Kuala Lumpur (Malaysia) ・・・クアラ・ルンプール(マレーシア)

滞在期間 : 2001/4/5〜4/7

・クアラ・ルンプールは、言わずと知れたマレーシアの首都です。ロス・アンジェルスがLAと略されるように、クアラ・ルンプールはKLと略されます。

・KLに限らず、ペナンでもそうだったんですが、天気が非常に変わりやすいです。朝晴れていたと思ったら、昼にはどしゃぶり、夕方またやんで夜はまた雨、といった具合です。雲の動きがはやいんでしょうか。全然雨が降らなかった日はマレーシアでは一日もありませんでした。ただ降っても1時間もすればだいたいやむので、降りはじめるとちょっと雨宿りしてやり過ごしてました。

・マレーシアでは、あのネスカフェのミロが流行ってるみたいです。マクドナルドやケンタッキーへ行っても、セットメニューのドリンクの選択肢の一つに「ミロ」が必ずあります。コンビニでも缶ミロが絶対においてあります。日本ではあまり流行ってませんよね。国民の嗜好性の差異なのか、それとも各国における宣伝戦の展開の違いなのか、もっと根深いところで文化的なものが潜んでいるのか・・・・謎です。結構興味あります。時間があったら調べたいと思います。

・泊まった部屋は、ベッド一つの他にタタミ一畳分くらいの広さのせまーいところでした。一泊20リンギット(=約600円)。明かりは暗いわ、風通しは悪いわ、ペンキの匂いがするわ、内側から鍵かけられないわ、あまりいいところではなかったです。だから寝る以外はなるべく外にいましたね。休憩するのも喫茶店行ったりしてました。

・総合的な印象は、やっぱり「都会」でしょう。規模はバンコクの方が大きいんでしょうが、KLの方が近代的でした。その都会ぶりを久しぶりに楽しみましたが、特にペトロナス・ツインタワーの下のKLCCは気に入りました。3日間で4回も行って、本屋やらCD屋さんやらでぶらぶらしてました。


Masjid Jamek (afternoon) ・・・旧モスク(お昼)

クアラ・ルンプールは、「泥川の交わるところ」という意味で、クラン川とゴンバック川の合流する地点にできた集落がその発祥です。この旧モスクはまさにその2河川が交わっている地点で、そういう意味ではKLの中心と言えるでしょう。写真左がゴンバック川、右がクラン川なんですが、色が違うのが見てわかります。ゴンバックの上流では雨が降って泥が混じり、クラン川流域では降らなかったんでしょう。見事に交わったところの真ん中で色が分かれてます。

Masjid Jamek (evening) ・・・旧モスク(夜)

旧モスクの夜景です。お昼には中に入れるんですが、お祈りするところは床と柱が大理石でできていて、裸足でないと上がれません。そこではみんな祈りを捧げてるのかと思いきや、多くの人が昼寝をしていました。あと面白かったのが、足洗い場がたくさん並んでたこと。要は水道の蛇口があって、洗い場が地面と同じ高さにあると思ってくれればいいですが、これがずらーっと並んでます。裸足でお祈りをしたあと、汚れた足を洗うところなんですね。

The District Where the Government Offices Are Located ・・・KL官庁街

国立モスクを見に行こうとして、迷って官庁街まで来てしまいました。最初これが国立モスクかと思ってたんですが、全然違いました。夜にはライトアップされ、名物にもなっているのですが、見に行ったときの印象はイマイチでした。

Masjid Negara (National Mosque) ・・・国立モスク

最初見たときには、まさかこれがモスクだとは思いませんでした。美術館か何かだとばかり思ってました。私のモスクのイメージは、上の写真にある旧モスクのような、たまねぎが乗っかってるみたいな建物だったので、かなり意外でした。中にも入りましたが、とにかくデカイです。柱から床からオブジェから、やたらにデカイです。広いです。

KL Central Station ・・・クアラ・ルンプール中央駅

マレー鉄道のKL駅なんですが、なかなか建物として見ても面白いものです。なんでも「純白に輝くドームや塔からなるムーア式建築物で、モスクよりモスクらしい」ものだそうで。あの写真左上の、ヘルメットみたいな釣鐘みたいなところが気に入ってます。

KL Tower ・・・KLタワー

世界第4位の高さ、421mを誇るKLタワー。関西人ならまず間違いなく「京都タワーみたい」と思うはずです。外見はあまり好きではないんですが、展望台からの景色はまずまずです。私はお昼の景色と夜景とを見るために、同じ日に2度訪れました。ちなみに展望料は1回8リンギット(=約240円)です。

View from KL Tower ・・・KLタワーから望む

KLは、政府が積極的に自然を保護しているので、世界レベルののっぽビルがニョキニョキ建っている近代的な部分だけでなく、緑もいっぱい残ってます。この写真でもそれがわかると思います。

Petronas Twin Towers1 ・・・ペトロナス・ツインタワー1

世界で最も高いビルです。高さは452m、89階建てで、KLタワーと違ってかっこいい!何枚も写真撮りました。この写真はKLタワーの展望台から撮ったものです。このペトロナス・ツインタワーの下にはSuria KLCCというショッピングモールがあり、日本並にきれいでオシャレでした。私はここが気に入って、LRTと呼ばれる地下鉄で4回も訪れました。そこに紀伊国屋書店も最近オープンしていて、その上にあるカフェのエスプレッソ・モカ(多分。ちゃんとした名前は忘れました)がめちゃくちゃおいしかったです。ちょっと高かったですけど。

Petronas Twin Towers2 ・・・ペトロナス・ツインタワー2

曇りがちのKLで、晴れ間がのぞいた瞬間に撮った写真。KLタワーの近くで撮りました。

Petronas Twin Towers3 ・・・ペトロナス・ツインタワー3

インド人街である、ジャラン・トゥンク・アブドゥル・ラーマン周辺から撮ったペトロナス・ツインタワー。タワーの左上に鳥も写ってますね。一番上の旧モスクの写真にも鳥が写ってました。緑の多いKLには鳥も多いんですね。

Petronas Twin Towers4 ・・・ペトロナス・ツインタワー4

下から仰ぎ見たペトロナス・ツインタワー。結構迫力です。二つの塔をつないでいる橋が見えますが、一般人はこの橋に登って景色を見ることができます。ただしセキュリティー上の理由から、1日に登れる人数は制限されています。

Petronas Twin Towers5 ・・・ペトロナス・ツインタワー5

KLタワーから見る、夜のペトロナス・ツインタワーです。夜景を撮るのにカメラを支える台がなかったので、撮るのに苦労しました。縦の写真も撮ったんですが、やっぱりぶれていました。この写真もちょっとブレ気味です。

Petronas Twin Towers6 ・・・ペトロナス・ツインタワー6

夕方に撮ったペトロナス・ツインタワー。もうしつこい、ってくらいいっぱい写真撮りました。

Taiga in Petronas Twin Towers ・・・ペトロナス・ツインタワーに登った私の記念写真

ペトロナス・ツインタワーに登った私です。腰に手を当てて偉そうにしてるわりには逆光で、あんまり表情わかりません。マヌケな写真です。首からさげているのは、登るのを許された人にだけ渡されるカードです。タワーに登る人数は制限されていて、所定の時間前に並ばないといけません。また、登る前には空港みたいなX線の荷物チェックやボディチェックを受けなければいけません。最上階まで登って景色見れるのかな?と思いきや、一般人は二つの塔の掛け橋に登れるのみでした。上階にはIDカードを持った関係者しか登れないそうです。