28.bullseye 64bit版でUSBブート

raspi osのbullseye 64bit版が正式リリースされたのでHDDにインストールしてUSBブートしてみた。

Raspberry Pi 3B
Raspi os(bullseye 64bit版) 2022-01-28-raspios-bullseye-arm64.zip
Raspberry Pi imager ver.1.6.2
各種自作プログラム(温湿度測定、IoT赤外線リモコン、音楽プレーヤ)の導入

●ダウンロードとUSB HDDへの書込み

OSイメージをダウンロード(失敗した時のやり直しが早くできるため)し、USB HDDへraspi imagerで書き込んだ。imager v1.6.2では書き込む前にヘッドレス用にSSHやWire LAN等の設定ができるようになったので便利。(書き込む前にCtrl+Shift+xで設定画面が出る ← v1.7.1では設定ボタンができた)

●OS設定と各種導入

OS設定と各種導入は以前(Buster 32bit版)と大差ないので変わったところを以下に記す。

  1. sudo apt install ibus-mozc で日本語入力できるようにしたがアイコン表示が他アイコンと重なる
  2. PHPのバージョンが7.4
  3. レンダラーOpenHomeのupmpdcliがbullseye arm64に未対応 ← 追記:2022/03/07にリリースされた
  4. レンダラーgmediarenderとshairport-syncが標準パッケージになりaptでインストール可能になった
  5. lua-base, lua-socketのパッケージ名が若干変わった
  6. mpvで--cache-defaultオプションが--cacheになった
  7. VoiceCAPの赤外線プログラムで使うwiringpiが標準パッケージから無くなり、VoiceCAP作者の英語版サイト情報'How to install VoiceCAP …'で対応
  8. radiko再生がdefaultのmplayerだと途中で切れてしまうのでmpvに変更

01.raspi-configのトップ画面

02.'System Options'の画面

03.'Display Options'の画面

04.'Interface Options'の画面

05.'Localisation Options'の画面

06.'Advanced Options'の画面

作成:2022/03/08