百人一首替え歌健康法






34、誰をかも 知る人にせむ 高砂の 
            松も昔の 友ならなくに     

                     藤原興風

 

 この歌は、長寿社会の日本にまさにぴったりくる内容です。
高砂の松とは、長寿を愛でたことばですが、
所詮松では友人の代わりにはならないと。
長生きしてしまい、
友がいなくなった寂しさをつくづく嘆いているのです。
長生きすると、この悲哀を誰もが抱くもののようですけれど。

 作者は生没年が不詳なので、
実際どのくらい長生きしたのか不明です。

藤原定家は80歳の長寿を達成したので、
老いの悲しみを詠ったこの歌に、
人一倍共感して、百人一首にいれてのかもしれません。

 

   




34”良き人を 家庭医にせむ  健やかに
          なるとならぬの 分かれ道なり   

                    家庭医良人




 とにかく、医師も患者も人間、相性をいうものがあります。
技術も確かで好感をもてる医師
必ずいるはずなのです。
こうした、信頼できる家庭医(かかりつけ医、ホームドクター)を、
持つことがすごく重要なのは言うまでもないことです。
 
 とにかく、よく話を聞いてくれて、
専門外ことはきちんと紹介してくれる医師は、
良医の基本と考えてよいと思われます。

そんな医師とめぐりあえたら、本当に健やかになり、
寿命にも大いに影響を与えることになる
でしょう。




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