り、それこそが平和な世の中ではないでしょうか。
今は育児に追われ、正直HPで訴えてみたり、ちょっとした小銭をボランティア活動の方に寄付する・・・などくらいしか私にはできません。
でも今は目標があるんです。育児が一段楽したら、ボランティア活動に参加したい。そして、子供が手を離れたら里親となって、もっともっと貢献していきたい。
そう思わせてくれたのは、このネットという世界。
小さな力もきっと大きな力に変わる。
私たちの子供たちが安心して暮らしていける日本を残してあげたい。そう願っています。
 


206)迷い犬を保護し、家族になりました(2004.2.13.)

 私は、あるボランティア団体の里親探しの会場で、“どうぶつたちへのレクイエム”の写真展を拝見しました。私を見つめているこの子がもうこの世に居ないのかと思うと、涙が溢れて溢れて止まらなくなり、『何かしないと!』と感じ、すぐに入会を希望しました。もともと犬好きだった私は、子供のころから何度となく拾ってきては飼い主を探していました。今は、初めての我が子が生まれ、忙しい毎日をおくっていますので、活動にはなかなか参加できていませんが、最近、迷い犬を保護し、その子は、我が家の一員になりました。とても人懐こく、かわいい子です。前に飼い主さんがいたらしく、少し躾けられていました。動物を捨てられる人の気持ちなんかわかりたくないけど、心が痛まないんでしょうか?命に対して、あまりにも冷たいく無知な人間。同じ人間として、精一杯生きている動物たちに、恥ずかしい気持ちになります。私一人に何ができるかわかりません。今は、これ以上捨て犬を保護する余裕もありません。ただただ一匹でも多くの命が生き延びれるように、願うだけです。つくづく私は無力なんだと感じてしまいます。それでも、毎日絶たれている大切な命があるということを忘れず、私にできる限りの方法で、犬を飼うルールと、一つの命をあずかっているという責任を、一人でも多くの人たちに自覚してもらえるように、努力していきたいと思います。
そして、今までに人間のわがままで命を絶たれてきた動物たちが、天国で、楽しく穏やかに暮らせていることを願います。先生もがんばって、活動を続けてください。応援しています。
長々と、下手な文章で申し訳ありません。ここまでお付き合いいただいたことに、感謝いたします。  


205)エースのことが大好きで、一生忘れません(2004.2.11.)

初めまして。HPいつも拝見させていただいております。
動物についての悲惨な現状を知りました。私は動物が好きで特に犬が大好きです。
私の家でも、H16.1.22.PM11:22に17年間一緒にいた柴犬の愛犬エースが、
天国に旅立ってしまいました。
去年の10月頃から痴呆の症状がでてしまい、夜中にワンワン大声で泣き叫んだり、
下を見ながらグルグルまわったり。。という行動が始まりました。
それまでは外で飼っていたのですが、
近所に方のご迷惑になってしまうのは申し訳ないので家の中で生活していました。
老犬を飼っていらっしゃる方はご存知かと思いますが、エース中心の毎日になりました。
撫でてあげたり声をかけてあげたりすると少し落ち着くようなので、
家族で分担し、夜中は私と弟がみて、朝方は父がみて、
日中は母が見るようになりました。
そして、亡くなる1週間前くらいに立ち上がれなくなってしまい、
急いで病院に連れて行きましたが
「特に病気でもないし、この子にもしものことがあったら、それは老衰です。」
と言われてしまいました。立てなくなってしまったエースは、
オムツをするようになり、食事は手に乗せて食べさせてあげるようになりました。
しかし、水を飲もうとせず、食事も食べなくなってしまいました。
そして、22日も相変わらず飲まず食わずの状態で夜の9時頃から、
少し呼吸が荒くなってるのに気づき、家族みんなでエースをずっとさすってあげました。
そして、2時間が経ち、少し落ち着いたようでエースも眠り始めました。
少し家族も安心し、父は朝早いので横になり、
弟も大学の試験勉強を始め、母はお風呂に入りました。
私はもう少しエースを見ていようと思いずっと寝ているエースをみていました。
すると突然起き、私の腕の中に顔を入れ眠り始めましたが、
そのうち動かなくなってしまいました。
私はその瞬間から涙が止まりませんでした。
急いで家族を呼び、家族でエースとのお別れをしました。
そしてお気に入りの毛布とキティちゃんの枕に寝かせてあげました。
エースは笑っているようなとても穏やかで綺麗な顔でした。
その日は涙が止まらず、エースの事ばかり考えていました。
思い出がたくさんあればあるほど辛くて、現実を受け入れることができませんでした。
小学校の時にエースを飼い始め、ずっと一緒に成長してきて、私も社会人2年生になりました。どんな時もエースは私達家族に癒しを与えてくれました。
病気1つせず散歩が大好きで、ごはんもいっぱい食べてまんまるになったエース。
地元のテレビの取材を受けた時もマイペースっぷりを発揮してた天然エース。
どのエースも大好きでした。これからも、
私が生きてる限りずっとエースの事が大好きで、一生忘れません。
お葬式の前の日は、夜中までエースにマフラーと靴下を作って履かせてあげました。
すごくかわいかったです。
お葬式も済み、小さな箱に入ってエースはまた、我が家に戻ってきました。
ご住職さんが、「エース号はこれからもずっとお宅で暮らしているんですよ。」
と、涙が止まらず興奮状態の私に、声をかけてくださいました。
少し、気持ちが楽になりました。
私の人生の中で、エースと出逢えたことがとても幸せです。
そして、最期の時、精一杯の力を振り絞って私の腕の中に来てくれた事が私にとって幸せです。
最後に一緒にいてあげることが出来てよかったと思います。
これからも、エースは私達家族の中で、生き続けています。
最後に。。。ある本の中でとても良いお話がありました。
ある外国の子供が愛犬が亡くなってしまった時に、
両親が「何で犬の方が寿命が短いんだと思う?」という話をしたそうです。
すると、子供は「僕、知ってるよ。みんないい子になるお勉強をする為に
生まれてくるんでしょ?誰にでも優しく、親切にしてあげるために。
でも、動物はもうちゃんといい子になってるからそんなに長い時間、
お勉強しなくてもいいんだよ。」と言ったそうです。
私は、とても感動しました。長々と書いてしまいすみません。
こだまさんのHPを拝見させていただき、いろんな元気を頂きました。ありがとうございます。
これから、何かご縁がありましたら新しいペットを飼いたいと思います。
エースが「うちの子でよかった」って空から思っていてくれていたら私は幸せです。
写真展にも、ぜひ行きたいと思います。読んでいただいてありがとうございました。
                        山梨県 アイさん(24才)


204)自分に、今、何が出来るのか…(2004.2.8.)

 初めまして、埼玉県に住む19歳のつばさといいます。自分は「Deep Love」のパオの運命をみてこのHPを拝見するきっかけを作れました。自分のうちにもシーズ「マロ」という愛犬をかっています。少し凶暴な所もありますが、毎日毎日可愛がり共に生活をしております。パオの運命を読み自分の愛犬に対する気持ちがよりいっそう深まりました。今までに考えてもいなかった現実、今とても心が痛く悲しみに溢れています。今この瞬間にも一匹一匹の犬や猫そしてさまざまな命ある生き物がこの世から去っていく現実を考えてしまうと悲しみから抜け出せません。作者YOSHIさんの言ってるように、自分に、今、何が出来るのか、ということを考えました。やはり今自分にできることは、愛犬である「まろ」をしっかりと育て、共に人生を歩む事しか出来ません、そして今ひとつひとつの命が無残な形で消えていく悲しみを世の中の人たちに知ってもらう事だと思います。あまり言葉を上手く表現させる能力は自分にありません、けれど今の気持ちだけは忘れずこれからも一生懸命「まろ」を育て、今世の中で起きてる現状をより多くの人に知ってもらえるようイロイロな人に声を描けていき少しでも犬や猫、そして命ある生き物が、幸せに生涯を過ごせるように、頑張りたいと思います。イロイロ大変ですが皆さんも一緒になって頑張りましょう。


203)スウェーデンより…(2004.2.8.)

児玉さんの記事を読み、しっていたこととはわかっていましたが、新たな怒りで絶句し
ています。
年間、、犬、41万匹。
唖然とする数字です。
いったいどうして、日本人はこんなに非常な人種になってしまったのでしょうか。
たまに日本へ里帰りするといつも目に付きます、つながれっぱなしの犬、皮膚病でぼろ
ぼろになった猫、
飼い主にいつもひきずなを引っ張られておどおどしてる犬、、、、、。
どうして、行政でもっと厳しく法律を作って、あまりにも無責任な人々を取り締まれ
ないのでしょうか
ペットショップで売れ残った犬はどうなるんでしょう。
なぜ、そんな店を法律は許しているんですか
ちなみにスウェーデンでは、ペットショップなんてありません。
犬がかいたかったらブリーダーから直接買います。
ブリーダーも、この人ではちょっと、というような人には売りません。
それに、法律もしっかりしているので、動物虐待の事実がわかれば、すぐに罰せられ
ます。
(罰金とか、実際の服役さえあります。)
あまりの悲しさと、怒りで今夜は寝られそうにありません。


202)日本の“狂育”の結末が…(2004.1.21.)

こんにちは、私は小滝と申します。児玉さんのHPに偶然たどり着き、読者
の投稿等閲覧しているうちに私にも言いたいことがあると思い、メールしようと思い
ました。私は掲示板等への書き込みやメール投稿は、揚げ足を取られたり、常連の人
達に噛みつかれたりしたことがあったため、本当は黙ってHPを拝見していようと思
いました。

私の意見は偏見の塊ですが、無意味に殺される動物は半永久的に日本という狂気の国
家からはいなくならないということです。無意味に屈辱と苦痛をこれでもか、という
ほど食わされた上、目を覆うような殺し方をされて死んで行く動物は日本からは絶対
にいなくなりません。それは文部科学省やPTAといったくだらない団体の影響もあ
るでしょう。人間の子供たちは学校で受験のことばかり叩き込まれ、無意識のうちに
他人を蹴落とし、金を儲け、自分さえよければそれでいいという考えを持ち始め、怪
物、魑魅魍魎のような人間が現在の日本では激増しています。例えば女性の場合は、
動物の命なんかより毛皮のコートが欲しい、ブランド物のバッグが欲しいというよう
な気持ちが優先されるでしょう。男性の場合は、品のない表現で申し訳ありません
が、とりあえず下半身の欲求が優先、でしょうね。

ただ、私の意見の核心は上記ではありません。私の意見の核心は「親になるべきでは
なかった無数の親の存在」、人間の親の事を言っています。現在の日本はロクでもな
い親が激増中です。具体例を挙げますと、横浜市のみなとみらい地区では毎年夏に花
火大会がありますが、人込みの中を乳母車を無理やり押していく親、子供の手を無理
やり引っ張りながら自分は携帯電話で話し込む母親、前田真男さんという方のご意見
の通り、人間は越えてはいけない一線をとっくに、遥かに越えています。それに気づ
いている人は極少数です。こんなことで思いやりのある人間なんか育つわけがありま
せん。これからもこういう化け物のような人間は増えこそすれ、減ることはないと私
は思っています。動物の痛みどころか、他人の痛みさえ少しもわからない生き物です
から。

今ひとつは、社会の上層部の人間ほど責任逃れをする傾向があり、中間層の人ほど責
任感が強いということです。責任を感じて自殺するサラリーマンは無数にいますが、
そういったケースは官僚、政治家にはほとんど聞きませんね。結局、試験で何点取っ
て、偉そうに振舞いたいだけの人間が増えすぎたのでしょう。無神経、無関心、無感
動です。そういう化け物が指揮をとっている限りは、動物管理センターなどに金を使
うより、自分の欲求なんかに金を回そうというのが上層部の人間の考えることだと私
は思っています。国会で鼻提灯の馬鹿者議員、ニヤニヤしている官僚の顔を見ればそ
んな事は一目瞭然です。

どなたかの投稿の中に、学校で「俺は殺される動物をかわいそうとか言う人間が嫌い
だ」という少年がいるという部分を読みました。私も同感です。「かわいそう」と思
い、その後に見られる心理的な考えは「私ってなんて優しい人なんだろう」という自
己満足です。そこで終わりです。その先は何もありません。動物は引き続き保健所に
て耐え難い地獄の苦痛を食わされた上、殺され続けます。無意味に殺される動物たち
は恐怖と、怒りと、悲しみと、憎しみでいっぱいでしょうね。仕方なく手放した飼い
主もいるでしょうが、そうでない飼い主は、戦争の捕虜にでもなって、拷問を受けて
初めて動物の気持ちの一部がわかるでしょう。

しかし、こんな虫のいい話がいつまでも続くわけはありません。いずれ人間は払いき
れないツケを背負いこむことになるでしょう。そのときに後悔してもあとの祭りです
が。流行の動物を買う心理は流行の携帯電話やらファッション商品を買う心理となん
ら違いはありません。「周りと同じでなければ不安になる」日本の教育、否、狂育の
結末がこれです。

私のマンションでは本来は動物禁止ですが、密かに飼っている飼い主は結構いまし
た。しかし誰かが怪我を負わされた、泣き声がうるさいといった苦情はほとんどな
かったように思います。居住者による管理組合がきちんと民主的に機能していたから
でしょう。我が家でも5年前までシェルティーの「ジョン」という犬を飼っていまし
た。最後は心臓疾患にて我が家で苦しみながら絶命しました。死んだ直後の苦しそう
な表情は私が死ぬまで忘れないでしょう。安楽死させてやればどんなによかったこと
か。そのときかかった獣医は、まあいい加減なものでしたね。死ぬ直前に診断に行っ
たときには「まあしょうがないんじゃないですかねえ」とニヤついた顔で言いまし
た。死後一時的にそこで死体を預かってもらったときも、私が引き取りにいったら
ジョンは預けられている動物がいる檻の一角で孤独に横たわっており、花が無造作に
体の上に投げ置かれていただけでした。私の母親は最後まで面倒を見、動物専門の火
葬場で骨にし、今は母親の故郷の土に還り、5年が経ちます。

結局、世の中を変えてゆくのは児玉さんのように個人で動いている人でしょう。簡単
に「尊敬します」とは言いませんが、誰もやらないこと、誰にもできないことを一人
で実行しているという事実は覚えさせていただきます。

最後に、ジョンを買ったペットショップの経営者が、我々が
ジョンを引き取る間際、寂しそうに「かわいがってもらうんだぞ」と別れ際にジョン
の頭を撫でてくれました。もうそのペットショップは存在しません。


201)わたしにできることをしたい(2004.1.21.)

はじめまして。わたしは中1のHIKARIといいます。
今、学校の総合の時間で保健所にいる犬たちのことを調べています。
最初に「パオの物語」を読みました。
しばらくパオのことが頭から離れませんでした。
すごく悲しかったです。
保健所にいる犬を全て飼ってあげたいと本気で思いました。
だけどわたしの家では親が反対していて生き物は飼えないんです。
だからわたしにできることを犬たちのためにしたいと思っています。


200)動物管理センターから2匹を引き取りました(2004.1.8.)

12月25日、世間ではクリスマス、クリスマスと
にぎやかな中、私は札幌の動物管理センターから
2匹の犬を引き取りました。一匹は推定13歳以上の
おじいちゃんでもう一匹は人が近寄ると歯をむき出して
威嚇する女の子です。どちらも問題を抱えていますが
家族に迎え入れて本当に良かったと思っています。
管理センターの人には「本当に飼いますか?」と言われました。
私はその言葉に心底悲しくなりました。なんなんだろう、この世界は、
本当にそう思いました。おじいちゃんの方を「じーじ」、女の子
の方を「あられ」と名づけました。じーじの方は27日に立てなくなり
寝たきりになりました。食欲もなくほとんど食べなくなってしまいました。
家族と交代で夜そばにいました。(この子は今、何を思っているん
だろう。捨てられても昔の家族を思い出しているんだろうか。
その家族のことを信じて生きてきたのになんで見捨てられなくては
ならないんだ。しかもこんなに年老いて手助けがいる状態なのに)
など色んな事を考え本当に悲しくて涙が止まりませんでした。
「あちらの世界には先輩方がいるから、荒谷から来ましたじーじです、と
言ったら仲良くしてくれるだろうから心配しなくていいんだよ。だから
安心して逝きなさいね」とじーじに言いました。
今はなんとか乗り越え立てる様にもなったし、食欲も出てきました。
私は比布という所に住んでいて札幌から車で4時間くらいかかった
ので、長旅で疲れていたのもあったんでしょう。今は元気になって
安心しています。
あられの方は最初威嚇してすごかったんですが、少しづつ距離を縮めて
今は寝転がってお腹を見せてくれるようになりました。普通に慣れるまで
1年はかかるかもしれないと覚悟していました。こんなにも早くしっぽを
振ってくれる日が来るとは夢にも思いませんでした。本当は
人間が大好きなんでしょう。大好きだったのに裏切られた。だから
自分を守るために威嚇するしかなかったんでしょうね。
見捨てた人間が本当に憎くて仕方ありません。悔しいです。
うちには2匹猫もいて2匹とも捨てられた猫です。今ではすっかり
家族の一員で力強い存在です。

今の日本の現状を見て本当に心底嫌気が差してきます。
でも私は児玉さんや頑張っている人がいる事を支えにして
この日本で命を尊重する、という本当に基本的なことを
わかってもらうために頑張っていきます。
児玉さんの勇気はたくさんの人に受け継がれています。
見たくないものを見るということは本当に辛いけど、児玉さんの
行動力を私も見習っていきます。
動物たちのために頑張っていきましょうね!来年も!
うぉー!頑張るぞ!!
突然メール失礼しました・・・でもどうしても伝えたっかたんです。

                   (まこさん)


199)ガス室…それが安楽死だなんて…(2004.1.8.)

はじめまして、私はkanaといいます。
今日このHPをみさせてもらったのは、
一冊の本との出会いからです。
私は、『パオの物語』を読みました。
もう、すごく悲しくて胸が痛くなるほどでした。
こんな本に出会ったのは、初めてだったと思います。

学校では、総合の学習で
自分でテーマを決め、掲示物を作り発表する、
そんな授業があります。
わたしは、保健所の犬たちについて、
調べることにしました。

そこで、どうやって調べようと考え・・・パオの物語を読んだんです。
すると、あとがきに此処のHPのアドレスが!!
そして、此処にたどり着きました。

ガス室・・・それが、安楽死なんて・・・・よく言えるもんだなって思いました。

私は、ハムスターやうさぎ、猫など飼っています。
たまに、掃除がめんどくさくてやらなかったりもしました。
でもこれからは、動物だって人間と同じなんだから、、、
私に飼われてしまったんだから、しっかり可愛い動物達を
育てていきたいと思います。


198)私には夢があります(2004.1.8.)

はじめまして。私は高校生の未来といいます。このHPを見て久しぶりになきました。私は犬が大好きなので本当に胸が痛かったです。涙がボロボロでてきました。止まらなかったです。命の重さは人間でも犬でも変わるはずがないのにそんなこともわからないのかと思いました。鉄格子から覗くあの目は忘れられません。

話は変わりますが私の祖母の家の隣の家にとてもかわいそうな犬がいます。私もなかなか祖母の家に行けないので一概には言えませんが、そこの犬はどうやら世話をしてもらってないみたいなのです。いつ行っても繋がれていてご飯ももらっているところを見たことがありません。糞もそのままでとても見ていられません。でもその犬はその家族を見たらとても喜びます。私はとても複雑な気持ちでいっぱいです。

そして私には夢があります。大人になったらお金を貯めて大きな犬の牧場をつくることです。そこで保健所から貰ってきた犬と暮らせたら‥と思ってます。一匹でも多くの犬の『いのち』が救えるように‥。


197)私のできることを頑張ります(2004.1.7)

私は、小5の友紀子です!
私は、動物が大好きです!
家にも、マルチーズ♂を飼っています!
私は、「パオの物語」を見て感動しました・・・・。
今まで、いろんな所で動物のことを知りました!
私は、何回か捨て犬を拾ったことがあります・・・・。
でも、私の家には犬がいて親に反対されました。。
でも、私は庭で一生懸命育てました!
でも、病気みたいで、2日で死んでしまったんです・・・・。
でも、私は頑張りました・・・・。
これからも、私のできることを、精一杯頑張ります! 


196)私は、そんな大人にはなりたくない(2003.12.27.)

はじめまして。
HP拝見させていただきました。中学2年の由紀といいます。
最近このHPのほかにも動物愛護改善関係のHPをよく拝見しています。
動物愛護に対して最近かなりの疑問があります・・・
なんで他人の物を壊すと言う罪よりも動物を虐待する罪のほうが軽いのかなって。。。
どうして交番で物を保管しておいてくれる期間より保健所に動物を保護しておいてくれる期間のほうが短いのかなって。。

保健所へ連れていかれた多くの動物が迎えるのは死。
死という選択以外にできることはないのかなって。改めて思いました。
なぜ、まだ精一杯生きている動物たちの命を実験なんかで奪うんだろう・・
そんなに大事なことじゃないと思います、、
それを軽々しくする大人が増えている・・
知り合いも「それは仕方ない。どこでもやってる」
私みたいな子供がどういおうが仕方ないかもしれません。
でもこの事実が大人になれば受け止められるようになるんでしょうか?
私はなりたくありません。

どんな理由があるにせよ人間が無闇に動物の命を奪っていいと言う権利はないって思います。
人間と同じように生きてるのにそれをなぜ軽々しく殺そうとか考えるんでしょう
そんなに大事な実験なのかって。
ネズミはどうこうでこうだから実験に向いている。とかよく聞きます。
けどそれは理屈に過ぎないと思うんです。

動物が人間たちによって多くの苦痛を味わいながら痛々しく生きていることはすごく心に刺さります。
生き物の命よりも大切なものはこの世にないと思ってます。

長々とごめんなさい・・・
                      From:ゆき


195)方法は違えども、目的は同じ(2003.11.18.)

こだまさんはじめまして。「進境地」なるサイトを運営しておりますミュウと申します。
そこでは主に霊的側面について載せているのですが、それと共に動物達の扱いについても載せています。
あまりにも動物達の扱いが悲惨過ぎる今の世の中にあって、微力ではあっても絶対に訴えていかねば
ならないとの意識からそうしています。

もっともっと悲惨な現状を世の中の人達へ伝えて行き、それを認識してもらわなければならないと思います。
あまりにも動物をとりまく現状から目を背ける人達が多過ぎるからです。それが人間の勝手に振り回される動物を増やす結果にも繋がっている事は否み様の無い事実です。全くもって自分勝手な世の中です。
しかしそれに甘んじたくはありませんし、動物達をこのまま理不尽な目に遭わせる訳にも行きません。
出来る事からやらなければ世の中は変わらないですからね。こつこつ実行あるのみです。
私も取材を通してリアルな現状を報告して行こうと計画を練っています。

こだまさんのホームページにはその様な熱意がひしひしと感じられました。
動物を可愛がるサイトは多いですが、その奥へ踏み込んだこの様な個人的サイトはなかなか無いものです。
私は霊性を通して動物愛護を訴えかける者ですが、目的とする所は同じと感じています。

こだまさんの様に動物達の為に尽くされる方がもっと増える事を望みます。
厳しい事も多々あることでしょうけど、どうか無理なさらない様頑張ってください。
方法は違えども、目的を同じとする者として応援しています。
それでは失礼しました。


194)小5のキロロお姉さんに心打たれました(2003.11.11.)

まじめまして。わたしはpeanutsといいます。(本名じゃないですが)大学生です。
初めて児玉さんの本に出会ったのは友人の家で
児玉さんの本を見つけ、友達に泣くから止めときと言われましたが
読んだのがはじめでした。
次にであったのが地元大阪のとある市内でぶらぶらしてて本当にたまたま
写真展に出会いました。辛いのがわかっていたので
入るまでに勇気が要りましたが、拝見させていただきました。
今日もHPを見て同じ状態なのですが、その時も胸が痛んで涙が止まりませんでした。
私の家は、児玉さんといっしょで色んな動物と暮らしてきました。
犬・猫・金魚・にわとり・亀・すずめ・などなど・・・。
また、小学生の時に飼育係をしていて、それ以来ゴキブリ以外の生き物は殆ど大丈夫です。
毛虫やイモムシも結構好きで、友達からは変人扱いですが。
人間よりも動物の方が好きかもしれません。
今も犬1匹、猫5匹と一緒に暮らしています。動物のいない生活なんて考えられません。
今まで、たくさんの別れも経験してきました。
別れが辛いから動物を飼わない人も多くいると思います。
でも、一緒に生活している間の思い出、学ぶことはかけがえのないものだと思います。
別れが辛いのは人間も一緒だと思います。
別れが辛いからと、誰とも友達になりませんか?と言いたいです。

子供達のレクイエムと先生達のレクイエムを見てなんかとても勇気付けられました。
特に、小学5年生のキロロおねえさんにはとても心打たれました。

児玉さんの辛い現実に向かった勇気、凄いと思います。
児玉さんの活動があったから、私も捨てられる動物の事や命のことを
改めて考えられているのだと思います。
考える機会を与えてくださったことにとても感謝したいです。
これから、時々HPを覗きにきます。
私も少しづつ何かできることをしていきたいです。
これからも頑張っていきましょう!!(偉そうですみません。でも頑張って下さいって人任せで自分は何もしないのかって気になるので・・・)


193)この現実を多くの人に伝えたい(2003.11.5.)

 はじめまして。私は15歳の中学生です。
あるHPから発見し、ページを拝見させて頂きました。

うちの犬が最近「癌」で命を絶ちました・・・
あたしはその時入院していたのですが、丁度外泊で家に居ました。
「犬は飼い主に忠実で、死期を選ぶ。」
と、聞いた事があるような気がします。
その通り、うちの犬はあたしが丁度外泊の時に命を絶ちました。
しかも日曜日の朝でした。。
家族皆が泣きました。

ページを見て現実を知りました。
なんで貴い命を簡単に終わらせてしまうの?
犬も猫も人間も同じ命を持った生き物なのに、人間の勝手で動物達の命を絶ってしまうなんて・・・
人間は本当に勝手な生き物だと思いました。
写真も見ました。とてもやりきれない気持ちになりました。

是非写真展をやりたいのですが・・・あたしは不登校児なのでなかなか難しい状態です。
でも、やりたいです。
卒業までに写真展ができなくてもこの現実を多くの人に伝えたいと思います。
勿論卒業してからも・・・
              (熊本県 15歳 由真さん)
http://moon.gaiax.com/home/loveringo


192)鉄格子の中の天使たち〜一時保護の経験を通して(2003.10.8.)

 新幹線の高架レール沿いに車を走らせると中之口村にある県央動物管理センターに辿りつく。ギー・ガチャン錆付いた鉄格子を開けると糞尿を洗い流し濡れたコンクリートの上にその子達は居る。壊れかけたすのこの上で体を丸め鈍い光を放つ瞳を向ける。この鉄格子の中へ収容されるまでのこの子達の辿った生命の軌跡が、全身から匂い立つ。暴力を振るうことだけが、虐待ではない。

一度も洗ってもらったこともなく、鎖につながれっ放しで、愛情のあの字も知らずに何年か過ごし、遺棄された子達。引っ越すからと殺処分承知で持ち込む

飼い主。面倒見切れなくなったと見放された高齢な病犬。孫が生まれて、飼えなくなったと持ち込まれた子。ブリダーによって使い捨てにされた子。年老いて面倒が見れなくなったなど、人間の身勝手な理由によって鉄格子の中で死を待つ子達。運良く放浪犬として、飼い主に返還されるのは、少数である。

公示期間3日間、延長して頂いて、2週間で里親さんを見つけることは、至難の業である。文字どおり時間との闘いの日々である。里親希望の方の条件が、ペットショップの代用と思しき内容が多く、可哀相な運命の子の命を助けようと無条件で里親になって下さる方は、稀である。センターへ希望犬を見に行っても、みすぼらしい姿にNOと言われることが多い。そんなみすぼらしい子でも、引き出して一時保護することによって、ピカピカの子に変身させる事が出来る。この一時保護をして下さる方が居ないということが悩みでもあります。2週間〜3ヶ月位まで、縁ある里親さんと巡り会うまで、その子によって、保護期間は異なります。鼻をつまみたくなるほどの悪臭の子をトリミングしてもらい、健康診断を終え、その子との交感の日々が始まる。収容所生活が長い子は、はじめ糞尿の垂れ流しの習慣がなかなか取れない。しかし散歩生活に順応していくに従って、速い子で2日、遅い子で10日位で散歩まで我慢できるようになる。車庫に冬は電気ヒーターの上に寝起きさせても私の姿が見えなくなると寂しくてキャンキャンと泣き始め、近所から苦情の電話を頂いた事も何度か有ります。そんな時は、猫たちを二階の炬燵に移し、泣きじゃくる猫たちには我慢してもらい、保護犬を部屋に入れると全く泣かなくなり、室内飼いが適正と判明し、現在は室内飼いの里親さんと巡り合い、幸福に暮らしている子もいます。人間不信で心がすさみ、近づくと唸る子でも、交感の日々の中で、氷ついた心が溶けてゆき、喜びを全身で現す輝く瞳の子に変身してゆきます。

人間も狼に育てられると狼のようになると同じように、環境が性格をかたちづくる大きな要因であるのは、動物も同じです。傷ついた心を癒し、閉ざした心の扉をノックするのは、命を慈しむに他なりません。

『おまえを救って良かった、きっと優しい里親さんを見つけてやるからね』

と抱きしめる瞬間、お互いの内に赤い血が通い合う。

同じ赤い血が流れる生き物として、一度あの鉄格子の中へわが身を置いた時の

心持に思いを巡らせて欲しい。

きっと、傷ついた天使たちの叫び声が聞こえるはずである。
               (新潟動物ネットワーク 阿部慶子さん)


191)どうにかしてこの数を減らしたい(2003.9.17)

 児玉小枝さんのHP拝見させていただきました。
 私はDeepLove『パオの物語』で掲載されていた「収容施設の犬たち」の写真を見てぜひともHPを見たいと思いました。
 私の家でも雑種の『ゴン太』という犬を飼っています。この犬は友達の家で生まれました。「もらい手がいなきゃ保健所かな…」という言葉を聞き私は両親と祖父母を説得しうちで飼うことになりました。ゴン太の兄弟はもらい手がつき保健所に行くことにはなりませんでした。でも、もし私の家でゴン太を引き取らなきゃゴン太の命は今ごろなかったと思います。
 最初は犬が苦手だった私も時間が立つにつれゴン太が大好きになっていきました。犬嫌いな父も私が修学旅行でいなかったときには自分から散歩の紐を持ってゴン太の所に行っていたそうです。家族全員がゴン太のおかげで優しい気持ちを持つ事が出切るようになりました。ゴン太がいるだけで幸せな気分になれます。今ではすっかりゴン太バカな私です。親や友達に『異常』と言われるくらいにゴン太が大好きです。ゴン太のいない生活は考えられません。私が寂しい時や悲しい時、ゴン太は私の側に寄り添っていてくれます。
 そんな可愛い犬達を何故捨てるのか私には考えられません(;_;)年間に30万を超える犬達が死んでいく…とても悲しい事実。どうにかしてこの数を減らしたいです。減らす事は出来なくても増やさないためには何ができるのでしょう……。少しでも多くの人に児玉さんのHPを見てもらえるよう友達や親戚に教えたいと思います。

                    (岩手県 高校3年 17歳 阿部良美さん)
 


190)私がやっていきたい「一生の仕事」(2003.9.17)

こんにちは。私は今中学一年生です。このホームページは、ある本にアドレスが載っていたので、初めて来てみました!ここのホームページにある「どうぶつたちへのレクイエム」という所を読んで、私は動物の命について深く考えさせられました。人間という動物はとても怖いです。(そうゆう私も人間ですが・・・)ただ可愛いから飼って、次に可愛いものができたら捨ててしまう。そして、捨てられた動物達は運がよければ拾ってもらえるけれども、保健所に連れて行かれて殺されるまでただ待つだけになる犬や猫がほとんどです。そうゆうことになってしまう動物たちのことを思うと胸が痛いです。今私はある動物保護団体にボランティアに行っていますが、将来私は全世界の人達に動物の命も人間の命も同じでみんな大切なものだから、人間の命のことばかり考えないで、もっと周りも見渡してみて、動物達の苦痛の叫びを聞いてあげて欲しいとゆう事を伝えていくのを一生の仕事としてやっていきたいと思います。


189) 諸悪の根源は、欲望に満ちた人間(2003.9.5.)

埼玉県上尾市に住みます、八木 博 と言います。

ある野性動物の研究をしています。
月に何度か秩父の山奥に入ります。

山の中もひどいものです。

「犬を捨てないで!野性動物の餌になります!」・・・の看板。

闘犬を捨てに来た 大人2人。  

フルスピードで走り去る高級車・・・・必死で後を追う2匹の犬。

山中に繋がれたままの、犬の白骨体。    

目をそむける、何も出来ない私。
諸悪の根源は、欲望に満ちた人間。


188)二度と戻らない命。取り返しのつかない後悔。(2003.9.5.)

児玉さんこんばんは。はじめまして。
HP拝見させていただきました。

なんと表したらいいか・・・ 自分の無力さに打ちのめされました。心が痛い。沁みた。涙が溢れました。
私は猫が大好きです。小さな頃から猫と共に育ってきました。

しかし、私も猫を捨てた事のある愚か者です。
人間はなぜこんなにも醜いのでしょうか。

今までにたくさんの猫達と時間を共有してきました。どの子も忘れません。しかし、やはりちゃんと責任を持って面倒をみれていなかったと思います。

28歳になった今も、私のとなりには愛妻、愛息子、そして二人の愛猫達がいます。この子達に巡り逢ってからは、完全に室内飼いで、二人とも避妊手術を受けさせました。
もう二度とあんな思いはしたくなかったからです。

人間はなぜこんなにも愚かなのでしょうか。

二度と戻らない命。取り返しのつかない後悔。

ペットを飼う生きものは人間だけです。
それだけ人間は、世の中で一番弱い生きものなのですね。

私は収容される子たちの命が一人でも多く良き里親に巡り逢えるよう祈ります。
私に今できるのは、彼らへの祈りと、この二人の愛猫達を精一杯幸せにしてあげれるよう努力することだけです。
本当は里親になってあげたい。自分の無力さが腹立たしい。

児玉さんのHPをできるだけ多くの人に伝え、真実を広め、現実と向き合います。
がんばってください。

                      (大阪市 宮路健宏さん)


187)弁論大会で動物のことを発表しました(2003.8.18)

児玉さん、久しぶりです。
7月1日にしない弁論大会が行われて、
そこで動物たちの事を書いた弁論を読みました。
殺処分のこと、動物実験のこと、ペットショップのことなどを書きました。
私の中学校の全校生徒の前で読んだので、とても緊張しましたが、
みんなが動物たちのことを知ってくれたら良いなぁと思います。
実際は、私の話なんて聞いていなかった人もたくさんいましたし、
「動物のことを知ったところで何も変えられはしない」という人もいましたが、
先生を通して、一年生の女子が「とても悲しくなった。私も何かしたい」
と言っていたことを知ったときは嬉しかったです。
多くの人が、動物たちのことが大切なんですよね。
もし全ての人が動物の苦しみを考えることができたら、
動物を捨てる人なんていなくなると私は思います。


186)災害緊急時、家族と動物の命をつなぐ「迷子札」(2003.7.15.)

私の住む宮城県仙台市で先日大きな地震がありました。
うちの猫やウサギもよほど恐かったのでしょう…
揺れがおさまってからいつまでもしっぽを太くして震えていました。
でも更に恐ろしいことにそう遠くない将来、東北全域に
もっと大きな地震が来るであろう…と言われています。
そうなったら、と想像するだけで本当に恐ろしいのですが
いざ頼りになるべき宮城県、仙台市共に災害動物への避難対策は
いまだなにもなされていないのが悲しい現実です。
ならば自分達にできる事だけでもやらないと!
災害時、不幸にも家族と離れて迷子になってしまった動物達と
家族をつなぐ命綱になるのはズバリ『迷子札』です。
じつは私は仙台市内及び周辺の野良猫避妊去勢手術や治療の
資金作りの為にオーダーを受けて自宅で動物の迷子札を手作りしています。
売り上げ金すべては不幸な動物を救う活動資金へ。
約10個の注文が来た段階で1匹避妊ができる計算です。
野良猫達が可哀相とフードを与えるだけではなく不幸な命を増やさない為に…
と行っているのですが、詳細はこちらのHPをご覧になって
いただけると幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。
http://hw001.gate01.com/hisarika/
(アニマルクラブせんだい***ペットのまいご札作成)

 (ボランティアグループ『動物との約束/アニマルクラブせんだい』

                     ・佐々木リカさん)


185)まだ深く保健所という所について考えていなかった(2003.7.3.)

いろいろなサイトを見てみましたが、皆さんとても
ご活躍で見習わなければならないことばかりで・・・。
私も里親さんになりたいのですが、今いる子達にはまだちょっと
刺激があるかな?と思います・・・。

以前一度、うちの子が居なくなってしまい、多分さかりでお外に出ていったきり
になってしまい、保健所に問い合わせたことがありました。
最初は分からずに人間の保健所に電話してしまいました・・・。
江戸川区の管轄は世田谷区なのですね・・・。
その時には、うちの子を探すのに必死でしたので、特徴を言ってそこにはいないという
事を聞いたときはホットしました。
でもその時、一匹居ました。でも捕獲された地域が違いました。
まだまだ深く保健所と言う所を考えていなかったので今になって考えると、
すぐにでも処分されてしまっていたのかと思うと、なんとも言えない気持になります。

その時に電話に出てくれた人は、見つからないままならば、すぐに確認の電話を
ここにして下さいと、言ってくれました。
結局翌日に帰って来てくれたのですが、もうかなり焦りました。
連れて行かれたらすぐに処分されてしまう!という思いで一杯でした。

昨日テレビで田中美奈子さんという女優さんが動物保護をしていることを見ました。
朝早く、捨てられたワンコがいないか見て回っているそうです。
ご自分でelfという団体を立ち上げ、芸能人仲間もいるようです。
番組の中で海外のタイでは動物は絶対殺さないのですが、野良犬を捕獲しているのです。
なぜかというと、捕獲し、ワクチンを打って去勢をして元の場所に戻しているのです。
今の日本では捕獲はするけどその先にはなにも見えてきません。
極端に言えば死しか見えません。
子犬や子猫はもらい手がいるかもしれませんが、大きくなったらなかなかといいますか、
もらい手なんていないに等しいですよね。
でもタイでは、大きくなった犬にもチャンスがあるのです。警察犬にしたりして社会に
貢献させるのです。
何でこんな簡単なことが日本政府には出来ないのか?自分たちの有益しか考えていない。
老人ホームや障害者の方たちの遊び相手になってあげたりとか、普通の学校に行っても
良いと思いますけど、処分するだけが脳ではないと思います。
現場の人たちには何かこういうアイデアではないですけど、浮かばないのでしょうかね?
直接、話し合いをしている方たちには遙かに及びませんが、悲しいを通り越して、
怒りでいっぱいになります。

なんだかグチっぽくなってしまい申し訳ございません。
いろいろな活動をしている人たちに良い結果が残ることを祈っています。
私もりっぱな里親さんになれるように頑張ります。
季節の変わり目なのか少し元気が無いので注意して見てあげようと思っています。
でもずーっと一緒にいたり、見てあげることが出来ないのですが、出来る限りのことを
してあげようと思います。


184)保健所に行った動物は戻ってこない…(2003.7.3.)

物や食べ物に溢れ、不況と言われながらも
何不自由なく幸せに暮らせる日本で不幸な動物が多いことに、すごく胸が痛いです。

小学生の頃、近所の空き地に住んでいた野良犬に餌付けして
『クロ』と名前までつけて飼い犬のように飼っていました。

ある日学校から帰るとクロがいません。
親に聞くと「保健所に連れて行ってもらった」と言いました。
その時は保健所がどのようなところか全然知りませんでした。
いつか帰ってくるものだと思ってずっと待っていましたが
クロは帰ってはきませんでした。

つい最近まで子供の頃のこんな思い出は忘れていたのですが、動物会議所にいる友達がきっかけで児玉さんの取材した写真や活動を知ることになりました。
保健所にいった動物は戻ってくることがないことを初めて知りました。
まるで『生ゴミ』のように、処分されていく動物は何の為に
生まれてきたのでしょうか?
『生命』の重さをもっといろんな人に知って欲しいですね。

現在、捨て猫だった雄猫を飼っています。
拾ってきた時は病気で息も絶え絶えでした。
一緒に拾ったもう一匹の子猫は死んでしまいましたが
残ったもう一匹はもう14歳にもなります。
この子には私のもとで幸せな一生を送ってもらいます。

もっと幸せな一生を送れる動物達を飼ってあげたいのですが
実情は無理です。
せめて不幸な動物を増やさないために
もっともっとたくさんの人達に知ってもらいたいです。

楽天にHPを開設しています。
いろんな人達に見られるチャンスがあるHPですから
有効に使いたいと思います。
動物達のこと、自然環境のこと、人間と動物と自然の共生についていろいろ語りたいと思います。
出来ればリンクを貼らせていただきたいのですが
ご連絡頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。
                    (HN:バウバウ☆さん)


183)トシをとったら、今度は私が出来ることを…(2003.6.26)

児玉さん、はじめまして。

私は札幌でゴールデンの「むぎちゃん」と暮らしています
riku*と言います。

今週末に札幌市内で写真展とチャリティーがありますが
そちらに微力ながら参加させていただく予定で、
今、DOG COOKIEを夜な夜な(笑)焼いています。

実は、「明るい老犬介護」、発売と同時に読んでいました。
むぎちゃんは今年7歳になりました。
大型犬は7歳から老犬期に入ると言われていますよね。
それまで、トシを取って行くのが怖くてたまりませんでした。
大事に大事に育てて来て、もう無くてはならない大きな存在
だったからです……
でも、あの本ですごく救われたのです。
トシを取っても、今度は私が何でも出来る事してあげれば
いいじゃないって。
ありがとうございます、すごく気持ちが楽になりました。

反面、そんな子ばかりじゃない事も知りました。
みんな同じ命なのに……。

今回、このチャリティーに参加できて本当に嬉しく思っています。
出来る事から始めればいいんですよね。

それで、今日はそのお礼とリンクのお願いに上がりました。
バナー頂いてもよろしいでしょうか?
今日のDIARYにチャリティーの事書いて、児玉さんのサイトのアドレス
載せました、みんなにも見て欲しくて……
そしたら、リンク貼りたいと言う方がいたので、お許しを頂きに来たんです。

私のサイトはただのむぎちゃんだらけのサイト(下記)ですが、
お許し頂けますか?

http://www.geocities.jp/mugi856/

                         (riku*さん)


182)実験に使われたラットの里親になりました(2003.6.23)

 こんにちは。私は千葉県に住む26歳の主婦です。
このHPを見て涙が止まりません。。。
私は小さいころから動物が大好きでした。
近所の犬と遊んでいて噛まれ、大怪我をしても次の日にはその犬とまた遊んでいるく
らい動物が大好きな子でした。
最初に飼ったのは茶トラの猫でした。
3匹の子猫が道端に捨てられていて、まだ小学生だった私は親に飼うことを反対され、
子猫たちを連れて近所中を歩き回り、飼ってくれる人を一日中探しまわりました。
結果、2匹は引き取られ、残った1匹を私は家に連れて帰りました。
母も動物が好きだったので父や祖父を説得してくれてその子猫を飼えることになった
んです。
茶トラの猫は8年生きました。短い一生でした。
猫の白血病にかかってしまったんです。飼うのを反対した父も泣いていました。
父は動物が嫌いなんじゃなくて、別れが来るのが嫌なんだそうです。
茶トラの猫を失って、しばらくして今度は里親を探していた黒猫に出会いました。
小さな黒い子猫がうちに来て、大切な子を失った心を少しずつ癒してくれました。
その黒猫は今12歳。立派なおじいちゃんです(笑)私の実家で平和に暮らしていま
す。
私は結婚して約1年たちました。
今の家には旦那様が前から飼っている犬と私が飼いはじめた猫とハムスターがいます。
犬は子犬のころに捨てられてさまよっているところを拾われたそうです。
猫は保健所に連れていかれる寸前の子猫をひきとりました。
ハムスターも売れ残ってしまって処分されそうだった子をひきとりました。

こんなにも世の中には飼い主を必要としている動物たちがいます。
私も雑種でないちゃんとした種類の犬や猫を飼いたいって思うこともあります。
でも私は絶対に買わない。もしも買ってしまったとして、
その後に本当に飼い主を必要としている捨て犬や捨て猫がいたとして自分が助けてあ
げられなかったら嫌だから。
やっぱり、いくら動物好きでも助けたいって思っても飼える頭数には限界があります
から。
他にも私は、短大で悲しいことに動物実験をしなくてはならなくて、殺してしまうよ
うな実験ではなかったので、
その実験に使われたラット6匹を引き取り親を絶句させたり・・・しました。
父は「ねずみだ・・・」とつぶやいて固まってました(^^;
他にもたくさん、野良猫にも出会ったし、野良猫たちはなかなか慣れてくれなくて大
変でしたが、
慣れてくれたら捕まえて避妊・去勢手術をしました。母の友人達も資金援助をしてく
れたそうです。
実家の周りには手術済の猫たちがいっぱいです・・・。
私の親戚のお兄さんは市役所に勤めていて、ある日上司に真っ白な成犬を渡されて保
健所につれていってくれと言われ、
どうしても連れて行くことができずそのまま飼ってしまいました。。。
その犬は去年亡くなり、今はまた拾われてきた犬が1匹飼われています。
その家には猫もいて、その猫も保健所から引き取った猫です。

世の中にはまだまだ、不幸な動物たちがたくさんいます。
そして、そういうことに無関心な人、動物を道具としか見ない人、虐待する人などひ
どい人もたくさんいます。
ニュースなどで見るたびに心が痛みます。
唯一の救いは私の周りにはそういう人がいないということくらいです。
これからも私は私にできる限りのことをしていきたいと思います。
1匹でも多くの動物が幸せになれるように、自分にできることをしていきたいです。

<追伸> 実験に使われたラットたちは、1匹は母の友人に、2匹は従姉妹にもらわれていき大
切にしてもらったみたいです。
残った3匹は私が最後まで面倒をみました。
一番長生きした子は3年くらい生きました。
母も「このしっぽがなければ可愛いのに・・・」って言いながら、
レタスやキャベツを少しちぎって持ってきてあげたり、
ブロッコリーをわざわざゆでてあげたりと世話をしてくれました。
ときどき、ゆでたとうもろこしが丸ごとケージの中に入ってたりして驚きましたが
(^^;ラットたちはとても喜んで食べていました。
文句を言っていても母も動物が好きなんです(^^)

                                 更紗より


180)不妊手術の重要性を感じました(2003.6.23)

 児玉さん、初めまして。今日、書店で「どうぶつたちへのレクイエム」が目に
留まり思わずページをめくってみました。先日HPで保健所で殺処分されていく犬
や猫の様子がUPされていたのを見たのですがその時の犬や猫と同じ目をしている
犬達がこの本に載っていて何ともいえない気持ちになりました。
 私も雑種の犬を飼っています。2月に夫の職場の人から譲り受けた犬です。そ
の人が飼っている雑種の♂と野良ちゃんの間に出来たのがウチの子と他に6匹い
たそうです。5匹は早くにもらわれていったのですがウチの子(シロ)と
もう一匹はなかなか引き取り手が見つからなかったそうです。
 シロが我が家に来ることになったのは本当に突然でした。生き物を飼うんだか
らどれだけ気にいってもよく考える時間を持とうと・・・
 でも、シロももう一匹のワンちゃんも以前から自分達が飼っていたのではない
のかって思うくらい懐っこい子で今日連れて帰りますって思わず云ってしまいま
した。2匹は飼えないのでももだけ連れて帰ったのですが。

 無事にももの兄弟はみんなもらわれて行ったそうです。でも引き取り手がなかっ
たら保健所という話も出ていたこともあったとか・・・
 もしかしたらシロも写真集の子達と同じ運命を辿っていたのではなかったのだ
ろうかって思っただけで胸が締め付けられそうでした。
 
 2月に我が家に来たシロも病気もせずにすくすくと育ってくれました。私達夫
婦にもよくなついています。本当にかわいい子です。

 児玉さんの写真集を見て、避妊手術の重要性をすごく感じました。シロももう
ちょっと大きくなったら手術をしてもらいます。
 そしてこれからも益々ももを大切に育てていかなければならないって思いまし
た。亡くなったこの写真集の犬や猫の分まで大切にします。



179)募金をすることで少しでも助けになれば…(2003.6.16)

こんにちは。私は福岡に住んでいる大学3年生です。去年か一昨年に繁華街を歩
いているときに動物たちのレクイエムの写真展をやっているというチラシをもら
いました。しかし、1人で行く勇気がなく、結局見ることができずに終わりまし
た。最近このホームページを発見し、犬や猫の写真を見させていただきました。
私の家では柴犬を飼っているのですが、写真の犬と比べると無邪気で、幼く見え
ました。写真の犬たちは自分が今からどのような事をされるのかを知っているよ
うに見え、とても悲しい目をしていました。何もかも悟っているような、そんな
目でした。人間の勝手で捨てられ、、殺されていく犬たちは本当にどんな気持ち
なのだろうかと思います。福岡の天神という町では、祝日になると里親を探して
いるたくさんの犬を連れた団体がいます。保健所に連れて行かれる犬たちに里親
を紹介するとともに、里親を待つ間の犬たちの世話にかかるお金の募金を呼びか
けています。天神に買い物に行くとその犬たちを見て、胸が痛みます。だからと
言って、犬を引き取ることもできず、私は募金をすることで少しでも助けになれ
ばと思っています。最後に、もう一度天神で写真展をやる予定はないのでしょう
か。今度こそは、たとえ1人でも見に行きたいと思っています。犬や猫が人間と
平等に仲良く暮らせる時がくることを願っています。


178)私にできること、何かないかな…(2003.6.12)

愛犬スマック(マルチーズ・オス6歳)が我が家に来て7ヶ月になります。この子が赤
ちゃんの頃、ショップで一目ぼれした友人が買ったそうです。でも彼女は虐待しまし
た。トイレの躾や処理は「汚い」「面倒」と一切せず、ベランダに子犬を放置。彼女
が朝帰りしたり「かったるい」日は餌も与えず。その挙句、結婚に伴い社宅入りが決
まると保健所に電話しちゃったんです。
幸い私のマンションはペットOKだったので私が引き取りました。迎えてすぐに健康診
断に行くと、外耳炎・ひどい歯石(10本以上抜歯・・・)・そして栄養失調。学生
の私には10万以上の治療費は大きかったけど、バイトと親の理解で乗り切りました。
6歳になってからの躾は本当に大変で、常にファブリーズと雑巾を持ち、ほぼ毎日布
団干してました(笑)。でも仕方ないですよね、動物だから食べたら出す。私たち
だって小さい頃はおねしょしたり、親をてこずらせてたんですから。
来た当初は前の飼い主がつけた名前で呼んでましたが、その名前はまるで虐待の象徴
だったかのように怯えるので迷ったけど改名しました。

今、傍らで安心して眠るスマックを見ていると時々悲しくなります。この子が15年生
きてくれるとしてもその1/3は辛い目に遭い続けてきた・・・。だから最低限の躾
はしてますが「親ばか」と笑われるほど甘やかしてます(笑)。それでもこの子の一
生分の甘えには足りない気がして・・・。

だからこのサイトを見つけた時、メールせずにはいられなかった。私が救えたのは
たった1匹。実家でも里親として今まで2匹飼ったから合わせてたった3匹です。で
も社会には救いの手が差し伸べられることなく死んでいく子達がたくさんいるんです
よね。悪いのは無責任な人間なのに。
私の力は微々たるものです。だけど私に出来ること何かないかなとメールしてみまし
た。長々とごめんなさい。でもどうしても黙ってられなくて。出来ることにも限りが
あるかもしれないけど・・・

P.S. 今アイフルのCMなどでペットブームですよね。でも責任もてないヤツは飼うな
!と言いたい。某サイトでペットの値段自慢してる人たちがいたけど、本当の価値っ
てそういうものじゃないですよね?
   うちのスマックは里子だから無料だったし、芸もおねだり以外できないけど、
誰が何と言おうと私には世界一可愛いわんこです☆


177)自分に対して怒りさえ覚える…(2003.6.12)

こんにちは、私は都内に住んでいる会社員です。
今、1歳になる♂ワンを飼っています。とても人なつこく
イタズラで、かわいいヤツです。彼と暮らすようになって
現在、たくさんの犬と猫たちが毎日「安楽死」と称した残虐な方法により
殺されていることや、それを救うためにたくさんのボランティアの方が
身銭を切って頑張っている様子を知りました。

実は私は18歳のとき、子犬を捨てました。友人のうちにたくさん生まれたといって
引き取ったのですが、犬なんて飼えるわけもなく、また仔犬の健康に対する知識もなく
ただ無造作にその子犬を捨てたのです。それも、自宅のすぐ近くに。

朝方まで、お腹がすいていたのでしょう、声にならない声で、鳴いていました。
ベッドの中で、その子犬の鳴き声を聞きながら「まだ、誰も拾っていかないな」
などと、無責任な事を考えながら時間をすごしました。
朝起きてみると、もうその子犬はいませんでした。
もう20年ほど前の話です。
今思い返すと、なんと馬鹿げたことをしたのかと自分に対して
怒りさえ覚えるのです。

最近、ボランティアに参加するようになりました。
一時時預かりなどは無理ですが、必要なフードなどを
わずかですが、保護されている団体や個人の方にお送りしています。
とはいっても、20年前のことは許されることはありません。
そのことを背負いながら今、一緒に暮らすワンと毎日を過ごしています。


176)「あったかい」をありがとう(2003.6.12)

はじめまして、HPを拝見させていただきました。
ラストポートレートを見た瞬間、大学の図書館内で
人目があるにも関わらず、涙が出てしまいました。
最近嫌な事ばかり続いていて気持ちが病んでいたのですが、
ラストポートレートやお便りを見ているうちに元気が出ました。
一言お礼がいいたくて、メールを送った次第です。
「あったかい」をありがとうございました。
                 (HN:しーたんさん)


175)人間には当たり前にある権利が犬猫にはない(2003.6.9)

はじめまして。
私は神奈川県で多頭飼いをしている者です。

保健所での処分、誰もが知っていながら目を背けていた事実を
真正面から受け止めて、問題に真剣に向き合っている児玉さんを
尊敬致します。

我家では3匹の犬と2匹の猫がいます。
5匹全てが「ノラ」です。
内、2匹の犬は、ある地方での野犬狩りから救出された子です。
その地方ではノラを捕獲する為保健所職員が毒餌をまいたりするそうです。

人間には当たり前のようにある権利が犬や猫にはない。
人間の気持ち1つで殺されたり、殴られたり、蹴られたり・・・・
生きる事さえ許されないのはおかしいと思います。

私は今いる子達を生涯守っていきます。
動物と暮らすという事は、そういう事だと思っています。

今いる子達が私の元で天寿をまっとうしたなら、きっとまた私は
保健所や愛護団体から同じような子を家族に迎え入れると思います。

もうこれ以上保健所で悲しい最期を迎える子がいません様祈っています。


174)学校でもこのことを伝えていきたい(2003.6.9)

私の家の近くに、子犬が捨てられていたことがありました。
私の家で、その犬を預かる事も飼うことも出来なかったので、家から子犬の所へ行っ
て世話をしていました。
しかし、子犬は次の日に亡くなりました。
保健所に連れて行かれたのではなく、弱って、死んで行ったのです。

しかし、元気なのに、幼いのにこの世を去っていく動物がこんなにたくさんいるなん
て、本当に辛いです。
もし、保健所で短い一生を終える動物達が自分だったら、という事を考えてほしいで
す。私なら、辛くて、恐くて、とても耐えられません。

もっと多くの人にこの現実を知ってもらいたいです。

学校でもこのことを伝えていきたいと思います。


173)世界中の動物たちの笑い声を聞きたい(2003.6.9)

私は埼玉に住む主婦です。
この本を読んでいる私に、主人は『そんな可哀想な本、よく見れるね』と言いました。
人間がしている事現実から目を背けてはいけないと思います。
本当の事を知り考える責任があると思います。
事実本の内容を友人に話した所本当の事を知っている人は居ませんでした。
皆に考えて欲しいと思い、娘が行っている学童保育という所に本を寄付しました。
大人だけじゃなく子供達にも知って欲しいと先生に渡しました。
本の中にありました「このワンワン寂しい、寂しいって言ってる」
子供さんの感想です。
自分の周りに居る子達にも何かを感じて欲しいと思いました。
日本は動物達を殺す為に沢山のお金を用意し使います。
なぜ守る為に使わないのでしょうか?
自分が納めているお金は小さな命を奪う為に使われているのでしょうか?
もっといろんな所で展示会して下さい。
最後にあるドラマでの台詞です
『もし言葉を喋れたら何て言うんだろう?お母さんや子供達を
殺されて何て言うんだろう?被害者は誰なんだろう?』
この台詞とても重かったです。
世界中の動物達の笑い声を聞きたい.......


172)犬も人も幸せに暮らすために…(2003.6.5)

はじめまして。福岡に住む学生です。
どうぶつたちへのレクイエム、チラシで知って一昨年と昨年、
福岡でも写真展に行きました。
HPも何度も見ました。
今頃になってですがどうしてもメールしたくてしてしまいました。

まず、素晴らしい活動をなさっている児玉さんに感謝しているし、
とっても尊敬しています。
そして、私も不幸な犬たちを救うために今、自分に出来る事を頑張っているところです。
我が家には2頭雑種犬がいます。
1頭はもらった犬で、2頭目は殺処分寸前で引き取りました。
やはりノラ犬という過去を持っていたし、すでに成犬だった彼女は、
虐待もされていたらしく、とても大変な部分もありましたが、
今は本当に素晴らしい家族の一員で、本当に捨てた人が信じられません。
写真展では、涙が止まりませんでした。
犬の表情が言葉以上のものを訴えています。
そして、我が家の犬も、どんなにか辛かったろうと思うと、とても苦しいし、
今、彼女への愛情が日々深くなるほどに、他の救ってやれない命を思い、
胸が張り裂けそうです。自分の無力さに悲しくなります。
私は今、犬の訓練士を目指して勉強しているところです。
やはり、犬と人との関係を理解せず、安易に考える人が多い現実・・・
気軽に飼い始めて、気軽に手放す人がいる限り、不幸な動物は減りません。
犬も人も幸せに暮らすためには、飼い主の正しい知識が必要だと思います。
だから、人も犬も幸せに、仲良く暮らすために必要な事をアドバイス出来る、
犬も人もお互いが楽しく共存するアドバイスを出来る、
そんな人間を目指して頑張っています。
少し違う形ではありますが、私も児玉さんのように不幸な動物達を救う事に貢献でき
ればと思っています。

HPでの、渡譲会の写真、何回見ても涙が出てしまいます。
あの子犬の表情の変化、あの最初の不安そうな顔と、
新しい家族に抱かれた時の表情が、本当に違うし、嬉しくなります。
今後も写真展等される時は絶対行きたいと思います。
不幸な動物達がいなくなりますように・・・・


171)私の夢、使命は…(2003.5.30)

こんにちは★私は中学三年生です。これから1年間動物愛護についてのことを
総合の学習でやっていきます。このホームページを見てびっくりすることやがkっかりすること、うれしいこといろいろ勉強になりました。
私はいま、雑種の雄犬うを飼っています。とても可愛いです。
でも、私の犬より可愛い子はいっぱいいました。保健所に・・・・。
捨て犬として。涙があふれてきました。私が大人になったら保健所にいる捨て犬を
保護するためのドックランをつくります!それが私のゆめであり、使命だと思っています。
私は本気です!犬を捨てる人なんて、絶対にゆるせません・・・!
                          (ワンコーさん)


170)やらずにいる方がストレスになる性質なので(2003.5.30)

以前福岡に住んでいた時、スーパーの掲示板で
『どうぶつたちへのレクイエム』を知りました。
行かなければいけない、目を背けたくないと言う
気持ちから、写真展へ行きました。1人で行った
のですが、会場では号泣。トイレで嗚咽したり
しながら、結局2時間ほどかかって全てを見ました。

その後チラシを配ったり人に話したりしたのですが、
ずっと気になっていながらもボランティアとして活動
したりする事はありませんでした。しかし『私は知っている。
そういう存在がいる事を』という意識は消えませんでした。

今日フトしたきっかけで動物虐待のページを見て(それは元
ペットショップで働いていた人が語る、交配という名の虐待
と言うものでした)。その後自分の飼っている猫に子供を
産ませたいけど…という内容の日記が載っているページを見て、
その感想に書き込んでいる内に『どうぶつたちへのレクイエム』
の事を思い出しました。その人にも、知って欲しいと思って…

気になる事は、やらずにいるほうがストレスになる性質
なので、私の地元でも写真展をやりたいと思いました。
見た所、私の地元ではまだ開催されていないようなので。

1人では無理があるので、賛同してくれる仲間を集める
事こういう事がある事を知ってもらう事から始めようと思います。

それと、つたないながらもHPというものを持って
いるので、ぜひここにリンクを貼らせていただきたい
と思います。それで、せっかくバナーがあるのに
申し訳ないのですが、看板になっている犬の写真を
使わせてもらえないでしょうか?その方がインパクト
があって、気が惹けるのではないかと思うので。
(ちなみに私のHPは全く動物愛護とは関係ない
日常ウダウダものですがf^^;)

あと、私もザッシュ犬を1匹飼っています。今年12歳になる
おじいちゃんですが、まだまだ元気に走り回っています。
私の人生の半分以上一緒に過ごしてきた可愛い弟です♪

                  (匿名希望さん)


169)ペットフードのこと、知って下さい(2003.4.28.)

こんにちは。
江戸川区在住のTと申します。
本日初めてHPを拝見させていただきました。
とても内容がしっかりしていてどれもとても参考になりました。

実は3月25日に家族だった猫を病気で亡くしました。
いまはその病気に至ることを自分なりに模索しています。
ストレスということ、洋種(アメショー)であるということ
遺伝性であること、他の猫から移ったということ・・・いろいろと原因があるらしく
獣医曰く、猫伝染性腹膜炎ということでした・・・。 
虐待にあった子や、保健所に送られて行く動物たちの気持を考えるととても
胸が苦しくなります。辛かったと思うし、悲しかったと思います。
天国ではそう言う子達が優先的に動物の好きな方たちにかわいがってもらえたら
良いなと思っています。
病気で亡くなる要因はペットフードも原因の一つです。
こちらのHPでは、取り扱っていないようでしたので(出過ぎていましたらあやまります)
是非、実状を知っていただいて何かのお役に立てて頂ければ良いなと思います。
猫のエサ、缶詰や、ドライフードの内容物をいろいろなHPで拝見しますと
こんな事があっていいのかと怒りさえ覚えます。
ご存じかと思いますが、人間で食べられないものを動物に与えている。
そんなことを長年してきている実体があると言うことが、腹立たしいですし、
私自身そのエサを与えてきて悲しいのですが病気になりなさいと
言っているようなものだと思いました。
今は自然食に変えてはいるのですが、以前からの食いつきが良いフードが良かったらしく
なかなか思うように自然食を食べてくれません・・・。
一度、ある缶詰を口にしたことがあるのですが、舌がぴりぴりしました・・・。
でも猫はおいしそうに(ちょっとためらいながら)食べるのです・・・。
腐らないようにと保存料や、色付きが良い着色料はもちろんですが・・・
病気になった、負傷した、死亡した、死にかけている(4Dといいます)このような物を
ペットたちに与えているのが現実です。
多くの皆様に本当のことを知って欲しいです。

私の調べた範囲で参考となるHPをご紹介します。

★下記の個人のHPではいろいろなメーカーの
フードを食べ比べて、評価しています。
http://popup2.tok2.com/home/nekonyan/index.html
http://www.1point.jp/%7Enekokan/

★こちらは猫の病気のことを載せているHPです。
http://www.abacuss.com/cat-net/frame/index_frame.html
http://www.ain-ah.com/sick/03-jinzo.htm
http://www.din.or.jp/~vetunion/kisomenu.htm
http://hidechi.hp.infoseek.co.jp/kurasu_m.htm

★下記のフードを食べさせましたが、進んで食べてはくれません(T.T)
完全な自然食は有りません。
ドライの内容を獣医に見せたらウサギのエサみたいと言っていました(笑)
http://www.inunekosyokuken.com/

★下記のメーカーのサンプルを取り寄せているところです。
http://www.axiscoltd.com/

亡くした動物たちの残してくれたメッセージを生きている私達が伝えていく、
伝えて行かなくてはいけないと思います。
全ての死が無駄にならないように・・・。

長々と失礼いたしました。
これからも頑張って下さい。
影ながら応援しています。


168)ペットショップで働くことになりました(2003.4.25.)

<1通目〜ペットショップ勤務前

おひさしぶりです。動物関係の専門学校に通っているE.Kです。
卒業研究の発表でレクイエムの写真を使わせて頂いて、
無事卒業することが出来ました。ありがとうございました。
話す時間が5分でどうにかまとめたのですが、きちんと言いたいことが
言えたのかというと複雑なところなのですが。あたし自身人前で
話すことが苦手ですし。

他のコースの子であたしと同じような内容で、発表会の時に発表していた子が
いまして、聞いていた人にきちんと伝わっていればいいなと思っています。

あたしは卒業後ペットショップで働くことになり、
言ってることとやってることが違うじゃないか、と思われるかも
しれません。でも、守るのももちろん大事なのですが、きちんと理解
してもらうことも必要だと思って。今の家族や、新しい家族になる人こそ
に理解して、迎え入れて欲しいと思ったから、ペットショップに行くことにしました。
理想ばかりあげていても、進まないのも事実です。少しでも実践で自分のものにして
いこうと考えています。

それから、たくさん犬を売るところって!!って思っていたのですが、
新しい家族を迎える方から見た時にたくさんの中から選びたいんじゃないの??
と言われた時に、なるほど。と思いました。新しい飼い主さんと出逢って幸せに暮ら
して欲しいです。

では、本当に色々とありがとうございました。

             (E.Kさん)

<2通目〜ペットショップ勤務後

こんばんは。
えっと、実際にペットショップで働いてみての感想ですが、
犬の管理をもっと私自身知らなければいけないと思う事と、
やはり生き物を売っているのですから、売る側もきちんと考えて
売れるようになれたらいいなと思います。

まだまだ接客もままならない状態ですし、
本当は飼い主さんになられる方の生活状況に合わせた犬か、
どうしてもその犬と生活いてみたいと思われるなら、
その子と飼い主さんが上手に暮らしていけるように
薦めていきたいところなんですけど。。。
やはり売らなきゃいけないのもありますし、難しいです。
ワンちゃんとの生活には、人間側の生活環境の制限も
多少は出てくるじゃないですか。それをのめない方には売りたくない
とは思いますけども、そうは出来ないので。。。。

ちょっとだけお店の話をさせてもらっていいですか??
私のお店ね、生後1ヵ月過ぎの子たちから売り出してるんです。
3ヵ月くらい過ぎてれば、ある程度安心も出来たりするんですけど、
1ヵ月はまだまだ怖い状態でもあって。でも一番かわいくて。。。
お店のスタッフもずっと子犬を触っていられるわけじゃないので、
子犬達は人間慣れしてないんですね、あんまり。
それで、新しい家族さんに貰われる時は、新しい環境に慣れるまで、
出来るだけ触ったりしないでくださいってなってるみたいなんです。

それで、サークルとかに入れておいてくださいね、とかいってるみたいなんですけど、
やっぱりかわいくて触っちゃうんでしょうね。
それで、店では元気だった子も家で体調崩しちゃうってのがあるみたいで。
あるお客さんで、連れて帰られた子が体調崩して一度店で預かって、元気になったの
で家まで届けたら、『またこんな風に体調崩すなら、病院代とかかかってこまるから
値段の近い子と変えてくれない??』と言われてしまったんです。
動物を何だと思ってるんだ!!って思わず思ってしまいました。
売る側としても、犬が幸せな家族にもらわれたいのに、
気に入って買ってもらえたんじゃないのかと。。。
何日か一緒にいたら愛情もわいてくるものだと
思うんですけど、、、、私の考えが甘いんですかね??

結構色々とありますね。
また何かありましたら連絡しますね。


167)獣医さんになることを決意しました(2003.4.25.)

こんにちは。福島県に住んでいる、16の浦住 詩織です。。 この前、群山で児玉 小枝さんが岩瀬書店に(本屋)に、写真展を開いていると言う事を、ニュースで、聞いて岩瀬書店の方に、写真展を見にいきました。私は、小学校2年生の時から、保健所の存在を友達から聞かされていて、犬や猫が殺されるなんて。私は怒りや悲しみで、すごく苦しかったです。自分に出来ることは、何かないかな?何かしたい。。と思った私は、保健所をなくそう。。そういう法律などを作りたい.ただ、犬猫を、助けたいだけじゃ誰も力を貸してくれない.獣医さんになる事を決意しました。 何で獣医だかと言うと、獣医は動物を治す職業で動物の事をよく分かるからです.医者の立場から保健所は、よくない絶対悪いと言う事を言えば、絶対に保健所は無くなる。すこしでも、ぎせいが減ると思ったからです 今私の手元に児玉 小枝さんの本があります。『どうぶつたちへのレクイエム』と言う本です。。とても悲しい本です。 でも小枝さんは、もっともっと悲しかったと思いますどんな気持ちで、カメラのシャッターを押したかが分かります。私は、夢に向かって人生を保健所が無くす事に、努力して生きて行きたいです。


166)友だちとも話し合ってみたい(2003.4.25.)

私は初めて捨て犬の事を知ったのは本屋で買った捨て犬の写真の本でした。そこの本に載っていた犬達はとても淋しそうな眼差しでカメラに映っていました。それから私はインターネットで調べたりしています。そしてどうすれば一匹でも多い命を守るために考えました。その結果1番始めに思いついた考えは、お金をためて、犬を育てられるようなところを作り、飼い主のいない犬や、猫を育てていけばいいと思います。ひとつ、問題なのは育ててくれる人です。この問題がなければいいかなぁと思ったんですけど・・・また考えてみます。そして友達とも話し合ってみたいと思います。
また、実験に犬を使うのも、とてもよくないと思います。他にはないのでしょうか?いろんなところで犬を使うのではなく、せめて、一ヶ所のところで実験をしてその結果を他の所に伝えればいいんじゃないかなぁと思うんですけど・・・これからもいろいろ考えて生きたいと思います。
               真子


165)私は心が狭いのでしょうか?(2003.4.25.)

はじめまして。今回この写真集を見て切なく悲しみが込上げてきました。私はM.ダックスを飼っています。私のとってはペットではなく大切な家族です!写真集に出ていた子達は以前は一緒に居て安心する家族が居て、きっと最後の最後までその家族が迎えに来てくれるって信じようって自分たちに言い聞かせていたんじゃないかなぁと思うと動物たちを愛するものとして切ないのと同時に怒りも心に残りました!今の時代捨てられて処分される子達だけでなく、先日も犬に灯油をかけて殺して事件がありました。それだけでなく動物に対する虐待も最近は増えてきています。そうゆうことをする人たちに私は自分たちも同じ事をされて苦しめばいいって思います!!そう思ってしまう私は心が狭いのでしょうか?
どこの国かは忘れましたが犬などを飼うときは安易には飼えないっていうのを聞いたことがあります。飼った後で捨てたりするとその飼い主は罪に問われるっていう事もあるそうです。日本でも簡単に飼えない様にきちんと飼い主に対して飼い主としての責任が持てる人か見極めてから相手に託すっていうシステムがあればいいのにって思います!
命の大切さ、重みは人間だろうと動物たちだろうと同じだという事をこのHPを見て世の中のたくさんの人たちに知ってもらいたい・・・。
今回このHPを見せていただいて私は何の罪も無い小さな命を奪われた子達の分も今一緒に居る大切な家族である*マロ*を今まで以上に大切にしようと思いました。本当に見せていただきありがとうございました。


164)こどもたちにも出来ることはある!(2003.4.25.)

はじめまして。初めてメールを送ります。
私は中学三年生です。
最近このHPを見つけました。
動物たちのために活動している人が、たくさんいることがわかって、
とても嬉しかったです!
今まで私は、こういう動物たちがいるのを知っていながら、
何もしてきませんでした。
中学生の自分に何ができるのか・・・わかりませんでした。
でも、こどもでもできることはあるんですね!
ここには、私よりも年下の人たちのことも書かれていて、とても勇気がでました。
ありがとうございます。
私も、周りの人にこの動物たちのことを伝えていきたいです。


163)心から離れない辛い体験…(2003.3.10.)

「ラスト・チャンス」という写真展を見に行ったのは、私の心から離れない辛い経験を乗り越えるためでもありました。「レクイエム」といコーナーで、檻の中から見ている子の写真を見た途端、私の足は止まってしまい、涙をこらえるのに必死でした。「僕は悪いことをしてないのに、何で…」あの子の目は、そう訴えているように思えたからです。私は保健所等に連れてくる人たちの中には、本当は一緒に居たいと思ってるのに、それができなくて…という人もいるんだということを、あの子たちに伝えたくなりました。。以下は私の経験です。もし読んでいる途中で不愉快になられたら申し訳ありません。

 動物好きの両親と一人っ子の私にとって、犬・猫・ウサギ・小鳥は兄弟と言ってもいい存在でした。物心ついた時から一緒に暮らしていたからです。一緒に暮らしていく中で、何度も生き死にも見てきました。その度に泣いていたのを今でも覚えています。
その中でも、「絶対に忘れられない、忘れてはいけない」と自分に言い聞かしている事が一つあります。それは「ジュリー」という老犬との別れの事です。彼(ジュリー)は私が小学校6年生の時に家に来ました。彼は私が学校から帰って来ると、飛びついてきて顔をなめて遊んでくれとせがみました。そんな私達を、父と母は兄弟みたいだと言ってました。いたずらをして怒られる時も二人一緒、泥だらけの脚を拭き忘れて彼が怒られていた時などは、私が怒られてる気になったほどでした。
そして、彼と一緒に暮らして来た12年目の梅雨の頃、家を引っ越すことが決まりました。当然、彼も一緒に暮らすと思っていた私は、喜んで彼に報告したことを覚えています。そして引っ越しの日が近づいて来たある日、私は父と母から悲しい説明を聞きました。引っ越す先は犬猫のペット飼育は禁止、但し小鳥やリス等はいいということでした。それを聞いた時、私は何にも言葉が出てこなかった。父も母も私も下を向いたまま泣きだしました。
次の日から一生懸命、彼の引取先を探しました。彼は子犬のころから、犬にも人にも吠えない優しい性格でした。そのことを知っている近所の人が引き取ってくれると約束してくれたのですが、迎えに来てくれた人に対して、彼は歯を剥きながら吠えて抵抗したのです。私や父と母がなだめても吠えることを止めない彼を見た人は、あきらめて帰っていきました。それから2日後、私が会社から帰ってきた時には、彼は家に居ませんでした。父と母が相談して、昼の間に母が保健所に連れて行ったからです。とても蒸し暑い日でした。母は彼と別れるまでのあいだ、心の中で謝り続けていたそうです。「暑い仲を歩いて来たので、お水をあげてください」と係の人に何度もお願いをして帰って来たそうです。その日の夜、私は母の辛い気持ちを考えると何も言えませんでした。このことがあってしばらくの間、私の家では犬が出て来るテレビも辛くて見れなくなりました。
 マンションに引っ越しをして、何年か後に父が事故で亡くなるまでの間、私の家に犬はいませんでした。彼に対する償いの気持ちと、ペット飼育禁止だったことから、二度と辛い別れをしたくなかったからです。また父にも母にも言わなかったけれども、通勤途中に町中で、ペットショップを見るたびに私は寂しかった。犬を散歩させている人を見ると、とても羨ましいと思っていた。
父が亡くなって今のマンションに引っ越した時に、私は「もう一度、犬が飼いたい。いい加減な気持ちじゃない、散歩も世話もできることは自分でするから」と母に頼みました。そして、現在8歳になる子がいます。今のところ健康で病気もケガもありませんが、この子を飼う時に誓ったことがあります。
「絶対に不幸なめに合わせない、介護が必要になっても最期まで面倒を看る」と。

仕方なかったとはいえ、施設に愛犬を送った経験をもつ私には、不幸な子たちを助けたいという資格はないのかもしれません。また、それが彼に対しての償いになるとも思ってませんが、これが今の私にできる、最大の償いではないかとも思っています。
                           (匿名希望さん)


     

162)無性に哀しいです(2003.3.10.)

 話を聞いてもらいたくてメールしました。
 私は子どもがいないぶん愛犬に時間をかけています。自分が飼い主となった
のは初めてですが、これほど、犬はかわいい動物なんだと思い知らされました。
でも、よそを見ると幸せな犬のほうが少ないように感じます。ウンタの世話
をする様になって3年が過ぎようとしてます。飼い主さんの同意で、お世話してるの
ですが、今日も違う劣悪な環境にいるワンちゃんを見つけてしまいました。よく見ると
、首輪が小さいままで大きくなったワンちゃんでした。首がビチビチで急いで新しいの
に無断で交換しました。ご飯をあげてないのか、札幌は雪が降ってるのに、通った足跡
が全くありません。私もほっとけないからすぐに家のフードを食べさせました。あん
なにガリガリに痩せて、飼い主は全く気にも留めないようです。怒りが込み上げて
きました。
  今、TVに宣伝されてからチワワブームになってますが、世の中の人みんな
が良い人であれば、児玉さんが写したワンちゃんなんていないはず。この宣伝のおかげ
で、何も罪の無い犬達が悲しい結果にならないように祈るばかりです。
 とてもつらいです。屈託の無い寝顔をして寝てる我が家のリキを見ると、余
計ほかの犬達が気がかりになってしまいます。正直、見て見ぬ振りすれば、他人の自分
がお金使ったり、泣いたり、怒ったりしないで済むから気は楽かもしれない。で
も、知った以上何か出来る事は無いか…と何もしないではいられません。人間一人って
無力ですよね!私が出来る事なんてしれてるもの。本当に無性に悲しいです。どうにも
ならないです。せめて、飼い主が自分の犬のことはちゃんと責任持って接してくたらま
だ、気持ちは少し救われるのに。
                     (北海道・M.Iさん)


161)私、必死に7日間通ったんです(2003.3.10.)

初めまして 私は新潟に住む ちょこまま と申します。
HP見ました・・・胸が痛いです・・
私も現在 M・ダックスといっしょに生活しているのですが・・・
小学校の頃・・・・ずいぶんと昔になりますが・・・
家で飼っていた愛犬が 行方知れずになったことがあるんです
母と 野犬収容所に探しに行った時のショック・・・
あの目・・・訴えるような目・・・
そして日 一日と縮まっていく自分の命の行方を知っているのか・・・
3日目の檻に入れられたワンコの・・・諦めとも憎しみともなんともいえない目・・・
思い出しました・・・
私・・・必至に7日間通ったんです
その間にも次々と 昨日まで吼えて助けを求めていた声が無くなって行く現実に
小学生だった私は涙が止まらなくなったのを覚えています
幸運にも 愛犬はどこかで繋がれて飼われていたらしく 1ヵ月後 綱を引きちぎって
我が家へ戻ってきました
あの時の愛犬の歓喜の様は今でも忘れられません
方や人知れず殺されてゆく犬たちがいると言う事を 私も知ってもらいたく リンク張らせて頂きました ありがとうございました
御報告まで・・・・・ちょこまま
http://www10.ocn.ne.jp/~cyokopi/
ちょこぴの小部屋


160)まるでヒットラーのようです(2003.3.10.)

こんにちは。
大分前に一度だけメールを送った暁です。
久しぶりに児玉さんのHPを訪れてみました。
現在中2です。

性別年齢様々な人、中には私と近い年齢の方もいて、動物愛護について考えている人
はたくさんいるんだな、と安心すると同時に、凄く救われます。

私の家に居る犬の一匹に、「コロ」という犬がいます。
コロは、私が小学3、4年生の時に、妹の保育園の近くの河川敷で、お腹に大きな切
り傷を作って歩いていました。
母に必死に頼んで、病院へ連れて行ってもらい、すぐに手術をしてもらいました。
傷口は人が付けたものらしく、かなり深かったらしいです。
『治るまでは家にいてもいいけど、治ったら元の場所に戻すのよ』
という母の言葉に悲しみを私は感じました、そしてコロはその後順調に回復しまし
た。
既に死ぬかもしれない、と獣医さんに言われていたので、凄く嬉しかったです。
結局、母もコロに情が移ったらしく、今では我が家の一員として、毎日楽しく過ごし
ています。

また、私が小学6年生の時に、妹二人とその友人が、三匹の子犬を拾ってきてしまい
ました。
妹の友人の家の近くに捨てられていたらしく、近所の人が迷惑だから保健所へ連れて
行く、と言っていたので連れて帰ったらしいです。
私は三匹の子犬を抱きかかえた妹を見て、複雑な気持ちになりました。
『いい事をしたね』などと褒められなかったのです。
今までに私が捨て犬を見て母に飼いたいと乞っても、家には数匹の犬がいるので、許
可がおりるはずもありませんでした。
連れて帰ってしまい、また元の場所へ戻す、最悪保健所へ自ら連れていかなくてはな
らない結果になってしまうのかと思うと、妹達がとても憎かったのです。
でも、妹達の行動は私に勇気を与えてくれました。
母に必死に頼んで、里親を探すまで家に居さす事を許してもらったのです。
両親も最初は『家の庭か隣の空き地に置きなさい』と言っていたのに、徐々に玄関に
置く事を許してくれるようになり、最終的には家へあげる事も許してくれました。
それから私は、妹達とその友人と一緒に、学校と近所に張り紙を張って、里親を募集
したのです。
一匹は妹の友人が飼ってくれました。
ご両親もOKを出してくれたらしいので、安心して渡す事が出来ました。
残り二匹は、母の手助けのおかげで、母の仕事関係の方が引き取ってくださいまし
た。
その内の一匹を引き取ってくださった方は、他県からやってきて下さったのです。
また、母の仕事仲間の方が引き取ってくださった犬は子供も生んだらしく、その子供
は全員優しい里親の方に巡り会えたと聞いた時は、心から嬉しいと思いました。

これらの体験を通して、私にも出来る事があるのだと気付きました。
中学生、未成年という言葉で、私は知らず知らずの内に出来ることすら出来ないと勘
違いしていた、もしくはその言葉を借りて逃げていたのかもしれません。
出来る事は限られているし、助けられる動物の数なんて、助けられない動物に比べれ
ばずっと少ないです。

私は将来、たくさんの動物を助けられる人間になりたいと思っています。
その為に悲しい現実とも向き合って、もっと色々と勉強しなければならないと思いま
した。
そして児玉さんや、他の行動をしている方々のように、自分に出来る事を見つけて、
行動に移せるようにしたいと思っています。
今の私に出来る事は少ないけれど、これから歳を重ねて、もっとたくさんの動物や人
と出会い、考えを深めて行くにつれて、私自身も変われるし、出来る事も増えて行く
と思います。

動物虐待や実験、処分や毛皮などへの使用など、動物に対する酷い行為が日常的に行
われるようになってしまった中で、それらに反対し、行動に移すのは、案外難しい事
だと思うんです。
でも、だからこそやらなければならないのだと思いました。
こんな事が"当たり前"になってしまう前に、おかしいと思える人が動かなければ。

人間は脳が発達し、多くの物を開発して成長して、それと共に独裁的になってしまっ
ているのではないでしょうか。
自分達が、地球上の中心だと思い、自分達の為に周りの動物や自然を犠牲にしてし
まっている、それは、まるでヒトラーのようだと思います。
相手が人間でなければ良いというわけではないのに、法律や周りを見ても、人間は動
物の命を軽視し過ぎている。
欲張りになってしまったのだと思います。
動物や自然が犠牲になった事で、今の私の周りの環境が出来上がっている。
今が幸せだと感じるだけに、凄く複雑です。

支離滅裂な文章になってしまい申し訳ありません。
それでは、失礼しました。


159)逃げずにきちんと見ることが大事!(2003.3.10.)

今、私は拾った犬と暮らしています。
その犬はもう本当に餓死寸前でした。
道路わきから体を引きずって出てきたところを見つけ、保護しました。
すでにフィラリア症に感染していて、里親探しも困難だと思い、
回りの反対をおして、彼と一緒に飼うことにしました。
現在は、薬治療のおかげで元気に過ごしています。

動物のペットたちのおかれている状況を、
今までは、ただ、ひどいなぁ、かわいそうだなぁと思うだけだった私…。
まめを拾ってからは、本当に、真剣に考えるようになりました。
そして、見えていなかった数々の事を知りました。
それは、多くの犬や猫の里親募集、保健所での殺処分、
虐待、動物実験、ブリーダーによる大量生産、等々、
知らなければよかったと思うほど、苦しくて悲しい現実ばかり。
涙はでるし、何もできない自分に腹も立ちました。

でも目をそらしたらいけないんだと思いました。
逃げずに辛い目にあっている動物たちをきちんと見ることが
きっと必要なのだ!と私は思いました。

私は捨てられた動物がどのような苦しい時間を過ごすのか、
わかってもらいたいと思って、拾った時のまめを中心にして
HP『まめちな生活。』を作成しました。
最近では、元気に過ごすまめの話などもたくさん載せて楽しく作っています。

事後報告となりましたが、
私のHPの方にリンクを貼らせていただきました。

ラストポートレートの抱かれて寿命を全うするワンちゃんのように、
1飼い主として、まめを大切に大切にしてあげたいと思います。

                        (みぃさん)
  http://saved-the-dog.hp.infoseek.co.jp/



158)私も何かしなくちゃ!(2003.3.10.)

はじめまして。

私は愛知県に住んでいます。

去年の秋くらいに豊田のスーパー(メグリア?でしたっけ?)の一角で
『動物たちへのレクイエム』の写真の展覧会を見ました。
保健所での処分を待つ犬や猫の・・・でもどこかで誰かを待っているようなまなざし
がなんがかとても見ていてつらかった印象があります。

先日私もはじめてホームページを作りました。
私の飼っている猫(タルトというんですが・・・)がメインで始めたのですが、
いろいろなサイトをまわっているうちに、『動物たちへのレクイエム』という言葉を
見つけて、それを辿って来たら児玉さんのサイトまでたどり着き、
・・・あのときの展覧会は児玉さんの写真だったんだ〜!と改めて思い出すことがで
きました。

私も小さな頃から動物が大好きで、獣医になりたいとか、動物保護をしたいとか・・

そのように思っていたのですが、実際は保健所の現実や動物虐待や実験動物や・・・
事実を受け止めていないまま・・・目をそむけていたんだと思います・・・ここまで
来てしまいました。
今になってようやく現実をしり、そしてかなりのショックを受けています。
そして自分の無知さや、これまで何もしてこなかった自分に怒りを悔しさをおぼえま
す。

・・・私も何かしなくちゃ!と思うのですが、今のとこを思いつくのが署名くらい
で、
里親募集、ボランティア・・・と思っても、実際何からしたらいいのか分からず、
また自分ひとりで活動ができるのかどうかも不安で・・・
その場で足踏みをしているような状態です。
あせる中で、自分のサイトに署名のページなんかを作ってみた程度です。
そして思ったことは、
もっと人に訴えることのできるくらいの知識を増やす事が大事だということです。
不幸せな動物達は何が原因で、
その子達を幸せにするためには何が必要で何をしなくちゃいけないか。
しっかり理解できていないと何もできないんですよね。

児玉さんの写真の展覧会は絶対多くの人にインパクトを与えるものがあります。
この素晴らしい展覧会をこれからもずっと続けていって欲しいと思います。
私も児玉さんのように、少しでも多くの人の心に訴えられるような活動をしたいと思
います。

・・・えっと。。。『リンクさせてください』というメールを書こうと思っていたの
ですが、
ずいぶん長くなってしまいまして・・・申し訳ありません。
リンクさせていただきます。あとバナーももらっていきますね。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
  http://www.infoseek.livedoor.com/~miru_kitty/
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*



157)私は今泣きながらこのメールを書いています(2003.3.10.)

 人間は勝手すぎる・・・。何で可愛がっていたワンちゃん猫ちゃん
を捨ててしまうのか?罪もない動物が毎日、殺されている。
保健所でも・・いや飼い主による虐待死でも・・・・。
何故、ゴミ扱いのように山に捨てたり殺したり出きるのだろう?
可愛そうに・・。私は今は泣きながらこのメールを書いてます。
実際、保健所に行ってそこに収容されてるワンちゃんや猫ちゃんは
見たことありませんが、考えると胸が詰まる思いです。
どんな理由ですてるか分からないですが飼い主さん・・考えてあげて!
願いが叶うなら全て殺されそうになっている動物を引き取って
あげたい位です。全ての動物さんは幸せに旅立っていきたいはず・・。


156)私にも必ずできる何かがある(2002.11.11)

 本の中の子達は、私には無表情に見えました。写真の彼らに手が届きそうでた。そんなことできるはずはないけれど、写真の彼らは生きているような気さえしました。彼らが何を言おうとしていたのか、何を考えていたのか、何が欲しかったのか、私にはきっとわからないのかもしれません。だから考えたいのです。“命”というものがどれほど尊くすばらしいものか、大切で守りたくて、強くて儚いものか...人の手により奪われていいものなのか?じゃあ一体、この子達は何のために生まれてきたのか?まるで人間に生まれてきたことが特しているかのように思えてならないのです。全ての決定権がさも人間にあるかのような気さえします。

でも、でもね不思議ですね。私は動物が大好きで大好きで、そんな残酷なことをする人間が憎く許せません。でも私は人間も大好きなんです。すべての人がそんなヒドイ人じゃないから、という理由もあるのですが、私や他の人と同じように動物が大好きで大好きで...でもどうしょうもない理由があって心が張り裂ける思いで捨てたり手放さざるを得なくなってしまったひともいるんだろうなぁ...と思うと、やるせなくて...私にだってそういう部分が絶対にないって言い切りたいけれど、ひょっとしたら持っているかもしれないなと思いました。もちろんいかなる理由があろうとも捨てることは許されないのだけど。

でもそういう人の辛さも私にはきっとわからないんだろうなって。

私はこの本を通していろんな人の感想に触れ、みなさんの優しさや温かさや思いやりに出会えました。こんなに思ってくれるひとがいてくれる、まだまだ捨てたもんじゃないなって。嬉しかったです。保険所での事実や海外の動物保護施設の位置づけなどについても知ることができました。

私は現在、ANTになるべく動物看護の専門学校に通っています。看護や医とつくものは“癒す”こと、とおっしゃる獣医の先生がいらっしゃいますが、私はまだどうすればいいのかわかりません。これからわかるのか、それも疑問です。そして一生かかってもわからないかもしれません。それでも私はこれから色んな動物たちと出会い、別れを通してその中で私なりに考えていきたいと思っています。何事も長所・短所を持ち合わせていて、他人やマス・メディアに流されるのではなく、自分の目で見て、耳で聞き、自分の意見で考えで言葉で行動していくことが大切なのではないかと思いました。

私の家では二匹のワンコがいます。一匹は拾ってきた犬です。彼らは私のかけがいのない家族、宝、命です。これからもたくさんの人にこの本が読まれますように、そしていつか彼らのような境遇になってしまった子たちの瞳に輝きがともされる日がくることを心から望みます。

私にも必ずできる何かがあると信じて、今は精一杯のことをやります。わからないことが多くてすいません。

長い文で、読みづらいかと思いますが、児玉さんに少しでも伝われば嬉しいです。ありがとうごさいました。


155)少しずつ私にできることから…(2002.11.11)

 こげんたのサイトでこちらが紹介されていてお邪魔させて頂きました。初めまして、こんにちは。
まだこのサイトの全てを見た訳じゃないんですが、以前、本屋で写真集は拝見させて頂きました。
私は周りに人がいるにも関わらず、ポロポロ泣きながら本を読んでいました。
人間の勝手な都合で、どうして犠牲に合わなければいけないのか…。悲しそうな犬たちの目を見ていると胸が苦しくなりました。犬たちは気づいているんですね、自分たちが後少しで死ぬということを…。
この子たちをこんな運命に合わせてしまった同じ人間として、本とに申し訳なく心の中で「ごめんね、ごめんね」と私は何回もつぶやいていました。

昔、小学生の頃、近所でダンボール箱に入った子犬を見つけた私は、近所のおばさんが「さっき保険所に電話したから触らないでね」と言うのも構わず、友達と相談して子犬を別の場所に移動させ、犬はいらないかと一軒一軒回ったことがあります。
しかし今では大人になり仕事に追われ、時間も、子供の時のような勇気もなく情けないばかりです。
でも児玉さんの写真集を見て、動物たちの目を見て、逃げてばかりじゃ駄目だなと気づかされました。
子供の時のように素直に勇気は出せないけれど、少しづつ私に出来ることから考えていこうと思います。

児玉さんの写真集は悲しい現実を知ることになり辛かったですが、でも大切なことを気づかせてくれた一冊でした。
ありがとうございました。

                       (m→mmmさん)


154)産ませたのも、捨てるのも、殺させるのも、人間(2002.8.20)

 初めまして。広島県に住みます、M.Y.36才です。
小さな喫茶店を営んでおります。
 お店の本棚には、殆ど「わんこ」について・・が並び
お客様も最近では慣れた様子で、「あの・この・犬は
馬鹿だから」と言う言葉も、言わなく?言えなくなりました。
 生まれ育ったこの町に帰って来てから5年になりますが、
その間に何回『不要犬・猫・回収車』を(トラックの横に明記)
目にした事でしょう。
決まった曜日と時間に連れて行く殆どが、散歩を装い車に
゛押し込む゛姿は『鬼』です。
「いや、いや」のおしり、外に響く鳴き声に、「何も感じないの」
と、叫んでみても、ホッ・・とした顔に何も言う事はありません。
 小さなワンワンボランティアをつづけて来た私にとって、苦痛
以外の何者でも無く、つい口出しをして、名も知らぬ犬とトラック
を途方に暮れ乍ら見送った事もあります。
 聞けば「馬鹿だから」「生まれた」からとかの理由には、返す言葉も
ありません。「全部あんたの責任でしょー犬に殺される理由なんて
これっぽっちも無いのよぉー!」の意味も通じないから・・
 昔、口減らしの為にその家の年寄りを息子と孫が、リヤカーに
乗せて山へ捨てに行った帰り道、
「お父さんリヤカーを忘れたから取りに行って来る」
そこに近づきたく無い父親は、
「いいよ、もう要らないから」
「だって、お父さんを捨てる時に使うから取ってくる」
愕然とした父親は、過ちにやっと気がつき迎えに行った。
この話を思い出しました。ここ迄言われ無いと気が付かないのも
情け無いが、最近この手を使って「そんな事をつづけてたら
あんたも、臭いとか汚いとかで孫や息子に捨てられるよ」
と、言われた相手は知る限り4匹目だ。
 そんな事もあって少しでも解ってもらいたくて本を置きました。
野犬狩りに置かれた罠の扉を閉めたり、壊した事もあります。
だって、人間のせいなんだもの。餌付けをして近寄り過ぎてトラブッて
挙げ句に捕まえてくれ!だとぉー、冗談でしょ・・
産ませたのも、捨てたのも、殺させるのも人間でしょ。
助けられないけど見過ごせなかったから・・
 


153)私にできることは…(2002.8.20)

こんにちは。私はHN「から」と言います。
小枝さんの事は濱井千恵さんの本を読んで知りましたが、
小枝さんの撮ったワンちゃんの写真を見て
それ以前にテレビで放映されていたのを見ていたかもしれません。
確か喫茶店にて写真展を開催していらしたような?
 私に出来る事はは動物実験反対と、実験されていない化粧品を使う事、
周りに動物実験の事実を広める事です。
 一度迷い犬を保護した事があったのですが、
飼い主のいる犬だったので一件落着しました。
我が家は動物を飼える環境ではないので今回の件で家族に注意されました。
でも飼い主のいる犬で本当によかったです。


152)動物収容施設を訪れました(2002.8.20)

こんばんは。
以前、児玉さんに卒業制作に保健所やシェルターのことを
書きたいって言った、動物関係の学校に通っている者です。
さて、私もどんどん卒業や就職という最終段階が迫ってきました。
夏休みにも入ったので、この機会を逃してはいけないと思い、
今日になりましたが、A市動物愛護センターさんにお話を聴き、
管理棟を見学してきました。
本当にていねいに答えて頂いたので、すごく勉強になりました。
そしていざ見学。施設自身も新しいから、今まで考えていた
イメージとは違うものでした。たぶん、その理由の一つとしては
その施設では刺殺処分をしていないという所もあるんでしょうけど。
犬は計2頭猫は0頭でした。その2頭の犬の一匹は甲斐犬で、
今3、4歳くらいだろうとおっしゃってました。
人慣れもしていて、本当にかわいいこでした。
捕獲された子なので、2週間くらいはセンターにいるそうです。
でも、その後はたぶん処分だろうって。
今4日たったそうですが、何も連絡はなく。。。。。
成犬はほぼもらわれていくことは無いと言われてました。
寂しいですね、人の勝手なのに。。。
飼いはじめる者、捨てる者、虐める者、可愛がる者、
みんな人間が行う事なんですよね。
一匹でも、幸せになる子が増える事をあらためて願います。

<以下は、2通目です>

さて、今日は友達も一緒に来てくれたのですが
O市動物管理センターさんのほうへ、見学に行ってきました。
思ったより綺麗な施設でした。施設のお話を聞いて、いざ見学。
まさに、収容されている所でした。
前に新しい施設を見ているせいでしょうか。
これくらいなんだって思ってたものですが、そうは思えませんでした。
収容期間はすべて4日間。捕獲もです。たぶん捕獲が…なのかもしれないですけど。
比べちゃダメなんですかね。
A市の方は、犬の収容事態が違っていたんです。
散歩もするし、本当に清潔感があったんです。
いつか死を迎える子であっても、生きているって感じがありました。
今日の子たちは、果たしてどうだったんでしょうか。
彼等はどう感じているのでしょうか。ただそこにいるだけ。
数の違いもあるとは思いますが、みんな一緒に入れられている。
体調がよくても良くなくても。私にはそう見えました。
目はみんな一緒。人間を慕うわけでもなく、恨むわけでもなく。ただ、見ているだけ。
せめて、最後を迎えると解っているにしても清潔に、動物として、生き物として扱って欲しいです。
管理センターさんを攻める気は一切ありません。
あの方達も好きで殺しているのではないのですから。
ただ、目の前で譲渡される子もいるのに、その裏では今日生を終える子もいるんです。
その差は激しかったですね。

何よりもやはりガス室は辛かったです。
あの部屋に入る前まで生きていた子が、
次にドアを開けた時にはもう2度と目を開けてくれることはないんですから。
殺されたくて、生きてたわけじゃないんですから。
誰も『苦しいから』なんて言ってません。
扉が開く所の前は、芝生が茂っていて、
子犬が触れあいをしたり出来る場所になっているんです。
一歩手前とは別の世界でした。

あと、写真を撮ることは拒否されました。
私自身理由は納得しています。『その写真が新聞等に載った時、
一般の人は動物の悲しそうな目を見て可哀想だと思うでしょう。
しかし、その鉾先は捨てた飼い主ではなく、私達管理センターのものに来るんです』と。
確かに、私自身保健所という響きを聴くだけでダメな人でした。
昔の犬のことが蘇ってきて、許せませんでした。
私の犬は祖父のおかげで助かりましたが、その事以来拒否しまくっていました。
でも、その場所を恨んでもしょうがないんです。
彼等を手放すことにした飼い主を見るべきなんです。
考えもなく飼った人、都合良くリセットする人、多々あります。
そんな人がいるが為に、今日出会った子たちがいるんですよね。
もっと理解して欲しいです。

それから、A市とO市では収容される数の違いが、凄かったです。
引取り  A市‥152  O市‥231  捕獲  A市‥171 O市‥959  (12年度)
13年度のものでは、A市は少し数が減ってきていたんです。
O市のを聴いて寂しい気がしました。
地区でこんなにも違うものなのかと。
O市の人はまだ認識が少ないんでしょうか。。。。。
やはり寂しいですね。


151)この悲しい体験を無駄にしたくないから…(2002.8.20)

はじめまして、児玉さんのホームページを読ませていただいて、メールをお送りしました。
私は東京都に住む、秋元と申します。
大学病院で助産婦をしています。今年で29歳です。
以前にも児玉さんの書かれた本を何冊か読ませていただきました。
こんなにも真剣に、動物のことを考えていらっしゃって、
そして一生懸命に活動していらっしゃる児玉さんに
どうしてもメールしたくて、6月のボーナスでついにパソコンを買いました!
私の話をきいてくださいますか?

私が小学校5年のときのことです。
いつも家の近くの川のところにいる野良犬をうちにつれてきて、飼いはじめました。
すごくひとなつっこい犬で、ふさふさした毛並みの白い犬でした。
いつも川のところを通ると、食べ物をほしそうにしていたり、
すりよったりしてくる犬で、住むところもないようだったので、
家族で相談して、うちにつれてくることにしたのです。
ソリと名づけました。

ソリはとてもひとなつっこく、私たちの言うこともよく
理解してくれているようで、そしてこれといった病気にもかからずに、
楽しく我が家の一員として過ごしていました。

でも、ひとつだけ気になる事がありました。
それは、ソリがうちに入ってこようとするよその人に対し、かなりきつくほえることです。
ふだんはおっとりしていておだやかなソリなのに、
家族以外の人を見るとまるでちがう犬になったかのようにほえるのです。
私はそのとき、よくほえる犬はその犬の天性(性格?)のものであり、
直しようがないと勝手に思い込み、ほえないようなしつけをするとかは
しなかったし、そんなしつけがあるとは思っていませんでした。
その甘い考えが、のちの大事件につながってしまったのです。

ソリを飼いはじめて4年目、私が中学2年生の夏休みのことです。
その日はとってもお天気がよく、私はソリと日向ぼっこをしていました。
ソリをお日様のよくあたる場所につなぎかえて、一緒にボーっとしていました。
すると、電気屋さんが検針に来ました。
電気屋さんが電気のメーターを見に行くためには、
私たちが今ひなたぼっこをしているこの場所を通らなくてはいけません。
案の定、ソリは電気屋さんを見ると、激しくほえたてました。
なので私は、ソリのからだをおさえました。
すると、そりはいっぺんにおとなしくなったのです。
なので、私も電気屋さんも、大丈夫かなと思って、油断したのです。
電気屋さんがうちの方向に進み始めるのと、
わたしがソリを抑える手のゆるみと、ソリが電気屋さんにかみついたのはほぼ同時でした。
あっという間の出来事でした。

ソリがかみついた電気屋さんの足からは、血がどくどくと流れていました。
あんな一瞬にどうしてあんなにジーンズがやぶれるのかと思うくらい、
ずたずたになっていました。
ソリはつないでいたし、電気屋さんもかみつかれてすぐに
遠くに離れたから、ひとかみですんだのですが、ひどい怪我でした。
私はすぐに家の人に報告に行くので精一杯でした。

その事件があって数日後、朝食後にいきなり父が言いました。
「ソリは今から保健所に連れて行く。もう連絡はしてある。
人をかむような悪い犬は、もううちの犬じゃない。」
私は急いで父の目を盗んで庭にいるソリに会いに行きました。
ソリは、これから自分がどうなるのか、わかっているのかいないのか、
なんだか元気がありませんでした。
私はソリに謝りたかったから、ソリのところに行ったのです。
謝ってもあやまりきれないことは分かっていましたが・・

ソリは自分をさする私の手を力なくなめました。
そのときにだれか家から出てくる音がしたので、
私はなんだかさっと隠れてしまいました。
私は弱かったのだと思います。

ソリは保健所に連れて行かれました。
愛されていたはずの家族の手により、連れて行かれました。
こうする他なかったのでしょうか・・
他人をかんでしまった犬は、保健所に連れて行かれなくてはならなかったのでしょうか。

私はもっと、ソリに人間社会で生きていくためのルール、
他人を必要以上にほえない、ましてやかまない、
そんなことを教えてあげなくてはいけなかったことに気づきました。
気づいたのは、恥ずかしいことにほんの最近なのです。
そしてそれは、飼い主の義務だと思いました。
でも、犬を飼うにあたっての知識が薄かったから、
飼っている間はそんなことに気づかなかった・・
飼うときにそんな知識を持っていて、ソリにきちんと教育していれば、
こんなことにはならずに、ソリともっともっと幸せにくらせたのに・・

私は、動物を飼うときに一定の講習を受けられるような、
そんな学校があるといいなあと思っています。
また、その講習を受けないと、動物を飼うことが
できないような制度の必要性を強く感じます。

動物を飼おうと思う人の大半は動物が大好きなのだと思います。
でも、飼うにあたって知識が薄かったら、
私のように大切な動物を不幸せにしてしまいます。
ただおいしいご飯をあげたり、なでなでしているだけでは、
本当に動物を幸せにしてあげられないのだと強く思います。
動物が幸せに一生をすごせるかどうかは、
飼い主である人間の手にかかっているような気がします。

私はこの悲しい体験を、無駄にはしたくないと思っています。
こんな目にあう動物が1匹でも減ることを本当に願っています。
でも、願っているだけで、私は何の努力もしてきませんでした。

だから、一生懸命活動していらっしゃる児玉さんをすごく尊敬しているのです。
これからもいろいろ教えてください。
                    (匿名希望さん)

……以下は、児玉から匿名希望さんへの返信メールの一部です……

ソリがかわいそうで溜息が出ます。ソリは何も悪くないのです。
人を吠えたり噛んだりするのは何か理由があるはずです。
つながれてストレスがたまっているとか
昔、いじめられた恐怖からとか性格的に怖がりだからとか。
もしも飼い犬が誰かを噛んだとしても
罰せられるべきは、犬ではなく管理を怠った飼い主のはず。
そんな理由で犬が殺されるのは全く理不尽です。
秋元さんのおっしゃるように
飼う前に講習を受ける制度は必要だと思います。
飼い主の資格のない人が犬を飼ってしまうから、
不幸な子たちがうまれるのです。………………

<以下は、匿名希望さんからの2通目です>

こんにちは、メールのお返事本当にありがとうございました。
とてもうれしかったです。

「ソリは何も悪くなかった」、その言葉をずっと待っていました。
わたしの家族のなかでは、ソリは凶暴で悪い犬というレッテルを貼られたままです。
わたしはそれがどうにも理解できず、苦しんでいました。
だから、児玉さんのお言葉には本当に救われました。

わたしは、この話をいままで人に話したことがありません。
だからといって、人に話したくないわけではないのです。
あのときの悔しさと悲しさがこみ上げてきて、
どうしても口に出して話すことができないのです。
わたしは、いま動物を飼っている方や、これから飼おうと
思っている方たちが、わたしのような失敗をせずに、
自分が飼った動物と、最後まで幸せに暮らせるように、願ってやみません。


150)子どもながらにしてショックな出来事が…(2002.8.5)

こんにちは。児玉さんのHPとっても勉強になります。
私の家に昔、雌犬を飼っていたんですけど、その雌犬が出産した後、
♂の子犬だけを1匹残して子犬は全部目が開かないうちに埋めてしまう、
そして母犬はその子犬がアル程度大きくなったら保健所に連れて行かれる、
という子供ながらにしてショッキングな出来事が何度かありました。
親戚の家や、近くの友達に聞くと今でもそんな事は普通にあって、
「捨てるよりはまし」とか言っているそうです。
ただ、番犬として飼って去勢などのお金はかけたくない。
という感じのようです。
未だに小さかった頃の出来事がフラッシュバックします。
今は雑種の犬を飼っています。最近その犬が脱走して、
私はビラを貼ったり、配ったり、5時間以上歩いたり、
迷い犬HPに書き込みしたりしました。結局見つかったのですが、
全く感心がない「犬くらいで」と言う人が非常に多かったです。
それから、数ヶ月前の事なんですが、夜中に保健所の実体の様な
ドキュメントの番組をやっていて、犬や猫の殺処分される所が放映されていました。
小さな冷蔵庫の様な所に犬猫一緒に窒息死される所が映し出されていて、
暫く私はショックで落ち込みました。
こんな現状を目の当たりにし、私自身、一体何が出来るのか。
今とても考えています。
PS このレクイエムというのは本で出て居るんですか?


149)弱い自分はもうイヤだと感じて…(2002.7.29)

こんばんわ、お久しぶりです。以前何度かメールをさせてもらいました寿です。
今回はとても悲しいお知らせととても嬉しいお知らせが二つの
全部で三つの報告をさせていただきたくメールしました。

ます悲しいお知らせとは、
この前に拾ったエイズと白血病のコですが(ちなみに名前はサスケです)、
少し前に病院で息をひきとりました。
前にお見舞いに行ったときは「ミャーン」と泣いて私のほうへよってきてくれまし
た。
病院の先生にさわってはいけないと言われていたので見るだけで我慢していました。
ですが、息をひきとったという電話をきいて病院へかけつけた時は
身体はとてもかたくてつめたく、でもまるで眠っているようでした。
サスケは病院の方から共同墓地にいれてくださるように手配してくれました。
私はサスケに何かしてあげられたんだろうか、助けになったのだろうかと
今はよく考えます。

嬉しいお知らせの一つは病院にいた9匹の子猫のうち、8匹の里親さんが
みつかりました!!あと一匹も見つかりかけです!!!!
私達が探した中では見つからなかったですけど、病院で見つかりました!!!!
幸せになってほしいです。

もう一つは一番始めにサスケのお見舞いに行ったときに病院の目の前で
子猫を拾いました。また病院へ行って怒られるのは辛いので
とりあえず、友達に電話をかけまくり里親を探しました。
でも、見つからず学校へつれていき、今晩はとりあえずそこで寝ることになりました。
次の日里親が見つかりました。
でも向こうに色々な問題があり、結局こちらからお断りする事になりました。
その日の夜は駅で里親探しをしてる間に声をかけて下さった美容院の奥さんの
所に預けることになりました。その方はとても優しい方で、わざわざ猫缶を
買ってきてくれ、そこにいた猫のベッドを貸してくれていました。
飼ってはくれないかと聞くと、少し前にそこにいた猫が死んでしまい
まだ次の猫を飼うまで気持ちの整理がつけれてないらしいのです。
でもなんとかまた、里親さんが見つかりました。
……でもまた、お断りするハメになってしまいました。
もう行くところがなくなってしまい、どうしようかと悩みましたが、
こーなったら仕方がナイ、家に連れていこうと思い、とりあえず親が留守なのを
確認し、部屋にいれました。その時父から電話がきて、「猫はどうなったか」と聞かれ、
私は思い切って「家におる」とだけいい、父には「とりあえず家へ帰ってから話そう」と
言われました。家へ帰ってくると、父は大きいダンボールを持って帰ってきていました。
そして、「とりあえず、一週間だけおいといたる。それ以上はダメ。
その間に飼い主を探すこと!」となりました。
私はもうすごく嬉しくて、その間だけでもこのコの世話ができると感動してました。
その間はトイレの世話をするのも嬉しくて張り切ってやっていました。
 私は今まで、猫自体を家まで連れてきたことはなかったのです。
聞くだけだったし「ダメ」と言われるとすぐに諦めていました。
しかし、もうそんな弱い自分はイヤだと思いました。
私が生半端な気持ちで動物を好きなんじゃないとわかってほしい、そんな想いで
そのコを連れて帰りました。
……………そして今、そのコがきて一ヶ月になります。今では、キレイな猫トイレに、
猫用ご飯入れ、水入れ、遊び道具の数々、手作りのベッド、手作りの首輪、
毎日のように写真撮影と、家族全員で親バカパワー爆裂です!!!!
私としては、あんなに苦労したのにこんなに簡単でいいのだろうかと杞憂してしまいます。
名前は「ゆず」になりました。獣医さんにもまた拾ったのかとあきれられてしまいました。
私達家族はゆずを一生涯家族として共に過ごすことをここで誓いたいと思います。
どんなことがあろうと、この近いを破る事はありません。

今までに、私達が何もできないいまま死んでいった子達の分までゆずを愛します。
そしてこれからも、本当にどうしようもなくなったら、ココへ連れて来たいと思います。
(母はもうダメだと言っていますが…)でも、第一にはもうそんなコがこの世から
一人もいなくなって欲しいです。皆皆、幸せに…そう願わずにはいられません。

以上、報告でした。

長文、誤字脱字などで読みにくい文ですいません。
では、失礼致します。



148)子ども心に感じた気持ちを持ち続けて…(2002.7.16)

先日書店で「明るい老犬介護」を見つけて買って帰りました。
その時「どうぶつたちへのレクイエム」も探したのですが
其処には無く、昨日買うことが出来ました。
HPで見るよりもショックでした。
後ろの感想の文章を読み泣いていました。
また外れた論点で感想を書いて有ったりするとわかってるのかな?とも思いました。
子供が素直な気持ちで言の葉を一生懸命紡いでいるのに対して…
そんな風に思う私もやはり,すこしずつ曇っているのかもしれません…
今,子供達が「明るい老犬介護」と「レクイエム」を良く持ち出しては読んでいます。
また見ています。
彼等が子供ながらに感じた気持ちを持ちつづけて欲しいと思うの
と同時に、大人の責任も感じました…
かわいい…飼いたいとも言う事も有りましたが…
家の実情を話し,できない事を打ち明けました…
何時か動物と暮らす事ができるようになったら、
里親を探してる動物達のなかから,
一緒に暮らしたいと心より思っております。。
折角だからと本を学校の図書室に寄贈したいと思ってましたが,
断られてしまいました…
しかし息子の担任が貸して欲しいと申し出てくれましたので、
その内両方の本を貸したいと思っております…
駄文本当に申し訳ありませんです。
それでは失礼します…
                   (迦楼羅さん)


147)今では13頭の大所帯です(2002.7.16)

 こんばんは。初めてメールいたします。28歳女です。
このサイトに出会い、本当

に良かったと思います。
「どうぶつたちのレクイエム」の写真をこのサイトで見ました。
鉄格子の中からとっても悲しそうな、
それでも人を信じている目をしたワンちゃんを見たとき、
涙が止まりませんでした。
どうしてこんなひどい仕打ちが出来るのか・・・・。
 我が家にも、犬がたくさんいます。
しかし、私が小さい頃は動物は飼ってもらえませんでした。
「ちゃんと世話できるまで、ダメ」と両親に言われ、
仕方なく友達や近所の犬達を可愛がっていました。
小学4年の頃、突然両親が子犬をプレゼントしてくれたのです。
とってもかわいい子犬はドーベルマン。
友達から「怖い犬だー」などとからかわれたりもしましたが、
私にとっては犬種などどうでもよく、
本当に宝物のように家族でその犬を可愛がりました。
それがきっかけで、我が家には常に犬がいるようになり、
今では13頭の大所帯です。
もちろん、広い運動場と個室、水洗トイレを
完備した犬舎を建て、清潔にしています。
今いる子は、全て知人などのお宅に生まれて、頂いた子です。
日本では珍しい純血種の子もいますが、殆どが雑種です。
しかも全て中型〜大型犬なので、管理が大変ですが、
飼った以上は責任持ってがんばっています。
最近のペット事情は・・・需要と供給のバランスが
見事に狂っていますよネ。供給が需要を大きく上回っています。
ペットショップなどで可愛く陳列され、
数十万という値段で命を売られてゆく子たち。
かたや人知れず、ひっそりと悲惨な死を迎える子達。
年間数十万匹という犬・猫が殺処分される現実を
もっとニュースなどで報道して欲しいです。
ペットショップでお金出して買うのなら、
あぶれている子達の里親になって欲しいです。
だって、おかしいじゃないですか。
血統を買いたいのか、犬を飼いたいのか!って思います。
(純血種を飼っている人が悪いといっているのではありません。
妥当な言い方が見つからなかった為、すみません)
命を商品化して、ペット市場を操る愚かな行為は止めて欲しいです。
きつい事書きましたが、動物のことを思えば、当然です。
少しでも不幸な動物が減る事を望みます。 


146)この子と大切な思い出を作りたい(2002.7.15)

はじめまして。
突然のメール大変失礼致します。

私は、やっぱり♪あゆが好き♪というサイトを
管理しているBONと申します。
サイト内容としては、浜崎あゆみさんの
ファン同士の交流とHP製作初心者の皆さん
の支援サイトとでも思っていただければと思います。

『どうぶつたちのレクイエム』は、
リンクを辿り拝見させて頂きました。

児玉小枝さんの活動、そして尊い命が
人間の勝手な理由でこんなにも奪われていると
いう事実をもっと多くの人に知ってもらう為に、
『どうぶつたちのレクイエム』を当サイトへの
リンクの許可を頂きたいのですがよろしいでしょうか?

私は、小学生3年の頃に猫をはじめて飼い、
その猫は私が中学2年生の夏に寿命で亡くなりました。
その日から3日くらいショックで何も飲まず食わずで寝込んでしまいました。
寝込んでる間、考える事は『あの子は本当に
この家に居て幸せだったんだろうか?』『私はあの子に
対してもっと何かをして上げれる事はなかったんだろうか?』と
いう事ばかりでしたね・・・そして、もうこんな
辛い思いをするなら動物なんて絶対に飼わないと心に決めたんですが、
先日近くのペットショップに何気なく目をやると
そこにはあの子の生まれ変わり?と思うような猫が座ってました。
迷わず、私はその子を飼ってしまいました。
あの、動物は絶対に飼わないと決心したんじゃ
なかったっけ?って自分でも少しおかしかったですね(笑)
5年という短い人生を一生懸命生き、
私に本当に多くの思い出と命の尊さを
教えてくれたあの子の事は絶対に忘れません。
いや、私が記憶喪失にでもならない限り、あの
子との大切な5年間の想い出は消える事はないでしょう。
そして、あの子の生まれ変わりのような
この子と大切な想い出を作って行きたいと思います。

何かよく分らない事を長々と書いてしまって申し訳ありません。

尊い命を守るため、大変でしょうがこれからも頑張って下さい。

BON
http://bon.raputax.com/


145)家で飼っている犬も処分されるはずだった子です(2002.7.9)

はじめまして、姫(HN)と申します。
私の家でも犬を飼っています。
うちの父は役場で働いており、
時々捨て犬などが持ちこまれた場合、
薬処分をしていたそうです。
「薬処分をするときの犬や猫の目を見るのが辛い」と、
私に話してくれた事がありました。
家で飼っている犬もそこにいた一匹です。
人にも懐き、愛嬌のある犬で、職員の人達に可愛がられてたそうです。
数日後に薬処分すると決まったとき、
うちの父はその犬を連れて帰ってきました。
その辺にいる血統書付きの犬よりも可愛く、
どうしてこんなに可愛い犬を捨てるのだろうと悩んだりしました。
そのとき浜井千恵さんの「この子達を救いたい」という本に出会いました。
世の中でこんなことが行われているなんて…とショックでした。
それからというもの、動物関係の本を片っ端から買っています。
今度書店へ行ったとき、児玉さんの本を買い、読んでみます。
これからも、この世で1番大好きで私の相棒、
ラッキーくんを今まで以上に愛し、
永遠の別れが来るまで傍にいたいと思います。


144)友達や知人にもこの事実を伝えます(2002.5.30)

はじめまして、私は神奈川に住む19の女です。
母の勧めから本を読みました。
正直同じ人間として恥ずかしく思い、
そして今まで目を背けてきた現実を間近に見た思いでした。
もう一冊、浜井千恵さんが書いてある
「この子達を救いたい」と言う本です。
私はこの二冊の本(どうぶつたちへのレクイエム)に出会わなければ
これからも動物達の悲しみが分からなかったし
いつも私のそばにいるタキちゃん(猫)の大切さに
気付かなかっただろうと思います。
国語力がない私はどうも文で気持ちを伝えるのが苦手です。
でもこれからは動物達が悲しまぬよう
私も出来る限り協力したいと思います。
写真展の開催日などあったら教えてください。
そして私たちにできる事があるならばそれも教えてください。
友達や知人にもこの事実をちゃんと伝えます!


143)子猫たちのお母さん探しが私の仕事(2002.5.28)

はじめまして寿(HN)といいます。
HP「どうぶつたちへのレクイエム」をみて、とても共感しました。
私は大阪に住んでいる、高1の女です。
動物のことは小さいころから大好きでした。
しかし、私は生まれてからずっと動物禁止のマンション暮らしで
犬や猫と一緒に暮らしたことがありません。
その私に今大きな試練がのしかかっているのです。
それは、拾い猫の里親探しです。

事のはじまりは5月18日(土)のクラブが終わって
皆でご飯を食べに行こうとした時でした。
私の中学の時の後輩3人が丸くなって何か話し込んでいるようでした。
一緒にいたクラブの先輩が「猫死んでるんちゃん!?」と言いました。
私はビクッとして猫のほうを見ました。
すると顔を上げてゴロンとして再びグッタリしました。
「あぁよかった、とりあえず生きている」と私は思いました。
でもそこに車が走ってきたのです。
誰も抱き上げようとしなかったので、私が抱き上げ道の横によけました。
この子をどうしようかと迷いましたが置いていくわけにはもちろんいかず、
近くの犬猫と暮らしている友達に動物病院の場所を聞き、
連れて行くことにしました。
私は獣医さんに怒られました。こういうことを言われました。
「かわいそうやけどこういう子達を拾ったらアカン!
拾った後どうしようもできへんのんやったら無責任や!
拾って病院に渡して自分はイイ事をしたとか思ってるんやろ?
満足したと思ってるんやろ?」と。
「イイ事したなんて思ってません、今この子を
助けることができていないのに満足なんかできないです」
と私は答えながら泣いてしまい、獣医さんは困った顔をしてしましました。
そして、「じゃあこの子を助けてあげるけど、そのかわり
新しい飼い主さんを探す事が条件」といわれました。
私は猫の里親探しはどれだけ大変かわかっていましたし、
ましてや、成猫なのでよけいに難しい事だと痛いほどよくわかっていました。
でも、他にこの子を助ける方法が思いつかないので「探します」と言いました。
獣医さんのいう事は確かに正論だと思います。
後に、責任がとれないなら、拾ったりするべきではないのかもしれません。
しかし、私はどんな理屈を聞いても手をさしのべずにはいられないのです。
それは、獣医さんのいうとうり偽善だと言ってしまえばそこで終わりですが…。
その二日後の5月20日(月)に病院に様子を見に行きました。
そこで私はとても大きなショックを受けます。
「猫ちゃん、とても元気になりましたよ。
自分でご飯も食べられるようになりましたし。
それに、この子とっても人なつっこくてカワイイ子ですよ」
と言われ私達はとてもうれしくなり、
さっそく里親探しの作戦会議をしようとしたその時、
「でも、この子感染病にかかってるねん。猫のエイズに…」
と獣医さんが言い、私達は一瞬何が起きたのかわからなくなりしました。
くわしく聞くと、エイズはまだ発病していないがいつ発病するかわからなく、
発病すると、すぐに死んでしまう可能性があること、
猫以外の動物にはうつる心配はないが、
猫同士には感染してしまう事がわかりました。
帰り道、私達は途方に暮れていました。健康な子猫でさえ
里親探しは大変なのに大人でしかもエイズだなんて…。
とにかくこの子の幸せの為に最後まであきらめずに
やってみようという気持ちだけを背にがんばり、今にいたります。
インターネットはもちろん、高校、中学、父の会社、病院など、
さまざまな手を尽くしましたがまだ見つかっていません。
もう私には考える力がないのです。どうしたらいいか、
なんて無責任なこと聞けませんがとにかく
今の私の気持ちを聞いてもらいたく、メールしました。
今まででも何回かこういう事があり、
無事新しい里親さんを見つけることができた時もあったのでもしかしたら、
私は「見つけるのは難しい」の気持ちの裏側に「見つかるだろう」
という楽観的な自分がいたのかもしれません。

<以下は寿さんからの2通目です>

実は今日また様子を見に病院へ行ったのですが、
その時に獣医さんに「この子は白血病にもかかってる事がわかった、
命はあともって3ヶ月、もしかしたら一ヶ月ももたない」と言われてしまいました。
だからもう飼い主さんを探さないでいいと、この病院で看取ると言われました。
そして「そのかわりと言ってはなんだけどこの病院に今子猫が9匹いてて、
よかったら、その子達の飼い主さんを探してほしい」と頼まれました。
なので次はその子達のお母さん探しが私の仕事になりました。
見つかるかはわかりませんが、あの子になんにもできなかった分まで、
がんばろうと思っています。


142)テンとリンは野良猫が産んだ子です…(2002.5.24.)

はじめまして。川口と申します。
「どうぶつたちのレクイエム」のHPを拝見致しました。
正直、「動物実験と私」など、最後まで読めないほど、ショックでした。
いままでは、ただ単に動物実験としか認識がありませんでしたが、
このように実験されていることを知り、とても考えさせられました。

保健所の安楽死についても、最近になって安楽死ではないことを
知りました。私も子供の頃に、大人から安楽死だと聞かされた
ような気がします。
勿論安楽死だからいいというものではありませんが・・・

実は愛猫を最近失ってから、動物たちのこういったことを
知るようになりました。
テンとリンは野良猫が産んだ子です。このままでは保健所へと
いうお話だったので、ひきとりました。
正直、ずっと飼っていて自分の中でテンたちに対して思っていたことがありました。
野良猫の方が自由であったのではないか、私の所へきて、完全室内飼いになり
自由がないのではないか。
どこか、テンたちに対して悪い気がありました。
私は猫アレルギーになってから、ずいぶんと猫を飼っていませんでした。
だから猫を完全室内飼いということも知らず、獣医の先生にいわれ、
その説明も受け、私も交通事故とかも怖かったので、実行しました。

でも、どうぶつのレイクエムのHPを見て、私のしていることは
間違っていないんだなって、確信できました。
家の中とベランダだけの生活だけど、この子たちを守ってあげられて
いるのですよね。

自分の猫たちのHPですが、リンクさせていただきました。
事後報告ですみません。
これから、目をそむけていたことに少しづつでも前を向いて向き合って
いけるようになりたいと、努力していきたいと思っております。

私も児玉さんのように「その短い一生を終える不幸などうぶつたちが、
いつかこの地球上からいなくなりますように─。 」そう願って
行動に移していければと思います。

                  (川口 美香さん)


141)私のサイトからも知ってもらうキッカケを…(2002.5.14.)

はじめてメールいたします、URIと申します。
何度かHP「どうぶつたちへのレクイエム」を拝見させて頂いてます。

私はハムスターとインコが大好きで、現在6匹と4羽と暮らしています。
去年からインターネットをするようになって、
たくさんの動物サイトを巡るようになり、自分でもサイトを立ち上げました。
ペット飼育サイトでは、愛情をいっぱいうけた、
可愛い子達の写真がたくさん紹介されています。
でもそんな中、ネットを巡っていると、
捨てられた子や虐待された子のお話もきかれます。
最初は、可哀想とは思っても、自分にはどうにもできないし、
聞くと辛くなるから聞きたくもない…と
そういった問題を直視する事は避けていました。
でも児玉さんのサイトを訪れて、知らなければいけないと思うようになりました。
殺処分される動物達の事、動物実験に苦しむ動物達の事、
帰化して生態系を脅かす動物達の事。
それらは人の関わりによって引き起こされたものだという事。
児玉さんのサイトをはじめ、様々なサイトで、教わっています。
家族として愛されてる子達がたくさんいる裏で、
捨てられ殺される、悲しい子もたくさんいるという事を知りました。

ささいな事かもしれませんが、自分のサイトからでも、この問題に関して
知ってもらうキッカケを作る事くらいはできるのではないか、と思いました。
知るのと知らないままとでは、動物達に対して持つ認識は
大きく違ってくると思います。
といっても、私自身に、まだ多くを事細かに知る事について
戸惑い悩んでいる部分があり、偉そうな事はいえないのですが…。

長くなりましたが、それらを伝えるページに
「どうぶつたちへのレクイエム」をリンクさせて頂きました。
まだ勉強不足で、ほんとに小さなページですが、
どうぞよろしくお願いいたします。
事後報告になりまして、大変失礼いたしました。

ハムスターのHP「はむしてぃ」
http://www6.plala.or.jp/mmasaki/uri/hamster/


140)彼らの健気な行動が忘れられません(2002.5.2.)

以前にメールをした伊藤綾夏です。私もこの春から大学生になりました。
現在も、うちの碧太はやんちゃに毎日家の中を走り回っています。
ところで、先日、やっと「どうぶつたちへのレクイエム」
の本を手に入れることができました。
覚悟はしていたものの、やっぱり涙があふれて止まらなくなってしまいました。
そこで、思い出したこととして、1つあるのは、
今年の春休みに行った、あるテーマパークのことです。
そこは、犬の動物園というような感じの場所で、
私は、卒業旅行のついでに行ってみたのですが、
そこでの状態は、私にはとてもショッキングなことでした。
犬たちは、狭いおりの中に入れられているものがほとんどでした。
そして、園内にはほとんどお客さんがいなかったのですが、
私達が近づいていくとみんな喜んで尻尾を振り、
さわってほしいと訴えているのです。もしくは、
もう諦めたような顔をしている犬たちもいました。
その中で、ゴールデンレトリバーのパッションという犬がいたのですが、
パッションは、私が頭をなでてやるとそのまま
私の上着の袖をくわえて放そうとしませんでした。
その時の、パッションの瞳を私は忘れることは出来ないでしょう。
すごく悲しそうな瞳をしていました。少なくとも私にはそう思えました。
この子をうちに連れて帰ってあげられたらと何度も思いました。
そして、そのようなワン子達がそこにはたくさんいました。
確かに、虐待をされているわけではないし、
もしかしたら私の見ていなかったところでかわいがられてるのかもしれない。
でも、そんなふうにはとても思えませんでした。
その時私は、児玉さんのHPを見たあとでしたので、
全然楽しい気分になどはなれませんでした。
以前だったら、彼らのかわいさだけに目がいっていたでしょうが。
彼らがどんな気持ちでいるのか、今も元気なのか(多分元気でしょうが)すごく気になります。
彼らの健気な行動が、忘れられません。
そして、写真集を見て、当たり前のことかもしれないけれど、
立ったり、座ったり、喜んで舌を出したり、
そういうことをしていたワン子達がこの後
死んでいってしまうということが信じられませんでした。
本当に。また、やっぱりうちには碧太がいるせいか、
猫ちゃんたちの写真、目が忘れられません。今も、涙がこぼれてきそうです。
何で?としかいいようがない自分が悲しいです。
私は、児玉さんのHPを知って学んだこと、
それ以外のサイトで学んだことを、友達に話すようになりました。
やっぱり、保健所では安楽死が行われていると思っている人ばかりだし、
あんまり関心がない人が多いけれど、私が話をすると、
それだけで少なくともその時は死んでいく動物たちのことを考えてくれて、
それだけでもまずはいいかなと思っています。
また、動物を新たに飼うときは、里親をもらってあげて!
というのが口癖になってしまいました。
以前はそんなことちっとも思わなかったのに、
碧太パワーはすごいなぁと改めて思います。
今度は、このレクイエムの写真集を直接友達に紹介していきたいと思います。
小さなことしか出来ないけれど、地道に頑張ります。
そして、いつの日か、本当に、動物たちがすべて幸せになれますように。


139)物や生き物を大事にできる人が増えてほしい(2002.5.1.)

 私は、前ムクという犬のお手紙をかいた茨城に住む主婦です。
最近、犬や猫などを襲う事件が多いいですね!!!
動物を嫌いな人もいるだろうけど毒物など行為的に動物たちに食べさせ
死に至らせる人は本当に信じられないぐらいひどい人だと思います。
ニュースを見るたびに悲しくなり、また腹の立つ事件だなと思いませんか?
テレビなどでよく動物は人間を癒やしてくれるといいますが、
その人間が抵抗の出来ない動物たちに、
あまりにも残酷な仕打ちをしているとおもいませんか?

私は、このホームページを見るたびに、
こんなに動物たちのことを思う人たちがいるのに
裏では残酷な事件が多すぎると感じています。本当にひどいですよね!
家族同然の動物を一瞬にして亡くしてしまった人の
気持ちを考えられない人もいるなんて。

よく外国では心のケアーを大事にしていますよね。
日本ももっと心のケアーの出来るシステムや
人と人のつながりが出来るといいですね。
年々日本の事件を見ると動物以外でも人と人のふれあいがなく、
強いものが弱いものを集団でいじめたりする事件などが
多発しているのを見ると、悲しい気持ちになります。
もっと物や生き物を大事に出来る人が増えることを望みたいですね★


138)私のサイトやメールでも伝えます(2002.4.23.)

私は、犬系のサイトをやってる(gaiax系ですが)
中2、女の耶麻(HN)と申します。
私は、犬など動物が大好きなのです。
だから、動物実験の事実は とても悲しいことです。。

突然なのですが、私のHPでリンクを
貼らせていただいてよろしいでしょうか?
アップローダーの調子が悪く、バナーはのせられないのですが・・。

リンクは
http://miyabi.gaiax.com/home/assyu/
です。
ここのリンクのページに、今の所乗せていただいております。
そこで、お暇な時に読んでいただいて
「ダメ!!」と思ったら連絡ください。
勝手で申し訳ありません。
しかし、一人でも私のHPに来ていただいた方に
この事実を知っていただきたくて・・・。

<以下は2通目です>

私は、今度 時間のある時に学校で
動物実験の事などについて発表したいと考えています。
総合の時間なども あればよいのですが
そこで、うちの学校では
もうテーマが決まってしまっているんです・・・。
話がずれましたが、写真展などもしたいです。
あ、もしも、発表する機会が出来たら
児玉さんも協力していただけますか?
少し、意見というか 一言いただけるだけでいいのです。。。

あ、ひとまず、私のメール機能のアドレス帳に入っている
人達に事実のほんの一部を伝えてみました。
さきほど、送ったばかりなので
返事は来ませんが、一人でも多くの人に
もしかしたら知ってもらえたかもしれないという
期待の気持ちが・・・。
それと、学校の先生とかもアドレス帳に入っているので
その先生が生徒さんへ教えてくだされば
そこから、親や友達へと伝わっていくかも と思います。

前に、友達に動物実験などを話したら
「事実だから悲しすぎて、これ以上知りたくない。」
という意見がありました。
だからこそ、少しでも動物実験などを減らして行きたいと
思うのですが・・・
私の力で、どこまで出来るか心配です。。
ひとまず、学校の友達に話をしていきたいと思います。


137)
猫アレルギーですが猫と楽しく暮らしています(2002.4.22)

はじめまして。大阪在住の24歳主婦です。
切なくて切なくて、何年分もの涙が滝のようにあふれ出て、
今なにも出来ていない自分がとても腹立たしくて、
こんなところでこんなことしか言えていない自分が歯がゆくて・・。
この24年間。身近な人が亡くなった時、
自分が重い病気にかかった時、死について考える場面は何度かありました。
そして、ここに来て(年齢が)大人になった私に
再びその機会が与えられたのだと感じています。
10日ほど前、野良だった「ちるくん(猫)」と出会い、一緒に暮らしはじめました。
猫と一緒に暮らすのは初めてということと
さらに連れていった獣医でインフルエンザと診断されたこともあり、
いろいろと不安でいろんな猫ちゃんサイトを見て歩いているうち、
ここにたどり着きました。
私は重度の猫アレルギーのため、マスクにサングラス、
アレルギー用の目薬に喘息の吸入器を常備しつつ
主人とちる(猫)と3人、とても楽しい毎日を送っています。
知りあいには「馬鹿じゃない」と言われ、
主人や両親やお医者様には、「自分の体のことも考えなさい」と、
日々色んなありがたい忠告を受けつつ、
この子と出会い一緒に人生を歩むことが出来る幸せを今はかみしめています。
私のひざの上が大好きで、さっきまで私の涙でくしゃくしゃの顔を彼はずっと眺めていました。
その彼の瞳は、哀れみを感じさせるものでした。
人間の愚かさを哀れんでいるのだと、そう思いました。
犬や猫がペットと呼ばれ、人間達と暮らすようになってから、
人間達はさまざまな犬や猫を作り上げてきた。
そして今、人間は人間を作ろうとしている。それも科学の力によって。

キット イツノヒカ ニンゲンハ ソウシテ フエスギタ ニンゲンヲ ショブンスル
「ケットウショ」ノツイテイナイニンゲン
アキラレタニンゲンガ 「セイギ」トイウナノモトニ ショブンサレルヒモ
ソオトオクハナイ 

他の動物たちと共にきちんと生活を営めないどころか、
人間なのに人間であるということにすら誇りを持てない。
私はとても愚かで、そしてとても無力だと、今とても強く感じています。
そんな私に比べ、(比べるなど、とてもおこがましいですが)
「事実を伝えてほしい」と教えてくださった施設の職員の方の
慈愛に満ちたその勇気には、本当に頭の下がる思いでいっぱいです。
そして、児玉さん。誰かがおっしゃっていましたよね。
「センターでの写真を取る際あなたは一生分の涙を流されたのでしょうね」と。
あなたがその一生分の涙と共に私に与えてくださったものは、
とてつもなく大きなものです。私に自分を動かす勇気を与えてくださり
本当にありがとうございました。そして、
92)私には夢があります(2001.5.24)
私は夢があります。
夢とは、シュバイツァーに少しあこがれていて、動物病院を開き
動物たちに一生をささげるくらい働いて、
動物たちが人間をにくまないようにすること。
あまったお金、貯金などで動物たち
(捨てられてどこも行くところのない野良)が自由気ままに
くらせる広場を作ってあげたいです。
それほど、頭はよくありませんが動物に対する気持ちは誰にも負けません!!!
ぜったい、動物の命はむだにしません。
私は、12歳。小6です

──彼女の夢がかなうことを心から祈ります。そして、その頃には彼女の夢に
多大な応援が出来る自分であるために、まず自分に何が出来るのかを、
この『動物たちのレクイエム』を広めながら、みんなに力を借りて考えていきたいと思っています。
それでは、これからの活動の中で、いつかどこかで児玉さんにお会いできる日を心待ちにして、
がんばっていきたいと思います。


136)“動物を助ける”って勇気のいること─(2002.4.16)

初めまして。
私はこの春から高校生になる愛知県在住の女子です。
私はとても動物が好きです。
今このメールを泣きながら打っています。
私は中3の、一番「受験」について考えなくてはならない時期に、
ふと思いつき、虐待されたり捨てられたりして、
心無い人間達に傷つけられた動物達について
インターネットで調べました。
そこには、小学校や中学校では習うことのない、
ニュースでも流れることのない
残虐な恐ろしい世界がありました。
その頃から私は「動物を助けたい!」
と強く思うようになりました。
保健所での殺処分が安楽死ではなく
虐待しているのと同じような処分だということ
(完全に窒息していない状態で焼却される子もいることも含めて)
人間に愛されたことのなく辛い毎日を過ごしてきた
イベント犬や繁殖犬たちのこと、
その他さまざまな怖いことを知りました。
「動物を助けたい」という言葉を聞くと、
優しいとか、穏やかなイメージがありますが、
実際は明るいところではなくて、
すごい勇気がいることなんだと改めて感じさせられました。
親にも私の夢を話しました。
親も動物は好きなので、応援してくれるのですが、
「そういう専門的なことは大学でやるものだから、
今は勉強したり部活を一生懸命やってがんばりなさい」と言われました。
しかし、そんなことを言っている間に、
保健所ではとても沢山の尊い命が簡単に奪われ、
ニュースでも動物虐待の事件が度々見られます。
募金などということも考えましたが、
もう何をやっていいか分かりません。
早く助けたいと焦ってばかりで
具体的に何をしていいのか分からない高校生の私に
一体何ができるのか教えて欲しいです。
私は本気で動物を助けたいです!
レクイエムのHPを見て、
私なんかよりもっと小さい子たちが真剣に動物のことを考えて、
悩んでいることを知りました。
自分と同じように思っている人が
沢山いることで勇気をもらいました。
ありがとうございます!!!
長くなってしまい、申し訳ありません。
最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます。

<以下は2通目です>

私はまだ1年生で、
勉強についていくことも友達のことも色々ありますが、
是非「どうぶつたちへのレクイエム」のパネル展を開きたいと思います。
まだ落ち着いていない時期なので
すぐにというワケにはいきませんが、
被害が広がる前に一人でも多くの人に知ってもらいたいです。
授業中でも動物についての怖いことばかり考えてしまい、
苦しくて苦しくて。
でも私はどんなに苦しくたって死ぬワケではないです。
一番苦しい思いをしているのは不幸な動物たちですから!
先生や友達にも、パネル展のことを話してみたいです。
その他の活動もたくさんしていきたいと思いますので、
結果をお知らせしたいと思います。


135)
日本にそんな施設があるなんて…(2002.4.15)

 私は中国上海から来日した留学生で、
大阪在住のキョウと申します。はじめまして。
 読売ファミリーを通じて児玉さんの記事を読ませていただい
て、とてもショックでした。
私も子供の時から動物が大好きで、
まさか日本で動物を殺処分するための専用施設が
存在するなんて思いませんでした。
本当に想像にもつかず恐ろしい事実だと思います。
 さて、動物収容施設の写真展の件ですが、
今度の開催はいつになるでしょうか?
もうしチャンスがあればぜひ一度見に行きたいと思っています。
 それと同時に、私はただいま
飼い主のないペットを探していますが、もし可能であれば、
そういう施設で収容されているペットを
手に入れることができるのでしょうか?
 


134)動物の命が人間より軽いなんて思いません!(2002.4.9)

初めまして、HN「暁」と申します。
本名を名乗らない無礼、お許しください。

私は現在中1の13歳です。
動物が大好きで、我が家ではたくさんの動物を飼育して来ました。
生物はいつか必ず死にます。
でも、「どうせ死ぬんだからどんな死に方したって一緒」とかいう
人がたまにいますが、私はそれを聞くたびに、激しい怒りに襲われ
ます。

この前、近所の河原に体中にアザを作って、お腹に大きな切り傷を
作って死んでいる犬を見つけました。
内臓が見えていて、動物好きの私には、見るに耐えないものでした。
妹と一緒に、お墓を作ってあげましたが、どんなに怖かっただろう
、どんなに辛かっただろう、どんなに痛かっただろうと思うたび、
涙が出て、嘔吐してしまう日々が続きました。

動物実験、私は反対です。
でも、その実験のおかげで助かっている(医療)人々がいると思う
と、なんともいえない複雑な気持ちになります。
動物の命が、人間より軽いなんて、私は絶対思いません!
動物にだって愛するものがあるはずですし、神経だって通っている
、痛みも感じる、感情もある。
人間の命のために、動物が死んでいく。
本当、どうなのかわかりません。
実験をしなきゃ助からない人だっているかもしれない、でも、動物
はどうなるのでしょう?
ただでさえ短い命を、薬などの実験にされて・・・。
あまりにも残酷すぎます。
化粧品等に実験なんか、問題がいでしょう。
人間のエゴのタメに、どうして動物が苦しまなければならないのか・・・。

今、真剣に悩んでます。
人間の命と動物の命の関係。
動物の死が人間を生かす。
人間と動物が、どちらも犠牲にせず、生きていくのは不可能なんで
しょうか・・・。


133)うちの子も捨て犬だったのです(2002.4.3)

はじめまして。
私は長野県在住の『れん』と申します。
私の写真集『どうぶつたちへのレクイエム』と出会いは、
偶然手にした別の本の表紙を開いたら、
真っ直ぐに私の目を見つめて何かを訴えている犬の写真でした。
その写真から目を離す事が出来ませんでした。
そしてその写真の下にコメントが記載されていました。
「児玉小枝 写真集『どうぶつたちへのレクイエム』」と。
私はそれを手がかりに書店へ注文を入れました。
写真集が入荷するのに時間がかかりました。
2週間以上待ちました。
やっとの思いで写真集を手にしました。
1ページづつゆっくり見ました。
涙が自然とポロポロと流れました。
人間はなんて身勝手な生き物なのかと・・・。
写真集の表紙になっている子は、
現在、私の伴侶として共に暮らしている我が家の愛犬とそっくりなんです。
うちの子も捨て犬だったのです。
その頃丁度私は犬を飼いたくて探していて、
偶然に出会えたのがうちの子だったのです。
『運命』を感じてしまいました。
その子を飼い始めてから私の人生が動き出したのです。
どうしてもやってみたかた動物関係の仕事にも就けたし、
動物の事に興味が深くなり勉強を始めたり…。
この写真集にも出会えたし…。

私は不幸な動物がこの世から居なくなるそんな活動を
して行くのがこれからの目標です。
1頭でも多く幸せな子が増える事を願って…。


132)もし自分が動物だったら?(2002.4.1)

はじめまして、東京都に住む13歳です。
このHPで初めて私は「処分、実験」について
真剣に考えました。

人間は勝手すぎると思います。
(もちろん全員ではないですが)
この世の中には人間は動物が居るから
今生きている、という人が沢山いると思います。
介護犬・セラピードッグ・盲導犬・・・
彼らは人間を助けています。
噛み付いたりしてしまう者もいます。
でも私は助けている動物の方が多いと思います。
では、人間はどうですか?
確かに、児玉さんや他の方々の様に助ける側の
人も大勢居ます。
でも傷つける、命を奪う等の行為をしている人間も
沢山いるでしょう。今は傷つける人の方が多いと
私は思います。
「私は捨てただけで直接殺してはいない」
「自分自身が殺さなければそれでいい」
そんな意識があると思います。
でもそれは捨てた人、その人もその動物を
殺した事になると自覚、反省しそんな動物達を
一匹でも多く救う方になってほしいです。

「かわいいから・・・」
「ブームだし・・・」
そんな理由で動物を飼って欲しくありません。
動物を飼うという事は、その命を最後まで見届ける
という事でとても重い責任です。
捨ててしまう人達はその責任、命の重さを理解
していないと思います。

もし自分が動物だったら・・・?
そう考えれば今自分がすべき事がわかると思います
私も小さな事からでもいいので、処分や実験
の反対に協力します。

         失礼します。
                (アキさん)


131)1週間でも生きたのは長く感じられました(2002.4.1)

こんにちわ。近藤ともうします。
前に私が2年生でスイミングスクールに通っていたときの事です。
夏で暑い日でした。
友達と行きしなに道路のわきに小さな子猫が落ちているのにきずきました。
目は目やにでくっついて開いてませんし、鼻は鼻水でべたべたでした。
でもどうしても置いて行くことはできなかったので
スイミングまでだいて持っていきました。
スイミングの人に預かってもらう時かごをくれました。
家に帰るとき「うちはペットを飼っちゃいけないのにどうしよう・・・」と思いました。
でもお母さんは「秘密よ」っていって飼ってもいいということになりました。
そしてこの猫は良かったなーと思いました。
でもどうしてこんなかわいい子猫を捨てるんだろうと思いました。
動物病院に行って聞いてみたところ[猫のインフルエンザ]です。
と言われ回復は無理だろうと言われました。
それから1週間くらいかな1ヶ月かわからないんだけどそのくらい生きました。
1週間でも生きたのはとても長く感じられました。
そして日曜日。友達が帰って子猫をみるともう死んでいました。
とても悲しい瞬間でした。ノミがいっぱいにげていたのできずきました。
そして夜バスタオルにくるんで
お母さんとおばあちゃんと私と3人で子猫をうめにいきました。
それから2年たって私は4年生になりましたが
まだあのときの風景が焼きついています。
ほんとに動物の命はもちろん人間の命も大切にして欲しいなと
これを書いていて改めて実感しました。
この話を聞いてくださってありがとうございました。
                 (近藤 麻乃さん)


130)自分にできる愛護活動とは?(2002.4.1)

私共の家の周辺でも野良猫についての問題はまだ多く、
無責任な餌やりだけが目立ちます。
“なんとか避妊去勢手術だけでもできないものか”と考えはじめたところ、
家の入口の階段で逃げもせずじっと座っている猫と出会いました。 
餌を与えたこともなく、犬を連れている事が多い私に対して、
ほとんどの猫は逃げるか距離をとるかという反応を示すので、ちょっと驚きました。 
首輪はなく、小さめですが子猫というわけでもなさそうな大きさで、
抱き上げても抵抗もせずおとなしくキャリーバッグに入ったので、
獣医さんに連絡して健康診断と避妊去勢手術をお願いし、
開腹したところ妊娠初期でした。 
血液検査の結果猫エイズ、白血病はマイナスで、
既に家で飼っている猫とは健康上問題なしでしたので、
後は我が家の動物たちに任せようということで、
結局、2番目の猫娘になり、ようやくこの頃、他の犬猫とも、
室内飼いという状況にも少しずつ馴染んできたようです。 
正直、生まれてくることができなかった子猫たちの事を考えると
少し複雑ではありますが、その分、
この子たちの世話をきちんとしていこうと思っています。 

今回の事で、“保護(愛護)”について少し考えさせられました。 
動物保護には、団体への寄付、ボランティア活動への参加など
いろいろな方法があると思いますし、
実際に動物を引き取って世話をするということもひとつの選択肢です。 
広々としたスペースがあり、経済力も充分あれば理想でしょうし、
もちろん、引き取られた動物にできるだけ良い環境を与えてるべきだと思います。
では、果たして自分は何を、どこまでできるのか?  
私は、必要な医療を与えられる事、
それぞれの動物個々に対して余裕を持って接することが出来る事、
他に迷惑を掛けない事、現在の家族(動物も含みます)の
負担にならない事を基準に考えました。 
広大な敷地も経済力もあるわけではありませんが、
地道に節約をしたり工夫をしたり、より良い環境作りを心掛けて、
我が家流に無理なく、動物たちとの関わりを続けていきたいと思っています。

昨年は地域主催の犬のしつけ教室で模範演技に挑戦したり
(模範なんていうとちょっと偉そうで、すみません)、
犬と一緒にごみやウンチを拾いながら歩く“エチケット・ウォーク”
に参加したり、県の動物愛護協会での保護犬のしつけ教室に
見学・参加させていただいたりと、
ごくごく普通の飼い主である私にとって大変な一年でしたが、いい経験になりました。 
“うちの子は家族と同様に可愛がっている”という飼い主でも、
“うちの子は大丈夫”という考えに陥りやすいようで、
ノーリードで迷子になったり、他の犬とトラブルになったり、
甘えからなのか、勉強不足なのか、問題が絶えません。  
私達飼い主は、動物が苦手な人の事も考えて行動し、
理解していただけるように努力しなければならないと考えます。 
自分が世話をしている動物をきちんと管理するということは、
その子を大切にすることにつながること、わかっていただきたいと願います。
今年(といってももう春ですが。。。)も、自分ができることを、
たとえ小さな事でも、まわりの動物たちと人間が心地よく暮らせるように、
頑張りたいと思います。 
動物といっしょに暮らすことって、楽しいですものね。
児玉さんも、お仕事頑張ってください。 
またお便りさせてくださいね。

               (増淵 多美絵さん)


129)動物虐待への罰則、軽いと思います(2002.3.25)

こんにちはPico*といいます はじめまして

動物実験についてとてもビックリしました。
動物虐待について法律ができたのはいいことだとは
思いますが、少し軽い気もします

刑は軽くては無意味なものだと思います

殺傷したら「100万円以下の罰金及び1年以下の懲役刑」?

人間を殺害した場合、こんなもんじゃ済まされませんよね(多分
法律についてはよく知りませんが、たとえ猫一匹だとしても
命を奪ったことによって失った物はこんなもんじゃない、もっと大きいハズです

虐待なんて物じゃないと思います
もうすでに拷問と同じレベルだと思います

ミキサーにかける?皮膚を焼く?
想像できないほど恐ろしい出来事が本当に起こっているなんて
信じられないです。それが人間の身勝手から起きるなんて・・・


128)できることなら、元気なムクの姿が見たい…(2002.3.19)

はじめまして。
私は茨城県に住む主婦です。
最近パソコンを買い犬のページを見ていて、
迷い犬・里親のページを見ていて、
昔突然いなくなってしまった犬のことが気になり探していたところ
このページに出会いました。
私の失踪した犬はムクといいます。
ムクと私は本当に姉妹のように7年一緒に暮らしていました。
でも、私が高校を卒業して両親が離婚しムクを母の実家に連れて行きました。
半年ぐらいしてあいにいくと、ムクは雨の次の日いなくなってしまいました。
ムクは失踪する半年間何度もいなくなっては
最後に私と遊んだ利根川にいって私を探していたそうです。
小さいころから車が好きで、車のドアを開けるとすぐ乗ってしまう犬でした。
利根川には魚を釣りにくる人がいたので
きっとその人についていってしまったのだと・・・・思っています。
でも、出来ることなら元気なムクの姿が見たい・・・
一緒に寝て一緒にご飯を食べたムクに・・・
いなくなったというだけでこんなに悲しいのに、
どうして動物をごみのように簡単に捨てることが出来るんですかね。
私にはそういう人の人格を疑います。動物だって生きる権利があるんです。
人間社会だから、苦しい思いをする動物がいるんですよね!
だからこそ、人間が住みやすい環境作りをしなくてはいけないと私は思っています。
 最後に、幸せに産まれてくる動物が増えることを願っています。


127)うちの碧太も、もしかしたら…(2002.3.7)

はじめまして。私は、今度大学生になる女の子です。
今日、偶然にHPを見つけました。
ボロボロと涙がこぼれて、止まらなくなってしまいました。
うちには、今、六ヶ月になる、雑種の猫(♂)碧太がいます。
その子は、市民祭りの里親コーナーで
母親が一目惚れして、もらってきたのです。
うちでは、猫も犬もかったことがなかったので、心配でしたが、
今ではすっかり家族の一員、一番甘えっこの末っ子になっています。
うちの碧太は、生後一ヶ月ごろにうちに来たのですが、
その時にはすでに、尻尾が折れたあとがあり、
そこはもう治ることはないようです。
誰かにやられたのか、生まれつきなのか、事故なのか、
そのことについてはわかりませんが、とても痛々しいです。
でも、元気に生活してますけど。
碧太は、ちょうど、昨日去勢手術を受けました。
今は、傷口をなめないように首にカーラーを巻いて
ちょっと不便そうですが、やっぱり大事なことなので。
私は、碧太を飼う以前は、あんまり猫とかに興味がありませんでした。
里親コーナーなどを見ても、
「どうせうちは変えないから・・・」という調子でした。
もし買うとしても、血統書つきのアメリカンショートへアーとか、
そういうのがいいなぁなんて思っていました。
でも、今では、スーパーにはってある里親募集の写真の
どう考えても、あんまりかわいい顔ではない猫ちゃんたちが、
とてもいとおしく思えるようになりました。
出来れば引き取ってあげたいと思うようになりました。
でも、うちでは、もうこれ以上は、当分は無理なので、とても残念です。
保健所のことは、全然知りませんでした。
今日、HPを見て、うちの碧太ももしかしたら、
あの猫ちゃんたちと同じ運命になっていたのかもと思うと、
本当に、本当に、言葉では言い表せません。
ちょっと前に、友達の飼っている犬が、近所の人を噛んでしまい、
保健所に連れて行くかどうかで家族会議になっていると聞かされました。
その時わたしは、『飼い主の責任なんだから、
犬は悪くないんだから、飼いつづけなよ』といいました。
そして、今でも、そのワンちゃんは元気に
その子の家で飼われているようです。
本当によかったと、今日改めて思いました。
今度、「どうぶつたちへのレクイエム」の本も買ってみようと思います。
きっとまた、涙でボロボロになってしまうだろうけど。
長いメールになってしまいましたが、
最後に、1つだけ、いい話をさせてください。
私の高校の音楽の先生は、とても動物好きな方で、
家でも猫などをたくさん飼ってたり、
里親探しをよくやっていたりするのですが、
その先生は、近所の野良猫たちもある程度なつかせたあと、
すべて去勢手術を行ってしまっているそうです。
「本当は、全部飼ってあげたいんだけど、
さすがにそれは無理だから・・・」と笑ってらっしゃいました。
そして、年をとったら、そういった動物たちの世話をしたりする、
ボランティアをやりたいそうです。
最初は、ただすごいなぁと思っていただけでしたが、
本当にすごいことなんですね。

本当に長くなってしまってすみません。
写真集を買って、読んだら、
またメールしたいと思います。
これからも頑張ってください。

                   (伊藤綾夏さん)


126)実は私も9年飼った愛犬を…(2002.3.5)

はじめまして、ぱせりと言います。
数日前に、このホームページに出会い、写真を拝見いたしました。
実は私も、去年6月に不本意ですが9年飼った犬を処分したものです。
原因は、犬に対する私共のあまりの無知さです。
その為噛み付き事故を引き起こし、結果として、
処分せざるを得なくなってしまったのです。
いまさら後悔しても遅いのですが、
最後まで信頼を寄せ、真っ直ぐな目で私を見ていた
愛犬の顔が忘れられません。
今、自分たちの間違った飼い方を、
愛犬の生い立ちと共に掲載するべくファイルを作っている最中です。

http://parsleys.net
少しでも犬達の役に立てばと思っての事です。
あつかましいお願いですが、
リンクさせていただきたく、ご連絡いたしました。


125)彼らは幸せです。私たちがいるから。(2002.2.15.)

前略、初めてお便りします。
私は、貴著「どうぶつたちへのレクイエム」を拝読しました。
感想は、貴女がこの作品を作るのに際して、
一生分の涙を流しながら写真を取ったのではと思いました。 
この写真を取ること自身が、
大変な勇気と激しい憤りを感じつつも作られたと考えます。
昨今、ペットブームと感じる次第だが、
本当は「 闇 」で葬られているこれらの事実こそ、
警鐘を鳴らすべきものと思います。
私は親犬を持ち、その犬が子供を産みました。五匹。
そして里親を探し、やっとの思いで3匹引き取っていたただきました。
残る、二匹はそのまま我々で飼うことを覚悟し、
既に一年半が経ちました。しかし彼らは幸せです。我々が居るから。
でも世の中には、日々薬殺される、
ペットこそ、我々の「 恥部 」ではないかと心苦しく思います。  
先進国とかそういう意味ではなく、
ペットの業界、環境をというものを考える上で、
貴著は大変、意義深い作品と思います。 
本当に、何十年後でも良いですから、
貴著が愛犬家のバイブルになることを祈念します。

             (池田市 S・貞雄さん)


124)命の大切さを改めて感じました(2002.2.15.)

はじめまして、こんにちは。
上野菜月といいます。小6です。
「どうぶつたちへのレクイエム」を読んでいると
涙がこみ上げてきました。
「犬や猫を平気で捨てる日本人って恥に思わないのか」
と思ってしまいます。
私の友達は猫を3匹飼っています。
3匹とも拾ったんだそうです。
さらに、そのうち一匹はニクキュウが腫れていました。私も見ました。
でも友達は、かわいそうなので動物病院に通って、
今は普通になっています。
私は今思うと、友達はすごく偉いことをしたんだなあ。
と改めて思いました。
命をソマツにしてはいけないというのは
どの動物にも当てはまります。
私は保健所から犬を引き取ってあげたいけれど、
マンションだから飼えないのでものすごくくやしいです。
私はこの本で、命の大切さを改めて感じました。
ありがとうございます。児玉さん!   
                (上野菜月さん)


123)生体販売のないショップを開きました(2002.2.15.)

どうもはじめまして、
私、沖縄在住の岡井と申します。
HP拝見させていただきました。
ぜひリンクさせていただきたくメールにて失礼致します。

私が住む沖縄は恥ずかしいながら他県に比べ、
殺処分される犬猫の数が非常に多いのです。
(御存知だと思いますが。。。)
沖縄の人は、古い動物の飼い方、すなわち
運動もさせず、世話もにただ犬を家の外にチェーンでつないでおいたり、
犬が交通事故にあったり、妊娠したりされたりという
可能性が高くなるのにもかかわらず、
そのまま放し飼いにしている飼い主がたくさんいます。

私は今年の6月にドッググッズショップをオープンさせました。
もちろん生体販売を行っておりません。
ショップオーナーとして私に出来る事、
すこしずつでもやっていきたいと思います。
ひとりでも多くの沖縄の人達に現状を
直視してもらえるように努力していきたいと思います。

宜しくお願い致します。      (岡井孝司さん)

ホームページ http://www.k9planet-jp.com


122)私の将来の夢は獣医です(2002.2.15.)

こんにちは。北海道に住む中学一年生です。
どうぶつたちへのレクイエムは残念ながらまだ見てはいませんが
ホームページのお便り紹介を見ていて泣きそうになってしまいました。
私と同じに動物のことを好きな人がいっぱいいて、
すごくいろんなことを考えているんだなって・・・。
私も、捨て犬や捨て猫をかわいそうだと思っています。
だから友達といろんなことを調べています。
このあいだ保健所にいっていろいろ聞いてきました。
話しを聞いていると「飽きたという人が結構犬猫をつれてきます」
と言っていました。
すごくひどいです。
犬や猫、その他の動物も形は違うけど、みんな同じ命をもっているのに・・・。
犬や猫は人間になんにも悪いことはしていないのに。
私は人間は最低な生き物だと思っています。
人間は勝手すぎます。
私達だけじゃなく、もっといろんな人が捨て犬や捨て猫のことを
真剣に考えなければいけないと思います。

私の将来の夢は獣医です。
もし、獣医になれなくても不幸な犬や猫その他の動物を助ける仕事に
つきたいと思っています★

それでは★


121)私にできること、それは…(2002.2.15.)

はじめまして。
どうぶつたちへのレクイエムの写真拝見させていただきました。

処分室へ入れられるとき、犬は足を踏ん張って
必死で抵抗するという事を聞いて、心が痛みます。
私の家も犬一匹、猫2頭を飼っているので感じるのですが、
動物には感情があり、人間が愛せば愛すほど彼らも飼い主を愛してくれます。

無責任な飼い主・・・
彼らは最後に必ず報いを受けるでしょう。
仮にも家族の一員として飼っていた犬や猫を
不要になったからといって、捨てるんじゃねー!!!!!、
毎日、殺人事件が新聞に載っています。
全く狂った世の中です。人間は動物と違ってとことん邪悪に、
そして悪魔のような存在に変わってきた。
そんな人間より悪を知らない動物たちの命の方が遥かに尊いと思います。

かわいそうな動物たちを助けてあげたい。
でも私は一人のちっぽけな人間にすぎません。
私に出来ること、それはこの現実を真剣にうけとめ、
目をそらさず、そして一匹も不幸な動物たちが生まれてこないように、
ペットに避妊手術をさせ死ぬ最期まで愛してあげること、これだけです。
本当に無力です。こんな世の中にあって、
一部には正しい良心をもって動物たちを助けようとしてくれている人がいる。
それは素晴らしいことだと思いました。
これからも動物たちのためにがんばってあげてください。
お体にも気をつけて・・



120)子どもたちに命の大切さを教えて行きたい(2002.2.15.)

(1通目)はじめまして。
どしゃ降りの中捨て犬を見つけ、家に連れてきました。
それから、捨てられた動物のことなどにすごく関心を持ちました。
小学校の教師をしているので、どうぶつたちのレクイエムを紹介し、
命について子供たちと何度か考えました。 
このたび、我が家の犬を紹介したホームページを作ろうとしています。
いろいろな人にかわいそうな小さな命のことを
知ってもらいたいと思っています。
ぜひリンクお願いしたいと思います。       
                       (宮本信吾さん)

(2通目)リンクの件、ありがとうございます。
どしゃ降りの中拾われたゴンタはとても元気です。
ホームページ
http://www.jtw.zaq.ne.jp/cfaqj102
に元気なゴンタの姿を載せました。
これからも、子供たちに命の大切さを教えていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。


119)現実を知ってほしいと、HP作成中です(2002.2.15.)

はじめまして。
動物サミットに参加して、
今まであまり深く考えていなかった問題を受け止め、
このまま知らない振りは出来ないと思い、
出来る事から一歩ずつ歩き始めました。
『どうぶつ達のレクイエム』は、TAPSで知り合った方が、
他に濱井先生の本など数冊と共に送ってくださって、
今も大切にしておりますが、
サミット会場で3歳になったばかりの娘が写真を見て、
『この子悲しい、悲しいってないとるね〜。
出たいっていっとるよ?ユウナが助けたるわ!』と言った時、
こんな小さな言葉もよくわからない子にも、
その写真の子の声が聞こえるんだと胸にしみる思いがしました。
こんな小さな子にも感じられるほど、
動物達の気持をよく捕らえた写真だと思います。
沢山の方に見て貰いたいので、私もいつかパネル展を開きたい、
子供の学校に話をしてみようと考えています。

用件から脱線してしまいましたが、
今少しでも現実を知って考えて貰いたいとの思いから、HPを制作しています。
その中にある、『イベント情報』にコーナーに、
今からのパネル展、講演会などの予定を紹介させて頂きたいのですが、
情報を頂けますでしょうか?

あつかましいお願いですが、一度HPを見て貰って、
共感していただけたらでも良いので、もし宜しければ、お願い致します。
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/poohkuno
です。
ご活躍を心から応援させて頂きます。
                    (愛知県・Hさん)


118)犬たちにも人間の愛を求める心があるのに(2002.2.14.)

職場の裏に保健所(いぬねこの抑留所)があり、
今 とてもかわいい子犬が三匹も外に
出されていて、あんなにかわいい子犬たちは
一体どうなるんだろう。。。と思い、
インターネットなどで検索し、
こちらの児玉さんのHP拝見しました。
そして、9月16日の秋田での講演会を知り、
講演を拝聴させていただきました。
今まで知らなかった保健所の実態に
ほんとにショックで心が痛みました。
「どうぶつたちへのレクイエム」の写真集も見ました。
胸がしめつけられるような悲しみと自分勝手な
人間に対する怒りがこみあげてきました。
私も猫をかっているので、猫の写真には、
ほんとに胸が痛みました。

抑留所では、
外に、子犬が二匹がサークルの中と、
一匹、鎖につながれて、もう二週間くらい抑留しています。
その前にも三匹の小さな子犬たちが
いたんですが、今は姿が見えません。。。
餌を与える人が朝と夕方くるだけで、
あとは、ずっと誰もいない、散歩もできない、
狭いサークルの中に。。。
私が見に行くと、「く〜ん、く〜ん」と
悲しそうに鳴いて、しっぽをふります。
「早くここから出して、一緒に遊びたいよ」
と言っているように聞こえてきます。
夜はひと気もなく、ほんとに犬たちも寂しい
だろうな。。そう思うとほんとに悲しくなります。
犬たちにも人間の愛を求める心があるのに。

私に出来ることは何かないのかと思い、
県や市の保健所のHPにメールを出しました。
できるかぎり譲渡の方法をとってほしいと。

一日も早く、イギリスのような制度が確立し、
殺処分制度の廃止を願います。

            (匿名希望さん)


117)来年、写真展を開きたいです(2002.2.14.)

こんにちわ。初めまして。
私は岡山の全寮制高校に通う、高2の女子です。
1年ほど前、渡辺眞子さんの「捨て犬を救う街」で
児玉さんの「動物たちのレクイエム」の写真を拝見し、
その後偶然に本屋さんに行くとレクイエムがあったので
即購入してしまいました。

私の兵庫の実家にも11年間、いっしょに育ってきた
雑種のワンコ(コロ)がいます。
レクイエムのページをめくるたびに、
檻の中にいる、あの仔たちとコロとが重なり、
目は反らしちゃいけないと最後までページをめくりました。
涙が出てきて仕方が無かったです。
あの写真の中にいる仔たち皆、
今すぐにでも飛んで行って、抱き締めてあげたくて。
檻から出して、シャンプーして、
ご飯いっぱい食べさせてあげて、何時間でも散歩して....
それでも、出来ない悔しさでいっぱいになり、
写真の前で謝ることしかできませんでした。

数年前から、動物たちの置かれている現状が
人の間で見えていないことに不思議を感じ、
日本の動物に対する「安楽死」処分や、
動物実験の現状を自分なりに調べてきました。
この件は自ら調べない限りは、
人は知ることはないことだと思います。
保健所も表ざたにせず、人も気になってはいるものの、
そこから発展して調べようとしないことに
少し苛立ちを感じていました。

しかし、そのまま終わらせてしまうのは嫌なので、考えたら、
今の動物たち(保健所)の現状を少しでも多くの人に
知ってもらうには、やはり児玉さんが各地でやられているように
写真展をやるのが一番かなと思ったのです。
1年前、「動物たちへのレクイエム」の最後の覧を見た時から
高校の文化祭か何かで写真展を開かせてもらうことは
できないだろうかとずっと考えていました。
また文化祭の季節が巡ってきたところで
最近になって、余計にその気持ちが増幅しつつあります。

今年、私の学校では10月4日に文化祭があり、
できればその前に児玉さんと連絡をとれば良かったのですが、
文化祭の登録期間は1ヶ月前にすでに切れてしまったので
間に合いませんでした。
しかし、来年は....どうでしょうか。
児玉さんのご意見をお聞かせ下さい。
パネルの貸し出しや、講演に関することなど
教えていただければ嬉しいです。

来年は高3、しかも私の学校は
全寮制のため、時間、余裕共にあまりありません。
もし写真展を開かせてもらうことができましたら、
今から予定をたてて準備をしておけば十分間に合うと思い、
1年前のこんな時期にメールをしました。
何かをしたくてうずうずしている時に
1年なんて待てないかもしれませんが...。

                    (藤本えりかさん)


116)私を疑いもせずゴロゴロのどを鳴らしていたのに…(2002.2.14.)

私は、写真館に行ったわけでもないし、
写真集を買ったわけでも無いんですけど
学校で動物達のレクイエム福岡写真展のお便りをもらったので、このHPに来ました。
レクイエムのお便りをもらった時に、友達と泣きました。
私も友達も犬と猫を飼っているから、とってもかわいそうだと思って泣きました。
学校から帰って、友達と、遊びに行った帰りに、子猫が捨てられていました。
鼻の所を怪我をしていて寒そうにしていました。
私は、その猫を家に連れて帰りました。
でも、うちは猫を飼っているから、その子猫を飼うことはできませんでした。
エサをあげて、水も飲ませて、暖めてあげました。
どんなにお母さんに頼んでも、「無理」といわれて、
しょうがなく、外に連れて行くことになりました。
その猫の母親を探したけれど居ませんでした。
うちの近所に住む中学生のお姉ちゃんが、中学校のそばから、
連れてきたから、その猫を知っている人も居ませんでした。
コンビニからダンボールを貰って、いらない布をたくさんしいて、
エサや水を入れました。どんなにダンボールに入れても、
すぐ私のひざに乗ってきて、のどをゴロゴロ鳴らせて寝てしまいました。
でも、泣きながらダンボールの中に戻して、置いて帰ってしまいました。
レクイエムのお便りをもらった時に、可哀想だから、
私は動物を捨てないようにしようって思ったばかりなのに、
私は子猫を置いて帰ってしまいました。
私にはエサや水を上げることしかできなかったのです。
次の日に、子猫の様子を見に行ってみたら、
その猫を入れていたダンボールごと無くなっていました。
子猫の姿もありませんでした。
私の住んでいるマンションの管理人さんが、
保健所に連れて行ってしまったのかもしれません。
私がもう少し大きかったら猫を飼うことができたのかもしれないと考えたら、
その子猫に本当に申し訳なかったと、誤りたい気持ちでいっぱいです。
私を疑いもせずに信じてのどをゴロゴロ鳴らしてくれたのに、
私は、その猫を裏切ってしまいました。
その猫は、保健所で殺されてしまうかもしれません。
まだ生後5ヶ月もたってないのに。。。すごくかわいそうです。
その猫が優しい人に引き取られてくれたらいいと願っています。
そして、保健所に連れて行かれて殺されたりする犬や猫が少しでも減るように願っています。



115)地球上で一番おろかな生きものは…(2002.2.14.)

初めまして。
家の子のベッドを探していてこちらに辿り着きました。
私は犬やネコなどのペットと言われる動物に限らず、動物の生活や余生に関心を持っ
ています。
私は派遣で役所の総合案内をしています。
場所がら、様々な人が訪れ、いろいろな事を聞かれます。
その中でヘラヘラと笑いながら「うちの犬、もういらないんだけどどうしたらいい
?」と聞いてくる人が後を絶ちません。
また「野良猫にエサをあげていて、最初は一匹だったのに知らないうちに沢山増えて
しまって困る。
私があげたいのは一匹だけなのに」と、平然と言う人間もいます。
立場上”お客様”に対して意見をするなどしてはいけないこととされているのです
が、どうしても我慢が出来ず、意見してしまいます。
怒りで体が震えます。
何故、人間は人間と言う動物以外の動物と共存していく事を考えないのですか?
以前NHKでイルカと共に暮らすある村(海外)の話をしていました。
その村の唯一収入源は置き網漁でした。
しかし、イルカが網にかかり、溺れて死んでしまうと言う事で、唯一の収入を得られる
置き網漁を止め
イルカたちが暮らしやすい環境を作る事を進めました。
その村はとても貧しく、子供に欲しいものも買ってあげられない。
子供は欲しいものをじっと見つめ、ダダを捏ねる訳でもなく諦めます。
そんな生活をしていても、子供たちはイルカを愛してやみませんでした。
生活は貧しくても、心はとても温かく大きく、豊だと感じました。

動物たちが私たちの生活の場所に立ち入れば殺処分する。
けれど、野生の動物が暮らす自然をどんどんと奪い、動物たちの聖域に立ち入り、襲
われたといって殺処分する。
何処まで奪えば気が済むのか?
結局は人間と言う動物中心。
自分たちに都合の悪いものは抹殺すればいいという考え。
そして絶滅の危機にさらされると、急に保護しだす。

私に何ができるのだろう?
でも、何か始めなけば何も変わらない。
動物の為じゃない。
悲しい瞳をした動物を見て、心の叫びを聞いて、私自身が辛いから。
辛い思いをしたくないから、自分のために何か始めなければいけない。
これは動物の為じゃないんだ。
自分の為。

地球上で一番おろかな生き物は人間。
憎しみ合い傷つけ合い、そして自らの命を絶つ動物は人間だけ。(N.Yさん)



114)知ること、考えて行動することが大切と痛感(2002.2.14.)

先週、出勤前に目にした朝のNHKニュースで、日之出人権文化センター
で開催している写真展のことを知りました。

会場でアンケートにも記入してきたのですが、写真展に行ってから、イ
ンターネットで検索したところ、児玉さまのウェブサイトが見つかり、
そこに電子メールアドレスも書かれておりましたので、このようにメー
ルを送らせていただいた次第でございます。

写真展に置いてあったパネルに、「悲しい写真をわざわざ見に来てくれ
るのだろうか」といったことが書かれてあったと思いますが、わたしは
このような埋もれている情報を多くの方々に知ってもらうことはとても
重要であると感じています。昨今は、マスメディアやインターネットで
さまざまなペット、あるいは動物たちの情報が非常に簡単に手に入りま
すが、この写真展で取り上げられているテーマなどに関しては、やはり
多くの人の目に触れる機会がまだまだ少ないのではないかと思います。
また、このような写真展があることを知れば、写真を見にいったり、さ
らにそこからいろんな知識を得ようとする人は案外たくさんいるのでは
ないでしょうか。実際、多くの方が写真展に足を運ばれたのではないか
と思います。

まず知ること、そしてそれから考え行動することが大切なのだと改めて
感じることができました。どうぶつ好きで、ハムスターや猫の写真など
を載せているウェブページを開設しているわたしの姪たちにも、この写
真展のことを紹介したいと思います。

末筆ですが、児玉さまの今後の活躍と、わたしたちとどうぶつたちがよ
りよい関係を結べる社会になっていくことを期待しております。

                        (いしじまさん)


113)彼らの目のメッセージの力を借りて頑張ります!(2002.2.14.)

こんにちは、児玉さん。
2000.3月頃に、写真展示の件でFAXで問い合わせをした伴と申します!
「かわさき犬ねこ愛護ボランティアメンバー」のひとりです。

当初、私達のメンバーでは、企画止まりになってしまい、写真展を開くことがで
きませんでした。
ですが、同じ市内の姉妹が先頭に立ち「どうぶつたちへのレクリエイム」展を開
催されていました★
そして、宮前区・高津区と波紋が広がり、
9月の動物愛護フェア−でも開催を予定しているので、私も参加できるのを心待
ちにしています。

動物たちを守ろうと活動している自分たちでさえ、不協和音な人間関係に惑わさ
れ、目的を見失いそうになることもあります。
そんな時、本のページを開き、彼らの目を見ます・・・ズンと胸にメッセージが
届きます。そして、がんばろ!と、多少の事では動じない強さを与えてくれます。

人の身勝手さは、そう簡単に変わる物ではないけど、
彼らの目の強烈なメッセージの力を借りて、がんばってみます。


112)どうでもいい命なんかあるはずないのに…(2002.2.14.)

リンクの方を快く許可していただき、嬉しく思います(^^)

私は今、AHTを目指して専門学校に通っています。
私も、小学校の時にはじめて保健所に行きました。
そのとき、とてもショックでした。
1匹の犬を見せてもらったのですが、その犬を檻から出す時、係りの方は、首輪を掴
んで1メートルくらいの高さの檻の上まで引っ張り上げ出しました。檻の中も決して
衛生的に良いとは見えなかったし、犬同士の相性などを考慮してケージに入れてある
とも見えませんでした。
犬達が吠える中、そして猫の親子が震える中、私は言葉がでませんでした。帰りは、
泣けてきてしまいました。
どうでもいいような扱い方をされていいはずの命なんかないはずなのに…。
私なりに動物達に出来る事は、AHTになること、あとHPを立ち上げることもひと
つでした。
まだまだ、な私ですがこれからも自分なりに頑張ってみようと思います。
これからも、児玉さんの写真、そしてHPを楽しみにしています(^^)
活動、HPの運営、頑張ってください。
応援しています。            (かずねさん)

HP:http://members.tripod.co.jp/kazune2/top.htm



111)ほんの少しの売り上げをためて手術費にします(2002.2.14.)

はじめまして。
TAPSさんから 辿り着きました。
現在 滋賀県に住んでおります。
うち猫6匹、外猫6匹、犬1匹と生活していますが
みんな野良猫、捨て猫、迷い猫、怪我をしていて保護した子猫、捨て犬、ばかりです。
今年にはいって 2匹いなくなってしまいましたが 結局は子猫が5匹増えました。
年明けには お年頃になるのでみんな避妊&去勢手術を受けさせます。
住宅地なので もちろんいい顔はされていません。

ペットロスになりその後に飼ったこの子たちに癒され ペットロスは治りましたが
途中 他の病気になってしまい未だ 完治はしていません。
もっとお庭が広かったら・・・センターに行っていっぱい連れて来たい!!
そんな衝動にかられます。
半年前にペットロスになった子のHPを開いて その中でお店もしています。
避妊手術代の足しに・・・餌代の足しに・・・とほんのすこしの売り上げを
ためて今度の手術に使います!
なんか すごく満足感があります。

今後も 地域猫がいなくなることはないと思います。
また 猫同士の口コミで来る猫もいるでしょう。
来るものは拒まず 去っていくものも追わないで でも近所迷惑にならないよう
気を使いながら私も癒してもらって「お互い様!」と思ってこの子達と仲良く
やっていきたいと思っています。

リンクバナ− 貰って行きます。
よろしかったらHPのぞきに来て下さい。

http://www.nyandarake.com



110)すぐに面倒みている犬に迷子札をつけました(2002.2.14.)

児玉さん、はじめまして。

宮城県在住の らぴこ と申します。
インパクのページで【どうぶつたちへのレクイエム】を知りました。
私が心のどこかで気になりながらも直視することを避けていた部分に
真っ向から切り込んだ内容でした。
引き込まれるように写真集のページを開きました。
涙が出て、最後まで見ることができなかったです。
居ても立ってもいられず、すぐに面倒をみている犬に迷子札を
つけました。それでも不安で首輪に直接名前を書きました。

自分の愛犬サイトからも、不幸な動物を1匹でも減らすために
なにかを発信しなければ、と思いました。
とても強い力で揺り動かされた感じです。
まだ、具体的な形は決まっていませんが、まずは
児玉さんのサイトへのリンクをお許しいただけないでしょうか。
「望まない子を作らないために避妊・去勢を」と唱えられれば
もっともなことだ、と大抵の人は思うでしょう。
「飼い主を信頼しきっている犬を捨てるなんてとんでもない話だ」
という言葉にも、深くうなずくと思います。
けれど、画像が訴える力は言葉をはるかに超えると思うのです。
そして、人間の身勝手さからどれだけ多くの動物たちが
命を奪われているのか、具体的な数を知ることが必要だと思います。

我が家(実家)には8歳になるオス犬がいます。
職場の裏で飼われている(実際は放置されている)犬の長男です。
うちの犬は去勢手術をせずに現在に至りました。
飼い主である我々家族の知識や意識が低かったためです。
今なら間違いなく手術を施しますが、心臓を患ってしまい、
それも叶わなくなりました。
母犬が飼い主の愛情を得られぬまま、1歳半〜3歳半に半年事に計11匹
父親のわからないの仔犬を産んだことを目の当たりにしていながら、
「うちのはオス犬だからいいか」という思いがあったのです。
幸いにも11匹の兄弟犬がさほど苦労もせずに里親が見つかった
ことも、私たちの意識の低下を招いたのだと思いますが
自分を恥じる思いです。

母犬は現在、飼い主に一切の世話を放棄されていますが、
近所の者たちで面倒を見ています。
避妊手術はもちろん、狂犬病予防の注射すら受けていません。
4度目の出産後はひどく衰弱しましたが、近所の方の努力で
健康体を取り戻し、今年の秋で11歳になります。
息子も母犬も、私には可愛くてたまらない犬たちです。

突然、長文のメールを差し上げて申し訳ありません。
リンクの件、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、当方のサイトのアドレスは↓です。

『りゅうぱらだいす』
http://www1.plala.or.jp/ryupara/


109)「今の猫あきちゃったから」の言葉に気分が悪くなりました(2002.2.14.)

お友達のHPの動物愛護のページにリンクされたのを
知って、HPにおじゃましました。
千葉に住む、古宮理恵と申します。
私も小さい頃からどうぶつに囲まれて育ちました。
今も実家で2頭のダックスと家族で暮しています。

児玉さんと同じように、酷い状態で捨てられているコ
を見つけた事があります。HPを拝見していて、そのコ
を見つけた時の事を思い出して、泣いてしまいました。。。
そのコは冷たい川の中に口と四つの足をガムテープでグルグル巻き
にされて、ビニールに包まれて浮かんでいました。。。
このコの命が絶たれるその瞬間まで、少しでも家族だと信じていた
人間の事を思ったかもしれないと思うと、悔しくてどうしようもない
怒りが込み上げてきました。
デパートのペットグッズ売り場で、若い女性が携帯で「今の猫あきちゃったから
捨てて、新しいの買おうよ」なんて話しているのを聞いて背筋がゾッとして
気分が悪くなりました。。。。

不幸なコがいなくなるように、少しでもお手伝いできればと思います。
わたしにはこんな事しかできませんが、HPにリンクさせていただきました。
気のきいたコメントも苦手なので、『はじめに』の文章の一部分をつかわせて
いただきました。

ラゥ&アスHP『くぅ・ぶりぃ』

http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/8580/


108)ちいさな箱の中でうずくまっている子猫を見ると…(2002.2.14.)

 わが家でもひょんなことから今年の5月より猫ちゃん達との生活が始まりました。
最初は5年生の長男の同級生が、
明日保健所に連れていかれてしまう子猫の里親を探していたのです。
わが家は共働きなので、世話をするとなると大変になるので無理だよと
子どもたちに言っては見たものの、
明日殺されると必死で里親をさがしているこどもたちの様子を見て、
また、ちいさな箱の中でうずくまっている子猫を見ると
誰も引き取り手がなかったら・・・と言って
結局、子猫は家の家族の一員になったのです。

その後、色々とあって今では4匹の猫ちゃんたちと暮らしているのですが
思いのほか、猫たちとの生活は楽しく、癒されることもあり、
家族の話題も猫を通して多くなった様です。

小田さんのお店で『どうぶつたちへのレクイエム』を読ませてもらって来た
夫から
保健所に連れていかれた動物たちのその後の話を聞いた時、
ちょうど2匹の仔猫を拾って来たところでした。
すでに2匹の猫がいるわが家で育てるのは無理だろうと
里親を探すつもりだったのですが、
心無い飼い主に貰われていったらと思うと手放せず、わが家で飼うことになりました。

今日、本が届き、家族で写真を見て涙しています。
児玉さんの尊い活動を少しでも広められればと思います。
小学校のPTAなどでも紹介させていただいたり、
『どうぶつたちへのレクイエム』をひとの集まるところに
置き、読んでもらえたらと思っています。

                 (稲生佐枝子さん)


107)自分も含め、命を大事にしたい(2002.2.14.)

 はじめまして。
 テレビ朝日のネッパラで紹介されて居たのをたまたま観て
 HPをみさせて頂きました。

 現在、家でも犬を飼っています。
 以前も犬を飼っていまして、其の犬が亡くなり家族が悲しみ
 しばらくは亡くなった犬の為にも犬は飼わないと云って居たのですが
 姉がたまたま行ったペットショップで今の犬が
 「飼って来れぇ!」と眼で訴えて居た様で(笑)
 次の日に買いに行きました。
 今では家の中心的な存在に成り両親は娘以上に
 子供の様に可愛がって居ます。笑

 ペットショップで売られて居る犬達も正直に云うと
 見せ物の様に成っている気がして可愛そうに感じる時もあります。
 しかし飼ってもらえる確率と云えば
 保健所などに連れて来られるコに比べると
 はるかに良いのではないか?と思います。
 もし犬を飼って居なかったら里親に成ってあげたいと思いました。
 流石に何匹も飼うことは出来ないので‥とても残念に思います。

 HPを観て思わず涙が出てきてしまいました。
 人間を信じられない気持ちと信じて居たのに‥という気持ちなのでしょう。

 以前に違う番組でダルメシアンを買ってが斑が綺麗に入って無いという理由で
 捨てられてしまったコが居る事を知りました。
 人間の安易な考えでペットを“おもちゃ”の様に扱い
 命の無い物の様に扱い、必要と成らなくなれば簡単に始末してしまう。
 そんな人間の身勝手さを一人間として愚かに申し訳無く思います。
 ペットとして飼われるコ達にはもちろん“物”に対しても
 とってもいい加減な扱いをしている人達が多すぎるのではないでしょうか?
 裕福に成り、物の有り難さ大切さ
 大事な事を忘れて居る人が多すぎる様に感じます。
 自分も含め‥全てのカタチ有る物、命をもっともっと大事にしたいものです。

 里親を待って居る全てのコ達が此れからの幸せな生活を送れる事を
 祈り願いたいとおもいます。
 また、何か助けてあげられる事が有ればしたいと思います。


106)私は「人間は矛盾だらけだ」と思った(2002.2.14.)

こんにちわ。私は小学6年の♀です。
このホームページを見て、すごく胸が締め付けられる思いになりました。
どうして、罪の無い動物達が・・・犠牲になるの?
どうして、罪を犯した人間達は・・逮捕されないの?
こんなに、人々を慕ってくれる動物達をなぜ人間は平気で、
自分の都合の良い様に振り回すのでしょうか。
ご存知かと思いますが、日本が昔、戦争をした時に
「食料が無くなる」と言って何万匹もの動物達が殺されました。
人間は、自分達を第一に考えています。
もし、人々が相手のことを一番に考えられるのなら、
戦争も動物達を殺す事もなかったはずなのに・・・・。
私は、悔しい気持ちでいっぱいです。
「どうして、死ぬまで(又は死んだ後)他の動物と付き合えないのだろう」
自分の家族が亡くなったら、人々は嘆き悲しみます。
犬や猫が亡くなっても同じ事でしょう。
なのに、袋に入れて捨てるなんて・・・・
信じられない。はっきり言って(言い過ぎかもしれないけど)そんな人間クズ
だとおもう。
ストレスの解消のために犬を飼い、虐待して殺した、と言う記事が前に新聞
に載っていました。
同じ命なのになぜ、ひどい扱いを受けなければならないのでしょうか。
私は、「人間は矛盾だらけだ」と思った。
動物を飼う時に、「自分と同じ尊さを持った生き物だ」と考えているならば、
決して保健所は必要ないはずなのに・・・・。

長くなってしまってすみません。
(悦子さん)



105)人間は思い上がっていると思います(2002.2.14.)

はじめまして
動物のレクイエムを見ました。
涙が止まりませんでした。
人間は沢山のものを犠牲にして
その上に立って生活しています。
自分たちの好き勝手に動物を飼ったり捨てたりし
自分たちのことしか考えないでひどいです。
命の重さってどの命も一緒なのに
人間は自分たちが一番大切だと思って
思い上がってると思います。
動物ならどんなに犠牲にしていいわけない。
生きているんだから。
人間の勝手で殺されていく動物はかわいそすぎる。
はやりなんていえばはやりの動物を飼って
そのブームが終わったり飼えなくなったら
捨ててなんて最低だと思う。
同じ命なんだから生き物すべてに生きる権利もある。
そんなやりかたをどうにかしたいです。
何か自分でもできることからやりたいと
心から思いました。
         (竹さん・16才)


104)捨て犬や捨て猫に会ったらどうすれば?(2002.2.14.)

私のうちで飼っている猫がお世話になった動物病院の先生は、
私の母に「動物好きが、捨て猫や捨て犬を増やしているんです。」と言ったそうです。
動物が好きで、捨て犬、捨て猫を見たら可哀想でえさをやれずにはいられない、
と言う人がその場だけで中途半端にえさをやるから、
犬や猫が子供を産んで、また可哀想な動物を増やす、という意味です。
その獣医の先生は、すごく動物思いの先生だという事は分かるし、
その通りだと思いました。
だけど、そんな可哀想な動物を見ると、可哀想で泣きそうになるし、
思わずえさをやりたくなります。
捨て猫、捨て犬の一匹一匹に去勢手術が出来たら、
どんなにいいだろう?と思います。
みなさんは、その獣医さんの意見は、どう思いますか?
又、捨て猫や、捨て犬に会ったら、どうすればいいと思いますか?
               (ayaさん)


103)自分がどうするべきなのか手がかりがほしくて…(2002.2.14.)

7月に名古屋で行われた動物サミットの会場(トイレの前!)
でお会いしました、増淵です。

動物サミットは偶然インターネットで見つけ、
興味を引かれるパネル展示と、いつも読んでいる本の著者の方々が
参加されるということから、チケットを購入しました。
 横浜からの交通費がちょっと厳しかったのですが、
家族(夫と当時は犬2匹)の協力が得られ、22日のみの
日帰りという形でお邪魔させていただくことができました。 
 私個人、少しばかりですが、大学時代に環境教育をテーマにリサーチをした
時、環境倫理、ボランティア団体の横のつながり、ボランティアの資質などに疑問を
感じていましたので、サミット主催の濱井さんがおっしゃられていたように、"みん
ながそれぞれの考え方ややり方を尊重しつつも、できるだけ協力し合う"という"考え
"が、具体的にサミットという"形"になったこと、とても嬉しく感じました。

児玉さんの"どうぶつたちへのレクイエム"と出会ったのは、去年の夏の終わりのこと
でした。 動物保護のボランティア活動をされている犬のしつけ教室の先生の紹介
で、二頭目の犬を新しく家族に迎え入れるべきかで悩んだとき、動物保護関連の書籍
を片っ端から読み漁った、その中の一冊が、児玉さんの写真集だったのです。 
経営難で蒸発してしまったある会社の社長さんに事務所で飼われていたという、生後
5ヶ月の子犬が先生に連れられて我が家にやって来た、確かに歩いてくるところをみ
たのだけれど、翌日は玄関の上がり端から降りられない・すぐ近くの公園までも歩け
ない・座り方がおかしいなどが見られたため、健康診断プラスレントゲン検査をした
結果、股関節形成不全だと判明。 "もしも手術、介護状態になったとき、経済的に
も、精神的にも十分に世話してやれるのだろうか、この子だけに専念して面倒を見て
くれる飼い主さんのところにいった方がいいのではなかろうか。。。"と、他の里親
希望者が出てくるのを待ってみても、大型犬で医療費が掛かりそうということでは難
しいのが現実でした。 結局,不安を抱えながら、連れてきて下さった先生ともご相
談の上、我が家の二番目の子として迎え入れることになり、今のところ、要注意では
あるものの、手術はせず、お家の周りを元気にお散歩できる状態を維持して頑張って
います。
当時、自分がどうするべきか、この子はどうしてほしいのか、また、先住犬の子はど
う思っているのか。。。など、何か手掛かりが欲しくて、"どうぶつたちへのレクイ
エム"を開く時、ただじっと写真集の中の"行く場所のない"犬猫たちを見つめていま
した。 

今回の動物サミットの会場では、明るい老犬介護の作品を見せていただくことができ
ました。
私の周りでも、この4月の末に倒れてから、5月の末に亡くなるまで、短い介護期間
でしたが、家族中で協力しあい、夜中に交代でお散歩に出したり、近所の方に車で動
物病院まで連れて行ってもらったり、最後まで大切にされた子がいます。 "危ない
状態だから"とお電話をいただき、その子がすうっと逝ってしまうのを、ご家族の方
と一緒に見送らせていただけたこと、その子にも、家族のみなさんにも感謝していま
す。 写真をみながら、あの時のこと、思い出していました。

毎日、動物たちを通して、いろいろなことを教えられ、いろいろな人と出会います。
現在、我が家はヒト2人、犬2匹、そして今月から、県の愛護協会出身の猫が1匹仲
間入りしました。 
私たち家族だけでなく、生き物みんなが元気で、できるだけ心地よく過ごせるよう
に、と願っています。
児玉さんもお仕事頑張ってくださいね。 
私も、できることから少しずつ、頑張ります。
まだまだお話したいことはつきませんが。。。この辺で。

                     (増淵 多美絵さん)


102)迷子をガス室に送るなんて…(2002.2.14.)

今日、ニュースでクマが道路に出て来たのを、
やむを得ず射殺したことを知って私は涙しました。
何で殺す必要があるのかすごく悩みます。
もし人間で例えると、酔っぱらったおやじが
公共の場で倒れているのと同じじゃないか!って思いません?
それで保護しにくかったら殺すとでも言うのでしょうか。
何で同じ『生まれて、育って、恋をしたり、仲間と遊んだりする』
なのにこんなに違う扱われ方になるんだ!おかしすぎるヨ絶対に。
迷子をガス室に送る・・・これをいぬちゃんネコちゃんにして、
ヒトにはやりません。
いぬちゃんだってネコちゃんだって家族がいるのに・・・
イギリスやアメリカのシステムを早く実行しなければ、
今もどこかで望んでない死や虐待、捨てられて行く子たちを、
みすみす知らんぷりするようで嫌です。
保健所なんかいらないと思います。無駄な死を作るから。
不必要な死はだめです。
短い文ですが読んで頂きありがとうございます。
ちなみに私は、中1の女子です。


101)地球上で一番おろかな生き物は人間(2001.12.14)

初めまして。
家の子のベッドを探していてこちらに辿り着きました。
私は犬やネコなどのペットと言われる動物に限らず、
動物の生活や余生に関心を持っています。
私は派遣で役所の総合案内をしています。
場所がら、様々な人が訪れ、いろいろな事を聞かれます。
その中でヘラヘラと笑いながら
「うちの犬、もういらないんだけどどうしたらいい?」
と聞いてくる人が後を絶ちません。
また「野良猫にエサをあげていて、
最初は一匹だったのに知らないうちに沢山増えてしまって困る。
私があげたいのは一匹だけなのに」と、平然と言う人間もいます。
立場上”お客様”に対して意見をするなど
してはいけないこととされているのですが、
どうしても我慢が出来ず、意見してしまいます。怒りで体が震えます。
何故、人間は人間と言う動物以外の動物と共存していく事を考えないのですか?
以前NHKでイルカと共に暮らすある村(海外)の話をしていました。
その村の唯一収入源は置き網漁でした。
しかし、イルカが網にかかり、
溺れて死んでしまうと言う事で、唯一の収入を得られる置き網漁を止め
イルカたちが暮らしやすい環境を作る事を進めました。
その村はとても貧しく、子供に欲しいものも買ってあげられない。
子供は欲しいものをじっと見つめ、ダダを捏ねる訳でもなく諦めます。
そんな生活をしていても、子供たちはイルカを愛してやみませんでした。
生活は貧しくても、心はとても温かく大きく、豊だと感じました。

動物たちが私たちの生活の場所に立ち入れば殺処分する。
けれど、野生の動物が暮らす自然をどんどんと奪い、
動物たちの聖域に立ち入り、襲われたといって殺処分する。
何処まで奪えば気が済むのか?
結局は人間と言う動物中心。
自分たちに都合の悪いものは抹殺すればいいという考え。
そして絶滅の危機にさらされると、急に保護しだす。

私に何ができるのだろう?
でも、何か始めなけば何も変わらない。
動物の為じゃない。
悲しい瞳をした動物を見て、心の叫びを聞いて、私自身が辛いから。
辛い思いをしたくないから、自分のために何か始めなければいけない。
これは動物の為じゃないんだ。
自分の為。

地球上で一番おろかな生き物は人間。
憎しみ合い傷つけ合い、そして自らの命を絶つ動物は人間だけ。  
                        (N.Yさん)


100)アメリカのように、日本も動物の法律を考えてほしい(2001.12.14)

どうぶつたちへのレクイエムを見て涙が止まりませんでした。
はじめに・・を読んでも、ともに生きる社会いへを読んでも・・・。
なんで、罪のない動物たちがこんなことにならないといけないの。
動物は好きで飼い主を選べない。捨てた飼い主に言いたい!
「いつも辛い時に、そばにいてくれたのは誰?
いつも慰めてくれたのは誰?」
なんでこんなことがあるんだろう。
写真展を私は見て見たいです。
みんなに知ってもらいたい。
アメリカのように日本も動物の法律を考えてほしい。
私の飼ってる犬は、拾ってきた犬です。
もし、拾ってなかったらと考えると涙が流れます。
少しづつでも、こんなことが減りますように・・・。


99)涙がとまりませんでした…(2001.7.31)

はじめまして!

この度、「どうぶつたちへのレクイエム」を、
本屋さんで、購入した物です。

保健所で殺処分される犬や、猫がいると言う事は、
知っていましたが、
あんなに、淋しそうな目をしている犬や猫を見たのは、初めてで、
涙が止まりませんでした・・・。

我が家にも、保健所に連れて行かれる直前に保護した
犬がいます・・・。

引きとった当時は、まだ、生後一ヶ月で、手に乗るほどだったのが、
今では、体重12Kになって、庭を、元気に走り周っています・・・。

この子を、助けてあげられて、本当に良かったと思う反面、
この「本」の中の犬や猫のように、
無理やり、命を絶たれていく子たちが沢山いることに、
大変、ショックを受けました。

本当に、身勝手な飼い主(人間)が、多すぎますよね!!
動物だって、人間と同じ「生き物」なのに・・・。
「命」が、あるのに・・・。

なにか、私にも、出来る事は無いだろうか・・・。
と考えておりましたが、
今日、児玉さんのHPにお邪魔させて頂いて、
沢山の、同じ考えの方がいらっしゃる事を知り、
また、この「本」を、もっと、沢山の方にみて貰いたいと
いう思いから、
微力ではございますが、
私のHPにて、リンクを貼らせて頂きました。

不幸な動物達が、少しでも、減ってくれる事を、願いつつ・・・。

                     (匿名希望さん)


98)あと数日発見が遅れたら…(2001.7.24)

初めてお便り出します。写真集ショックでした。
犬たちの悲しい叫びが聞こえてきました。
先日、実家で飼っていた犬(室内犬)が自宅からいなくなり、
保健所に引き取られているのを昨日・知って急いで引き取りにいきました。
このホームページを見てあと数日発見が遅れたら・・・背筋の凍る想いです。
写真集の犬たちが、どんな想いで暗く狭いゲージの中で
最後の時までご主人を待ち続けた事を考えると胸が痛くなります。
そして無責任な飼い主に怒りを覚えます。
あなたの気持ちが痛いほど伝わりました。
犬の十戒も心に刺さりました。
自宅で飼っている犬の気持ち・もう一度考えて最後の最後まで
一緒に生きて行きたいと思いました。


97)時間がかかろうと、きりがなくても…(2001.7.24)

レクイエムの写真があまりに心につきささり毎日写真にお水など供えてる私です。一
年前に足を骨折し背中に30センチ程のひどい皮膚炎で捨てられていたハスキーの雑
種を保護し育てています。元飼い主に虐待されていたのか、傘やほうき等ながい物に
怯えていましたが、今では元気に走り回っていますよ。
私はこういったかけひきのないストレートな愛情表現の出来る動物がなぜいつも犠牲
にならなければならないのか理解に苦しみます。
でもかわいそうだけで終わらせてはいけない、言葉を持たない動物に代わって私たち
が行動をおこさなければ、と思い活動しはじめたばかりです。
捨てるのも人間だけれども助けれるのも人間なんですよね。悲観的にならずどれだけ
時間がかかろうと、きりがなくても頑張りますよ!!         (たっしーさん)


96)保健所に連れて行くことの真意を知ってほしい(2001.7.2)

私は、福岡市に住んでいるので、去年・今年と少なくとも2度は
「どうぶつたちのレクイエム」の写真展に行く機会があったのですが、
どちらもポスターに使われている子の写真を見ただけで
きっと会場で泣いてしまうだろうな。。。と自分でわかるので、
なかなか行けずにいます。
うちには元捨て犬(首輪ナシ)で、うちの庭で保護し、
飼い主も里親も見つからないので迷ったあげくに飼うことに
したジョン万次郎(それまでの名前が不明のため、うちでつけました)
という犬がいるので、動物管理センターにいる犬たちにも
ジョンと同じで本当は人が好きだったり、遊ぶのが好きだったり、
するのだろうな、嬉しい!とか悲しい…とか思うのだろうな、
と考えると、とても辛い(上手く表現できないのですが)気持ちになります。

我が家でジョンを飼うことを後押しした言葉は、動物管理センター
に最終決断をしようと電話をかけた時にセンターの方に言われた、
「私たちが動くということは、針金のわっかでその犬を捕まえ、
檻に入れて連れて行くと言うことなので、それをやると
もうその犬は人間不信になって飼うのは不可能になります。
飼うなら私たちには出動の要請をしないで下さい。
また、エサをやると犬は助かったと思い、期待をするので
家で飼う気がないのなら、これ以上はエサをやらず、
接触を持たないで下さい。逆にその犬がかわいそうですから。。。」
というような言葉だったと思います。
また、インターネット上で検索をして、動物管理センターでは動物たちが
どのような「処分」をされているのかを知ることが出来たのも
私たちとジョンにとって幸運な事だったと思っています。
「保健所に連れて行く・連絡をする」というのはどういうことなのか、
はっきりとはわかっていない、若しくは分かろうとせずに安易に
してしまっている方って意外と多いのではないかと思います。

うちでは、犬をもう1匹飼うのは無理なので、今いる子達を
最期まで責任を持って世話すること、そして常にその子達に
とって何がよいかを考え、情報を仕入れて行動していくのが
動物たちと一緒に暮らしている私の責任だと思っています。

初めてのメールなのに、とりとめのない長い文章になってしまい、すみません。
人間にも色々な人がいて大変な事もあると思いますが、
どうか頑張って下さいm(_)m

                     (Rさん)


95)小さい事、できる事からやっていきたい(2001.6.9)

初めまして、児玉さん!長野と申します。
私は、谷田さんのHPで児玉さんの事を知りました。
ご存知だとは思うのですが『犬の十戒』を谷田さんのHPで
見たんです。私はこれを今から9年前にはじめて知りました。
トリマーの専門学校へ通っているときに、校長先生がみんなに配った
ものでした。十戒とは書かれてなく、B5の紙に、分かりやすい個所を抜粋
してまとめたものでした。谷田さんにもメールで書いたんですが、当時、私は
この十戒を読んだとき、涙が出てきました。学校では、周りの目もあり、家に
帰ってから、何度も読み返しました。今でも持ってます。まさか、ネットでそれを
発見するとは思わず、びっくりしてしまい、嬉しさのあまり谷田さんにメールをした
んです(*^-^*)。そして、そのサイトで『動物たちへのレクイエム』という文字を見つけました。
その旨を谷田さんにも伝えました。そしたら児玉さんの本をプレゼントしますって事になり
今回初めて読む事になりました。
実は・・・前々から知ってはいたのですが・・・正直怖くて読むことができませんでした。

私は2年前からネコを飼ってます。旦那は運送業なのですが、2年前のゴールデンウィーク中
母ネコがトラックで子育てをしていたらしく、休みが終わり、動き出したトラックにビックリして
子猫を置き去りにしてしまったのです。旦那はそれに気づかず、取引先まで行きました。
積荷をしようと荷台に行くと、そこには、いきなり一人ぼっちになって恐怖に怯える子猫が
乗っていました。旦那もびっくりです。どうしようもないので、そのまま助手席に移動させ
会社に連れて帰ったのですが・・・・会社のおっちゃんが「今日は東北まで走るから
そこで捨ててきたるわ!」と言ったらしいんです。元々ネコが好きだったので旦那は
それは困る!と思い、我が家に連れて帰ってきたのです。が、正直、私はネコにはあまり
良い印象は持ってなかったです。トリマー時代の経験もあるし、犬が大好きだったので
困りました(−−;)ネコに関しては全くド素人。生態も分かりませんでしたし・・・・
ネコのテストは毎回追試でしたからね(゜▽゜*)
でも、生きてる命、ネコであれ犬であれ、それは変わりないことです。必死でした。
とにかく、汚くて、小さくて、どう扱っていいのか。。。お尻を「トントン」すると排泄物を
出す事は知ってたので、それだけ実行してみました。そしたら・・・したんですよね。
不思議な気持ちになりました。生きてるんだなぁーって。
それから私の子猫の母親奮闘がはじまったです。
名前は「にゃんたろう」とつけました。
説明が長引きましたねm(><)mすいません。詳しくは
http://www14.freeweb.ne.jp/feminine/mikipie/nyantarou/index.htm
ここ見て下さい( ̄ー ̄;)

それがきっかけで、ネコのサイトをあちこち見て回る日々が続きました。そして、現状を初めて
知りました。めちゃくちゃショックでした。気が狂いそうでした。小さい頃から動物が大好きで
それは父や母から当たり前のように教えられてきた私には、考えられない事でした。
保健所が行ってる「安楽死」。私は「命を絶たれる事は辛いけど、路頭に迷い、
事故などで死ぬより楽なんだ」って思ってました。大きな間違いですね。それを信じきってた
自分にも腹が立ちました。それって、いかに誰もが真実を知らず、安易に保健所に連れて
行ってるかって事ですよね。本当に・・・・もしかしたら見てはいけないものを見てしまったのかも
って思いました。でもそれって違うんですよね。「見なくてはいけないもの」なんですよね。
しばらくの間、自己嫌悪で、どうしようもなかったです。今まで自分は何をしてきたんだって・・。
にゃんたろうと重なってしまうんです。
どうして人間って自分より弱いものに対しては強く出ようとするんでしょう。弱いからこそ
守ってあげようとは思わないんでしょうか。児玉さんの写真を見た感想を読ませてもらうと
みんな「かわいそう」「いけない」って思ってるんです。見なきゃ分からないんでしょうかね?!
実際、目の前で「安楽死」の実態を見なければ、動物達の苦しみは伝わらないんですか?!
・・・・・でも、伝わらないんだろうな。だって私がそうでしたもん。ネットや児玉さんの本に出会わなければ
何も知らないままでした。知ってしまった今、私に出来る事は?って考えると・・・大きなことは何も
できそうもないです。でも小さいこと、出来る事からやって行きたいって考えてます。身近な所から。
知り合いに自分の気持ちを押し付ける気はさらさらありません。でも実態を知って欲しいから
私なりの考えを伝えていってます。どこかのサイトで見たんですが、ブリダーでお金を出して買うのは
自由だけど、でも、もしネコや犬を飼いたいなら、里親募集から引き取ってほしい。。。って。
私はそうするつもりです。今のマンションは狭くて、にゃんたろうだけでいっぱいかなって思ってるんですが
広い家に引越ししたら新しい子を迎えるつもりでいます。日本のこの低レベルな考え方をみんなの手で
変えて行けたらいいですね。少しでも不幸な犬ネコが減ってくれる事を願わずにはいられません。

とても長いメールになり、すいませんです('-'*)もっともっと書きたい事あるんですが、キリがないです。
この本を出版してくださった児玉さん、そして、読むきっかけを与えて下さった谷田さんに感謝してます。
これからもがんばって下さい!!!応援してます!!
今、新しいHPを作ってます。児玉さんの本の紹介をさせてもらいます。そして、保健所や実験の実態
も包み隠さず公開します。まだまだ資料集めの最中でUPできるのは少し先になりますがその時は
また連絡させてもらいますね(*^-^*)
最後まで読んで下さってありがとうございます。心から、応援してます!!


94)姉が、センターから引き取ると言ってくれました(2001.6.3)

 はじめまして、札幌に住む今井美香と言います。
 以前から、この本(どうぶつたちへのレクイエム)のことは、
犬の雑誌を読んで、知ってたんですが、なかなか見る勇気がありませんでした。
読んでいくうちに涙があふれ、何も見えない状態でした。ひどすぎる!!
の一言です。人間の勝手な都合で、罪もない動物が傷つき、苦しんだ
あげく,殺処分だんて、こんな事許されるの?
 今、家に、犬がいます。子供のいない私たちにとって、息子同然です。
りき【犬】が幸せであれば、余計、不幸せな犬達のことが、気になります。
1頭でも多く、幸せになってほしいと願わずにはいられません。
 昔も犬がいました、家を引っ越すのに、母が言うには、あか(いぬ)は、
そわそわして、自分は、置いていかれるのでは、というような態度をしたみ
たいです。でも、一緒に行くと分かって、安心したみたいな顔してた…
と言ってました。言葉はなくても、ちゃんと分かってるんですよね。
 この写真集の子達は、誰もが誰かを待ってるんですよね。
どうして、悲しませるの?こんなに飼い主を求めてるのに…
 私は、自分が無力で情けなく思います。助けてあげたいのに、家族を見つけて
あげれない、自分の持ち家でないから、ママになってあげれない。
自分に出来る事…少しでも多くの人に見てもらって、
現実を知ってもらいたい。
 姉が8月に家を建てます、そのときに犬の里親にと、この写真集をみせたら、
センターから、引き取ると、言ってくれました。
 開催予定地を見ても、札幌は、ないのが、残念です。いつか、来てください。
そして、多くの人に、見せてあげてほしいです。
まだまだ、札幌も、未発展地です。


93)不幸な実態を知れば、共感する人はたくさんいるはず(2001.5.28)

私は、鹿児島県鹿屋市で89歳の男性が犬3匹に噛み付かれた件について、
動物愛護協会等の情報を知るためにホームページを開いたのがきっかけで
日本の動物に対する不幸な実態(処分や動物実験等)を知りました。
「我国では、こんなひどいことをやっているのか。」と驚き、
怒りでいっぱいになり、この不幸な実態を
今すぐ廃止させなくてはならないと思いました。
動物に対する日本の不幸な実態知らない人々が
まだまだたくさんおり、この不幸な実態を知れば、
私のように共感する人々はたくさんいると思います。
最近は、犬や猫を中心としたペットのテレビ番組が
増えていますので、マスコミ等を通じて もっともっと世の中の
人々に実態を知ってもらえるようになると効果があると思います。
何よりもうれしいことは、明日の日本を背負い立つ
小学生や子供達からの共感が多いことで、
これも児玉さんの努力の成果だと思います。
「イギリスでは、犬をつないで飼っていたら虐待とみなされる。」
−−−日本の狭い住宅事情では難しいですが、犬を思う気持ちがわかります。
「アメリカでは、多くの動物愛護団体が厳しく
動物実験を調査しており、社会的にも力がある。実験関係者ももし
動物に苦痛を与える現状があるならすぐに通報する。
医師になるには学力のほか、人格を厳しくチェックする。
アメリカのある大学では獣医学科生の強い要望により
致死実習が全面的に廃止され代替法が採用されている。」
また、「オーストリアの動物保護センターは、
なんらかの理由で飼い主のいない動物たち、主に犬や猫を
手厚く保護するための施設で、暖房設備が整った清潔な建物、
リハビリ用の運動場まである。」等欧米諸国の
よいお手本を知ることができました。
我々が汗水流して働いた収入から徴収される税金は、
よいお手本であるオーストリアの動物保護のように
使われなくてはならない。
また、日本も今すぐアメリカやイギリス、オーストリア等を
見習って動物に対する扱いを手厚い保護に変えなくてはならないと思います。
                     (東京都 会社員 斉藤さん)


92)私には夢があります(2001.5.24)

今回私は、はじめてメールを送らせてもらいました。
『動物たちのレクイエム』・・・私は見ながら涙をこぼしました
あんなに悲しそうな目ははじめてみました!
人間は、自分かってでわがままです。
そんなわがままが、大切な1つの命を捨てるのです。
はっきり言うと・・・そんな人間は、私はホントににくいです!
もちろん。犬を捨てたり、動物を簡単に殺す人はにくいけど
優しい心を持った人はだいすきです!
こんな思いもわがままなのでしょうか?

それと・・・私は夢があります。
夢とは、シュバイツァーに少しあこがれていて、動物病院を開き
動物たちに一生をささげるくらい働いて、
動物たちが人間をにくまないようにすること。
あまったお金、貯金などで動物たち
(捨てられてどこも行くところのない野良)が自由気ままに
くらせる広場を作ってあげたいです。
それほど、頭はよくありませんが動物に対する気持ちは誰にも負けません!!!
ぜったい、動物の命はむだにしません。
私は、12歳。小6です



91)シーナに大きな幸せをもらいました(2001.5.19)

とうぶつたちへのレクイエム見ました。
写真の中の動物たちの悲しげで、本の中から
読んでいるワタシに助けを求めている気がしてなりません。

去年の4月27日。10年間飼っていた犬が病気で
死んでしまいました。
家族のみんなが、ぽかんと何かが抜けたような気持ちでした。
ほんとに悲しかった出来事でした。
今でも、そのワンちゃん(シーナ)を忘れる日はありません。
でも今になって、(1年経って)きっと、シーナはうちにきて
10年、とても幸せに暮らしたはずだ。と。
私たち人間の方こそ、シーナに大きな幸せを思い出を
やさしい気持ちをもらったのです。
それなのに、この写真の動物たちは、どうでしょう。
かわいそうと言うだけではなく、とても悲しい気持ちになりました。
「誇り高き最期の肖像」
この動物は、何を考え、思い、死んでいったのか・・・
ペットは、家族です。
少しでも、このような死がなくなることを願います。
                (小林美登里さん)



90)同じ人間がしたことへの責任として…(2001.4.30)

HPを見せていただきました。
私も同じ気持ちでいっぱいです。
是非リンクを張らせていただきたく、メールを送らせて頂きました。

うちにはポメラニアンの老犬が一匹と、日本猫が4匹います。
猫のうち二匹は捨てられていました。他にも兄弟たちがいて、全部で5匹。
他の子達も何とか貰い手を捜して、今では幸せに暮らしています。
でも相変わらずその子達が捨てられていた神社には捨て猫が後を絶たないよう
です。
最近うちにやってきた一匹の猫は、近所に住んでいた人が引越しの時置き去り
にしていった子です。
白血病を発病していて、男の子なのに体重が3キロしかありません。
同じ人間のしたことへの責任として、最後まであきらめずに治療をしていこう
と思っています。

ほんとうに、同じ人間として恥ずかしい。
不幸な子達が少しでもいなくなってくれることを願っています。
これからも頑張ってくださいね。

                (SHU KATAYAMAさん)



88)自分にできることから少しずつ始めたい(2001.4.30)

 はじめまして、突然のメールすみません。
 京都の小林正和と申します。
 “どうぶつたちへのレクイエム”読ませていただきました。
 僕も“子供が出来たから飼えない”と簡単に捨てられて
 しまった犬と暮らしております、そのころから保健所で
 殺処分される動物達について気になってはいたのですが
 なかなか行動を起こせず、今日までやってきました。
 
 僕は写真が好きで、今までペットとして“幸せ”な子達を
 撮影してきましたですが、なんとか写真の力で心無い飼い主
 に捨てられてしまった犬猫たちを助けることはできないものか・・
 と最近考えておりました。
 そこで方々の里親探しのボランティアの方にお話をしてみた所
 児玉小枝さんって方が本を出版されておられると多数アドバイス
 いただきまして、早速手に入れ拝見しました。
 それまで本は何冊かよみましたが、児玉さんのは強烈なメッセージ
 をうけました。やりきれない気持ちでなんとも・・つらいですねー

 僕も犬友達もこんなに動物が好きなのに、保健所の実態がほとんど
 知られていないことに“ペットブーム”の矛盾を感じます(自分を含め)
 僕も自分の出来ることから少しずつですけどはじめていきたいです。


87)これからも、がんばって育てたいです(2001.4.30)

私の家にも犬1匹、猫2匹がいます。
犬は、欲しくてペットショップで購入したのですが、
猫は、ごみ捨て場に、ダンボールに入れて捨てられてました。     
3匹で、まだやっと目がみえるぐらいで・・・(500グラムなかったんです)
1匹は里親が見つかり貰われたのですが、2匹はそのまま飼うことに・・・
(探したんですが里親は見つかりませんでした)   
一人暮らしの狭いマンションなので、あまり幸せではないかもしれませんが・・・
これからも1人と3匹、暮らして行きます!
(それでも幸せ思ってくれるとよいのですが)
たった500グラムも今は7キロ・・・  
元気一杯!家中を走って、破壊活動に励んでます(笑)
私はこの子達から、沢山の幸せを貰ってます。
これからも、がんばって育てたいと思います
(育てられてるのは、私かもしれません)  
今にして思うと犬にとっては、この猫達がいてくれてよかった。
(病気の為、目が見えないので他の犬と遊べないんです)   
つまらない話をすみませんでした。
犬・・太一(ミニチュアダックス)2歳5ヶ月
猫・・モッキー&チョーク(雑種)1歳7ヶ月
人間・・minako


86)動物を捨てて行く人が許せません(2001.4.30)

初めまして、こんにちは。
「どうぶつたちへのレクイエム」の本を読ませていただきました。
言葉が出ませんでした。ただ、怒りが湧き上がってきたことだけは言えます。
私の家の周りには捨てられた猫達が沢山います。野良猫が捨て猫を呼んでいる状態で
す。
去勢手術の費用もバカになりません。
捨てていく人たちは良心という機能が壊れてしまっているのでしょうかね・・・。
そこに住む私達は毎日、野良猫たちの餌やり、近所中を回っての糞集め、ごみ収集場
の掃除に明け暮れています。
幸い近所からの苦情はありません。近所の人たちにはいつもぺこぺこ頭を下げ、正直
かなりしんどいです。
だから、本当に動物を捨てていく人たちが許せません。
殺処分もそうですが、捨てていかれた後の住民も大変な思いをしている事も知ってほ
しいです。
そういう気持ちをこめて最近、ホームページも開きました。
で、今回の本題ですが(笑)、リンク貼らせて頂きました。
とにかく、頑張ってほしいです。
パネル展など横浜近辺でやっていたら是非、友達を連れて行きたいと思います。
では、長々としたメールでごめんなさい・・・。
ありがとうございました。              (ゆみさん)  

こころ★私たちに出来ること★
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Shiro/3240/


85)ボランティアさんの苦労がわかった気がします

おたより紹介で紹介していただいた、
「みーみ(子供)とクロのママさん」です。
先日迷子犬を見つけ保護しました。
とても人懐こく、首輪のほかにノミ取りカラーを
した子で、お座りもマテもちゃんとでき、
とてもかわいい顔をしていました。
きっと、かわいがられていたんだろうなと
思いながらも、共働きだし、子供も犬もいるし
預かるのは難しく、結局警察に預かってもらいました。
HPの迷子欄に載せたりし、1週間。
今日飼主さんが現れなかったら、
明日は保健所??と思い、両親にも
「万が一の時は、預かってもらうことはできないだろうか?」等、
相談したりしながら家に帰ると、飼主さんから手紙がきていました。
「警察に引き取りに行き、家族みんなで喜んでいる」
といった内容でした。とってもうれしく、涙が出ました。
可愛がられているようだから、きっと飼主さん
探しているという希望の反面、万が一の時は、
警察に預けたことにより、
「飼主さんが見つけられずに2週間の命???」
と考えると、迷子のまま放っておいたほうが良かったか?等、
何度も考え連絡が来るまで悩んでおりました。
親切心でしたことが、裏目にでてしまったり・・・
そんな時もあるんでしょうね。
自分で預かることが出来ない私が
やってはいけない事なのかも?と思ったりもしています。
ボランティアで活動されている人々の苦労、
気持ちが少しわかったような気がします。
それでは。


84)なんだか疑問ばかりのメールになってしまって…(2001.2.17)

はじめまして。私は二十歳の学生です。
ホームページ拝見させて頂きました。
いつものように占いでも見ようかと思い
ネットサーフィンしていて、ふらっと立ち寄ったのですが、
保健所のあの白い犬の写真に目が行き、
内容を知り涙が止まらなくなりました。
私がこうして気まぐれに毎日を過ごしている間にも
どんどんあの子たちの命が奪われていくのですね、、、、。
それを想うと胸が痛みます。
じゃあ、かわいそうだと言うのなら引き取ればいいじゃん、
と言う意見が多い世の中ですが、
言われなくてもそうするけどできる範囲ってものがありますよね。
かなしいなぁ、、、、、、。
人間ってどうしてこんなにも欲の塊で出来ているんでしょうか。
どうして自己中心的考えなんでしょうか。
ごめんなさい。
なんだか疑問ばかりのメールになってしまって。


83)自分たちの犬に、あの「目」をさせないために…(2001.2.7)

はじめまして。犬を飼い出して約半年の「ぐり」と言います。

子供の頃から今まで全て保護センターで
譲り受けた犬ばかりだったのですが、
たくさんの「殺される」運命を
背負った犬から選ぶのがつらかったので
今回はペットショップから迎えました。

コドモながらに、あの目を忘れられず、
今回サイトを拝見して、あの目を強烈に思い出してしまい、
涙が止まらなくなりました。

わたしの母は昔から動物が好きで、
動物に囲まれて暮らしてきました。
(といっても一度に世話できるのは1匹なので、
代々・・・ということになりますが)

先代の犬を交通事故で亡くして以来、
6年ぶりの犬との暮らしになります。

コドモの頃、家族にいて当たり前のように
暮らしてきた犬は、親まかせみたいなところがあり、
兄弟という感覚でしたが、今回「全て自己責任」で
飼い出した犬は、命を背負っていると
毎日感じながら暮らしています。

保護センターにも足を向け、
現実から目を背けないようにしながら
今犬と暮らしています。

保護センターも昔とすこし違い、
ふれあい犬や、看板犬などがいて、
なんとなく「ふれあい空間」のようになっていますが、
殺されていく現実というのを
連れてきている親がきちんとコドモに伝えて欲しいと思いました。

そして、何故あんなにコイヌが多いのでしょうか。
どうみても兄弟なのですが、
あとからあとから運ばれてくるゲージの中のコイヌの
悲痛な鳴き声は
あの場所でしか聞けないように思います。

今回、写真集を購入させていただいて、
自分の家族とじっくり拝見しようと思います。

また、リンクを是非貼らせていただいいて、
インターネットを通じ、知り合いになった方々へも
あの「目」を見て欲しいと思い、メールさせていただきました。

自分たちが迎えた犬たちに、
あの「目」にさせてしまわないよう、インターネットを
通じて感じて欲しいと願っています。


82)私たちは税金を払って動物を殺しているのです(2001.1.4)

はじめまして。
今日、「どうぶつたちへのレクイエム」写真展を
見させてもらいました。
事実を考えさせられ、
このきっかけをもらったことに感謝しております。
保健所で不要になった動物を殺す、というのは
日本では必要悪ということなんでしょうか。
もし殺さずにいれば、車両と衝突事故にあうから、
また農作物を荒らすから、野良が吠えて(鳴いて)うるさい、
住居に進入して荒らされる、といった理由でしょう。
まさに人間至上主義です。
インドやネパールを旅したとき、
野良の犬や猫は街中にあふれていました。
日本のように排除することはしません。
犬や猫たちは、人間の残飯をあさったり、
人間が施しを与えたりして、街で生きていました。
犬や猫がいるのが普通で、人と共存していました。当たり前のように。
日本でそれが出来ないのは、
生命に対する考え方の違いもあるでしょうし、
また、野良ちゃんたちが生活できる環境を人間が作りださず、
ちょっとでも人に危害を加えるものは排除する、
という日本の気質もあるのでしょう。
それほど許容範囲の限りなく狭い私たちなのです。
そして、考えてみれば、私たちは、税金を払って動物を殺しているのです。

写真展では、無責任な動物の飼い方をするな、
と訴えていらっしゃいました。もちろん日本ではそうです。
でも私が見たインドではそういう主張は存在しえないものでした。
保健所で動物を簡単に殺しているという事実は、
単に生命の尊さを訴えているだけでなく、
ずっと大きな社会的、人類的問題を背景として秘めているのだと、
考えされられました。

                        (Sさん)


81)久しぶりにネコと遊んでみたくなりました(2001.1.4)

 私は動物に限らず、昆虫や魚などが大好きなので、
こちらのホームページを見せていただき、
感動したというか今まで以上に考えさせられました。
 
 私がものごころついた頃から実家には
絶え間なくネコが暮らしています.
私も好きだったし両親もネコが大好きでした。
私が寂しいときや嫌なことがあったときなどは、
その何気ない仕草や表情
、愛くるしさで私を癒してくれました。
基本的に放し飼いでしたので事故や病気でなくなったネコもいましたが、
きっと幸せな生活を送れたのではないかと思っています。
 
 私の知っている限りでは、ネコや犬、その他マウスなどの小動物は、
様々な実験などに使われてきたようですね。
例えば医学的なものだとマウス、
初めて打ち上げロケットに乗ったのは犬だったと記憶しています。
私が子供の頃その話を聞いた時には
凄くやりきれない気持ちになった事を覚えています。
しかし、人類が生きていくためにはある程度仕様がないのかと考えています。
ところが、近年ハトやカモがボーガンで撃たれ、
つい最近ではネコや犬も大きなニュースになるほど虐待を受けているそうですが、
とても普通の人間のすることとは思えず、憤りを感じました。
もし、そういった動物たちから何か被害を受けていると考えてもやりすぎだと思いますし、
もし趣味やゲーム的な感覚でやっている人がいたらと思うとゾッとします。
私たち人間も何だか変な方向に変化していってしまうのではないかとさえ思います。
動物たちと我々を共に生きている仲間だと思ってくれる人が、
もっと増えてくれればきっとお互いにとってよりよい生活が送れるのではないでしょうか。

 私の住んでいるマンション付近には
ペットなのか野良なのかわかりませんがネコをよく見かけます。
そういった時は自然と心が穏やかになるのを感じます。
私は今年の夏は実家には帰っていないのですが、
このホームページをみて久しぶりにネコと遊んでみたくなり、
お正月には実家でゆっくりしようかと思います。
電話で聞いたところによると私の知らない子猫もいるそうで、
少し楽しみです。ダッシュで逃げられなければ良いですが・・・・。
初めてメールを打ったのできちんと送られているか不安はありますが、
これからも動物にとって、また人にとっても
より幸せになれるような活動頑張ってください。
今の私ではなかなかそういった活動には協力する機会はないかもしれませんが、
心から応援しております。

                    (福岡県 Aさん 26歳 男性)


80)1年8カ月で300匹の里親さんを見つけました

私達の会(犬猫と共生できる社会をめざす会・鹿児島)では、
今年7月より、鹿児島大学の獣医学科内の家畜病院のご協力により
わずか4ヶ月の間に、約100匹の
野良猫の避妊手術をする事ができました。
これからもだいたい週に6匹の割合で続けていく予定です。
すでに来年2月中旬まで予約がつまっている状況です。
加えて発足以来、1年8ヶ月の間に
ちょうど、猫200匹、犬100匹の里親さんを
見つけることができました。
活動会員わずか十数名でここまでやってこれたことを誇りに思います。
10年20年先を目標に来年も頑張りたいと思います。

                     (中村順子さん)


79)どうしてもっと、勉強をしないんでしょうか

 初めまして、北海道紋別市に住んでいます。
最近、また犬を飼う家が目立ってきました。
でも、偏見でものごとを言う人も目立っています。
「前に飼っていた犬は、利口だったのに最近飼ったミニチュワ
ダックスは、全然利口じゃないし、ノイローゼになりそうだから」
と、ペットショップに返そうとしてる人や、私の家にも3匹室内で
朝・晩共にしている娘犬がいますが、この生活を見て
「雑種は、外で飼うものだ」と、言う人もいます。
そして、見捨てられるのも、雑種だったり、メスだったり。
大きいからとか、うるさいからとか。いろんな理由をつけられて
保健所に連れていかれる犬・猫も少なくない様です。
どうしてもっと、勉強をしないんでしょうか・・・。
こんなに沢山の情報やヒントを与えてくれる人たちがいるのに。
顔も名前も知らない人が尋ねて来てくれています。私も偉そうな
ことを言えませんが、ものを言えない動物たちを助けたいです。
愚痴っぽくなりましたが、読んで下さり、ありがとうございます。


78)入学資格には「動物愛護精神に富んだもの」とあるのに…

小枝さん、こんばんはぁ。
お久しぶりです、森下です。
お元気ですか???

条例制定の署名活動の件、
小枝さんのHPに載せていただく事が出来て本当に良かったです。
他県の方からのメールも多く、とても感激してしまいました。
まだ全て集まっていないのですが、
小枝さんのHPから、550名以上の署名が集まりました。

署名は12月の上旬に提出することになりました。
議会で条例制定について話し合って頂くためには、
少しずつ段階を踏まなければいけなくて、
スムーズにはいかないかもしれないけど、動かなきゃ変わらないですもんね。
みなさんが集めて下さった大切な大切な署名が
必ず動物達を救うきっかけになると信じてますので、あきらめずがんばりますっ。

こうしてる間にも、地元周辺では大きなホームセンターのようなものが建ち、
その中には必ずといっていい程、ペットショップも併設されます。
胸が痛いです、、、動物達は商品ではないのに。

それに、昨年度保健所へ収容された犬や猫達の数はおよそ2万5,000匹で
全国で一番多かったそうです。
人口や県の領域が広いので、その他の県も人口比にすれば
比率はほぼ同じかもしれないそうですが、
人口が多いから不幸な犬猫も多いなんて、理由にはなりません。
この結果は同じ県民として、悲しくて情けなくて憤りを感じます。

活動に協力してくれている高校生の女の子がいます。
彼女は動物を売らないペットショップを開くのが夢です。
ペット用品やトリミングをする場所は作り、殺処分されようとしている子達の
里親探しを積極的に行いたいそうです。

トリマーの技術などを身に付けようと、ある専門学校を受験しました。
学校側が提示したテーマの中から一つを選び、捨て犬等について
作文を書きました。 面接でも自分の気持ちを伝えました。
結果は不合格。
不合格の理由は彼女の考えと、専門学校側の考えの相違との事。
ペット業界で活躍する人材を育てる所なので、
命を助けるよりも、利益の為に新しい命を次々に売り出す方が大事と。

入学資格には、動物愛護精神に富んだ者と書いてるのに、、、。

これも現実ですね。
この話を聞いた時、とても信じられず驚いてしまいましたが
日本のペット事情を見れば、残念ながら納得せざるを得ません。
そういう学校ならば入学してから知るよりは、不合格で良かったと思います。
必ず彼女を必要とする学校があるはずです。

小枝さんにメールをするのがお久しぶりで、
いろいろお話したくて長くなってしまいました、、、

ご協力下さった皆さま、本当に本当にありがとうございます。
同じ気持ちを持つ各地の方々とメールをして、
皆さんの考えやお話を聞くことが出来てとても嬉しかったです。
そしてとても勇気づけられました。

きっかけを作って下さった小枝さんのおかげですっ☆
本当に感謝しています。 どうもありがとうございました。
そして、小枝さんのHPへ行く度にいつも思うのですが
みなさんのお便りを読んでいると、
動物達を救える日もそう遠くはないのかもと希望が湧いてきます。
私も、これからも自分に出来る事は続けていきます!

今、風邪が流行ってるみたいです。
小枝さんもお体には気をつけて下さいね。

では、またメールしまぁす。

                (森下 年美さん)


77)今度飼う時は、かわいそうな子の里親に

こんばんは。
うちにも、親戚の家で飼えなくなったワンコが
今は幸せそうに(飼主の私達が思っているだけ?)
室内で暮らしています。
その子も3軒目の私(主人が預かっていたのですが・・・)の所で
ようやく落ち着いたのです。
元の飼主にも可愛がられてはいたと思うのですが、
前に主人がその家を訪ねた時は、ずーっと外につながれていて、
小屋の回りはウンチだらけだったそうです。
その子もうちに来てもう8年。16歳になりました。
おじいさんではありますが、お散歩していて会った人に
「まだ若いでしょ?」って聞かれるくらい元気で、ちょっと自慢の子です。
しかしその反対に、私が実家に居た頃
どうしても犬が飼いたくてゴールデンレトリバーをペットショップで購入しました。
初めての犬で、可愛くて可愛くて・・・。
1回目の予防接種を前日にしたばかりの仔犬を、
ペットショップから家に連れて帰ってしまい、家族(人間)5人で、
間違った可愛がり方をしてしまい、ジステンバーを発症させてしまいました。
なんか調子悪いみたい、下痢をしちゃったとすぐに病院に
連れて行ったのと、動物病院の先生と家族みんなで
一生懸命看病して一命をとりとめ、たいした後遺症ものこらずホッとしていました。
しかし私の結婚で嫁ぎ先に先住犬(今いる子ですが、その時は外犬)がいたので、
室内犬の女の子はつれていけないと、実家に置いてきたのですが、
その頃から少し体調が悪くなり、私の出産後、子供が来ると下痢・・・を繰り返し
て、
どんどん痩せていってしまいました。
そして今年4月、もう少しで6歳という時に死んでしまいました。
実家で母や父に世話をしてもらっていたのに、母の事が大好きだったのに、
最後の食事は私の手から食べ、そしてその後は水一滴も飲まなくなり、
翌朝亡くなったのです。
とっても後悔しました。なんで連れて行かなかったのかと。
動物病院の先生は、「この子はいっぱいかわいがられて、看取ってもらって、
幸せだったと思うよ」と言ってくれましたが、やっぱり早死にさせてしまったのは、
私の無知が一番の原因と思っています。
先日、西武ドームでのイベントでどうぶつたちへのレクイエムを見て
里親(自分達を里親と思っていなかった)にとても興味を持ちました。
今まで自分達のしてたこと、ゴールデンや、今いる子のこと・・・。
いろいろ考えさせられました。
今はまだ子供も小さいですし、16才とはいえまだまだ元気な子がいるので
別の子の里親にはなれませんが、子供がもう少し成長したら考えたいと思います。
実家の母も、やはり今度はペットショップではなく、
かわいそうな子を引き取りたいと言っておりました。
長々とすみません。

                (みーみ(子供)とクロのママさん)


76)メールや電話で、この真実をありったけの友達に話しました

はじめまして児玉さん、
今、福岡の高校に通っている2年生です。

10月1日に福岡の天神コアの前で
動物収容施設の犬達の里親を探していらっしゃる
方たちに「どうぶつたちへのレクイエム」の
案内をいただきました。
その時私は、それをすぐに読まず、数日後に
何となく目を通していました。
そのため、残念ながら写真展に行くことが出来ませんでした。
本当に、あの時早く読んでおけばと思いました。

しかし、その案内を読んで、私は信じられないくらい
ショックを受けました。母と一緒にめちゃくちゃ
泣きました。今の日本がこんな状態だとは
全くと言っていいほど知りませんでした。
私は小さい頃から動物が大好きで、今は小鳥を
数羽飼っています。実際犬や猫を飼ったことは
無いのですが、HPなどを拝見させていただいて
彼らの、何かを訴えるような瞳は十分すぎるほど
理解することが出来ました。同時に凄まじい
怒りが立ちこめてきました。そして、
絶対にこのままではいけないと強く思いました。

その後、私はメールや電話で、この真実を
ありったけの友だちに話しました。
みんなショックを受けて涙が出たそうです。

私の学校には「セサミプラン」という授業があります。
生徒一人一人が、何かテーマを決めて
それについての論文を制作するというものです。
私はそのテーマに、このことを書こうと決めました。
優秀作品であれば、全校生徒の前で論文を
読むことができ、大会にも出場できます。
私は文章が苦手なのでそこまで行けないと思いますが
本当に1人でも多くの人に、この現状を
伝えたいと思っています。

そこで、児玉さんにお願いがあります。
私は近いうちに「どうぶつたちへのレクイエム」を
購入させていただく予定です。
そこで、本やホームページの中の文章や、どうぶつたちの
写真数点を、是非論文の資料として使用させて
いただきたいと思っております。
論文の完成は年明け頃だと思います。
完成ししだい、必ずお送りしたいと思っています。
許可をいただければ幸いです。


75)私のちいさな活動のことを聞いて下さい

初めまして。
私は27歳で、現在婚約者の都合でアメリカにいます。
たまたまこのホームページを見つけて、
「こんな写真展をやっているんだー」と、興味深く
ホームページ拝見しました…。
私もこだまさんと同じく、子供のころから
いろいろな動物飼いましたよ!
そのおかげ??か、動物に関しては興味あるほうです。
でも、自分には何ができるか分からないし、
専門的なものもなく、WWFに毎年お金を
寄付しているぐらいしか具体的な行動に移したことはありません…
今回メールさせていただいたのは、
このアメリカにおいて、私も少しは動物たちに貢献できるかなー
と思っていることを読んでいただきたくメールしました…
ここに来たのは今年の8月で、
来る前から犬を絶対飼いたい!!ということで
わざわざ犬猫OKのアパートを選んだほどです。
犬をペットショップで飼おうと思っていたのですが、
たまたまここの小さな町にあるPAWSという
犬と猫のNGO団体をのぞいてみました.
ここは100パーセントボランティアで成り立っている
ちいさな町のNGOで、飼い主の都合で捨てられたり、
虐待によって保護された犬、猫の
新たな飼い主を見つけるために設立された団体です.
はじめに「子犬がほしいのですが・・・」と言ったところ、
「PAWSには子犬はいません.全てが6ヶ月以上の犬です」といわれました.
そして犬を飼うなら…といわれて、一枚のプリントをもらいました.
それは「子犬を飼う前に….」という内容のもので、
10項目以上にわたって、子犬はどーだとかこーだとか書いてあって、
それを読んで初めて私は
子犬を飼うってすごい責任がいることなんだ!って気づきました…
犬は飼ったことあるし、
その当時は当時で責任もって飼っていたと思うのですが、
3年前に心臓病で亡くなって、ある意味かわいいことだけしか
覚えてなくて、責任とかそういうものをすっかり忘れていたと思います。
それを読んでから、考えが100パーセント変わり、
犬を飼うのはあきらめよう.…って思い始めました。
もしかしたら2年後に日本に帰るかもしれないし、
そのとき犬がかわいそうだとか、いろんなことを考えました。
それで半分あきらめかけたのですが、
このPAWSという団体は(本当に小さな団体)
引き取った犬をボランティアの家庭に新しい飼い主が見つかるまで
預かってもらうという方針をとっています。
それは犬を人の家で預かってもらうことによって
よりアダプトしやすい犬にするということらしいです。
それで彼と相談して、そのフォスターファミリーとして
飼い主が見つかるまで犬を飼おうということになったのです。
まずフォスターファミリーになるために
アプリケーションフォームに記入し、
OKがでてはじめてフォスターになることが出来ます。
最初9月の始めにプレシャスという8ヶ月のメス犬がきました。
この犬はトレーラーハウスの外につながれっぱなしで、
あまり面倒をみてもらえなかったということでした。
それにしては大変人懐こく、私たち2人ともすぐ仲よくなりました!!
私がもちろんほとんどの面倒をみるのですが、
トイレを覚えさせるために一日3回、
そのうち一回は40分の散歩をし、
朝も決まって7時に外に連れて行きました.雨の日も...
プレシャスは幸運なことに10月始めにカップルに引き取られました。
私たちのフォスターファミリーとしての責任は
犬を健康にファミリーの一員として飼うことと、
毎週日曜PAWSにつれていき日曜に人が犬を探しに来るときに
プレシャスもつれていって見てもらうことです。
そのカップルもそこでプレシャスをみて気に入りました。
PAWSは驚くことに、それぞれの犬にケースワーカーがつき
たとえ欲しいという人が現れても、
その人の家族構成や犬の性格を考慮して、
もし不適格とみなしたら絶対上げないのです。
あとかならず引き取られる前に去勢手術をしてから里親に出します。
プレシャスがいなくなって心にぽっかりと
あなが空いたようにさみしくなりました。
でも2匹目の犬が今ここにいます。
サムソンという犬で、これも飼い主の都合によって手放されました。
来た当初、ぶるぶる震えて、3週目のいまでも私にしかなつきません。
どうやら男の人が怖いようで、ベッキー(PAWSのボランティア)は
きっと男の人に虐待されていたのでは??といいます。
全く、犬も性格がそれぞれ違うなーと思います。
サムは2歳なのに今また新しい環境にさらされて
慣れるのがまた大変そうで本当に本当にかわいそうでした…
今は私べったりですごい甘えん坊です。
でも今日が最後で明日は新しい飼い主の元に行ってしまいます…
はっきりいって情が移った彼らを手放すのは本当に辛いです…
だから実は長い期間このボランティアはやめよう…
と思ったのですが、このホームページをみて、
まだまだ一時的にもうちを必要としている犬はまだいるのかなー
と思って、考え直そうかな…って思っています.
長くなってしまいましたが、このPAWSという立派な団体の活動と、
私のちいさな活動を聞いてもらいたかったのです。
日本に一時帰国した際は必ず本屋にいきます。
でも買う勇気見る勇気があるかな・・・心配です。
お体に気をつけてこれからも動物の為に頑張ってください。



74)彼らの代わりに、私たち人間が戦わなくては…

写真集、見ました。
本屋にとりに行き、家に帰ってきて
部屋で1ページずつゆっくり見ていくと
(可哀想だなあ)と思う前に
自然と涙がポロポロ落ちてきました。
写真の中の子達の瞳をじっと見たからだと思います。
あの子達の瞳はまぎれもなく自分たちに間じかに迫っている
゛死"というものを見つめていたと思います。
私が泣きながら見ていると家のネコのは菜が
私の目の前にきて(何で泣いているの?大丈夫?)
というような表情をしてその場にずっと居てくれました。
こんなにやさしく、純粋な命が人間の勝手な都合によって
捨てられ、殺されていくなんて思うだけでも辛くなってきます。
飼い主を信じて暮らしてきたのに、
その信じていた飼い主に捨てられた犬やネコは
野良になり虐められて人間不信になり最後に苦しみながら死んでいく・・・・
どんな気持ちでしょうか?
ましてつい最近でまで人間に可愛がられてきた
疑う事を知らないキレイな彼らは、どんな気持ちで
天国へと旅立っていくのでしょうか?・・・
動物は言葉を話せないから人間に抗議する事が出来ません。
だから彼らの代わりに人間である私達が
戦わないといけないんだと改めて思いました。
だからこれからも私に出来る範囲のことをやろうと思っています。
この現実をちゃんとわかる事が出来たのはこの写真集のおかげだと思います。
誰も撮ろうとしない悲しく辛い写真を
児玉さんが撮ってくれただからこの現実を知る事が出来ました。
本当にありがとうございました。
彼らの声にならない最後の叫び、
訴えでもあるこの写真集を一生大切にしようと思います。
                       (は菜さん)



73)北京ダック…リアルでした…

香港に行って来ました。
香港はやっぱり動物が犠牲にならないと
人々が生活できないという現実に直面しました。
これは、ただ単に私が感じたことなんだけど、
トラのオイル?とか、北京ダック、漢方薬の犠牲になる
トラやたくさんの動物達。
日本と比べてものすごく動物達の犠牲を身近で感じることが
たった3日の香港滞在でも見受けることになりました。
北京ダックは、そりゃ、食べたけど、リアルでしたよ。
ブタが丸ごと焼かれた状態でどーんと運ばれてくるから。
香港では目玉商品のひとつであることは変わりないけど、
ブタにとっては確かにありがためーわくだよね。
せめて、犠牲になったブタたちのために、残さず食べるんだったら、
まだブタも救われるかな、と思ったり。
ただ、香港ほど、北京ダックとかのように、
動物の犠牲が人々の生活を支えていると言ってもいい国はないかもしれないな、
と実感しました。
香港の生活事情。それは、一般のサラリーマンのお給料は
一月日本円で12万。日本じゃ生活するの、子供がいたらまず無理な話。
これで1ヶ月、生活するわけで。。。
家賃は1LDK 一間でトイレは共同。この1部屋で家賃は4万(!)、
一家3人か4人くらしているのもあたりまえ。超高層アパート
(あれはマンションとは呼べない)に、そういう部屋がつめこまれていました。
最上階を見上げると、いつ人が落下してもおかしくないような気がしました。
日本みたいにバルコニーがないっ!赤ちゃんがおっこちたらどーすんねん!
と思いました。怖いのなんのって。。。
こういう生活事情を見ていると、
犠牲になってしまった動物を売ることで、なんとか自分たちの生活ができる、
といった感じでした。しかも、日本人は最高のお客。。。香港の人たちは、
動物の商品を売ることに限らず、
自分達が販売している商品を必死で売らないとクビになるそうです。
ただ、免税店(ブランド品の店)は別だけど。。。
ここは日本とそんなに変わらない接客だったよ。
もう、みんな必死。。。香港は貧富の差が激しいからね。。。
ひとりひとりが犠牲になった動物に感謝していればいいと思うけど、
北京ダック…。リアルでした。
            (石丸よしみさん)


72)今度生まれたらきっと、うちにおいでって……

先日の朝いつもどうり幼稚園バス停の所へ
4歳の息子と出かけた時道路に血がにじんでいて、
死んでいたのは、まだ小さなネコでした。
もうすっかり、かたく、つめたくなっていて
可哀想で、可哀想で、、、
その子ねこを連れて泣きながら、家にかえってきました。
結局人間の都合で死んでしまった、、、、
なんにも悪い事していないのに殺されてしまった
庭のかきの木のそばにうめてあげました。
かなしくて、かなしくて、こどもみたいにないてしまいました。
車にひかれても、すぐ、助けてくれたら死なないですんだかもしれないのに、、、、
助けてもくれないなんて、会社に遅れるから・。。。ひいたのがネコだから、
そのまま、ほっとかれたの,,,,,悔しくて悲しくて、、、
今度生まれてきたらきっと、家においでって
庭中の木の実と花をかざりながらも、涙がとまらなくて、、、、
何をどうしたら、こんな悲しいことがなくなっていくんだろう、、、
どこから、なにからはじめていったらいいのか、、、、、
ごめんなさい。まだ。悲しさがいっぱいで
思った事そのままかいてしまいました。


71)チャリティーバザー商品ご協力のお願い

地域猫と共に生きる会では、地域猫の不妊手術、ワクチン等の募金目的のため、下
記の通り、チャリティバザーを予定しております。つきましては、チャリティバザ
ーに出す商品を募っておりますので、皆様のご協力を頂ければ幸いです。

商品は、せっけん、タオル、食器などの日用品、なまもの以外の食料品、などをご
提供下されば有り難いです。また、荷物は日時を相談の上、できるだけこちらから
車で取りに伺いたいと思いますので、どうぞご連絡ください。商品をお送り頂ける
方は、下記の住所まで、なるべく11月18日(土)までに届くようお願い申し上げま
す。また、今後定期的にバザーを行ってまいりますので、ご不要の品ができたとき
はいつでも、お送り頂ければ幸いです。

何卒皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

*これまでに手術を終えた猫の数:20頭(この内何頭かは既に亡くなっています)
現在手術を待つ猫の数:70〜80頭
この春生まれた仔猫も多数います。

日時 :平成12年11月19日(日) 10:00〜 16:00
場所 :メトロ神戸フリーマーケット
高速神戸駅 − 新開地駅中央通路 星の広場

荷物送付先: 〒673−1118
兵庫県美嚢郡吉川町貸潮68番地
西本 陽子
TEL: (0794)73-0697 E-MAIL: mmc@silver.ocn.ne.jp


70)このことを、大学の講議で発表してみたい

私は福岡の大学に通うものです。
大学内で「レクイエム」のチラシを見つけました。
私も幼い頃から、動物が大好きで、
掲載されていた犬の表情が何を訴えているのか、
スグに解りました。裏面に書いてある記事を読み、
(犬を飼っている友達と)昼休みは涙が止まりませんでした。
写真展が催されるのが、遠くだったので、
今回の福岡での写真展の開催は見には行けませんでした。
それと、ただ恐かったという感情が
一杯だったこともあります。
嫌なことに目を背けてしまったのです。
自分の弱さを改めて感じました。

 でも、私は大学の講義で自分の興味あることを、
発表できる機会があり、先生と相談して、
そこでこの事を発表してみようかなっと思ってます。
写真展にも行っていない私では説明に、
力不足を感じるかもしれません。
発表中に泣き出してしまうかもし
れません。でもっ伝えなくてはと、強く思うのです。
 私は今、そのチラシをいつもプリントケースの外側に
犬の表情が来るように入れています。
捨てられている子たちの事を忘れたくないのです。
また、知らない友達に教えています。
友達の中には、動物を飼った事がなく、感心を寄せない人もいます。
 そういう人はたくさんいると思います。
だからこそ、沢山の場所で写真展の開催を望みます。
そして、児玉さんの活動を応援しいきたいと思います。

P.S 
 もし講義で発表できる機会を得ることができたら、おしらせします。
                 (あさひなこさん)



69)犠牲をいち早くなくすために、頑張りましょうね

taka.といいます。初めまして。

先日、福岡の「どうぶつたちへのレクイエム」の
写真展に行ってきました。
私自身、猫がとても好きなので
処分室に入れられて震えている猫を見たときは
涙がでそうでした。
いや、写真展を出た後、泣きました。
いまでも、その猫の姿が目に焼き付いてはなれません。

どうしてなんでしょうね。
胸が破れそうなくらい
切なく、悲しく、空しく・・・

「小さな事からコツコツと」
この言葉のとおりですね。
偉業を達成するまでは
たくさんの犬猫が犠牲になると思いますが
その犠牲をいち早くなくすために
がんばりましょうね。


68)この子の信頼を裏切ってはいけないと、感じました。

はじめまして。
大阪に住む、25才、今は普通のOLやってます。
会社でこのHPを見つけました。
なんか、見たことのあるホームページ名だなーと思っていたら、
以前に梅田の紀伊国屋に行ったとき、
手にまでは取ったんだけど、お金を気にして、買うのをやめた、
あの本の題名と一緒ではありませんか・・・。
今日、会社からの帰り、迷わず本屋に立ち寄って、本、買いました。
実は、私の家にも、5,6年前、迷い犬になっていた犬を、
うちの母親が連れてきて、そのまま、
元の飼い主もみつからぬまま、飼っています。
そのワンコは、今はもう、たぶんいい年(おばあさん)
だと思うのですが、散歩に行くとき、必ず、拾い食いをします。
それも、ちょっと汚い話ですが、他の犬のウンチを、
すかさず ぱくっ と食べてしまうのです。
それは、いくら怒っても直りません。怒られるのを覚悟で、
ちょっとよそ見をした隙に、食べてしまうのです。
それは、悲壮といってもいいほどの、姿です。
きっと、迷い犬の時に、お腹がすいて、食べるものがなくて、
そうやって、他の犬のウンチを食べて生きてた癖が、
今も直らないんだと思います。
それと、迷ってたときに、いじめられたことがあるのか、
水をとても怖がります。だから、うちの家に来てから、
一度も体を洗ってあげてやることが出来ていません。
だから、いつもドライシャンプーとブラッシングで、
手入れはしています。
でも、その世話は全部、うちの母親がこれまでしてきました。
私はというと、ちょっとくさいにおいがするから、
と、なでてやることもほとんどしませんでした。
でも、今日、帰りの電車で児玉さんの本を読みながら、
家に着いたら、真っ先にその、おばあさんワンコ
(名前は「迷子」の「まい」から、マイと、名付けました。
普段はマイマイって呼んでます。)の頭をなでてあげよう、と思いました。
ちょっとくさいし、汚いマイマイだけど、
万に一つ助かった命なんだと思うと、とても可愛く思えてきました。
勝手だけど・・・。これからは、帰ってきたら、
ちゃんと頭をなでてあげようと思いました。
名前を呼んだら、しっぽを振って小屋から出てきてくれたのが、
私としてはとても嬉しかったのです。
こんなに可愛がってあげてなかった自分でも、
名前を呼んだら、しっぽを振って出てきてくれるなんて・・・。
飼い犬達は、ある意味、飼い主の他に、頼るものがないからこそ、
全信頼を寄せてくれるのだろうし、だからこそ、
信頼を裏切ってはいけないと、感じました。
でないと、しっぽを振って人を見るあの目、
殺されていく犬たちの胸中を思うと、とても言葉にはならないです。
こんなに書くつもりはなかったのだけど、
私にでも何か役に立つことがあればこれから、何かやっていきたいです。
児玉さんもこのHP、ぜひ、頑張って続けていって下さい。


67)小さな事からコツコツやれば成果は出るはず!

初めまして。私は今愛知県の高校に通っている高校三年生です。
実は今マルチメディアという授業で
動物虐待について調べていて、こだまさんのホームページを
見させていただきました。
前から動物実験、動物虐待について本などで多少知っていました。
すごくつらくて目を背けたくなりました。
小学校の時に捨て犬を拾い必死で飼い主をさがしたりしていました。
しかし今の私には捨て猫を見ても
「家がだめだし、学校もある。きっと誰かが拾ってくれるから」と
思い見てみぬふりをしていました。
でも動物実験、虐待の真実を知ってそれじゃいけないと思いました。
どんな小さな事でもいいからやっていこうと思い始めました。
授業の中で私がこの事を発表すれば
少数でも真実知ってもらう事ができます。
そうして動物に対しての思いが変わってくれればいいと思いました。
誰かが掛け橋にならないとほとんどの人は知らないままです。
だから私自身が掛け橋となり知らせていこうときめました。
そのためにはできるだけたくさんのことを
知らなくてはいけないと思い、本屋に行き、
「どうぶつたちへのレクイエム」を注文してきました。
小さな事からコツコツやっていけばきっと成果はでてくるはずです!!
すごく大変な事だと思いますががんばってください。
応援しています。
また今度、写真集を見て思ったことを送りたいと思います。
命すべてが平等になれる日を願っています・・・。
                  (P.N.は菜さん)


66)「イヌの日写真コンテスト」作品募集!

今晩は。「えひめイヌ・ネコの会」の宮本です。
当会恒例の「イヌの日写真コンテスト」が今年も開催されます。
それで多くの方に御応募頂きたいと思いますので、
宜しくお願い致します。
日時は、11/1(ワン・ワン・ワン・イヌの日)〜11/3です。
詳しい事は、
http://www.taps.gr.jp/
の「tapsニュース」の所に掲載されています。
たくさんの御応募お待ちしています。
                  (宮本京子さん)


65)すべては人間のエゴから始まったこと…

初めまして。先日、京都の丸善にて開催されていました
写真展へ行ってきました。それまでに本の方で見ており
ましたが改めて、怒りと切なさ等 言葉では表現しにくい
思いが込み上げてきました。すべては人間のエゴから
始まったことで単に可哀相だけで終わっても意味がなく
何かできることをと思うものの 結局何もしていない自分が
情けなくなりました。会場にあったファーストフレンドのことを
知り、ホントにわずかですが帰りに郵便局へ寄り、寄付の振込みを
しました。地道に活動して下さっている方も多くいらっしゃり
頭の下がる思いです。

わが家は雑種の犬を飼っており、一応、飼い主の責任として
ワクチン、去勢、予防薬等はおこなっております。もうかわいくて
しょうがないのですが 同じ犬としてこの世に生をうけても
不幸な一生を送る子がどれだけいるのかと思うと自分の子を
かわいがるだけでいいのかとも思ってしまします。わが家の犬は
4きょうだいで生まれてきて一匹ほしいと云うと喜んでもらえました。
あとの3匹はもらい手がみつからないとききましたがその後
どうなったのか気になるものの怖くて(保健所おくりになってないか)
きけません。

今もこれからもずっと、あの子たちの寂しげな瞳を忘れる
ことはないでしょう。悲しげだけどどの子もきれいな
目をしているのがよけいにつらかったです。我慢しなければ
写真の前で涙がこぼれそうでした。
これから自分に何ができるかどうしていかなければいけないのか
一生の課題にしていきたいと思います。児玉様のご活躍を
心よりお祈り致します。
                   (京都 ながいさん)


64)千葉県「動物保護条例の制定」を求める署名にご協力下さい。

千葉県「動物保護条例の制定」を求める署名にご協力下さい。

現在、日本は空前のペットブームと言われていますが、
ご承知の通り、ブームの影でたくさんの尊い命が物のように使い捨てられています。
劣悪な繁殖業者やペットショップも一部に存在します。
安易に飼って、挙げ句の果てには捨ててしまう無責任な飼い主、
何の法規制もない、日本の動物実験、、、、。

コンパニオンアニマル(伴侶動物)と呼ばれるようになったにも関わらず
人間のエゴによってたくさんの子達が使い捨て行為の犠牲となり
命を奪われているのは、ここ日本だけなのです。

姿、形が違っても私達と同じように感情があります。
人間の言葉が話せない故の彼等の苦しみや痛みを
知ってあげられるのは私達しかいないと思うのです。
そして、助けてあげられるのも私達しかいません。

共感して下さる方、是非署名にご協力下さい。
署名用紙と切手を貼った返信用封筒を同封して、郵送させて頂きます。
署名用紙は一枚で11名の方が記入できるようになっていますが
お一人のみの署名でも、他県の方でも全く構いません。
12月の議会までに知事に直接手渡しをしたいと思っています。

よろしくお願い致します。

1, 犬猫に生きる機会を
 犬猫の引き取りの際に、飼い主に里親探しや避妊去勢をすすめるなどして
出来るだけ引き取り数を減らして行く必要があります。直接持込む飼い主に対し、
殺処分の現場かビデオを見せるなどして動物達の最後を見届けさせ、二度と
飼育放棄しないように、また、行政でも一匹でも救う道を広げるために、犬猫の
収容期間を延長するとともに一般譲渡を促進し、譲渡の際には里親に十分な説明を
行い、その後の経過を確認するなど動物愛護精神の涵養に努めるよう、そして
実験払い下げは廃止とすることを条例で定めて頂きたくお願い致します。

2, 動物取扱業者の規制を厳しく
 ペットショップでは犬や猫ばかりでなく、さまざまな野生動物が売買され、その
取扱い状態は最悪です。悪質業者に対しては営業停止措置を含めた厳しい措置を
とるべきです。条例で、動物取扱い業者を登録制か許可制とし、劣悪飼育や虐待に
対して厳しい措置をとるようお願い致します。

3, 危険動物の飼育の規制強化を
 危険な野生動物がペットとして売買されていますが、飼育が難しいため、しばしば
遺棄され、あるいは逃げ出して大騒ぎになります。特定動物の範囲を広げ野生動物の
飼育規制をおこなうとともに、危険動物(飼育の許可が必要な動物)、飼育の許可条件
をより厳しくしていただきたい。また、業者には1頭ごとの個体登録を義務付け流通
経路を明らかにさせ、飼育者にも動物の入手先、譲度の場合は譲度受入先、自家繁殖等
の別を明記させるようお願い致します。稀少動物を捕獲した場合は種の保存の観点から
適切な保護施設に収容できる体制を設けるようお願い致します。

4, 実験動物施設の届け出制、及び情報公開の規定を
 ペットショップやブリーダーの施設から、売れ残りの犬や猫が動物実験に売られて
います。また実験用に猫を違法捕獲して動物商や実験施設に売る業者もいます。
改正法ではこのような届出の対象から実験業者が除外されているため、実態が把握
できません。また実験施設では、毒性試験、感染症、放射線、遺伝子組み換えなど
一般に多大な影響を及ぼす研究が行われており不安です。施設名、所在地、責任者名
実験により取扱う動物の種類と数も届出制とし、動物取扱業の所在地や施設の構造、
動物の種類や数の公開をし、住民にしらせる義務があります。そして犬猫の実験
払い下げの廃止をし、大学等の基礎系の実験や教育的な実験は、コンピューター等の
代替法に切り替えるよう指導をお願い致します。

5, 市民参加の促進を
 改正法では、都道府県等に動物愛護推進員を置く事ができるとしています。収容された
犬や猫に出来るだけ生存の機会を与えるために、一般譲渡の促進、動物の習性にあった
適切な飼い方や避妊去勢の啓発普及、動物収容施設の活用など、どれも市民ボランティア
の参加が必要です。県は市民の動物保護活動を支援するとともに、動物愛護推進員を
設置し、かつ広く人材を募るため公募制とするようお願い致します。

★この件に関するお問い合わせは、E-mail Lani0215@aol.com 森下年美さんまで。



63)会社勤めをしながら、自然をテーマに絵を描いています

児玉さん、はじめまして。
写真展「どうぶつたちへのレクイエム」を
見せていただきました。
そして、動物たちの悲しい瞳に心を打たれました。
私がまだ子供だった頃、白と黒のまだらの猫を飼っていました。
母が猫好きだったのです。
私と一緒に寝て、一緒におきて、一緒に食事をして、
そして私が学校へ行くときは必ず途中まで見送りをしてくれて、
学校から帰ると玄関のところで出迎えてくれる。
そんな猫でした。子供にとって猫は
動物でも畜生でも、家畜でもなく、友達なのです。
とても仲のよい友達なのです。
その猫がある日に車にひかれて死んでしまった。
目玉が飛び出し、内蔵がちぎれて
何メートルも引きずられていました。
とても悲しい出来事でした。
母と一緒に猫の死

体を葬ったとき、
悲しみで胸が張り裂けそうでした。
でも、それよりショックだったのは、
大人は1匹の猫の死などどうでもいいかのように、
普通の顔をしているのです。
こんなに悲しい出来事があったのに、誰も悲しんでくれない。
母だけが、一緒に悲しんでくれました。
でも、近所の人もだれもそんな出来事すら
知らないかのような、そぶりでした。
それがなにより、悲しいことでした。
そんな子供の頃の記憶の中に、
動物も人も同じように幸せに暮らせる日が来ればいいな、
生き物が交通事故などで死んだとき、
みんなが人間が死んだときのように
悲しむことのできる社会ができればいいな、と、
そんなことを考えていました。
小学校の低学年の頃の記憶です。
 そんな記憶は、忘れたようで、忘れていない。
心の奥底にずっと潜んでいるようです。
私が車嫌いで30を過ぎるまで車の免許を取ろうとしなかったのも、
あるいはその想い出のせいかもしれません。
無論、今は普通に車を運転しますが、
やはり必要以上に車に乗ろうとは思いません。
会社に行く途中の道ばたによく猫やイタチの死体があります。
不思議に犬の死体はあまりないようです。
そんな死体を発見すると、何かが心にこみ上げてくるのですが、
ちらっと見てそのまま通り過ぎていきます。
 大人になるに従って、そんな考えが
子供じみた幼稚な考えであることを知りました。
大人になったら、もっと別の大切なことがある。
いつの間にかそう思うようになり、
あの頃の記憶は段々と薄らいでいきました。
(それでも、車の免許を取ることに躊躇するとか、
自分では意識していないところで、
幼い日の記憶はしっかりと生きていたようです)
そして、「どうぶつたちへのレクイエム」を拝見したとき、
その写真の中の犬や猫の表情を見ているうちに、
そんないつの間にか忘れたような過去の記憶がよみがえってきました。
そして、児玉さんのように真剣に動物のために
がんばっていらっしゃる方がいることをしって深い感動を覚えました。 
幼い頃、動物も人も同じ生き物ではないかと
感じたあの思いはやはり間違っていなかったのだと知りました。
私は今、会社勤めをしながら自然をテーマに絵を描いています。
できるだけ人の匂いのないところを選んで作品を描いています。
自然の摂理や、自然の持つ生の美しさが今、
とても必要なのではないかと考えています。
人と共に生きてゆく動物たち、彼らも又、大いなる自然の一部であり、
そして、意識しなくてもやはりヒトも自然の一部に他ならない。
同じ地球に生きて行く生き物同士、
もっとよい関係が生まれてくることを心から願う次第です。
                   (Tanemoto Kinyaさん)


62)実効力のある条例の制定に向けて…

「動物愛護法」は、いよいよ12月から施行です。
東京都にはすでに条例があり、改正したばかりです。
また、大阪では、条例が無いため
府議会で取り上げた議員がいると

いう情報も入っています。
現在、私たちは基礎自治体である区市町村で
実効の伴った条例の制定を目指しています。
私も、明日の議会で取り上げます。
また連絡を取り合いましょう。
がんばってください。

(動物愛護地方議員の会ANOC代表・増田信之さん(世田谷区議会議員))


61)年々、処分する犬は減っていると…

父の仕事上、私は犬を処分する方達と
お会いしたことがあります。
年々殺処分する犬が確実に減って来ていると、
少し嬉しそうに、でも悲しそうに答えていらっしゃいました。
その管社(管理公社)にある慰霊碑には、絶えることのないお線香と花。
そして、そこでは新たな飼い主を探す
子犬達(捨てられた犬)が育てられています。
以前、この官舎の様子は三重県津のケーブルテレビで放送されました。
かなり反響があったようです。
三重県でも動物実験払い下げ禁止など、
動物愛護に対する動きが強くなっています。
このまま、あの写真のように死を待つ犬が
完全にいなくなること、強く願っています。
だけど、末端の行政の方々までは、
それほど動物愛護には積極的ではないようです。
実はあれからずさんな犬の飼い方をしている方を、
御薗村に住む濱井千恵さんのアドバイスをメールで受け、
保健所へ指導してくれるよう要請したことがありました。
でも、返ってきた答えは「あなたの思い過ごし」というものでした。
24時間監視した結果でないと、指導対象にはならないということです。
それで、結局はどんな飼い方をしているのか確認してもらう
ということで電話を切ったんですが、
私の素性を明らかに怪しんでいるふうで、
本当に確認してくれたのかどうかも怪しいくらいです。
私達ができること、確かに限界はあるかもしれませんが、
きっと何らかの結果を作り上げて行けると信じています。
そんなことがあったせいでちょっと
行政に対して不信感を抱いていますが、
めげずに頑張っていこうと思っています。
児玉さんのこれからのご活躍、期待しています。
是非頑張って下さい!

                  (A・Mさん)


60)やはり基本は、個人レベルの意識の問題

宮本さんのメール(No.55)、しっかりと読ませていただきましたとともに、
動物に対して温かい気持ちでいらっしゃる方がみえるんだなーと、
嬉しい気持ちで、読ませていただきました。
宮本さんのメールの中にもありましたが、
人間は、なんてかってな生き物でしょうか?
特に日本人は、なぜ自分達のことに様をつけて
人間様といって動物と比較するのでしょうか?
そんなに偉いのでしょうか。
たとえば、海亀の死亡原因の約75%が
人間が捨てたごみ袋などが海に漂い
それをクラゲと間違えて食べて死んでいるという現実を
しっているのでしょうか?
人間の捨てた釣り糸に引っ掛かって
何羽の水鳥が死んでいるのか知っているのでしょうか?
などなど。今、不幸な動物達を増やさないようにするには、
やはり基本は、個人レベルの意識の問題です。
なるべく多くの人が今の現実を理解して、
大きな力として行きたいものだと思います。
児玉さんのご活動には、頭が下がる思いです。
これからも活動がんばってください。
いつも偉そうなことを書いてすみません。
これからもよろしくお願いします。
                   (平岡 昌人さん)           


59)自分たちにできるのは、真実を知ってもらうこと

先日は「ふれあいエスプ塩竈」にて
お世話になりありがとうございました。
本日(9月16日)から23日までの一週間、
「捨てられた命のゆくえ」という写真展を
仙台市内(エルパーク仙台)で行っています。
連休という事もありパネルを
見てくれる人は後を経ちません。
ガス室で処分されたり動物実験される
犬や猫のパネルを前に涙ぐむ人、
あまりの残酷さにパネルから目をそらす人…、
人々の反応を見る度T自分達に出来る事は
真実を知ってもらう事なんだUと強く思います。
あまりにも知らされない闇に葬られた事実…。
仙台市の動物管理センタ−では
現在でもセンタ−の動物達を東北大学へ
実験動物として払い下げしています。
先日、管理センタ−の方に話を伺ったところ
東北大学ではナント文学部でまで動物を
利用していると聞き驚いてしまいました。
一体どんな実験をしているのでしょう…!?
実験払い下げをやめる自治体が
全国的に増えているのに
仙台市は何故やめないのか悔しい思いがします。
一日も早く廃止になるように願って止みません。

       (「動物との約束」 佐々木 りか)  


58)公務員として動物保護に携わる父を尊敬しています

はじめてメールをさせて頂きます。
今日こだまさんのホームページを初めて見ました。
つい昨日動物実験で犠牲になったシロの存在、
そしてそんな動物実験を廃止しようと
運動してる会があるのを知りました。
入会の申し込みのメールを出し、
いろいろリンクを探していて、
このホームページに辿り着きました。
今は、ただもう胸がいっぱいで何も言えません。
でも、こんなふうに動物をひとつの命をして受け止め、
慈しみ、大切にしてくれる人がひとりでも
多く増えていってくれる事を切に願います。
私の父は公務員ですが、獣医師の資格を持ち、
公務員として行政のほうから
動物保護に取り組んでいる人間です。
私はそんな父を見て育ち、とても尊敬しています。
そして父のように、動物の為に何か役に立ちたい、
そう考えています。
また、時々ページを拝見しに立ち寄らせていただきます。
これからも頑張って下さい。


57)DJの人の協力で、猫に里親が見つかりそう!

児玉さん、こんにちは。
聞いてください、すごくうれしいことがありました。
実は、動物愛護センターに行ったあと
FMのDJをしている方にメールを送ったんです。
そしたら、返事をくれて、
私のメールをその方のホームページに公開したら、
野上町の愛護センターで処分される猫たちの
里親さんが見つかるかもと返事をくれたのです。
私が送った内容は、身近に猫を飼いたいという人がいれば
愛護センターの死を待つしかない猫たちの里親に
なってほしいという内容です。
犬の里親さんもと言いたいところですが、
犬はいろいろ問題があるそうです。
せめて猫だけでも少しずつ殺される命がなくなればと思い、
思い切ってそのDJの方にメールを送りました。
その方は、「人間の身勝手さで捨ててしまうなんて
とんでもないことだよね」と返事をくれました。
このDJさんは、本当に人の気持ちを親身になって考えてくれるので、
すごく人望も厚いそうです。
私も今回メールを受け取り、そう思いました。うれしい!
            (石丸圭美さん)


56)黒猫ちゃんのお友だちの問題…

こんにちは、児玉さん。
少し久しぶりのメールになります。
今日は石丸家で起こっている問題について
報告しようと思います。
それは、ここ数日前からうちの黒猫さんの友達たちが
勝手にうちの台所の窓から入ってきて
黒猫さんのエサをたべてしまうことです。
うちの台所の窓は常に黒ちゃんが外に出て行けるようにと
開けっ放しにしているのですが、
なんとそこから黒ちゃんの友達と思われる猫たちが
入ってきて黒ちゃんのエサをたべてしまうのです。
黒ちゃんも自分のエサをキープするのに必死で、
常にエサの催促をしにきます。
猫好きの私にとっては別にかまわないことなのですが、
(父も悪さをしないし、エサを食べるぐらいならと言っている)
母は台所のすぐ側の部屋に布団を敷いて寝ているので、
夜中に猫が何匹も入ってきてドタバタされるのは
たまらないと言うのです。
そのたびに起こされるそうで、どうにかしないと、
と言って頭を抱えています。
母も猫が嫌いと言うわけでもないのですが、
あんまりバタバタされるのには困っているそうです。
うーん、どうすればいいのやら。
猫たちもおなかをすかせているわけだから、
追い出すことはできないし、でも、母は睡眠不足になるし。
困ったなー。外にカリカリを置いておくと
近所の人から苦情がくるかも知れないし。
確かに最近、黒ちゃんのエサ、減るの早いです。
                 (石丸圭美さん)


55)クロベエの冥福を祈っています

初めまして。愛媛県松山市在住の宮本京子と申します。
このHPには時々御邪魔させて頂いていたのですが、
御便りコーナーの平岡さんのお手紙(No.54)に心打たれ涙が止らず、
書かずにはいられなくなりました。人間の勝手で捨てられ、
そして人間の生活に目障りになると言うだけで
何の罪も無い「命」が又一つ消えていく。
 人間は、どこまで傲慢なんだろう…。
人間の命が一番?人間以外の動物には生きる権利は無いの?
最初から「野良」と呼ばれる犬も猫も一匹もいないはず…
それは、人間の身勝手さが作り出したもの。
平岡さんの、どうにもしてやることが出来なかった気持ち…
きっと自分を責め「クロベエ」の目を
ずっと忘れられずに過ごされる事でしょう…
なぜ?何の罪の意識も持たず平気でゴミのように
犬達を捨てた人は安穏に生活を続け、こころ優しき者が
いつもいつも辛いをしなくてはいけないのだろう…。
 この活動をしていると日常知らなくてもいい事を、いやと言う程見聞きします。
本当に辛いです。でも、動物を不幸にするのも、救う事が出来るのも、
人間にしか出来ないことですよね。
犬も猫も人間も「生きる生まれて来る」その命を
人間が勝手に奪いさる事は、決して許される事ではありません。
辛い話を聞く度に、この辛さを忘れずそれをエネルギーに変えて
動物達との「共生」の為に、自分に何が出来るか?
頑張って考えて行こうと思います。
平岡さんも、「クロペエ」の分も、御自宅のワンちゃん達を
幸せにしてあげてくださいね。
最後に平岡さんと散歩出来た事クロベエはとても嬉しかったと思います…。
こころから、「クロベエ」の冥福を祈っています。(;_;)
                     (愛媛県 宮本京子さん)


54)クロベエは、もうこの世には、いません。

はじめてお便りさせていただきます。
最近余りにもつらい出来事があったので
ブルーな気持ちのままなんとなくHPを検索していたら
このHPにであって、気が付いたらメールを書いていました。
実は、今から半月程前の朝、家の犬(ジジという名の男の子)を
散歩していたら、いきなりどこからか黒い犬が現れて、
僕らの廻りにまとわりついて離れません。
首輪は付いていないんだけど、首輪のあとが残っていて、
一目で捨て犬だということがわかりました。
それにとても痩せていて,歩くのも辛そうで・・・・。
でも、久しぶりに人と散歩するのがとても嬉しそうで
尻尾を立てて、僕らの横を歩くんです。ほんとに嬉しそうでした。
そして結局、家までついて来たので、ご飯を上げました。
でも、私の家にはまだ4匹の犬とウサギとオームがいて、
これ以上家族が増える事ができません。
でも、その日から、毎日ジジの散歩になると、どこからともなく現れて
朝晩の散歩の日々が始まりました。
散歩の途中、すれ違う人に、誰か飼ってもらえないか聞きながらの日々が続いたんです。
朝晩、食事は、よその家のごみ箱をあさるといけないから、たっぷりあげて。
それでもすぐにたいらげて。
でもそうする事が近所の人たちにはよく映らなくて、
町内会の時なんかには、私の妻が出るんですが、近所の人から
「最近、犬がうろうろしててとても迷惑ねー」などと
遠まわしに見られるのがいやだなんて、妻は、言っていました。
実際、私のやっていることは、とても無責任です。
でも、こんなに毎日楽しそうに散歩しているクロベエ(私が勝手につけた名前)を
何とかしてあげたいんだけどどうしてあげたらいいのか解らず、そんな日々が数日続きました。
ある日突然、町内の広場に捕獲用の檻が設置されました。びっくりしました。
それも議員さんのとなりの広場です。
その日からクロベエの食事は倍になりました。
絶対に檻の中の食事は食べたらいけないぞ!って言い聞かして。
それから2日後の朝クロベエは、現れませんでした。
広場へ行くと檻の中でこっちを見ながらキャンキャン泣いていました。
「なんでこんな目に遭わなきゃいけないの!はやくだしてっ!」って。
その檻には、扉を開けないでっていう張り紙とともに。
その横の家では,その犬を見ながらどこかへ電話してました。
私は、そのままクロベエの悲しい目を背中に感じながらそこを立ち去りました。
そして心当たりのあるところへ引き取り先がないかあたったんだけど
真っ黒の余りかわいくない犬なんて、簡単に貰い手があるはずありません。
そしてその夜のジジの散歩のときには、何事もなかったように、
クロベエがたった数日間でもこの町内で暮らしたという現実もきえてしまっていて・・・・・。
ごめんなさい。クロベエ。
最初に電話するところが保健所じゃなく引き取り手を探してもいいんじゃない?
なぜ なぜ どうして…。やはり、私が悪いのかもしれない。  
クロベエは、もうこの世には、いません。
                         (岐阜県  平岡 昌人さん)

★以下は、平岡さんよりの2通目です

突然のメールたいへん失礼いたしました。
余りにもやるせない気持ちのまま書いてしまったので、
私の一方的な感情でそのまま送信してしまったことほんとに失礼しました。
もっと早く児玉さんと知り合っていたら
こんな思いもしなかったらよかったかも知れませんでした。
わたしは、昔から動物が好きで、私の周りに動物がいなかったことがありませんでした。
そのため、朝起きると家の前に子犬や子猫が捨ててあったり、
いらなくなった動物や保護された動物が
私の家へ連れられてくることがよくありました。
ちょうど2年ほど前でしたが、シルバーフォックスが私の家にきましたが、
そのことも私のつらい経験のひとつです。
そのキツネも、だれかが小さくてかわいい頃に買ったらしいのですが、
世話が大変で、あとはぐるぐるたらい回しにあっていたみたいでした。
私のところへ連絡が入って見に行ったときには、
毛はほとんど抜けて、片目は膿で開かない状態で、散歩した様子もなく、
臭くてそばによれない状態でした。
その時も、家にたくさんの犬がいたので、どうしようか迷いましたが、
今引き取っておかないとこの子は、何の為に生まれてきたのかわからなくて
かわいそうで車の窓を全開にしてつれて帰りました。
その日から毎日がゴンタ〔私の付けた名前〕の皮膚を
薬浴剤にひたしたタオルでごしごし拭くのが日課になりました。
最初は、近寄るとギャーギャーわめいて噛まれたりもしてましたが
そのうちだんだん目も開くようになってきて、毛もなんとか少しづつはえてきて、
最初は、どういう生き物かわからない状態が、
やっとすこしづつキツネであることが判るようになりました。 
ほんとならフサフサの毛できっと素晴らしいだろうと思います。
そして数ヶ月がたち、だんだん寒くなってきたある日、
ゴンタの食欲がまったくなくなり鼻水をたらしていました。
すこし様子を見てましたが、よくなる気配がなかったため
ゴンタの体重分の薬をあげたのが命取りになってしまったのか
今では判りませんが、翌朝には息をひきとりました。
そのときも、何度もごめんねとつぶやきながら埋葬してあげました。
やはり野生動物に近い動物は、難しいです。
かわいいからと飼っても、最後まで面倒が見れないのなら飼ってはだめです。
わたしの家には、そんな動物がまだいます。そんな話はまだあります。
いつもこの子は今幸せかなって思いながら飼わないとだめです。
もし私が、児玉さんのお手伝いすることがあればいつでも連絡ください。
                     (岐阜県  平岡 昌人さん)


53)拾われたミオは、それなりに幸せだったんだな

初めまして、きょう本を読みました。
私は先月道路の隅で車にヒカレソウになっていた子猫を拾いました。
名をミオとつけました。
でも風邪をひいて、看病も虚しく
一週間で私の手の平で亡くなりました。
何も出来なかった自分が悔しかったです。
でもでも拾われたミオはそれなりに幸せだったんだと思いました。


52)写真展は盛況でした

 私は8月4日〜8月9日、川崎市宮前区の宮前市民ギャラリーにて
「どうぶつたちへのレクイエム」写真展を開催させていただいた者です。
お写真をどうもありがとうございました。
開催期間は月曜日が休館日で実質5日間でしたが、
700名近い方にご来場頂き、170名余の方にアンケートにご協力頂きました。
殺処分の方法の多くが炭酸ガスによる窒素死であることを、
アンケートにご協力頂いた方の内1/3余がご存知で、意外でした。
(私は今年のはじめにこの本を手にするまで知りませんでした。
安楽死と思っていたクチです。)
意識の高い方々がアンケートに記入してくださったからかな、とも思いますが…。
興味深いご感想、ご意見もいただけまして今後の参考にしていきたいと思っていす。


51)保健所に連れて行ってしまった子のことは忘れていません

 保健所に連れて行かれ、「安楽死」という名の虐待にあってしまう
動物達の目がすごく心に突き刺さりました。  
 実は、私が小学校の頃〜中学1年まで飼っていた
雑種のワンコも、保健所に連れていってしまったんです。 
本当に私たちの身勝手でした……
 連れて行ったのは小学校の頃から通っていた
剣道教室で試合があり、中学生の私たちが
良い結果を残した翌日のことでした。
 祝勝会のため、散歩をせずに家族みんなで
祝勝会に出席してしまったのです。
家に帰ってくると、お隣さんから「犬がうるさい!」と
留守電に入っていました。
以前にも苦情があり、そのときに親が
「次、同じコトがあったら保健所だからね」っと言っていたのです。
 そして翌日、保健所に連れて行かなければ行けなくなりました。
 翌日は「絶対に練習を休むな!」と教室の先生に言われてたのですが、
私はどうしても手放したくなく、(ホント勝手な考えでした……)
母親と一緒に保健所に行ったのです。  
 私には1歳年上の兄がいるんですけど、
兄は「練習に行く」と言い、保健所にはついていきませんでした。  
その子は兄の友達の家から兄が欲しいといい、
飼ってもらった犬だったので、
兄の最後の態度にはとても信じられませんでした。
 そして、保健所に行き母親が担当の人を呼びにいく間、
私は泣きながらその子を抱きしめていました。 
そして、その子が止まっているトラックに乗せられ、
とても悲しそうな目で訴えていたのを今でも覚えています。
 それから数日間、その子を返してもらうため、
親に訴えましたが結局納得してもらえず、
1週間近く経った頃、父親に「もう殺されちゃったからダメだよ。」と
言われてしまいました。 
それからは、仏壇に手を合わせ「ゴメンネ。」と繰り返しました。  
謝ったところでその子は決して許してくれないと思います。 
そして、2度と同じ子に出会えることはないでしょう。  
ホント私達の身勝手で、
そのような人生をおくらせてしまったことにとても反省しています。
 今、実家ではその子の後に飼ったワンコがいます。 
結婚し、遠く県外に引っ越してしまった私に変わって、
今は母と父が散歩やお世話をしてくれてます。 
 もちろん保健所に連れていってしまった子のことは忘れていません。
 この、『動物達のレクイエム』に載ってる子たちの
目や表情に重なるものがあり、涙がとまらずメールしました。
 お叱りを受けることはわかります。  
でも、おなじ辛い目にあう子を増やさないコトを誓い、
何か私にも出来るコトを見つけるコトを誓うために
メールすることを許してください。

               (兵庫県  M.YUKIEさん)     
 


50)おじいちゃんが我が子のように可愛がっていた犬を…

私の主人の勤める会社の近くに、
一人暮らしのおじいちゃんがいて、とても犬が好きで、
白い雑種のみきちゃん(オス)という犬と暮らしていました。
私も一度、おじいちゃんとみきちゃんに会った事がありますが、
とても優しいおじいちゃんは、みきちゃんを我が子のように
かわいがっていました。
手作りの家を作ってあげて、毎日の散歩と、
ヒマさえあれば、みきちゃんの専用ブラシでブラッシングを
してあげ、いつも「みきちゃん」と声をかけて
かわいがっていました。
みきちゃんは、初めて会う私にも
「みきちゃん」と声をかけてあげると、嬉しそうにひっくり返り、
「おなかをさすって、さすって!」と甘えてくれた、かわいいみきちゃん。
実は、このみきちゃん、本当はちゃんと飼い主がいて、
その夫婦がマンションを買ったので、もう飼えなくなったそうです。
それで、うわさに聞いたおじいちゃんに、エサ代はうちでもつので
世話をしてほしいとお願いされたそうです。
以前、そう聞いた時、私は「結局、捨てたんじゃない!」と激怒しました。
以前、おじいちゃんは、「自分はあまりいい暮らしをしていないけど、
自分は食べなくてもいい、みきには、おいしいものをたくさん
食べさせてあげたい。とてもかわいい…」と言っていたそうです。
ところが、先日、みきちゃんの姿が見えず、おじいちゃんが
淋しそうにしていたので、主人が聞いてみたところ、
1週間ほど前から、みきがいなくなって(首輪が外されて、誰かが
連れて行ったような感じだったそうです)ずっと探していたら、
2〜3日前、飼い主にバッタリ会ったので、「知らないか?」と
聞いたら、パチンコしながら「保健所にやった」と言ったそう。
おじいちゃんは、我が子のように思っていたみきちゃんを
だまって連れて行かれて、大変、激怒したそうです。
おじいちゃんは、保健所に行ったら、動物管理センターで
どうなるか知っているので、今もきっと泣いているに違いないと、
私は思いました。
先日、主人が心配して仕事の帰りに寄ったら、ひげをきれいにそって、
喪服を着て、線香をあげてあったそうです。
主人が「新しい犬、飼わんね」(こんな時に言うもんじゃないと
私は怒りましたが)と言うと、やはりおじいちゃんは、
「今は考えられん」との返事でした。
おじいちゃんの悲しみと、あのかわいいみきちゃんの事を思うと、
悲しくて仕方ないです。また、元飼い主を殺したい程、怒りで
いっぱいです。
「どうぶつたちへのレクイエム」に涙した人たちも
こんなにいっぱいいるのに、みきちゃんの元飼い主みたいな
ひどい人間がまだまだいるなんて、
やり切れない気持ちでいっぱいです。
10月に福岡市で開かれる写真展を、
みきちゃんの元飼い主にも見せたい…
そして、「自分たちは何てことをしたんだ」と
あやまちに気づいてほしい。
今は、そう思うことで、殺したい気持ちをおさえたい…
いつか、おじいちゃんが犬と暮らしたいと言ったら、
私たちがお世話してあげようと思います。
できれば、動物管理センターの、悲しい運命を背負った犬を…
と考えています。
もちろん、今すぐではないけど、おじいちゃんの悲しみが
思い出に変わったら…
思い出しながら書いていると、涙が止まらなくなってしまいました。
うちの3兄弟(ネコ)は、もう4カ月です(No.28でご紹介)。
1週間ほど前から、3匹仲良く下痢が続いて、
もう動物病院の先生や看護婦さんとお友だちになりました。
先生や看護婦さんは、動物が好きでなった人がほとんどだから、
やさしいですね。人間の病院とは大違い。それでは、また。
 
                (飯塚市 小森田美和子さん)


49)老犬介護用品についてご存知の方、教えて下さい。

こんにちは。毎日暑いですね。お元気ですか?
PetComNetのいなだです。

今、私たちのホームページでは、ペットの介護用品を探しています。
特に、ある獣医さんからのお申し出で、足の弱くなってしまったワンちゃん(今は後
ろ足が悪いようなのですが、すぐに前足もダメになりそう)の、吊りベルト、及び胴
輪を探しています。ペットグッズの紹介コーナーの中にも介護用品も入れる予定です。

どなたか、そういった介護用品を扱っていらっしゃるところをご存じでした
ら教えていただけないでしょうか?
何かよいものがあったら教えて下さい。

あと、三宅島のほうでは、ペットの保護のために、不用になったケージも探していま
す。もしお心当たりがございましたら、ご一報お願いします。

http://www.petcomnet.com
mailto:accept@petcomnet.com


48)黒い瞳と赤い血を持つ、同じ仲間なのに…

はじめまして
どうぶつたちへのレクイエム拝読させていただきました。
何度写真をみても涙が出ます。
黒い瞳と赤い血を持つ同じ仲間なのに、
本当に切ないです。
また、児玉様の活動に敬意を表します。

                (Aliceさん)


47)私たちの一言で、人を傷つけることもあります

皆々様へ

このコーナーのお便りは、よく拝見させていただいております。
この写真集を見たときから、自分にできることを模索し
できる範囲で活動をしています。
しかし、何とか彼らを救いたい一心で行動する事が、口にする事が、
時に人を傷つけてしまう事に最近気がつきました。

一番驚いたことは、保健所や動物管理センターで働いている方々は
想像以上に廻りに神経を使われていることでした。
心ない市民の方からは、野良犬の捕獲や殺処分に対し罵声を浴びせられ、
動物愛護団体とは時に意見が合わず、苦労することが多いようです。
行政という立場を重んじる方の事を、もっと私たちは理解し協力し合うべきだと
思っています。
いろいろと話を聞くと、結婚式などの席では職業を明かさないほど
日々、重圧を感じているそうです。

私たちが声を大にして言わなければならない事は、
殺傷していることではなく、物として捨てられていること。
そして殺傷している背景には、大幅に遅れた法律があり
私たちが選んでいる現在の国会議員の中でこの法律を非常に問題視できる方が
いないことです。
過去の虐殺を起こした人の名前を口にするのは、余り感心しません。
私たちの一言一言、もう一度よく考えてみてはどうでしょうか。

                  (福岡市 島田隆一さん)



46)動物たちの現実を伝えるDMが出来上がりました

児玉さんこんにちは。群馬県のひらのです(No.39でご紹介)。
フィギュアショップを開いていてお客様にDMを出しているので
その際に少しでも不幸な動物達がいる事を分かっていただくために児玉さんの
「かれらのためにできること」をDMに載せたいとメールした者です。
計2枚になりそのうちの1枚は「かれらのためにできること」を載せさせて頂きました
。もう1枚の方をメールさせて頂きます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

人間の命は守られているのになぜ動物の命は守ってあげられないのでしょうか?
「人間の命と動物の命の重さは同じです。」

不幸な環境で育てられた動物・動物収容所で死だけを待つ動物達を引き取り里親をみ
つける団体に
毎月お店の売り上げの一部やフリーマーケット・オークション用に寄付をしてきまし
た。これもお客様のおかげで
出来ました。有り難うございました。まだまだ、虐待や死だけを待つ不幸な犬・猫が
たくさん・たくさんいます。
これからも引き続き支援していきたいと思います。

現実を知って下さい。
保健所では年間70万頭もの犬・猫が殺処分されています。
この子たちの命はごみとおなじなのでしょうか??
保健所では犬は収容4日後・猫はその日のうちにも殺処分されます。
安楽死と書きますが楽に死ぬのではありません。
炭酸ガスによる窒息死です。呼吸ができない苦しみを考えてみてください。
ナチスドイツのアウシュビッツを思い出されませんか??
罪のない人間が人の手によって殺されました。
罪のない動物も人の手によって殺されてます。
人間のエゴをなぜ動物が背負うのでしょうか?

「どhふつたちへのレクイエム」より
暗く冷たいガス室の中で、その短い一生を終える不幸などうぶつたちがいつか
この地球上からいなくなりますように・・・。

この本は桜桃書房発行されてます。
不幸な犬・猫たちが動物収容所におさめられて恐怖や悲しい目でカメラのレンズをの
ぞいてます。
できれば見たくない、目をそむけたいと思います。
でもそれでは何も変わりません。
現実に目をむけ犬・猫の表情をよみとってあげて下さい。

(群馬県 平野恵里子さん)


45)写真展の帰りに、「何かしよう」と決めました

はじめまして
石川県に住んでいるものです。
この前 『どうぶつたちへのレクイエム』の写真展を彼女と見てきました。
最初 俺は辛くなるのがわかっていたから 『気が進まんなぁ。』思っとったけど
彼女が『見に行かんと、見殺しにするみたいや。』って言うので行きました。
やっぱ 辛かった 辛すぎました。
隣で彼女は泣いてました。 俺は涙は出んかったけど頭が痛くなりました。
『この犬たちは、もう おらんげんなぁ。』 『こいつ等みんな首輪しとらんに・・
・。』とか思いました。
安楽死じゃないってこともショックでした。
今年の5月に彼女の家の犬(15歳くらい)が死んだばかりだったので、その犬と比べ
とったのかもしれません。
いつも3人一緒でした。
今でも死ぬ前の苦しんでいる姿、声を忘れる事は出来ません。
最後まで一緒にいる事は出来んかったけど でも すごく綺麗な顔で死んでいまし
た。

写真展の犬や、猫は 窒息死やとみんな綺麗な顔じゃなかってんろうなぁ。

俺はその犬に、いろんな事をしてもらったし、今まで怖かった犬が好きになったのも
そいつの御かげだったのに
何もしてやれんくて 後悔しています。

写真展の帰りに彼女と何かしようと決めました。
各地域にそう言ったボランティア団体があると聞いています。
石川県にはそう言った団体があるんでしょうか?
個人でも良いです。 何かやっている人達を知っていたら教えてください。
何かをしたいんです。お願いします。

                       (kazunori okadaさん)


44)殺される犬や猫はユダヤ人の人々と同じ表情をしていた…

私が虐待などがなくならない理由として考えているのは、
多くの人は動物のことを馬鹿にしているからだということです。
私もそうでした。ある番組を見るまでは。
その番組は、マウンテンゴリラに
手話を教えた海外の大学の女性の話です。
あるゴリラが、その女性に心を開かないことを
不思議に思っていると、そのゴリラは手話で
「母親を人間に殺された。母親の首を切られた。僕は悲しかった。」
といったのです。本当に驚きました。
人はどこかで、他の生物を見下していると思いました。
動物は人間が考えている以上に、人間と同じ気持ち
「嬉しい、悲しい、寂しい、怖い」という気持ちをちゃんと持っている。
その事に何故人は、気が付かないのでしょう。
私たちの身近で、世界中の人々を震撼させた
アウシュビッツのような出来事が起っているのに、
見ないふりをするのでしょう。
殺されていく犬や猫は、「シンドラーのリスト」
という映画に出てくる、ユダヤ人の人々と同じ表情をしていました。
「何故こんなひどいことをするの?僕はまた散歩に行きたいよ。」
とでも言ってるかのような目でした。
ちゃんと「怖いよ、悲しいよ」といっているのに。
 私は犬を飼ったことはありません。
家庭の事情で、昔から手乗り鳥を飼ってきました。
今、文鳥のちっちょと暮らしています。
私の家に来る友人がみな驚くことは、
「鳥もコミュニケーションが取れる」ということです。
少しかまってやれないと、拗ねてつつかれたり、
家の間取りを把握して、私を探し回ったりします。
 以前飼っていたセキセイインコは、死ぬ間際に、
私の呼びかけに声が出ないにもかかわらず、
口を開け鳴いて返事をしようとしました。
 もっと多くの人に、知ってほしい。
嬉しそうに走る犬の顔とか、朝一番に部屋に放す、
手乗り文鳥ちっちょの、喜びのアクロバティックな飛行。
猫の恋模様。人が捨てた糸くずが引っかかり、
足が壊死し無くなった鳩の必死な足どり。
小さな命が精一杯毎日を生きてること。
この世界では、すごく良い事も残酷な事も、同時に起ってるということ。
 私はこれから、私に出来ることを出来る限り、
がんばっていこうと思います。
もう迷いません。真実を見つめます。
児玉さんもがんばってください。
あなたの写真に写ってた子達の目を、いつまでも忘ません。
                                      
                  (森 ちひろさん)



43)少しずつでも「人間革命」をしたいのです

先日、市のほうにボランティァ団体として登録してきました。
会の名前は「TAPS」(動物の命を救う会)。
「この子達を救いたい」の著者・浜井先生の会の和歌山支部です。
私は、和歌山代表です。友達らが集まって作った会で、
役員5人、会員180人です。
目的は、人間改革、行政を変えていく事です。
私たちは、もともとイベント(ダンパ、フリマ)など
人を集めてワイワイするのが好きで、
500人近くの人を集めてパーティしてたのです(趣味)。
これをもっと生かせたら・・・と思い、考えつきました。
犬猫を捨てる、少年が犬猫を平気で殺す・・・それが殺人のはじまり。
自然で生活している動物が、畑やゴミ箱をあらす、
飼えなくなったペットを保健所へ平気で持っていく・・・
全部人間がしたことだと思いませんか(?_?)
それを変えていくために、
パネル展(動物実験、動物たちへのレクイエム、
和歌山の保健所の犬猫の写真展示)をして、
すこしずつでも、人間の知識改革をしたいのです。
いくら、市民が動いたところで、
行政が変わっていかなきゃ意味ないし、
(避妊の手術などの、負担をしてもらうなど)
いままで、和歌山は、動物への知識が低かったので、
機会を与えようっておもってます。
パネル展は、来年です。日時は決まっていません。
決まりしだいすぐに、連絡させていただきます。
今後も、児玉さんにはお世話になる事と思いますが、
よろしくお願いします。
                (By.TOMOKO KAGA)


42)子どもたちが大人になる頃には、動物愛護先進国に…

なにげなく開いたこのホームページの写真、
たったそれだけなのに、
中学1年生の娘と2人涙がポロポロこぼれて止まりませんでした。
彼(彼女)の目は何かを訴えかけてるようで、悲しくて…。
もうこの世に彼(彼女)はいないんでしょうか?
我が家にも1匹のわんこ(メス)がいます。
名前は「あまり」名前のとうりあまっていたわんこです。
彼女は雪の降る日にスーパーの駐車場に生まれてすぐに
三匹捨てられていたわんこの一匹です。
食料品をあつかう店なのに、転勤族の多い店なのに
そのスーパーの人たちは必死で里親を探し
最後にのこったあまりが我が家にやってきました。
でも彼女は、私達家族にたくさんのことを教えてくれました。
哺乳瓶から育てることで、子供たちは命の尊さを知ることができました。
そして娘は、獣医になることを考え今一生懸命勉強しています。
娘がその夢をかなえられるかどうかは、まだまだ解りませんが、
今殺伐とした学校でいろんな悩みをかかえているようですが、
それを乗り越える力も彼女からもらったようです。
最初避妊手術に私達も随分悩みました。
でも結局彼女の意志とは別に受けることとし、
この判断が間違ってなかったと信じています。
私共の住んでいる所は近くに県立公園があり
捨て犬、捨て猫があとをたちません。
その度我が家の小さな敷地で飼うことのできないことを知っている
子供は友達と協力し里親探しに懸命になり、
自分の力がおよばないことが解ると、悔し涙をながします。
動物は飼い方さえ間違えなければ、
必ず家族の一員としてたくさんのことを
私達に教えてくれると私は信じています。
最後になりましたが児玉様の本、
私たちの住んでいる田舎の書店ではなかなか手に入らなかったので、
書店のホームページより取り寄せることとしました。
きっと何か私達に今できることを教えてくれることになると思います。
それでは、お体に気をつけて、
ますますのご活躍を心より、お祈りしています。
そして、子供達が大人になる頃には、
動物愛護の先進国と言われる豊かな国となりますよう、
私達もがんばっていきたいと思っております。 
         (“「 あまり」の出来の悪い飼い主”さん)


41)もし私が動物だとしたら…

掲示板の書き込みを見て、お邪魔させて頂きました。
私も動物に囲まれて、育ちましたので
凄く辛いです。
最後の場、ガス室に入るとき
四足を踏ん張り必死に抵抗する姿を
想像しただけでも、もし私が動物だとしたら
飼い主を恨み、人間を恨み運命を恨み
命絶えるのでしょうか。

ペットの避妊や去勢も、本人の本意ではないので
考えてしまう事もありました(術後辛そうにしていると)。でも、感情も痛みも知っ
ている命に対して人間が手を下す事の方が、もっと酷い事だと再確認しました。

悲しいです。
動物の不幸が減るように、頑張り祈ってます。 


40)小森田さんへ、石丸さんより

小森田さん、こんにちは。和歌山の石丸圭美です。
No.25のメールのお返事、ありがとうございました。
そうですか、セーラは寂しそうにしているんですね。
かわいそう。
やはり、そういう状況を知るとセーラの飼い主のことと、
近所の人達のことがムカつきます。
私だったら、速攻言い返していると思います。
そういう性格ですので、ワハハ。
セーラはビーグル犬ですよね、確か。
もう10年ぐらい前にうちにも母がビーグルを
拾ってきて1ヶ月ほどうちで世話していたことがあります。
すぐに里親さんにもらわれていったのですが、
かわいかったですよ、そのビーグル。
ビーグルは犬のなかでもいちばん個性的で
かわいがられる犬だと思うので、もっとセーラを
大事にしてあげてほしですよね。
10年ぐらい前に我が家にいたビーグル、
本当はうちで飼いたかったのですが、先犬のシェパードがいるので、
里親さんにもらっていただきました。
シェパードは現在も我が家の家族ですが、
おなかがふくれる病気にかかってしまい、あまり元気がないんです。
薬もあまり効果がないようです。
つらいよぅ。。。
それでも、私が仕事から帰ると、
なんとか気力をふりしぼってシッポをふってくれます。
犬や猫は神経がピリピリしているときに
リラックスさせてくれる存在です。
我が家には黒猫も一緒に暮らしています。
黒猫はどこかまぬけているので、個性があっておもしろいです。
次回のメールでは、この黒猫のことでお話しようと思います。
                                      
     では、またお会い(?)しましょう。

                     (石丸圭美さん)


39)店のDMに「彼らの命を守るためにできること」を載せたい

> こんにちは・はじめまして。
> 群馬県在住の平野と申します。
> 動物好きで、やはり少しでも不幸な環境で飼われているイヌ・ネコや
> 殺されていく動物達を救いたいと思ってます。
>
> なにも出来ないのですが、いろいろな動物市民団体に
> 毎月すこしですが寄付をしています。
> でももっと自分にも不幸な動物達を救いたくメールさせて頂きました。
>
> 今回メールさせて頂いたのは、私は自営業でフィギュアショップを
> 開いています。動物とフィギュアは全然関係無いと思われるでしょうが
> 毎月お客様にショップ情報のDMを出しています。
> その中で、児玉さんのホームページ中の「彼らの命を守るためにできること」
> に書いてある、例えば 殺されるためだけにうまれてくる命を作らないために・・・
> や、年間殺されている動物の数や、飼いはじめるのなら里親に・・・などなどを
> ショップの毎月DMに書いてお客様に送ってはだめでしょうか???
>
> 少しでもいろいろな方に現状や動物達の命の重さを分かっていただきたいのです。

> 最後になりましたが児玉さんのホームページを
>涙流しながら拝見させていただきました。
> 「動物達のレクイエム」入手して読みます。
> 有り難うございました。

                       (群馬県 平野恵里子さん)


38)仕事からの帰宅途中、店の前に1匹の犬が……

はじめまして。
小枝さんのことは新聞の記事と「コスモポリタン」という
雑誌のインタビュー記事で拝見しました。

私は物心ついた頃から犬が大好きで、母の田舎に連れて
行ってもらうと、何よりも楽しみだったのが、2匹の雑種犬
と会うことでした。

今、両親と同居していますが、庭がほとんど無いということ
もあって、犬を飼うことが難しい状況です。

けれど、先日、私が仕事から帰宅する途中、家の近くの
お店の前に1匹の犬が座りこんでいる姿が目に飛び込みました。

首輪をしていなかったのと、座り方が普通じゃないことに
気付き、一旦帰宅したあと、母と一緒に再び様子を見に行ったのです。

とても悲しそうな顔をして、通行人を見上げていたのですが、
そのまま動こうとする気配も感じられなかったので、私は
無理矢理抱き上げて、家に連れて帰ることにしたんです。

幸い、ごはんをあげたら見事に平らげて、すっかり元気に
なったのですが、その晩は落ち着かず、なかなか眠れないようでした。

翌朝、母が早起きをして、近所に散歩に連れ出してくれる
ことになったのですが、それを見ていたご近所の方が
ある家のワンちゃんじゃないかと教えてくれたそうです。

そして、その子の家を教えてくれて、尋ねたところ、ちょっと
した拍子に逃げてしまったとのことでした。
そして、飼い主さんも、心配でずっと探していたとのことです。
私はこの話を会社に着いてから電話で聞いたのですが、
すごくホッとしました。これで良かったんだと・・・。

私も新聞で、年間で何十万という動物たちが殺処分されている
という現状を知り、ものすごくショックを受けていた一人です。

人間は悪いことをしても極刑になることはまれです。けれど、
何の罪もない小さな動物たちが、人間のエゴによって、こんな
思いをしていたのかという事実が許せない気持ちで一杯です。

時々散歩をしているワンちゃんを見かけますが、本当に嬉し
そうで、人間を信頼している姿を見ると胸が熱くなる思いです。

今、私の家では、セキセイインコが1羽いますが、とてもよく
なついてくれていて、よくおしゃべりをします。
それは人間を信頼してくれているからこそだと思いますし、こうして
縁があって一緒に生活出来ることにも感謝しています。
教えられることも沢山あります。

小さな彼らを守るために、何か役に立ちたいという気持ちが
いつもあります。
それ以上に、人間が彼らを大切な家族の一員として守って欲しい
という気持ちで一杯です。

長くなってしまって、ごめんなさい。
私自身、“飼い主”とか“ペット”という言葉は大嫌いなんです。
人間だって、同じ動物、なんですよね。

これからも、小枝さんの活動を陰ながら応援させていただきます。
また、いつか私が微弱ながらも力になれる日が来ると信じています。

               (東京都・戸口真弓さん・7/25)


37)うちの学校の理科の教師はサイテーです

♭うちの学校の理科の教師は最低なんです。
♭渡り廊下にカエルとメダカを飼っていたんですが(その教師が)、
♭日光がいつもあたっていて、水を温かくなっていて、
♭毎日のように次々とカエルとメダカは死んでしまい、
♭その死体を処理せず、水もとりかえないエサもあげない
♭生き物が見えないほど濁っていました。

#そしてある日2種類とも全滅したらしく、カエルの水槽に
#ザリガニがいれてありました。
#その水槽もやっぱり直射日光。エサもあげず水もどんどん濁っていきました。
#そしてまたある日その水槽に何もいなくなったかと思うと、
#どうやらプールに放したそうなんです。
#捨てたんだろ?って感じです。

♭プールも汚くてエサもなくてそんな所でザリガニが
♭生きていけると思ってるんでしょうか?
♭しかも、誰かが『カエルはどうしたんですか?』と聞くと
♭『アハハ〜あれは死んじゃった』っと、笑っていたそうです。
♭うちはその時休んでいたのですが、動物好きの友達が
♭憤慨していました。当然ですよね。

#死んじゃったじゃなくて殺したんだろ?って思います。
#もし自分がカエルやメダカやザリガニだったら
#あんな水槽であんな飼われ方しているんだったらとっとと
#死んだほうがマシだ!って思います。
#どんな小さな生き物でも、命あるものは大切にするのが常識なのに
#その教師はめちゃくちゃ非常識ですよね。

♭その教師は、ネズミを使う何かの実験で、ネズミの尾をつかんで
♭頭を机にガンガンぶつけて気絶させてから解剖した、と
♭笑いながらいつもいってました。
♭神経がおかしい。うちが注意していればまだカエル達は助かった
♭かもしれないと思うと心が痛みます。
♭自分より小さな生き物が死んでも罪悪感を感じないその教師。

#命には重いも軽いもありません。
#それは虐待ととらえてもおかしくないと思います。
#友達がこの前こんなことをいってました。
#『授業の時に窓にノミらしき虫がいてさぁ、一生懸命外にでようと
#ピョンピョンはねてたのよ。それ見ていたら、こんな小さな生き物でも
#頑張ってるんだなぁ。なのに人間はそんなことも知らず

♭無残に生き物を殺して最低な動物だよ。そう考えてたら
♭泣きそうになった』っと。
♭うちの仲のいい友達はみんな動物が好きなので、虐待のことや保健所
♭のことなどについて色々な意見をだしてくれます。
♭やっぱりみんな同じ意見なんですけどね。

                         (ポポっちさん)


36)飼い主のマナーを書いたチラシをポスティングします!

実は今、自分でチラシを作ってるんです。
ポスティングしまくろうと思ってます。
だって、道端には、ウンチを残したままの人もいるし、
最近、近所では犬を飼う人がとってもとっても増えてきました。
これから飼う予定の人も多いかもしれない、、、、。
そう思ったら、安易に飼うのを防ぐためにも、
飼い主としてのマナーを守って一生大切にしてもらうためにも
出来るだけ急いでやるしかないっ!って思ったんです。

小枝さんの本が気付かせてくれたんです。
私は、この本を知らなかったら今頃どうしてただろう、、、。
何も知らないでぬくぬく暮らしてたかと思うとゾッとします。
今は、出かけるたびに持ち歩いて友人に見せています。

p.s. 小枝さんのHPはこまめに更新されているので
   毎回顔を出しては、新しい仲間に会えるのでとっても勇気づけられます!

<以下は、ポスティングする予定のチラシの内容です>

ペットブームなんて言われてるけれど、流行りのオモチャじゃないからね!
犬は人間の言葉をしゃべれないだけ。 感情があるんだよ。
赤ちゃんと同じです。 小さくても大切な、かけがえのない命です。
その命を預かることになるのです。
最後まできちんと責任を持って飼う自身がないのなら
初めから安易に飼わないで下さい!!
本当に彼らのことを思っているのなら、それも優しさです、、、。

これから犬を飼おうと思ってる人は、よーく家族で話し合って下さい。
毎日お散歩して、遊び相手になって、家族として迎えてあげなきゃね!
病気になることもあるし、事故にあうかもしれない、、
毎年予防接種をして、4月〜12月まではフィラリアのお薬も飲ませなくちゃ!!
お金だってかかります。
引っ越す予定がある人、旅行が趣味で家を空ける事が多い人もいるでしょ。
家族みんなの生活環境を見直した上で決めましょうね。

現在、家族の中にワンちゃんがいる人、上記のことは守ってるよね。
それから、サンポの時のワンちゃんのウンチは
必ずお家へ持ち帰って下さい! 土に埋めても肥料にはならないんだ。
たまぁに飼い主の方が手ブラで散歩してるけど、それはルール違反ですっ!
それに、どんなに慣れた子でもリードを付けてお散歩しましょう。
仲良く手をつないで歩いているみたいでしょ?
車との、人との、他のワンちゃんとの接触事故を防げます。
もちろん、名札も付けてあげてね。
もしも迷っても、自分の名前や住所をしゃべることが出来ないんだよ。
みんなで住んでる、みんなの街だもん。 マナーは必ず守りましょう。

避妊や去勢はどうしてますか?
赤ちゃんが産まれても、里子に出さずに捨てたり、保健所へ連れて行ってしまう
人が後を立たないんです、、、。
死ぬために産まれてくる命なら、絶対に作るべきではありませんっ!!
避妊・去勢をすることで性格も穏やかになりますし、
特有の病気になる確率もぐ〜んと減らすことが出来ます。

ほかにも気をつけなくちゃいけないこと、まだまだあるよね。
人間と犬が仲良く暮らすためには、一人一人の意識がとても大事です。
犬は飼い主を選べません、、、、。
いつかは終わってしまう「いのち」です。
「この家族の一員でいられて良かったな。」って天国へ行けるように、
たくさんの愛情を注いであげてね!
きちんとした「しつけ」、たくさんの会話やスキンシップは
ワンちゃんとの絆を誰よりも強いものにしてくれます。
すべては飼い主次第ですっ!!

「こんな事言われなくても、うちは大丈夫!」
と言う人がほとんどだよね。  うん、うんっ。 嬉しい限りですっ!!
だけど悲しいことに、「思ったより大きくなったから」「吠えるから」
「しつけが上手く出来ないから」「病気になったから」
そんな理由で保健所へ連れて行く人が多いのです、、、、、、、、
絶対に許せないことです!

無責任な飼い主によってゴミのように捨てられ、保健所で処分される子達。
安楽死なんて言われてるけど、実際は炭酸ガスによる窒息死なんです。
苦しんで、苦しんで死んで行きます、、、。
あるいは、もっと恐ろしい動物実験に払い下げられる子達。
何の法規制もない密室の中では、無意味な実験が数多く行われています。
裏切られ、傷つけられ、、、
「怖いよぉ〜」「苦しいよぉ〜」言葉を持たない彼らの心の叫びはどこへ行けばいいの?
たくさんの「尊い命」が奪われていることを知って下さい。
これ以上、不幸な子達を増やさないためにも、、、、。

同じ地球上に住む生き物です。
生きる権利は平等にあります。
それを私達の手で奪ってはいけません。
一日でも長く、彼らと一緒に楽しく過ごせるよう
              大事に育ててあげましょうね。

                           (森下年美さん)


35)水木しげるさんのアニメに感激。人間こそ悪玉妖怪では?

父が水木しげるさんのファンで、私も鬼太郎のアニメを見て育ちました。
日本人で知らない人はいないだろうマンガのヒーローですが、
今、7歳の娘も友だちとビデオを見ています。
「ゲゲゲの鬼太郎」って、自然を破壊し、経済優先、効率優先の
現代社会を痛烈に風刺した妖怪マンガなんですよ、だから、学ぶことも多い。
たとえば、「すねこすり」と「吸血鬼エリート(霧の中のジョニー)」ですが、
どちらも人間への怒りを持った動物たちの悲しみがありました。
「すねこすり」は犬の妖怪です。
岡山県に現れて、普段はおとなしく目立たなく、悪さをしません。
でも、人間に捨てられたり、車でひき殺されてゆく犬仲間を代表して
仕返しをします。おとなしいすねこすりを怒らせてしまう人間こそ、
悪玉妖怪なのかもしれません。
「吸血鬼エリート」は、妹コウモリを人間のいたずらで殺された
(トラバサミのようなワナだったか…?)兄が、天才ギタリストとして
活躍する一方、人間の血をすすり、復讐する、というようなストーリーだった
気がします。せつない気持ちになったのを憶えています。
その他のものでは、劣悪なペットショップで飼われていたペットたちが
妖力を使い、人間を同じ目にあわせてしまうといったもの。
ひざを折ってケージに押し込められている人間を前に、犬の親子が、
「我々は、飼ったら最後までめんどうみるよ」と話しているシーンは
印象的でした。
「猫又」という話では、50年以上生きたネコはバケ猫になる、という
迷信から、飼い猫を邪魔者扱いした飼い主が、その娘にネコを殺すように
言ったのですが、娘を狙う邪鬼から、自分の命を引き換えに娘を救って
下さった僧侶が、実はそのネコだったことを知り、涙するというもの。
ネコ娘が「かわいがるだけかわいがって、長生きしたらバケ者扱い、
人間って勝手よ」と言っていました。
鳥取の境港市には、「水木ロード」や「水木しげる記念館」や80体もの
妖怪のレリーフがあるそうです。行くには遠いし、お金もないし、
犬は4匹いるし…で、実現できずにいます。
今日は6月22日、7年前、殺処分場から無理に引き出したシロちゃんが
まだ元気でいた日です。
6月14日に引き出し、7月15日にジステンパーのため昇天した子。
シロちゃんを引き出すきっかけとなった保健所のあの犬たちや、
殺処分場でシロと一緒にいたたくさんの懇願するような目、目、目…。
もう7年も経つけど、遠い昔のようだけど、決して忘れてはいけない年でした。
児玉さんも同じですよね。
                      (埼玉県 T・Hさん)


34)何か『救える』行動はありませんか?

□初めまして。ポポっちです。
■「どうぶつたちへのレクイエム」、2ヶ月前に買って衝撃をうけました。
□この悲しそうな目。涙、涙でした。
■なんでこんなに素直で優しい動物を捨てるのかわかりません。
□なんでこんなに可愛い動物を虐待するのかわかりません。

■うちは動物の新聞記事を集めていますが、
□やはりペット問題(虐待、捨てる、野生化)は多いです。
■それらの記事を見るたんびに怒り、悲しみにおちいります。
□今うちは中3なのです。毎年学校では自分でテーマを作って
■それに基づいての研究をする行事があるのですが、

□今年は身近なペットについてのペット問題をとりあげおうと思っています。
■写真があると、この悲しい現実を伝えやすいと思うので、
□保健所に行く予定です。この行動はいいといえますか?
■興味本心で行くのではなく現実を伝えるために。
□児玉さんはパネル展をひらいておりますが、

■どうやってパネルにするのですか?
□同じ動物なのにただ言葉が話せないだけなのに
■どうしてこんな残酷なことを受けなくてはならないのでしょうか。
□動物実験も問題だと思います。
■ネット友達に動物実験はおこなってもいい行為か、と聞いたところ

□15人中5人がおこなってもいいと言ってました。
■理由は動物実験をとおしていい薬が開発されているから、です。
□化粧品での動物実験もいいと言ってました。
■あぁ、こういう考え方の人もいるんだなぁと思いました。
□人間は十人十色というように人の考えは様々です。

■しかし、うちにとっては、動物実験はいけない行為だという考えは
□一致してほしいよう願っています。(自己中心的ですが)
■学校の友達に「どうぶつたちへのレクイエム」の本を見せました。
□『すごく悲しそう。なんで罪のない動物がこんな目にあうの?
■なんで?なんで?』ひたすら『なんで』と言ってました。

□色々な保護団体にはいっていますが、募金するぐらいで
■どうも救っているという実感がわきません。
□救うというより救うのが常識なのだとうちは思っています。
■何か『救える』行動はありませんか?
□なんでもいいです<(__ __)>

■うちは児玉さんのこの本と、もう1つ、濱井千恵さんの本
□『この子達を救いたい』を読んで前よりいっそう
■悲しい現実に直面している動物達の気持ちが
□いたいほどわかりました。うまく言葉にできないのですが、
■児玉さんのメルアドとHPを見つけたので意見・感想を書きました。
下手で読みづらい文ですみまでん(^^; ではでは・・・・


33)これまで漠然と思っていたことの答えが見つかりました

先日、地元の書店で催されていた
児玉さんの写真展をお見かけして、
一緒に販売されていた写真集を購入いたしましたところ
どうぶつたちの澄んだ瞳やさびしげな姿に非常に心が痛みました。
間にあった色々な方々の感想や意見にも涙が出ましたが、
やはり檻の中で悲しげな目をしたどうぶつたちの写真が一番印象的でした。

このような企画に私が興味を持ちましたのも、
実は我が家にいる猫のモモも
ちょうど今から3年ほど前に道に捨てられていた捨て猫であったからでしょうか。
私の住む町には、以前からたくさんのノラ猫がいたので
ある程度に成長していた猫であったら
集合住宅である我が家で引き取るということなどはしなかったでしょうが
そこにいたのはまだ生まれて数日経ったであろうかというような
へその緒も取れていない子猫だったのです。
それを見て私と母はいたたまれなくなり、
とりあえず家で引き取って里親を探そうということになりましたが
結局みつからず我が家の一員として現在にいたっています。

それがきっかけでか、私の母は近所のノラ猫の世話をしはじめ、
毎日えさをやりに行ったりしています。
私は母の行為が果たしてどういうことであるのかということが
これまでずっと結論が出ず、わからないでいたのですが
「どうぶつたちへのレクイエム」を読んで改めて考えてみて、
母のしていることは結局のところ捨てられてノラ猫になった猫たちと
地域住民との関係を良く保ち、
かつ不幸な猫を結果的には減らす行為なのだという確信が持てました。
非常にありがたく思っています。

私もモモを通じて「どうぶつたちへのレクイエム」に出てきた
どうぶつたちの運命を考えるとき
本当に居たたまれない気持ちでいっぱいです。

「どうぶつたちへのレクイエム」を読むことによって今まで私が漠然と思っていたことや
正しいことであるのかどうか確信できていなかったことなどについて
それが本の中にはっきり書かれていたので
自分の意見を明確にすることができました。
たとえば去勢手術の是非についてもいまいち自分を納得させてはいたものの
本当によかったのか自信がありませんでしたし、
猫を家の中だけで飼うことについても
たまに批判を受けることがあったこともありいまいち不安がありました。
そしてペットショップの問題についても、
私は動物をお金で安易に売り買いするという行為に対して
非常に疑問をもっていたのでそれについても答えを見出したように思えます。

本の中に出てくるどうぶつたちを見ると本当に悲しくなりますが
私にとってこの本と出会えたことはとてもよかったことだと思っています。

                       (6/28 みどりさん)


32)Y・Iさんの励ましを支えにします

※和歌山のY・Iさん(No.25で紹介)へ、小森田さんより

和歌山のY・Iさんのメッセージ、とても励みになりました。
日本のどこかに、きっとわかってくれる人がいると
信じていた私ですが、こうやってメッセージをくれたY・Iさん、
本当にありがとうございます。
うれしくて、泣いてしまいました。
ビーグル犬のセーラは、その後も毎日のように私の家の前で
淋しそうな目をしています。
近所の人たちには、セーラが来る事、迷惑がられているので、
思いきり抱き締めてあげる事ができず、
心の中で「ゴメンネ」と言うのが精一杯……。
でも、あきらめません。いつかは救ってあげたい。
Y・Iさんの励ましを支えにします。
本当にありがとうございます。
             (飯塚市 小森田美和子さん)


31)私の周りの保健所の職員さんは──

みなさんのお便りを読んでいると、
保健所の職員さんに対するイメージはまだまだ良くないようですね。
私は仕事柄彼らに接することが多いのですが、
一番つらい立場にいるのではないかと思います。
私も今の職場に勤めてなければこんな見方はできなかったと思いますが。
確かに融通が利かない部分は多くあり、
それが一般の方々にとってすごく歯がゆく思える部分でもあると思うのですが、
彼らは「行政」という立場であり「法律」に従って仕事をしているので
あまり責めることはできないのではないかと思ってしまうのです。
そんなことよりも放棄した飼い主の方がよっぽど悪いのであり、
そんな飼い主さんをたくさんみているせいか、
私の周りの保健所の職員さんはみんな
しつけ方や飼養管理などについてすごく勉強しています。
インストラクターを目指して、自分の犬をきちんとしつけ、
しつけ方教室や保育園で行っている
ふれあい動物教室などに連れてきている人もいます。
私もいつか愛犬まるを
そういう場に連れていけたらいいなとおもっているんだけど・・・。
               (6/19 市職員 匿名希望さん)


30)人間はなんて自分勝手なんだろう……

カラスの巣の撤去が始まりました。
どう思われましたか?
カラスの数は確かに多いと思います。それにそばを通るときはちょっと怖いと思
ってしまいます。
しかし、ここまで増えた原因は人間なのではないかと思います。
路上には生ゴミ、カラスの餌が大量に放置してあります。
生ゴミを出さないようにしたり、収集時間を守ってゴミを出すだけでもずいぶん
変わるのではないかと思います。
なぜそういった努力をしないで「撤去」という結論に達したのか・・・
テレビで、作業員が巣を撤去しているところを放映していましたが、親ガラスは
怒って一生懸命攻撃していました。
当然だと思います。
子どもを助けようと思うのは生き物の当たり前の感情です。
でもリポーターは、カラスのことよりも作業員の背中についた、小さな傷を気に
していました。
昔(数十年前だと思いますけど)、ニホンカモシカが農作物に被害を与えるから
と、間引きをされました。その結果、ニホンカモシカは特別天然記念物に指定さ
れるほどに激減しました。すると今度は、保護をし始めたのです。
人間はなんて自分勝手なんだろう、と思いました。
もしもトキがカラスほどに増えたら間引きをするのだろうと思います。
数だけの問題なのでしょうか。
人間が一人一人違うように、生き物はみんな違うのです。
数を増やしても前に失われた命は戻ってきません。
自分の立場に置き換えてみて下さい。間引きの対象がたまたま自分、あるいは自
分の大事な家族になったら、しょうがない、と済ませますか?
第一、数が増えたら間引きをしなくてはならないというなら、人間はもうとっく
に間引きをされていなくてはならないと思います。
石原都知事は「カラスのパイを東京名物にする」と、言っていましたがそうした
方がカラスのためにもいいんじゃないか、と思ってしまいました。
「トキ」と「カラス」はどう違うのでしょうか。同じ鳥であり、生き物であって
大差はないはずです。
でも、農作業に従事している方々にとって、カラスは害獣です。
店頭に並べられた食べ物を買っている限りカラスを殺すべきではないといえません。
こんな時すごくたまらない気持ちになってしまいます。
                      (6/19 東京都 E.M 17歳)


29)志望校合格に向けて、頑張る決意をしました

今日「動物たちのレクイエム」を買いました。
さっき読み終えたのですが、何ともいえない気持ちになってメールを送らせていただきました。
1枚1枚、心に焼きつけようと穴があくほど見ました。
涙が止まらなかったです。
この動物たちはもう生きてはいないんだ。
写真の中ではこうして立っているのに・・・。
阪神大震災の際、避難所に連れていけないからと殺処分を頼む人がいる、
という特集をテレビで見ました。
そのとき、帰りを信じて出入り口で待っている犬を見て泣いたのを思い出しました。
家では6年前から犬を飼っており、とても動物が好きです。
高校でテーマを決めて調べるという活動があり、野生動物の現状を調べました。
はじめは軽い気持ちで調べていましたが、その現状はひどいものでした。
動物たちは1日に、私達がこうして普通に生活している間に、何種もこの世から姿を消しています。
移入動物、ファッションや虚栄のための乱獲、森林破壊、水質汚染など、
理由は様々ですが全ての原因は人間によるものです。
何の罪もないのに、牙がすばらしい、羽が美しい、というだけで
長い年月をかけて進化し、生まれた生物が、数年でその生命をたたれたのです。
「殺処分」や「動物実験」のことも調べました。
殺処分の数には驚き、人間の無責任さに憤りを感じました。
また、高1の時動物実験をさせられました。
ユスリカの幼虫をつぶして細胞を見る、という実験でした。
ユスリカは真っ赤に染色されて、水槽の中に大量にいました。
先生は慣れた手つきで幼虫を殺しました。
みんな「やだー」とか「気持ち悪いよー」とか騒いでいましたが、
そのうち慣れたのか、「よく見えない。もう1匹。」と、平気で殺し、
針にその残骸をさして「見て見てー」と見せて回る生徒もでてきました。
私が実験を嫌がっていると、友達が「どうせ成長したら人間を刺すんだから
今のうちに殺した方がいいじゃん」と言いました。
確かに私は蚊を殺します。
勝手な言い分だと思いますが、刺されるから殺すのです。
でもそのとき目の前にいたのは、飛ぶことのできない、無抵抗な幼虫でした。
結局私は自分で手を下せませんでした。
実験後、先生に残った幼虫はどうなるのかと聞いたら、
全部処分する、つまり殺すのだといわれました。
私は将来、自然保護関係の仕事に就きたいと思っています。
それで、ある国立大学を目指しています。
でも勉強がイヤになって、やっぱり別のところでもいいや、と思うこともありました。
しかし、今この本を見てそんなことでくよくよしていたのがばからしくなりました。
もう2度と迷いません。
人間としてできる償いをしたい。
1匹でも多くの動物を救いたい。
志望校合格に向けてがんばろうと新たに決意しました。
長くなってしまい申し訳ありませんが、
この本を、写真を示して下さった児玉さんへの深い感謝と、尊敬の気持ちでいっぱいです。                       
                           (東京都 E.M 17歳)


28)やんちゃ3兄弟のおかげで我が家が明るくなりました

我が家のやんちゃ3兄弟は、今日も元気。
朝早くから3匹で大運動会してます。
あっ、一匹(女の子)は、無事、やさしそうな26歳の女性に
引き取られて行きました。
とら猫の男の子も、もらわれる予定です。
3日間うちに来ていた一番大きな男の子は、
あまりにも私になついてしまったため、どうしても
手放せなくなったので、一生、母ミコのそばで暮らせるようにと
義父にお願いしました。
ミミィは、私が一番気になってた子で、器量も良くないし、
体も一番小さく、この子は育たないのではと随分、心配しました。
うちへ来て10日。ごはんもしっかり食べてるし、とてもおてんばで、
まずは一安心です。
それからね、母ミコは、きのう、無事、避妊手術しました。
義父と一晩離れてお互いにさ淋しかったようで、
迎えに行った時、ニャーニャーと義父に呼び掛けていたと話す義父も
とてもうれしそうでした。
私は他人に笑われるほど親バカなんです。
私は子どもが生めないので、3匹が我が家の子どもたち。
しつけもしっかり、かわいがる時もしっかり、がモットー。
来月は初めての予防接種に連れて行きます。
もしも外に出てしまったらいけないので、皆、首輪に名札をつけていますヨ。
写真が出来たので、ぜひ見てやって下さい。
魔女の宅急便の黒ネコのジジみたいのがクロ、長男です。
キジでとても美人な子がレイ、長女です。
器量は悪いがとても甘えん坊でかわいいミミィ、次女です。よろしく。
いつも私がパートに行っている間(月〜金、AM7時〜PM1時)は、
3匹でおとなしくお留守番しています。
おりこうさんでお留守番してくれるので、帰って来たらいっぱいいっぱい
かわいがってあげます。
今まで、夫と2人で、夫は夜勤もあるのですごく静かだった我が家が、
やんちゃ3兄弟のおかげで明るくなりました。
大切に育てなければ、バチが当たるね。

                   (小森田美和子さん)


27)心のあるアニマルナースを目指します

はじめまして。
私は岡山県に住む26歳(♀)の普通のOLです。

「どうぶつたちへのレクイエム」を読ませていただきました。
動物愛護を考えるサイトの方で偶然児玉さんの本の存在をしり、どうしても手に
取って読みたいと思い、購入させていただきました。
実は以前にも本屋でおみかけしたことはあったのですが・・・。
その時私は、表紙の彼の目を直視できませんでした。
ただそれだけの理由で、しばらくの間購入をためらっていたんです。
そのように途中で色々と葛藤もあったのですが、やっと今日、本を読ませていた
だくことができました。

最後まで読み終えた今、どうにも夜中だというのに眠れそうにないのです。
ネット検索で「どうぶつたちのレクイエム」のサイトを探し、そして児玉さんの
メールアドレスも知ることができました。
突然の勝手なメールでどうかとは思いますが、私が感じたことをどうぞ読んでや
ってください・・・。

はじめてでした。
保健所で薬殺される前の彼たちの顔を見たのは。
1枚1枚のモノクロの写真は、少し余白のある白いページにとても強い意思で存
在していますね。
あのときの彼らの心の声がもしも文字にできていたのなら、あの余白は多分もの
すごい量の文字で埋め尽くされる事になっていたのだろうなと感じました。
悲しそうとかつらそうとか、どんな言葉で表現すればいいのか迷ってしまいます。
「もしこのあと生まれ変わっても、決して人間だけは信じません。」って言って
る目をしていた写真もありましたね。

どうして、人間が殺されるとものすごいニュースになって、誰もが同情をして、
手厚く埋葬などをするのが当たり前の世の中なのに、人間以外の動物が殺されて
も、大半はそれは当たり前のこととして、もちろんニュースなどに取り上げられ
る事もなく片付けられてしまうのでしょうか?
人間以外の動物たちの方が毎日死んでいく数が多いからなのでしょうか?
それとも、人間以外の動物たちの生死にはあまり関心のない人が多いからなので
しょうか?
それとも、見てみぬふりをしている人間が多すぎるからでしょうか?

誰にも愛されずに、また愛されてると思っていた飼主に裏切られてしまった彼ら
の気持ちは、一体どこに行くのでしょうか。
意識は決して消えることなく残っているはずだと私は思っています。
だから、苦しんで死んでいった彼らの心は、今も昔も行き場のないままでさまよ
っているのだろうと思います。
いつか人間は、その思いに気づくときが来るのでしょうか。
そして後悔などするのでしょうか。

そういえば、・・・このメールを書いている今この瞬間にも、命をもぎとられて
いる動物たちが、地球上に山ほどいるのですね。
なのに私はこうやって、PCの前でぬくぬくとキーボードをたたいているのですね。
それを考えると、吐き気がするくらい人間である自分が嫌になります。

児玉さん、児玉さんは人間ってどう思われますか?
私は、ちょっと過激な表現かもしれませんが、もう人類としてこれ以上生きてい
る権利などなくなってしまったのではないかと思ってしまいます。
もう限界というか、何かがおかしいとしか思えないことが多すぎます。
早く地球も何もかも一瞬にして滅亡でもしてしまえば、少なくとも人間のエゴで
苦しんで殺されている動物たちがいなくなることは確かなのだから、なんて・・・。

あぁ、これはとてもネガティブですね。ごめんなさい。
明日からは、元気だしてがんばります!!!

私は今、普通の一般企業のOLなのですが、考えた末、どうしても動物たちと関
わっていける仕事を探したいと思い、転職を決めました。
といっても、今はまだアニマルナースの通信教育受講中ですし、まだまだ勉強不
足なもので、夢である動物病院で働く日は遠いかもしれませんが、何があっても
今の気持ちを忘れずに、人間のエゴで苦しみながら死んでいくしかない彼らをこ
れ以上増やさない為に、人間である自分ができることを一つづつ確実にやり遂げ
ていくしかないと思っています。

「どうぶつたちへのレクイエム」の彼らの姿は、決して一生忘れません。
出遭えて良かったです。
ありがとうございました。

最後になりましたが、読んでくださってどうもありがとうございました。
これで眠れます。おやすみなさい・・・。

                           (岡山県 emy)



26)前田さん、匿名希望さんのお便り(No.20〜23)を読んで

 生物学科や薬学科等で動物実験が行われているというのは
何となく知っていましたが……。
亡くなった動物を解剖するだけではないんですね。
生きているのに、麻酔なしで行われる実験…
残酷すぎてメールでは言えない実験もあるとのこと、大変ショックです。
動物が好きで、関わりたくて入った大学なのに
実験が嫌で中退する人も多いそうですね。

AVA-netの会報に、動物実験をしないで獣医大学を卒業した女性の
体験記が載っていたんです。

どうしても動物実験に手を下せない彼女は、先生に叱られ号泣し、
他の生徒達との疎外感を味わった事もあるそうです。
2年生の時には、EuroNICHEという、動物を犠牲にしない教育を広めよう
という学生、教育者、活動家などのネットワ−クに参加するため
イギリスへ、そしてアメリカへも渡り、
それらの国の大学で、「動物を犠牲にする実習に参加しない」選択が
認められている事を知りました。

単位をとるために必要な実習では彼女なりの代替案を実行します。
解剖実習では、動物病院にお願いをし、病気で亡くなったワンちゃんを
冷凍保存して頂き、後日。その病院内で実習を行ったり、
実習内容に沿ったビデオテープをアメリカから購入し、レポートに
まとめます。(理解ある先生がいたそうです。)
自分の気持ちを各実習担当の先生に率直に話していたんです。

アメリカのある大学では致死実習が全面的に廃止になったそうです。
「動物を犠牲にする実習に参加しない」選択があるにも関わらず
全面廃止になったのは、生徒達の強い要望があったからです。
新しいカリキュラムでは、シェルターに引き取られた犬、ネコの
避妊、去勢手術の実習、また、コンピューターモデルの使用で
必要な知識・技術を学ぶことが出来、それらは実際に実習を行った
学生との間では、技術面で何ら差が見られないそうです。

私には、専門的な知識はないのでよく分かりませんし、
偉そうなことをいう資格はありませんが、、、。
HPのお二人と同じような気持ちの学生が大勢いるはずです。

彼女はこう書いてます。
「今後、どんどん学生が“意思表示”していって下さる事を望みます。
何も言わなければ、何も行動しなければ、何も変わらない!!
現状を変えるカギは、私達一人一人がちょっとずつ、皆もってると
信じているから。」

欧米諸国で動物実験を廃止、代替法に持ち込んできたのは
授業料を払っている学生達ですもん。
日本にもそういう日がいつか来るはずですよね。
今は、自分なりに少しずつ行動してますが、
同じ気持ちの人達で集まり、大きな力となって事実を伝え
未来を変えていきたいです。

                        (森下年美さん)


25)小森田さんのお便り(No.8〜10)を読んで

 インターネットがやっとつながったので、児玉さんのホームページが見ることができました。
全国のみなさんのお便りのコーナーも拝見いたしました。みんなそれぞれの想いがあるんですね。
 特に小森田美和子さんのメッセージを読んで、すごく悲しい気持ちになってしまいました。(最後には、猫が3匹飼えることになってよかった♪と、自分のことのように嬉しくなってしまいました。)
どうしてセーラのことを必死で守ろうとして、セーラの飼い主を説得する小森田さんを近所の人達が小バカにして笑うことができるのでしょうか? なぜ、ご主人は怒る必要があるのでしょうか? それからセーラの飼い主は、いったい何をかんがえているのでしょうか、2メートルも車にひかれてもセーラのことをかわいそうだとか、こういう目に遭うのであればもっとかわいがってあげようとか考えたりしないのでしょうか? 飼い主も無神経な人だと思いますが、小森田さんが飼い主を説得する姿をみて笑いものにする近所の人達はもっと無神経だと思います。児玉さんのホームページを見た動物のことを愛している人達もこんな無神経な人間にきっと腹を立てていると思います。1匹の犬を必死で守ろうとしている小森田さん、周りに動物のことで理解してくれる人がいなくても、動物のことを小森田さんと同じように大切に考えている人はたくさんいます。ひとりぼっちじゃないです、絶対。
 小森田さんの1通目の最後に書いてあった「愚痴になって…」という言葉をみて、これは愚痴なんかじゃない、みんなに知らせてくれているんだ、ありがとうという気持ちでいっぱいです。感謝、感謝です。

                                      (和歌山県 Y・I)


24)ブリーダーをしている我が家に、この本を置きたいです

はじめまして。私は私立高校に通う、3年生です。私は、今日の帰りに、この本を買いました。正直なところ、言葉がでません。人間は、こんなにも残酷な生き物かと、ただ涙がこぼれ落ちるばかりです。私のいえは、ブリーダーをしています。だから、毎日のようにお客さんが来て、子犬を見ていき、買っていきます。
私はさっき、家族にこの本の中の子達のことを、はなしました。そして、お客さんが来るところに、この本を置いてほしいと頼みました。まだ返事はでていませんが、少しずつ説得していこうと思います。そして、この輪をどんどん広げていこうと思います。
私は考えました。ペットショップや、ブリーダーさんの所に、この本は置かれるべきなんです。そして、お客さんに一度この本を、手にとってもらうべきです。
もし、うちの子達が捨てられ、保健所で殺されるようなことがあれば、それは、私たちの責任でもあると思います。この本の中のような子達が、0匹になるように、私も努力していこうと思います。
                         (茨城県つくば市 今野 智恵 18歳) 

─今野さんからの2通目です─

こんにちは。私は、この本を学校に持っていき、みんなにこの子達のことを、話しました。
家族は・・・と言うと、「そうだねー、置いてみようか。」と、言ってくれました。でも
今は、私が持ち歩いて友達に広めている最中なので、まだおいてません。でも、必ず置か
せていただきます!                          今野 智恵



23)匿名希望さんのお便り(No.21・22)を読んで

匿名希望さんのお便りを読んでいて感じたのですが
俺は動物実験自体に問題があるのではなく、
動物実験を行う人間に問題があると思います。
動物たちが犠牲になることで俺たちには得るものがあるのです。
その犠牲の上に今の人間の生活は成り立っています。
すべての実験が不必要であるとは思いません。
でも、せめて犠牲になる動物たちに敬意を払って
そして少しでも苦痛がないやり方でやって欲しいです。

また、論点がずれてしまうかもしれないのですが
ちょっと違う話しを書かせていただきます。

命の価値。いったいどういうものなのでしょう?
と、いうのも21世紀を迎えるにあたって今遺伝子技術が飛躍的に進歩しています。
人間の治療のために他の動物の命が使われるようになります。
近い将来ブタに人間の遺伝子を組みこんで臓器などを作る技術が実用化されると思い
ます。
食品における遺伝子の組替えはもう実用化されてます。
俺ははっきり言ってこのような技術が実際に使われると
どんどん人間の感じる命の価値というものがさがっていくように感じます。
俺はそのような未来がくる事が怖いです。
どんな命でもかけがえのない命です。
大切に扱って欲しいです。
人間は神じゃないんです。
命を奪う権利はありません。

また話は変わります(苦笑)
読みにくくて申し訳ありません。
俺は今まで色々な命を奪ってきました。
食べる事や生活をする上で・・・・・・
その命の上に自分の命は成り立っています。
だから少しでも多くの命を救いたいです。
その為に自分には何ができるのか?
何かをしなければならないとは常に感じています。
でも何ができるのかわからない。
「どうぶつたちへのレクイヘム」を見て「何かやらなきゃ」と思いました。
自分一人では小さな力しかないかもしれないけど
でも、この本を読んだ人はみんな何か感じていると思います。
その力が一つになることができたら一つ一つは小さな力でも
きっと大きな力になることができると思います。
初めの一歩を踏み出す事は大変だけど。
自分は踏み出そうと思います。

                               前田真男



22)教授は、「麻酔なんかしたら血が汚れる」と……

─匿名希望さん(No.21)からの2通目です─

この間、前田さんのお便りを見て思ったのですが、
「友人達が実験される動物達を使って遊んでいる」
「実験だと割り切ってしまう自分がいる」
と、言っておられましたよね。
わたし、それってよく分かるんです。
実験室という密室で、実験が当たり前の状況に置かれると、
かわいそうだとか、嫌だなんて言えない雰囲気があるんだと思います。
かわいそうなんて言うと、かえって異端児みたいなんです。

特に、教授たちっていうのは、もうずっと実験してるわけだから、
完全にマヒしてしまってるなあと感じました。
たとえば、これは私が目の前で見たわけではないのですが、
動物達は何かされるのって分かるから、暴れたそうなんです。
せめて麻酔をかけるなりして、
つらい思いをしないようにさせてあげれば・・と思うのですが、
教授は「麻酔なんかしたら血が汚れる」と言ったそうなんです。
たしかに、欲しいデータが血液関係のものであれば、
データの値が狂ってしまうかもしれません。
でも、私が思ったのは、
「そういう物の見方しかしてないんだな」ということでした。
動物達に少しでもつらい思いをさせないようにしよう、
というような気持ちがあるとは思えませんでした。
正直なところをいえば、
麻酔にかかるお金がもったいない、いちいちめんどくさい、
なんていう気持ちもあるのでは、と思います。

教授のその発言を聞いたとき、
びっくりもしましたし、ショックも受けました。
価値観の違いといえばそれまでなのかもしれませんが、
動物達だって生きているのに、
どうしてこんなに軽んじられなければならないのか、と思いました。

何がなんだかわからなくなってきちゃいましたけど、
とりあえず今思ったことを書いてみました。
思うことはいっぱいありますが、
なかなかうまくかけないもんですね・・・。
また、ちょっとずつでも書いてみたいです。
しつこくなったらごめんなさい。


21)命についてもっと知りたくて生物学科に入ったけれど……

はじめてお便りさせていただきます。
こないだ児玉さんが大阪の近鉄百貨店でなさった講演聞きにいきました。
でも、最後まで聞けませんでした。
弱い自分が情けなくなります。

今日、前田さんのお便りを読ませていただきました。
自分と重なって、驚きました。

私も小さい頃から動物が好きで、命というものの不思議さ・尊さを感じていました。
生きていることは、なんてすごいことなんだろうっていつも思っていました。
例えば、高校時代に、生物の授業で体の仕組みを習った時、
「うまいことできてるなあ、すごいなあ」と思いました。
そして、そんな命というものをもっと知りたくて、大学の生物学科に入ったんです。
でも、生物学科でやったことは、本当にひどい動物実験でした。

ここにはとても書けないような事も、実験室の中では行われています。
最初はみんな「かわいそう」とか言っていますが、そのうち感覚がマヒしてくるんです。
というか、マヒしなくちゃやっていけないのかもしれません。

前田さんは、実験対象物として、動物達を見ているのでは・・・と書いておられましたが、
私も、同じように思います。
つらい、殺したくない、と思っていれば、麻酔をかけずに残酷に殺すなんてできないと思うのですが・・・。
でも、そういう人たちを責めるというか、悪く言うのも、なにか違う気もするんです。
うまく言えなくてすみません。

結局、私は、自分で動物達に手をかけることはできませんでした。
それ以上、その空間にいることもできませんでした。
泣きながら実験室から出て行く自分が、何て勝手なんだろうとも思いました。
大学は続けられず、中退しました。

今から考えれば、高校時代に習ったことも全部動物実験の結果なんですよね。
それが分かっていなかった私は、本当に甘い人間だったと思います。

動物実験は、何も生物学科の中でだけ行われているわけではないですよね。
薬学系でも、医学系でも、化粧品会社でもやっています。
獣医学科でだってたくさんの命がなくなっています。
動物の命をとってしまうということで言えば、毎日食べる肉だって命ですよね。
それを思うと、今自分の目の前で行われていなければ平気で、
おいしいと肉も食べるし、少し痛ければ薬も飲むし、という自分は何なのだろう・・・。
だんだん、自分が嫌になります。

なんだか、長々と書いてしまいました。
全く初対面の方に、こんな長い言いたい放題のメールは我ながら失礼だと思います。
本当にすみません。

また、このHP覗かせていただきます。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

                    奈良県 匿名希望  (23歳 女)


20)人間は越えてはいけない一線を越えてしまった……

─前田さん(No.19)からの2通目です─

以前テレビで老犬ホームの特集をしているものを見ました。
たしか盲導犬などの年老いて仕事がこなせなくなった犬達の介護施設だったと思います。
でもまだ絶対的な数が足りてないのが現状だという風に聞きました。
いつか、人や犬、猫、その他、地球上に住む生き物達が幸せに過ごせる未来が来ると
いいですね。
と、いうか俺達の世代が努力をしていかないと・・・・・・・・・
自分にももっと何かできることがあるはずです。
俺はやっぱり人間と自然の共生関係について勉強してみたいと思っています。
自分がいる学科(生物学科)ではそういったことができないというよりもむしろ動物
実験をしています。
俺はその実験中に実験動物、これから死んでいく動物を使って遊んでいる
同じ学科の人間が信じられませんでした。
その姿を見て何も注意できなかった自分が情けないです。
そしてそれを見る事がつらく実験に出なくなってしまいました。
「生物学科の人間が一番生物の命を粗末に扱う」
こういう事をよく聞きますが本当にそうだと思います。
俺ははっきり言って動物実験をしている時の自分というものが怖かったです。
この前メールを出したときに俺は生き物の命の価値の差というものをそれほど感じない
というような事を書きました。
普段生活している時は本当にそう思って生活しています。
だから決して無駄に命を奪うという事はしていないと思います。
でも、実験の時の自分は違うんです。
もう一人別の自分がいるんです。
本当に実験であると心から割りきってしまう自分がいるんです。
だから実験中に扱う生き物は本当に「実験対象」になってしまうんです。
そういう自分が怖いです。自分の中にそんな部分があることが怖いです。
だから自分は動物実験はしたくありません。
自分の中のそういう部分を外に出したくないのです。
今は動物実験系の授業はとっていません。
今後もおそらく取らないと思います。

動物実験をしている人達は多かれ少なかれそういう部分を持っているのではないで
しょうか?
完全に実験対象とみているのではないでしょうか?
だから、動物に対してどんな残酷な実験であっても心を痛めることなく
こなしていけるのではないでしょうか?
おそらく、誰しも生き物の命の大切さは感じていると思います。
でも、動物実験をする時、動物は「実験対象物」であるんだと思います。

これから先、人間にとって命はどんどん軽い存在になっていくのではないでしょうか?
遺伝子操作技術がこれから発達すれば「命」も生産され利用される時代が来るでしょう。
人間はもう超えてはいけない一線を超えてしまったように思います。
人間の臓器を作るためだけに生産される動物が近い将来に現われます。
またひとつ命が軽くなるのではないでしょうか?
俺はそんな未来が怖いです。

俺は生き物が小さいころから好きで……
だから生物学科に行けばいいんだと簡単に考えてたんですが現実は違いました。
生き物が好きな人間は農学部に行くべきだと思います。
いまさらそんな事に気づいても遅いんですけどね(苦笑)

                               前田 真男


19)高校の頃、感じていたことを思い出しました

いきなりこのようなメールを出させていただく非礼をお許しください。
写真集読ませていただきました。
すごく考えさせられる内容でした。
そして、高校のころ感じていたことを思い出しました。
あのころはその事を考えると夜寝れなくて泣いてしまう事もあったのに
いつのまにか忘れていたんですね……

自分は自分が人間である事が凄くイヤでした。
人間ほど身勝手で恥ずかしい生き物はいないように感じて。
犬や猫に対してだけ感じていた想いではありませんでした。
すべての生き物に対して感じていました。
人間の命とその他の生き物の命の間に差はあるのでしょうか?
俺は命に価値の違いなどないように感じます。
でも、人間は平気で生き物を殺す。
生きるためだけに殺しているんじゃありません。
生きるために命を奪うのは仕方が無いかもしれません。
でも実際はそうじゃないんです。

人間には思考する力がある。理性がある。
それが他の動物と人間の大きな差です。
本能は死を恐れる。
人間は死について理解する事ができる。
理解する事で漠然とした恐れっていうのはいくらか押さえる事ができると思います。
本能にだけに頼って生きているほかの生き物たちは俺が考えるよりも死が怖いんじゃ
ないでしょうか?

生きるために命を奪う。これは仕方が無い事だと思います。
動物が生きるためには食べなければならない。それは何らかの命を奪うという事。
でも、どんな動物でも必要最低限の命しか奪わない。
自分が生きるために必要な命しか奪わない。
人間は違う。
食べ物を残す。
すごく奪った命に対して失礼な事じゃないでしょうか?

同種間で命を奪い合うのも人間ぐらいじゃないでしょうか?
そして自分で自らの命を奪ってしまうのも人間ぐらいなんじゃないでしょうか?

人間は、命を奪って生きている。それを忘れて生きている。

自分がそんな人間の中の一人である事がどうしようもなく悲しかった。

今回この写真集を見せていただいて自分がそんな事を考えていたことがあった事を思
い出しました。
忘れていたわけじゃないんですけど、いつのまにかそのころの悲しみを忘れてしまっ
ていたような気がします。
自分も犬を飼っていました。その犬は先天性のてんかんでした。
一日に5回以上発作が起きる事が5年ほど続いて結局去年死んでしまいました。
ハスキー犬だったので家の中で発作を起こされると大変なので外で飼っていました。
自分は今実家を離れて一人で暮らしているので最後に立ち会うことができませんでし
た。
俺が実家を離れてからはいつも世話をしていた母親が泣きながら電話をして来たのが
うれしかったです。
いつも「もうかわいそうやから安楽死させよう」とか「世話がたいへんだから保健所
に連れて行こう」とか言ってた母親がです。
泣いていた母親の電話を受けて「あいつはきっと幸せだっただろうな・・・・」っ
て。
今度実家に帰ったときにはこの本を母親に見せようと思います。
きっと何かを感じてくれると思います。

このような長いメールになってしまいすみません。
わかりにくい部分が多かったかと思いますが、、、
この本に出会えて本当によかったです。

追伸ですが、自分は大学の学園祭実行委員会をやっています。
もしよろしければ簡易版の展示作品を貸し出していただけないでしょうか?
もし貸していただけるようでしたらうちの学園祭でも展示したいのですが・・・・・

よろしくおねがいします。
                                 前田 真男



18)不幸な過去を憶えているのかいないのか?…2匹とも元気です

はじめまして。
犬や猫に関する悲しいことはニュース以外にもたくさんあって、
動物好きにはつらいことがたくさんありますね。
うちの犬 ちび と猫 なつ はどちらも拾いましたが元気に今も過ごしています。

犬 ちびは今年で14歳になるんですが、我が家に来たのは生後1年未満。
(年齢は推測です。誕生日不詳なので…)痩せこけてまだ耳も折れていました。
学生寮のあたりをうろつき残飯をもらっていたそうです。春休みに入り残飯も
もらえなくなるので一時的にちびや母犬・兄弟たちを手分けして預かりました。
春休みが終わり元の場所へ返そうとすると、寮の管理者の方が
「戻ってきては困る」と言うのでちびはそのまま家で暮らすことになりました。
でも、中には「2匹目だから」とか様々な理由で処分された犬もいたようです。

猫 なつは、交通事故に遭い倒れているところを保護しました。
まだ、2ヶ月くらいでした(こちらも詳細不明です…)。傷は左前脚骨折程度で、
1ヶ月ほどギブスをしてました。保護したときに、首輪をしていたので元親を
探したのですが見つからず、こちらもそのまま我が家に鎮座しております。

そんな訳で不幸な過去を覚えているのかいないのか?とにかく2匹とも元気に
しています。ちびは最近おもらしをするようになり、紙オムツをはいています。

                (東京都・佐藤ひろ美さん)


17)同じ気持ちの人がたくさんいることが嬉しかった

はじめまして、小枝さん。
わたしは千葉市在住、29才の主婦です。
5才半になるヨ−キーを飼っています。

動物虐待のニュースを聞く度にずっと胸が痛かった。
自分より弱い動物たちを苦しめる人がいるなんて本当に信じられない。
口のきけない、純粋な彼等を…。
人間のために地球がまわってるわけじゃない。
私達は何もえらくない。

それに最近のペットに関する雑誌やテレビ。
人気のワンちゃん、ネコちゃん特集や彼等のグッズ専門ショップ特集。
そのような情報ばかりだから「流行りだし、オシャレだから」など
軽い気持ちで飼う人が増えてる気がします。
ほとんどの人が利用するマスコミという情報手段があるのだから
人間のエゴの為に、かげでおびえて苦しんでいる動物達のことを
もっともっともっと伝えるべきですよね!!
腹が立って仕方ないです。

日本は何でもかんでも「使い捨て」の時代になってしまったの…?

彼等はオモチャじゃないから。
人間と同じ、感情もある。
いつかは終わるいのちだからこそ、どんなことがあっても
責任をとって最期まで看取ってあげるべきですよね。
自分達の手で、幸せな一生をおくらせてあげようって思わないのかな?

5年半になる愛犬との生活を重ねるうちに、
とくにこの頃、このようなことが気になって仕方なかった。
何か私にできることはないかなって。
トリマーになることも考えたけど、
飼い主に見放された子たちを少しでも幸せになるよう導けたら
という思いが強くなり、さっそく今日、
パソコンで「捨犬、野良犬 etc.」情報を検索してたんです。

その後、ポストを見たら
生活情報新聞の一面に小枝さんの記事があったのですごくびっくりしました。
読んでいて涙がとまらなかった。
この世の中には人間のエゴが、私の想像以上に蔓延してるんですね。
あまりに悲しい事実に言葉を失いました。

でも、それからすぐに小枝さんのホームページにアクセスしました。
同じ気持ちの人がたくさんいることがすごく嬉しかった。
まずは自分なりにできることもたくさんあるんだって分かりました。
「どうぶつたちへのレクイエム」は見るのがつらくて
こわくて、私は買えないかなって思った。
でももっと事実を知るべきだし、広めるべきだって思った。
明日、勇気をだして買いに行きます。
現実を見つめます。

だらだらと長ーい文章になってしまってすみません。
最後に小枝さん、これからも出来る限りたくさんの人たちに広めて下さい。
お願いします。
わたしもやります。

最後まで読んで下さってありがとうございます。

                            (森下 年美さん)


16)将来、不幸な犬や猫たちを助ける仕事がしたい

 はじめまして。私は児玉さんが出した「どうぶつたちへのレクイエム」という本を読みました。涙がとまらなかったです。私は捨てられた犬や猫たちだけが収容所に来て殺されるのだと思っていました。でも、この本を読んで、あまり知らなかったことを知ることができました。
 私はこんなにもかなしそうな瞳をした犬や猫を初めて見ました。私は犬とうさぎを飼っています。2匹とも大切な家族で、私はとても大好きです。
 私は、この収容所にいる犬や猫たちをここへ来させてしまった飼い主は、心の底からわるかったと思ってほしいです。二度とこんなことをしないように。私は、将来、こういう犬や猫たちを助ける仕事をしたいと思っています。自分の手でたくさんの動物たちを助けたいです。でも、具体的にどういうことをしていけばいいのかわからないので、もし何か知っていたら教えてもらえませんか。それと、私は4月に高校1年になるんですが、夏休みにでも、なにかお手伝いすることがあったら、何か手伝わせてください。
 私は、この「どうぶつたちへのレクイエム」の本を多くの人に見せたいと思います。児玉さんもこれからもがんばってください。私は高校、大学とこれからもいろいろありますが、たくさんの動物を助けて、多くの人に、この状況を知ってもらうためにがんばろうと思います。
 私はこの本を読むことができてよかったと思います。ありがとうございました。
                       (大阪府河内長野市 Y・Oさん 15歳)


15)どぶに血だらけで落ちていたムサシを我が家に迎えて

 家にも二匹の犬がいます パルとムサシと言います。パルは10年前生後一ヶ月の時に家の近くをウロウロしていたのを隣の子供が拾ってきました。近所の家の犬だったのですが、隣の奥さんがあの家に飼われた犬はおもちゃがわりにされて一ヶ月もたつとみんな死んでしまうからと話をつけて貰ってきた犬です。
 ムサシは5年前に私が公共機関のパートをしていた時(推定5・6歳 20キロ)、裏のどぶに血だらけの犬が落ちていると言う市民の訴えがあり、休日と言うこともあり、センターで預かることになり私が世話をしました。
 変わった犬でした。怯えており聾唖犬かと思うくらい何も言わず、動きもしませんでした。三日後これ以上置いておく事も出来ないので、保健所に引き取られました。辛かった!! 引き取られる日、見に行くと、初めて立って尻尾を振ったのです。涙が出て止まりませんでした。でも家にはもう一匹いるし、庭は狭いし、無理だと自分を納得させました。
 しかし、家に帰って子供たちと戯れているパルを見ると泣けて泣けて、一晩悩んだ結果、次の日、保健所に行きました。職員の方は最初は引き取ることは出来ないとおっしゃいました。でも、必死で頼んだところ、「本当はいけないのだけれど」と、まず私がムサシの廃犬届を出してその次にでもやっぱり飼いますという届を二枚書いて引き取ることができました。
 主人と子供たちにはセンターから引き取ったことにしてビックリはしていましたが、主人の一言、「連れてきてしまった事には仕方がない」と許してくれました。
 お医者様にも随分通いました。病気を持っていたのです(てんかんのような症状です)。子犬の時、死ぬところを助かって、後遺症として残ったのだろうと言うことでした。
 それと虐待をされていたらしく、大人の男の人を異常に怖がりました(主人ショック)。
 犬らしいところが何もない犬、変ですけどそうなんです。散歩もした事がないようだし、とにかくどうして良いかわかりませんでした。
 でも今はあの子なりに甘えたり、パルに気を使いながらも玄関の中で暮らしています。
 私は言いたい。前の飼い主をぶっ飛ばしてやりたい。恥ずかしくないのかと。
                               (埼玉県 谷岡美奈子さん)

(以下は、谷岡さんよりの2通目のメールです)
 パルとムサシは今年で10歳になります。児玉さんのおっしゃるように、天国に召される時に幸せだったと思えるように、これから迎える老後を少しでも楽しいものにしてあげたいと思います。
 私、パルを飼う前は犬を飼ったことが一度もなかったので、自分がこんなに犬好きになるとは思いませんでした。主人は家の子になればバカでも可愛いと申しますが。ムサシが去年の暮れ、子供が散歩をさせている時、何にビックリしたのか突然走り出し、迷子になってしまいました(家がよくわからないのです)。3日後にぐったりしているのを見てお電話してくださる方がいて(首輪に名前と電話番号を書いておいた)、見つかりました。家族一同ほっとしました(次男は責任を感じて必死に探していました。家族全員なのですが)。
 ひとつお願いがあるのですが、ムサシは本当に反応のうすい子なのですが(最近甘ったれになりましたが)、どう接したら良いのか、あの子の為にはどうしてあげたら犬らしく自分は幸せなのだと思えるようにしてあげられるのか、脳に後遺症があるので発作を月に1回から多いときは2・3回起こします。最初は庭にいたのですが、人に怯えるので、今は彼に玄関をあげました(発作の時はすごい匂いですが)。
 獣医さんのところに行けば良いのだと思いますが、今の生活では無理です。何か精神的なリハビリと言うものがあるのでしょうか。大きい体を抱きしめてあげたりはしているのですが…。無料で相談にのっていただける所などお教えいただけたら幸いです。
 お手伝いできることがあればご連絡ください。

→谷岡さんあてに、及川美奈さんから下記のようなメールが届きました。及川さんは、愛玩動物飼養管理士の資格をお持ちの方です。谷岡さん以外にも何か相談してみたい方は、下記までどうぞ。

 谷岡さんへ。どうぞ、ムサシ君の詳しい精神的症状や顔の表情などをお聞かせください。
 どんな時おびえるのかとか、人を信じていそうかどうかなど(気がつくこと全て)。私の家にも今、やっぱり犬らしくない子がリハビリ中で滞在してます。飼い主さんも目をみはるくらい、ワンらしくなりました。精神面の傷に、フラワーエッセンスという花のエネルギーを転写したエッセンスがききます。それを与えることで、なんら肉体には影響をおよぼしません。

 いちど エッセンスを選んでみますので試してみませんか?
 無料にて相談にのりますよ。

あにまるヒーラー mina   おいかわ みな minafufu@air.linkclub.or.jp 


14)「お母さん、この本、あした先生に貸してもいい?」

 はじめまして。東京に住む角田(つのだ・41歳)といいます。
> 今日、ザ・ファミリーという地域情報紙を見ました。児玉さんの記事にショックを受
> け、さっそく書泉・西葛西店に写真を拝見に行き、著作も購入させていただきました。
> 私にとってのショックは、保健所で殺処分される犬や猫がいることは知ってはいた
> ものの、「こんなに大量とはおもわなかった!」ということと、「安楽死だと思って
> いたのに!」ということでした。
> 日本は何かが急速に間違っている。こんなことが今まで問題にならなかったことがお
> かしいと思いました。
>
> 現在わが家には2匹の猫がいます。(公団の賃貸住宅ですから、本来ペットは固く禁
> じられています。)15年前、最初の猫は、主人が1階にぽつんといた生後まもない
> 子を拾ってきたものです。が、2匹目の猫はその翌年に死にかけていたのを見かねて
> 助けてやった猫です。
> 実は助ける1週間前に一度その猫を見かけていました。ゴミの集積所の所にいて、背
> 中の2カ所が皮がむけ、血だらけになっていました。けれどその時は私はこう思った
> のです。「ノラにはノラの人生がある。ウチの今いる猫のように赤ちゃんのときから
> ウチの中しか知らず、そのかわりに暖かいねぐらと餌が保障されている飼い猫もいれ
> ば、外を気ままに活動できるかわりに事故や病気、喧嘩などのリスクを負うノラもい
> るんだ。そこにへたに人間が手を貸してはいけないんじゃないか。どちらがいいとも
> いえない。それが運命なんだ。第一飼ってはいけない猫がすでに一匹いるんだもの、
> もう飼えない」と。でも、その一週間後の雪の日、さらに状態が悪化して背中はグチャ
> グチャ状態、ガリガリに痩せた体なのに片腕と片足が3倍ぐらいに腫れ上がったその
> 猫を見て、私は冷静ではいられませんでした。「ニャー」とか細い声をあげながら、
> ビッコを引き引き私の方に寄ってくるのです。私は泣きながら知り合いの獣医さんに
> 電話をし、タクシーで動物病院まで連れていきました。泣きながら事情を説明して一
> 刻も早くと催促する私に、タクシーの運転手さんは「その猫は幸せだねー、運がいい
> なぁ」といいました。で、手術のあと1週間の入院。でも、その時もまだ私は「退院
> して元気になったら、外に放そう。うちじゃあ飼えない」と思っていました。ところ
> が退院後も後日の抜糸のために、4日間はうちでめんどうをみることになってしまい
> ました。すると情が移るということもありますし、治療費が7万円もかかってえらく
> 高い猫になってしまったという事もありましたし、手放せなくなったというのが実状
> です。でも、その時にもうひとつ思ったことは、「ここで再び放してしまってはまた
> 同じ事の繰り返しだ。きっとまた縄張りのある猫にやられてケガをし、やがて死ぬか
> 保健所行きだ」でした。とてもなつっこい猫で、どうやらもとは飼い猫だったのが捨
> てられた様子だったからです。
>
> その猫も、もとからいる猫も、もう老齢です。やがては寿命を全うすることでしょう。
> でも私はその時まで、精一杯愛してやりたいと思います。その後生まれたわが子(現
> 在11歳&7歳)にとっても、母(私)が忙しく働いているために学校から帰って一
> 番に迎えてくれるのが猫たちです。友達と喧嘩したり嫌なことがあってもすぐに母に
> 甘えられないかわりに、ずいぶんと猫が慰めてくれているようです。当たり前の言い
> 方ですが、やっぱり「ペットじゃなくて家族」なんですよね。私自身だって随分と癒
> してもらってます。
>
> 今日、子供の宿題ノートに、担任の先生あてに「どうぶつたちへのレクイエム」に関
> してお便りを書きました。クラスの子供たちや、できれば全校の子供たちにお話しし
> ていただけたらナァと思って。次代を担う子供たち、まず人間性において交際感覚を
> 磨いて欲しいですよね。「情けない大人もいる私たち世代」とは違うように。
>
> 児玉さんの写真展や本によって、ずいぶんと考えさせられました。知らなかったこと
> を教えてくださってありがとう。
> 本のなかにあったイギリスのような環境に、日本も早くなって欲しいと思います。そ
> うしなくてはと痛感します。私にも何かできるかもしれないと思いました(もちろん
> ボランティアとして)。

> ながながと、とりとめなく書きましてすみません。最後にわが子(11歳男児)の言
> 葉を。
> 「お母さん、どうしてこんな本買ってきたの、こんな悲しい本はイヤだよ!ここにい
> る犬はみんな目がウルウルしているよ!」そういいながら、止めるのも聞かず食事中
> まで「どうぶつたちへのレクイエム」を読み、宿題ノートに感想を書き、「お母さん、
> この本あした先生に貸してもいい?」と言っていました。
> 全国を飛び回り、講演や執筆活動をし、お忙しいと思います。どうかご健康に気をつ
> けて、がんばってくださいね。
> ますますのご活躍をお祈りしています。

                           (東京都・角田由里さん)


13)里親さんを見つけて、この子が幸せになれるように頑張ろう!

<「聞いて聞いて!」のコーナーに掲載している文(青文字)を読まれたみかんさんからメールをいただきました>

 私(児玉)も以前、こんな話を聞きました。
ある保健所の窓口に、2匹の室内犬を連れた女性がやってきて、
「私、入院することになったから、この犬を引き取ってほしい」と。
たまたま別の用事で保健所に来てその現場を見かけた女性が、その犬たちがあまりにもかわいそうで、「さっきの犬、私が引き取ります」と申し出たそうです。答えは「No」。
 で、結局、いろいろとすったもんだした結果、
「飼い主が処分してくれと言って持って来たんだから、それに従うしかない」という
ことで、処分されてしまったそうです…。「そういう規則だから、あなただけに例外は認められない」と…。

<以下は、みかんさんからのメールです>

 …これは本当ですか!? 信じられません!!!!! 飼い主が「生涯飼育」を放棄した以上、「飼い主の言う事」に従う必要なんかないっ!! それに、飼い主に、「引き取りたい人がいる」ということを連絡し、了解をとればいいのに!!! せっかく、大切な大切な命が助かるチャンスだったのに。二匹の犬達は、新たに幸せな生活をスタートさせられるはずだったのに!! 信じられないっ!!! 許せません!!!

 飼い主が処分を依頼するということはもちろん許せませんが、「引き取りたい」という人がいるのに、それに応じない行政も許せない!! 本当に本当に本当に許せません!!!

 児玉さん、私も中学の時に同じような思いをしたことがあります。
 うちの回りを2、3日うろうろしていた犬がいました。首輪をつけていました。
 ある日、通学途中に知らないおばさんに呼び止められました。
「お友達で、犬を飼ってくれるっていう子はいない?」と。
どういうことか聞くと、
「最近この辺をうろうろしていたワンちゃんが保健所に連れて行かれちゃったの。
明後日の午後2時に殺されちゃうの。その前に新しい飼い主さんを探したいの。」とおっしゃるのです。私はその時になって初めてあせりました。
 それまで、首輪をつけている犬が保健所へ連れて行かれるなんて思っていなかったのです。まだまだ私は無知で、犬がうろついていると保健所へ通報される、ということを知らなかったのです。そんなことなら、最初に見た時に家につないでおけば良かった、と心から思いました。うちで一時あずかりをして、ゆっくり里親さんを探せば良かった、と思いました。
 そして、学校へ行きその事を友達に話しました。そして校内放送をしてもらったのです。そうしたら、里親を希望してくれる子が来てくれました。まだ、親には了解をとってなかったのですが、正直言って、了解をとっている時間なんてない!って思いました。もしダメだと言われたら、とにかくうちであずかろうと思ったのです。

 早速保健所へ連絡しました。子供だった私は保健所の人の「ご両親は了解してるの?」という質問に、正直に「まだ話してません」と答えてしまったのです。そして返ってきた答えは「しっかり飼うって約束できなきゃ犬は渡せないよ」でした。
 今考えれば、うちの親に「うちで飼います」と言って電話をしてもらえば良かったと思います。試行錯誤して保健所の人を「うん」と言わせるには、私はまだ幼すぎました。結局その子を助ける事はできず、処分される時間に友達皆と一緒に泣きました。

 このイヤな思い出があったために、4年前には1匹の犬を助ける事ができました!
その子も、うちのまわりをうろうろしていた首輪をした犬でした。
オスの甲斐犬。成犬で大きな子です。てんかんが持病でした。
うちの胡桃(犬)のそばへ来て離れなかったので、すぐにくさりでつなぎました。そして、きっと飼い主さんが探しているだろうと思い保健所や警察、市役所等へ連絡し、「迷い犬あずかってます」のポスターを作り、ホームセンター・スーバー・動物病院・ショッピングセンター・郵便局等へ貼らせていただきました。しかし、飼い主さんは見つからなかったのです。てんかんが持病のために捨てられてしまったのでしょうか…。

 こうなったら、里親さんを見つけてこの子が幸せになれるように頑張ろうっ!と思い、里親探しを開始したのです。そして、てんかんが持病だということを承知で里親になってくださるというご夫婦に出会えたのです。お陰で、その子は幸せになりました!

 メール、長くなってしまってごめんなさい(^人^)
行政の態度にムカムカしてしまって・・・興奮してしまいました(^^;

児玉さん、私も児玉さんのように頑張ります!
動物達の為に、頑張ります!!

                                    (みかんさん)


12)見て見ぬふりは、もうやめるべきです

 初めてお便りします。私は、しばらくの間日本を離れており、一年ほど前に帰国しました。ニュース番組を見て大変ショックだったのは、あまりにも動物虐待の報道が多いことです。それも、過去に比べて増えていること。今よく起こっている10代の犯罪とも関わりがあるように思われてなりません。
 いくつか、動物保護団体にインターネットを通じてアクセスしてみたところ、保健所での動物達の殺処分の方法を知って、涙が止まりませんでした。今まで事実を知らなかった自分を恥ずかしく思いました。私にも何か出来ることはないかと調べてみたところ、幸運にも近くで活動されている、東大阪のファーストフレンドの事を知り、さっそく電話してみようと考えていた矢先に、本屋で偶然この写真集に出会ったのです。息がつまるほど涙があふれてきました。実際に檻の中の動物達の目を見て、震えが止まりませんでした。帰国してから感じた事ですが、本当に日本という国は先進国と言われているにもかかわらず、何かにつけて対応があやふやで遅い。日本人特有の、あいまい・事勿れ主義のつけが今になってまわってきたような気がします。
 見てみぬふりはもうやめるべきです。そして、事実を知らない人々に少しでも早く、現実に行われている事を知っていただく必要があります。
 私には何の力もありませんが、一個人としてボランティア活動のお手伝いを出来ればと思っています。児玉さんの御本は、私に一歩踏み出す勇気を与えて下さいました。どうもありがとう。これからも、がんばってください。
                               (大阪府 梅田千佳さん)


11)動物を助けるためにこの職業を選んだのに……

 こんにちは。初めて手紙を出します。先日、「どうぶつたちへのレクイエム」を購入しました。私は動物病院で働いています。毎日、いろいろな子をみていますが、写真の子たちの様に悲しい目をした子はほとんど来ません。しかし、動物を助けるための病院にも行き場もなく捨てられ、「安楽死」という運命をたどる子が来ます。そういう時、私はとても矛盾を感じ、「私は助けるためにこの職業を選んだのに…」と思います。
 しかし、そういう私も過去2回、仔ネコを捨てたことがあります。一度は小学校2年生の頃、家の物置きにノラネコが生んだ仔ネコ1頭です。母と妹と泣きながら公園へ置いてきました。
 2度目は高校1年生の頃、3頭の仔ネコを拾い、友人と2人、里親を探し、何とか1頭はもらわれたものの、残りの2頭はダメでした。家でも飼えず、もうどうして良いのかわからなくなりました。そして、食事に困らないで生きられるようにと魚工場のところに置いてきました。
 しかし、それから、「どうしてもう少し頑張らなかったのか…」と自分自身に対しての悔しさと情けなさでいっぱいでした。
 私が「どうぶつたちへのレクイエム」を見て涙が出たのは「勝手な人間の1人に自分も入っている」という思いがあったからだと思います。
 私は実際に動物収容施設には行ったことはありませんが、大学の実験動物へワクチン注射をしに行ったことはあります。そこにいた犬たちは、収容所から連れて来られ、最期を実験動物として迎えるのです。
 オリの中から一生懸命、私に向かって吠えたり、尾を振る子や無気力な目をしてじっとしている子、精神的におかしくなり、天に向かって足をバタバタさせている子……。テレビで見たことはありましたが、実際に目の前でその状況を見ると何とも言えない想いがします。
 「この子たちを助けたい」と強く思いました。今、私にできる事……。それは、病院を通じて、避妊や去勢を飼い主さんに考えてもらうことです。私が過去に捨ててしまった仔ネコ3頭のためにも…。
 私の病院では、手書きパンフレットを作ったりして、避妊・去勢の大切さをお知らせしています。その成果か、手術も多くなっています。
 この世界から、1頭でも不幸な子がいなくなるために、私はできることから頑張っていこうと思います。
 いつか、福島や仙台でも写真展をしてほしいです。長い手紙を読んでもらってありがとうございました。きっと私は過去の過ちや今の気持ちを、誰かに聞いてもらいたかったのだと思います。
                                 (福島市 三浦Sさん)


10)仔ネコはウチの子になります。

(その後、小森田さんからこんなハガキが届きました\(^_^)/)
 ……ミコが生んだ子猫ちゃんもスクスク育っています。名前はまだ決まっていないけど、決まったらまた手紙書きます。うちで3匹もらうことも決まりました。(福岡県 小森田美和子さん 35歳)


9)仔ネコが保健所行きに……?

(小森田さん(No.8)からの2通目のお便りです)
 児玉さんに福岡でも写真展をしてほしいとお願いしたものの、夫の反対で当分動けそうにありません。自分自身、1人でも多くの人にわかってほしいという気持ちがあるので、いつかは夫にもわかってもらってと考えています。
 私の周りには誰1人としてわかってくれる人がいないのが、とても辛い所ですが、まずは私の周りからと、今はそれに重点を置き、何年かかるかわからないけど、その時が来たら、児玉さん、来ていただけますか? その日まで、こちらの基盤をしっかり作っておかなければと思っています。
 ところで、うちの義父の家には、ミコという猫がいます。私が、以前から「猫が飼いたい」と言っていた義父のために知人からもらって来た猫です。
 その猫がこの度、子猫を生む事になり、高齢のため「子猫まで飼ってあげられるだろうか」と心配する義父に、義姉たちは「保健所で始末した方がいい」と口をそろえて言っていたので、児玉さんの『どうぶつたちへのレクイエム』を持って行き、私が何故その事に反対するかという事を話しました。義姉たちへわかってくれませんでしたが、義父はわかってくれたので嬉しかったです。
 結果、私が責任持って里親を探す事、そして、猫のミコに避妊手術をさせる事で話がまとまりました。義父は「どうぶつたちへのレクイエム」をじっくり読んでいました。その姿にとても感動しました。
 私の大好きなマンガ「ピーナッツ」の作者(2月に亡くなられましたが)のシュルツさんも言っています。「犬だって人間と同じで、気持ちがあるという事を、私たちは知らなくてはいけない」と。犬も猫も私たちと同じで生きているんだから、ね。
 児玉さんの「どうぶつたちへのレクイエム」に出会えて本当に良かったと思っています。いつかお会いして、同じ気持ちで写真展を開きたいと、今、強く感じています。その日が来るまで、お互いに頑張りましょう。お仕事も大変でしょうけど、頑張って下さい。     
                          (福岡県 小森田美和子さん 35歳)


8)小さな命を助けたい。でも、周囲に理解してくれる人がいなくて……

 初めまして。私は福岡県在住の35歳の主婦です。「どうぶつたちへのレクイエム」、読ませていただきました。実際に動物収容施設に行かれ、写真を撮られたそうで、児玉さんの心の叫びが痛い程伝わってきました。
 私も以前から不幸な動物たちのために何かできないかと心を痛めておりました。新聞の投稿欄にも度々、“命の大切さ、命の重さ”など投稿し、訴え続けて来ました。
 保健所へ連れて来られた動物たちがどういう殺され方をするのかは以前から知ってはいましたが、そういう動物たちの事を思うと夜も眠れず、泣き続けた日々もありました。
 今、頭の中、何か出来る事ははいかと、そればかりで、パート先でも楽しい会話が出来ず、胸を痛めています。主人はそんな私を見て、「お前はひまだから」と。動物でも人間と同じ命あるものと言い続け、主人は怒ってしまい、自分でもどうしたらいいかと悩んでいます。
 何故、私がここまで思いつめてしまったかと言うと、身近に愛を求め、私の行く所にどこまでもついてくる犬がいるんです。野良ではありません。ちゃんと飼い主はいます。24時間放し飼いで、散歩もさせていません。エサだって、あげたり、あげなかったり、あまりにもセーラ(そのビーグル犬の子の名前です)があわれでかわいそうで、飼い主に訴えました。飼い主とはもめにもめ、主人には怒られるし、近所の笑い者になったのも私でした。
 何故? 私の自転車のあとを猛スピードで走って来るものだから、何度も車にひかれそうになり、一度は私の目の前で車にはねられ、2メートル程飛ばされました。運良く軽傷ですみましたが、セーラを命あるものをして、彼女の安全と幸せを願って言ったことなのに。保健所にも相談しました。だけど、相手をまた怒らせるだけだったんです。
 私は今、アパート住まいなので、彼女のために家を買いたいと主人に言っても、大反対なんです。でも、このままじゃ、セーラは交通事故にあうか、保健所へ連れて行かれて殺されるかどちらかなんです。私が飼い主だったら、家族の一員である彼女の安全を思えば、絶対に放し飼いになんかしない。毎日、散歩に連れて行き、彼女に私と一緒にいて楽しいと思ってもらいたい。命あるものは全て幸せに生きる権利があるんです。かわいがるのも、捨てるのも、同じ人間だなんて、胸が痛みます。
 そうですね。いつの日かガス室で殺される動物たちがいなくなるように、私たち人間が立ち上がらなくてはいけませんね。
 写真展は、もう福岡で開かれたのですか? 私も、町へ出た時は展示スペースがないかどうか、気をつけておきます。私の主人のように理解がない人たちにも知ってほしいとつねづね思っていますから。突然のお手紙でぐちっぽくなり、大変失礼しました。
                           (福岡県 小森田美和子さん 35歳)


7)これからも老いた犬と猫を大切にします

 2月2日の読売新聞を読んでインターネットで調べてみると、静岡での写真展はないようなので、すぐ本屋さんへ走りました。早速開いてみると、写真越しなのに何かを訴えているような犬たちの悲しい叫びが聞こえてくるような気がしました。
 私の実家には老犬と老猫がいます。老犬はもう14年も飼っていて、少しボケているようです。耳も全く聞こえず、目もよく見えていないんです。その犬がある日、行方不明になりました。鎖が切れたのです。なんとか見つかった時には保健所に保護されたあとでした。あんな所にほんの数日でも入れてしまったこと、本当にかわいそうなことをしてしまったと犬にわびました。私たちはそういうふうに考えたんですが、そう考えない人がいるんですね。自ら持っていくなんて……。
 犬たちはうらんでいるのでしょうか? 何もわからずに死んでいくんですね。飼い主を信じながら。裏切られたことも知らないんですよね。
 写真の中の犬たちの目も「何でここにいるんだろう」「いつ迎えにくるんだろう、不安だな」って目に見えます。うちの犬も不安な思いをしてしょんぼりしていたと聞きました。少しでもそんな思いをさせてしまったなんて…。
 過去に盲目の猫も飼いました。うちで生まれたんですが、そんな子を捨てるなんてとてもできません。大切に育てて長生きしてくれました。障害を持った動物は人の力なしでは生きられません。元気な動物以上に大変なことでした。でも家族だから全然平気です。ペットではなくて家族なんです。
 保健所に連れて行く人たちにとって、動物たちって何なのでしょう? 私には理解できません。もっと地方自治体や国で考えてほしいです。人間の命だけでなく生きるもの全部の命。弱いものはいつでも損するんですね。
 これからも老いた犬も猫も大切にしようと心から思います。『ありがとうございました』って感じです。この気持ち、忘れません!!                      
                              (沼津市 伊藤真理子 28歳)


6)モモに生きる勇気を与えられました

 この地球上に生きるすべての命の尊さは同じである筈なのに、人間の都合と勝手により、悲痛な叫びと共に苦しみもがき死んでいく無抵抗な動物たちの命が“物”ではなく皆同じ“いのち”であることに、我々一人一人の理解と努力が必要であると考え、世界に於いても動物虐待国日本とならぬよう、様々な点において欧米諸国に学ばなければと考えさせられます。児玉さんが、どんなに辛く悲しい思いでこの子たちにカメラを向けなければならなかったかを考えますと大変心が痛みます。
 私は以前に子どもを亡くした悲しみから、現在飼っているゴールデンレトリバーのモモ(9歳)に生きる力を与えられ、今日まで元気に立ち直ることができ、ペットの素晴らしさを知ることができました。
 今から動物たちのために、私なりにできることを考えて、微力ではありますが実行して行きたいと思っています。実験、虐待、殺処分などで無惨に命を奪われ死んでいったすべての動物たちの冥福を祈ります。
                             (東京都 武内由紀さん 44歳)



5)同じ思いの人が協力すればきっと─

 本当に偶然でした。本の表紙の何かを訴えているかのワンちゃんの表情と出会ったのは…。「どうぶつたちへのレクイエム」と巡り会いました。とてもページをめくるのが恐かった。苦しかった。胸が張り裂けそうな思いでページをめくりました。言葉が話せないだけに、瞳がすべてを物語っていた。私も(人間みんなだと思うが)死ぬのは恐い。いやだ。それは動物たちも同じです。犬であろうと猫であろうと生きているかけがえのない命です。1匹(人)の命は地球よりも何よちも重いはずです。
 「ごめんね」「許してね」「安らかに眠ってね」…ページをめくるたびにかわいい子たちに話しかけ、涙が止まらなかった。どうしてやる事も出来ない自分に腹が立った。とても悔しくて情けなかった。
 どうしたらこんなにかわいい子たちを簡単に捨てられるのか、どうしたら不幸な命が生まれないように考えてあげられないのか、どうしたらゴミと一緒に“命”を捨てられるのか、私にはとても理解できない。とてもつらく、苦しく、せつなかった。
 捨てられたりした子たちは何一つ悪くないのに。悪いのは捨てたりしている飼い主(人間)なのに。その飼い主が罪を償わないで、なぜ何も悪くない動物たちが“死”をもって償わせられなければならないのか?
 毎日、日本中で信じられない数字の動物たちが殺されている事を思うと、毎日苦しくてつらい。頭からその事が離れない。それは異常すぎる。表紙のオビにも書いていた通り、この子たちは殺されるために生まれてきたのではない。動物にも幸せになる権利がある(人間同様)と思います。病気などになってどうしようもないのなら仕方がないのかもしれない。けれど心ない、モラルも何もない人間の勝手で“モノ”を扱うように命を絶たれたり、捨てられたり、実験用にまわされたり殺されたりするのは絶対許されない。動物だからといって許されるわけでは決してない。人間が不幸にも(失礼な言い方ですが)捨てられていたりしたら助けると思います。それが当然だと思います。犬や猫たちも同じ事なのに。全国の捨てられた犬、猫たちを引き取り、苦しみ、不安から今すぐ解放してあげたいのに何も出来ない自分がすごく情けないです。
 私は24年間、犬と一緒に生活しています。今は3代目のシーズー犬と一緒です。つらい事、悩み事、泣きたい事があると話しかけます。その人間を裏切らない瞳に、どれだけ励まされた事かわかりません。
 落ち込んでいても、泣いてばかりいても何も始まらない。私一人の力ではどうする事も出来ないけれど、同じ思いの方々が協力して、不幸な動物たちがいなくなるように、みんな幸せになりますように。小さな事からでも実行して行きたいと考えています。それが今まで人間を信じてきて、そして捨てられ、不安と恐怖の気持ちで一杯の中、殺されていったかわいいかけがえのない大切な命への恩返しであり、罪滅ぼしだと思っています。
 児玉さん、どうもありがとうございました。私もこれからも犬と一緒じゃない生活は考えられないので、犬を飼うならば、捨てられたり迷っている犬、あるいは保健所などに抑留されている犬たちを引き取り、1匹でも多くの命を救おうと決心しました。こんなにもたくさんの「動物管理施設(=死を待つ犬たち)にいる犬たちを写真で見たのは初めてです。もしあったとしても自分で開ける勇気がなく、そのままか(悲しそうで)、目をそむけてしまうか、どちらかだったと思います。実際に行かれて写真を撮られた児玉さん、どんな気持ちで、思いで撮ってこられたかと思う時、とても言葉になりません。事実を本当にありがとうございます。児玉さんと同じく本の中の犬、猫たちの表情が姿が、瞳が胸に頭に焼き付いていて離れません。気持ちが重いです。苦しいです。せつないです。
 私に少しでも頑張って救いたいという勇気を与えてくれて、とても嬉しく思い、感謝しています。どうかこれからも犬、猫たち、かわいい子たちのために、身体に注意されて、1匹でも多くの子たちが救われるように頑張って下さい。そして、私も何から始めていいのかわかりませんが、とにかく頑張っていきます。
 すべての犬、猫、動物たちが幸せに暮らせるように思わずにはいられません。
 命を救えるのも捨てるのも人間(私たち)ですね。        (函館市 門傳恵理子さん)


4)命の尊さについて、真剣に考えることができました

 はじめまして。今回、「どうぶつたちへのレクイエム」を読み、正直言って大変衝撃を受けました。今までも“捨て犬・捨て猫は保健所に連れて行かれて処分される”という話は聞いていましたが、今回の写真集でその実態を垣間見ることができ、非常にショックを受けました。おそらくこの本に出会わなければ、犬猫の殺処分という事実は、他人事のままだったでしょう。そして、この本を読むことで殺処分の実態の他に、イギリスでのペットに対する取り組み方について知ることができ、更には「命」の尊さについて真剣に考えることができました。
 私は高校以降、何百冊もの本を読んでいますが、この本ほど心に訴える本はなかったと思います。この本は私にとって非常に大切な本となりました。このようなペットブームに隠された闇の真実を教えていただき、大変ありがとうございます。私も今後、このような悲劇を起こさないために、今、自分に何ができるのか、又、将来、自分は何をしなければならないかを真剣に考えたいと思います。とにかく“何かをしなければ”という思いでいっぱいです。(このような思いにとらわれたのは初めてです)。重ね重ね、真実を教えていただき、ありがとうございました。
 追伸:「どうぶつたちへのレクイエム」は、犬猫を簡単に捨てる人たちにこそ、一番読んでもらいたいですね。                         (東京都 竹下充さん 29歳)


3)将来、私が働いたお金で動物保護施設を作りたい

 初めまして。私は香川県の善通寺市にある四国学院大学の学生です。生まれ育った岡山を出てもう3回目の春が来ました。
 今日、4月5日、善通寺市内の図書館で「どうぶつたちへのレクイエム」を見つけました。ふと目に止まり、パラパラとページをめくると哀しそうな瞳の犬たち。私はその写真を目にした途端、こらえきれなくなり、近くのイスに座り、次のページを開けなくなりました。そして、この本を借りて一人暮らしの部屋へ戻りました。私にも、もうそろそろ実家で一緒に暮らして10年になる、シーズーとチワワの雑種で、うちの家族の一員であるジョン君がいます。今は、私が実家で暮らしていないので、たまに帰った時にしか会えません。でも、私が帰ると、大きくシッポをパタパタとちぎれそうなほど振り、玄関まで出てきてくれます(家の中にいるんです)。私は荷物をほおりなげ、一番に「ジョン!」と、彼を抱きしめます。私の帰りをこんなにも喜んでくれるジョンに私は人間の家族同様、無償の愛を感じずにはいられません。こんなに可愛がられているうちのジョンみたいな幸せな(?)犬がいる一方で、たくさんの犬や猫たちがやはり人間の手によって殺されている現実は、胸がひきさかれる思いです。
 彼らの無言の訴えは、私の胸に、この写真を見たすべての人々に届いています。この現実を知るだけでなく、私は、何か力になりたいと強く思います。なぜなら、この写真を見て、私はずっと涙が止まらなかった。くやしかったからです。写真の中の彼らの澄んだ瞳にずっと「ゴメンネ。人間でゴメンネ。自分勝手でゴメンネ」とあやまりました。
 私はまだほんの学生で、できることと言えば、この事実をまだ知らない人に知らせること。そして将来は、私が働いたお金で、児玉さんが書いておられた外国での動物に対する考えに基づいて、施設を建てたいです。
 この世に生命がある限り、大切にされない生命があってはならない。殺されてしまう動物がいなくなりますように。                          (香川県 Y・Tさん)


2)「捨てる」ことは「殺す」ことだと気づきました

 はじめまして。私は今日、児玉さんの「どうぶつたちへのレクイエム」を本屋で買いました。本屋でその本を開いた瞬間、泣きそうになり、買ってしまいました。帰って家で読んだ時は、涙が止まらず苦しかったです。
 私は小さな頃から犬が大好きで、それと同時に保健所にいる犬たちの事も考えていました。でもそれは、ただなんとなくで、真剣に考え始めたのは、ここ1年くらいです。といっても、何かをしているわけじゃなくて、いろんな事を知る事しかできません。考えているだけで、行動には移せません。
 でも、この本を読み、何かしなくてはという気持ちが、強く残りました。だから、自分の飼っている犬をもっともっと幸せにしてあげようと思いました。
 保健所の犬や猫たちの目は悲しみに満ちている事が一目でわかりました。
 泣かなくてもわかるような悲しい目、死ぬ事がわかっていて、最期の訴える目、決して忘れられません。
 児玉さんに感謝しています。この犬たちの目に出会えなかったら、もがき苦しんでいる犬や猫がいるのに、私はのうのうと暮らしているなんて。
 去年の5月頃、2匹の子猫を拾いました。私はその時、高3で、学校に行く途中で鳴き声が聞こえ、つい足を止めてしまいました。真っ黒で青い瞳の子猫としま模様の子猫がいました。コンクリートの所に場所を移すと、片方の猫がコンクリートをなめはじめました。多分、のどがかわいていたんじゃないかと思います。私はその時、涙が出て止まりませんでした。こんなに無力の子たちをどうして捨てるのだろう。死ぬとわかっているのになぜ捨てるのだろう。初めて私は、「捨てる」という行為は、「殺す」行為と同じなんだと気付きました。
 その後、我が家には犬がいるので、猫を飼っている友だちの家に預かってもらい、飼い主を探しました。1匹は無事、飼い主が見つかり、今でも幸せに暮らしています。でも、もう1匹は、拾った時からしっぽがなく、下半身が成長しなく、排泄もまともにできなく、拾ってから2週間で死んでしまいました。友だちの家のお母さんが言うには、「もしかしたら、しっぽは切られたのかもしれない」と。なぜそんな人が猫を飼っているんだろう。捨てた人を見つけだして殺してやりたい気分でした。
 飼い主がなかなか見つからなかった時、保健所に持って行く事も考えました。でも、行かなくて良かったと、今、改めて思いました。
 親には「どうせ飼えないんだから、もう拾うな」と言われました。けれど私はこれからも拾ってしまうと思います。たとえ飼えなくても、新しい飼い主を探してあげられると思うからです。
 長く手紙を書いてすみませんでした。本を読んだら手紙を書かずにはいられませんでした。
 今まで、保健所のこれから死ぬという犬の写真を見た事はほとんどありません。きっとみんなも見た事がないと思います。写真を撮る事だってつらいと思うので、児玉さんに感謝しています。ありがとうございます。本の間にあったしおりを手帳にはさんでいます。それを毎日見て、“今日も死んでいく犬や猫たちがいる”という事を感じていたいです。
 もし、私にできる事があれば何でも言って下さい。できるかぎりは何でもしたいと思っています。
                             (長野県 百瀬佳代子さん 18歳)


1)この事実を、もっとたくさんの人たちに知ってほしい

 「どうぶつたちへのレクイエム」を読ませていただきました。人間はつくづく勝手な生き物だということを痛感しました。情けなくて仕方なかった。「かわいい」「欲しい」という安易な欲求だけで犬や猫たちのことを何も知らないまま簡単にあの子たちを手に入れる。しかし、必要でなくなったり、他のモノへ興味が移れば、手に入れた時と同じように簡単に手放してします。決して全ての人間がそんなヒドイことをしているわけないです。「かわいそうだけど…」という気持ちが心の中にあったとしても、現実にはひとつ、またひとつ、大切な命が奪われている。この世に生まれて、生きることに一生懸命であったはずのあの子たちのまっすぐな心が、人間によって踏みつぶされてしまっている。この事実を、もっとたくさんの人たちに知ってほしい。そして、あの子たちが何を考え、どんな気持ちでこの世を去って逝ったかを考えてほしい。あの写真に写っていた子たちの瞳をじっと見ていれば必ずわかるはずです。そして、話すことのできないあの子たちが、必死で訴えている声が聞こえるはずです。「ココカラダシテ」「サンポニツレテッテ」「オナカスイタヨ」…この本の1ページ、1ページをめくる度に、私の心に矢のように突き刺さってくるモノがあり、全身鳥肌が立ち、涙が止まりませんでした。毎日、日本のいたる所でこんなことが繰り返されている。その事実を改めて知らされました。ショックでした。……(中略)…… どんな小さな命でも、私たちにその命を奪う権利はありません。(岡山県 竹本美恵さん 23歳)