思い出・・・・
井上英二
ギターとの初めての出会いPART-W
2006年10月 記
新しいギターも手に入れて練習にも力が入ってきたところで、
ギター2本ではものたりない
ということでバンドメンバー探しをはじめました。
同学部のメンバーで経験者がいないかを友達のツテで聞きまわって、
ドラム,ベースの経験者を探しあてました。
1度練習をしてみようということになって、
スタジオで練習をしましたが今ひとつの実力。
自分の実力は棚にあげて評価するのも悪いけど、
リズムのベースになるところはしっかりしてないと、
バンドとしてはまとまらないなということで続きませんでした。
アパートで練習しているから、
アンプの音量もかなりしぼってやっていたので練習場所にも困っていました。
そんなある日、軽音楽部のとなりの部室からハードロックの音がしていて、
何のクラブだろうと思ったら「民族音楽研究会」という表札がありました。
どうやら2部のクラブの部室ということで、
空いている時に使わせてもらえることになったので、
昼の授業の合間に練習ができるようになりました。
部室にある機器はドラム1セットとアンプが2台、
フェンダーとエルクのアンプでした。
「民族音楽研究会」って何?.....て感じの部室でした。
2部の学生とも親交ができて、
夜も一緒に練習させてもらえるようになってきました。
そんなある日、OBが夜に乱入してきて、
「ジョニー・ビー・グッド」を演奏しました。
大工をやっているというすごく粋のいい先輩で、
ノッテくると興奮して椅子を投げる、
しかし演奏は荒削りだけどパンチがきいていてうまかった。
ノセルのもうまいから一緒になっておどってましたね。
それとジャイアントと言われているでかいOBがいました、
この人の愛機はストラトキャスターで、
しかも手がでかいので親指でセイハができてしまうというスゴ技?
がありました、
でも、ブルージーなメロディーを弾くし、
早引きもすごくてなかなかうまい人でした。
民族音楽は名ばかりで、
でも、そのお陰でいい練習場所と色んな人と出会えて、
楽しく過ごさせてもらいました。
そんなこんなで暫定バンドで向かえた学祭は、
今でも忘れられない初ソロ演奏でした。
曲は柳ジョージの「雨に泣いている」。
「Weeping in the rain フッ フッ Weeping in the rain」
という歌詞フレーズのやつです。
イントロのギターソロがカッコいいチョーキングで始まる曲でなのですが、
何と出だしの音が何と1音ずれて!
「ターラララ〜」???????。
みんなコケてましたね・・・・、
ボーカルも大工のOBもジャイアントOBも、
ズルッという感じでいすから転げていました。
あわてて戻しましたが後の祭り、笑うしかなかったですね はははは〜。
最初だから仕方ないよと開き直って日々練習に励みました。
来年の学際をみていなさい。
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