百人一首替え歌健康法
26、名に小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
今ひとたびの みゆき待たなむ
貞信公
宇多上皇が小倉山の紅葉の素晴らしさに心うたれ、
わが子醍醐天皇の御幸も是非かなえたいものと仰せになったのです。
その気持ちを察して、帝に奏上した歌とされています。
紅葉を擬人化して、
道理がわかるのなら散らずに留まってくれと願をかけたということ。
作者は藤原氏の全盛時代の基礎を作った藤原忠平で、
貞信公と呼ばれたことからその人徳が覗えもします。
藤原定家の山荘が小倉山にあり、
小倉百人一首と名されていることからも、
選者定家のこの歌への格別なる思いが想像できようというものです。
26”居酒屋で 会いしわが友 心あらば
今ひとたびの 煙草くれなむ
ニコチン依存公
禁煙は今や超重要な健康法。
煙草を吸うこと自体が、
ニコチン依存症という病気と認められてしまいます。
喫煙=病気とは、行き着くところまでいってしまったとの感。
でも、タバコの関連した病気とそれに関る医療費のことを考えれば、
ターゲットにされてもいたしかたないかも。
禁煙運動は、今後ますます盛んになることは必定でしょう。
禁煙補助剤もいろいろ開発されており、
とりあえず禁煙に成功するのはさほど難しくはない状況ですが、
やはり継続するのは至難。酒場でほろ酔い加減になり、
緊張の緩んだときが最も危ないのです。
そんな状況下、友人からのタバコの勧誘に負けて、
喫煙再開というのは実によくある話。
この場合。君子危うくに近寄らずがよいのです。