タイトル■はなびの“は”
書き手 ■こばみ

普段何気に足を運ぶ花火大会ですが、
花火大会って無料ですよね。無料なら、
いっそお得に見物したくないですか?
そこで“花火フェチ”の私が
自然と身に付けた花火大会の観覧方法。
素敵でお得で役に立つ花火大会の必勝法を
お伝えできたらと思っています!

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<その12> 
花火の値段


花火っていくらくらいするんだろう?と考えたことありませんか?
この間、花火を観ながら友だちとそんな話しになりました。

花火職人さんに知り合いでもいれば、すぐに分かるのでしょうが
そういう友人はいないので、独自で少し調べてみました。

玉の大きさによって値段が変わりますが、
花火の製作会社が各地の花火大会に出品するときの参考価格は・・・

5号玉(直径14.2?) 約10,000円
6号玉(16.7?)   約16,000円
7号玉(20.5?)   約24,000円
8号玉(23.5?)   約38,000円
10号玉(27.0?)  約60,000円
15号玉(58.5?)  約260,000円
20号玉(86.0?)  約550,000円

※10号は1尺です。15号は1尺5寸。20号は2尺です。
 2尺玉が上がる花火大会はそんなに多くはありません。

((株)太田煙火製造所のホームページより)

これはあくまでも単価の平均価格で、玉の内容や、作者さんによっても
価格が変わってくるそうです。さすが芸術の世界ですね。

また、スターマイン(連続打ち上げの呼称)や仕掛け花火は
1発いくらではなく、1セットでいくらのように決まるそうです。

そう考えると、おそらくその花火の規模や場所(運搬費とかありますからね)、
歴史なども含めて、花火大会1回でいくら!みたく決まるんでしょうね。

大会の主催側が
「今年は不景気なので、5000万以内でお願いします」

みたいな感じなのでしょうか。
勝手な想像ですが。

例えば、ざっくりと単価計算で単純に考えてみました。

1万発上がる花火大会だとして、5分の1(2000発)が5号玉、
5分の2(4000発)が7号玉、5分の2(4000発)が10号玉、
だとすると

○5号玉
2,000発×10,000円=20,000,000円

○7号玉
4,000発×24,000円=96,000,000円

○10号玉
4,000発×60,000円=240,000,000円

合計 356,000,000円(3億5,600万)

3億5千万か・・・。

花火大会はスポンサーがお金を出すと思うのですが、
スポンサーはメリットがあるのでしょうか?
たまに、アナウンスが入ったりする花火大会もありますが
なんのインパクトもありませんよね。
市や地元の商店街とかがスポンサーなのかな?
その辺の、利益の仕組みみたいなものを知りたいですね。




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