夏休みも終盤です。
今年の夏はコロナの影響で旅行等はありませんが例年になく忙しい毎日でした。やっと暇になったので前から気になっていたJT-Linkerの機能強化を思い立ちました。
ところが久し振りに機能変更したものですからトラブルやらなにやら、ずいぶんと時間を取られました。変更顛末記です。


<変更の目的>

JT-LinkerはFT8を始めたころから使っていますが当時はHAMLOGへ内容を転送するだけでした。その後JT-Linkerは進化して多くの機能が追加された様です。私はJT-Linker自体のUPDATEはしていましたが機能、内容はそのままでした。
しかし上述のように?暇ができたのでLoTWにもUPLOADしようと考えたわけです。

<機能変更>

JT-LinkerにはFT8やFT4等のためのWSJT-X JTDX などのソフトとのInterfaceによりTurbo HAMLOGにDATAを転送できる...最初に使い始めた頃はこの機能のみで有ったように思います。
それがバージョンアップにより、e-QSL LoTW ClubLOG 等へのInterfaceを追加していった様です。
現在私はHAMLOGとe-QSLだけにDATAを転送していますが今回 LoTWとClub Logにも転送しようという訳です。

JT-Linkerで転送する場合は必ずその仕掛けがないとNGです。
 LoTWについては時々uploadしていますから問題ないと思いますがClub Logについてはずいぶん昔、登録をしたときに1回uploadしただけであとは放ってあります。どうなっているか不安でしたのでTESTをしてみました。案の定、何回やってもLOG INできません。したがって今回は対象から外すことにしました。

 <変更>

(変更については多くのWebにありますので簡単に述べます)

JT-Linkerを起動してsetupをクリックするとこうなります。


ここでsetの下の...をクリックするとe-QSL  CLUB LOG の設定ができますが先の理由により省略


次に今回の目的であるWeb Logsをクリックすると次のようになります。

 ここでFile Path of TQSLの右端の…をクリックすると次の画面が出るのでTQSL.exeのあるフォルダを選びます。ここでは LoTWです。(良く見えませんが HI)

これで変更は終わりです。

<変更後の結果 ( LoTWへのupload)>

QSOを終わるとLoTWのuploadに入ります。
私は2局登録しているのでupload時に次の様に出ますが

これをOKすると一瞬ですが次の画面が出ます。

この画面が出れば(一瞬です)OKです。LoTWにuploadされています。

LoTWのサイトにLog Inして見ていましたがRealTimeにuploadされます。


<時間を要した事項>

JT-Linkerの変更は対して時間がかからないだろうと思っていましたが、すんなり運ぶとは限らないようです。
以下無駄に悪戦苦闘した項目を紹介します


<その1>

これはJT-Linkerの画面がタスクトレイに入ってしまいJT-Linkerの画面が消えてしまう問題です。見えないのでJT-Linkerを再起動すると「2重起動です」と叱られます。ずいぶん悩みましたがこれは先ほどのsetupをクリックすると出てくる画面の中の<auto TaskTry-IN>にチェックを入れてしてしまったことにより発生しました。自分で意識的に入れたことはありませんので何かの拍子に入ってしまったのでしょう。皆さんこの機能を積極的に使う以外は気を付けましょう。

<その2>

せっかくだからJT-Linkerを最新にしようと思い最新版をdownloadしようとしたのですが最新版はGoogle chromeに関連付けられていました。私はブラウザはEdgeを使っておりGoogle chromeはインストールしておりません。確定申告等、ブラウザが替わると巧くゆかない場合もあるため実績のあるEdgeを使っています。紐づけされたものをGoogle chrome以外のブラウザでdownloadするとxxx.CRDOWNLOADとなり目的のセットアッププログラムは出てきません。
結局このためだけにGoogle chromをインストールしなければなりませんでした。
最終的には最新版をdownload出来ましたがJT-LinkerのUpgradeは次回、また暇ができたときの作業となりました。HI

しつこくGoogle chromeをインストールしろと出てくるのを無視し続けるのは私だけでしょうか...?
これにも皆さんご注意を!

JT-Linker 機能変更