渡辺さんの俳句傑作選


2021年 12月の俳句

冬の虹家族会議は盛り上がる

冬の虹というのもめったに見られないものではありますが、
見た時は、これがハッとして目を見開きそうな情景。
そんな気分と家族会議の開かれる気分はどうか・・・。
映画の中ではこの家族で集まって、
何かを話すというのは、
一種おいしいアイテムではあるんだろうと思う。
家族が出てくる映画には、
主人公と家族が必ずなんコマか描かれる。
なにかが解決する時の気分、
またおどろしい現実が待っている場合も結構ある。
最近の女系家族なんか凄いですよね。
家族団らんという場面があれば、
ものすごい地下感情の渦巻く世界でもある。
冬の虹が出てくると、
その下に描かれるイラストは、
まあ、明るい笑顔になるんだと思う。
家族というのはいろんな小説なり映像なりで、
話を盛り上げたり、
展開の変化をつけるのには、
都合がいいということはある。
一人の人間の言動を、
それだけを追っても話にはなりにくいと思う。
人間をモチーフにした物語というのは、
一人を描いていたのでは何の変化もつけにくいんですね。
そこにかかわってくる人の気分とか感情があるから、
あるところでは共感を呼び、
あるところでは反発があり、
またあるところでは、
まったくわけわからないというところがある。
家族というのは切っても切れない関係性があるから、
自然と第三者に受け入れやすいんですね。
他人への反発は抑えてしまう・・・。
しかし、家族の間では、
抑える必要のない感情が描きやすいんですね。
そこにメリハリが生まれて、
一つの物語が成立するってわけです。





パソコンにウィルス潜む去年今年


最近はパソコンにウィルスという話は、
あまり表立っては聞かなくなった。
パソコンのウィルスと言えばかつては大騒ぎになった。
ウィルスによってパソコンの内部が、
破壊されtなんて話も聞いたことがある。
パソコンへのウィルスが言われて、
もう20年くらいたつのかな・・・。
まあ、そのウィルスに対する防御というのも、
かなり発達してきていて、
かなり防ぐこともできるようになったと思う。
一般的なものでは、
ウィルスバスターズなんてソフトのもあり、
防御する方にもしっかりしたアイテムができてきている。
今は企業向けのものが多くあり、
その防御はかなり大変みたいですね。
パソコンの中の情報すべてを抜き取られてしまうとか、
その情報をネタに金銭を要求されたり、
まあ、これだけはハッカーと、
企業の壮絶な戦いが続いてるわけです。
庶民のパソコンには有名ネームを語ったものが、
毎日数多く送られてくる。
これはすぐ見破ることができるので、
簡単には引っかからない。
うっかり開いてしまうと、
思うツボってことになるんですけどね。
ネットで検索してみると大体出てきますね。
どういうものか詳しく解説されています。
ただ不用意にメールなど信じてしまうと、
大変なことになりますよね。
パソコンの世界ってじみーに、
危険地帯が広がってるんですね。
まだウィルスに感染したことはないですが、
危険メールを開きそうになったことはある。
ものすごい勢いで脅しの文句が並んでいて、
思わず開きそうになった。
しかし、そこに書かれてる企業の名前に問い合わせると、
全くの事実無根だというのがわかった。
この時はちょっと危なかった・・・。
そんなこんな乗り越えて、
今では簡単に引っかかることはなくなった。
年末は結構注意した方がいいですよ。





掃除機はコードレスです年用意

今年になってコードレス掃除機のコマーシャルが増えたと思う。
ダイソンだとか各メーカーが競ってますよね。
少し前はコードが鬱陶しいなぁ・・・と、
思っていたのですが、
いざコードレスが出てくると、
いまいち懐疑的になってしまい、
どうも買い替えるところまでいかない。
一日充電して連続一時間という、
なんとなく効率の悪さを感じてしまう。
充電しなきゃいけないというところで、
面倒な気分が頭をもたげるんですね。
なんだかそれほどインパクトを伴ってない気もするんですよね。
爆発的なヒットという雰囲気もない。
便利なのはある程度認識するのですが、
どうもそれって気分にならないのはどうしてかな・・・。
一つには家電製品てほぼ国産というのがない。
国産の企業の名前が書いてあっても、
まあ、ほぼ中国製・・・。
パソコンにしても日本で製造されてるものって、
少ないんじゃないですかね。
ちょっと昔でいえばパナソニックが、
画期的な商品を開発したとか、
ソニーが開発した何々とか、
そういう国産の新商品が出ると、
結構にぎわってましたよね。
ビデオデッキにしても、
パナソニックとソニーの戦いがあって、
コマーシャルに出ている女優同士の戦い、
なんて話題になったりもしてました。
なんかそういう熱というか、
なくなってしまいましたよね。
ジャパネットタカタが妙に熱いんですね。
まあ、いろいろ特典がついての、
テレビショッピングになるんですが、
まあ、ここだけ熱いみたいな感じ・・・。
ビックカメラとか行っても、
特にそこに人がいるというわけでもない。
日本全体にコードレス掃除機が普通になるのは、
いつなのかなぁ・・・。
我が家はとりあえず有線です(^^)v





小春日やロボットからのお追従

なんだか最近ロボットにも、
もう一段の進歩が伝えられてますねぇ・・・。
物の硬さによって掴む力を加減できるロボット。
これはかなり画期的なことのようで、
掴むところにセンサーをいくつか組み込んであって、
自動的に力具合をコントロールするそうなんですね。
これはなかなかすごいことらしく、
ニュースで話題になってますね。
そしてこういう発明の後に、
必ずと言っていいほど出てくる単語が、
介護現場での活躍・・・。
こういうのを聞いてると、
いかに介護現場が、
ひっ迫してるのかがわかりますよね。
それでも給与面での国による改善がないわkだから、
人手不足になるのは当然なんですね。
そこで出てくるのがロボットによる介護・・・。
なんというかちょっと寂しい話ではありますね。
一時案内ロボットとか話題になってましたよね。
あれも結局それほどの広がりはなかった気がします。
大きなビルで見かけたことはありますが、
かかわろうという気はしなかったですね。
ようするに受け手の一般人に、
どうかかわっていくかの教育がないんですよね。
なんだかウェイトレスのように、
注文したものを持ってきてもらっても、
なんだかどうかかわるのか分からないですからね。
大丈夫かな…って感じしかない。
ロボットコンテストなどNHKで中継されますけど、
まだまだ一般的な広がりってあまりないのかな・・・。
ロボットと土手に腰かけて羽違和する、
なんてことになれば、
多少違ってくるのかもしれないですが、
なんだか今のところはニュースの中だけの話って気がする。
もっと目に触れる機会が増えると違うのかな・・・。
鉄腕アトムとか鉄人28号とか、
昭和の時代からあるロボットの話が、
昭和の人間が生きてるうちに実現してくるのかな。
原発の処理にもまだ活躍できてないところを見ると、
身近になるのあかなり先になりそう・・・。






冬の蜂一跨ぎする哲学者

気温がぐっと下がっても、
花が咲いてるところには蜂が来ている。
バラなんて気温が下がってもしっかり咲いている。
冬枯れってなるには、
結構時間がかかるという気がする。
蜂はたくましいから花が咲いてれば出現する。
グッと気温が下がって花もちらほらとなると、
さすがに姿は見なくなる。
でも巣の中では活発に動いてるんですよね。
寒いからめげるなんて感じはまずない。
哲学者なんて単語を見ると、
なんだかいやに難しい顔をした、
御仁という感じがする。
哲学というのはだいたい一つのことに対して、
いろんなことをあてはめて考察するというのがあると思う。
しかし、これも一般人にはほぼ分からない。
非常に難しい論理が並んでいて、
普通の脳みそでは理解できない。
なんでそういう学問が存在するのか・・・。
自分にはわかりません(。´・ω・)?
大昔になるのかな、
昭和の大歌手の一人、
東海林太郎が「哲学を勉強したい、
そうすることによってより深く歌が歌える」
というようなことをテレビで言っていた。
なかなか今の歌手には言えない一言ではありますが、
哲学という学問がより人間を深く理解する、
一つの学問ということなんだと思う。
今のアイドル達には決して出てこない言葉かな・・・。
哲学を通して歌を歌うなんて発想自体ないのです。
消耗品のように生み出される歌には、
こういう発想は無理ですね。
だからと言って歌と哲学を結び付けてばかりだと、
結構聴いてられないかも・・・。
冬になるとなんとなく沈思黙考という雰囲気が出てきますが、
温暖化してきてる現状だと、
なんだか哲学という言葉自体、
死語になっていきそうな勢い・・・。
令和時代が終わるころどうなってるのかなぁ・・・。
ま、生きてないから分からないですが・・・。



主催者吟


幾重もの落ち葉を踏みて山の音

板の間を素足靴下替わる秋

雲の果て青き帯あり冬薔薇

秋の蝶湖面ジグザグ消えにけり

怜悧なる冬コーヒーをより苦く



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