百人一首替え歌健康法
17、ちはらぶる 神代も聞かず 竜田川
からくれなゐに 水くくるとは
在原業平朝臣
行平の異母弟でこちらも、光源氏のモデルになったといわれるほど、
男ぶりがよかったとか。
屏風に描かれた竜田川が紅葉であふれ真っ赤にそめられている。
こんな有様ははるか昔から聞いたことはないと、大げさな表現で見立てた歌。
この屏風の持ち主のお后は、昔の恋のお相手とか。
そんな恋の華麗な遍歴を知れば、
この歌はいっそう情熱的なものと心に響くものなのかもしれない。
伊勢物語の昔男ありけりは、
この人を主人公にして虚構されたものといわれるけれど、
本当のところはどうだったのでしょうかね。
17”疝痛や 神に頼みし 腎の石
からくれないに 水くくるとは
赤染左衛門丞
腹部臓器のとてつもない痛みの事を疝痛をいう。
特に胆嚢結石や腎結石などの痛みをさす事が多い。
突然、下腹部から腰にかけて激しい痛みがおそってきた。
あまりに激しいので、神様になんとかしてくださいとお願いする始末。
尿意はあるのでトイレにいってみる。
なかなか排尿できず、がんばってみてびっくり。
水洗の水が真っ赤に染められてしまった。
それをみてまたパニックになりそうになるが、まてよ。
そういえば、健康診断で腎臓に石があると診断されており、
症状があったら受診するように指導されていた。少し冷静になり、
これが結石発作なのかと自分で納得して、病院へいくことにした。