|
毎週やっている土曜日午前中のSkype Meetingの中でたまたまARRL DX CW Contestが話題になりました。 今、聴こえているよ...と。参加する事に意義があると言っているContestですから参加しなければいけないか? 調べてみると2022年に出ていました。ならば今年も出てみるかと参加したわけです。しかし土曜日は所用でNG 日曜日の昼頃(朝方が良いのですが)からはじめましたので殆ど収穫?は有りませんでした。 仕方ないので月曜日08時JST頃から駆け込みでQSOし、合計17局でした。HI ( 参加することに意義がある… ) それではCWコンテストと関連の話を少々…。 |
上の図はARRLのコンテストの案内Siteです。良く見えないかも知れませんが… |
<ARRL DX CW Contest>
Ruleはこんな感じです… ARRLのDX ContestはCWが2月、Phoneが3月です。 参加局はAlaska、Hawaiiを除く米国の州、コロンビア特別区、及びカナダの地域、領土です。(W/VE局) これらの局に対して全世界が呼ぶわけです。(DX局) 交換するコンテストNoはW/VEの局は信号レポート+州コード/領域コード 、DX局は信号レポート+送信出力です。 規約を見ると2024年からは「Limited Antennas Overlay」として小さいアンテナ限定で参加する枠も設けられたようです。 頑張ってCQを出す局には朗報かも知れません。 コンテストは17日(土)00:00 UTCから48時間です。 JSTは+9時間ですから日本では土曜日09:00〜月曜日08:59になります。 私の運用時間は下図のLoggingソフトCTESTWINの出力の様に19日の08:17JSTからがメイン?になっています。HI 出力は100Wにしました。我々DX局は相手信号レポート+自局出力を送らなければなりません。 下図のUrのところにある様に599100と送るわけですが電信では数字が英文字に比べる符号が長い…。 そこで数字1 は「A」、0は 「T または O」、9は「N」の様に略数字で示すことがあります。 ということで相手信号が599、自局出力100Wの場合、599100と送信ですが5NNATTで通用します。電信は便利ですね。 |
<QSOの様子は…>
速度が速い… コンテストのCWは速度が速いのが一般的ですがInternationalとなると更に早くなります。 そんなに速く打っても同じでしょう...と言いたいのですが毎回変わりません。 米国のコールサインは資格によりコールサインの形を選ぶ事が出来ます。 最上級のExtraであれば3文字が選べます。例えばW1ABとかWA1Bとか...この人たちは速いですね。 |
<LOG提出>
Webから... |
LOGの提出期間は7日間ですが上の様にPC上から提出できます。 E-Mail、Callsign、GL、出力 と一通り入力して後はLOG明細の入力です。 明細は下の四角いところに必要項目を貼り付けても良いし、LOGのファイルを指定しても良いことになっています。 私はloggingしたCTESTWINのファイル出力でCabrillo形式のLOGを出力しファイル名を指定しました。 出力されたLOGはJSTもUTCに変換されて出てきます。 これで <submit LOG >をクリックすればLOG提出は終了です。 送信内容がOKであれば(間違うところもありませんが…)直ぐに Congratulations! You've successfully uploaded your ARRL CW International DX contest log. という大袈裟な?強調文字付のphraseと共に内容を返信してきます。HI |
<Phoneでの参加>
(追記) 2024.03.07 |
3月2日〜3日の2日間SSBでContestが実施されました。 形式はCWと同じで信号レポート599が59になるだけです。 電信ではW/VE局はCAとかAZとか打っていましたが電話になるとCalifornia、Arizonaと送信してくる局もあります。 DX局はRSの後ろに出力を付けるのは同じです。しかし100wをATTと言っても通じません。 私はCWでは100Wで参加しましたがPhoneでは300Wで運用しました。 サイクル25は以前のCondx(23あたり)と比較するとあまり良くありません。SSN(sunspot number)も低いですね。 ということで10局程度で終了しました...HI LOGを載せておきます。僅かこれだけの交信局数でもLOGはWebで提出しておきました。HI |
<あとがき>
コンテストは参加することに意義がある… JARL主催のInternationalコンテストもありますが今回の様な外国主催のコンテストも時々参加するのも良いのではないでしょうか。 他にも相手がW/VEだけのコンテストではなくWW(worldwide)のコンテストもありますので… 相手が聴こえれば交信可能です。海外局は聴こえず、それを呼ぶJAの局だけが聞こえる…事は良くありますが… 参加型?のコンテストも細く永くの証としては良いかもしれません...。 |
Best 73 !!
|