「10周年記念アルペジオコンサートに出演して」
アルペジオコンサートに出演するようになって今年で5年になります。
観客として初めて参加したときは、
「なんと高尚で文化的な世界か」という印象でしたが、
いざ奏者として前に出ると恐怖以外の何者でもないというのが実感です。
最近はようやく落ち着いてきたかなという気もしますが、
練習時の半分位しか弾けないという状況です。
それはともかく今回の曲目はT.ガウデというギタリストで作曲家の
アンダンテとアレグレットの2曲です。
両方とも二重奏曲で野村先生とのデュオ演奏となりました。
ちなみにガウデは1782年にドイツで生まれた作曲家で、
フルートとギターの2重奏曲などが有名のようですが詳しいことはわかりません。
2曲とも軽快で乗りのいい曲ですが、その分スピードも要求されるため
指が空回りしてしまうというリスクもありました。
それでも止まらずに最後まで弾きとおしたので、「まずまずかな?」
と勝手な評価をしています。
とにかく毎年11月頃に開催されるアルペジオコンサートが終わるまでは、
その年のギター活動が終わったという気になりません。
この原稿を書いている今は、「やれやれほっと一息、缶コーヒー」という感じです。
今回のコンサートは10周年記念にふさわしく、
大型ギタリスト金庸太氏の演奏で大いに盛り上がりました。
普段、3000円はちょっと高いかなと感じている聴衆の方たちも、
十分満足できたのではないでしょうか?
このような演奏のあとは、きっと主催者の野村先生は、
次のコンサートは誰を呼ぼうかと頭を痛めているのではないでしょうか?
最後に野村ギター教室の皆さん、一年間ご苦労様でした。
来年もギターを大いにエンジョイできるよう頑張りましょう!
よいお年をお迎えください。
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