渡辺さんの俳句傑作選

2026年 7月の俳句

春の雷AIからのプロポーズ

いまやAIの話題は世間を席巻してますね。
最近Amazonが世界の従業員を、
かなりの数を解雇するというニュースがあった。
他にも世界的企業のリストラが報じられていた。
企業側はAIとは関係がないと言ってますが、
さてどうですかね・・・。
中国ではAIを使ってドラマを製作している。
短いものですが、
登場人物は人間と変わりがない。
今はほんとに短いものですが、
これがもっと進化していけば、
人間の俳優のかなりの部分と、
エキストラは必要なくなるんですね。
中国の失業問題はさらに加速しそうですね。
日本もうかうかしてられない。
日本の俳優も、
かなりリストラ傾向になるんじゃないのかな。
AIの発達と展開は、
人間世界を根底から変えていくと思う。
AIで作られた美女にプロポーズされて、
多額の金銭を巻き上げられるという、
とんでもない事件も起こりそうですね。
AIにあまり馴染みのない世界で育ってきた、
昭和平成世代は、気をつけないといけないですね。
ただAIを使った詐欺事件は、
間違いなく増えていくでしょうね。
AIで作られたかわいい娘に、
うまく乗せられてお金をむしられる事件が、
そこまで迫っているような気がする。
それでなくてもロマンス詐欺というのは現実にあって、
だまされる人が後を絶たない。
それがAIを使ってさらに巧妙になる気がする。
相手の好みに、
いくらでも合わせることができるわけで、
まあ、普通の人間は、
この罠から逃れられなくなるんじゃないかな。
AIというのは、人間社会を、人間そのものを、
根底から変える可能性があると思う。
興味の尽きないことがらだと思う・・・。
また、人類の思考がどう変わっていくのか、
指の隙間から見るような思いがしますね。





遠雷やワゴンセールの古本屋


今の時代になって、
本屋全体が危機的な状況言われてる。
まあ、アマゾンで頼めばその場にいて翌日受け取れる。
これこそ手間いらずの現状だ。
読む本が決まっていれば、
わざわざ出向かなくても、
配達してくれる方が楽に決まってる。
わが街からも本屋が消えた。
以前は少し時間があれば本屋によって、
買う買わないは別にして、
いろんな本を手にとってパラパラめくるのが、
けっこういい時間の過ごし方だった気がする。
そういう場所が消えてしまって、
本を物色しながら時間を過ごすということが、
無くなってしまった・・・。
一つの文化の衰退であり、
知識を得る手段の方向性が、
大きく変わっていく瞬間を見てる気がする。
特に目的もなく本棚を眺めて、
あっ!と思って本を手に取る。
そんなワクワク感も、
消えてしまったのが、
昭和人が覚える寂しさだ。
考えてみれば蔦谷重三郎の時代から、
読む文化というのは脱皮を繰り返しながら、
今のネット販売にまできたということだろう。
古本屋というのはどうかな・・・。
古本もネット販売されてきてる。
一つの古本を検索すると、
本の状態から順番に値段が出てくる。
ほんとに便利ではある。
昭和の時代に、
目当ての古本を探して、
神田の古本屋街をはしごした世代には、
なんとも便利で足腰弱ってる世代でもあるから、
ネットで検索は確かにいいね・・・。
ワゴンセールという言葉もなんだか、
懐かしい言葉になってきた。
昭和、平成の初期くらいまでは、
いろんなお店の店先にワゴンセールの、
マジックで書いた札が立ってた・・・。
時代と文化は常に平行に走ってるってことですかね。





煉獄で彷徨う男日の盛り

煉獄というと鬼滅の刃を連想するというのは、
まあ、まだ若い発想があるってことですかね。
煉獄というのは実際の意味は結構厳しい状況にいる、
という意味なのかな・・・。
ビシバシ打たれた蹴られたりする中で、
あっちこっち彷徨う一人の男・・・。
この句を読んで書きながら、
ドキッとするわけですよ。
なんだかあの世に行くのも、
そう楽じゃないんじゃないかと思う・・・。
この世からおさらばしてハイ天国、
なんてことにはならないのですね。
宗教にもよると思うのですが、
煉獄地獄は、
実は地球全体を覆う言葉って気が、
しないでもない・・・。
地球全体が煉獄地獄のただ中にいる、
そんな気がしてくるんですよね。
プーチンとかトランプとか、
地球をなんだか私物化して壊してる気がする。
21世紀をまた戦争の世紀にしてる。
現在の地球はどこもかしこも煉獄地獄だ。
気温の極端な上昇。
ヨーロッパで高温による死者が、
今の時点で出ている。
そのほかの地でも極端な災害が襲っている。
地球全体が煉獄の世界に突入してると思う。
煉獄の地球を脱出、
てなことで火星移住、
なんて話が出てきている。
今の地球はみそぎのために、
煉獄の中に放り込まれた、
と、考えられないだろうか・・・。
火星移住なんてことを考える前に、
できることはたくさんあるのに、
今地球は清めの時代に突入していて、
ここを抜けると平和な地球が現れる、
ってな考えは単なる楽観主義の考えか・・・。
これから先皿に煉獄度は上がっていくと思う。
はたして人間はどう行動していくのだろう・・・。





やるせなき町村合併梅雨に入る

人口減少が続く日本。
どこの県に行っても、
なんだか字幕に出てくるのは、
65歳以上がほとんどという・・・。
知事選なんか見ていると、
まあ、必ず入るフレーズ、
「人口減少に歯止めをかけるべく・・・」
なんて一言が必ずと言っていいほど出てくる。
「ポツンと一軒家」なんかをテレビで見ていると、
お約束という感じで老人が出てくる。
こういう方たちがいなくなると、
もう人の気配はなくなっていくんだろうなぁ・・・。
いわゆる廃村という現実。
人口が減っていけば、
地方ほど町村合併が進んでいくんですよね。
人口が減っていくのに、
そのままにしておけば、
町、村も消えてなくなってしまう。
しかし、なぜこうも日本の人口が、
減っていくんだろう。
子には少子化庁なんて、
なんの意味もない機関を設置したけど、
設置して以来なんの効果もない。
大臣の椅子を増やしただけ。
市長選挙のたびに聞く、
少子化対策の掛け声。
まあ、実現した市町村は、
目につくほどはないんじゃないかな。
昭和の昔、
女子大生亡国論というのがあった。
その頃はなんのこっちゃという雰囲気だったが、
今にしてみれば、
女性が社会、ビジネスに参加してくれば、
子供を産む機会は、
間違いなく減少していくに決まっている。
機会均等法も間違いではないけれど、
少子化は進んでいくんですね。
女性が仕事に参画すれば、
そう子供を産めるわけないですよ。
今や子供は一人二人が当たり前。
我々昭和の子供のころは、
三人兄弟が普通で、
一人っ子というのはクラスに、
一人いるかいないかだった。
今や一人二人が普通になっている。
この弦上で少子化阻止を訴えても、
まず無理だと思う・・・。
町村合併はこれからさらに進むと思う。
故郷の名前が変わっていくというのは、
なんだか寂しさはある。
そんなノスタルジックな感傷で、
状況が変わることはない・・・。





キーボード小指絡まる酷暑かな

今年も厳しい暑さの夏になりそうですね。
毎年去年より厚くなると、
天気予報では言っている気がする。
確かに最高気温は上がっていて、
日本列島全体でもその地点が増えている。
今年は東京都心で、
40度になるかどうかといっている
40度という気温の中歩いたことはないが、
37度も40度もそんなに変わらないのかも・・・。
しかし、なんといっても、
その心理的ダメージは結構大きいかも。
ニュースで列島各地で、
40度超えが報道されると、
なんだかジトーッとした気分になる・・・。
この高気温が日本だけでなく、
世界的なことというのが、
また心理的圧迫度を高くする。
ロンドンとかパリで40度を超えたという報道を見ると、
なんだかゾッとする。
ロンドン、パリにはその昔、
夏行ったことがあるが、
ひどい暑さを感じたことはなかったな。
とにかく地球全体が暑くなっている。
それは確かなことだと思う。
国際気象機関だっけ、
夏の呼び方に酷暑を加えるとか言っていた。
日本でも酷暑日という日がありそうです。
気温が40度近くなると、
なんだか思考回路の寸断が起きたり、
運動神経の破損が起きたりしますよね。
キーボードうちなんかは、
結構繊細な指の動きを駆使して、
動かしていくんですね。
暑さが厳しくなると、
その指の動きにも支障をきたしそうです・・・。
絡んだ小指・・・。
演歌の歌詞に出てきそうですが、
そんなこと言ってる場合でもないですよね・・・。




主催者吟


砂時計さらさら流す梅雨の闇

自動ドア開いて眩しさ増して夏

畔の角地蔵の笑みや菜花咲く

歯科助手の声の迫力春嵐



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