この記録は半年前から計画していたにもかかわらず、
結局行き当たりばったりで人生を考える時間となってしまったことを、
後悔しながらまとめあげたものである。
１９９９．６．２４ 曇り
仕事のあと、首都高とばして有明フェリー乗り場に着き、
他のライダーと集まって（計６人？）で暇な時間を潰す。
ビール片手に談話、目的がバラバラで楽しかった、
が、私の部屋だけ離れていて夜寂しかった。
尚、このフェリー”サブリナ”は現在旅行用には運行してません。
６．２５
釧路まで３１時間の船旅は長く、
飽きてきた酔っ払いライダー達は、
デッキでスケッチしている少女にまでチョッカイを出す。
タチ悪い。迷惑受けた方、スイマセンでした。
７時半、釧路に着きみんなで和商市場で勝手丼を食べる。新鮮！ＧＯＯＤ！
そしてみんなと別れ、一人摩周湖を目指す。
行ってみたら、まさに霧の摩周湖。
全然湖面が見えない。
ここはどこって感じ・・・・・、
ハイビームにすると霧に反射して危険なほど。
硫黄山、屈斜路湖、石北峠、層雲峡と来て滝上町で芝桜が見たかったけど時間でやめた。
暗闇と空腹とガス欠と濃霧とエゾシカの恐怖に耐えながら、
なんとか紋別まで来て”はたの食堂”に９時過ぎに入りました、
「北海道じゃ水よりガソリンの方が大事だ」と教えられました。
この時期ライダーは少ない訳で、
たくさんのライダー達の思いでの詰まった部屋に私は一人布団引いて寝てると、
布団の中が暖かい・・・・・そして眼前に煌く眼光。
ノラ猫の襲われる。
「うわわわわわわわわわ」
・・・恐るべし北海道