「どんな構図にしようか」

           「どこにピントを合わせようか」

           写真を撮る時は、つい、いろいろなことを考えてしまう。


           しかし、時々、撮ったことさえ全く覚えてない写真があったりする。


           「あれっ?こんなの撮ったっけ」

           出来上がった時に思う。

           いつの間に撮ったのだろうか。

           ホントに自分が撮ったのだろうか。

           あれこれ考えて撮った写真より

           実はこんな写真の方が好きだったりする。



           この写真のネガを見てみると、どうやら

           これは沖縄の波照間島で夕陽を見ている時に撮ったようだ。

           太陽が頭上にある時はまっ白な砂浜である。