百人一首替え歌健康法





2、春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
        衣ほすてふ 天の香具山    

                持統天皇



天智天皇の皇女であるが、おじの天武天皇と結婚して権力の中枢に長らくいた。

夫の死後は最強の女帝となって、藤原京という日本最初の本格政治都市を造営してしまう。

その藤原京から香具山を遠望し、干された衣で夏の到来を感じとった歌。

おのが造りし都を賛美する気持ちが、しっかりとこめられてるのだから大したもの。







2” 古希すぎて 喜寿の近づく 吾なれど
         称える人の なきぞ悲しき    

                 権喜寿法師



古希とは「古来稀なリ」といわれるほどの長生きで、それを寿ぐのは美徳だった。

しかし、今は「近ざら・・・・」つまり「近来ざらなり」というらしい。

平均寿命でいけば77歳なんてざらにいて、めでたくもなんともない。

日本は平均寿命も世界一だというから、これは称えられてしかるべきことかも。

やっぱり量より質の方が大事なんだよ






                               
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