Ayutthaya (Thailand) ・・・アユタヤ(タイ)

滞在期間 : 2001/3/28〜3/29

・バンコクから北へ80kmほどの位置にあるアユタヤです。遺跡が点在する町でもあり、また江戸時代に山田長政が日本人町をつくったことでも有名で、タイでもかなりメジャーな観光都市です。スコータイ王朝に代わって興ったアユタヤ王朝(1350〜1767)の都として発展した町でもあります。

・ラオスとの国境の町、ノーン・カーイから寝台夜行でバンコクへ行き、そこから電車でアユタヤに行ったのですが、バンコク〜アユタヤ間80km、時間にして2時間ほどかかって、料金はたったの11バーツ(=約30円)。電車の中で日本人の旅行者と隣りになって、行き先も同じアユタヤということで宿をいっしょに探し、部屋もツインの部屋をシェアし、観光もいっしょにしました。インド旅行のときはこうやって他の旅行者と行動を共にすることが結構あったんですが、今回の旅行ではあんまりなかったので、ちょっと新鮮でした。

・宿はツインの部屋で一泊200バーツ(=約540円)。シェアしたので一人一泊100バーツでした。夕食は屋台の焼き鳥と、アサリだかなんだかの貝が入ったオムレツ。両方おいしかったです。貝は火を通してるとはいえちょっと不安でしたが、大丈夫でした。

・三つの川に挟まれた中州になっているので、船で渡って市街地まで行きました。その船代が2バーツ(=約6円)。ただみたいなもんですね。アユタヤの次はドン・ムアン空港から飛行機でシェムリアップまでいったのですが、その飛行機に乗るために朝4時半に宿を出ました。そしてその時間、市街地から駅へ渡る船は・・・もう動いてました。アユタヤの朝は早かった。


Wat Phra Sri Sanphet ・・・ワット・プラ・スィー・サンペット

バンコク朝のワット・プラケオに相当する、王宮附属の寺院だそうです。アユタヤのベスト撮影スポット、と「地球の歩き方・東南アジア」にあります。並んだ3基の白いチェディが特徴的です。

Wat Phraram ・・・ワット・プララーム

にょきっと生えた筍のような遺跡です。大昔、パソコンのゲームでその名も「レリクス(relics=遺跡の意)」というのがあって、そのゲームにこんな塔がいっぱい出てきてたんですね。その複雑な模様に、「よくこんなもん考えついたなー」と感心してましたが、なんのことはない、アユタヤの遺跡にインスピレーションを得たものだったんでしょう。一人合点かもしれませんが。塔の色は白と茶色が混ざってますが、白は後で修復したものなんでしょうか。だとすれば半分くらいはニセ遺跡ということなのか・・・これも一人合点でしょうか。

The Biggest Blonze Buddha in Thailand ・・・ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットの釈迦像

ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットというお寺の中にある仏像で、タイで最も大きいブロンズ像だといわれてるものです。あんまり感動もなく、ただ「タイで一番大きいのなら」と、記念で撮った写真です。

Reclining Buddha in Wat Lokaya Sutha ・・・ワット・ロカヤ・スタの寝釈迦

全長30mある寝仏は、個人的には「これを見ないとアユタヤに来た甲斐はない」と思うものであります。なんといってもゲーム「ストリート・ファイターU」で、サガットと戦う舞台。ゲーマーにとっては聖地でありましょう(大げさ)。「ワット」とは冠しているものの、寺院の建物自体はすでに残っておらず、ただオシャカサマが露天に寝ているのみでした。

Expression of Reclining Buddha ・・・寝釈迦のいっちゃってる顔

寝釈迦を見てその姿よりも、むしろその表情の方が印象的でした。その安らかなお顔、安らかというよりも、非常に「気持ち良さそう」でした。この表情を見て昼寝したいと思わないものはない、と昼寝フリークの私をして思わしめるお顔なのです。

A temple in Ayutthaya (I forgot the name!) ・・・アユタヤのあるお寺

寝釈迦の近くにあった遺跡ですが、名前はチェックしてません。緑との調和と、水面に映る遺跡の涼やかさに惹かれて撮りました。まるでベルのようなチェディ(仏塔)です。

Wat Phu Khao Thong ・・・ワット・プー・カオ・トーン

写真ではわかりにくいですけど、階段がかなり急で、登るのに結構体力使いました。また、ここに来るにも道に迷い迷い来たので、相当疲れてしまいました。部屋をシェアする日本人の旅行者と二人で自転車借りて観光してたんですが、快晴のもと1日外にいたので、夕方ここに着くときには、二人とも日射病にかかったのか頭痛がしてました。土台とその上の塔の部分が、遠くから見てもわかるほど傾いていたのは地震でもあったんでしょうか?それともそういうデザインなんでしょうか?

Wat Phraram in the evening ・・・夕暮れ時のワット・プララーム

ワット・プララームに帰りがけに寄ったときの写真です。お昼に見たときとはちょっと雰囲気違ってます。

Wat Phra Maha That ・・・ワット・プラ・マハ・タート

メジャーな観光スポットなんですけど、ここに着いたのは夕方6時半で、ちょうど入場終了時間でした。入ろうとしたら怒られたんですが、なんとか頼み込んで「5分だけ」と許しを得て入ったのでした。木の根に挟まった仏像の顔がハイライトなので、それだけ写真に収めて慌しく退場しました。これがその写真です。

Night View in Ayutthaya1 (Wat Phraram) ・・・ワット・プララームの夜景

「アユタヤは夜に遺跡がライトアップされる。それがキレイ」と旅の途中で聞かされていたので、夜もチャリこいで見に行ってきました。でも写真にするとイマイチですねー。実際はもっときれいなんですけど。でも人工の光りが当たった遺跡は、テーマパークかなんかのアトラクション、あるいは映画のセットみたいにちゃちくも見えました。

Night View in Ayutthaya2 (Wat Phra Sri Sanphet) ・・・ワット・プラ・スィー・サンペットの夜景

上の写真は実際よりも明るく写りすぎていたので、今度はわざと露出を低くして撮ってみました。暗さが出たのはいいけれど、なんか不気味な感じもします。仏塔の右には三日月も写ってます。