渡辺さんの俳句傑作選
2025年 2月の俳句
新調のオカリナで吹く早春譜
宗次郎という名を聴けばオカリナ。
昭和の時代ではオカリナが一時ずいぶん流行った。
特にこの楽器の第一人者でこの楽器を世に知らしめた。
この人の名はオカリナの世界は大きいですよね。
オーケストラで使われてる楽器とは違って、
素朴な音色が受けました。
NHKの自然番組では、
けっこう使われていた気がする。
令和の時代になって、
以前ほどその名前は聞かなくなりましたが、
根強いファンはいます。
特に日本らしい旋律の曲には、
この音色は合うんですよね。
ビブラートをつける必要もなく、
朗々と流れるメロディー・・・。
昭和人には特に郷愁を呼ぶ音色ですね。
指使いも比較的易しくて、
音も特に特訓する必要もなく出せるので、
その点では御しやすい楽器とは言えますね。
肺活量もそれほど必要とはしないんですね。
難しい部分としては、
音程が少しコントロールしにくいというところと、
旋律が横に流れていく楽器なので、
リズムをしっかりとるのが、
少し難しいというところでしょうか。
音量は楽器のスケール感からすると、
かなりありますね。
ギターなどの楽器と合わせようとすると、
ギターはかなり負けます・・・。
マイクを通して音量調節が必要ではあります。
しかし総じて安価であり、
持ち運びも手間いらずというところで、
年配の人が音楽を楽しむには、
最適な楽器の一つと考えます。
特に日本のメロディーには会いますね。
ご夫婦で合わせるのもなかなかいいですよ。
早春譜なんかぴったりです(^^)v
初恋で微熱少々蕗の薹
初恋というと昭和人にとっては、
だいぶ前のことになりますね。
だいぶという言葉では追い付かないほど前の話かな。
その時までは全くそんな気分というのもなく、
日々遊びに明け暮れていた。
いたずら小僧でもないけれど、
元気印のガキがある日・・・、
なんだかいやにクラスの女の子で、
気になる子が目についてくる。
それが何なのか本人は全く分からない。
しかし、それがすぐ消えるものだと思っていても、
どうも消えていかない気分だ。
こういう気分を的確にとらえて死に現したのが、
島崎藤村の「初恋」だろう。
これは藤村の処女詩集「若菜集」に、
おさめられている詩だ。
これはは明治期の詩集ですが、
この時代から今に至っても、
人間の感情というのはそうは、
変わらないということですね。
発露の表現は変わっても、
令和の時代になっても、
その気分というのはあるわけで、
そのみずみずしさというのは、
変わらないということです。
微熱を感じるような気分・・・。
それまでのガキの感情の動きとは、
明らかなに立ち位置が変わった自分・・・。
この意識の変化というのは、
人類にとっても非常に重要なことで、
種の保存にかかわる勘定なんですよね。
この感情に突き動かされて、
メスとオス・・・、
男と女が結ばれて種を残していく。
人類創世以来変わってないんですね。
卵子と精子が想像されるときのエネルギーが発生する時、
微熱のような体感を覚えるんですね。
種の保存には欠かせない変化ですよね。
島崎藤村の「初恋」は言い得て妙ですね。
パソコンのウィルス被害春の雷
パソコンで一番怖いのがウィルス感染。
ある日突然なにがなんだかわからない、
パソコンの状態が出現する。
(なんじゃこりゃ?)としばし茫然・・・。
したくない経験の一つですよね。
どうにもならないとパソコンを破棄するか、
完全に初期化するかしかなくなりますね。
それまでのデータや何もかもが、
パーになってしまうんですよ。
一番大掛かりなのが企業を狙い撃ちにした、
大がかりな企業狙い撃ちですね。
朝日ビールかなんかが、
ニュースになってましたが、
復旧までにかなりの時間がかかりました。
企業となればすべてパーにして、
やり直すというのはできないですから、
一つ一つを解決していかないといけない。
時間がかかりますよね。
こういうところには法外なお金を、
要求してくるというのがあるんですよね。
お金を払って解決というのもあるらしいですが、
それはとんでもないことではあります。
ただ背に腹は代えられないということも事実です。
これがなかなか対抗手段というのは、
難しいようです・・・。
自力で復旧させていくしかないようですね。
もの凄い手間と時間がかかりますが、
企業防衛ということを考えると、
技術者を総動員してやるしかないですよね。
毎年企業を狙った被害がニュースになってますよね。
個人だと時々Outlookに、
怪しげなメールが届きます。
かなり気を付けてますが、
言葉巧みに開かせようとしますから、
慌ててたり急いでいる時はほんと要注意です。
一番気を付けるんはメールアドレスですね。
もっともらしい内容でもアドレスを見ると、
なんだこれというのが特徴です。
Amazonからのメールということをうたっていても、
メールアドレスを見れば、
なんだこれというのがすべてです。
メールが来るのは防げないですから、
来るもんだと思ってOutlookを開かないと、
痛い目にあいそうです。
送りつけてくる方は引っかかれば、
めっけもんということですからね。
早春の谷根千巡る吟行会
冬花鳥風月、
日本の四季の風情を表す言葉ですよね。
ここ何年かでこの図式は崩れてきて、
花鳥風月という言葉も、
だんだん死語化してきてる気がしますね。
令和の若者にこの言葉を言っても、
「うん?」という反応ですからね。
俳句の世界観も、
徐々に変わってきてる気もします。
古来よりの日本人の感性というのも、
令和の時代まで来て、
はたして残っていけるのか・・・。
俳句というのはある意味難しいところがあって、
ダイレクトな表現が主流になりつつある、
令和世代にとって、
意味を感じる感性が、
残っていくのかと思いますね。
昭和という四季がしっかりあった時代には、
花鳥風月もあるある感性なんだと思いますが、
今のように寒いと暑いしかないような、
古来の日本らしくない時代に突入すると、
はたして俳句の世界観が、
どこまで残れるかって気がしますね。
短歌は自由に自分の感情を、
表現することができます。
文字数も多いです四季後もありません。
時代に合わせて変化していきやすいんですね。
一方の俳句は文字数の17音しかないですし、
季語がし怒りあります。
この季語が非常に重要で、
これを理解しないと、
なかなかいい句は作れないんですね。
俳句には吟行という動きがあります。
書かれてる谷根千という場所は、
昔の風情の色濃く残る地区ではあります。
俳句を作るにはいい風情を持ってるんですね。
吟行の定番の場所化してるのかな。
短歌の世界にはまずない活動です。
短歌は俳句とは違う感性で作ります。
この違いを理解すると、
この感性の違いを理解すると、
短歌と俳句の感性ん違いを、
少し理解できるのではないかな・・・。
賞与とは無縁となって春彼岸
三定年退職すると同時に、
賞与という一時金を受けることができなくなります。
実は賞与というのは、
日本独自のお金の分配方法なんですね。
海外では給与というのは、
一年均等払いだということです。
どちらが夢があるかと言われると、
やはり一年の夏と冬に、
それなりの金額を給料とは別に、
もらえるのはいいですよね。
給料とは別にドッと入ってくるお金には、
夢を買うということもあると思うんですよ。
普段我慢していた旅行、趣味の物、美味しいお店の料理。
普段いろいろ我慢してきたことを一気にほどく・・・。
ほどくことができる。
お盆と正月前に出る会社がほとんどですね。
お盆はお盆休みがあるので、
家族で出かけることができますよね。
年末になればクリスマス、
お正月と続くわけですよ。
この時期に懐が温かいと、
なんだか気分を緩ませることができるんですよ。
家族で出かけて美味しい店で食事。
イベントに行ったりして、
思い出を作ることもできます。
しかし、これも会社という組織で、
現役バリバリ働いていたこそです。
人間いつまでも若くない、
一定の年齢が訪れると、
定年退職という門をくぐらないといけない。
今の時代定年退職しても、
一定期間は働いていられるんですね。
しかし現役の時のように賞与が出るわけもなし、
まあ、夫婦二人で食べていけるかなっていうくらい・・・。
子供たち独立してれば、
なんとなく侘しいですね。
こういう時期になると、
賞与というボーナスをもらっても、
なんとなく老後に備えるという、
色合いが濃くなりますよね。
こういう時期になると、
晴れやかな気分とはおさらばかな・・・。
人間の一生という時間のグラフを、
眺めてるようですね・・・。
主催者吟
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