タイトル■はなびの“は”
書き手 ■こばみ

普段何気に足を運ぶ花火大会ですが、
花火大会って無料ですよね。無料なら、
いっそお得に見物したくないですか?
そこで“花火フェチ”の私が
自然と身に付けた花火大会の観覧方法。
素敵でお得で役に立つ花火大会の必勝法を
お伝えできたらと思っています!

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<その8> 
あまりオススメじゃない花火大会、でも楽しむ方法考えてみます(前編)


とりあえず、有名と言われている花火は一通り見たつもりです。
・隅田川花火大会
・東京湾花火大会

これに横浜花火大会を加えて、都心の3大花火と言われて
いるみたいですね。

正直、隅田川と東京湾の花火は大規模な割にはあまり好きではありません。
個人的な趣味なので、参考程度にしていただきたいのですが・・・。

まず
『隅田川花火大会』
毎年7月下旬から8月上旬に開催される、
古き伝統のある花火大会です。

今年も7/27に開催され、約94万人の人がつめかけた
そうです。(花火大会にしても、お正月の初詣にしても、誰がどうやって
人手を計算しているのでしょうか??? 小さな疑問です)

さて、この伝統的な花火大会がどうしてよくないのか。

伝統的であるからこそのデメリット。
それは昨今、隅田川界隈が発達してしまったのが原因なんです。
もともとは川開きのイベントして江戸時代に行われていた
隅田川の花火大会です。

江戸時代、まだあのあたりはのんびりしていて花火を見るのに
苦労はしなかったでしょうが、なにせ、
浅草近辺は下町でわりとごみごみしています。
隅田川もきちんと整備されていて、いかにも都会に流れる川という
風貌で、川沿いには遊歩道や木々が植え込まれています。

お分かりでしょうか?

花火が非常に観にくいんです。

もともと、最近になって見晴らし優先で選ばれた花火大会では
ないからです。

ましてや第1会場と第2会場の2箇所で上がるので、それを
両方観るとなったら、それこそ朝早くから会場で場所取りを
しないといけません。(時間がある大学生なんかは前の日から
徹夜してますからね・・・)

私は気合を入れてお昼過ぎには行ったのですが、
そもそも基本的&絶対的に場所がない。
川沿いの最前列でさえ、木が邪魔して見晴らしは決してよくない。
2列目以降になると、もう木の葉の間から観る感じです。

花火のクオリティはとってもいいのですが、
やはり腰を据えて観るというには、大きな問題がありです。

どうやら、1席5,000円で鑑賞席が販売されているそうですが
それも即完売らしいです。
屋形船という選択肢もあります。

船酔いしない人はいいと思いますが、聞いた話によると
屋形船では天ぷらが大量に出て、油っぽくて気持ち悪いし
微妙に揺れてさらに酔ってしまって花火どころではない、
という噂も。

花火を完璧に観るのって意外と難しいのかもしれないですね。

隅田川は、この際きちんと腰を据えて観るという気持ちは捨てて
気分を味わいに行く程度にしたらいいのではないでしょうか?

ただ私なら、同じ日にやる他の花火大会に行くと思いますが・・・。


※つづきます




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