「`04/11/27(土)アルペジオコンサートに出演して・・・・」





               =<二重奏随想記−その一回目>=



2004年秋のアルペジオコンサートは昨年に引き続き、

金庸太氏をゲストに迎え盛大に開催することができました。

前座の前座ながら小生も
8回目?

(確かそれくらいだったと思いますが忘れました)

の出演を果たすことができました。

 私の場合、三重奏は3回演奏しましたがそれ以外は二重奏です。

アルペジオコンサートにおいてソロで弾くのは実力的に無理だとしても、

二重奏だけは多少キャリアを積んできたつもりなので、

今回は二重奏の難しさや注意点のようなものを書いてみたいと思います。

少々素人くさい話で恐縮ですがご容赦下さい。



当たり前のことですが、

通常は片方がメロディーを弾き片方が伴奏を担当します。

皆さん、メロディと伴奏とどっちが難しいと思いますか? 

そのように書くとお気づきと思いますが、

伴奏のほうが大変なのです(これは当然、曲にもよるでしょうが.....)。

技術的に難しいというよりテンポ感を一定に保つことが難しいのです。

特にアルペジオ奏法を使う部分は引きやすいために、

どうしても早くなりがちです。

そこをぐっと抑えて引かねばなりません。

それを調子よく弾いてしまうと、

相方がついて来れずどこかで破綻してしまうのです。

またセーハの状態が長く続くような場合は左手がだんだん苦しくなってきて、

早くそのフレーズを通過したいという意識が働くのでしょう、

どんどんスピードが早くなっていきます。

こうなると相手だけでなく自分も状態を維持できなくなってくるのです。

あっ!と思ったときには指が回らなくなり最悪はそこで
停止!

といった悪夢のような瞬間がやってきます。

大体において伴奏が止ると・・・・

メロディーも止ることが多いようです。(~_~メ)汗: 〜つづく〜






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