Singapore ・・・シンガポール

滞在期間 : 2001/4/8〜4/11

・シンガポールは今旅行の最終目的地です。噂に違わずゴミのない、きれいな街でした。

・KLからシンガポールには、夜行寝台列車で行きました。途中入国審査専用の駅で降りて入国の手続きをします。ヨーロッパを旅行したときに何度も列車で国境を越えましたが、手続きはほとんどなく、VISAのスタンプも全然押されませんでした。それに比べるとかなりしっかりした入国審査でした。

・食事は主にホーカーズセンターでとりました。ホーカーズというのは、いろんな屋台が集まっているところと思えば大きくは間違いがないです。これが安くてうまい!1食ジュース付けて3.5シンガポールドル(=約220円)くらいでした。タイなんかに比べると高いんですが、シンガポールの割には、という意味で安く感じました。さとうきびの生ジュースも飲んだんですが、「甘くて青臭い」というのが感想です。おいしいことはおいしいんですけど。「さとうきびジュース一つ」と頼むと、「あいよ」ってな具合にさとうきびを取り出して、ローラーに挟んで汁を絞り取ってくれます。それを見てるだけでも結構楽しめました。

・宿は、安宿街で有名な、ベン・クーレン・ストリートにある宿に泊まりました。シングルルームで1泊23シンガポールドル(=約1430円)でした。さすがはシンガポール、アジアの他の国にくらべると、かなり高いです。最初はドミトリーにしようと思ってたんですが、西洋人ばかりが泊まっていて、体感温度が我々と違う彼らがクーラーガンガンかけるのは目に見えていたので個室にかえました。ちょっと面白かったのは、お昼にレセプションで「1時間いくら?」と聞いているワケアリ風中年カップルがいたこと。いわゆる連れこみホテルとしても利用されているのでしょう。そういえば東南アジアでラブホテル(言い方が古いか。今はブティックホテルって言うらしいです)は見たことなかったです。シンガポールほど豊かになると、そういう経済的な余裕も生まれ、またモラルも低下するということなんでしょうか。


Rainbow on Raffles City ・・・ラッフルズシティの虹

シンガポールで撮った、一枚目の写真です。MRT(地下鉄)のシティホールという駅を降りて、「いい天気」と空を仰ぎ見ると、虹がかかっているではありませんか。「幸先いいなー」と思いながら撮りました。これもJPEGイメージではあまりキレイには見えないのが残念です。

St. Andrew's Church ・・・セント・アンドリュース教会

シティホール近くにある教会です。白亜の建物で、なかなかきれいでした。日曜日ということもあって、クリスチャンと思しき人達が何人も入っていくのが見られました。

High-rise buildings ・・・高層ビル群

セント・アンドリュース教会前の通り、その名もセント・アンドリュース・ロードからラッフルズ・プレースのビル群を撮ったものです。手前に見える広場の奥では、ゲートボールみたいなスポーツをしてる老人がたくさんいました。

The City Hall and the Supreme Court ・・・市庁舎と最高裁判所

写真奥のドームのある建物が最高裁判所、手前のパルテノン神殿みたいなのが市庁舎です。建物は洋風なんですが、前に植わっている木が椰子の木、というところがいかにも南国ですね。

Marlion1 ・・・マーライオン1

「世界三大ガックリ観光スポット」の一つ、マーライオン。あとの二つは知りませんが、よく「めちゃちっちゃい」「期待ハズレ」の声を聞くのは事実です。逆に私は以前から大したことない、と聞いていたので免疫がついていて、「思ってより大きい」なんて思いました。

Marlion and Taiga1 ・・・マーライオンと私1

このときには中国人がまわりにたくさんいたんですが、どの人に写真頼んでもなぜかマーライオンと私が重なるようにしか撮ってくれませんでした。この写真もそうです。なんででしょう?

Marlion2 ・・・マーライオン2

上の写真でもわかるように、マーライオンの奥に橋がかかってます。その橋の上から撮ったマーライオンです。こっちの方が大きく撮れます。しかしマーライオンって口から水出してませんでしたっけ?

Marlion and Taiga2 ・・・マーライオンと私2

というわけで、マーライオンが大きく写るところで改めて記念写真。このときは順光だったので、まぶしそうにしてます。

High-rise Buildings and Marlion ・・・高層ビル群とマーライオン

マーライオンが大きく写る橋の上からラッフルズ・プレースのビル群を撮った写真。シンガポールの中でも気に入った風景です。写真左下にマーライオンがちっちゃく写ってます。このページの下の方に、同じところから撮った夜景も載せてます。

Kali Amman Temple ・・・カーリー・アマン寺院

リトル・インディア(インド人街)にあった、ヒンズー教の寺院。ペナンのスリ・マリアマン寺院もそうでしたが、とにかく色彩感覚がすごいです。リトル・インディアはたくさんの人でごったがえしてましたが、99%インド系の人達でした。写真見てもインド系の人しか写ってません。中華系、マレー系はおろか、観光客も皆無に等しく、多民族国家のシンガポールの中ではちょっと異様な感じでした。

Hindi School ・・・ヒンディスクール

リトル・インディアにあったもので、観光名所でもなんでもないんですが、色があまりに鮮やかだったので写真を撮りました。シンガポールは英語と母語の二言語政策を採っていて、何語で授業を行うかは学校によって違い、どの言語の学校へ通うかは国民それぞれが自由に選べるそうです。現在はほとんどの子どもたちが英語の学校に通っているそうですが、この学校は「ヒンディ・スクール」と書いてあったので、ヒンズー語で授業を行っているのでしょう。

Night View at Boat Quai1 ・・・ボートキーの夜景1

ボート・キーというところからマリーナ・ベイ(東方向)に向かって撮った写真です。ただし写っているのはまだ海ではなく、シンガポール川です。ひときわ輝いて写っている建物は、ホテル”The Fullerton”です。

Night View at Boat Quai2 ・・・ボートキーの夜景2

同じくボート・キーから、今度は北に向かって撮った写真。露店が並んでるんでしょうか、にぎやかな様子です。こんなきれいな写真を撮りながら、この時私はトイレを我慢してました。つまり自らと戦いながら撮った写真なのです。その意味では美しい写真です。ピューリツァー賞もんです(なんのこっちゃ)。

Night View of High-rise Buildings ・・・高層ビル群の夜景

昼間にここで写真を撮った時、夜景がさぞきれいだろうと思って夜にも行ってみたんですが、日曜日だったからか、思ったより光が少なかったです。もっと「キラキラ」を期待してたんですが。これが日本なら、日曜だろうが深夜だろうが、もっと明かりのついた窓が多いんでしょう。

Haw Par Villa (ex Tiger Balm Garden) ・・・ハウ・パー・ヴィラ(元タイガーバウムガーデン)

シンガポールの観光地として名高い、タイガーバウムガーデンです。最近ハウ・パー・ヴィラとして、広さも5倍にして新装オープンしました。「西遊記」だとか「水滸伝」だとかが人形で再現されています。写真の龍は、人が中に入れるくらい大きくて、中では地獄の様子を人形で説明してます。ちなみに私が行った日の10日前から入場料がタダになりました。

Chinatown1 ・・・チャイナタウン1

シンガポールのチャイナタウンは小さいし、活気がない、などと聞いてはいましたが、確かに他の国に比べて面白くなかったです。「〜コンプレックス」と称したでかいショッピングセンターが建ち並び、中華色の薄いチャイナタウンでした。再開発もまだまだ盛んで、あちこちで工事してました。ちょっと横道それると、写真のような低い建物の、昔の町並みも残っていたんですが、今まで見た国よりも色鮮やかで、こぎれいな感じです。

Chinatown2 ・・・チャイナタウン2

「これがチャイナタウン?」と眼を疑いたくなるような、おしゃれな町並みです。ヒロ・ヤマガタの絵のような、モダンなペインティング。個人的には好きですけど。

Sultan Mosque ・・・サルタン・モスク

アラブ・ストリート近くにあるサルタン・モスク。シンガポール最大の回教寺院です。中にも入りましたが、各国語で書かれたイスラム教のパンフレットがあり、日本語のものもあったのですが、それが結構面白いものでした。イスラム教もキリスト教もユダヤ教も起源は同じだとか、ムスリムの生活の基礎となっている、イスラームの五大柱の話だとかが載っていました。今までイスラム教の知識を得る機会がなかったので、パンフレット全体が新鮮で、ちょっと知的好奇心が刺激されました。

Sultan Mosque and Bussorah Street ・・・サルタン・モスクとブッソラー通り

モスク裏にある、整然とした通りですが、そのほとんどは空き屋のようでした。2,3軒のお店のみ開いていました。この通りもそうですが、アラブ・ストリート周辺は全体的に閑散として、淋しかったです。

National Museum ・・・国立博物館

行く予定ではなかったんですが、通りがかったついでに立ち寄りました。中では小学生の見学とぶつかってしまい、かなり混んでいました。シンガポールの歴史をジオラマで解説してるコーナーがあるんですが、先生が「日本が侵略してひどいことをした」なんて解説を生徒にしてる横を通るのは勇気が要りました。自分が日本人ってばれたら集団リンチされるかも、なんて夢想もしました。中も楽しめたんですが、外観もなかなか面白くて、戦闘機が建物につっこんだみたいになってます。

Orchard Road ・・・オーチャード通り

女性が買い物ツアーでシンガポールに行くと、まず真っ先に向かうであろうオーチャード・ロード。世界の一流品を売る店が軒を並べています。買い物天国です。が、私には全く興味のないところでもあります。

Raffles Hotel ・・・ラッフルズホテル

多くの世界的な有名人・著名人が宿泊したことで有名なホテルです。勿論私は泊まっていません。記念に写真だけ撮っただけです。この写真が今旅行で最後に撮った写真です。