渡辺さんの俳句傑作選
2025年 2月の俳句
宅配の時給上がって春一番
最近、石破首相の時給1200円の声が大きくなって、
アルバイトをしている女の子に聞いてみると、
確かに自給は上がったっといっていた。
軽く1000円越えの時給だ。
しかしそれでその女の子が喜んでいるかというと、
そうでもないようだ。
なぜならけっこう一生懸命働くと、
すぐに103万円の壁にぶち当たってしまい、
思うようには働けないと言っていた。
1000円越えの時給というのは、
昭和世代では考えられない。
ずいぶん上がったもんだと思う。
しかし、国民民主党がいう178万かなんかが、
実現しないとかえって厳しくなるようだ。
なんだかんだすったもんだしていて、
一向に先が見えてこない。
時給が上がってなんだかブルーになっている、
女子大学生が印象的だ。
いろんなところで懐具合が上がってくると、
モノの値段も当然上がってくる。
コーヒー一杯でも値上がりしてくる。
ドトールが安いというのも昔の話で、
今はそんなこともない。
唯一マックのコーヒーは安いね。
時給が上がっても、
周りの物の値段が上がってしまえば、
それほど大きな恩恵とは言えないかもしれない。
特に弱者直撃の様相を呈してくるんですよね。
貧乏人は麦飯を食えと、
言った過去の首相がいましたが、
今また蒸し返される傾向にあるのかもしれない。
財布の中身が増えて、
生活も立地になるなんてことは、
そうはないんじゃないかと思う。
懐に入るお金が増えれば、
そのツケをどこかで支払わないといけない。
103万円の壁が178万円になって潤うということは、
そうはない気がする・・・。
政治家のそういう言葉になびく庶民というのは、
まあ、仕方ないという気もする・・・。
少数与党となって自民党が、
どう出ていくのか見ものではある。
春浅し少し手を抜くストレッチ
なんだか今年の1月からの冬の様相は、
気温の上げ下げが激しい気がする。
2月の2週目の大寒波はかなりひどかった。
自分事で言うなら膝に結構衝撃があった。
膝、腰ともそれほど良くはないのだが、
この寒波襲来で耐え難い痛みが走った。
ホッカイロを膝に当てて温めると、
どうにかしのぐことができた。
昭和の人間には、
そろそろこんな関節関係の良くない状況が、
じわじわ出てくるんですね。
しかし1月に関しては、
それほどの寒さというのはなかった気がする。
それなりの気温の上下はあったが、
膝、腰の痛みを気にするほどではなかった。
暖冬なのかなと思わせる気候だった。
しかし、2月の寒波で冬を思い切り知らされた。
しかし、1週間過ぎて、
今度は春一番が吹くかもしれないという、
天気予報の話が出てきた。
気温も15度くらいまで上がるかもしれないという予報。
なんだかすごい短期間のうちに、
コロコロと変わる気象状態。
なんとも状況が読みづらい・・・。
やはり体の何処かに痛みが出るというのは、
なんとも耐え難い気分になるんですよね。
それが何か心当たりのある痛みなら、
仕方ないという気分にもなるのですが、
気象によってもたらされるというのは、
なんだか気持ちをブルーにさせますね。
人間というのは自分でなんとかできる、
痛みとか不調というのは、
我慢しながら回復を待つ、
という忍耐力は備わってるんですね。
しかし、まったく自分では、
どうすることもできない状況というのは、
どこか捨て鉢な気分というのが、
沸き上がってくるんですよね。
ストレッチも目に見える改善があると、
気持ちが入るのですが、
気象状況が相手だとなかなか(-_-;)
しかし、2月は過ぎるのも早い。
3月になれば猛暑の片鱗が見えてくる。
体を鍛えていかないといけないかも・・・。
ままならぬリハビリ歩行夜寒かな
最近話題として多くなってきたのが、
脳梗塞の話・・・。
昭和世代はこの話のいまや中心にいるかもしれない。
これから団塊の世代が後期高齢となっていく。
一番人口が多い世代だ。
一番多い世代ということは必然的に、
ボケてしまう人口も多くなるということ。
また脳梗塞、脳溢血など、
脳の疾患も増えていくということだろう。
回りを見てもそういう話が多くなった気はする。
手指が不自由になると、
やはり一番影響を受けるのが、
記憶と覚えるておくということの低下だろう。
一度行ったことをまた繰り返し言っている。
そんな光景が多くなるということだろう。
回りにいる人たちが大変になるということ。
しかも回りの若い世代は少子化で数が少ない。
だれが面倒を見ていくんだろうという、
孤独な状態が結構普通に見られることになりそうだ。
NHKのドキュメント番組でも、
ここのところの放送が増えていきそうだ。
脳梗塞などで倒れると、
歩行、言語などの運動機能が、
かなり怪しくなってくる。
この段階でリハビリをしなければ、
ドンドン怪しくなっていく。
しかし、このリハビリはかなりの苦痛を伴って、
覆いかぶさってくる。
その辛さはなかなか言い表せるものではない、
という話あちこちから聞く。
なにもリハビリをしなければ、
まさに廃人のようになってしまう。
それでも生きていかなければならないところが、
ほんと辛いところ・・・。
まだ自分は大丈夫かなとは思っているが、
はたしていつその状況になるのか予測はつかない。
団塊の世代の末端に位置する、
自分の近未来を想像すると、
なんだか暗澹たる気分になるね。
すべてが満足に機能するうちに、
あの世がいいなぁ・・・。
なんてことを夜寝るとき、
ふと考えてりするのです・・・(-_-;)
園長の猫なで声や春の朝
少し前に幼稚園児が死んでしまうという事件が、
立て続けに起こったことがありますね。
送迎バスの中で熱中症で死んでしまったり、
それも降りた後の見回りを怠ったり、
なんだかエッというようなニュースがありましたよね。
ひどいところではそういうバスを運転していたのが、
その園の園長延長だったとか・・・。
あ然とするような事実があったりしたんですよね。
本当に年少組の小さな子が、
不注意のせいで死んでしまうというのは、
痛ましいを通り過ぎて、
メッタメタに当事者を殴ってやりたいと思いますね。
自分の娘に置き換えてしまうんですね。
まあ、すでに成人してますが、
その昔は幼稚園児であったわけで、
そのころ死んでしまうような事故があったら、
まさに言い尽くせない絶望だな・・・。
なんだかそういう事故を起こした園長なりが、
テレビに出て釈明する姿は、
見苦しいの典型的姿ですよ。
いかにも普段は猫なで声でしゃべってるって感じが、
ジワ~ッとにじみ出てる感じですよね。
道を歩いてると小さな園児たちが、
二列になってワシャワシャしながら、
散歩してるのに行き会ったりする。
まあ、賑やかな散歩ではあるのですが、
可愛さもとんでもないレベルですよ。
見てるだけで楽しい気分になってきます。
面倒を見ている先生は大変だと思いますが、
やはり園児というのは大事な存在ですよ。
意外に園長という地位にいる人は、
おひとり様いくらなんて数勘定の対象にしか、
見てないことがありますね。
なんだか猫なで声で、
ごあいさつしてる姿を見ることもありましたが、
園児の命を奪うようなことは、
断じてしてほしくはないですね。
教も散歩の園児たちが脇を通り過ぎます。
ワシャワシャ元気でこちらも元気になります(^^)v
A I にあれこれ聞いて冬籠
AIが最近さかんに話題になってますね。
イーロン・マスク氏がAIの会社を、
買収したいと発言したところ、
即座に断られたというのがニュースでやってましたね。
逆にマスク氏が持っているXを、
買収しますよという逆提案を出していた。
なんだか泥仕合という感じがしないまでもない。
この会社には当初マスク氏も参加していたようですが、
なんだかんだで離脱した過去があるということですね。
まあ、今になって何を言うか、
みたいな気持ちが、
買収提案された企業にはあるんでしょうな。
マスク氏のような大企業家には、
蛙の面にしょんべん的な精神があるんでしょうな。
そうでないとあすこまでの大企業家には、
ならないということですね。
しかしこれからAIがますます進化していき、
なんでもどんな分野にでも進出して、
質問していけばいろんな答えを導き出していく、
そんな時代になるのかなぁ・・・。
人間が額に汗して考えていく、
そんな時代じゃなくなるのかもしれない。
そうなるともうあれこれ考えるのも、
めんどくさくなりますよね。
後期高齢者にAIが身近になれば、
一気にボケが進行していき、
道行く高齢者はみなボケということになりかねない。
とにかく自分で考える必要がなくなるというのは、
楽は楽ということになるが、
人間、脳みそを楽するように持っていくと、
脳は自体が自分は必要ないと判断してしまって、
退化していってしまう恐れがある。
人間簡単に答えが出せないから、
脳みそが働くんですね。
筋肉を使わないようになれば、
筋肉は衰える。
人間の体というのは、
使うようにできてるんですね。
それこそ使ってなんぼの生き物といえるかもしれない。
ようするに楽してどうこうというようにはならないんですね。
ここをおさえておかないと、
いわゆるボケ街道まっしぐら、
ということになりかねない・・・。
AIを発明したのも人間、
それによってダメになるかもしれないのも、
じつは人間なんですね。
主催者吟
焼き芋の声で階段いっき降り
嬰おんぶ塾へお迎え父の春
春雨やネオンの踊る港町
席譲る少女はにかむ春日和
開店の窓拭く店主春兆す
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