Chiang Mai (Thailand) ・・・チェンマイ(タイ)
滞在期間 : 2001/3/23〜3/25
・バンコクから北に約700km、タイの第二の観光地、チェンマイです。3/22、夕方6時発の夜行寝台列車でバンコクを出て、チェンマイには翌朝8時くらいに着きました。700kmもあるのに、寝台つけてたったの681バーツ(=約1850円)。バスで行くと200バーツ(=約540円)とさらに安く済むのですが、バスが嫌いな私は電車にしました。寝台で行くのは、@横になれるので楽、A眠ってる間の移動なので時間が有効に使える、B朝着くことが多いので、着いてから宿がゆっくりと探せる、などのメリットがあり、陸路での移動手段としては一番好きです。ただ、やっぱりクーラーは効き過ぎるので、厚手の上着が必要です。ま、それはバスも同じですけど。
・宿はドミトリーにしました。一泊60バーツ(=約160円)で、今旅行中最安の宿です。安いだけあってか、シャワー室にはゴキブリがでました。ゴキブリ嫌いな私は驚き、もんどりうって床タイルに腰を強かに打ってしまい、しばらく痛かったです。
・バンコクに引き続き、チェンマイでも寺院巡りがメインとなってしまいました。バックパッカーはチェンマイに来ると、だいたいトレッキングを楽しむのが王道なんですが、体力に自信がなかった私は遠慮しときました。トレッキングから帰ったバックパッカーたちは口を揃えて「よかったー」と言っていたので、行けばよかった、と少し後悔しています。
・この次の目的地は、タイのスコータイというところにしようかと考えてたんですが、「また仏像とかみてもなー」と思った私は、フライトの都合で一度はあきらめていたラオスのヴィエンチャンに行こうと思い立ちました。旅行代理店で聞くと、チェンマイからヴィエンチャン行きの便は週二日しかないけどちょうど明日ある、というのでその場でチケットを買いました。その後やることもなく、インターネットカフェ(1分1バーツのバンコクより安い)でネットサーフィンしていたら、「3月10日からラオスのアライバルビザは取れなくなりました」との情報が。青くなってキャンセルするために、旅行代理店のおっちゃんとチケット発行元に行きました。ところが「2,3日前から再びアライバルビザ取得可能になった」とのこと。結局事無きを得ましたが、最新の情報を得るのは難しいものだと思いました。
Wat Chedi Luang1 ・・・ワット・チェディ・ルアン1
チェンマイに着いて、最初に訪れた観光ポイント。写真左に見える大木が本当に大きくて、それも撮りたかったんですが、枚数の関係でカットしました。
Wat Chedi Luang2 ・・・ワット・チェディ・ルアン2
ワット・チェディ・ルアンとは、タイ語で「大きな仏塔の寺」を意味するそうですが、その仏塔がこれです。「地球の歩き方」には、現在は60mくらいだが1545年の地震以前は86mの高さがあった、とあります。確かにてっぺんは崩れてしまったように見えます。
チェンマイで、ワット・チェディ・ルアンと並ぶ、格式の高いお寺。段々屋根のいかにもタイ寺院なお寺です。
Big Buddha in Wat Phra Sing ・・・ワット・プラ・シン内の仏像
結構デカイです。ただ、そのご尊顔も大きいです。なんて言うとバチあたるかも。
チェンマイの元祖の寺なんでしょうか。でもなんで「ワット・チェンマイ」じゃなくて、「チェンマン」なんでしょう。地球の歩き方・東南アジアには名前すら載っていないお寺です。あんまりメジャーじゃないんでしょうか。
Buddha in Wat Chiang Man ・・・ワット・チェン・マン内の仏像
写ってる子どもたちは、「撮ってくれ、撮ってくれ」みたいなことを言ってまとわりついてきたやつらで、「あとでモデル代くれ、なんてインド人みたいなこと言ってくるのかなぁ」などと心配しながらも撮ってあげました。結局お金をせびってくることもなく、純粋に写りたかっただけのようです。自分の邪推にちょっと反省した事件でした。
地球の歩き方はおろか、地元でゲットした地図にすら紹介されていなかった、小さなお寺。柱の複雑で豪華な(というか豪華すぎて趣味悪い)細工と、こじんまりとしたシンプルな造りと、その前に立つ仏像が気に入って撮った写真です。
チェンマイ駅から市街地に入るときに渡る橋ですが、名前が間違ってるかもしれません。地球の歩き方・東南アジアには「ナラワット橋」となっていて、また、そのそばに「Nawarat
Road」という道があるので、どちらかが間違っているのだと思います。どっちかはっきりしないまま「ナワラット橋」としておきました。結構誤植多いです、地球の歩き方。あと、東南アジアは変化が速いので仕方ないかもしれませんが、情報が古かったりします。今までは全然そんなこと感じたことなかったので、東南アジア編だけかもしれませんけど。
今思うと、なんでこんなしょうもない写真をここに載せてるのでしょう?城壁に囲まれているチェンマイ旧市街の門の一つで、この周辺がチェンマイの繁華街になってます。
1383年に建てられた、ランナータイ王朝時代の王室の別荘で、写真はその王室のお墓。写真じゃイマイチですけど、実際に見るとかなり広く大きいもので、圧巻でした。
Buddha(s) in Wat Suandok ・・・ワット・スアンドーク内の仏像
ワット・スアンドークの本堂にある仏像。拝んでいる女性と比べてみてわかるように、かなり大きいです。その背後には後ろ向きに立っている仏像も。柱もかなり凝った模様になっています。
市内から16kmほど離れた、海抜1080mの山で、地球の歩き方によると、「ドイ・ステープに登らなければ、チェンマイに来たことにはならない」といわれているそうな。確かに行ってよかったと思います。約300段の階段を登りきると、下の写真にある、ワット・プラタート・ドイ・ステープに辿り着きます。
Wat Phrathat Doi Suthep (on Doi Suthep) ・・・ワット・プラタート・ドイ・ステープ
バンコクからお寺、お寺でうんざりしていた(くせに自分からすすんで寺院巡りをしていましたが)にも拘わらず、「こりゃすごい!」と思ったお寺です。よく観光案内パンフレットなんかの表紙にもなってたりする仏塔ですが、とにかくキンピカ。その手前の傘がまたきらびやかで、これまたアジアンチックなんですよね。チェンマイでの写真の中ではお気に入りの一枚です。
Taiga and Thai-suki and Singha beer! ・・・独りタイスキを食べてビールを飲む私
チェンマイの老舗「Chiang
Mai Coca」で、一人でタイスキを食べている私です。お店のお姉さんに撮ってもらいました。写真ではわかりませんが、屋外です。シンハービールを飲りながらパクパク食べてると、小さな女の子が花飾りを持ってきて、「一個10バーツ」と売りつけてきました。年を聞くと、まだ4歳。(26にもなってお金稼がんと失業手当もらって外国でほっつき歩いてるおれに比べて、この子はまだ4つなのにお金稼いでるのか)なんて考えると、ちょっと情けなくなってしまいました。酔っ払っていたせいもあって、一つ買ってあげて、帰りにお店のお姉さんにプレゼント。後で考えると、それも「日本人だからお金持ってるぞ」なんて偉そうにしたような態度に映ったかなー、とまた反省しました。