元気ですか。タイ4日目です。

   島の夜明け前の闇は、いろいろな鳥や虫や蛙の声でにぎやかです。
   
   そして、今日も蝉が歓喜の声をあげて朝がきました。
   
   波は静かです。

   この島での生活はとても快適なのですが、
   あまりにも平和で昨日と今日の区別がつかなくなりそうです。

   お昼の船でサムイ島に戻ることにしました。

   船でサムイ島のビッグブッダビーチまで行き
   そこから通りがかったバンに乗せてもらいナトン・タウンにやって来ました。

   ナトンは島の西の港町で
   役所、警察署、郵便局もある島随一の繁華街です。
   みやげ物屋、両替所、旅行代理店、レストランもたくさんあります。

   さっそく宿を決めて荷物を置くと、町を歩いてみました。

   街角にはいろいろな屋台。
   雑多で物と色彩に溢れた市場。
   生活する人々の床屋や雑貨の店。
   子供を連れてフルーツを売り歩くおばさん。
   道に座ってぼんやりしているおじいさん。
   テーブルで食事をしている家族。

   ひとびとの生活が見える町が好きです。

   活気のある明るい食堂があったので入ってみました。
   通りに向かって厨房があり、家族でわいわいと調理してます。
   シイハーとカオ・パッ・プー(蟹炒飯)を頼みました。
   うまかった!

   古い木造の家が並ぶ通りが気に入り、何度も歩きました。

   軒先に人がにぎやかに集まっているので行ってみると
   ちいさい男の子がおばあちゃんに目薬をさそうとしているところでした。
   カメラを持って近づいても、このふたりだけは気が付きません。
   まわりの人に目で「写真を撮っていいか」と聞くと
   みんないたずらそうに笑いをこらえて目で「撮れ、撮れ」と言います。
   その気配におばあちゃんが気づき大爆笑になりました。
   男の子はおどけて何度も目薬をさそうとし、おばあちゃんは逃げるふりです。
   みんな声をあげて大笑い。
   こちらも一緒になって笑ってしまいました。
   写真はおもいきり、ぶれているでしょう。

   夜には埠頭にナイトマーケットが並ぶみたいです。
   夕飯はそこで食べようと思います。
   楽しみだ。

   ではでは。