渡辺さんの俳句傑作選


2022年 1月の俳句

けん玉の美しき技冬の虹

けん玉も最近少し注目されてる遊びではある。
NHKの紅白歌合戦で演歌歌手が、
けん玉の新記録に挑戦しながら歌うというのがあった。
どの世界にもけん玉というのは浸透してるようで、
時々話題になって出てくる。
ギターの世界にもけん玉の名人がいて、
話題になっていたこともある。
子供のころはよく遊んだが、
あまりいい印象はない。
どうもあの小さい穴に通すというのは難しかった。
球を回してスッと収める。
これがなかなかできないのです。
中には結構器用なのがいて、
目の前でパッと決められるともうやる気もしなくなる。
ちょっと難しい技を決めると、
もうその子はほとんど英雄って感じになる。
そんなことが繰り返されると、
もうけん玉自体もたなくなるんですよね。
ほとんど劣等感にさいなまれたりするわけで、
昭和のころというのは子供の遊びには、
それなりの道筋があって、
小学校までは学年ごとにあったりする。
そこでどう技を完成させるかで、
一人一人なんとなくの序列が出てくるわけ・・・。
まあ、めんことかベイゴマとか主流だった時代は、
その強さでなんとなく序列は決まっていた。
けん玉は上級生が主流で、
苦手だとこっそりやるが、
だいたい皆の前では敬遠していた。
どうもうまくできた記憶はない・・・。






とりあえず天気晴朗初日記


去年の年末から今年の年初までの人出は凄かったですね。
もうコロナ禍というのはないもの、
という感じで人が多く出ていた。
第六波が来るぞという学者先生の予言通り、
今やすごい数になってきた。
分かっているならもっと強く警告を発すればいいと思うのだが、
儲けさせないといけない業種があるから、
なかなか難しいのですね。
元日のお天気は良かった。
元旦の日記は結構気分のいい出だしで始められたと思う。
すでにそのいい雰囲気はなく、
オミクロン株に覆いつくされてしまった。
ただ救いはこのウィルスはデルタに比べると、
症状はまだ軽い・・・。
感染者数の割には重症者数は上がってこない。
ワクチンを終えている人は軽症で止まるようですね。
元日の天気はほんと、
とりあえずの感が強かったということですね。
20代30代の若い人中心に広がってるようですが、
それだけ会食の機会が多かったということです。
飲食店もそこで一息付けたということですが、
後の揺り戻しがまた来た感じ・・・。
経済を動かさなくてはならにということですね。
まあ、このオミクロン株の広がりはしばらく続きますね。
これからまた我慢の日々が続きますよ。
日記には感染数が度々ッと増えていくことを、
毎日記録するようになりますね。
まあ3月末くらいになるとまた減り始めるんですかね。
日記のページは今は日に日に重くなっていくわけですが、
まあ、軽くなる傾向が見えてきたら、
なんとなくページをめくる指も軽くなるんでしょうかね。
いつのことやらと思うが、
そんなに遠い話ではない気がする・・・。






コロナ禍をすいすい生きて鎌鼬

コロナで覆われた世界も今年で3年目。
なかなか終息の兆しが見えない。
コロナが始まってほんと遠出をするということがなくなった。
まあ、テレビの人出を見るとちょっと足も向かない・・・。
コロナが始まって最初は安倍さん、次菅さん、今は岸田さん。
三人宰相が変わりました。
コロナも一代目から始まって今は三代目。
オミクロン株というウィルスですね。
このウィルスは喉くらいまでしか行かないので、
外に出てくるのが早いんですね。
だから感染が広がりやすいということです。
でも、年末年始の人出を見ると、
今の助教は容易に想像できましたよね。
まあ、この機に経済を回すというのはわかりますが、
あまりにもフリーにし過ぎかなという気がしましたね。
去年のgotoキャンペーンの時と一緒ですね。
今の状況になることがわかっていて、
緩めたということですね。
ただあまりのスピードに泡を食ったというのが真相かな。
ただ感染が若者中心で、
比較的重症になる確率が低い。
ほとんどは軽傷で済んでしまってるようですね。
まあ、ワクチンを二度打ち終わってる人が、
多いということもありますね。
今のところコロナウィルスに感染した人は、
周囲にはいません。
皆さん気を付けてるのがわかります。
ただ依然と少し違うのは、
飲み会に出かける人もいるということです。
やはりデルタの時とは少し違いを感じますね。
自分を振り返ってみると、
まず、人混みにはいきません!
うまくすり抜けられてます。
今のところ今のパターンは変えず、
コロナ世相を横目で見ていきます・・・。





本日はお日柄もよく隙間風

今年の正月はいいお天気でしたね。
三が日ともよかった。
箱根駅伝も青学の圧倒的勝利で、
番狂わせもなし・・・。
なんだかいい新年になるのかなと、
勝手に思っていたら、
正月明けから感染が一気に広がっていきました。
やっぱりか…と思ってしまいましたね。
そうだよなぁ・・・。
クリスマスから年末年始の人では、
なんでもないころと変わらなかったもんな。
テレビで人手の状況を見ていて、
これで無事に行くのかなと思っていたら、
案の定というか予定通りというか、
一気にオミクロン株が広がりました。
空港の入国禁止なんて水際対策もざるでしたね。
徹底度は低かったというところかな・・・。
政府も分科会もなんだか予定通りという感じがしますね。
第六波は来ることがわかっていたのだけど、
とりあえず経済を優先したというところか・・・。
正月の初詣の人でも有名どころでは、
普段と変わらない人出って感じ・・・。
初詣の浮きっとしたところで、
もうとっくに頭上には、
冷たい隙間風が吹いていたってこと・・・。
まあ、これからまた自粛の雰囲気が覆ってくるんだろうけど、
まあ、また頑張って自粛を徹底するしかないんでしょうね。
ワクチンの三回目接種がいつ終われるのか・・・。
横浜市で予約を取るのは至難の業だから、
どうなることやらですね。
昨日も今日も天気は良いですが、
街中に冷たい隙間風が吹いてる感じ・・・。
この隙間風がほんわか暖かい風に変わるのは、
いつのことでしょうか・・・。






人日や徒然草の拾い読み

お正月が過ぎて七草粥という日がありますね。
一年の健康を願ってということなんですね。
それにしても七草という草を食べるというのが、
より日本的なのかな・・・。
正月の暴飲暴食をしたツケを、
ここで払いのけるという意味もあるみたい。
まあ、草を食べて、
これから一年の体の調子を整えるという、
意味もあるかもしれない。
でもこの七草の種類というのはよく考えられてますね。
毒の草はもちろんない。
平安時代から続く日本人の知恵でしょうか。
しかし、出どころは中国なんですけどね・・・。
健康的な食事ということでは筆頭に数えられるのかな。
ただ今の若い人にどのくらい浸透してるかは…疑問。
吉田兼好の「徒然草」を読む人も、
若干限られてきてしまってるのかな。
最近の風潮は「温故知新」という言葉は、ほぼ死語・・・。
「徒然草」も学校の授業でしか知らない人が大半なのかな。
この日には爪を切るという風習もあるみたいですね。
足の爪は特に伸びていることが多く、
切るのが面倒な一つですね。
以前足の小指の爪を伸ばし過ぎて、
箪笥の角にぶつけた瞬間剥がれたというのがあった。
こういうことは古来にもあったんだろうなと思う。
そんなことの戒めでもあるんですね、
この日に爪を切ろうというのは・・・。
一月というのは、
やはり一年を見通していかなければいけないって月なんですね。
古い時代の書物って、
意外と今のことを映してることがありますよね。
いろいろ機械も化学もいろいろ進んでいても、
人間の本質はほぼ変わってないんですね。
だから古典というのは、
今を映している鏡ということなんだと思いますね。
今の状況だといろいろ沈思黙考しますね・・・。




主催者吟


元日やのほほん雲のイルカ浮く

お節飽きそば豪快にすする妻

初夢の覚めてのびのび深呼吸

足音と雑煮の匂い目覚めかな

羽ばかり破魔矢気にする若夫婦



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