百人一首替え歌健康法




20、わびぬれば 今はた同じ 難波なる
          みをつくしても 逢わむとぞ思ふ


                      元良親王




 不倫の恋が露見してしまい、身体窮まった状況。
どうせ悩むのならこの身は破滅しても恋をつらぬこうと開き直ってしまう。
よく使われる身を尽くすを澪標が掛詞になっているところが技。


 陽成天皇の皇子で相手は、宇多天皇の寵愛の深かった京極御息所という女御らしい。
恋多き皇子であったことは確かだが、
こんな恋愛文字通り受けると、
やはりすごく重苦しいけど、やはり半分はお遊びのようなものだったのでしょう。











20”
わびぬれて 気の落ち込みの 長引いて 
          精神科医に 逢わむとぞ思う 

                      気分障害朝臣
 




 仕事や家庭のストレスは山積するばかりで、
ずっと心の曇天が続いている。そんな状態のなかで気分の落ち込みが、
なかなか治らなくなってきた。


 今やはやり病といわれる、心の風邪、「うつ状態」という言葉が頭をよぎった。
ちょっと本を読んで調べてみたら、仕事の能率がおちたり、
食欲・睡眠に支障をきたしてくるなどと書いてある。


 そういわれてみると、みんな自分にあてはまるような気がしてきた。
なんでも決断できなくなるのも症状らしいが、
一大決心して精神科の門を叩いてみようかな。








                               
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