CRW News

CRWの出来事紹介ページです。

2003/4/13(日曜)

天気も良く,久しぶりに飛行場に行ってみると,小倉隊長のソニック2000が不時着事故?

いやいや,これも怪電波のなせる仕業。小倉隊長の「ノーコンだ!」の声に全員ソニックの行方をかたずを呑んで見守ると,山中に墜落しそうになりかけては奇跡的回復。回復しては,またノーコンで山に墜落しそうにを繰り返す。

なんとか滑走路まで迷走を繰り返しながら戻って来たが,通常の着陸手順をとれるわけもなく,あえなく固定脚が折れて主翼に突き刺さってしまいました。ついでにプロペラだって折れてしまった。

不時着後,メカの動作を入念にチェックする小倉隊長(矢印)。

昨年初秋から怪電波事件が頻発しており,このソニック,3週間前にもノーコンを体験したばかり。それにもめげずに飛ばしたけど,やはり怪電波はラジコン飛行機には悪玉 電波です。

「まぁ,この程度の破損ですんだから良しとしよう。」は,小倉隊長談。

後ろで覗き込んでいるのは通りすがりのギャラリー。

あ〜ぁ,せっかく譲り受けた139が傷物になってしまったぁ。

まぁ,木っ端ミジンコになって,煙になってしまうより,修理する気持ちになるくらいの破損で良かった,良かった。で,修理してもまだ怪電波に挑戦する?

破損箇所は,両翼とも固定脚のスパッツが貫通してしまった。固定脚の台座が取れた。スパッツが割れた。ベリーパンが破損したなどなど。

怪電波も何度も体験すると対処方法がだんだんと分かってくるらしい。怪電波は,「習うより慣れろ!」。まさに,この訓練にCRWのながらやま中央飛行場はぴったりの場所になってしまったらしい。

上の写真は,パイロットの右斜め後ろから撮影した景色です。
フレームの左側が怪電波危険空域(赤色)になり, 正面から右側は安全空域で怪電波事故が今までに発生したことはない空域です。

ここ,CRWでは怪電波によるノーコン事件が頻発しており,それによりだんだんとノーコン時の対処が分かってきました。以下の4点を心がけておけば救われる率が少しは上がるかも?

  • ノーコン時はエルロンをグリグリ動かさずにニュートラル,あるいはロールしている方向に対してカウンターを当てたままにしておく。グリグリ動かしていると,ノーコンから回復したときに分かりづらく,回復時のエレベータ操作が難しくなる。
  • ノーコンから回復するのは山に墜落10m以下の高度。どうやら,落ちる寸前に回復することが立て続いています。希望を捨てずにコントロール回復後の舵を打っておきましょう。
  • ノーコンになったら滑走路奥の谷側走って回復を待ちましょう。
  • 定期的に1秒くらいコントロールが回復することがあるらしいです。その瞬間を待って,カウンターのエルロン,エレベータなどを打っておきましょう。

以上,高度なことばかりですが,頭の片隅に置いておけば役に立つかも知れません。確かに「習うより慣れろ!」も大事かな?

やっぱり,怪電波は続くよ〜ど〜こま〜で〜も〜。

 


ご質問、またはコメントやご助言は、seichi@mac.comまでメールをいただければ幸いです。
このページは、2003年04月13日 11:47 pm にアップデートされました。