ギター弾き語り健康論




                              





                               四の段




 代替医療を具体的にいうと、

漢方医学、アーユルベーダー、チベット医学、ヨガ、座禅などから、

はては指圧、骨接ぎ、健康食品、サプリメント、

そして「鰯の頭も信心から」にいたるまで、すべてが含まれる。

果たして医療といえるのか、

大いに疑問視されるものも少なくない。

とにかく科学的根拠が明らかにされつつある、とても興味深い分野なのである。


 
 代替医療の中で、現在その効用が認められるものに、

アロマテラピーと音楽療法があると新聞記事に書かれていた。

アロマテラピーは臭覚を刺激することにより、

人に癒しや精神の安定をもたらすものとされている。

 最近多くのカルチャースクールでも、アロマテラピーが開講され、

資格取得者が急増してるらしい。

 私も小道具を買い、

グレープフルーツのアロマを試してみたが、

多少気分がよくなったことを告白しよう。

 誰しも経験してるように、

臭いは人が感じる快、不快と大きくかかわっているので、

さもありなんとうなずけるのではないだろうか。


 さて音楽療法のことである。

かの有名な超スーパー老人、日野原重明先生は、当年93歳の現役医師で、

向こう三年間のスケジュールが埋めつくされている恐るべき人である。

氏はまた、日本音楽両方学会の理事長で、

その先導者としても知られている。

 自らミュージカルを書いたり、オーケストラを指揮する健康ぶりは、

まさに驚嘆に値しよう。

世の老人たちの希望の星、憧れの君であることには違いない。

しかし、このスーパー老人は別格官幣大社として、

我々凡人とは一線を引いたほうがよいのかもしれないなどと思ったりもする







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