百人一首替え歌健康法







27、みかの原 わきて流るる 泉川 
          いつ見きとてか 恋しかるらむ     

                   中納言兼輔





 恋の歌ではあるが、
いまだ逢ったこともない相手への情を、
詠んだものとて解釈されています。

恋の歌にも様々なレベルがあったようで、
逢瀬の回数によって、ランク分けされていたらしのです。
これは単にある人の噂を聞いて、
恋に落ちてしまっている状況なのかもしれないのですが。

 湧いてくる水のように恋情が強くなるとは、
いかにもそれらしい心情が素直に表現されています。
作者は古今集時代の中心人物で、あの紫式部の曽祖父にあたる人。

 


 

 

27”ルルドより 湧きて流るる 霊水を 
           いつ飲むとかて恋しかるらむ    

                  奇跡願望少将






 フランスにルルドという聖地があります。
聖母マリアのご来臨の地として認定され、
霊験あらたかなる湧き水があり、
それを飲むと、病気が癒されるといわれています。
 
 この地をめざして、世界中から毎年夥しい人々が巡礼するのです。
重い病気が奇跡的に治癒したとの報告は、
今まで沢山あったと伝えられてきました。でも今は医学がかくも発達した時代。
奇跡と呼んでも差し支えないほどの、
重病の治癒をきちんと検証する組織があるとのことです。


 このルルド奇跡認定委員会によって、
現代医学では治療できない病気の快癒がみられることが証明されています。
でもかなり稀なことのようですけど。

 








                               
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