僕のギター
          よもやま日記





                         




                       Guitar note ,page17

      「ギターを手にする」






 
ここのところ湿気に負けて、エアコンを使い始めてしまいました。

寝苦しくって仕方ないです。

起きてるときは多少暑くても平気なんですけどねぇ・・・。

めぐちゃんに写メール送ってもらって、

かわいいかわいい赤ちゃんの顔を見ることができましたよ!。

めぐちゃんたちはまだ沖縄の空の下にいます。

ええっと何しろパパにそっくりです。

女の子は男親に似たほうがかわいくなると聞いたことがあるので、

良かったのかも・・・。

・・・にしてもパパそっくり、というかパパですね・・・。

「似すぎててパパをあやしてるみたい」って、めぐママが言うくらい似ています。


 19歳の冬が過ぎて、

ちょうど僕が20歳になった頃、

めぐちゃんが東京へやってきました。

それまでの僕は東京のザワザワに慣れない毎日を送っており、

電車に乗っては、フゥ〜・・・。

渋谷をさまよっては、フゥ〜・・・。

なんだかその時期の記憶があまりないんです。

疲れ果てて寝てることが多かったように思います。

そんなわけでなけなしの給料をはたいて買ったギターは、

まったくといっていいほど活躍しませんでした。

ほとんど弾けないに等しい状態でしたからねぇ・・・。

たまに軽くポロロンってのもできないんです。

やると必死!

でも、2・3曲しかまともに弾けないからすぐに飽きてしまう。


 そんな中でめぐちゃんと暮らしはじめたわけですが、

最初は大変でしたよ。

同居って何か大きな揉め事が起こりそう・・・、

なんて想像しちゃうじゃないですか。

実際はもっとこう小さなことなんですよー・・・。

洗った食器の置き方とか、お風呂場の使い方だとかそういうこと・・・。

育った家が違うわけだから当たり前なんですけどね。

朝の目覚ましの音ではめぐちゃんに相当迷惑をかけたと思います。

僕、朝ってぜんぜん起きられないんですよ・・・。

だから時間になるとCDと携帯が爆音でなります。

それは一緒に暮らしている間、ずーっとでした・・・ゴメン_(_^_)_。


 めぐちゃんは東京での最初の仕事にお花屋さんを選びました。

とてもぴったり。

慣れてくると難しいカタカナの花の名前を毎日唱えていました。

おかげで僕も少し花の名前を覚えちゃいましたよ。

ポピーはめぐちゃんのとても好きな花で、よく部屋に飾られていました。

花の咲く瞬間が目に見えるのでとても面白いです。

その頃、僕は電車通勤に限界を感じて、牛丼屋をやめました。

・・・っていうか、ほとんど「ばっくれ」です。

今になって「ごめんなさい・・・」です<(_ _)>。  〜つづく〜




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