ねこまさんのおっしゃることはよくわかります。
しかし、今回の場合、あくまで倉庫潜入〜脱出が話の中心に
なっていたわけです。これが、実はまだプロローグに過ぎず、
続きの話でペンダントが物語の鍵になっていくのならともかく、
今回のは、受けていた頃の展開を引きずっている云々とは関係なく、
メインである、脱出に至る過程がひねりがなさすぎるんです。
ロックがやむにやまれず能力を使うようなオチになる(んだろう)と
いうことは誰にだって想像できるんです。それなのに、単に窮地に
追い込まれたから、じゃあ、作者のほうが(ネタ詰まりで)窮地に追い
込まれたようにしか見えません。
# たとえば、誰かが「こいつは超人ロックだ」と気づいて、わざと
# 自分から罠にはまってロックに能力を使わせるとか、倉庫の
# 防衛プログラムがロックと識別するとか、能力を使ったら余計に
# 窮地に落ち込まれたとか、最低でもそれくらいの工夫が
# ほしかったんです。
## っつっても僕の考えた工夫だから面白くなるとは限りませんよ。
これではロックが能力はあるが、決断力に欠けている「バカ」
みたいです。
また、かりにねこまさんがおっしゃる「さまよった後だから」という
のを作者も考えていたとして、それを読者にわからせる工夫が
まるで見えないと思います。
# たとえば、探索した道筋の要所要所に発信器を落としておいて、
# それらから全体の構造を類推するような描写とか。
>(前のは消えちゃったので)
もしかして、以前のログ消失でしたっけ……? すいません^2。
今回はマジメモードでした。
http://members.xoom.com/suemura/sudiary.html