百人一首替え歌健康法
33、ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心なく 花の散るらむ
紀 友則
超有名な歌で、
日本人なら誰でも知っているものです。
作者はあの有名な紀貫之の従兄弟にあたる、友則という人。
二人の関係は大変良かったようで、
古今集編纂には十分協力することができたのでしょう。
春の光と桜ですから、日本人にとってはかけがえのないもの。
静心なくという擬人法がとても効果的で、
この歌にいいしれぬ深みを与えているのです。
33”ひさかたに 友に出会うて 確かむる
歳に抗う 技の効きめを
加齢留之介
現在、老化を一つの病気を考える向きがあります。
単に年齢のせいにせずに、それを病的な過程ととらえて、
なんとかくい止めてしまおうとするものです。
加齢に抵抗するので、抗加齢医学といい、
英語のアンチエージングという言葉もよく使われています。
抗加齢医療に凝っていて、
自分の若さに自身満々の人がいました。
久しぶりに友人に逢い、
友の面差しをみてアンチエージング効果を確かめようと、
考えたというお話。
クラス会などにいけば、
その効果を存分に確認できるかもしれませんけどね。