誰の言葉だっただろうか。
恋は熱を持った一過性のもの。
愛は意思を持った持続的なもの。
旅立ちから108日が経った。
煩悩の数だけ旅の日々を過ごした。
バイクでの走行距離は10000キロを超えた。
靴は履き潰れた。
少しづつ旅の質も変化してゆく。
旅に恋するだけの季節は終わった。
旅は自分の一部になった。
これからは続けてゆく意思が必要になる。
確信はある。
あるがままに生きたい。
あるがままに甘えない。
どっぷりと旅に生きる。
行ける処まで行く。
やわらかな感受性という熱を持って旅をする。
風のすべてが俺の歌。
星のすべてが俺の夢。
2003年11月19日 東京に向かう船にて