百人一首替え歌健康法







29、心あてに 折らばや折らむ 初霜の 
          置きまどはせる 白菊の花      

                  凡河内躬恒







 白菊の花が霜の中に咲いており、
見分けが付かないので、
ためしに折ってみようかと詠っています。
和歌に菊を詠み込むのは、
この頃から始まったものらしく、
当時としては斬新な題材であったと考えられるようです。


純白なものに高潔さや気品を感得する傾向は、
この頃から現代まで連綿と続いている事に驚かされます。


 作者は古今集時代の歌人でしたが、
官位は高くなく、生没年も不明となっています。
歌が巧みだったため、宴席などに招かれる事も多く、
歌人としては実に大成したのです。








29”心して 乗らばや乗ら 体重計 
          迷いつつ乗る霜降りの腹      

                  体重恐怖判官 







 体重計というものは、なかなか付き合いが難しい。
ダイエットが順調に進んでいる時は、
なんとも頼もしい味方で愛すべき存在。でも、
そうでないときは、見てみぬふりをしたくなるもの。
挙句の果てには、視界から消えてもらうため、
物置に仕舞われかねないやっかいなものなのです。

 霜降りのお腹が気になる人にとっては、
体重計に乗るなんて、もってのほか。
でも、一度勇気をだして乗らなければダイエットの出発点に立てません。
最近では、ご丁寧に体脂肪計付きの体重計がありますが、
状況によって数値に結構バラつきがあるので、
くれぐれもご注意を。









                               
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