僕のギター
          よもやま日記





                         





                       Guitar note ,page9

      「ギターを手にする」







 結婚式での舞台話、終わってしまいましたねぇ。

一区切りついてほうっと胸をなでおろしています

けれど雨宮先生のギターレッスンへはまだ通っていますので、

まだお話は続いてまいります。


 車の教習所に通いだして、

いつの間にか最重要登場人物になっているメグちゃんと、

ギターを習い始めて3ヶ月くらい経ったでしょうか。

教習所のほうはオートマ限定ながら、

もう少しで免許を手に出来そうなところにいます。

 女性の教官に、

「あなたオートマ限定にしてよかったわねセンスがないわ」

と、言われたのを苦々しく思います。

そして今は立派なペーパードライバー。

どうやって車を動かすのかさえ、きれいさっぱり忘れてしまいました。えへっ

そもそも免許を取ろうと思ったのは、東京へ行こうと思ったから・・・・

東京へ行く前の免許くらい取っておきたいな、と思ったのです。

そしてどうして東京へ行こうと思ったのか・・・・。


 実はこれ!といって理由はないのです。

流れでそうなったというますか・・・・。

話は高校3年生へとさかのぼります。

ティロ、ティロ、ティロ〜〜〜ン♪(タイムスリップするイメージの音でどうぞ)


 高校生最後の夏休みも終わってしまい、

そろそろ真剣に進路を考えなければならなくなってしまいました。

遅い!そうそもそも取り組みが遅いのです。

他のみなは夏休みを利用して、

専門学校や大学の体験入学をしたりしてみたい。

他のみなは夏休みを利用して専門学校や大学の体験入学をしたりしてみたい。

でも、僕にとっては夏休みが終わっても、

「友達が体験に行ったりしてみたい」

って程度の認識なのです。


 さ〜〜〜ぱり現実味がない。

そこでそんなあぶれどもが三人集まってしまったわけです。

僕と、やっぱりメグちゃんと、みーゆー。

みーゆーはほんとは、みゆきちゃんといいますが、

そんな呼び方をしたことなくて、

気持ち悪いので、みーゆーと書きます。


 三人で集まって話をしているうちに、

それはそれはまじめな現実逃避へと足を進めていきます。

特に理由もなく英語を勉強したいと言うのから始まって、

留学か?いやいやそんなお金はないよ。

ならいっそ外国で働いたら良いんじゃあなかろうか、

三人で一戸建ての家を借りて、

家では英語を覚えるまで日本語禁止にしてさあ・・・・。

少々ぶっ飛んでいるように写るかもしれませんが、

この時の三人にはとても現実的な、

とてもまじめな進路だったのです。 〜つづく〜






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つづく