「マンガでひとこと」−『地上最強の男 竜』
(初出 2002/11/13)

前にこのコーナーでちょっと予告してた「マンガでひとこと」、ついに始めます。
始めるに当たってはいろいろ悩んだんですけどね。
内容的には「マンガの紹介、寸評、感想、読むに至った個人的経緯、マンガにまつわるエピソード、薀蓄、etc」と、なんでもありにします。
元々なんでもありのコーナーではありますが。
方針は「なるべく短くまとめる」ってところですか。
あんまり長くダラダラ書いてもよくない。
けど多分だんだん長くなっていくような予感がしてます、今までの経験上。

さて、記念すべき第一回は、風忍(かぜしのぶ)とダイナミックプロの『地上最強の男 竜』です。
このマンガは97年発行の別冊・宝島(略してベッタカ)316号『日本一のマンガを探せ!』で紹介されていたのを読んでどうしても手に入れたかったマンガなんですが、ついにこの夏、インターネット書店で購入しました。
連載開始は77年と、結構古いマンガだけに絶版になっていたんですけど、何度か復刻版が出ていて、96年と去年の夏に出ているようです。
ちょっとエピソードを披露すると、大学時代にどうしても『竜』が読みたくなった私は、東京・早稲田にある漫画図書館(今はマンガ喫茶が流行ってますが、当時そんなものは皆無に等しかった)へ行って、そこの会員になってまで読んだということがありました。
そしてその一回以来、漫画図書館を利用することはなかったという。
また、東京・中野にある「まんだらけ」という古マンガ屋さんに買いに行ったところ、初版本上下2冊で一万円くらいして、結局買えずにしょんぼり家路についたこともありました。

その内容なんですけど、上述の『日本一のマンガを探せ!』から引用。
「カラテの道を極めた結果チョイと触るだけで他人の身体をバラバラに寸断しちまう人外の域に達した主人公が、神と悪魔と仏像とUFO乱れ飛び宮本武蔵とブルース・リーが復活するサイケな聖戦に巻き込まれる」・・・
読みたくなるでしょう?
「最初、作者は狂人かと疑いました」というコメントもついてましたが、上のあらすじ見ただけでもそう疑ってしまう凄まじさ。
しかも主人公・雷音竜(らいおんりゅう。内容もアレですがネーミングセンスもアレです)は、最期には地球を真っ二つに割ってしまいます。
素手のパンチで。
もちろん作者は大真面目に描いているわけです。

と、ここまでこのコラム読んで『竜』を読みたくなったあなた。
立派なB級マンガフリークになれます。
勇気を出してこちら側の世界に足を踏み出してみませんか?
まずは『竜』がその第一歩に最適です。

(マンガデータ)
『地上最強の男 竜』 全1巻
作:風忍&ダイナミックプロ
出版社:双葉社
価格:1,905円(税抜き)
2001年8月初版発行(復刻版)
管理人お気に入りポイント(★=1、☆=0.5。最高5):
★★★

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