百人一首替え歌健康法
11、わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと
人には告げよ 海人の釣り船
参議 篁(タカムラ)
遣唐使に任命されたものの、
天皇の勅命に逆らい隠岐に島流しにあった時の歌。
難波から瀬戸内から今島をぬけての流刑への出立。
この悲しみを都の家族に伝えようと託した歌らしい。
第一級の学者で漢詩文にも抜群の学才を示したので、世間がほっておかなかった。
二年後に赦免され、帰郷がかなったのである。
その後参議まで出世したから結果オーライ。
この歌は少し迫力不足になったけどね。
11”わたの原 PETもとめて 家発ちぬ
人には告げよ 物見旅行と
動ペット少納言
PETとは、最近優れものの医療機器で、体の臓器すべてをひっくるめて、
がんの有無を即座にみてしまうことができるものとか。
まだ、数が少ないので、ツアーを組んで旅行がてら検査を受けに行く人がいるらしいのです。
そんな検査ツアーに参加するなどとは、なかなか人にはいえないもの。
ただの観光旅行に行ったことにしておいてと、家人には口止めをしておくのだ。
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