結婚式で・・・・・第一話
結婚式でギター弾きました。
2004年暮れ 披露宴の余興を考えはじめる。
お友達に何か一曲歌ってもらうか、
何か考えてもらうか。
わたしたちの年頃になると仕事やら子育てやらでめいっぱい忙しい人が多く、
負担がかかってしまってはいけないし・・・・・。
そうだ！ここは新婦みずから何かやってしまおう！
せっかくクラシックギターを習っているのだから披露してしまおう！
・・・無謀な計画は始まった。
となりで彼が「えぇ〜本当にやるの」という顔で座っていた。
2005年の年明け、 1月レッスン全休を2月から解除すべく、
先生にメールをする。
そこで結婚式でギターを弾きたいので私が弾けそうな曲はありそうでしょうか？
と、丁重にお伺いをたててみた。
レッスンの日時については返事をいただいたが、
曲については触れられていなかった。
さすがに１人では弾けそうにないので、
幼少のころからクラシックギターを習っている友人にお手伝いをお願いした。
最初はびっくりしていたけれど不安ながらも快く引き受けてくれた。
2005年2月 レッスンを再開する。
先生に恐る恐る私が弾けそうな曲は？と聞いたら、
３秒程うーんとうなったあと「さくらさくらと早春賦」と答え返ってきた。
ああ3月の式にふさわしい。
しかも私が１年近く弾いてきている曲。
わたしのなかに妙にやる気が起こってきた。
「さくらさくら」の楽譜をいただき、
「早春賦」にコードをつけていただいて、
一緒に弾く友人にコピーを渡した。
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