2003/6/21(土曜)

丁度，1週間前に怪電波によりノーコンに陥り消息を絶っていた藤本師匠のビジョナリーが遂に発見されました。

杉林の木の上に胴体が引っ掛かっていました。

印象的だったのが，胴体の引っ掛かっている木の根元にパイロットがじっとこちらを見つめている姿。

まるで発見されて安堵の表情を浮かべているようです。

胴体は，木下から棒で突っつき回収しました。

主翼は発見することはできず，地面に散らばった破片だけを回収しました。

杉の木の枝にかなりの速度で突入したようで，主翼，水平尾翼，垂直尾翼はどこかに吹っ飛んでしまって発見できず終い。

怪電波が続いているというのに飛ばしてしまう強者がいるようで，今日も午前中にオーラムEXが怪電波により撃墜されて焼却炉の中に入ってました。

これだけ電波障害が続くと，空に上がることは自殺行為に等しいかな？

そうこうしていると，こんなところに珍しくタクシーで乗りつけてきた一行が。

何事かと思い気や，(財)日本ラジコン無線安全協会の人達。

まずは，ナルケホビーの店長から無線安全協会の人達に現在の状況を説明。

機材をセッティングした後，さっそく電波障害の調査に。

最近は，ずーっと天気が悪かったの，今日は太陽カンカンの真夏みたいな暑さ。こんな日は曇りでいいのにぃ〜。

日本ラジコン無線安全協会の人達が測定器を使って調査を進めます。

ラジコン用72MHzのローバンド，ハイバンドともにFM放送が2〜3局が混信してきます。でも，協会の人達の説明では，FM放送の電波はラジコン飛行機には関係ないとか。問題は，不定期にパルス信号が出ていることらしい。

夕方近くまで頑張って頂きましたが，確かに電波障害が発生していることは確かめられましたが，問題を解決するまでの原因解明には至らず残念な結果 に。まぁ，問題を認識して頂いたということが唯一の成果でしょうか？

手前の今日発見された電波障害犠牲機ビジョナリー に続くのは誰だ？誰も続きたくないって？昨年の8月末から140クラスの犠牲数6機なり。トホホ。