「映画でひとこと」−『プレッジ』
(初出 2003/11/24)

いつも長めの「映画でひとこと」、今回は本当に一言で終わりそうです。

友人・しみ氏のリクエストにより、『プレッジ』を観ました。
観たのはもうだいぶ前になるので、あんまり覚えてなかったりして。
結論から言うと、私にはダメでしたね。

残っている印象としては、「サスペンスとしてみても面白くないし、サイコスリラーとしても物足りないし、男の悲哀みたいなものを感じさせる人間ドラマとしても感動できない」ってところでしょうか。
それととにかく後味が悪いです。
最近特に「スッキリする映画」を観たがってる私にとってあのラストはダメです。
何も解決してませんから。

残るはジャック・ニコルソンの演技力等を楽しむくらいでしょうか。
それも私には何もアピールしませんでしたが。
意外な展開もなく、私にとっては駄作です。

ただ、ネットでいろんな人のレビューをみてみると、結構人気ありですね。
心の機微等を読み取れる「違いがわかる大人の男」みたいな人には楽しめるのかもしれません。
しみ氏は未見のまま私にリクエストしたんでしょうか。
それともオススメだったんでしょうか。
そこが気になるところです・・・

(映画データ)
『プレッジ』(米)
原題:『The Pledge』
公開:2001年
監督・製作:ショーン・ペン
出演:ジャック・ニコルソン、ミッキー・ローク、ヘレンミレン
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