S.Uemura: Bulletin

過去ログ No.0015 [151件〜160件]

☆ 投稿者:上村 1999年11月03日(水)01:34:36

 うーん、違うと思います(^^;;

今どきのサーバに使っているような機体/OS/アプリでは、2000年問題は
起きないです。
問題になっているのは古いコンピュータですね。当時のパソコン
(にあたるもの)が、メモリ64KB(「MB」じゃなくて)とかしか
積んでいなかったような頃の。その頃は4桁表示するほど
コンピュータの性能に余裕がなかったから、2桁で間に合わせてきた
ということで……。で、そういうソフトがまだわんさか残っちゃって
いると。
# ちなみに2桁→4桁にプログラムを書き換えるのは、そんなに
# 難しいことではないはずですが、プログラマからすると、
# 退屈極まりなくてやってられない作業なんです。

それに、ほら、ここはそもそも4桁で表示していますよね?

しかしヨソもそうなったのは単なる偶然なんですかね?
僕はここの設定はちゃんとやったはずなんですけど、いつの間にか
狂った気がしますからね……。

あ、わかった。サマータイムだ。向こうには夏時間があるんですが、
それが11月1日から冬時間になったんです、きっと。
# ということは、年2回必ず設定し直さなくてはならないのか…
# めんど〜

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☆ 投稿者:ランチ 1999年11月03日(水)00:12:56

 再び、時間のこと。

>上村さん
たびたび失礼します。

今、実咲さんのチャットを覗きに行ったのですが、ここでもなんと
1時間遅い時間の表示でした。
それも、こちらの掲示板の時間のずれが気になったあたりの日から
なんです(それは、先週の土曜の夜中には少なくとも)。

なんか、みんなそういう感じになってるんでしょか?
ううむ。気になる。

もしかして、これが噂の2000年問題???


☆ 投稿者:上村 1999年11月03日(水)00:04:32

 想像が膨らむのはいいことなんです

まず、別にねこまさんをいじめてやろうなんて考えてはいませんので、
念のため。

ねこまさんみたいな解釈/想像は僕も好きですし、よくやっています。
が、それは本編を楽しんだあとで、まだ食い足りない人の楽しみだと
思うんです。
解釈の余地を残しているのも、本編のいいところではないかと
言われればそうなんですけど、でもやっぱり本編を一読した時に
「手抜きやんけ…」と思わせてしまうようでは、やはり作品の質に
問題があると言わざるをえないんじゃないでしょうか。

>ただレティシアとの「想い出」
言われて気づいたんですが、そういうことになりますね。そう考えると
評価も多少変わってきます。ただ、この点はあまり作中で強調されて
いなかったような……。

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☆ 投稿者:上村 1999年11月02日(火)23:49:11

 た、たしかに

ずれてますね。変だなあ。
ここのサーバはアメリカにあって、そのままだと現地時間を表示して
しまうんですよ。で、僕がずらすように勝手にプログラムを一部書き
換えたんですが、その時ずらす時間を1時間書き間違えたようですね。

ご報告ありがとうございます。明日か、明後日か再度書き換えます。

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☆ 投稿者:ランチ 1999年11月02日(火)23:33:23

 全然違う話ですが。

>上村さん
この掲示板の時計、1時間遅くないですか?
ちょっと前から気になっているのですが(^^;)
それともうちの方が悪いのかな〜??
違ってたらゴメンなさい。


☆ 投稿者:ねこま 1999年11月02日(火)15:30:24

 本格「ネタバレ」注意!

”満身創痍”でとどめ刺されそうですが、まだやりますっ(苦笑)
#でも、まじめに答えてくださってうれしいんです。とても...

そりゃあ私も今回の話を「全肯定」しているわけじゃないんですよ。
でもまったくダメとも言い切れないのです(悶)
まずは今回の展開について、私の解釈をズラズラ書き出してみます。

年代は新連邦時代「帝国」の記憶も薄れ、しかしまだ伝説にまでは
なっていない頃...。

なぜか『墓(宝物庫)荒らし』の一団に加わるロック。
正体を隠す彼の役割分担は、帝国史に詳しい「考古学者」
寄せ集めのメンバーの中にはエスパーの少女も混じっていた。

いざ潜入したはいいが、トラップによって外界と切り離される。
『倉庫』のセンサーが「ディア」を感知、低出力ジャマーが作動。
*この時点でロックは自分クラスのエスパーの存在を『倉庫』が
認識した場合、さらなる対ESP兵器(今回は高出力ジャマー)が
ディアの生存を危うくさせる可能性に気づいたと思われる
(ので、力を使えない状況に...)
仕方なくさまよい始める一行。この間にロックは全体像を把握、
「よろい」などの性質(中央からのコントロールを失うと崩壊?)
から、一点突破を敢行。<それでもディアの生死は賭けだった?

ってな感じです。(つまり全てはディアのためだった?)
でも他の犠牲者は(汗)「もっと早く・・」とは言ってたけど...

そしてそうまでして求めていた物はただレティシアとの「想い出」
だった...。という展開は結構好きなのですが。
*しかしコレもちょっと気になる仕掛けかも...
(想い出は大事にするが”物”には執着してこなかったロックが
なぜそれほど捜していたのか?第一「マイノック」の身内であった
のにも関わらず、形見を受け取れなかったのは??<政変の予感)

などと、いろいろ想像が膨らむんですが...。


☆ 投稿者:ランチ 1999年11月02日(火)00:58:16

 インスパイアされたとして、

100歩譲ったとしても、今回のはやはり納得いかないんです。
それは、そのことを私がたまたま知ったから、その元になったものと
比べるからという問題でなく(そういった傾向もあるとは思いますが)例え知らなくて、今回の新作を読んだとしても同じ読後感は残ると思います。
50pの読み切りという制約があるにせよ、ではその制約が最初からわかっているのであればなおのこそ、その中でいかに話の流れを表現するか
ということが重要なのではないでしょうか?

読者の想像に任せるといったことも必要だと思います。何でもかんでも説明的なものがいいとは限りません。
特にロックのような長い間連載されていて、一つの世界ができあがっている
ものについては、読者もその中で自分なりにイメージを広げること
もあるでしょう。
でも、そういったことではなく、今回の場合については、あまりにも、
おざなりな展開ですすめているなという感じがしてならないのです。
上村さんがおっしゃるように、まるで「水戸黄門」のように、最後には
超能力が出るぞ、と読者はわかるという展開であってこそ、それは
それの1つの究極の「おきまり」の面白さというのがあると思います。「水戸黄門:8時40分展開」ですね(^^;)。
そうではなく、今回はもう取りあえずこうしとけばいいや、的な
オチに見えてしょうがないんです。

今までのロックの話の展開を考えると、もっと違った形で色々と
想像させられるものがあって、それが読者としても難しいながらも
魅力の1つに感じていたと思うんです。
今回のはそれがないです。安直な展開と消化不良な気持ちばかりが
残ります。

それと「絵」のことですが、絵の雰囲気が変わったとか変わらないとか
ということではなくて、今回のはいつにも増して、雑です。
特に最初の方、インクがにじんでたりして粗雑な感じが否めません。(もともとそんなにていねいな絵を描く方ではありませんが)


☆ 投稿者:上村 1999年11月01日(月)23:02:43

 今回はさらに辛口です。

ねこまさんのおっしゃることはよくわかります。
しかし、今回の場合、あくまで倉庫潜入〜脱出が話の中心に
なっていたわけです。これが、実はまだプロローグに過ぎず、
続きの話でペンダントが物語の鍵になっていくのならともかく、
今回のは、受けていた頃の展開を引きずっている云々とは関係なく、
メインである、脱出に至る過程がひねりがなさすぎるんです。

ロックがやむにやまれず能力を使うようなオチになる(んだろう)と
いうことは誰にだって想像できるんです。それなのに、単に窮地に
追い込まれたから、じゃあ、作者のほうが(ネタ詰まりで)窮地に追い
込まれたようにしか見えません。
# たとえば、誰かが「こいつは超人ロックだ」と気づいて、わざと
# 自分から罠にはまってロックに能力を使わせるとか、倉庫の
# 防衛プログラムがロックと識別するとか、能力を使ったら余計に
# 窮地に落ち込まれたとか、最低でもそれくらいの工夫が
# ほしかったんです。
## っつっても僕の考えた工夫だから面白くなるとは限りませんよ。

これではロックが能力はあるが、決断力に欠けている「バカ」
みたいです。

また、かりにねこまさんがおっしゃる「さまよった後だから」という
のを作者も考えていたとして、それを読者にわからせる工夫が
まるで見えないと思います。
# たとえば、探索した道筋の要所要所に発信器を落としておいて、
# それらから全体の構造を類推するような描写とか。

>(前のは消えちゃったので)
もしかして、以前のログ消失でしたっけ……? すいません^2。

今回はマジメモードでした。

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☆ 投稿者:ねこま 1999年11月01日(月)16:03:58

 くり返しになりますが

(前のは消えちゃったので)
全体で一つの物語でもある「超人ロック」においては、その一部
だけを見て結論を出す事はまず不可能です。
*地味な所を初めて読んでファンに成り損ねてたなんて例もあるし
同様に描かれた時期にはどうという事もないと思えたエピソード
が後々重要な意味を持つカギとなっていることも多々あります。
*もちろん消化されない部分もあったりはしますが(苦笑)

これは私個人の場合ですが、受けていた頃の絵や展開を引きずっ
ていたり、設定や世間の流行にがんじがらめな作品には何の興味
もありはしません。<完成度は=既存への固執に転じ易い
(そして逆に同じ物語として書き続けられているからこそ)
「ロック」には常に”そうではない何か”を求めるチャンスがある
それが私が「ロック」を追いつづける理由なのです。

(ちょっと熱くなっちゃいました。この後は今回のについてです)

>個人的には今回、中盤まではすごくよかったと思います。
>ただオチが駄目駄目。ピンチになってやむにやまれずロックが
>力を使って、それでハッピーエンドではひねりがないです。

これってどうなんでしょう?さまよった後だから(内部構造が
ある程度わかったから)間に合ったというのは無しですかね(笑)
*ディアの耐久力が低いのはわかってたわけですし

ランチさん>
>今回の内容は、「あれ」の内容と設定がかなり似てます。
>そうとう影響受けてますね。

観てないので何とも言えませんが映画の影響というと「愚か者の船」
を読んで「タイタニックアドベンチャー」(某映画よりずっと昔)
なんかを想起したりはしましたが。<脱出物って結構ありますね。


☆ 投稿者:ランチ 1999年11月01日(月)00:18:48

 「あれ」の件(笑)

>上村さん
さて、問題の「あれ」ですが(…しつこい(^_^;)しかし他に表現仕様が
ないからなあ…)、公開は終わってます。ビデオ屋ですね。
私はこちらは個人的に好きです。見比べてみるのも一興かと(^_^;)。
↑これでも私はロックファンでーす(^^) いえーい!!
(今日は軽く決めてみました(^^))

雑誌の紙質は、そのうちインクの油が染みてきて裏の絵が表に写ってしまうと
いう、悲しいことになってしまいますからねえ。
(約20年前の「キング」が今その状態だったりしてます(泣))
もっとも、今は昔よりはマシになっているのかも知れませんけどね。

どちらにしても、繰り返しになりますが、「超人ロック」という
タイトルの雑誌では、コアなファンで凝り固まるのがイヤという
意味においては、普通のコミックと比べてそんなにメリット
があるようには思えないんですけど…。どーなんでしょ?

どーも、素直に喜べない自分がいたりします。複雑なファン心理って
やつでしょうか?

季刊で毎度250pなんて、そんな要求は無理でしょう(^_^;)。
だって、今の5倍の忙しさになるんですからね、単純に。
そんな夢みたいな話は……(と、フェイドアウト)。