百人一首替え歌健康法






23、月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ
          我が身一つの 秋にはあらねど    
            
                     大江千里






 作者は漢学の家に生まれ、当然ながら漢詩に造詣の深い人。
歌合の席で、白楽天の詩を下敷きにして詠んだといわれている。
なんでも未亡人の気持ちを称えたものらしい。
月の千々とわが身一つが、漢詩風に照応されていて、
無限の学識を感じさせ、さすが文章博士といった感じ。

この歌で秋のものがなしさと月の関係は、
日本人も心の奥に刻印されてしまったのです。
人々の感性に遍歴性を与えてしまうほどの、
圧倒的な教養力は恐るべし。

 

 

 

23”距離みれば ちぢにものこそ 悲しけれ
          百をきれざる 我にはあらねど  

                     ハンディ不持翁

 

 

 

健康のため五十の手習いで始めたゴルフ。
でも月一回のコースに出るのがせいぜいのところ。


ハンディキャップなど口にしるのも、
おこがましい限り。
ドライバーの距離をみるだけで、こりゃーだめだと思いしらされる。
百を切るなんて、到底かなわぬ夢と諦め、
楽しく健康維持のために、何とか続けています。

それにつけても、
エージシューター(自分の年齢と同じスコアで18ホール回る人)なんていう人、
本当にいるのかな。とてもこの世のものとは思えませんけど、
ごく稀にいるらしいです。
ハンディキャップをもっている人が当たり前というのは、
考えてみるとなんとも面白いスポーツ。






                               
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