Koh Samui (Thailand) ・・・サムイ島(タイ)

滞在期間 : 2001/3/31〜4/2

・サムイ島はタイ屈指のリゾート地です。現地の言葉では島という意味の「コ(koh)」を付けて、「コ・サムイ」と言います。タイ随一のリゾート地であるプーケット島も「コ・プーケット」と言いますが、これは語呂が悪いのか日本人の間では聞いたことがありません。「コ・サムイ」や「コ・サメット」ってのはよく聞きますけど。で、そのコ・サムイには3/31の朝、シェム・リアップを飛行機で出て、バンコクで国内線に乗り換え、やはり飛行機で行きました。これはもうバックパッカーにとっては反則らしいです。シェム・リアップからタイにも、バンコクからコ・サムイにもバスで時間をかけて行く人がたくさんいます。何十時間もかけて。向こうで会った日本人にも「反則だー」と言われたりしましたが、飛行機使ったって旅は旅!なんで文句を言われにゃならんのだ!と内心思っていたのでした。

・サムイに着いてまず思ったことは、「日本人が全然いない」ということでした。それまではどこでも日本人がいっぱいいたのですが、ここに来て急に見なくなりました。西洋人ぽい人ばっかりです。おそらく@春休みが終わるタイミングであったこと、A学生の貧乏旅行者にとって、こういうリゾート地は物価が高すぎるので敬遠する(日本人の東南アジア旅行者はほとんどが学生)、の二つの理由からでしょう。そう、物価は高かったです。何につけても高かった。宿も最低レベル(質が最低なのではない、料金が最低)で350バーツ(=約950円)くらいでした。探せばもっと安いところもあったかもしれませんけど。私は450バーツ(=約1220円)のところに泊まりました。バンコクでは最低レベルを探せば2,30バーツであります。ご飯から交通費から何から何までタイの平均からすると高かったです。

・次の目的地・ペナン島へ行く途中でちょっとしたトラブルがありました。ペナンまでは船とバスで行ったんですが、マレーシアとの国境でメガネを落としてしまったのです。事の次第はこうです。タイのイミグレーションで、後ろに座っていた老人が降りると言い出しました。バスと行っても小さなバンで、私も降りないと、彼も降りられません。そこで私も降車したんですが、そのときメガネは胸ポケットに入れていました。ちょうどこの日、サムイからマレー半島に行く船の中で胸ポケットを釘かなんかに引っ掛けて、少し破れていたのです。で、バスを降りたときに落としてしまいました。気付いたのは国境を越えてからでした。メガネがないと観光も楽しさ半分です。すぐにタイのイミグレで落としたんだなと思い至り、バスの運転手に「ちょっと待ってて、取ってくるから」と言いました。が、「そんなの待ってられん。ここで降りて勝手にタクシーでもつかまえてペナンまで行け」と言われ、ムッとしましたが、国境をまた越えてメガネを取りに行くのはさすがに時間がかかると思ったので、止むをえず一人バスから降りました。ところが国境は「ちょっとメガネ落としたんですけど」というと、簡単に通してくれました。こんなことならバスに待ってもらえばよかったと思いましたが、すでにバスは遥か彼方。結局メガネは見つかって、めでたしめでたしだったんですが、そこからペナンまでどう行けばよいのか?そこはサダオというところで何もなかったんですが、とりあえずタクシーは見つけ、ペナンまで行きたい旨を伝えました。が、ペナンまでタクシーで行くと高くつく(とはいえ150kmほどを150リンギット(=約4500円)でしたが)ので、アロースターという町までタクシーで行って、そっから長距離バスで行きました。タクシーの運ちゃんがめちゃくちゃ面白い人で、写真も撮りました。一番下に載せてます。ちなみにアロースターからの長距離バスが異常に安く、100kmほど行くのに6.8リンギット(=約190円)でした。嗚呼、もっと書きたいんですが、長くなりすぎたのでこのへんで。


Taiga in front of the Bungalow That I Stayed at ・・・ステイしたバンガロー前にて

サムイ島で泊まった宿、所謂バンガローです。ここでも個室で、ベッドはゆうに3人は寝られる大きさでした。なかなか外から見ても素敵でしょう?この写真は、バンガローで働いてる女の子に撮ってもらいました。写真をお願いすると、「Are you alone? Why alone? Very Lonely!」などと言われました。確かにこんなリゾート地に一人で来る人はあまりいないでしょう。まわりを見てもカップルとか友達連ればっかりでした。ほっといてくれ!と思いながらも、カメラの前では笑顔です。しかもまたまた腰に手を当ててます。

Chaweng Beach1 ・・・チャウエン・ビーチ1

バンガローは直接チャウエン・ビーチにつながっています。その海のきれいなこと!まさにリゾート。テレビなんかでもよく見る”グラディエーションする青ないしエメラルドグリーン”が見られます。日本人は皆無で、アングロサクソン系の外人さんばっかりです(ここでは自分も外人ですけど)。”トップレス・ギャルズ”もたくさんいて、目のやり場に困ります。

Chaweng Beach2 ・・・チャウエン・ビーチ2

バンガローからビーチへ出る、まさにその出口。いかにもリゾートな一枚で、サムイで撮ったなかで一番気に入ってます。なんか旅行代理店によくある「全日空でいくOKINAWA」とか、「リゾッチャ de ハワイ」みたいなパンフの表紙みたいです。海のきれいさが一番よく出てる一枚だと思います。

Chaweng Beach3 ・・・チャウエン・ビーチ3

チャウエン・ビーチはサムイにあるビーチでも一番人気があって、にぎやかなビーチです。またビーチ全体が非常に長いのも特徴です。海パンいっちょでその長いビーチを1時間半ほど歩いて”トップレス・ギャルズ”を鑑賞(目のやり場に困るなんてのはウソです)しましたが、その夕方から肩・背中がひどい日焼けでヒリヒリし始めました。その日から2週間ほどは「ニベア・スージング・アフター・サン・ローション」が手放せなくなってしまいました。1時間半くらい、と高をくくらず、サン・スクリーン・ローションを買えばよかった、と後悔しましたがあとの祭り。で、この写真なんですが、3時くらいに撮った写真なので、上の写真より日もちょっと色がついてますね。海だけを撮ろうと思って撮ったものです。

Sunset and the Lake ・・・湖に沈む夕陽

宿のすぐ近くに湖があって、ちょうど夕陽が沈む頃だったので日の入りを撮ってみました。この日は朝から晩まで快晴でした。このときもほとんど雲がないでしょう?

Na Muang Waterfall ・・・ナ・ムアンの滝

地球の歩き方によると、”「ナ・ムアンの滝を見なくては、サムイに来たとはいえない」と地元の人は言う”そうです。なので行ってみました。乗合タクシー・ソンテウに乗り、さらに2km歩いて苦労してたどり着いたわりには・・・大したことなかったです。また、滝壷では泳ぐ人もいます。水、冷たくないんでしょうか?

Big Buddha ・・・ビッグ・ブッダ

ここもナ・ムアンの滝と同じくサムイの観光ポイントで、その名もビッグ・ブッダ・ビーチというビーチのそばにあります。ここにはタクシーで行ったんですが、これがかなり高かった。距離にして6,7kmでしょうか、200バーツ(=約540円)もとられました。「TAXI METER」の表示があるにも拘わらず、料金表があって、「どこどこからどこどこまでは何バーツ」なんて書いてあります。バンコク相場のMETERを期待してたんですが、バンコクより全然高かった・・・帰りはソンテウで50バーツ(=約140円)でした。しかもビッグ・ブッダ自体も大したことなくて、使った交通費がもったいなかったです。

Sunset and Palm Trees ・・・椰子の木の陰に陽は暮れる

これも宿の近くで撮った写真で、空き地なんですが、椰子の木がまたきれいだったので思わずシャッターを押してました。二日目の夕日です。上の湖の夕日は一日目。

Sunrise at Chaweng Beach ・・・チャウエン・ビーチでの朝日

今度は朝日です。宿をチェックアウトしてすぐビーチに出て撮りました。朝6時くらいです。暗雲たれこめてますが、今にして思えば実にこの日のトラブルの予兆というべきものです。このあとすぐに島の反対側のタウンまで行って、ペナンに行くバスに乗らないといけなかったんですが、タクシーはあまりに高い、かといってソンテウは見つからないし、結局バイクにしました。が、途中から大雨。雨宿りもしましたが、結局やまず、バスの発車時間に間に合わないのでソンテウを拾ってなんとか時間内に着きました。しかしこれは小トラブル。このあとが本当のトラブルですが、それはまた別のお話。上参照。

Taiga and a Taxi Driver ・・・私とタクシードライバー・マリージャ

なぜタクシーの運ちゃんと写ってるか?と思われるでしょう。実は私はタイ-マレーシア国境でメガネを落としたために乗合バスに見捨てられたんですが、その私を乗っけてくれたタクシーなのです。このおっちゃんが実に面白いおっちゃんで、あまりに面白かったので写真に撮りました。私もかなり色が黒くなったのが見てわかります。やはり赤道に近づくと日差しが強くなるみたいで、ここに来て急に黒くなりました。が、勿論地元の人よりは黒くないことも見てわかりますね。当たり前ですけど。