旅の空からの伝言
2004年12月17日 ブエノスアイレスより
世界を旅して一番頻繁に会う旅行者はイスラエル人。
全ての国民に兵役の義務がある国。
兵役を終えてお金と休暇を手に入れた彼らの60%は長い旅に出る。
そんな二十歳そこそこの彼らが旅先で破目を外し過ぎることはしばしば。
イスラエル人出入り禁止の宿もそこかしこにあるくらい。
6ベッドのドミトリーをシングル状態で使っていたところ、やんちゃそうな4人のイスライリーが到着。
宿を移ろうかとも思ったが(奴らの騒ぎで眠れない夜も経験)話してみるとなかなか良い奴ら。
shlom-こんにちは、todaーありがとう、beteavonーおいしい
ヘブライ語も教えてもらった。
聞かれるままに俺の年齢と旅に至る流れを話した。
「信じられない。おまえみたいな奴がいる世界を誇りに思う」
何を思ってそう言ったのかは分からないけど悪い気はしなかった。
風のパタゴニアからブエノスアイレスに戻ってきました。
となりを横目でのぞき
自分の道をたしかめる
また ひとつ ずるくなった
とうぶん照れ笑いが続く
今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてが報われる
今日ですべてが始まるさ
旅は続きます。
■ゆっこさんへのレスポンスより
こんにちは!
元気にしていたかな。
やっぱイスラエル人旅行者が圧倒的に多い。
同じタイプのザックカバーを使っているからすぐに分かるんだ。
国民の60%が長い旅を経験しているわけだから、ある意味凄いね。
韓国人旅行者もずいぶんと増えてきた。
海外への旅行は、それなりのお金が必要なのだから、
旅行者の増加は経済の成長とも大きく関わりがあるんだろうな。
香港、台湾、中国。
南米でもその辺りの旅行者を時々見かけます。
日本もつい最近までは、新婚旅行といえば熱海や宮崎だったのだから
良い時代に生きさせてもらってると思うよ。
両親をはじめ先輩方に感謝。
そんなことからも、あー良かっただけの旅にはしたくないという思いがある。
ゆっこさんに会った夏休みのタイミングのように、
最近になって、学生などの短期旅行者が増えてきた。
彼らが世界を自分の目で新鮮に見ている様子は、俺にとって良い刺激です。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」見たいなあ。
ゲバラが生まれたのはブエノスアイレスの北西にあるロサリオという街。
インド楽しんで来てね。
気をつけて良い旅を!
■GKさんへのレスポンスより
はじめまして!
静かな振動にようこそ!
ハヤシコウジくんの紹介ですね。嬉しいなあ。
1078年にアルゼンチンでサッカーですか。
その頃、俺はまだ半径5キロほどが自分の世界の全てでした。
今はトド・ムンドを見る旅の途中です。
この10年ほどで、サッカーは急速にポピュラーなスポーツになりましたね。
南米を旅している旅行者はサッカー好きが多く良くサッカーの話題で盛り上がっています。
アルゼンチンのチームにサッカー留学している日本人にも会いました。
ブエノスアイレスのボカというチームが人気なようで試合のあった日は街中が賑やかです。
もっともっと面白い人に出会える自分でありたいと思っています。
良かったらまた遊びにいらして下さい。
これからも宜しくお願いします。
■やじまへんへのレスポンスより
仕事が忙しそうだなあ。
きっと年齢的に仕事量も責任も一番大変な時期なんだろう。
チョチョイのチョイと片手で舵を取って、旅も仕事も流れる時も楽しもう。
旅の中で会う旅行者が年上よりも年下である場合が圧倒的に多くなった。
自分よりも10歳、15歳年下なんてざら。
肩書きや年齢なんて全く関係なく、同じ場所に立って話せる良い機会。
話していて彼らは勝った負けたという視点で物事を見ていることが多いように感じる。
今の俺は勝ち負けなんていうのは無いんじゃないかとも思っている。
誰かや何かと比較しないで物事を見ることも大切だと思っている。
ただ若い旅人の中に、かつての自分が見えて、今の自分と比べてみることはある。
10代の学生だった俺にだせーなと思われない自分、
20代の働いていた頃の俺に恥ずかしくない自分でありたいと思うよ。
最近、若い旅人と会う機会が多く、とても良い刺激になる。
軟らかい感性や吸収する力、前に進もうとする力はさすがだ。
彼に負けないようにということではなく、俺は俺の旅をしようと思う。
イキの良い(はずの)高校生達と経験を共有しながら、
癒し驚き好奇心を生活に満たしていって下さい。
良い旅を!
■キホさんへのレスポンスより
オラ!アミーゴ!
ボリビアではアマゾンの支流でジャングルを堪能しました。
楽しんだとは言っても、それは人間サイドからの一方的な視点であって、
動物達にとってはやはり傍迷惑な行為だったなという思いがあります。
動物は動物で良い。
人類と呼ばれる動物どもは共存なんていう耳障りの良い言葉に逃げないで
地球という既存のシステムをいかに変えないかというテクノロジーのあり方を
本気で考える岐路に差しかかっていると思います。
俺は常に揺れ矛盾する存在です。
新しいコンパスが必要になったら、またアマゾンの方に風が吹いていくようでしたら
プリマヴェラさんに是非とも連絡させていただきますね。
異国で頼ることの出来る人が何処かにいるというだけでも心強いものです。
いつもありがとうございます!
■プリマヴェラさんへのレスポンスより
ボン・ジィーア!
静かな振動にようこそ!
旅の様子を見ていただきありがとうございます!
いよいよ南半球は夏ですね。
南米で一番楽しみにしていたブラジルが近づいてきました。
今年はカーニバルが早いようなので早く入らないとなあと思っています。
2005年は熱い旅をしたいと思ってます。
旅の計画は大まかにだけ決めていて、あとは日々の風任せです。
プリマヴェラさんはアマゾン河口ベレンに住んでいるのですね。
べレンの町は映像で見たことがあります。
自分が思い描くアマゾンの河口の町という印象からは随分と離れて
道が綺麗で広く、とても開けている大都会でした。
べレンではお仕事をされているのでしょうか。
胡椒の栽培を中心にした日系移民が多いと聞きます。
異国での生活、様々な苦労があると思います。
これからもよろしくお願いします!
■あいかさんへのレスポンスより
今日もビールにワインで元気です。
シワが増えた家族写真というのが何とも良いなあ。
お気に入りの言葉は何だろう。
今はすぐには思い浮かばない。
ちょっと意地悪いかもしれないけど「言葉より経験」とでも答えてみようかな。
言葉をどう感じて受けとるかは、やはり、その人の経験・体験によると思うんだ。
俺も「おかげ様」は大好きで良く使うのだけど、
それは人は関わり合いの中で支え合いながら生きているという事を、
経験を通して実感してきたからだし、
以前は自分ひとりだけで生きているようなつもりでいて、
そのことで随分と人を傷つけたという経験を持っているから。
言葉に救われるということは事実としてあるのだけど
その言葉の持つ意味よりも、そこに込められている人の心に反応しているんだと思うんだ。
反応する自分の心も、込められた心も、経験なくしては有り得ない。
俺は言葉の無い世界でたくさん笑いたい。
「無事、元気に旅をする」
俺の来年の目標は、これに尽きる。
簡単なようで実は難しい。
これも経験が教えてくれたこと。
優しくなれたらそれだけで良いや。
これからもたくさん集めた宝物をみんなに分けてあげて下さい。
良い日々の旅を!
2004年12月19日 ブエノスアイレスより
1年半振りに(とうとう)髪を切りました。
ものすごい雑なカット(5分で終了)
二ール・ヤングのようになってしまいました。
結局、自分で切り直す。
イッキに30cmほど短くしたので頭が軽い軽い。
口笛はワン・ラブ。
ブエノスアイレスでクリスマス。
リオ・デ・ジャネイロで年越し。
とりあえずは、そんな予定にしています。
辿り着けるかな。
心の中に傘をさして裸足で歩く。
■トモコさんへのレスポンスより
おお、トモコ!ひさしぶり!
書き込み&サイトを見てくれてありがとう!
就職活動が始まる時期なんだな。
ラオス良いと思うよ。行った方が良いと思うよ。
就職活動の時期になると、急に新聞読んだり普段やらないことを始める学生は多いけど
俺はあまり意味が無いと思っている。
就職活動も出会いと同じだよ。
会った瞬間に、ああこの人と友達になりたいなあとか、
例えば大学のサークルの勧誘だったら、この新入生と一緒に活動したいなあとか。
そういうことだと思う。
ああ、この人と一緒に働きたいなあと思ってもらえる自分であるかどうか。
今までの生き方が問われるんだ、じたばたしてもしょうがない。
どうやって会社に入るかということに小細工するより、
この先、自分はどうやって生きてゆくかということをじっくり考える時間を持った方が良い。
そして、それを、いつもの、そのままの自分で相手に伝えれば、それで良いんだよ。
トモコを分かってくれる人達、トモコに合った仕事との出会いがきっとある。
悩んだって、びびったって、何も変わらない。
就職活動の結果なんて、始めから決まっているようなもの。
1週間や2週間の旅に出たってどおってことない。
日本でうじうじしてるより、より多くのものが得られると思うな。
でもラオス行きのこと、もし自分でホントに逃げだと思うのならば辞めた方が良い。
この先、逃げの旅なんていくらでも出来る。癖になる。
心配する親は、何をやっても心配する。
自分の子供には、より安全に歩んで欲しいと願うのが親というもの。
トモコ自身が自分に納得のいく生き方をするのが、一番の親孝行なのだと俺は思うな。
ちょうど、あの時、ごーやー荘にいた旅人から近況報告があったので、此処に書くね。
憶えているかな。眼鏡をかけてた真理ちゃん。
その後、彼女は運命の出会いがあったらしく沖縄の人と結婚した。
中頭郡にレトロなアパートを借りて、1階を改装して、
念願だったフット・セラピーのお店をオープン。
風の仙人のおっちゃんは相変わらずの旅暮らし。
12月に沖縄入りして、3月まで、ごーやー荘にいるらしい。
(あの年齢であの感性は素晴らしいと長く旅した俺は関心しきり)
大きな変化があったり、相変わらずだったり、それぞれなのが良いね。
旅は終わらない。
元気出して良い日々の旅を!
■あいかさんへのレスポンスより
まずは旅立ったお祖父さんに合掌。
みんなを大切にして、みんなから慕われていた様子が書き込みから窺えます。
悲しいだろうと思います。
今はたくさん泣いて、早く元気になってください。
残された者の生き方が死に意味を与えます。
きっといつも一緒です。
きっとまた会えます。
辛い時ほど神様に近づけます。
元気出してね。
御冥福を御祈り致します。
■キホさんへのレスポンスより
ブエノスアイレスの街にはクリスマス・ムードは全然ないです。
今日は街の清掃員たちがデモをやっていました。
5月通りというメイン・ストリートに20台ほどの清掃車で乗りつけ
道にゴミを撒き散らし、それに火を放ちました。
炎が立ち上る中、清掃車の上で、旗を振り、踊り、太鼓を叩き、酒を飲む。
何だか良く分からないお祭のようでした。
年の瀬という感じが全くしないなあ。
日本の慌しさが懐かしいくらいです。
2004年12月23日 ブエノスアイレスより
表現には、少なからず自己確認や自己顕示が含まれます。
(だから、それが良いのですが)
楽になりたい人の病んだ心が見え隠れするものもあります。
突き抜けた洗練。
人に楽しんでもらおうとする心の美しさ。
そんな表現に出会えた時、とても嬉しくなります。
アルゼンチン・タンゴには見られることの厳しさを知っている強さと大らかさがあります。
生命活動のように表現の質も変化してゆきます。
■ひさのさんへのレスポンスより
誕生日おめでとう!
ますます良い女になってしまって下さい。
ブエノスは今日くらいが1年で1番陽の長い日なんじゃないかな。
夜9時近くまで明るかった。
そろそろ就職活動が始まるのか。
ひさのは社長が向いていると思うけどな。
就活に旅に日々を楽しんで!
また世界の何処かで会おう!
■まっきーへのレスポンスより
書き込みありがとう!
同じ大陸にいるんだな。
まっきーに会えるかなと思いながらもブエノスまで来てしまった。
アルタ・ルエゴ。
ブエノスでは半袖・短パンで過ごしている。
ずいぶんお世話になったセーター&毛糸のパッチをパタゴニアに置いてきたよ。
南米はアルゼンチンより上(ボリビア・ペルー)に行くとガラッと変わる。
アンデスの人々を多く見るし物価も安い。
ただ文化や生活様式は、ずいぶんと破壊されてしまったという印象。
この後は、チリ側を北上するのかな。
確かサンチャゴ、バルパライソ辺りでクリスマスだったような。
南米の次はどの大陸に行くのだろう。
また元気な旅の報告に来てください。
良い旅を!
■やじまくんへのレスポンスより
やじま先生も良いこと言うね。
勝ち組、負け組という言葉を聞く時、俺はいつもイヤな気持ちになる。
その勝ち負けの対照となるのは社会的な成功でも生き方の満足でも関係なくイヤだなあと思う。
人と比べて、自分は勝ってると思う者のいやらしさを感じる。
誰かを負けと決めつける事の傲慢さを感じる。
満足は、誰かと比較して得るものじゃなくて、自分の心がどうかという問題。
本当に満足している者は、自分が勝ったとか、誰かを負けてるとか思わないんじゃないかな。
社会的に成功してない者、心が満足してない者、
それはどちらもフラットな状態だと思うし、それを俺は負けているとは思わない。
ひとつの物差しで決めつけることが弱いものを、より弱い状況に追い込むことがあると思うんだ。
本当に強い者は、自分が幸せを感じている時にも、弱きもの、痛んでるものの事を思える。
負け組という状況に追い込まれているものの痛みが分かる。
俺がイヤだと感じるのは、それぞれの価値基準を勝ち負けという狭い物差しに押し込むということ。
やじま先生の意見は、ひとりの人間の意見として、俺も共感するし素晴らしいと思うよ。
たましろ、イリムティアが予約出来たのか。
クリスマス・イブには歯を抜いて、楽しみだね。
2004年12月24日 ブエノスアイレスより
クリスマスまでブエノスアイレスにいよう。
そう思った時は随分と長いなあと思いましたが、あっという間でした。
メリークリスマス!
よく食べ、よく飲み、よく歩き、よく寝ました。
明日、イグアス(ブラジル・パラグアイとの国境)に向かいます。
18時間のバス移動。
到着する日の夜はちょうど満月。
満月の日に限りイグアスの滝を夜間公開しているのだそうです。
月の光で虹(白一色の虹)が見えるのだそうです。
楽しみだ。
チャオ・ブエノスアイレス!
■こうじくんへのレスポンスより
爆竹が鳴り響くブエノスアイレスのクリスマスイブ。
ロマンチックなムードは皆無。
これから0時(25日)を迎えてさらに街中で花火・爆竹が炸裂するらしい。
ちょっとしたキオスコでもやばそうな花火を売っているんだよね。
今日は中華街に行って来ました。
ジャワ・カレーと粉わさびとあさげと辛ラーメンを発見・購入。
クリスマス・ディナーは御飯、焼き鮭、キムチ、味噌汁。
スルメもある。
こうじくんが日本で頑張ってること励みになります。
どうもありがとう!
横浜はホワイトクリスマスだったんだね。
良い日々の旅を!
■あいかさんへのレスポンスより
あいかに会ったグアテマラから半年以上経ちました。
髪の伸びるのは恥ずかしいほど早いです。
残されたものが悲しむことを亡くなったものは喜ばない。
そうは思ってみても悲しまずにはいられないと思います。
残されたお祖母さん、特に元気づけてあげて下さい。
差別と区別。
違いを分かってるつもりでしたが、言葉にしようとしたら、良く分からなくなりました。
ただよく差別する側の言い訳として区別という言葉が使われることからして、
どちらも本質はよく似たことなのだと思います。
■キホさんへのレスポンスより
ブエノスアイレスで泊まっているのはヴィクトリアという古いホテルです。
セントロに近いにもかかわらず15ペソ(5ドル)という安さ。
1ヵ月で借りると300ペソ(100ドル)
天井の高さは10メートルほどもあります。
俺の居る3階のフロアーがなかなか面白く、半分が日本人旅行者、
半分がリタイヤしてここに住んでいるアルゼンチンのおじいちゃん・おばあちゃん。
不思議な共存関係が築かれています。
じいさんがワイン片手に廊下で詩を呟いていたり、
タンゴのステップを踏んでいたり。
粋だし色気もありますね。
アルゼンチンでは大人が圧倒的にカッコいい。
好きに生きてるホントの不良を見るとキホさんのことを思い出しますよ。
日本ではなかなか見ることが出来ませんからね。
明日、ブエノスアイレスを離れます。
2004年12月30日 リオ・デ・ジャネイロより
初めてのポルトガル語。
トイレの前で立往生。
「ELE」「ELA」 さあ、どちらへ入ろうか。
当てずっぽうで「ELE」へ。
(スペイン語だと男性名詞の前に「el」、女性名詞の前に「la」が付くので)
良かった。正解。
ボン・ヂィア!ブラジル!
国境から24時間のバス移動。
イグアスを経由してリオ・デ・ジャネイロへやって来ました。
ブラジルへ入った途端ぐぐっと温度が上がったような気がします。
経済の中心はサンパウロ、政治の中心はブラジリア。
しかし、ブラジルはリオ・デ・ジャネイロを起点に世界に繋がっているのだと思います。
リオの風景こそが自分にとってのブラジル。
まずはここに来ないと始まらないと思っていました。
コルコバードの丘に立ち、新しい年を迎えます。
みなさんも良いお年をお迎え下さい!
■豆猫さんへのレスポンスより
リオ・デ・ジャネイロまで来てしまいました。
イグアスでは満月の滝だけを見ました。
すごく良かったので、また、ゆっくり訪れる機会を作りたいと思っています。
時間をかけて森も歩きたい。
燕にも会えるかな。
イグアスのお友達にもよろしくお伝え下さい。
また近くに行くときにメールしますね。
まずはカーニバルです。
良いお年をお迎え下さい!
■こげぱんさんへのレスポンスより
こげぱんさんの書き込みだからなのでしょう。
辛抱が泡波に見えてしまいました。
元気にしています。
ありがとう!
きっと、たましろで年越しですね。
南へ西へ八重山満喫ですね。
やじまくんとは離島桟橋で実際にすれ違うんじゃないでしょうか。
あそこでは思いがけないバッタリ良くあります。
「こげぱん」と名札を付けて歩いてみて下さい。
しかし、菅にぃが石垣に引っ越してしまったとは!
君ら夫婦はどうなってんの!
菅にぃの単身赴任先、これから別荘として使わせていただきます。
良いお年をお迎え下さい!
■プリマヴェラさんへのレスポンスより
バブルが弾け、山一證券が倒産し、終身雇用制が崩壊した頃からでしょうか。
日本で勝ち組・負け組といった言葉を良く聞くようになったのは。
世の中が再編成されてゆく中で、社会的・経済的な成功について主に使われ始めました。
戦中・戦後というのは今以上に大きく社会が変わっていった時期なんでしょうね。
特に中南米に移民された方々にとっては天地がひっくり返る出来事だったのではないでしょうか。
一夜明けてみると、自分の生活圏がいきなり敵国になっている訳ですから。
ほとんどの方が投獄され、全財産を没収・凍結されたと聞きます。
現在、戦争を起こしているのは、一部の儲けようとしている人間なのは明らかです。
旅をしていると、欲深い者ほど生命力が強いといった事実が見えてきます。
自分自身も欲を抱えながら、さてどうしたものかと思います。
異国で生活するのは大変な御苦労だと思います。
世界地図を見ていて気が付きましたがべレンはほぼ赤道に位置するのですね。
中南米はどこも、とてもゴミが多いです。
それが常識といったように大人達もバスの窓からゴミを棄てる。
家の前を掃除している人も、ゴミを道路に掃きだすだけ。
ブラジルはゴミは比較的少ないけど落書きが多いと感じました。
弓削農場は訪れてみたい場所のひとつです。
良いお年をお迎え下さい!