百人一首替え歌健康法
8、我が庵は 都のたつみ しかぞすむ
世をうぢ山と 人はいふなり
喜撰法師
六歌仙の一人とされているが、他に歌がないのが不思議。
都の東南方向にある宇治でひっそりと悠々自適な生活をしているが、
人々は自分の事を宇治にかけて憂し人をいっているらしい。
でも、本当はこの気楽な状況を心から楽しんでいるのに、
浮世の義理から逃れ自由気ままな生活をしている人に憧憬の念をいだかせる歌かも。
現代人もこんな心の背景を理解できそう。
だから、みんな好きになりそうな歌。
8”我が食と 睡眠しかと 定まらず
余をうつ病と 人はいふなり
抑うつ法師
うつ病の典型的な症状は、朝気分が塞ぐ症状が強く出るのと、
食欲・睡眠などの基本的欲求がうまくいかなくなること。
そんな症状を問診で聞きだすことが出来れば、診断はそんなに難しくないはず。
最近は知識が広まって、自己診断する人もちらほらでてきた。
心の病も生物学的に原因が突き止められつつあるから、体と同じように考えるのが大切。
とにかく知識が広く浸透し、みんなで早期発見することに意義があります。
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